JP2939620B2 - 電気接触ユニット - Google Patents
電気接触ユニットInfo
- Publication number
- JP2939620B2 JP2939620B2 JP63228862A JP22886288A JP2939620B2 JP 2939620 B2 JP2939620 B2 JP 2939620B2 JP 63228862 A JP63228862 A JP 63228862A JP 22886288 A JP22886288 A JP 22886288A JP 2939620 B2 JP2939620 B2 JP 2939620B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- contact
- main member
- cradle
- pin
- contact unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B17/00—Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
- G03B17/02—Bodies
- G03B17/12—Bodies with means for supporting objectives, supplementary lenses, filters, masks, or turrets
- G03B17/14—Bodies with means for supporting objectives, supplementary lenses, filters, masks, or turrets interchangeably
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/66—Structural association with built-in electrical component
- H01R13/70—Structural association with built-in electrical component with built-in switch
- H01R13/71—Contact members of coupling parts operating as switch, e.g. linear or rotational movement required after mechanical engagement of coupling part to establish electrical connection
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は、第1主要部材を取付けることができるよう
構成した第2主要部材に前記第1主要部材を電気的に連
結するための電気接触ユニットに関するものである。
構成した第2主要部材に前記第1主要部材を電気的に連
結するための電気接触ユニットに関するものである。
(背景技術) 分離した装置のある部分から別の部分へ電流を流がす
度毎に、ある形式の接触ユニットを必要とする。最も既
知なタイプの電気接触体は、細長く平行な2,3本の導電
が延在するベース部を含んでいる。このピンは雌接触体
と対をなす雄接触体を構成する。このような接触体は最
も一般的なハウスホールドマン(household machines)
内に使用され、雌接触体は壁ソケット内に配置されてい
る。
度毎に、ある形式の接触ユニットを必要とする。最も既
知なタイプの電気接触体は、細長く平行な2,3本の導電
が延在するベース部を含んでいる。このピンは雌接触体
と対をなす雄接触体を構成する。このような接触体は最
も一般的なハウスホールドマン(household machines)
内に使用され、雌接触体は壁ソケット内に配置されてい
る。
接触ユニットは突出ピンの形状をした雄接触体を有す
る必要はない。例えばコンピュータ内に取付けられる電
子回路板にはしばしば狭く平行な接触面が設けられてい
る。これら接触面は回路板の一縁部に沿って配置され、
接触面を設けたプリント回路の部分自体が雄部材を形成
し、この雄部材は雌部材を形成する接触ユニット内に挿
入されると共に、コンピュータのケーシングの内側に取
付けられている。
る必要はない。例えばコンピュータ内に取付けられる電
子回路板にはしばしば狭く平行な接触面が設けられてい
る。これら接触面は回路板の一縁部に沿って配置され、
接触面を設けたプリント回路の部分自体が雄部材を形成
し、この雄部材は雌部材を形成する接触ユニット内に挿
入されると共に、コンピュータのケーシングの内側に取
付けられている。
前述したタイプの接触体は、接触ユニットの雄部材を
雌部材内に挿入する場合、雄部材が概ね直線的に案内さ
れることを前提にしている。雄部材を案内する方向は細
長状ピン又は接触面の長手方向と同じである。雄部材が
雌部材と接触する際、雄部材の長手方向と平行でない方
向に雄部材を移動させる必要が場合においては、前述の
タイプの接触体を使用することができない。固定して取
付けられたピンを設けた接触ユニットの横動作はなおさ
ら不可能であり、回路板上の前述の接触面の横動作によ
り接触面が損傷を受けるか又は裂けてしまう。
雌部材内に挿入する場合、雄部材が概ね直線的に案内さ
れることを前提にしている。雄部材を案内する方向は細
長状ピン又は接触面の長手方向と同じである。雄部材が
雌部材と接触する際、雄部材の長手方向と平行でない方
向に雄部材を移動させる必要が場合においては、前述の
タイプの接触体を使用することができない。固定して取
付けられたピンを設けた接触ユニットの横動作はなおさ
ら不可能であり、回路板上の前述の接触面の横動作によ
り接触面が損傷を受けるか又は裂けてしまう。
最近のシステムカメラにおいては、カメラハウジング
とこのハウジングに対して着脱自在の部品例えばレンズ
との間で電流を流す必要がある。レンズを着脱自在にす
る場合、レンズ及びカメラハウジングにある形式の電気
接触ユニットを設ける必要がある。レンズは、通常、回
転動作によってカメラハウジングに取付けられ、そして
接触装置は回転動作を受け入れることができるように構
成されなければならない。
とこのハウジングに対して着脱自在の部品例えばレンズ
との間で電流を流す必要がある。レンズを着脱自在にす
る場合、レンズ及びカメラハウジングにある形式の電気
接触ユニットを設ける必要がある。レンズは、通常、回
転動作によってカメラハウジングに取付けられ、そして
接触装置は回転動作を受け入れることができるように構
成されなければならない。
この問題点を解決する一つの方法としてはレンズマウ
ント内に摺動接触体を配置する。しかしながら、このよ
うな接触体は、レンズが取付けられる度毎に摩擦を受
け、このことによって、摩耗が増加する。このことによ
り、接触面に貴金属とたえば金メッキを使用することが
できない。更に、接触面を常に汚れのない状態にしてお
く必要がある。
ント内に摺動接触体を配置する。しかしながら、このよ
うな接触体は、レンズが取付けられる度毎に摩擦を受
け、このことによって、摩耗が増加する。このことによ
り、接触面に貴金属とたえば金メッキを使用することが
できない。更に、接触面を常に汚れのない状態にしてお
く必要がある。
接触ユニットの更に満足のいくものは、ロッキングリ
ングを利用してレンズを取付けることによって達成され
る。この場合においては、レンズ自体を回転させる必要
はないがカメラハウジングに対してレンズを保持して、
前述のロッキングリングを回転させることによってレン
ズを取付けることができる。このような解決手段による
と、雄接触体を構成しかつカメラハウジングに設けられ
たピンとレンズに設けられた雌接触体とを対応させるこ
とによって電流を流すことが可能となる。しかしなが
ら、ピン(特に数本からなるピン)に損傷を与えないよ
うにレンズを取付ける場合、非常な慎重さを必要とす
る。更にまた、この場合ピンに損傷を与えないように別
のタイプのレンズを取付けることが殆ど不可能である。
ングを利用してレンズを取付けることによって達成され
る。この場合においては、レンズ自体を回転させる必要
はないがカメラハウジングに対してレンズを保持して、
前述のロッキングリングを回転させることによってレン
ズを取付けることができる。このような解決手段による
と、雄接触体を構成しかつカメラハウジングに設けられ
たピンとレンズに設けられた雌接触体とを対応させるこ
とによって電流を流すことが可能となる。しかしなが
ら、ピン(特に数本からなるピン)に損傷を与えないよ
うにレンズを取付ける場合、非常な慎重さを必要とす
る。更にまた、この場合ピンに損傷を与えないように別
のタイプのレンズを取付けることが殆ど不可能である。
本発明の目的は前述した不利益をもたない電気接触ユ
ニットを提供することにある。
ニットを提供することにある。
前記第1主要部材は概ね平坦な第1支持面を有し; 前記第2主要部材は概ね平坦な第2支持面を有し; 前記第1主要部材は接触受け台を含み、この接触受け
台は概ね平坦な上側受け面を有すると共に、第1の電気
接触体及び前記受け面から延在しかつ回転又は摺動する
部材を具え; 前記第2主要部材に第2の電気接触体及び収容凹所を
設け; 前記接触受け台を受け台用軸に支承し; 前記第2主要部材は第1取付け位置と第2取付け位置
を呈し、 前記第1取付け位置において、前記第1支持面は、前
記第2支持面と平行であると共に、前記第2支持面とき
わめて隣接して配置され、回転又は摺動する前記部材を
前記第2支持面に当接させ、その際前記接触受け台が後
退位置を呈し、この後退位置において、前記第1の電気
接触体のいずれも前記第2主要部材と物理的に接触せ
ず、 前記第2取付け位置において、前記第1支持面は、前
記第2支持面と平行であると共に、前記第2支持面とき
わめて隣接して配置され、回転又は摺動する前記部材を
前記収容凹所内に配置し、その際前記接触受け台が接触
位置を呈し、この接触位置において、前記第1の電気接
触体の各々は前記第2の電気接触体のうちの対応する一
個と接触し、 前記2つの主要部材をお互いに相対回転させることに
よって、前記第1取付け位置から前記第2取付け位置ま
で又は前記第2取付け位置から前記第1取付け位置ま
で、前記第2主要部材を移動させることを特徴とする電
気接触ユニットによって、本発明の目的を達成すること
ができる。
台は概ね平坦な上側受け面を有すると共に、第1の電気
接触体及び前記受け面から延在しかつ回転又は摺動する
部材を具え; 前記第2主要部材に第2の電気接触体及び収容凹所を
設け; 前記接触受け台を受け台用軸に支承し; 前記第2主要部材は第1取付け位置と第2取付け位置
を呈し、 前記第1取付け位置において、前記第1支持面は、前
記第2支持面と平行であると共に、前記第2支持面とき
わめて隣接して配置され、回転又は摺動する前記部材を
前記第2支持面に当接させ、その際前記接触受け台が後
退位置を呈し、この後退位置において、前記第1の電気
接触体のいずれも前記第2主要部材と物理的に接触せ
ず、 前記第2取付け位置において、前記第1支持面は、前
記第2支持面と平行であると共に、前記第2支持面とき
わめて隣接して配置され、回転又は摺動する前記部材を
前記収容凹所内に配置し、その際前記接触受け台が接触
位置を呈し、この接触位置において、前記第1の電気接
触体の各々は前記第2の電気接触体のうちの対応する一
個と接触し、 前記2つの主要部材をお互いに相対回転させることに
よって、前記第1取付け位置から前記第2取付け位置ま
で又は前記第2取付け位置から前記第1取付け位置ま
で、前記第2主要部材を移動させることを特徴とする電
気接触ユニットによって、本発明の目的を達成すること
ができる。
(実施例) 以下、本発明に係る実施例を図面に基づいて詳細に説
明する。
明する。
第1図はカメラハウジング2及びレンズ3を具えたカ
メラ1を示している。第1図において、レンズ3はカメ
ラハウジング2に取付けられていると共に、例えば別の
レンズと交換するために取外されることもある。
メラ1を示している。第1図において、レンズ3はカメ
ラハウジング2に取付けられていると共に、例えば別の
レンズと交換するために取外されることもある。
第2図及び第3図はそれぞれレンズ3及びハウジング
2を分離して示している。多数の第1導電体(図示せ
ず)がカメラハウジング2内に設けられており、これら
導電体のうちの全部又はあるものはこれに対応しかつレ
ンズ3に設けられた第2導電体(図示せず)と電気的接
触をなす。このような導電体は、例えば供給電圧を伝え
るための導電体や大地導電体やデジタル又はアナログ電
気信号を伝えるための導電体である。
2を分離して示している。多数の第1導電体(図示せ
ず)がカメラハウジング2内に設けられており、これら
導電体のうちの全部又はあるものはこれに対応しかつレ
ンズ3に設けられた第2導電体(図示せず)と電気的接
触をなす。このような導電体は、例えば供給電圧を伝え
るための導電体や大地導電体やデジタル又はアナログ電
気信号を伝えるための導電体である。
好適な実施例において、レンズ3は差込みマウントに
よってカメラハウジング2に取付けられている。差込み
マウントの一般的な外観や機能は既知であるが、本発明
を理解する上で差込みマウントの最も重要な部分は以下
に説明する。
よってカメラハウジング2に取付けられている。差込み
マウントの一般的な外観や機能は既知であるが、本発明
を理解する上で差込みマウントの最も重要な部分は以下
に説明する。
軸線の方向は、レンズ3の光軸の方向でもある。軸線
方向に延在する線は第4,5図の面と垂直である。径方向
は、光軸から出て光軸に垂直をなす各ベクトルの方向で
ある。
方向に延在する線は第4,5図の面と垂直である。径方向
は、光軸から出て光軸に垂直をなす各ベクトルの方向で
ある。
第4図に示されているように、カメラハウジング2に
は概ね平坦な支持プレート4が設けられており、この支
持プレート4は、カメラハウジング2の一部位として又
は、カメラハウジング2に取付けられた素子として配置
されている。支持プレート4は主として四面からなる開
口部5を有している。支持プレート4の切削部内には接
触受け台6が設けられている。支持プレート4に内側マ
ウントリング7が取付けられている。外側マウントリン
グ8は内側マウントリング7を部分的に覆いかつ取り巻
く。マウントリング8は光軸を中心に同軸的に配置され
ている。
は概ね平坦な支持プレート4が設けられており、この支
持プレート4は、カメラハウジング2の一部位として又
は、カメラハウジング2に取付けられた素子として配置
されている。支持プレート4は主として四面からなる開
口部5を有している。支持プレート4の切削部内には接
触受け台6が設けられている。支持プレート4に内側マ
ウントリング7が取付けられている。外側マウントリン
グ8は内側マウントリング7を部分的に覆いかつ取り巻
く。マウントリング8は光軸を中心に同軸的に配置され
ている。
外側マウントリング8には多数の突部9が設けられて
おり、この突部9は、外側マウントリング8の周囲に分
配されていると共に、径方向内方に延在している。突部
9は内側マウントリング7から軸線方向に所定距離をも
って配置されている。
おり、この突部9は、外側マウントリング8の周囲に分
配されていると共に、径方向内方に延在している。突部
9は内側マウントリング7から軸線方向に所定距離をも
って配置されている。
第5図に示されるように、レンズ3には概ね平坦な支
持プレート10が設けられており、この支持プレート10
は、レンズ3の一部位として又はレンズ3に取付けられ
た素子として配置されている。支持プレート10は主とし
て四面からなる開口部11及び雌状接触部材12を有してい
る。レンズマウントリング13は支持プレート10を取り巻
いている。レンズマウントリング13は前述の内側のマウ
ントリング7と同軸的に配置されている。また、レンズ
マウントリング13には、径方向外方に延在する多数の突
部14が設けられている。図示されているように、レンズ
マウントリング13に設けられた突部14の数は、外側マウ
ントリング8に設けた突部9の数と同じである。
持プレート10が設けられており、この支持プレート10
は、レンズ3の一部位として又はレンズ3に取付けられ
た素子として配置されている。支持プレート10は主とし
て四面からなる開口部11及び雌状接触部材12を有してい
る。レンズマウントリング13は支持プレート10を取り巻
いている。レンズマウントリング13は前述の内側のマウ
ントリング7と同軸的に配置されている。また、レンズ
マウントリング13には、径方向外方に延在する多数の突
部14が設けられている。図示されているように、レンズ
マウントリング13に設けられた突部14の数は、外側マウ
ントリング8に設けた突部9の数と同じである。
突部14を内側マウントリング7と当接させ、各突部14
を2個の突部9の間に配置するようにカメラハウジング
2に向けてレンズを移動させることにより、レンズ3は
カメラハウジング2に取付けられる。その後、レンズ3
が取付け位置を呈するまでレンズ3を回動させ、その
際、前述の取付け位置において、レンズ3の連結回動は
ストッパ(図示せず)により阻止される。前述の取付け
位置において、各突部14は内側マウントリング7と突部
9のうちの一個との間に配置されることとなる。各突部
9と内側マウントリング7との間の間隔は、レンズマウ
ントリング13つまり突部14の厚みより幾分小さく形成さ
れており、したがって、レンズ3をカメラハウジング2
と摩擦ロックさせることができる。レンズ3をカメラハ
ウジング2に取付ける場合、開口部5に形成した略直状
の縁部ラインと開口部11に形成した略直状の縁部ライン
を平行にする。カメラハウジングにレンズを取付ける方
法は、差込みマウントの使用に際しての特徴であると共
に、既知でもある。
を2個の突部9の間に配置するようにカメラハウジング
2に向けてレンズを移動させることにより、レンズ3は
カメラハウジング2に取付けられる。その後、レンズ3
が取付け位置を呈するまでレンズ3を回動させ、その
際、前述の取付け位置において、レンズ3の連結回動は
ストッパ(図示せず)により阻止される。前述の取付け
位置において、各突部14は内側マウントリング7と突部
9のうちの一個との間に配置されることとなる。各突部
9と内側マウントリング7との間の間隔は、レンズマウ
ントリング13つまり突部14の厚みより幾分小さく形成さ
れており、したがって、レンズ3をカメラハウジング2
と摩擦ロックさせることができる。レンズ3をカメラハ
ウジング2に取付ける場合、開口部5に形成した略直状
の縁部ラインと開口部11に形成した略直状の縁部ライン
を平行にする。カメラハウジングにレンズを取付ける方
法は、差込みマウントの使用に際しての特徴であると共
に、既知でもある。
第4,6,7,8図を参照しながら前述の接触受け台6を説
明する。接触受け台6は、主として板状の矩形のベース
部15を具えている。ベース部15は略平坦な内側面16と略
平坦な側面17,18を有している。第4図に示されるよう
に、内側面16は開口部5の一縁部と同一の高さを有して
いる。ベース部15内にローラ凹所20が設けられている。
ベース部15は内側マウントリング7の下方で延在してい
る。第6図に示されるように、内側マウントリング7の
下方で横たわっているベース部15の部分はアーム21を具
え、このアーム21は、内側マウントリング7の内部に配
置されたベース15の部分よりも薄くなっている。以下に
詳述されるように、アーム21は孔を設けたいくつかの支
承部分22を有している。軸23はカメラハウジング2内又
は外側マウントリング8内に固定されている。アーム21
つまり接触受け台6は軸23を中心に回動できる。アーム
21及び軸23の構造及び機能については以下更に詳述す
る。
明する。接触受け台6は、主として板状の矩形のベース
部15を具えている。ベース部15は略平坦な内側面16と略
平坦な側面17,18を有している。第4図に示されるよう
に、内側面16は開口部5の一縁部と同一の高さを有して
いる。ベース部15内にローラ凹所20が設けられている。
ベース部15は内側マウントリング7の下方で延在してい
る。第6図に示されるように、内側マウントリング7の
下方で横たわっているベース部15の部分はアーム21を具
え、このアーム21は、内側マウントリング7の内部に配
置されたベース15の部分よりも薄くなっている。以下に
詳述されるように、アーム21は孔を設けたいくつかの支
承部分22を有している。軸23はカメラハウジング2内又
は外側マウントリング8内に固定されている。アーム21
つまり接触受け台6は軸23を中心に回動できる。アーム
21及び軸23の構造及び機能については以下更に詳述す
る。
ベース15、アーム21、及び支承部分22は、好適には単
一ユニットとして電気的絶縁材料で製造されている。
一ユニットとして電気的絶縁材料で製造されている。
いくつかの孔24はベース部15を貫通して設けられてい
る。各孔24は、これと対応する電気接触素子25を収容し
ており、この素子25は好適にはピン又は別の雄素子をな
している。孔24及びピン25については以下詳述する。
る。各孔24は、これと対応する電気接触素子25を収容し
ており、この素子25は好適にはピン又は別の雄素子をな
している。孔24及びピン25については以下詳述する。
本発明に係る接触受け台6は更にローラ26を有し、こ
のローラ26は軸27に取付けられて軸27を中心に回動でき
る。軸27は主として径方向に延在している。軸27は、ベ
ース部内に固定されるか又は、ベース部内のベアリング
に取付けられており、ローラ26の少なくとも半分がロー
ラ凹所20内にある。
のローラ26は軸27に取付けられて軸27を中心に回動でき
る。軸27は主として径方向に延在している。軸27は、ベ
ース部内に固定されるか又は、ベース部内のベアリング
に取付けられており、ローラ26の少なくとも半分がロー
ラ凹所20内にある。
第8図は、開口部5に形成したほぼ直状の縁部と同一
の高さをなす接触受け台6の端部を示している。接触受
け台6の厚さは支持プレート4の厚みとほぼ同じであ
る。ピン25がベース部15から外方へ延在していることも
分かる。ローラ26もまたベース部15から外方へ延在して
おり、ローラの外方への延在量はピン25の外方への延在
量よりも大きくなっている。
の高さをなす接触受け台6の端部を示している。接触受
け台6の厚さは支持プレート4の厚みとほぼ同じであ
る。ピン25がベース部15から外方へ延在していることも
分かる。ローラ26もまたベース部15から外方へ延在して
おり、ローラの外方への延在量はピン25の外方への延在
量よりも大きくなっている。
第4図に示すように、接触受け台6に設けられたピン
25の数は8個である。しかしながら、この数はあくまで
も一列であり、ピンの数は任意に設定することができ
る。
25の数は8個である。しかしながら、この数はあくまで
も一列であり、ピンの数は任意に設定することができ
る。
第4図に示されるように、ローラ凹所20及びローラ26
は、いかなるピン25よりも支承部分22及び軸23に近接し
て配置されている。
は、いかなるピン25よりも支承部分22及び軸23に近接し
て配置されている。
ベース部15内に設けられた孔24内の導電性ピン25の配
置は第6図に示されている。各孔24は、好適には第1の
円柱状の孔28及び第2の円柱状の孔29からなっている。
第1孔28と第2孔29は同軸的に配置されている。
置は第6図に示されている。各孔24は、好適には第1の
円柱状の孔28及び第2の円柱状の孔29からなっている。
第1孔28と第2孔29は同軸的に配置されている。
各ピン25は球形端部40を有すると共に止め鍔部30を有
している。各ピン25と止め鍔30は単一ユニットとして又
は分離素子として製造され、分離素子の場合、止め鍔部
30はピン25に取付けられている。
している。各ピン25と止め鍔30は単一ユニットとして又
は分離素子として製造され、分離素子の場合、止め鍔部
30はピン25に取付けられている。
第1孔28の直径は、ピン25の外直径と略同じであると
共に、第2孔29の直径よりも小さくなっている。第2孔
99の直径は止め鍔部30の最大直径と略同じになってい
る。球状端部40を、第2孔29内へそしてその後第1孔28
内へ載置することによって、ベース部15内に設けた孔24
内に各ピン25を取付ける。このことは、孔24内へのピン
25の挿入が止め鍔部30によって阻止されるまで続けられ
る。ピン25のこの位置は十分に挿入された位置をなす。
共に、第2孔29の直径よりも小さくなっている。第2孔
99の直径は止め鍔部30の最大直径と略同じになってい
る。球状端部40を、第2孔29内へそしてその後第1孔28
内へ載置することによって、ベース部15内に設けた孔24
内に各ピン25を取付ける。このことは、孔24内へのピン
25の挿入が止め鍔部30によって阻止されるまで続けられ
る。ピン25のこの位置は十分に挿入された位置をなす。
各第2孔29内にばね37を設ける。各ばね37は予張力を
もっているので、十分に挿入された前述の位置にピン25
を保持する。このことは、ピン35の止め鍔部30に当接す
るばね37の一端によって行われ、ばね37の他端はベース
部15に固定するよう取付けられた保持プレート38に当接
している。
もっているので、十分に挿入された前述の位置にピン25
を保持する。このことは、ピン35の止め鍔部30に当接す
るばね37の一端によって行われ、ばね37の他端はベース
部15に固定するよう取付けられた保持プレート38に当接
している。
ピン孔39は保持プレート38内に形成されており、ピン
25はピン孔38を貫通している。ピン孔39の直径はピン25
の直径と略同じであるが、ばね37の直径よりも小さく形
成されており、孔24内でのピン25のぐらつきを阻止して
いる。ばね37を設けることにより、孔24内でのピン25の
所定の長手方向動作を可能にし、このことにより、ばね
37は各ピン25を十分に挿入された前述の位置に復元しよ
うとする。
25はピン孔38を貫通している。ピン孔39の直径はピン25
の直径と略同じであるが、ばね37の直径よりも小さく形
成されており、孔24内でのピン25のぐらつきを阻止して
いる。ばね37を設けることにより、孔24内でのピン25の
所定の長手方向動作を可能にし、このことにより、ばね
37は各ピン25を十分に挿入された前述の位置に復元しよ
うとする。
第7図に示されるように、全てのピン25が同じ高さに
なるまでベース部15内に挿入される必要はなく、また、
全てのピン25が十分に挿入された位置にある場合でさ
え、ピン25のうちのあるものが別のピンよりもベース部
15から外方へ更に延在するように構成しても良い。この
ことに対する理由及び利点については以下に述べる。
なるまでベース部15内に挿入される必要はなく、また、
全てのピン25が十分に挿入された位置にある場合でさ
え、ピン25のうちのあるものが別のピンよりもベース部
15から外方へ更に延在するように構成しても良い。この
ことに対する理由及び利点については以下に述べる。
ローラ26の形状は第6図に明瞭に示されている。ロー
ラ26は略平坦な環状の内面31及び略平坦な環状の外面32
を有している。内面31は外面32よりもピン25に接近して
配置されている。例示されているように、内面31は外面
32の外径よりも大きな外径を有している。ローラ26はま
た転がり面33を有している。
ラ26は略平坦な環状の内面31及び略平坦な環状の外面32
を有している。内面31は外面32よりもピン25に接近して
配置されている。例示されているように、内面31は外面
32の外径よりも大きな外径を有している。ローラ26はま
た転がり面33を有している。
第7図に示されるように、アーム21内に孔43が設けら
れている。ねじ44又は他の類似した素子は孔43を貫通し
て設けられている。ねじ44の一端は例えばマウントリン
グ7又は8に固定されており、ねじ44の他端にはヘッド
45を有している。ねじ44にばね46を配置し、このばね46
の一端はアーム21にしっかりと当接し、他端はヘッド45
にしっかりと当接する。ばね46は、内側マウントリング
7に対してアーム21を押圧するような予張力をもってお
り、すなわち、ばね46は第6図に示されるような第1位
置から第7図に示されるような第2位置まで接触受け台
6を復元させるのに役立っている。
れている。ねじ44又は他の類似した素子は孔43を貫通し
て設けられている。ねじ44の一端は例えばマウントリン
グ7又は8に固定されており、ねじ44の他端にはヘッド
45を有している。ねじ44にばね46を配置し、このばね46
の一端はアーム21にしっかりと当接し、他端はヘッド45
にしっかりと当接する。ばね46は、内側マウントリング
7に対してアーム21を押圧するような予張力をもってお
り、すなわち、ばね46は第6図に示されるような第1位
置から第7図に示されるような第2位置まで接触受け台
6を復元させるのに役立っている。
レンズ3の雌接触部材12は、第5,9図に示されてい
る。第5図に示されるように、雌接触部材12はいくつか
の導電性雌接触部34を具えている。例示されているよう
に、各雌接触部34は接触ヘッド41及び連結部42からなっ
ており、各雌接触部は単一ユニットとして好適に製造さ
れる。支持プレート10の一部分に設けた雌接触部材12内
に略円柱状凹所35を形成する。上述されたようなカメラ
ハウジングの取付け位置にレンズが存在する場合におい
て、支持プレート10内の円柱状凹所35が支持プレート4
内のローラ凹所にきわめて隣接して配置され、そして、
各雌接触部34がピン25の一本にきわめて隣接して配置さ
れるように、前述の雌接触部34及び円柱状凹所35は位置
決めされている。
る。第5図に示されるように、雌接触部材12はいくつか
の導電性雌接触部34を具えている。例示されているよう
に、各雌接触部34は接触ヘッド41及び連結部42からなっ
ており、各雌接触部は単一ユニットとして好適に製造さ
れる。支持プレート10の一部分に設けた雌接触部材12内
に略円柱状凹所35を形成する。上述されたようなカメラ
ハウジングの取付け位置にレンズが存在する場合におい
て、支持プレート10内の円柱状凹所35が支持プレート4
内のローラ凹所にきわめて隣接して配置され、そして、
各雌接触部34がピン25の一本にきわめて隣接して配置さ
れるように、前述の雌接触部34及び円柱状凹所35は位置
決めされている。
第9図は第5図のII−II線に沿って雌接触部材の断面
を示している。電気絶縁スリーブ36は各雌接触部34を包
囲し、各絶縁スリーブ36はレンズ3の支持プレート10に
堅固に取付けられている。接触ヘッド41は好適には支持
プレート10と同一高さにある。
を示している。電気絶縁スリーブ36は各雌接触部34を包
囲し、各絶縁スリーブ36はレンズ3の支持プレート10に
堅固に取付けられている。接触ヘッド41は好適には支持
プレート10と同一高さにある。
前述した第1導電体の各々は、カメラハウジングに属
すると共に、例えばハンダ付けによってピン25に接続さ
れている。前述した第2導電体の各々は、レンズに属す
ると共に、例えばハンダ付けによって雌接触部34の8連
結部42に接続されておりそして、第2導電体は、カメラ
ハウジングに属する第1導電体と電気的に接触する。ピ
ン25が雌接触部34と物理的に接触した場合、カメラハウ
ジング内の及びレンズ内の導電体はお互いに電気的に接
続される。
すると共に、例えばハンダ付けによってピン25に接続さ
れている。前述した第2導電体の各々は、レンズに属す
ると共に、例えばハンダ付けによって雌接触部34の8連
結部42に接続されておりそして、第2導電体は、カメラ
ハウジングに属する第1導電体と電気的に接触する。ピ
ン25が雌接触部34と物理的に接触した場合、カメラハウ
ジング内の及びレンズ内の導電体はお互いに電気的に接
続される。
第9図に示されるような円柱状凹所35の最大深さは、
プレート状ベース部15から外方へ延在するローラ26の距
離と概ね同じである。円柱状凹所35の曲率は、ローラ26
の曲率よりも小さく、最大でもローラ26の曲率と同じで
ある。
プレート状ベース部15から外方へ延在するローラ26の距
離と概ね同じである。円柱状凹所35の曲率は、ローラ26
の曲率よりも小さく、最大でもローラ26の曲率と同じで
ある。
レンズ3をカメラハウジング2に取付ける場合、支持
プレート10を、支持プレート4にきわめて隣接して配置
するか又は支持プレート4に当接させる。ローラ26が延
在しているベース部15の面は支持プレート4と同一平面
内にあるので、ローラ26は支持プレート10と物理的に接
触することができる。
プレート10を、支持プレート4にきわめて隣接して配置
するか又は支持プレート4に当接させる。ローラ26が延
在しているベース部15の面は支持プレート4と同一平面
内にあるので、ローラ26は支持プレート10と物理的に接
触することができる。
本発明に係る接触ユニットの機能については、第6,7
図を参照して以下述べる。
図を参照して以下述べる。
上述されたように、レンズ3は回動作によってカメラ
ハウジング2に取付けることができる。先ずレンズをカ
メラハウジング2に当接させた場合、回動作の大部分に
おいて、支持プレート10がローラ26を押すことで、軸23
を中心に回動するような力が接触受け台6に加わり、接
触受け台6が第6図に示されるような第1位置を呈す
る。回動作において、ローラ26は支持プレート10上を転
がる。接触受け台6が第1位置にある場合、ローラ26以
外の接触受け台6の部分又は部品がレンズ3のいかなる
部分又は部品と物理的に接触することはない。
ハウジング2に取付けることができる。先ずレンズをカ
メラハウジング2に当接させた場合、回動作の大部分に
おいて、支持プレート10がローラ26を押すことで、軸23
を中心に回動するような力が接触受け台6に加わり、接
触受け台6が第6図に示されるような第1位置を呈す
る。回動作において、ローラ26は支持プレート10上を転
がる。接触受け台6が第1位置にある場合、ローラ26以
外の接触受け台6の部分又は部品がレンズ3のいかなる
部分又は部品と物理的に接触することはない。
カメラハウジング2上の正しい取付け位置にレンズ3
を近づけると、レンズの支持プレート10内に設けた円柱
状凹所35がローラ26に近づき始める。
を近づけると、レンズの支持プレート10内に設けた円柱
状凹所35がローラ26に近づき始める。
円柱状凹所35がローラ26に隣接した場合、ローラ26は
ばね46の復元力の影響で円柱状凹所35内に転がり込む。
したがって、接触受け台6は軸23を中心に回動して、第
7図に示されるような第2位置を呈する。レンズ3がカ
メラハウジング2上で正確な取付け位置にある場合の
み、接触受け台6は第2位置を呈する。接触受け第6が
第2位置を呈する場合、各25は、ばね37及び47のばね力
によって雌接触部34の接触ヘッド45に押し付けられてい
る。
ばね46の復元力の影響で円柱状凹所35内に転がり込む。
したがって、接触受け台6は軸23を中心に回動して、第
7図に示されるような第2位置を呈する。レンズ3がカ
メラハウジング2上で正確な取付け位置にある場合の
み、接触受け台6は第2位置を呈する。接触受け第6が
第2位置を呈する場合、各25は、ばね37及び47のばね力
によって雌接触部34の接触ヘッド45に押し付けられてい
る。
レンズ3を取外す場合、つまり、レンズを回転させて
円柱状凹所35がローラ26と直接的に対向して配置されな
いようになった場合、レンズがカメラハウジング2から
完全に取外されるまで、接触受け台6は第6図に示され
るような第1位置をとる。接触受け台6の第2位置は、
レンズがカメラハウジングに取付けられていない場合に
接触受け台6が呈するような静止位置を構成する。第7
図に示すような接触受け台6の連続した反時計回動は、
内側マウントリング7に当接するアーム21によって阻止
される。この停止動作は、突出するストッパ部付きの接
触受け台6を設けることによって起こる。第2位置にお
いてこのストッパ部は例えば支持プレート4内に設けた
ノッチ部と嵌着するよう構成している。
円柱状凹所35がローラ26と直接的に対向して配置されな
いようになった場合、レンズがカメラハウジング2から
完全に取外されるまで、接触受け台6は第6図に示され
るような第1位置をとる。接触受け台6の第2位置は、
レンズがカメラハウジングに取付けられていない場合に
接触受け台6が呈するような静止位置を構成する。第7
図に示すような接触受け台6の連続した反時計回動は、
内側マウントリング7に当接するアーム21によって阻止
される。この停止動作は、突出するストッパ部付きの接
触受け台6を設けることによって起こる。第2位置にお
いてこのストッパ部は例えば支持プレート4内に設けた
ノッチ部と嵌着するよう構成している。
ローラ26に代えて非回転の突出部分をもったベース部
15を設けることにより、上述したある位置から別の位置
まで接触受け台6を移動させることもできる。しかしな
がら、摩擦による摩耗が少ない点で、ローラ26を設けた
方が好適である。
15を設けることにより、上述したある位置から別の位置
まで接触受け台6を移動させることもできる。しかしな
がら、摩擦による摩耗が少ない点で、ローラ26を設けた
方が好適である。
接触受け台6は第1位置から第2位置まで及び第2位
置から第1位置までスムーズに移動し、ピン25の球状端
部40は、レンズ3が正確な取付け位置を呈する直前に、
雌接触部34と物理的に接触している。球状端部40及び雌
接触部34の摩擦は、レンズ3が正確な取付け位置を呈す
る直前に達成される。このような短時間の摩擦は良好な
電気接触に寄与している。
置から第1位置までスムーズに移動し、ピン25の球状端
部40は、レンズ3が正確な取付け位置を呈する直前に、
雌接触部34と物理的に接触している。球状端部40及び雌
接触部34の摩擦は、レンズ3が正確な取付け位置を呈す
る直前に達成される。このような短時間の摩擦は良好な
電気接触に寄与している。
ピン25をベース部15内に挿入する深さを変えること、
すなわち、ベース部15から外方へ延長する距離を異なら
せるようピン25を配置することによって、ピン25のある
ものが別のものより早く雌接触部34と電気的接触をなす
ように接触ユニットを配置することができる。いくつか
の装置、特に、デジタル集積回路をもった装置におい
て、大地導電体と、別の電気的接触が行われる前に供給
電圧を伝える導電体との間の連結部を固定するのに重要
である。
すなわち、ベース部15から外方へ延長する距離を異なら
せるようピン25を配置することによって、ピン25のある
ものが別のものより早く雌接触部34と電気的接触をなす
ように接触ユニットを配置することができる。いくつか
の装置、特に、デジタル集積回路をもった装置におい
て、大地導電体と、別の電気的接触が行われる前に供給
電圧を伝える導電体との間の連結部を固定するのに重要
である。
上述した説明から分かるように、ピンが雌接触部34と
接触した場合、ピンの正確な挿入に対してカメラの使用
者が直接的な責任を持たなくてもすむ。これは本発明に
係る接触ユニットのユニークな構成によるものである。
したがって、レンズ3を取付けた場合、ピン25が損傷を
受ける危険性が最小限になる。レンズ3をカメラハウジ
ング2に取付けた場合にピン25を支持する摩擦を最小に
するために、電気的接触面を貴金属特に金等で製造する
ことで、腐食による損傷を最小限にすることができると
共に、最良の電気的接触を保証することができる。
接触した場合、ピンの正確な挿入に対してカメラの使用
者が直接的な責任を持たなくてもすむ。これは本発明に
係る接触ユニットのユニークな構成によるものである。
したがって、レンズ3を取付けた場合、ピン25が損傷を
受ける危険性が最小限になる。レンズ3をカメラハウジ
ング2に取付けた場合にピン25を支持する摩擦を最小に
するために、電気的接触面を貴金属特に金等で製造する
ことで、腐食による損傷を最小限にすることができると
共に、最良の電気的接触を保証することができる。
本発明に係る接触ユニットの付加的利点は、カメラハ
ウジング2と電気的に接触することのないレンズをカメ
ラハウジングに取付けることができ、また、接触受け台
6に構わずにレンズを使用できる点にある。このような
レンズは円柱状凹所35がないので、接触受け台6が前述
の第2位置を呈することはなく、その結果、接触受け台
6が損傷することもない。このことは、雌接触部材12を
もたないレンズを、接触受け台6特にピン25に損傷を与
えることなく取付けることができることを意味してい
る。上述の説明から明らかなように、本発明に係る接触
ユニットは前述の目的の全てを達成している。
ウジング2と電気的に接触することのないレンズをカメ
ラハウジングに取付けることができ、また、接触受け台
6に構わずにレンズを使用できる点にある。このような
レンズは円柱状凹所35がないので、接触受け台6が前述
の第2位置を呈することはなく、その結果、接触受け台
6が損傷することもない。このことは、雌接触部材12を
もたないレンズを、接触受け台6特にピン25に損傷を与
えることなく取付けることができることを意味してい
る。上述の説明から明らかなように、本発明に係る接触
ユニットは前述の目的の全てを達成している。
本発明は前述の実施例に限定されるものではない。例
えば、前述したばね以外のばね又は復元素子を利用して
もよい。カメラハウジングに代えてレンズ3内に接触受
け台6を設けてもよい。取付けに際して回動でなく、直
線的な相対動作を行う2個の対物レンズ間で電気的接触
を配置するために、本発明に係る接触ユニットを利用す
ることもできる。本発明に係る接触ユニットは、レンズ
をカメラハウジングに取付ける場合以外にも別の接触部
として利用することもできる。
えば、前述したばね以外のばね又は復元素子を利用して
もよい。カメラハウジングに代えてレンズ3内に接触受
け台6を設けてもよい。取付けに際して回動でなく、直
線的な相対動作を行う2個の対物レンズ間で電気的接触
を配置するために、本発明に係る接触ユニットを利用す
ることもできる。本発明に係る接触ユニットは、レンズ
をカメラハウジングに取付ける場合以外にも別の接触部
として利用することもできる。
第1図はカメラの側面図; 第2図はレンズの側面図; 第3図はカメラハウジングの側面図; 第4図は本発明に係る電気接触ユニットをもったカメラ
ハウジングの要部拡大図; 第5図は本発明に係る電気接触ユニットをもったレンズ
の要部拡大図、 第6図は第4図のI−I線に沿い第1位置にある接触ユ
ニットを示す断面図; 第7図は第2位置にある接触ユニットを示す断面図、 第8図は接触受け台を示す図; 第9図は第5図のII−II線に沿う断面図である。 1……カメラ 2……カメラハウジング(第1主要部材) 3……レンズ(第2主要部材) 6……接触受け台、7……内側マウントリング 8……外側マウントリング 9,14……突部、23……軸 24……孔 25……ピン(第1の電気接触体) 26……ローラ 34……雌接触部(第2の電気接触体) 35……凹所、37,46……ばね
ハウジングの要部拡大図; 第5図は本発明に係る電気接触ユニットをもったレンズ
の要部拡大図、 第6図は第4図のI−I線に沿い第1位置にある接触ユ
ニットを示す断面図; 第7図は第2位置にある接触ユニットを示す断面図、 第8図は接触受け台を示す図; 第9図は第5図のII−II線に沿う断面図である。 1……カメラ 2……カメラハウジング(第1主要部材) 3……レンズ(第2主要部材) 6……接触受け台、7……内側マウントリング 8……外側マウントリング 9,14……突部、23……軸 24……孔 25……ピン(第1の電気接触体) 26……ローラ 34……雌接触部(第2の電気接触体) 35……凹所、37,46……ばね
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−109034(JP,A) 特開 昭63−165833(JP,A) 実開 昭55−169511(JP,U) 実開 昭62−30252(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01R 13/14 - 13/24 G03B 17/14
Claims (9)
- 【請求項1】第1主要部材(2)に取付けることができ
るよう構成した第2主要部材(3)に前記第1主要部材
(2)を電気的に連結するための電気接触ユニットにお
いて、 前記第1主要部材(2)は概ね平坦な第1支持面を有
し; 前記第2主要部材(3)は概ね平坦な第2支持面を有
し; 前記第1主要部材(2)は接触受け台(6)を含み、こ
の接触受け台(6)は概ね平坦な上側受け面を有すると
共に、第1の電気接触体(25)及び前記受け面から延在
しかつ回転又は摺動する部材(26)を具え; 前記第2主要部材(3)に第2の電気接触体(34)及び
収容凹所(35)を設け; 前記接触受け台(6)を受け台用軸(23)を中心として
回動可能に前記第1主要部材(2)に取り付け; 前記第2主要部材(3)は第1取付け位置と第2取付け
位置を呈し、 前記第1取付け位置において、前記第1支持面は、前記
第2支持面と平行であると共に、前記第2支持面ときわ
めて隣接して配置され、回転又は摺動する前記部材(2
6)を前記第2支持面に当接させ、その際前記接触受け
台(6)が後退位置を呈し、この後退位置において、前
記第1の電気接触体(25)のいずれも前記第2主要部材
(3)と物理的に接触せず、 前記第2取付け位置において、前記第1支持面は、前記
第2支持面と平行であると共に、前記第2支持面ときわ
めて隣接して配置され、回転又は摺動する前記部材(2
6)を前記収容凹所(35)内に配置し、その際前記接触
受け台(6)が接触位置を呈し、この接触位置におい
て、前記第1の電気接触体(25)の各々は前記第2の電
気接触体(34)のうちの対応する一個と接触し、 前記2つの主要部材(2,3)をお互いに相対回転させる
ことによって、前記第1取付け位置から前記第2取付け
位置まで又は前記第2取付け位置から前記第1取付け位
置まで、前記第2主要部材を移動させ、前記第2取付け
位置の直前の位置から前記第2取付け位置までの位置で
前記第1の電気接触体(25)が前記第2の電気接触体
(34)と接触することを特徴とする電気接触ユニット。 - 【請求項2】請求項1記載の電気接触ユニットにおい
て、前記受け台用軸(23)を中心に回動することによっ
て、前記後退位置から前記接触位置まで又は前記接触位
置から前記後退位置まで前記接触受け台(6)を移動さ
せ、その際受け台用ばね(46)は、前記接触受け台
(6)と当接すると共に、前記接触位置へ前記接触受け
台(6)を復元させるよう付勢されたことを特徴とする
電気接触ユニット。 - 【請求項3】請求項1記載の電気接触ユニットにおい
て、前記第1の電気接触体(25)がピン(25)からなる
ことを特徴とする電気接触ユニット。 - 【請求項4】請求項3記載の電気接触ユニットにおい
て、前記接触受け台(6)内に設けた孔(24)内に前記
ピン(25)を取付け、このピン(25)にピン用ばね(3
7)を設け、このばねによって各ピン(25)は圧縮位置
と突出位置とを呈し、前記ピン用ばね(37)が、前記突
出位置においてピン(25)を維持するような予張力をも
ったことを特徴とする電気接触ユニット。 - 【請求項5】請求項4記載の電気接触ユニットにおい
て、前記ピン(25)のうちで選択されたある所定のピン
が、前記突出位置において他のピンよりも受け台面から
外方へ更に突出することを特徴とする電気接触ユニッ
ト。 - 【請求項6】請求項1記載の電気接触ユニットにおい
て、回転又は摺動する前記部材(26)が回転軸に回転自
在に取付けたローラ(26)からなることを特徴とする電
気接触ユニット。 - 【請求項7】請求項6記載の電気接触ユニットにおい
て、前記収容凹所(35)は円弧状を呈すると共に、前記
ローラ(26)の曲率よりも小さな曲率を有し、前記突出
位置から前記圧縮位置まで前記ピンが移動するに際し
て、前記接触受け台(36)が前記接触位置を呈する直前
に、各ピン(25)がこれと対応する前記第2の電気接触
体(34)と接触することを特徴とする電気接触ユニッ
ト。 - 【請求項8】請求項1記載の電気接触ユニットにおい
て、前記第2主要部材(3)を差込みマウント(7,8,9,
14)によって前記第1主要部材(2)に取付けることを
特徴とする電気接触ユニット。 - 【請求項9】請求項8記載の電気接触ユニットにおい
て、前記第1主要部材(2)がカメラハウジングをな
し、前記第2主要部材(3)がカメラレンズをなすこと
を特徴とする電気接触ユニット。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
SE8703553A SE458893B (sv) | 1987-09-15 | 1987-09-15 | Elektriskt kontaktblock |
SE8703553-1 | 1987-09-15 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01169882A JPH01169882A (ja) | 1989-07-05 |
JP2939620B2 true JP2939620B2 (ja) | 1999-08-25 |
Family
ID=20369563
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63228862A Expired - Fee Related JP2939620B2 (ja) | 1987-09-15 | 1988-09-14 | 電気接触ユニット |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4954092A (ja) |
JP (1) | JP2939620B2 (ja) |
DE (1) | DE3830528C2 (ja) |
SE (1) | SE458893B (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
SE462936B (sv) * | 1988-08-08 | 1990-09-17 | Hasselblad Ab Victor | Elektriskt kontaktblock |
JP2007300387A (ja) * | 2006-04-28 | 2007-11-15 | Eastman Kodak Co | デジタルカメラ用基台 |
JP6569715B2 (ja) | 2017-10-26 | 2019-09-04 | 株式会社ニコン | アクセサリ |
JP6521023B2 (ja) | 2017-10-26 | 2019-05-29 | 株式会社ニコン | アクセサリ |
JP6597751B2 (ja) | 2017-10-26 | 2019-10-30 | 株式会社ニコン | アクセサリ |
JP6521163B1 (ja) * | 2018-10-18 | 2019-05-29 | 株式会社ニコン | 交換レンズ |
EP3796082B1 (en) * | 2019-09-18 | 2023-06-14 | Axis AB | Camera device |
CN114607202B (zh) * | 2022-04-27 | 2024-02-23 | 江西仙廷精藏设备有限公司 | 梁柱榫卯式骨灰盒存放装置 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE1166892B (de) * | 1960-05-20 | 1964-04-02 | Walter Holzer | Vorrichtung zur Schaltung von Stromkreisen |
JPS6235071Y2 (ja) * | 1981-04-21 | 1987-09-07 | ||
SE443457B (sv) * | 1983-03-10 | 1986-02-24 | Hasselblad Ab Victor | Anordning vid systemkameror |
JPS6053912A (ja) * | 1983-09-02 | 1985-03-28 | Minolta Camera Co Ltd | カメラのレンズ着脱マウント装置および交換レンズ |
JPS61109034A (ja) * | 1984-11-01 | 1986-05-27 | Asahi Optical Co Ltd | テレビカメラのカメラボデイとレンズの電気接続装置 |
JPS6189821U (ja) * | 1984-11-19 | 1986-06-11 | ||
JPS6230252U (ja) * | 1985-08-05 | 1987-02-23 |
-
1987
- 1987-09-15 SE SE8703553A patent/SE458893B/sv not_active IP Right Cessation
-
1988
- 1988-09-08 DE DE3830528A patent/DE3830528C2/de not_active Expired - Fee Related
- 1988-09-14 JP JP63228862A patent/JP2939620B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1988-09-15 US US07/244,904 patent/US4954092A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
SE8703553L (sv) | 1989-03-16 |
DE3830528C2 (de) | 2001-09-06 |
DE3830528A1 (de) | 1989-03-23 |
SE8703553D0 (sv) | 1987-09-15 |
SE458893B (sv) | 1989-05-16 |
JPH01169882A (ja) | 1989-07-05 |
US4954092A (en) | 1990-09-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3098468B2 (ja) | 携帯電話機のヒンジ部構造 | |
US7214067B2 (en) | Hinge connector for electronic devices | |
JP2939620B2 (ja) | 電気接触ユニット | |
JP3329258B2 (ja) | Acアダプタ | |
JP2859895B2 (ja) | 電気接点ユニット | |
CN1622557B (zh) | 移动通信设备 | |
JP6496711B2 (ja) | 電子デバイス | |
TW200406082A (en) | Disassembling-type antenna apparatus | |
US6225580B1 (en) | Rotary switch contained inside a knob | |
CN101361237A (zh) | 旋转连接器 | |
JPH02222934A (ja) | 光学機器 | |
US6926534B2 (en) | Mounting device for sliding contacts | |
CN114597724A (zh) | 电连接装置及摄影设备 | |
JP2004296294A (ja) | コネクタ | |
JPH0537217A (ja) | 回転機構付アンテナ | |
KR20010022292A (ko) | 플립아암 마이크로폰용 슬립링 상호접속을 가지는전기통신장치 | |
JP2877604B2 (ja) | コネクタ装置 | |
JP2571875Y2 (ja) | 可変容量コンデンサー | |
JP2002056914A (ja) | 電気的接続装置および接続ユニット | |
JP2004191689A (ja) | 接点ピン構造 | |
JP2000315556A (ja) | コンタクトピン及びicソケット | |
JP3557663B2 (ja) | カメラのdxフィルム情報検出機構 | |
JP3111303B2 (ja) | 電源プラグ装置 | |
JPH01150109A (ja) | ズームレンズ鏡筒 | |
JP4633007B2 (ja) | アース部材を具えた電気機器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |