JP2877604B2 - コネクタ装置 - Google Patents

コネクタ装置

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  • Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばケーブルと電子
機器とを接続するコネクタ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、電子機器、例えばパーソナル
コンピュータ(以下、パソコンと称す)などは小型化さ
れる傾向にあり、パソコンなどの筺体面にコネクタ装
置、例えばRS232Cコネクタなどを設けるスペースも狭く
なりつつある。また、このコネクタ装置は、パソコンの
多機能化に伴いパソコンの筺体面の一面、例えば側面部
あるいは背面部などに複数設けられることが多くあり小
型化要求が高まっている。
【0003】一方、パソコンなどは不特定多数の人に使
用されることが多く、これらの人々がパソコンを使用
中、人為的ミスからコネクタ装置が外れないように、通
常、コネクタ装置には固定機構が設けられている。
【0004】ここで、図8を参照して従来のコネクタ装
置について説明する。
【0005】同図において、81はパソコンの背面部で
ある。この背面部81には、コネクタ82が設けられて
おり、このコネクタ82には、ケーブル83側のコネク
タ84に嵌合させて、互いの電気的接続を行うコンタク
ト(メスピン)85が設けられている。
【0006】一方、ケーブル83側のコネクタ84に
は、そのコネクタ接合部に固定機構、例えばビス止め用
板金86などが突出して設けられており、互いのコネク
タ82、84を接続後、このビス止め用板金86に設け
られた穴87からビス88を背面部81の締付部89に
締め付けることにより、コネクタ84はパソコンの背面
部81より外れないように固定される。
【0007】ところで、このようなコネクタ装置では、
ビス止め用板金86がコネクタ接合部からパソコンの筺
体面に沿って大きく突出しているため、パソコンに複数
のコネクタ装置を設けようとすると、このスペースの確
保に設計者は苦慮することになる。また、パソコンの筺
体面のスペースを有効に利用するためにコネクタ装置自
身を小型化する場合、この突出部が小型化を阻害する第
1の要因になる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように上述した従
来のコネクタ装置では、電子機器にコネクタ装置を複数
設けるときやコネクタ装置自身を小型化する際に、その
コネクタ接合部から突出した固定機構が障害になるとい
う問題があった。
【0009】本発明はこのような課題を解決するために
なされたもので、コネクタ接合部の機械的強度を保持し
つつコネクタ接合部より突出する固定機構をなくして装
置全体を小型化し、この結果、電子機器の筺体面に容易
に配置することができるコネクタ装置を提供することを
目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のコネクタ装置は
上記した目的を達成するために、電子機器側のコネクタ
とケーブル側のコネクタとが互いのコネクタに設けられ
た複数のコンタクトを介して接続されるコネクタ装置に
おいて、前記ケーブル側のコンタクトのうち少なくとも
1つのコンタクトが前記電子機器側のコンタクトに設け
られたネジ穴にネジ止めされる回転自在なボルト構造と
され、前記電子機器側のコンタクトと前記ケーブルの線
芯との電気的接続が前記ケーブル側の回転するコンタク
トと摺接する導電性バネ部材を介して行われる。
【0011】
【作用】本発明では、ケーブル側のコネクタのコンタク
トは、回転自在なボルト構造とされており、電子機器側
のコネクタのコンタクトに設けられたネジ穴にネジ止め
される。このとき、電子機器側のコンタクトとケーブル
の線芯との電気的接続は、ボルト構造とされたコンタク
トと摺接する導電性バネ部材を介して行われる。
【0012】すなわち、互いのコネクタ内の少なくとも
1対のコンタクトは、電気的接続および機械的固定が兼
用された形で用いられているのでコネクタ周縁部より固
定機構を抹消でき、コネクタ装置全体が小型化される。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。
【0014】図1は本発明に係る一実施例のコネクタ装
置を示す斜視図である。
【0015】同図において、1はパーソナルコンピュー
タ(以下、パソコンと称す)の背面部である。この背面
部1には、例えばRS232Cコネクタなどのメス側のコネク
タ2が設けられている。一方、ケーブル3には、このRS
232Cコネクタのオス側のコネクタ4が設けられている。
互いのコネクタ2、4には、それぞれ対応する複数のコ
ンタクトが設けられている。例えばコネクタ2にはすり
割り形のメスピン5が設けられ、コネクタ4には各メス
ピン5にそれぞれ対応するオスピン6が設けられてい
る。
【0016】次に、図2を参照して互いのコネクタ2、
4の内部構成について説明する。
【0017】同図において、5aはコネクタ2に複数設
けられたうちの1つのメスピンである。このメスピン5
aには、すり割り部7の奥にネジ穴8が設けられてい
る。また、このメスピン5aの図示しない一端には、信
号線あるいはアース線などの配線が接続されている。
【0018】一方、ケーブル3側のコネクタ4は、ケー
ブル3を挟むように 2つの金属蓋を嵌合させて保護ケー
ス9としており、ケーブル3の線芯10は、この保護ケ
ース9に覆われて保護されている。このコネクタ4の保
護ケース9には、ネジ穴8を設けたメスピン5aの軸方
向に、保護ケース9を貫通する穴11が設けられてい
る。この保護ケース9の穴11には、フランジ部12を
有する中空ピン13が挿入されている。また、穴11の
周囲の保護ケース9の内面と中空ピン13のフランジ部
12との間には、導電性を有するリング状のばね部材1
4が取り付けられている。このばね部材14には、ケー
ブル3の線芯10が半田付けなどにより接続されてい
る。さらに、この保護ケース9には、中空ピン13を貫
通してネジ穴8に回転自在なボルト構造部を有する段付
きオスピン15がネジ止めされている。このオスピン1
5の段付部の直径は、例えば3.0mm 程度とする。また、
ボルト構造部の直径は、例えば2.0mm 程度とする。
【0019】このコネクタ装置では、図3に示すよう
に、パソコンの背面部1側のコネクタ2にコネクタ4を
あてがい、中空ピン13以外のコンタクトを結合した
後、図4に示すように、保護ケース9の穴11にオスピ
ン15を挿入し貫通させてメスピン5aのネジ穴8にボ
ルト構造部をネジ込む。すると、オスピン15の段部が
中空ピン13のフランジ部12を押圧して中空ピン13
がばね部材14に摺接しつつメスピン5a内に移動す
る。このときネジ込まれるオスピン15により回転力が
中空ピン13に加わるが、中空ピン13がワッシャーの
役目をするので、ばね部材14との共回りがなく、ばね
部材14に接続されているケーブル3の線芯10は切れ
ることがない。ネジ止め後は、図1に示したように、中
空ピン13がメスピン5aのすり割り部に嵌挿された状
態となる。このときの電気的接続経路は、ケーブル3の
線芯10からばね部材14、中空ピン13、メスピン5
aを経由してこのメスピン5aに接続されている信号線
またはアース線に至る。
【0020】したがって、メスピン5aにネジ止めした
オスピン15は絶縁体でも導電体でもよい。
【0021】このようにこのコネクタ装置によれば、互
いのコネクタ2、4の少なくとも1対のコンタクトにそ
れぞれねじ穴8およびボルト構造を設けてねじ止めが行
われるので、従来のビス止め用板金が不要になりコネク
タ装置の外形を小型化することができる。また、このよ
うなコンタクトを複数設けることにより、コネクタ接合
部の機械的強度が増加するのでコネクタ装置の大きさに
応じた機械的強度を設定することができる。
【0022】次に、図5を参照して他の実施例について
説明する。
【0023】この実施例は、電気的接続が接地に限った
場合の上記実施例を簡素化した変形例であり、異なる部
分の構成についてのみ説明する。
【0024】同図に示すように、コネクタ2に複数設け
られたうちの1つのメスピン51は、すり割りがなく直
接ネジ穴52が設けられている。すり割りがない分、メ
スピン51の直径は、上記実施例よりも0.5mm 程度小さ
くされている。また、このメスピン5aは接地されてい
る。
【0025】一方、ケーブル3側のコネクタ4内には、
ばね部材14とオスピン15との間に中空ピン13に変
わり導電性を有するワッシャー53が取り付けられてい
る。中空ピン13を不要とした分、コネクタ4の保護ケ
ース9に設ける穴54も小さくされている。
【0026】このときの電気的接続経路は、ケーブル3
のアース用線芯10からばね部材14、ワッシャー5
3、オスピン15を経由してメスピン51に接地され
る。
【0027】したがって、この場合のオスピン15は、
導電体であることが必須条件になる。 この実施例のコ
ネクタ装置によれば、中空ピン13を不要とした分、メ
スピン51が小径化されるので、隣接するメスピンとの
ピッチを狭くできコネクタ2、4自身を小型化すること
ができる。
【0028】続いて、図6および図7を参照して図5の
実施例のばね部材14を変形させた変形例について説明
する。
【0029】図中、コネクタ4内のケーブル3の線芯1
0は、リング状のばね部材14に変わりV字状の導電性
を有する板ばね61と、圧着端子ブロック62とにそれ
ぞれ接続されている。V字状の板ばね61の間には、オ
スピン63が摺接するように配置されている。このオス
ピン63は上記実施例におけるリング状のばね部材14
を押圧する必要がないので段部のないストレートのもの
が用いられている。
【0030】このコネクタ装置では、互いのコネクタ
2、4を嵌合した後、オスピン63を押しながら回転さ
せれば、オスピン63は板ばね61に摺接しつつメスピ
ン51のネジ穴52にねじ止めされる。
【0031】この実施例によれば、図5に示したワッシ
ャー53が不要になると共に、オスピン63を簡単な形
状にでき、コネクタ装置自身の簡素化および低コスト化
を図ることができる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように本発明のコネクタ装
置によれば、電子機器およびケーブルのコネクタの接続
用コンタクトにそれぞれネジ穴および回転自在なボルト
構造を設けて互いを固定するので、電気的接続および機
械的強度を保持しつつコネクタ接合部より固定機構をな
くしコネクタ装置を小型化することができる。
【0033】また、電子機器に複数のコネクタ装置を設
けるときなど、電子機器の筺体面にコネクタ装置を容易
に配置できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施例のコネクタ装置を示す斜
視図である。
【図2】この実施例おけるコネクタ装置の要部構成を示
す断面図である。
【図3】この実施例におけるコネクタ装置の接続過程を
示す断面図。
【図4】この実施例におけるコネクタ装置の接続過程を
示す断面図。
【図5】他の実施例を示す断面図である。
【図6】図5の実施例の変形例を示す斜視図である。
【図7】図6の断面図である。
【図8】従来のコネクタ装置を示す斜視図である。
【符号の説明】
2、4………コネクタ 3……………ケーブル 5、5a……メスピン 6、15……オスピン 9……………保護ケース 10…………線芯 14…………ばね部材

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子機器側のコネクタとケーブル側のコ
    ネクタとが互いのコネクタに設けられた複数のコンタク
    トを介して接続されるコネクタ装置において、 前記ケーブル側のコンタクトのうち少なくとも1つのコ
    ンタクトが前記電子機器側のコンタクトに設けられたネ
    ジ穴にネジ止めされる回転自在なボルト構造とされ、前
    記電子機器側のコンタクトと前記ケーブルの線芯との電
    気的接続が前記ケーブル側の回転するコンタクトと摺接
    する導電性バネ部材を介して行われることを特徴とする
    コネクタ装置。
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JP2011242879A (ja) 2010-05-14 2011-12-01 Panasonic Corp 接続装置
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