JP2937712B2 - ワイヤドットヘッドのワイヤ動作検出装置 - Google Patents

ワイヤドットヘッドのワイヤ動作検出装置

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JP2937712B2
JP2937712B2 JP5265197A JP26519793A JP2937712B2 JP 2937712 B2 JP2937712 B2 JP 2937712B2 JP 5265197 A JP5265197 A JP 5265197A JP 26519793 A JP26519793 A JP 26519793A JP 2937712 B2 JP2937712 B2 JP 2937712B2
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    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/22Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of impact or pressure on a printing material or impression-transfer material
    • B41J2/23Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of impact or pressure on a printing material or impression-transfer material using print wires
    • B41J2/30Control circuits for actuators

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  • Dot-Matrix Printers And Others (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワイヤドットヘッドの
ワイヤ動作検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ワイヤドットインパクトプリンタ
装置においては、ワイヤドットヘッドがインクリボン及
び印字媒体を介してプラテンと対向させられ、印字ワイ
ヤを印字媒体に衝突させることによって印字が行われ
る。この種のワイヤドットインパクトプリンタ装置にお
いては、各種の印字媒体を使用することができ、印字媒
体を変更するなどして印字媒体の厚さ(複写紙の場合は
枚数)が変わった場合には、ワイヤドットヘッドの先端
と印字媒体の間の距離、すなわちヘッドギャップを最適
値に調整することができるようになっている。そして、
そのために印字ワイヤの動作が検出される。
【0003】図2は従来のワイヤドットインパクトプリ
ンタ装置のブロック図、図3は従来のワイヤドットイン
パクトプリンタ装置におけるギャップ変更手段の平面
図、図4は従来のワイヤドットインパクトプリンタ装置
におけるギャップ変更手段の側面図である。図2におい
て、1は印字データをワイヤドットインパクトプリンタ
装置に入力するためのインタフェース(I/F)、2は
ワイヤドットインパクトプリンタ装置全体の動作を制御
する制御手段としての制御回路、3aはヘッドドライ
バ、3bはヘッドコイル、4はワイヤドットへッド、5
はスペーシングモータドライバ、6はスペーシングモー
タ、7はラインフィードモータドライバ、8はラインフ
ィードモータ、9は操作スイッチである。また、10a
はセンサ電極、10bは静電容量センサ回路(以下「セ
ンサ回路」という。)、10は前記センサ電極10a及
びセンサ回路10bから成り、印字ワイヤの印字時間を
検出する印字時間検出手段、13はパルスモータドライ
バ、14はパルスモータ、15は該パルスモータ14を
駆動モータとしてヘッドギャップを変更するギャップ変
更手段である。
【0004】そのため、前記制御回路2は、入出力用の
インタフェースLSI2a,2b、検出した印字時間か
らヘッドギャップを求める処理などの各種処理を行うC
PU2c、印字データの記憶や内部データの処理を行う
ためのRAM2d、及び制御プログラムや印字フォント
(文字の形をドットで表すためのデータ)を格納したR
OM2eを有する。
【0005】次に、図3及び4において、4はワイヤド
ットヘッド、22は該ワイヤドッドヘッド4を支持する
キャリッジ、23,24は該キャリッジ22を矢印A方
向に移動可能に支持するガイドシャフト、25は印字媒
体Pを搬送するプラテン、26,27は前記ガイドシャ
フト23,24を支持するサイドフレームである。前記
キャリッジ22はスペーシングモータ6(図2)から動
力を得て矢印A方向に移動し、ワイヤドットヘッド4を
印字媒体Pの幅方向に移動させる。また、前記プラテン
25はラインフィードモータ8から動力を得て回転し、
印字媒体Pを前記幅方向と直交する長さ方向に搬送す
る。
【0006】そして、印字を行う際に、ワイヤドットヘ
ッド4は所定の速度で印字媒体Pの幅方向に移動し、図
示しない印字ワイヤを印字媒体Pの印字位置に、例えば
図示しないインクリンボンを介して衝突させて印字を行
う。次に、印字媒体Pの終端位置まで到達して1行分の
印字が終了すると、続いて、反対方向に移動して初期位
置に復帰する。この時、プラテン25が回転し印字媒体
Pを長さ方向に1行分搬送し、その後、次の行の印字が
開始される。
【0007】ところで、前記キャリッジ22は2本のガ
イドシャフト23,24に沿って移動するが、キャリッ
ジ22の後方(図4における左方)部は高さ調整機構2
9を介してガイドシャフト24に支持される。すなわ
ち、該キャリッジ22の後方部にはパルスモータ14が
固定され、該パルスモータ14の回転軸14aにスクリ
ュギヤ14bが直結される。さらに、キャリッジ22の
後方部の下面にはガイドピン22aが突出して形成さ
れ、該ガイドピン22aは、ガイドシャフト24に沿っ
て移動可能に支持されるスライダ28のガイド孔28a
に対して上下に摺動(しゅうどう)可能に挿入される。
また、スライダ28には図示しないギヤが形成され、該
ギヤが前記スクリュギヤ14bと噛合(しごう)するよ
うになっている。
【0008】したがって、キャリッジ22はガイドシャ
フト24に対してスライダ28、スクリュギヤ14b、
回転軸14a及びパルスモータ14を介して支持される
ことになり、パルスモータ14を回転させるとキャリッ
ジ22の後方部は矢印C方向(ガイド孔28aによって
案内されるガイドピン22aの方向)に移動し、キャリ
ッジ22がガイドシャフト23を軸として回動する。こ
れに伴って、ワイヤドットヘッド4が矢印B方向に移動
し、印字媒体Pとの間に形成されるヘッドギャップgを
変更することができる。なお、ギャップ変更手段15と
しては、前記のもの以外に、例えばプラテン25を移動
させるなどの手段を使用することもできる。また、4a
はワイヤドットヘッド4の先端、10bはセンサ回路で
ある。
【0009】次に、印字時間検出手段10について説明
する。図5はワイヤドットヘッドの縦断面図、図6はプ
リント基板の平面図、図7はプリント基板の要部斜視図
である。図において、30はワイヤドットヘッド4内に
複数本備えられた印字ワイヤ(図においては2本のみを
示す。)、31は該印字ワイヤ30を案内するためのガ
イド孔31aを有する前面カバー、32は磁性体から成
るアーマチュア、33は該アーマチュア32を支持する
板ばねである。また、34はベース板、35はコア35
aの外周にヘッドコイル35bを巻装させて構成される
電磁石、36は該電磁石35に電流を供給するための図
示しないプリント配線及び図示しないコネクタ端子を有
するプリント基板、37は永久磁石、38は台板、39
はスペーサ、40はヨーク、41はプリント基板、42
はクランプである。
【0010】そして、該クランプ42は、ベース板3
4、永久磁石37、台板38、スペーサ39、板ばね3
3、ヨーク40、プリント基板41、前面カバー31を
順に積層させて一体とした状態で、これら各要素を狭持
する。また、板ばね33の自由端33a側にはアーマチ
ュア32が支持され、該アーマチュア32の先端32a
には一本の印字ワイヤ30の基部30aが固着される。
前記印字ワイヤ30の先端30bは、前面カバー31の
ガイド孔31aに案内されて印字媒体P(図4)に衝突
するように構成される。
【0011】そして、図6及び7に示すように、プリン
ト基板41のアーマチュア32と対向する位置に銅箔
(どうはく)パターンから成るセンサ電極10aが配設
され、該センサ電極10aはプリント配線によってプリ
ント基板41の端部に備えられたコネクタ端子41aに
接続される。この場合、前記プリント基板41は、ヨー
ク40との絶縁を保つための絶縁被膜でコートされる。
したがって、センサ電極10aとアーマチュア32の間
には静電容量が現れ、該静電容量の値は両者の間隔が大
きくなるほど小さくなり、両者の間隔が小さくなるほど
大きくなる。
【0012】前記構成のワイヤドットヘッド4におい
て、ヘッドコイル35bに通電しないときには、アーマ
チュア32を永久磁石37の吸引力によって、板ばね3
3の復元力に抗してベース板34側(図の下方向)に吸
引させておく。この状態でヘッドコイル35bに通電す
ると、電磁石35の磁束によって永久磁石37の磁束が
打ち消され、アーマチュア32は永久磁石37の吸引力
から解放され、板ばね33の復元力によって前面カバー
31側(図の上方向)に移動する。そして、アーマチュ
ア32の移動に伴い印字ワイヤ30がガイド孔31aか
ら突出し、印字媒体Pに衝突して印字を行う。
【0013】ここで、ヨーク40は電磁石35が形成す
る磁気回路の一部を構成するとともに、センサ電極10
aの相互干渉を断つ役割を果たす。図8は従来のワイヤ
ドットヘッドのワイヤ動作検出装置におけるセンサ回路
を示す図、図9はセンサ回路の原理説明図、図10は従
来のワイヤドットヘッドのワイヤ動作検出装置における
センサ回路の動作波形図である。図10においては、横
軸に時間を、縦軸に矩形(くけい)波信号SOSC 、電流
C 及び放電電流I S を採ってある。
【0014】図8及び9において、4はワイヤドットヘ
ッド、10aはセンサ回路、50はデジタルIC、50
a,50bは内部等価回路のMOS型FET(電界効果
トランジスタ)である。また、51は発振器、52は抵
抗、53は積分器、54は増幅器、55は微分回路、5
6はコンパレータである。前記構成のセンサ回路10b
(図2)において、デジタルIC50の出力端子にセン
サ電極10aを接続し、入力端子に発振器51を接続
し、該発振器51から図10に示す矩形波信号SOSC
入力すると、デジタルIC50の出力端子に電流IC
流れる。該電流IC は、MOS型FET50a,50b
が矩形波信号SOSC を受けて交互にオン・オフすること
によってセンサ電極10aの充放電電流となる。このう
ち、放電電流IS はMOS型FET50b、抵抗52を
通ってグラウンドに流れる。該放電電流IS を一周期分
積分した値は、センサ電極10aに充電される電荷量Q
にほぼ相当する。
【0015】ここで、センサ電極10aの静電容量をC
X 、発振器51の発振周波数をf、抵抗52の抵抗値を
S 、増幅器54の増幅率をa、電源電圧をVDDとする
と、放電電流IS の平均値は、 f・Q=f・CX ・VDD となり、増幅器54の出力電圧VQ は、 VQ =CX ・RS ・a・f・VDD となって、求めたい静電容量CX に比例する出力電圧V
Q が得られる。該出力電圧VQ は微分回路55に入力さ
れ、該微分回路55から印字ワイヤ30(図5)の速度
vに比例した電圧が速度波形として出力される。さら
に、該速度波形と比較電圧をコンパレータ56において
比較することによって、印字ワイヤ30が印字媒体P
(図4)に衝突するまでの印字時間TP がセンサ回路1
0bから出力されることになる。なお、実際には前記増
幅器54を交流増幅器とし、センサ電極10aのほかに
存在する分布容量などのオフセット(直流分)を切り捨
て、アーマチュア32の変位量分のみによって印字時間
P が出力されるようにしている。
【0016】図11は従来のワイヤドットヘッドのワイ
ヤ動作検出装置におけるセンサ回路の入出力波形図であ
る。前記センサ電極10a(図2)の出力波形は(a)
に示すようになり、センサ回路10b内の増幅器54
(図9)の出力電圧VQ は(b)に示すようになる。該
出力電圧VQ は微分回路55に入力されることによって
(c)に示すようになり、最後に、コンパレータ56に
入力されて(d)に示すように印字時間TP として検出
される。
【0017】次に、該印字時間TP はインタフェースL
SI2bを介してCPU2cに入力される。そして、検
出された印字時間TP とあらかじめ設定された標準的な
印字時間TS (例えば、あらかじめ設定された0.5
〔mm〕の基準ヘッドギャップgA を形成して図示しな
いインクリボンを介して0.08〔mm〕の印字媒体P
(図4)に印字を行ったときの印字時間)との差が求め
られ、印字時間TP における3〔μsec〕の差が0.
01〔mm〕のヘッドギャップgに対応するという経験
則によるデータに基づいて印字媒体Pまでのヘッドギャ
ップgが計算される。続いて、該ヘッドギャップgを適
正値gR にするためのワイヤドットヘッド4の移動量を
計算し、図3及び4に示されるギャップ変更手段15に
よってワイヤドットヘッド4を前記計算した移動量だけ
移動させ、ヘッドギャップgを調整する。
【0018】また、比較電圧VREFRを速度波形V1 の起
点の値(0)よりもロー側に設定することによって、印
字が行われた後アーマチュア32(図5)がコア35a
に吸引されて印字ワイヤ30が元に戻るまでの時間(以
下「戻り時間」という。)T R を検出するものが考えら
れる。図12は従来の他のワイヤドットヘッドのワイヤ
動作検出装置における波形図である。
【0019】図において、I1 はヘッドコイル35b
(図5)に流れる電流波形、V1 は印字ワイヤ30の速
度波形、VREFRはアーマチュア32がコア35aに吸引
される際の速度波形V1 をスライスするために設けられ
た比較電圧、TR は戻り時間である。この場合、戻り時
間TR 中の速度波形V1 は絶対値がほぼ一定であるの
で、ヘッドギャップgを正確に調整することができる。
【0020】さらに、比較電圧VREF を速度波形V1
起点の値(0)よりもハイ側に設定することによって、
印字媒体P(図4)の浮きを検出するものも考えられ
る。図13は従来の更に他のワイヤドットヘッドのワイ
ヤ動作検出装置における波形図である。図において、I
1 はヘッドコイル35b(図5)に流れる電流波形、V
1 は印字媒体P(図4)が変わる前の印字ワイヤ30の
速度波形、V4 は印字媒体Pが硬くプラテン25に巻き
付かずに浮き上がった場合の印字ワイヤ30の速度波
形、VREF は比較電圧、TS1は印字トリガ信号にパルス
が発生させられて駆動電圧の印加が開始されてから、印
字ワイヤ30の速度波形V1 と比較電圧VREF が交差す
る点の値になるまでの動作時間TS の値、TS2は印字ト
リガ信号にパルスが発生させられて駆動電圧の印加が開
始されてから、印字ワイヤ30の速度波形V 4 と比較電
圧VREF が交差する点の値になるまでの動作時間TS
値である。
【0021】したがって、動作時間TS の値TS1,TS2
の差によって印字媒体Pの浮きを検出することができ
る。ところで、前記動作時間TS 、印字時間TP 及び戻
り時間TR は以下に述べるようにして測定することがで
きる。図14は従来のワイヤドットヘッドのワイヤ動作
検出装置のブロック図、図15は従来のワイヤドットヘ
ッドのワイヤ動作検出装置における第1のタイムチャー
トである。
【0022】図において、101〜103は第1〜第3
のカウンタ、104はJKフリップフロップ、107は
NANDゲート、108はインバータである。前記制御
回路2(図2)によって印字トリガ信号HDON及び印
字パターン信号HDATAが出力され、ワイヤドットヘ
ッド4が駆動される。この時、速度波形V1 が図15に
示すように出力され、比較電圧VREF と比較されて第1
コンパレータ出力信号CMPが発生させられる。また、
速度波形V1 は比較電圧VREFRとも比較されて第2コン
パレータ出力信号CMPRが発生させられる。
【0023】なお、前記第1コンパレータ出力信号CM
P及び第2コンパレータ出力信号CMPRを発生させる
ために、コンパレータ56(図9)が二つ配設される。
また、RST−Nはリセット信号、CLKはクロックで
ある。次に、前記ワイヤドットヘッドのワイヤ動作検出
装置の動作について説明する。
【0024】まず、前記印字トリガ信号HDON及び印
字パターン信号HDATAがハイレベルになると、NA
NDゲート107の出力がローレベルになり、カウンタ
101〜103のカウント値が“0”にロードされる。
この時、JKフリップフロップ104から出力されたイ
ネーブル信号CT1ENがハイレベルになる。このよう
にして、カウンタ101がカウントを開始する。
【0025】所定時間が経過して第1コンパレータ出力
信号CMPがハイレベルになると、カウンタ102がカ
ウントを開始するとともにJKフリップフロップ104
から出力されたイネーブル信号CT1ENがローレベル
になり、その結果、カウンタ101がカウントを終了
し、その時のカウント値が動作時間TS になる。更に所
定時間が経過して第1コンパレータ出力信号CMPがロ
ーレベルになると、カウンタ102がカウントを終了
し、その時のカウント値が印字時間TP になる。
【0026】次に、第2コンパレータ出力信号CMPR
がハイレベルになると、カウンタ103がカウントを開
始し、所定時間が経過して第2コンパレータ出力信号C
MPRがローレベルになるとカウンタ103がカウント
を終了し、その時のカウント値が戻り時間TR になる。
このようにして、前記印字時間TP 、戻り時間TR 及び
動作時間TS が求められると、前記制御回路2は印字時
間TP 、戻り時間TR 及び動作時間TS に基づいて印字
媒体P(図4)までのヘッドギャップgを計算し、該ヘ
ッドギャップgを適正値gR にするためにワイヤドット
ヘッド4を移動させる。
【0027】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のワイヤドットヘッドのワイヤ動作検出装置において
は、速度波形V1 が正常でない場合やセンサ不良が発生
した場合には、正確な動作時間TS 、印字時間TP 及び
戻り時間TR を測定することができない。図16は従来
のワイヤドットヘッドのワイヤ動作検出装置における第
2のタイムチャート、図17は従来のワイヤドットヘッ
ドのワイヤ動作検出装置における第3のタイムチャート
である。
【0028】図16において、速度波形V1 は硬い印字
媒体P(図4)を使用した場合のものであり、印字ワイ
ヤ30(図5)が印字媒体Pに衝突した後の戻り速度が
高い。したがって、アーマチュア32がコア35aに吸
引されたときにリバウンドし、前記速度波形V1 にリバ
ウンド波形部PR が発生してしまう。この場合、印字時
間TP が時間TPRだけ長くなり、戻り時間TR も時間T
RRだけ長くなる。なお、VREF ,VREFRは比較電圧、T
S は動作時間、HDONは印字トリガ信号、CMPは第
1コンパレータ出力信号、CMPRは第2コンパレータ
出力信号、CT1ENはイネーブル信号である。
【0029】また、図17において、速度波形V1 はセ
ンサ不良が発生した場合のものであり、変化しない。例
えば、第1コンパレータ出力信号CMP及び第2コンパ
レータ出力信号CMPRが共にローレベルのままになる
と、カウンタ101(図14)はカウントを開始したま
ま終了しない。また、カウンタ102,103はカウン
トを開始しない。
【0030】その結果、動作時間TS は制御回路2(図
2)が読み出すタイミングによって値が変化し、正確な
動作時間TS を測定することができず、印字時間TP
び戻り時間TR は“0”になってしまう。また、第1コ
ンパレータ出力信号CMPがハイレベルのままになる
と、カウンタ102はカウントを開始したまま終了せ
ず、第2コンパレータ出力信号CMPRがハイレベルの
ままになると、カウンタ103はカウントを開始したま
ま終了せず、どの場合も、正確な印字時間TP 及び戻り
時間TR を測定することができない。なお、VREF ,V
REFRは比較電圧、HDONは印字トリガ信号、CT1E
Nはイネーブル信号である。
【0031】本発明は、前記従来のワイヤドットヘッド
のワイヤ動作検出装置の問題点を解決して、印字ワイヤ
の正確な動作時間、印字時間、戻り時間等を測定するこ
とができるワイヤドットヘッドのワイヤ動作検出装置を
提供することを目的とする。
【0032】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明のワ
イヤドットヘッドのワイヤ動作検出装置においては、印
字ワイヤの速度を検出する速度検出手段と、検出された
速度の速度波形と比較電圧とを比較して第1コンパレー
タ出力信号及び第2コンパレータ出力信号を発生させる
コンパレータ出力信号発生手段と、少なくとも前記第1
コンパレータ出力信号に基づいて印字ワイヤの印字時間
を測定するカウンタと、前記第1コンパレータ出力信号
のハイレベル及びローレベルの切換りを1単位出力とし
たとき、アーマチュアの1往復サイクルの範囲内におい
て前記1単位出力が繰り返されたときに、前記カウンタ
によるカウントを開始させないようにする手段とを有す
る。
【0033】本発明の他のワイヤドットヘッドのワイヤ
動作検出装置においては、印字ワイヤの速度を検出する
速度検出手段と、検出された速度の速度波形と比較電圧
とを比較して第1コンパレータ出力信号及び第2コンパ
レータ出力信号を発生させるコンパレータ出力信号発生
手段と、印字トリガ信号及び第1コンパレータ出力信号
に基づいて印字ワイヤの動作時間を測定する第1のカウ
ンタと、少なくとも前記第1コンパレータ出力信号に基
づいて印字ワイヤの印字時間を測定する第2のカウンタ
と、前記第2コンパレータ出力信号に基づいて印字ワイ
ヤの戻り時間を測定する第3のカウンタと、前記第1コ
ンパレータ出力信号及び第2コンパレータ出力信号のう
ちの少なくとも一方が発生させられない場合に、前記第
1〜第3のカウンタのうちの少なくとも一つのカウンタ
のカウント値が最大値になることによってセンサ不良を
検出するセンサ不良検出手段とを有する。
【0034】本発明の更に他のワイヤドットヘッドのワ
イヤ動作検出装置においては、印字ワイヤの速度を検出
する速度検出手段と、検出された速度の速度波形と比較
電圧とを比較して第1コンパレータ出力信号及び第2コ
ンパレータ出力信号を発生させるコンパレータ出力信号
発生手段と、印字トリガ信号及び第1コンパレータ出力
信号に基づいて印字ワイヤの動作時間を測定する第1の
カウンタと、少なくとも前記第1コンパレータ出力信号
に基づいて印字ワイヤの印字時間を測定する第2のカウ
ンタと、前記第2コンパレータ出力信号に基づいて印字
ワイヤの戻り時間を測定する第3のカウンタとを有す
る。
【0035】また、該第3のカウンタが印字ワイヤの戻
り時間を測定するまでに前記第1コンパレータ出力信号
のハイレベル及びローレベルの切換りが繰り返されたと
きに、第1のカウンタ及び第2のカウンタによるカウン
トを再び開始させるカウント繰返手段を有する。
【0036】
【作用】本発明によれば、前記のようにワイヤドットヘ
ッドのワイヤ動作検出装置においては、印字ワイヤの速
度を検出する速度検出手段と、検出された速度の速度波
形と比較電圧とを比較して第1コンパレータ出力信号及
び第2コンパレータ出力信号を発生させるコンパレータ
出力信号発生手段と、少なくとも前記第1コンパレータ
出力信号に基づいて印字ワイヤの印字時間を測定するカ
ウンタと、前記第1コンパレータ出力信号のハイレベル
及びローレベルの切換りを1単位出力としたとき、アー
マチュアの1往復サイクルの範囲内において前記1単位
出力が繰り返されたときに、前記カウンタによるカウン
トを開始させないようにする手段とを有する。
【0037】この場合、前記印字ワイヤが後退を開始し
た後、アーマチュアはコアに吸引されてリバウンドす
る。このとき、前記アーマチュアのリバウンドによって
第1コンパレータ出力信号のハイレベル及びローレベル
が再び切り換わっても、カウンタによるカウントは開始
されない。
【0038】本発明の他のワイヤドットヘッドのワイヤ
動作検出装置においては、印字ワイヤの速度を検出する
速度検出手段と、検出された速度の速度波形と比較電圧
とを比較して第1コンパレータ出力信号及び第2コンパ
レータ出力信号を発生させるコンパレータ出力信号発生
手段と、印字トリガ信号及び第1コンパレータ出力信号
に基づいて印字ワイヤの動作時間を測定する第1のカウ
ンタと、少なくとも前記第1コンパレータ出力信号に基
づいて印字ワイヤの印字時間を測定する第2のカウンタ
と、前記第2コンパレータ出力信号に基づいて印字ワイ
ヤの戻り時間を測定する第3のカウンタと、前記第1コ
ンパレータ出力信号及び第2コンパレータ出力信号のう
ちの少なくとも一方が発生させられない場合に、前記第
1〜第3のカウンタのうちの少なくとも一つのカウンタ
のカウント値が最大値になることによってセンサ不良を
検出するセンサ不良検出手段とを有する。
【0039】この場合、センサ不良が発生すると、所定
時間が経過しても、第1コンパレータ出力信号及び第2
コンパレータ出力信号のうちの少なくとも一方のハイレ
ベル及びローレベルが切り換わらない。したがって、前
記第1〜第3のカウンタのうちの少なくとも一つのカウ
ンタのカウント値が最大値になり、端子からキャリー信
号が発生させられる。
【0040】本発明の更に他のワイヤドットヘッドのワ
イヤ動作検出装置においては、印字ワイヤの速度を検出
する速度検出手段と、検出された速度の速度波形と比較
電圧とを比較して第1コンパレータ出力信号及び第2コ
ンパレータ出力信号を発生させるコンパレータ出力信号
発生手段と、印字トリガ信号及び第1コンパレータ出力
信号に基づいて印字ワイヤの動作時間を測定する第1の
カウンタと、少なくとも前記第1コンパレータ出力信号
に基づいて印字ワイヤの印字時間を測定する第2のカウ
ンタと、前記第2コンパレータ出力信号に基づいて印字
ワイヤの戻り時間を測定する第3のカウンタと、該第3
のカウンタが印字ワイヤの戻り時間を測定するまでに前
記第1コンパレータ出力信号のハイレベル及びローレベ
ルの切換りが繰り返されたときに、第1のカウンタ及び
第2のカウンタによるカウントを再び開始させるカウン
ト繰返手段とを有する。
【0041】この場合、速度波形にノイズが発生し、第
1コンパレータ出力信号のハイレベル及びローレベルの
切換りが繰り返されると、該切換りによって第1のカウ
ンタ及び第2のカウンタによるカウントが再び開始され
る。そして、本来のセンサタイミングによって第1コン
パレータ出力信号のハイレベル及びローレベルが切り換
わると、第1のカウンタによるカウントが終了され、第
2のカウンタによるカウントが開始される。
【0042】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら詳細に説明する。図1は本発明の第1の実施例に
おけるワイヤドットヘッドのワイヤ動作検出装置のブロ
ック図である。図において、101は動作時間TS を測
定するための第1のカウンタ、102は印字時間TP
測定するための第2のカウンタ、103は戻り時間TR
を測定するための第3のカウンタである。また、104
〜106は前記カウンタ101〜103にそれぞれ対応
させて配設されたJKフリップフロップ、107は印字
トリガ信号HDON及び印字パターン信号HDATAが
入力されるNANDゲートである。そして、該NAND
ゲート107の出力は、前記カウンタ101〜103の
各端子LDに入力される。
【0043】また、該NANDゲート107の出力はイ
ンバータ108に入力される。そして、該インバータ1
08の出力が前記JKフリップフロップ104の端子J
に入力される。一方、前記カウンタ101の端子RCの
出力がインバータ111及びANDゲート117に入力
され、前記インバータ111の出力がANDゲート11
4に入力される。また、前記JKフリップフロップ10
4の出力が前記ANDゲート114,117,118に
入力される。そして、ANDゲート114の出力がイネ
ーブル信号CT1ENとしてカウンタ101の端子EN
に対して出力され、ANDゲート117,118の出力
がANDゲート123に入力され、該ANDゲート12
3の出力がJKフリップフロップ104の端子Kに入力
される。
【0044】また、第1コンパレータ出力信号CMPが
前記ANDゲート118に入力され、該ANDゲート1
18の出力は前記JKフリップフロップ105の端子J
に入力される。一方、前記カウンタ102の端子RCの
出力がインバータ112及びANDゲート119に入力
され、前記インバータ112の出力がANDゲート11
5に入力される。また、前記JKフリップフロップ10
5の出力が前記ANDゲート115,119,120に
入力される。そして、ANDゲート115の出力がイネ
ーブル信号CT2ENとしてカウンタ102の端子EN
に対して出力され、ANDゲート119,120の出力
がANDゲート124に入力され、該ANDゲート12
4の出力がJKフリップフロップ105の端子Kに入力
される。
【0045】また、第1コンパレータ出力信号CMPが
インバータ109に入力され、該インバータ109の出
力が前記ANDゲート120に入力される。さらに、該
ANDゲート120の出力は前記JKフリップフロップ
106の端子Jに入力される。一方、前記カウンタ10
3の端子RCの出力がインバータ113及びANDゲー
ト121に入力され、前記インバータ113の出力がA
NDゲート116に入力される。また、前記JKフリッ
プフロップ106の出力が前記ANDゲート116,1
21,122に入力される。そして、ANDゲート11
6の出力がイネーブル信号CT3ENとしてカウンタ1
03の端子ENに対して出力され、ANDゲート12
1,122の出力がANDゲート125に入力され、該
ANDゲート125の出力がJKフリップフロップ10
6の端子Kに入力される。
【0046】また、第2コンパレータ出力信号CMPR
がインバータ110に入力され、該インバータ110の
出力が前記ANDゲート122に入力される。なお、R
ST−Nはリセット信号、CLKはクロックである。次
に、アーマチュア32(図5参照)のリバウンドが発生
したときのワイヤドットヘッドのワイヤ動作検出装置の
動作について図18を併用して説明する。
【0047】図18は本発明の第1の実施例におけるワ
イヤドットヘッドのワイヤ動作検出装置の第1のタイム
チャートである。図において、前記印字トリガ信号HD
ON及び印字パターン信号HDATAがハイレベルにな
ると、NANDゲート107の出力がローレベルにな
り、カウンタ101〜103のカウント値が“0”にロ
ードされる。この時、カウンタ101の端子RCの出力
がローレベルになり、JKフリップフロップ104の出
力がハイレベルになるので、ANDゲート114から出
力されたイネーブル信号CT1ENがハイレベルにな
り、カウンタ101がカウントを開始する。
【0048】そして、所定時間が経過して第1コンパレ
ータ出力信号CMPがハイレベルになると、JKフリッ
プフロップ104の出力がローレベルになり、前記イネ
ーブル信号CT1ENがローレベルになる。したがっ
て、カウンタ101がカウントを終了する。また、第1
コンパレータ出力信号CMPがハイレベルになるのと同
時にJKフリップフロップ105の出力がハイレベルに
なるので、ANDゲート115から出力されたイネーブ
ル信号CT2ENがハイレベルになり、カウンタ102
がカウントを開始する。
【0049】そして、所定時間が経過して第1コンパレ
ータ出力信号CMPがローレベルになると、JKフリッ
プフロップ105の出力がローレベルになり、前記イネ
ーブル信号CT2ENがローレベルになる。したがっ
て、カウンタ102がカウントを終了する。また、第1
コンパレータ出力信号CMPがローレベルになるのと同
時にJKフリップフロップ106の出力がハイレベルに
なるので、ANDゲート116から出力されたイネーブ
ル信号CT3ENがハイレベルになり、カウンタ103
がカウントを開始する。
【0050】ところで、前記第1コンパレータ出力信号
CMPがローレベルになる場合は、印字ワイヤ30の速
度波形V1 が“0”になる直前であるので、印字ワイヤ
30はその直後に印字媒体P(図4参照)に衝突し、後
退を開始する。したがって、前記第1コンパレータ出力
信号CMPがローレベルになった直後に第2コンパレー
タ出力信号CMPRはハイレベルになる。
【0051】その後、所定時間が経過して第2コンパレ
ータ出力信号CMPRがローレベルになると、JKフリ
ップフロップ106の出力がローレベルになるので、前
記イネーブル信号CT3ENがローレベルになり、カウ
ンタ103がカウントを終了する。なお、前記第1コン
パレータ出力信号CMPがローレベルになってから第2
コンパレータ出力信号CMPRがハイレベルになるまで
の時間は、印字ワイヤ30が印字媒体Pに衝突して印字
ワイヤ30の速度波形V1 が正から負に急激に変化する
時間である。したがって、戻り時間TR と比べて極めて
短いので無視することができる。
【0052】ところで、前記印字ワイヤ30が後退を開
始した後、アーマチュア32はコア35aに吸引されて
リバウンドする。この場合、該アーマチュア32のリバ
ウンドによって再び第1コンパレータ出力信号CMPは
ハイレベルになるが、前記JKフリップフロップ104
の出力がローレベルになった時にANDゲート118の
一方の入力がローレベルになっているので、ANDゲー
ト118の出力はローレベルのままになる。したがっ
て、JKフリップフロップ105から出力されたイネー
ブル信号CT2ENが再びハイレベルになることはな
く、カウンタ102はカウントを開始しない。
【0053】そして、所定時間が経過して第1コンパレ
ータ出力信号CMPがローレベルになると、前記JKフ
リップフロップ105の出力がローレベルになった時に
ANDゲート120の一方の入力がローレベルになって
いるので、ANDゲート120の出力はローレベルのま
まになる。したがって、JKフリップフロップ106か
ら出力されたイネーブル信号CT3ENが再びハイレベ
ルになることはなく、カウンタ103はカウントを開始
しない。
【0054】このように、前記カウンタ101〜103
は、それぞれカウント値によって動作時間TS 、印字時
間TP 及び戻り時間TR を測定することができる。な
お、V REF ,VREFRは比較電圧である。次に、センサ不
良が発生したときのワイヤドットヘッドのワイヤ動作検
出装置の動作について図19を併用して説明する。
【0055】図19は本発明の第1の実施例におけるワ
イヤドットヘッドのワイヤ動作検出装置の第2のタイム
チャートである。図において、前記印字トリガ信号HD
ON及び印字パターン信号HDATAがハイレベルにな
ると、NANDゲート107の出力がローレベルにな
り、カウンタ101〜103のカウント値が“0”にロ
ードされる。この時、カウンタ101の端子RCの出力
がローレベルになり、JKフリップフロップ104の出
力がハイレベルになるので、ANDゲート114から出
力されたイネーブル信号CT1ENがハイレベルにな
り、カウンタ101がカウントを開始する。
【0056】そして、センサ不良が発生すると、所定時
間が経過しても第1コンパレータ出力信号CMPがハイ
レベルにならない。したがって、カウンタ101のカウ
ント値が最大値になり、端子RCからキャリー信号を出
力する。その結果、ANDゲート114から出力された
イネーブル信号CT1ENがローレベルになってカウン
タ101がカウントを終了する。また、同時にANDゲ
ート117の出力がハイレベルになり、JKフリップフ
ロップ104の出力がローレベルになる。
【0057】したがって、ANDゲート118の一方の
入力がローレベルになるので、ANDゲート115,1
16から出力されたイネーブル信号CT2EN,CT3
ENはハイレベルにならない。その結果、カウンタ10
2,103のカウント値が“0”のままになる。センサ
不良が発生しない場合はカウンタ101のカウント値は
最大値にならないので、カウンタ101のカウント値が
最大値になった場合は、センサ不良が発生したと判断す
ることができる。なお、センサ不良が発生してカウンタ
102,103のカウント値が最大値になった場合も同
様にセンサ不良が発生したと判断することができる。な
お、V1 は速度波形、VREF ,VREFRは比較電圧、CM
PRは第2コンパレータ出力信号、TS は動作時間、T
P は印字時間、TR は戻り時間である。
【0058】次に、本発明の第2の実施例について説明
する。ところで、本発明の第1の実施例においては、速
度波形V1 にワイヤドットヘッド4(図2参照)の駆動
に伴うノイズが発生することがある。この場合、ノイズ
の大きさによって第1コンパレータ出力信号CMPがハ
イレベルになる。該第1コンパレータ出力信号CMPが
ハイレベルになる時点においては、印字ワイヤ30(図
5参照)が飛行を開始した直後であるので、印字ワイヤ
30の速度vが低く徐々に加速される。したがって、速
度波形V1 の傾きが緩やかになり、特にノイズの影響を
受けやすい。
【0059】図20は従来のワイヤドットヘッドのワイ
ヤ動作検出装置のタイムチャート、図21は本発明の第
2の実施例におけるワイヤドットヘッドのワイヤ動作検
出装置のタイムチャート、図22は本発明の第2の実施
例におけるワイヤドットヘッドのワイヤ動作検出装置の
ブロック図である。図20に示すように、ノイズNによ
って第1コンパレータ出力信号CMPが本来ハイレベル
になる時点より前にわずかな時間だけハイレベルになる
と、その時点でカウンタ101(図14)がカウントを
終了する。したがって、わずかな時間だけカウンタ10
2がカウントを行い、前記第1コンパレータ出力信号C
MPがローレベルになった時点から第2コンパレータ出
力信号CMPRがローレベルになる時点までカウンタ1
03がカウントを行う。
【0060】このように、前記各カウンタ101〜10
3のカウント値は不正確になってしまう。なお、HDO
Nは印字トリガ信号、VREF ,VREFRは比較電圧、CT
1EN,CT2EN,CT3ENはイネーブル信号、T
S は動作時間、TP は印字時間、TR は戻り時間であ
る。そこで、本発明の第2の実施例においては、図21
に示すように、速度波形V 1 にノイズNが発生しても第
2コンパレータ出力信号CMPRがハイレベルになるま
で、第1コンパレータ出力信号CMPがハイレベルにな
るたびカウンタ101,102にカウントを行わせるよ
うにしている。
【0061】図21及び22において、101〜103
は第1〜第3のカウンタ、104,106はJKフリッ
プフロップ、107はNANDゲート、108〜113
はインバータ、116〜118,121,122,12
7,128はANDゲート、123,125,126は
ORゲート、RST−Nはリセット信号、CLKはクロ
ック、VREF ,VREFRは比較電圧である。
【0062】この場合、印字トリガ信号HDON及び印
字パターン信号HDATAがハイレベルになると、カウ
ンタ101〜103のカウント値が“0”にロードされ
る。この時、カウンタ101の端子RCの出力がローレ
ベルになり、JKフリップフロップ104の出力がハイ
レベルになるとともに、第1コンパレータ出力信号CM
Pがローレベルであるので、ANDゲート127から出
力されたイネーブル信号CT1ENがハイレベルにな
り、カウンタ101がカウントを開始する。
【0063】そして、所定時間が経過して速度波形V1
にノイズNが発生すると、第1コンパレータ出力信号C
MPが本来ハイレベルになる時点より前にわずかな時間
だけハイレベルになる。この時、前記イネーブル信号C
T1ENがローレベルになり、カウンタ101がカウン
トを終了する。同時に、ANDゲート128から出力さ
れたイネーブル信号CT2ENがハイレベルになり、カ
ウンタ102がカウントを開始する。そして、ノイズN
がなくなり第1コンパレータ出力信号CMPがローレベ
ルになると、再び前記イネーブル信号CT1ENがハイ
レベルになり、カウンタ101がカウントを開始する。
一方、前記イネーブル信号CT2ENがローレベルにな
り、カウンタ102がカウントを終了する。
【0064】所定時間が経過して本来のセンサタイミン
グによって第1コンパレータ出力信号CMPが再びハイ
レベルになると、前記イネーブル信号CT1ENがロー
レベルになり、カウンタ101がカウントを終了する。
同時に、前記イネーブル信号CT2ENがハイレベルに
なり、再びカウンタ102がカウントを開始する。更に
所定時間が経過して第1コンパレータ出力信号CMPが
ローレベルになると、再び前記イネーブル信号CT1E
Nがハイレベルになり、カウンタ101がカウントを開
始する。一方、前記イネーブル信号CT2ENがローレ
ベルになり、カウンタ102がカウントを終了する。
【0065】この場合、印字ワイヤ30(図5参照)は
その直後に印字媒体P(図4参照)に衝突し、後退を開
始する。したがって、前記第1コンパレータ出力信号C
MPがローレベルになった直後に第2コンパレータ出力
信号CMPRがハイレベルになる。その結果、JKフリ
ップフロップ104の出力がローレベルになり、前記イ
ネーブル信号CT1ENがローレベルになるので、カウ
ンタ101がカウントを終了する。同時に、JKフリッ
プフロップ106の出力がハイレベルになり、ANDゲ
ート116から出力されたイネーブル信号CT3ENが
ハイレベルになり、カウンタ103がカウントを開始す
る。
【0066】そして、所定時間が経過して第2コンパレ
ータ出力信号CMPRがローレベルになると、JKフリ
ップフロップ106の出力がローレベルになり、前記イ
ネーブル信号CT3ENがローレベルになり、カウンタ
103がカウントを終了する。このように、カウンタ1
01は図21の本来の動作時間TS に時間TS ′,
S ″を加えた時間を動作時間としてカウントを行い、
カウンタ102は本来の印字時間TP に時間TP ′を加
えた時間を印字時間としてカウントを行い、カウンタ1
03は本来の戻り時間TR だけカウントを行う。
【0067】この場合、ノイズNがない場合と比べる
と、カウンタ101は時間TP ′だけ短い時間カウント
を行い、カウンタ102は時間TP ′だけ長い時間カウ
ントを行う。しかし、時間TP ′は動作時間TS 、印字
時間TP 、戻り時間TR 等と比べて極めて短いので無視
することができる。また、時間TS ″も同様に極めて短
いので無視することができる。
【0068】このように、ノイズNが発生した場合にお
いても正確な動作時間TS 、印字時間TP 及び戻り時間
R を得ることができる。なお、本発明は前記実施例に
限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々
変形することが可能であり、それらを本発明の範囲から
排除するものではない。
【0069】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、ワイヤドットヘッドのワイヤ動作検出装置におい
ては、印字ワイヤの速度を検出する速度検出手段と、検
出された速度の速度波形と比較電圧とを比較して第1コ
ンパレータ出力信号及び第2コンパレータ出力信号を発
生させるコンパレータ出力信号発生手段と、少なくとも
前記第1コンパレータ出力信号に基づいて印字ワイヤの
印字時間を測定するカウンタと、前記第1コンパレータ
出力信号のハイレベル及びローレベルの切換りを1単位
出力としたとき、アーマチュアの1往復サイクルの範囲
内において前記1単位出力が繰り返されたときに、前記
カウンタによるカウントを開始させないようにする手段
とを有する。
【0070】この場合、前記印字ワイヤが後退を開始し
た後、アーマチュアはコアに吸引されてリバウンドす
る。このとき、前記アーマチュアのリバウンドによって
第1コンパレータ出力信号のハイレベル及びローレベル
が再び切り換わっても、前記カウンタによるカウントは
開始されない。その結果、印字ワイヤの印字時間及び戻
り時間が本来の時間より長く測定されることがなくな
る。
【0071】本発明の他のワイヤドットヘッドのワイヤ
動作検出装置においては、印字ワイヤの速度を検出する
速度検出手段と、検出された速度の速度波形と比較電圧
とを比較して第1コンパレータ出力信号及び第2コンパ
レータ出力信号を発生させるコンパレータ出力信号発生
手段と、印字トリガ信号及び第1コンパレータ出力信号
に基づいて印字ワイヤの動作時間を測定する第1のカウ
ンタと、少なくとも前記第1コンパレータ出力信号に基
づいて印字ワイヤの印字時間を測定する第2のカウンタ
と、前記第2コンパレータ出力信号に基づいて印字ワイ
ヤの戻り時間を測定する第3のカウンタと、前記第1コ
ンパレータ出力信号及び第2コンパレータ出力信号のう
ちの少なくとも一方が発生させられない場合に、前記第
1〜第3のカウンタのうちの少なくとも一つのカウンタ
のカウント値が最大値になることによってセンサ不良を
検出するセンサ不良検出手段とを有する。
【0072】この場合、センサ不良が発生すると、所定
時間が経過しても、第1コンパレータ出力信号及び第2
コンパレータ出力信号のうちの少なくとも一方のハイレ
ベル及びローレベルが切り換わらない。したがって、前
記第1〜第3のカウンタのうちの少なくとも一つのカウ
ンタのカウント値が最大値になり、端子からキャリー信
号が発生させられる。その結果、センサ不良を検出する
ことができる。
【0073】本発明の更に他のワイヤドットヘッドのワ
イヤ動作検出装置においては、印字ワイヤの速度を検出
する速度検出手段と、検出された速度の速度波形と比較
電圧とを比較して第1コンパレータ出力信号及び第2コ
ンパレータ出力信号を発生させるコンパレータ出力信号
発生手段と、印字トリガ信号及び第1コンパレータ出力
信号に基づいて印字ワイヤの動作時間を測定する第1の
カウンタと、少なくとも前記第1コンパレータ出力信号
に基づいて印字ワイヤの印字時間を測定する第2のカウ
ンタと、前記第2コンパレータ出力信号に基づいて印字
ワイヤの戻り時間を測定する第3のカウンタと、該第3
のカウンタが印字ワイヤの戻り時間を測定するまでに前
記第1コンパレータ出力信号のハイレベル及びローレベ
ルの切換りが繰り返されたときに、第1のカウンタ及び
第2のカウンタによるカウントを再び開始させるカウン
ト繰返手段とを有する。
【0074】この場合、速度波形にノイズが発生し、第
1コンパレータ出力信号のハイレベル及びローレベルの
切換りが繰り返されると、該切換りによって第1のカウ
ンタ及び第2のカウンタによるカウントが再び開始され
る。そして、本来のセンサタイミングによって第1コン
パレータ出力信号のハイレベル及びローレベルが切り換
わると、第1のカウンタによるカウントが終了され、第
2のカウンタによるカウントが開始される。
【0075】その結果、速度波形にノイズが発生した場
合においても印字ワイヤの正確な動作時間、印字時間、
戻り時間等を測定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるワイヤドットヘ
ッドのワイヤ動作検出装置のブロック図である。
【図2】従来のワイヤドットインパクトプリンタ装置の
ブロック図である。
【図3】従来のワイヤドットインパクトプリンタ装置に
おけるギャップ変更手段の平面図である。
【図4】従来のワイヤドットインパクトプリンタ装置に
おけるギャップ変更手段の側面図である。
【図5】ワイヤドットヘッドの縦断面図である。
【図6】プリント基板の平面図である。
【図7】プリント基板の要部斜視図である。
【図8】従来のワイヤドットヘッドのワイヤ動作検出装
置におけるセンサ回路を示す図である。
【図9】センサ回路の原理説明図である。
【図10】従来のワイヤドットヘッドのワイヤ動作検出
装置におけるセンサ回路の動作波形図である。
【図11】従来のワイヤドットヘッドのワイヤ動作検出
装置におけるセンサ回路の入出力波形図である。
【図12】従来の他のワイヤドットヘッドのワイヤ動作
検出装置における波形図である。
【図13】従来の更に他のワイヤドットヘッドのワイヤ
動作検出装置における波形図である。
【図14】従来のワイヤドットヘッドのワイヤ動作検出
装置のブロック図である。
【図15】従来のワイヤドットヘッドのワイヤ動作検出
装置における第1のタイムチャートである。
【図16】従来のワイヤドットヘッドのワイヤ動作検出
装置における第2のタイムチャートである。
【図17】従来のワイヤドットヘッドのワイヤ動作検出
装置における第3のタイムチャートである。
【図18】本発明の第1の実施例におけるワイヤドット
ヘッドのワイヤ動作検出装置の第1のタイムチャートで
ある。
【図19】本発明の第1の実施例におけるワイヤドット
ヘッドのワイヤ動作検出装置の第2のタイムチャートで
ある。
【図20】従来のワイヤドットヘッドのワイヤ動作検出
装置のタイムチャートである。
【図21】本発明の第2の実施例におけるワイヤドット
ヘッドのワイヤ動作検出装置のタイムチャートである。
【図22】本発明の第2の実施例におけるワイヤドット
ヘッドのワイヤ動作検出装置のブロック図である。
【符号の説明】
101〜103 カウンタ TS 動作時間 TP 印字時間 TR 戻り時間 V1 速度波形 VREF ,VREFR 比較電圧 HDON 印字トリガ信号 CMP 第1コンパレータ出力信号 CMPR 第2コンパレータ出力信号

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)印字ワイヤの速度を検出する速度
    検出手段と、 (b)検出された速度の速度波形と比較電圧とを比較し
    て第1コンパレータ出力信号及び第2コンパレータ出力
    信号を発生させるコンパレータ出力信号発生手段と、 (c)少なくとも前記第1コンパレータ出力信号に基づ
    いて印字ワイヤの印字時間を測定するカウンタと、 (d)前記第1コンパレータ出力信号のハイレベル及び
    ローレベルの切換りを1単位出力としたとき、アーマチ
    ュアの1往復サイクルの範囲内において前記1単位出力
    が繰り返されたときに、前記カウンタによるカウントを
    開始させないようにする手段とを有することを特徴とす
    るワイヤドットヘッドのワイヤ動作検出装置。
  2. 【請求項2】 (a)印字ワイヤの速度を検出する速度
    検出手段と、 (b)検出された速度の速度波形と比較電圧とを比較し
    て第1コンパレータ出力信号及び第2コンパレータ出力
    信号を発生させるコンパレータ出力信号発生手段と、 (c)印字トリガ信号及び第1コンパレータ出力信号に
    基づいて印字ワイヤの動作時間を測定する第1のカウン
    タと、 (d)少なくとも前記第1コンパレータ出力信号に基づ
    いて印字ワイヤの印字時間を測定する第2のカウンタ
    と、 (e)前記第2コンパレータ出力信号に基づいて印字ワ
    イヤの戻り時間を測定する第3のカウンタと、 (f)前記第1コンパレータ出力信号及び第2コンパレ
    ータ出力信号のうちの少なくとも一方が発生させられな
    い場合に、前記第1〜第3のカウンタのうちの少なくと
    も一つのカウンタのカウント値が最大値になることによ
    ってセンサ不良を検出するセンサ不良検出手段とを有す
    ることを特徴とするワイヤドットヘッドのワイヤ動作検
    出装置。
  3. 【請求項3】 (a)印字ワイヤの速度を検出する速度
    検出手段と、 (b)検出された速度の速度波形と比較電圧とを比較し
    て第1コンパレータ出力信号及び第2コンパレータ出力
    信号を発生させるコンパレータ出力信号発生手段と、 (c)印字トリガ信号及び第1コンパレータ出力信号に
    基づいて印字ワイヤの動作時間を測定する第1のカウン
    タと、 (d)少なくとも前記第1コンパレータ出力信号に基づ
    いて印字ワイヤの印字時間を測定する第2のカウンタ
    と、 (e)前記第2コンパレータ出力信号に基づいて印字ワ
    イヤの戻り時間を測定する第3のカウンタと、 (f)該第3のカウンタが印字ワイヤの戻り時間を測定
    するまでに前記第1コンパレータ出力信号のハイレベル
    及びローレベルの切換りが繰り返されたときに、第1の
    カウンタ及び第2のカウンタによるカウントを再び開始
    させるカウント繰返手段とを有することを特徴とするワ
    イヤドットヘッドのワイヤ動作検出装置。
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