JP2926958B2 - 液晶プリンタ - Google Patents

液晶プリンタ

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JP2926958B2 JP27373990A JP27373990A JP2926958B2 JP 2926958 B2 JP2926958 B2 JP 2926958B2 JP 27373990 A JP27373990 A JP 27373990A JP 27373990 A JP27373990 A JP 27373990A JP 2926958 B2 JP2926958 B2 JP 2926958B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ビデオ信号やパソコン等から送信される画
像信号を液晶表示パネルに表示し、この液晶表示パネル
からの光で感光記録媒体を感光してプリントアウトする
ように構成した液晶プリンタの改良に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
従来、この種の液晶プリンタは、中間調を出すために
光源の光量を一定にして、階調数と等しい数の画面を用
意し、時分割で露光していた。さらに、プリントされた
出力画像の再現性を高めるために、感光記録媒体の感光
特性に応じて1画面の表示時間に変化を加えて露光する
といった方法が採用されていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、液晶表示パネルは応答性が悪く、画面
を高速に切り替えるには限界があるため、多階調の出力
画像を得ることが困難であった。また、多階調を実現す
るには微妙な露光量調整が必要となり、このため、光源
の輝度を下げる必要があり、それによって露光時間が長
くなるといった問題もあった。
本発明は、上記のような問題点を解決するためになさ
れたもので、多階調表現が可能であることは勿論のこ
と、階調の少ない液晶プリンタと同等のプリントスピー
ドを有する液晶プリンタを提供することを目的としてい
る。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の画像記録装置は、中間調表現可能な感光記録
媒体の露光に必要な波長の光を発生する光源と、この光
源からの光を集光する集光手段と、この集光手段からの
光が供給され、記録する画像に応じた制御信号により開
閉可能な複数のセルからなる液晶表示パネルと、この液
晶表示パネルを時分割で制御するための液晶表示パネル
制御手段と、感光記録媒体のガンマ特性の傾きが大きい
領域で、光源の輝度を他の領域の輝度よりも低下させる
ように制御する光源制御手段とを備えて構成している。
また、液晶表示パネル制御手段は、露光光量が少ない
時分割の画面を優先的に表示するように制御し、光源制
御手段は光源の輝度を徐々に高くするように構成されて
いる。
〔作用〕
上記構成の液晶プリンタは、感光記録媒体のガンマ特
性の傾きが大きい領域で光源の輝度を低くするように制
御するから、階調性に富んだ出力画像を得ることができ
るのは勿論のこと、ガンマ特性の傾きが小さい領域では
光源の輝度を高くするので、その領域での露光時間を長
くする必要がない。したがって、全体の露光時間を短縮
することができる。
〔実施例〕
以下、図面を参照しながら本発明の一実施例について
説明する。
第1図は実施例の液晶プリンタを示す全体構成図であ
る。この図に示す液晶プリンタ1では、感光記録媒体7
(以下、マイクロカプセル紙と称す)と顕色紙8とが使
用されている。なお、本実施例に使用されているマイク
ロカプセル紙7の支持体の表面にはマイクロカプセルが
塗布されており、そのマイクロカプセル内には顕色剤と
反応する染料前駆体等が包含されている。また、上記顕
色紙8の支持体の表面には顕色剤が塗布されており染料
前駆体と反応することで発色するが、詳細は米国特許第
4399209号明細書等に記載されており、ここでは説明を
省略する。
この液晶プリンタ1には、露光用の光源としてハロゲ
ンランプ3が備えられ、このハロゲンランプ3の上方に
はリフレクタ(集光手段)2が配置されている。また、
ハロゲンランプ3の下方には集光レンズ(集光手段)4
が配置され、さらに、その下方には赤外線カットフィル
ター5が配置されている。赤外線カットフィルター5の
下方には、色フィルター22R,22G,22Bからなるフィルタ
ーユニット22が配置され、さらにこの下方には液晶表示
パネル6(以下、LCDと称する)が配置されている。
LCD6の左下方には、遮光性のカートリッジ18が配置さ
れ、カートリッジ18の内部には、未露光のマイクロカプ
セル紙7がカートリッジ軸15に巻回された状態で収納さ
れている。カートリッジ18の右方には送りローラ19が配
置され、その先には加圧ローラ11a,11bと巻取り軸16と
が配置されている。この構成のもとに、マイクロカプセ
ル紙7は送りローラ19で送りだされ、加圧ローラ11a,11
b間を通過して、巻取り軸16に巻取られる。
顕色紙8は所定のカセット内に積載された状態で液晶
プリンタ1内に装着されている。そして、顕色紙8の上
方には半月ローラ9が配置され、半月ローラ9の左方に
は給紙ローラ10と給紙ガイド17が配置されている。ま
た、顕色紙8の下方には熱定着装置12が配置されてい
る。熱定着装置12の内部には、ヒーター13が配置され、
ヒータ13の下部には搬送ベルト14が配置されている。
次に上記構成の液晶プリンタ1の動作について説明す
る。
まず、プリントスタートキー(図示せず)が押される
と、LCD6に外部から入力された画像信号に応じた画像が
表示される。次に、ハロゲンランプ3が点灯される。ハ
ロゲンランプ3の光はリフレクタ2と集光レンズ4とで
効率よく集光され、赤外線カットフィルター5と赤色フ
ィルター22Rを介してLCD6に照射される。このときマイ
クロカプセル紙7は静止しており、記録すべき画像の赤
色信号で制御されるLCD6で選択された光で露光される。
赤色の露光が終了すると赤色フィルター22Rと緑色フィ
ルター22Gとが入れ換えられ、LCD6の赤色信号は緑色信
号に切り替えられて上記と同様に露光が行なわれる。青
色についても上記と同様にして露光が行なわれ、このよ
うにして3回の露光が終了するとハロゲンランプ3は消
灯される。これにより、マイクロカプセル紙7にカラー
の潜像が形成される。
次に、マイクロカプセル紙7は巻取りローラ16と送り
ローラ19の駆動により加圧ローラ11a,11bの方向に送ら
れる。一方、顕色紙8は半月ローラ9により一枚ずつカ
セットから取り出され、給紙ローラ10およびガイド17に
より加圧ローラ11a,11bまで送られる。そして、マイク
ロカプセル紙7及び顕色紙8は、それらの露光面と顕色
剤塗布面とが対面する状態で加圧ローラ11a,11bによっ
て加圧され、これによってマイクロカプセル紙7の画像
が顕色紙8に転写される。顕色紙8は、さらに搬送ベル
ト14で搬送されながら熱定着装置12によって発色が促進
され、表面の画像が定着される。
次に、第2図ないし第5図を参照しながら、上記液晶
プリンタ1における露光制御について説明する。第2図
はマイクロカプセル紙7への露光量と出力画像との関係
(ガンマ特性)を示すグラフである。第2図によれば、
露光量がE1以下の時は濃度は低下しない(Dmaxで一
定)。一方、露光量がE1を超えると濃度は低下し始め、
E2に達したとに濃度は最低(Dmin)となる。この後、さ
らに露光を続けても濃度(Dmin)は変化せず一定であ
る。したがって、出力画像に階調をつけるには露光量を
E1からE2の範囲で制御する必要がある。また、E1からE2
の範囲で特性変化がリニアでないので、段階的な濃度変
化を望む場合は露光量を非線形に制御する必要がある。
第4図はハロゲンランプ3の制御法を示す図である。
横軸は時間の推移、縦軸はハロゲンランプ3の輝度であ
る。T0は露光開始の時点、T1は露光終了の時点である。
また、I0はT0におけるハロゲンランプ3の輝度、I1はT1
におけるハロゲンランプ3の輝度である。これによる
と、ハロゲンランプ3は露光開始と同時に徐々に輝度が
上げられ、露光終了時点で最高輝度とされる。なお、露
光が終了するとハロゲンランプ3は消灯され輝度が落さ
れる。
第3図は、出力画像の濃度を64分割(64階調)した時
の時分割の画面を示す。G1からG64は濃度の高い画面か
ら低い画面(黒から白)までの分割画面を示す。第2図
より、E1とE2の中心付近が最もガンマ値が高い(ガンマ
特性の傾きが大きい)ので、対応する画面(G32あた
り)の露光量は少なくて良いことになる。したがって、
G32は露光の初めの方(輝度が未だ低い時点)にLCD6に
表示し、G1、G64は露光の終わりの方(輝度が充分高く
なった時点)に表示する。
第5図はLCD6とハロゲンランプ3の制御を示すブロッ
ク図である。CPU22はメモリ21のプログラムに従って動
作を決定する。CPU22はキーパネル25のプリントスイッ
チが押されると、画像入力端子27から記録する画像デー
タを入力し、画像メモリ26に時分割した64画面(G1から
G64)として記憶させる。画像メモリ26へのデータ転送
が終了する、CPU22は光源制御回路(光源制御手段)24
に露光開始の信号を送る。露光開始の信号を受けると光
源制御回路24はフォトセンサ(光源制御手段)20により
ハロゲンランプ3の輝度を読み取りながら第4図に示し
たような制御を開始する。CPU22は同時に、LCD制御回路
(液晶表示パネル制御手段)23に画像メモリ26内のG32
の画像データを表示するように信号を送り、LCD6にG32
を表示させる。ハロゲンランプ3の輝度が上昇するに従
って、LCD6の画面はLCD制御回路23により順次切り替え
られる。この場合、1画面の表示時間は等しく、ガンマ
値が高い順に表示する。例えば、G32,G31,G33,G30,G34,
・・・,G64,G1の順である。
上記構成の液晶プリンタにおいては、マイクロカプセ
ル紙7のガンマ値が大きい領域でハロゲンランプ3の輝
度を低くするように制御しているので、階調性に富んだ
出力画像を得ることができるのは勿論のこと、ガンマ値
が小さい領域ではハロゲンランプ3の輝度を高くしてい
るので、その領域での露光時間を長くする必要がない。
したがって、全体の露光時間を短縮することができる。
しかも、全露光時間をn等分(実施例では64等分)する
ことができるのでLCD6の制御を簡略化することができ
る。特に、上記実施例では、ハロゲンランプ3の輝度を
徐々に高くするとともに、ガンマ値の高い時分割の画面
から優先的に露光するようにしているので、LCD6の制御
をより一層簡略化することができる。
なお、本発明は以上詳述した実施例に限定されるもの
ではなく、種々の変更を加えることができる。たとえ
ば、上記実施例では光源としてハロゲンランプを用いて
いるが、メタルハライドランプを用いることも可能であ
る。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、感光記録媒体の
ガンマ特性の傾きが大きい領域で、光源の輝度を他の領
域の輝度よりも低下させるように制御するので、階調性
に富んだ出力画像を得ることができるのは勿論のこと、
ガンマ特性の傾きが小さい領域での露光時間を長くする
必要がなく、したがって、全体の露光時間を短縮するこ
とができる。しかも、全露光時間を等分割することがで
きるので液晶表示パネルの制御を簡略化することができ
る等の優れた効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は本発明の一実施例を示す図であっ
て、第1図は液晶プリンタの全体構成図、第2図は感光
記録媒体の感光特性を示す図、第3図はLCDに表示する
画面を示す図、第4図は光源の制御法を示す図、第5図
は制御を示すブロック図である。 1……液晶プリンタ、 2……フレクタ(集光手段)、 3……ハロゲンランプ(光源)、 4……集光レンズ(集光手段)、 6……LCD(液晶表示パネル)、 7……マイクロカプセル紙(感光記録媒体)、 20……フォトセンサ(光源制御手段)、 23……LCD制御手段(液晶パネル制御手段)、 24……光源制御回路(光源制御手段)。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中間調表現可能な感光記録媒体の露光に必
    要な波長の光を発生する光源と、この光源からの光を集
    光する集光手段と、この集光手段からの光が供給され、
    記録する画像に応じた制御信号により開閉可能な複数の
    セルからなる液晶表示パネルと、この液晶表示パネルを
    時分割で制御するための液晶表示パネル制御手段と、上
    記感光記録媒体のガンマ特性の傾きが大きい領域で、上
    記光源の輝度を他の領域の輝度よりも低下させるように
    制御する光源制御手段とを備えたことを特徴とする液晶
    プリンタ。
  2. 【請求項2】前記液晶表示パネル制御手段は、露光光量
    が少ない時分割の画面から優先的に表示するように構成
    され、前記光源制御手段は前記光源の輝度を徐々に高く
    するように構成されていることを特徴とする請求項1に
    記載の液晶プリンタ。
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