JPH04107249U - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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JPH04107249U
JPH04107249U JP833091U JP833091U JPH04107249U JP H04107249 U JPH04107249 U JP H04107249U JP 833091 U JP833091 U JP 833091U JP 833091 U JP833091 U JP 833091U JP H04107249 U JPH04107249 U JP H04107249U
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light
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Application number
JP833091U
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English (en)
Inventor
正明 今井
Original Assignee
ブラザー工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案はビデオやパソコン等の画像および文
字データをプリントアウトするための画像記録装置に係
り、特に液晶ライトバルブパネルを用いた画像記録装置
に関し、構造が簡単で出力画像のシャープネスを容易に
調整することが可能な画像記録装置を提供することを目
的とする。 【構成】 光源3と、光源3から発せられた光を平行光
にする集光レンズ系4と、階調表現が可能なライトバル
ブパネル7と、光源3により発せられライトバルブパネ
ル7を透過した光により露光される感光記録媒体10
と、を備えた画像記録装置において、ライトバルブパネ
ル7は感光記録媒体10近傍に配設され、集光レンズ系
4とライトバルブパネル7との間の光路中に前記平行光
を任意に拡散するための光拡散手段8、8aを備えて構
成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はビデオやパソコン等の画像および文字データをプリントアウトするた めの画像記録装置に係り、特に液晶ライトバルブパネルを用いた画像記録装置に 関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の液晶ライトバルブパネルを備えた画像記録装置においては、出力される 画像のシャープネス(Sharpness :鮮鋭度)を調整するため、図5に示すように 液晶ライトバルブパネル(以下、LCDという。)を全体的に移動して、感光記 録媒体50とLCD51間のギャップを調整するためのギャップ調整制御装置5 2が設けられていた。すなわち、シャープな画像が必要な場合はLCD51を感 光記録媒体50に密着させ、また、ソフトな画像が必要な場合はLCD51を感 光記録媒体50からかくりしてLCD50の各画素を透過した光を一部重複させ るようにしていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このギャップ調整制御装置52を用いて出力される画像全体に 一様なシャープネス調整を行うためには、精度良くLCD51と感光記録媒体5 0との距離を制御する必要があり、構造が複雑であるとともに画像記録装置全体 のコストアップになってしまうという問題点があった。
【0004】 そこで本考案は構造が簡単で出力画像のシャープネスを容易に調整することが 可能な画像記録装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本考案は、光源と、前記光源から発せられた光を平 行光にする集光レンズ系と、階調表現が可能なライトバルブパネルと、前記光源 により発せられ前記ライトバルブパネルを透過した光により露光される感光記録 媒体と、を備えた画像記録装置において、前記ライトバルブパネルは前記感光記 録媒体近傍に配設され、前記集光レンズ系と前記ライトバルブパネルとの間の光 路中に前記平行光を任意に拡散するための光拡散手段を備えて構成する。
【0006】
【作用】
本考案によれば、光拡散手段は前記集光レンズ系と前記ライトバルブパネルと の間の光路中で前記平行光を任意に拡散する。したがって、光拡散手段による平 行光の拡散を行わない場合にはライトバルブパネルが感光記録媒体に近接して配 設されているので、シャープな画像の形成が可能となる。一方、光拡散手段によ り平行光の拡散を行う場合にはその拡散程度に応じたソフトな画像の形成が可能 となり、容易に出力画像のシャープネスを調整することができる。
【0007】
【実施例】
図1乃至図4を参照して本考案の実施例を説明する。 まず、図1の本考案の画像記録装置の基本構成図を参照して、画像記録装置の 概要動作を説明する。 画像記録装置1に階調情報を含むアナログ画像データDA がビデオインターフ ェース21を介して入力されると、A/D変換回路22によりR(Red )、G( Green )、B(Blue)の三原色にそれぞれ対応するデジタル画像データDR 、D G 、DB に変換され、それぞれ対応するビデオRAM23の領域に格納される。
【0008】 ユーザは画像を記録する前に出力画像のシャープネスをシャープネス調整スイ ッチ32により調整する。このシャープネス調整スイッチ32による調整は、例 えばグラフ、文字の場合はシャープな画質に調整し、写真、自然画等の中間調が 存在する場合にはソフトな画質に調整することができる。 つぎにCPU29はプリントスタートスイッチ25からプリントスタート信号 Sp が入力されると、ランプ制御回路26を介して露光用の光源としてのハロゲ ンランプ3を制御して露光光を発生させる。ハロゲンランプ3の上方には露光光 を反射させるためのリフレクタ2が設けられ、露光光をその下方に設けられた集 光レンズ4に効率良く集光する。この集光レンズ4によりさらに集光された露光 光は赤外線カットフィルタ5により赤外領域成分が除去される。この赤外線カッ トフィルタ5の下方には色分解を行うためのフィルタユニット6が設けられてお り、このフィルタユニット6は3枚の色フィルタFR 、FG 、FB 、およびフィ ルタ交換制御回路28の制御下でこれらの色フィルタFR 、FG 、FB を切り替 えて光路中に配置するためのモータ27を備えている。このフィルタユニット6 の下方にはシャープネス調整を行うための光拡散ユニット8が設けられており、 フィルタユニット6を透過して色分解が行われた露光光の光拡散を行ってシャー プネス調整を行う。この光拡散ユニット8は、シャープネス調整が最もシャープ ネス側に設定されている場合を除いて、図2に示すようにフィルム制御回路30 の制御下でシャープネス調整に合わせて複数の光拡散フィルム8aを選択的に光 路中に挿入するためのモータ31を備えている。
【0009】 LCD7は、ビデオRAM23に格納されたデジタル画像データDR 、DG 、 DB に基づいて階調制御回路8がおよびLCDコントローラ24により制御され ている。 一方、遮光性のカートリッジ17の内部にはカートリッジ軸15に未露光の感 光感圧紙であるマイクロカプセル紙10が巻回された状態で格納されている。こ のマイクロカプセル紙10の表面には後述の顕色紙18に塗布された顕色剤と反 応して発色させる染料前駆体等を包含したマイクロカプセルが塗布されている。 マイクロカプセル紙10は、送りローラ33によりLCD7の下方近傍に搬送さ れ、露光される。露光後、マイクロカプセル紙10と、給紙ローラ20により給 紙された顕色紙18とは、加圧ローラ11により圧着されて圧力現像される。そ の後、マイクロカプセル紙10は、巻き取り軸16に巻き取られ、顕色紙18は 熱源としてのヒータ13を有する熱定着装置12により定着されて搬送ベルト1 4によりハードコピーとして装置1外部に搬送される。
【0010】 次に、より詳細な動作について図3のフローチャートを参照して説明する。 ユーザはあらかじめシャープネス調整スイッチ32を操作して好みのシャープ ネスに調整する(ステップS1)。プリントスタートスイッチ25が押し下げら れると、スタート信号Sp がCPU29に出力される。これによりCPU29は プリントスタートスイッチ25が押し下げられたことを判別し(ステップS2) 、ビデオインターフェース21を介して外部からアナログ画像データDA を取り 込み(ステップS3)、A/D変換器22においてデジタル画像データDR 、D G 、DB に変換する。CPU29は、これらR、G、Bのデジタル画像データD R 、DG 、DB をビデオRAM23の対応する領域に格納する(ステップS4) 。
【0011】 続いてマイクロカプセル紙10が不必要に感光しないようにLCD7のすべて の画素を光が透過しないような状態(以下、クローズという。)にして遮光する (ステップS5)。 続いてCPU29はシャープネス調整がシャープネス側に最大に設定されてい るか否かを判別する(ステップS6)。これによりCPU29は、シャープネス 調整がシャープ側に最大に設定されている場合には、ステップS8の処理に移行 する。それ以外の場合に、フィルム制御回路30を介してモータ31を駆動し、 図4に示すように光拡散フィルム8aを光路中に挿入する(ステップS7)。図 示例では、4枚の光拡散フィルム8aのうち2枚が光路中に挿入されている。す なわち光拡散フィルムの挿入枚数を少なくすることにより光拡散の度合いを小さ くして、マイクロカプセル紙10上に少しソフトな画像を得ることができる。ま た、光拡散フィルムの挿入枚数を多くすることにより光拡散の度合いを大きくし てよりソフトな画像をマイクロカプセル10上に得ることができる。なお、光拡 散フィルム8aはそれぞれ光拡散の度合いを同じくしてもよいし、相互に異なる ようにしてもよい。また、複数の光拡散フィルム8aを、例えば扇状にして円盤 に取り付け、円盤を回転させて光路中に各光拡散フィルム8aを挿入するように 構成することも可能である。
【0012】 次にCPU29はランプ制御回路26を介してハロゲンランプ3を点灯させ( ステップS8)、さらにモータを駆動していずれかの色分解フィルタ、例えば、 まずCPU29は赤色フィルタFR をセットし(ステップS9)、赤色露光を行 う(ステップS10)。すなわち、ビデオRAM23から赤色フィルタFR に対 応するデジタル画像データDR をデータが終了するまでLCDコントローラ24 に転送する。LCDコントローラ24は転送されたデジタル画像データDR に基 づいてLCD7に画像を表示させ赤色露光を開始する。
【0013】 ハロゲンランプにより発せられた光はリフレクタ2により反射され、集光レン ズ4により集光されて平行光となり、赤外線カットフィルタ5及び赤色フィルタ FR を透過し、さらに光拡散フィルム8aを透過してLCD7の全面にわたって 均一に照射され、マイクロカプセル紙10上に赤色画像が露光される。 次にCPU29は緑色露光及び青色露光を順次行う(ステップS11)。まず 、CPU29は緑色フィルタFG のみをセットする。続いてCPU29は、ビデ オRAM23から緑色フィルタFG に対応するデジタル画像データDG をデータ が終了するまでLCDコントローラ24に転送する。
【0014】 LCDコントローラ24は転送されたデジタル画像データDG に基づいてLC D7に画像を表示させ緑色露光を開始する。これにより赤色露光の場合と同様に 、マイクロカプセル紙10上に緑色画像が露光される。 さらにCPU29は青色フィルタFB のみをセットする。続いてCPU29は 、ビデオRAM23から青色フィルタFB に対応するデジタル画像データDB を データが終了するまでLCDコントローラ24に転送する。
【0015】 LCDコントローラ24は転送されたデジタル画像データDB に基づいてLC D7に画像を表示させ青色露光を開始する。これにより赤色露光及び緑色露光の 場合と同様に、マイクロカプセル紙10上に青色画像が露光され、カラーの潜像 をマイクロカプセル紙10上に形成することができる。 次にマイクロカプセル紙10が不必要に感光しないように再びLCD7のすべ ての画素をクローズにして遮光する。これによりマイクロカプセル紙10はハロ ゲンランプ3の消灯時の光量の不安定な光により露光されることがなくなる。
【0016】 次にCPU29はランプ制御回路を介してハロゲンランプ3を消灯して、露光 処理を終了する。 以上の実施例においてはライトバルブパネルとして液晶ライトバルブパネルの みについて説明したが、他のライトバルブパネルを用いるようにすることも可能 である。
【0017】
【考案の効果】
本考案によれば、光拡散手段により前記集光レンズ系と前記ライトバルブパネ ルとの間の光路中で前記平行光を任意に拡散することにより、複雑な調整、制御 なしに容易に出力画像のシャープネスを調整することができ、かつ、シャープネ ス調整のための画像記録装置の構造を簡略化することができるという効果を奏す る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の画像記録装置の基本構成図である。
【図2】光拡散ユニットの説明である。
【図3】図1の実施例の動作フローチャートである。
【図4】光拡散ユニットの動作説明図である。
【図5】従来のシャープネス調整装置の説明図である。
【符号の説明】
1…画像記録装置 2…リフレクタ 3…ハロゲンランプ 4…集光レンズ 5…赤外線カットフィルタ 6…フィルタユニット 7…LCD 8…階調制御回路 10…マイクロカプセル紙 11…加圧ローラ 12…熱定着装置 13…ヒータ 14…搬送ベルト 15…カートリッジ軸 16…巻き取り軸 17…カートリッジ 18…顕色紙 20…給紙ローラ 21…ビデオインターフェース 22…A/D変換器 23…ビデオRAM 24…LCDコントローラ 25…プリントスタートスイッチ 26…ランプ制御回路 27…モータ 28…フィルタ交換制御回路 29…CPU 30…フィルム制御回路 31…モータ 32…シャープネス調整スイッチ 33…送りローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/23 103 Z 9186−5C // G03G 15/04 116 9122−2H

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源と、前記光源から発せられた光を平
    行光にする集光レンズ系と、階調表現が可能なライトバ
    ルブパネルと、前記光源により発せられ前記ライトバル
    ブパネルを透過した光により露光される感光記録媒体
    と、を備えた画像記録装置において、前記ライトバルブ
    パネルは前記感光記録媒体近傍に配設され、前記集光レ
    ンズ系と前記ライトバルブパネルとの間の光路中に前記
    平行光を任意に拡散するための光拡散手段を備えたこと
    を特徴とする画像記録装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画像記録装置において、
    前記光拡散手段は前記光路中に挿入される少なくとも1
    枚の光拡散フィルムを備えていることを特徴とする画像
    記録装置。
JP833091U 1991-02-22 1991-02-22 画像記録装置 Pending JPH04107249U (ja)

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JP833091U JPH04107249U (ja) 1991-02-22 1991-02-22 画像記録装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP833091U JPH04107249U (ja) 1991-02-22 1991-02-22 画像記録装置

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JPH04107249U true JPH04107249U (ja) 1992-09-16

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ID=31899418

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JP833091U Pending JPH04107249U (ja) 1991-02-22 1991-02-22 画像記録装置

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