JPH04104652U - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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JPH04104652U
JPH04104652U JP703791U JP703791U JPH04104652U JP H04104652 U JPH04104652 U JP H04104652U JP 703791 U JP703791 U JP 703791U JP 703791 U JP703791 U JP 703791U JP H04104652 U JPH04104652 U JP H04104652U
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Application number
JP703791U
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Inventor
英規 久田
Original Assignee
ブラザー工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 再度の露光を行うことなく白枠を形成できる
画像記録装置を提供することを目的とする。 【構成】 ハロゲンランプの下方にはLCD7が配置さ
れ、LCD7は、記録する画像に応じて制御可能な開口
制御部である液晶光変調部7Aと、液晶光変調部7Aの
外周には、赤、緑、青の各光線のいずれをも透過可能な
光透過部材7Bが配置されてなる。従って、赤、緑、青
の各光線は全て前記光透過部材7Bを透過し、感光記録
媒体を白色露光する。また、画像領域は、液晶光変調部
7Aを介して通常の色分解が行われ、その後、露光済み
の感光記録媒体を、顕色シートに圧力転写をすると、画
像領域には原稿に対応した画像が形成され、その外周部
には白枠が形成される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、画像信号に基づいてハードコピー(出力画像)を得る画像記録装置 の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、光シャッタである液晶表示パネル(以下、LCDと記す。)を用いた種 々のLCD露光装置が開発され、このLCD露光装置を使用して画像信号に基づ いて後述の感光記録媒体に露光し、最終出力として出力画像(ハードコピー)を 得る画像記録装置が開発されている。この画像記録装置は、前記感光記録媒体に 画像信号に対応して露光を行って潜像を形成し、潜像形成後、後述の顕色シート に潜像を圧力転写して顕像化し、最終出力であるハードコピーを得るようになっ ている。ここに、前記感光記録媒体の支持体の表面にはマイクロカプセルが塗布 されており、マイクロカプセル内には後述する顕色剤と反応する染色前駆体等が 包含されている。また、顕色シートの支持体の表面には顕色剤が塗布され、前記 染色前駆体と反応することにより発色する。なお、詳細は米国特許第43992 09号明細書等に記載されているので、本明細書における記載を省略する。
【0003】 図5に、前記画像記録装置に適用する原稿(カラー写真)50を示す。原稿5 0の外周部には白枠52が形成され、白枠52の内部には風景等の画像51が写 されている。白枠52を有する構成の原稿50を前記画像記録装置に適用し、通 常の画像記録動作を行うと、ハードコピーの外枠は「黒色」となる。これでは原 稿50の白枠52のイメージとは異なる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
前記黒色の外枠を生じさせないためには、前記画像の露光後に、外枠の部分の みを白色光で再度露光し、この再度露光の後に顕色シートに圧力転写しなければ ならない。これでは、白枠形成のための処理工程が増加し、また、かかる処理を 実現するための装置を付加しなければならないので、画像記録装置が高価になる という問題点があった。
【0005】 本考案は上述の問題点を解決するためになされたものであり、前記再度の露光 を行うことなく白枠を形成できる画像記録装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本考案は、光源から発せられた光を、光シャッタを 介して感光記録媒体上に照射せしめ、前記光シャッタに印加された画像信号に応 じて前記感光記録媒体上に露光する画像記録装置において、前記光シャッタの開 口制御部の周囲に、露光用光線を透過可能な光透過部材を配設した。
【0007】
【作用】
例えば、白枠付きの原稿に基づく色分解された赤、緑、青の各色の露光用光線 を、光シャッタ(液晶)に照射する。すると、光シャッタの外周部に、露光用の 光線が透過可能な光透過部材を設けたので、赤、緑、青の色光線は全て前記光透 過部材を透過し、感光記録媒体を白色露光する。また、画像領域は、通常の色分 解が行われる。従って、露光済みの感光記録媒体を、顕色シートに圧力転写をす ると、画像領域には前記原稿に対応した画像が形成され、画像領域の外周部には 白枠が形成される。
【0008】
【実施例】
以下、本考案を具体化した実施例を図面を参照して説明する。 図1は、本考案の画像記録装置1の概略構成図である。画像記録装置1には、 感光記録媒体である感光感圧紙(以下、マイクロカプセル紙と記す。)10と顕 色シート18とが使用されている。
【0009】 図1に示すように、露光光源にはハロゲンランプ3が使用され、このランプ3 の上方にはリフレクタ2が配置されている。ハロゲンランプ3の下方には集光レ ンズ4が配置され、光線は平行光線となる。集光レンズ4の下方には赤外線カッ トフィルタ5が配置され、赤外線カットフィルタ5の下方には、赤、緑、青の3 色の色フィルタ6R、6G、6Bからなるフィルタユニット6が配置されている 。フィルタユニット6の下方には、本考案の要旨にかかるLCD7が配置されて いる。即ち、LCD7は、図2(A)、(B)に示すように、記録する画像に応 じて制御可能な開口制御部である液晶光変調部7Aと、液晶変調部7Aの外周に は、赤、緑、青の各光線のいずれをも透過可能な光透過部材7Bが配置されてな る。LCD7は、液晶パネルシャーシ30に固定されている。光透過部材7Bに は、透明電極(図示せず)が配設されていて、この透明電極を介して後述のLC D駆動コントローラ24からの画像信号が液晶変調部7Aに印加される。LCD 7の下方には結像レンズ9が配置され、さらに結像レンズ9の下方にはマイクロ カプセル紙10が配置されている。
【0010】 遮光性のカートリッジ17の内部には、カートリッジ軸15に未露光のマイク ロカプセル紙10が巻回状態で収納されている。マイクロカプセル紙10は、L CD7の下方において静止状態で露光され、画像信号に対応した潜像が形成され る。マイクロカプセル紙10は、送りローラ26a、26bにより引き出され、 加圧ローラ11a、11b間を通過して、巻取軸16に巻き取られる。顕色シー ト18を収納したカセット18aの左上方には半月ローラ19が配設され、左方 には給紙ローラ20が配設されている。カセット18aの下方には、ヒータ13 を内蔵した熱定着装置12が配置され、ヒータ13の下方には搬送ベルト14が 配設されている。
【0011】 また、画像記録装置1の適宜の位置には、コピー枚数等を入力するパネルスイ ッチ25が配置されている。 次に、画像記録装置1の動作を説明する。 外部より出力された画像データは、ビデオインタフェース(I/F)回路21 に入力する。画像データは、アナログ/ディジタル(A/D)変換器22でディ ジタル信号化され、また、赤(R)、緑(G)、青(B)の3色に分離されてビ デオRAM23にストアされる。そして、LCD駆動コントローラ24に各色の 階調データが送られ、LCD7の液晶変調素子7Aに画像が形成される。
【0012】 上述の状態でプリントスタートキー(図示せず)が押下されると、最初に、L CD7には赤(R)用画像信号に対応した像が表示される。次いでハロゲンラン プ3が点灯され、ハロゲンランプ3の光線はリフレクタ2と集光レンズ4とで効 率よく集光されて平行光となり、赤外線カットフィルタ5を通過し、更に赤色フ ィルタ6Rを通過する。赤色フィルタ6Rから出射した赤色光線は、前記画像が 表示された液晶変調素子7Aと光透過部材7Bを通過し、結像レンズ9の下方に 静止しているマイクロカプセル紙10上に結像して露光される。
【0013】 前記赤色露光が終了すると、赤色フィルタ6Rは緑色フィルタ6Gに入れ替え られ、LCD7の赤色信号の画像は緑色信号の画像に切り替えられ、前述の赤色 の場合と同様にマイクロカプセル紙10が露光される。青色の場合についても同 様に露光され、赤、緑、青の3色の露光が終了すると、マイクロカプセル紙10 にカラーの潜像が形成される。
【0014】 ここで、図3(A)を参照して、前述の露光の際における、帯状のマイクロカ プセル紙10と、2点鎖線で示す顕色シート18と、画像表示範囲26と、斜線 で示した白枠領域28との関係を説明する。図3(A)に示すように、液晶変調 部7Aに対応した画像表示範囲26は、赤、緑、青の各色光線により3回色分解 露光され、各色光線に対応したマイクロカプセルのみが反応する。しかし、光透 過部材7Bに対応した白枠領域28は、赤、緑、青の3光線を全て透過するので 、赤、緑、青の3光線に対応して全てのマイクロカプセルが反応し、白色となる 。従って、二重斜線で示した部分が、顕色シート18の白枠に相当する白色とな り、前記白枠相当部の外側のドットを付した枠状部分が白色となる。
【0015】 次に、マイクロカプセル紙10は、巻取ローラ16と送りローラ26a、26 bの駆動力により加圧ローラ11a、11bの方向に搬送される。一方、顕色シ ート18は、半月ローラ19により一枚ずつ給紙され、給紙ローラ20により加 圧ローラ11a、11bまで送られる。マイクロカプセル紙10の露光面と、顕 色シート10の顕色剤塗布面とが対面する状態で加圧ローラ11a、11bによ って加圧され、画像は顕色シート18に転写される。転写済の顕色シート18は 、搬送ベルト14で搬送されつつ、熱定着装置12のヒータ13により加熱され 発色が促進され、ハードコピーとして出力される。
【0016】 このときのハードコピーは、図3(B)に示すように、顕色シート18Aの外 周部には白枠18Aaが形成され、白枠18Aaの内部には画像26Aが形成さ れる。このようにすることにより、前記再度露光をすることなく白枠付きのハー ドコピーを得ることができる。 なお、前記実施例においては、図3(A)に示すように、光透過部材7Aの幅 が、マイクロカプセル紙10の幅より広い場合を説明した。しかし、図4に示す ように、光透過部材7Bの幅が、マイクロカプセル紙10の幅より狭い場合には 、マイクロカプセル紙10は、「斜線と二重斜線」を施した部分が白枠領域28 aとなり、白色になる。前記「斜線と二重斜線」部が白色のマイクロカプセル紙 10を、顕色シート18aに圧力転写すると、顕色シート18a上には二重斜線 部のみが白枠として形成される(図3(B)参照)。
【0017】 また、本実施例では、光源としてハロゲンランプを用いているが、メタルハラ イドランプ等の他のランプを用いてもよい。また、色フィルタの交換順序をR、 G、Bの順に限定しなくてもよい。
【0018】
【考案の効果】
以上詳述したことから明らかなように、本考案によれば、光シャッタ(LCD )の外周部に光を透過する光透過部材を設けたので、例えば、色分解の際に、画 像領域の露光と同時に前記外周部の露光を行うことを複数回繰り返すと、前記外 周部に対応した感光記録媒体の部分は白色となる。従って、一連の色分解のみで 、感光記録媒体の白枠対応部を白色にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像記録装置の概略全体構成図である。
【図2】(A)、(B)は、LCDの液晶変調部と光透
過部材とを示す平面図である。
【図3】(A)、(B)は、感光記録媒体への露光状態
と顕色シートへの転写状態、およびハードコピーの出力
状態である。
【図4】LCDの幅が、感光記録媒体の幅より狭い場合
の露光状況を示す図である。
【図5】従来技術の画像記録装置による露光状態を示す
説明図である。
【符号の説明】
1…画像記録装置 3…ハロゲンランプ(光源) 7…LCD(光シャッタ) 7A…液晶変調部(開口制御部) 7B…光透過部材 10…マイクロカプセル紙(感光記録媒体) 18…顕色シート 50…原稿

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源から発せられた光を、光シャッタを
    介して感光記録媒体上に照射せしめ、前記光シャッタに
    印加された画像信号に応じて前記感光記録媒体上に露光
    する画像記録装置において、前記光シャッタの開口制御
    部の周囲に、露光用光線が透過可能な光透過部材を配設
    したことを特徴とする画像記録装置。
JP703791U 1991-02-19 1991-02-19 画像記録装置 Pending JPH04104652U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP703791U JPH04104652U (ja) 1991-02-19 1991-02-19 画像記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP703791U JPH04104652U (ja) 1991-02-19 1991-02-19 画像記録装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04104652U true JPH04104652U (ja) 1992-09-09

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ID=31738647

Family Applications (1)

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JP703791U Pending JPH04104652U (ja) 1991-02-19 1991-02-19 画像記録装置

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JP (1) JPH04104652U (ja)

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