JP3008530B2 - 画像記録装置 - Google Patents
画像記録装置Info
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Description
等の画像及び文字データーをプリントアウトするための
画像記録装置に関し、更に詳細には出力される画質を向
上させる画像記録装置に関するものである。
に示されるような露光装置がある。
して液晶表示パネル(以下LCDと称する)を用いた場
合、図4のようにLCD内部には2辺がa,bの表示画
素57に対して、電極パターン等による光を通さない領
域56が存在することが知られる。例えばSTN型のL
CDでは透明電極間のギャップがその領域に当たり、T
FT型のLCDでは薄膜トランジスターと信号の配線が
その領域に当たる。
として露光装置に使用すると、上記の光を通さない領域
56は幅a’,b’非露光領域となってしまい、画質を
低下させる。そこで図11のような、1辺が(a+
a’)/2と(b+b’)/2の四角形の開口窓58を
形成した25%開口率の遮光マスク59をLCDの表面
に取り付けた。そして図10のような微小移動装置に
て、図11、図12、図13、図14のようにLCDを
X,Y方向に微小移動しながら順次4回異なる場所で露
光する方法が考えられた。これにて、感光記録媒体上に
非露光領域が残らない100%の露光結果が得られる。
画像記録装置では、4回露光をしなければならないた
め、露光終了までに時間がかかってしまった。
微小移動をしなければならないため、図10のようにX
方向移動モーター52と、Y方向移動モーター(巻き取
りモーター55)の2ケの駆動装置が必要となり、駆動
装置が高価になってしまうといった問題点があった。
になされたものであり、1方向の微小移動のみにて、か
つ少ない露光回数で、非露光領域が残らない100%露
光を行なう画像記録装置を提供することを目的とする。
に本発明の画像記録装置は、感光記録媒体を露光する光
源と、該感光記録媒体と該光源との間に配置され、画素
周辺に遮光マスクを備えたライトバルブパネルと、該光
源からの光を該ライトバルブパネルを介して該感光記録
媒体を露光する手段と、該感光記録媒体を搬送する手段
とを備えた画像記録装置において、前記感光記録媒体の
搬送方向とライトバルブパネルの画素の対角線方向が一
致するようにライトバルブパネルを配置すると共に、感
光記録媒体を搬送する方向のみに微小移動する手段を備
えている。
ライトバルブパネルを感光記録媒体の搬送方向とライト
バルブパネルの画素の対角線方向を一致させるよう配置
する。そして、微小搬送移動をしながら順次異なる場所
で露光を行う。
参照して説明する。
晶表示パネルを用いた画像記録装置において具体化した
実施例を参照して説明する。
は、露光光源にハロゲンランプ3が用いられ、その下方
にはリフレクタ2が配置されている。また、ハロゲンラ
ンプ3の下方には集光レンズ4が配置され、上記ハロゲ
ンランプ3からの光を遮るようにさらに下方には赤外線
カットフィルター5が配置されている。
該赤外線カットフィルター5からの光を全面に通す色フ
ィルター6R、6G、6Bからなり、モーター27によ
り各々のフィルターが切り替えられるフィルターユニッ
ト6が設置され、その下方には少し離れてライトバルブ
パネルとしての液晶表示パネル7(以下、LCDと称
す)が配置されている。
イクロカプセル紙と称す)の搬送方向とLCD7の画素
57の対角線方向が一致した状態で配置されている。ま
たLCD7には1/3開口率の遮光マスク53が図3、
図5のように、LCDの下方側の保護ガラス51bに取
り付けられているが、該遮光マスク53の各開口窓54
はLCDの各々の画素57に対応して配置されている。
10が近接して配置されている。尚、本実施例に使用さ
れているマイクロカプセル紙10の支持体の表面にはマ
イクロカプセルが塗布されており、そのマイクロカプセ
ル内には後述する顕色剤と反応する染料前駆体等が包含
されている。
剤が塗布されており染料前駆体と反応することで発色す
るが、詳細はUSP4399209等に記載されてお
り、ここでは省略する。
6を駆動する巻き取りモーター55にて微小ステップの
移動も可能である。遮光性のカートリッジ17の内部に
は、カートリッジ軸15に未露光のマイクロカプセル紙
10が巻回された状態で入っている。カートリッジ17
の右方には送りローラ29が配設されている。露光終了
後のマイクロカプセル紙10は加圧ローラ11a、11
b間を通過して、巻き取り軸16に巻き取られる。
設され、左方には給紙ローラ20が配設されている。ま
た顕色紙18の下方には熱定着装置12が配設され、そ
の内部にはヒーター13と下部には搬送ベルト14が配
設されている。
る。
5にてインップトされ、そのデーターはA/D変換22
にてディジタルデーターとなってビデオRAM23の
R,G,B別にの各RAMにストアーされる。外部より
スタート命令が入力されるとスタートSW25の信号が
CPU29に転送され、ランプ制御回路26、フィルタ
ー交換制御回路28、LCDコントローラー24、ビデ
オRAM23をCPU29が制御して露光を開始する。
する。
いない)が押下されると、ビデオI/F21より外部か
らの画像データーを取り込み、A/D変換22にて該画
像データーをR,G,B別にディジタル信号に変換し、
該R,G,BデーターをビデオRAM23にそれぞれの
ブロックに格納する。
な光にてマイクロカプセル紙10が感光しないように、
LCD7の全画素をクローズさせ、モーター27を駆動
して赤色フィルター6Rをセットし、ランプ制御回路2
8に信号を送り、ハロゲンランプ3を点灯させる。ハロ
ゲンランプ3の光はリフレクタ2と集光レンズ4とで効
率よく集光され直線光50となり、LCD7の全面にわ
たって均一に照射されマイクロカプセル紙10上に露光
される。また遮光マスク53は、図3に示すように光の
回折による光の回り込みが少なくなるように、LCD7
の液晶層60に対して上面保護ガラス51aよりマイク
ロカプセル紙10に近づく下面保護ガラス51b側に取
り付けられている。
ーに応じた画像が表示され、赤色露光を開始し、マイク
ロカプセル紙10上に記録すべき赤色画像が露光され
る。
って緑色フィルター6Gをセットし、赤色データーは緑
色データーに切り替えられ、上記と同様に緑色露光を開
始する。緑色露光が終了すると、モーター27によって
青色フィルター6Bをセットし、緑色データーは青色デ
ーターに切り替えられ、上記と同様に青色露光を開始す
る。3色の露光が終了すると、余分な光にてマイクロカ
プセル紙10が感光しないように、LCD7の全画素を
クローズした状態にて遮光する。
露光部61の露光が終了するが、次に巻き取りモーター
55を((a+a’)2+(b+b’)2)1/2/3だけ
画素57の対角線方向に微小移動させる。そして上記と
同様な3色露光を行う。
の露光が終了すると、第2回目と同様に巻き取りモータ
ー55をさらに((a+a’)2+(b+b’)2)1/2
/3だけ画素57の対角線方向に微小移動させ、第1、
2回目と同様に第3露光部63に対して3色露光を行
う。
第2露光部62、第3露光部63の全露光が全て終了す
ると、最後にランプ制御回路に信号を送り、ハロゲンラ
ンプ3を消灯する。次にマイクロカプセル紙10を現像
装置へ紙送りするが、潜像が形成されたマイクロカプセ
ル紙10は巻き取りローラ28の駆動力により加圧ロー
ラ11a、bの方向に送られる。一方、顕色紙18は半
月ローラ19により一枚ずつ給紙され、給紙ローラ20
により加圧ローラ11a、bまで送られる。
18の顕色剤塗布面が対面する状態で加圧ローラ11
a、bによってそれらを加圧し、画像は顕色紙18に転
写される。顕色紙18は、マイクロカプセル紙10から
分離された後、更に搬送ベルト14で搬送されながらヒ
ーター13を有す熱定着装置12によって発色が促進さ
れ、画像として出力される。
遮光マスク64を((a+a’)2+(b+b’)2)
1/2/2だけ画素57の対角線方向に微小移動させ2回
露光にて非露光部を少なくする方法も考えられる。これ
は図9のように、若干の非露光部72が残ってしまう
が、1方向のみの2回露光のため、上記実施例に対して
露光スピードが2/3に短縮される効果がある。
ものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々
の変更を加えることができる。例えば、本実施例ではマ
イクロカプセル紙10を微小移動させるが、マイクロカ
プセル紙10を固定してLCDを微小移動させてもよ
い。
発明の画像記録装置は、感光記録媒体を搬送方向のみに
微小移動を行なうため、総露光時間を短くし、駆動装置
を安価にすることができる。
搬送状態の図ある。
けた断面図である。
けた状態及び第1回目の露光状態図である。
ある。
ある。
Dに取り付けた状態及び第1回目の露光状態図である。
光状態図である。
プセル紙の搬送状態の図ある。
付けた状態及び第1回目の露光状態図である。
移動後の第2回目の露光状態図である。
移動後の第3回目の露光状態図である。
移動後の第4回目の露光状態図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 感光記録媒体を露光する光源と、該感光
記録媒体と該光源との間に配置され、画素周辺に遮光マ
スクを備えたライトバルブパネルと、該光源からの光を
該ライトバルブパネルを介して該感光記録媒体を露光す
る手段と、該感光記録媒体を搬送する手段とを備えた画
像記録装置において、前記感光記録媒体の搬送方向とラ
イトバルブパネルの画素の対角線方向が一致するように
ライトバルブパネルを配置すると共に、感光記録媒体を
搬送する方向のみに微小移動することにより、上記ライ
トバルブパネルによる非露光領域全てを露光可能とする
ことを特徴とする画像記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7902091A JP3008530B2 (ja) | 1991-04-11 | 1991-04-11 | 画像記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7902091A JP3008530B2 (ja) | 1991-04-11 | 1991-04-11 | 画像記録装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04311937A JPH04311937A (ja) | 1992-11-04 |
JP3008530B2 true JP3008530B2 (ja) | 2000-02-14 |
Family
ID=13678261
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7902091A Expired - Fee Related JP3008530B2 (ja) | 1991-04-11 | 1991-04-11 | 画像記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3008530B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1327527A1 (de) * | 2002-01-15 | 2003-07-16 | Imip Llc | Verfahren und Vorrichtung zur Herstellung eines fotografischen Bilds |
-
1991
- 1991-04-11 JP JP7902091A patent/JP3008530B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04311937A (ja) | 1992-11-04 |
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