JP3008530B2 - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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JP3008530B2
JP3008530B2 JP7902091A JP7902091A JP3008530B2 JP 3008530 B2 JP3008530 B2 JP 3008530B2 JP 7902091 A JP7902091 A JP 7902091A JP 7902091 A JP7902091 A JP 7902091A JP 3008530 B2 JP3008530 B2 JP 3008530B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオ信号やパソコン
等の画像及び文字データーをプリントアウトするための
画像記録装置に関し、更に詳細には出力される画質を向
上させる画像記録装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、特開昭63ー188070号公報
に示されるような露光装置がある。
【0003】その画像記録装置のライトバルブパネルと
して液晶表示パネル(以下LCDと称する)を用いた場
合、図4のようにLCD内部には2辺がa,bの表示画
素57に対して、電極パターン等による光を通さない領
域56が存在することが知られる。例えばSTN型のL
CDでは透明電極間のギャップがその領域に当たり、T
FT型のLCDでは薄膜トランジスターと信号の配線が
その領域に当たる。
【0004】よって上記のようにLCDを光シャッター
として露光装置に使用すると、上記の光を通さない領域
56は幅a’,b’非露光領域となってしまい、画質を
低下させる。そこで図11のような、1辺が(a+
a’)/2と(b+b’)/2の四角形の開口窓58を
形成した25%開口率の遮光マスク59をLCDの表面
に取り付けた。そして図10のような微小移動装置に
て、図11、図12、図13、図14のようにLCDを
X,Y方向に微小移動しながら順次4回異なる場所で露
光する方法が考えられた。これにて、感光記録媒体上に
非露光領域が残らない100%の露光結果が得られる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
画像記録装置では、4回露光をしなければならないた
め、露光終了までに時間がかかってしまった。
【0006】また4回露光において、X,Yの2方向の
微小移動をしなければならないため、図10のようにX
方向移動モーター52と、Y方向移動モーター(巻き取
りモーター55)の2ケの駆動装置が必要となり、駆動
装置が高価になってしまうといった問題点があった。
【0007】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、1方向の微小移動のみにて、か
つ少ない露光回数で、非露光領域が残らない100%露
光を行なう画像記録装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の画像記録装置は、感光記録媒体を露光する光
源と、該感光記録媒体と該光源との間に配置され、画素
周辺に遮光マスクを備えたライトバルブパネルと、該光
源からの光を該ライトバルブパネルを介して該感光記録
媒体を露光する手段と、該感光記録媒体を搬送する手段
とを備えた画像記録装置において、前記感光記録媒体の
搬送方向とライトバルブパネルの画素の対角線方向が一
致するようにライトバルブパネルを配置すると共に、感
光記録媒体を搬送する方向のみに微小移動する手段を備
えている。
【0009】
【作用】上記の構成を有する本発明の画像記録装置は、
ライトバルブパネルを感光記録媒体の搬送方向とライト
バルブパネルの画素の対角線方向を一致させるよう配置
する。そして、微小搬送移動をしながら順次異なる場所
で露光を行う。
【0010】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照して説明する。
【0011】まず本発明をライトバルブパネルとして液
晶表示パネルを用いた画像記録装置において具体化した
実施例を参照して説明する。
【0012】図1に示す本実施例の画像記録装置1で
は、露光光源にハロゲンランプ3が用いられ、その下方
にはリフレクタ2が配置されている。また、ハロゲンラ
ンプ3の下方には集光レンズ4が配置され、上記ハロゲ
ンランプ3からの光を遮るようにさらに下方には赤外線
カットフィルター5が配置されている。
【0013】該赤外線カットフィルター5の下方には、
該赤外線カットフィルター5からの光を全面に通す色フ
ィルター6R、6G、6Bからなり、モーター27によ
り各々のフィルターが切り替えられるフィルターユニッ
ト6が設置され、その下方には少し離れてライトバルブ
パネルとしての液晶表示パネル7(以下、LCDと称
す)が配置されている。
【0014】該LCD7は、感光感圧紙10(以下、マ
イクロカプセル紙と称す)の搬送方向とLCD7の画素
57の対角線方向が一致した状態で配置されている。ま
たLCD7には1/3開口率の遮光マスク53が図3、
図5のように、LCDの下方側の保護ガラス51bに取
り付けられているが、該遮光マスク53の各開口窓54
はLCDの各々の画素57に対応して配置されている。
【0015】該LCD7の下方にはマイクロカプセル紙
10が近接して配置されている。尚、本実施例に使用さ
れているマイクロカプセル紙10の支持体の表面にはマ
イクロカプセルが塗布されており、そのマイクロカプセ
ル内には後述する顕色剤と反応する染料前駆体等が包含
されている。
【0016】また顕色紙18の支持体の表面には、顕色
剤が塗布されており染料前駆体と反応することで発色す
るが、詳細はUSP4399209等に記載されてお
り、ここでは省略する。
【0017】マイクロカプセル紙10は、巻き取り軸1
6を駆動する巻き取りモーター55にて微小ステップの
移動も可能である。遮光性のカートリッジ17の内部に
は、カートリッジ軸15に未露光のマイクロカプセル紙
10が巻回された状態で入っている。カートリッジ17
の右方には送りローラ29が配設されている。露光終了
後のマイクロカプセル紙10は加圧ローラ11a、11
b間を通過して、巻き取り軸16に巻き取られる。
【0018】顕色紙18の上方には半月ローラ19が配
設され、左方には給紙ローラ20が配設されている。ま
た顕色紙18の下方には熱定着装置12が配設され、そ
の内部にはヒーター13と下部には搬送ベルト14が配
設されている。
【0019】次に本実施例の電気的構成について説明す
る。
【0020】外部からの画像データーはビデオI/F2
5にてインップトされ、そのデーターはA/D変換22
にてディジタルデーターとなってビデオRAM23の
R,G,B別にの各RAMにストアーされる。外部より
スタート命令が入力されるとスタートSW25の信号が
CPU29に転送され、ランプ制御回路26、フィルタ
ー交換制御回路28、LCDコントローラー24、ビデ
オRAM23をCPU29が制御して露光を開始する。
【0021】次に、液晶露光装置1の動作について説明
する。
【0022】データー取り込みSW(ここでは図示して
いない)が押下されると、ビデオI/F21より外部か
らの画像データーを取り込み、A/D変換22にて該画
像データーをR,G,B別にディジタル信号に変換し、
該R,G,BデーターをビデオRAM23にそれぞれの
ブロックに格納する。
【0023】プリントスタートSW25を押すと、余分
な光にてマイクロカプセル紙10が感光しないように、
LCD7の全画素をクローズさせ、モーター27を駆動
して赤色フィルター6Rをセットし、ランプ制御回路2
8に信号を送り、ハロゲンランプ3を点灯させる。ハロ
ゲンランプ3の光はリフレクタ2と集光レンズ4とで効
率よく集光され直線光50となり、LCD7の全面にわ
たって均一に照射されマイクロカプセル紙10上に露光
される。また遮光マスク53は、図3に示すように光の
回折による光の回り込みが少なくなるように、LCD7
の液晶層60に対して上面保護ガラス51aよりマイク
ロカプセル紙10に近づく下面保護ガラス51b側に取
り付けられている。
【0024】しばらくしてLCD7に赤色用画像データ
ーに応じた画像が表示され、赤色露光を開始し、マイク
ロカプセル紙10上に記録すべき赤色画像が露光され
る。
【0025】赤色露光が終了すると、モーター27によ
って緑色フィルター6Gをセットし、赤色データーは緑
色データーに切り替えられ、上記と同様に緑色露光を開
始する。緑色露光が終了すると、モーター27によって
青色フィルター6Bをセットし、緑色データーは青色デ
ーターに切り替えられ、上記と同様に青色露光を開始す
る。3色の露光が終了すると、余分な光にてマイクロカ
プセル紙10が感光しないように、LCD7の全画素を
クローズした状態にて遮光する。
【0026】以上にて、図5のように、第1回目の第1
露光部61の露光が終了するが、次に巻き取りモーター
55を((a+a’)2+(b+b’)21/2/3だけ
画素57の対角線方向に微小移動させる。そして上記と
同様な3色露光を行う。
【0027】図6のように、第2回目の第2露光部62
の露光が終了すると、第2回目と同様に巻き取りモータ
ー55をさらに((a+a’)2+(b+b’)21/2
/3だけ画素57の対角線方向に微小移動させ、第1、
2回目と同様に第3露光部63に対して3色露光を行
う。
【0028】以上にて図7のように、第1露光部61、
第2露光部62、第3露光部63の全露光が全て終了す
ると、最後にランプ制御回路に信号を送り、ハロゲンラ
ンプ3を消灯する。次にマイクロカプセル紙10を現像
装置へ紙送りするが、潜像が形成されたマイクロカプセ
ル紙10は巻き取りローラ28の駆動力により加圧ロー
ラ11a、bの方向に送られる。一方、顕色紙18は半
月ローラ19により一枚ずつ給紙され、給紙ローラ20
により加圧ローラ11a、bまで送られる。
【0029】マイクロカプセル紙10の露光面と顕色紙
18の顕色剤塗布面が対面する状態で加圧ローラ11
a、bによってそれらを加圧し、画像は顕色紙18に転
写される。顕色紙18は、マイクロカプセル紙10から
分離された後、更に搬送ベルト14で搬送されながらヒ
ーター13を有す熱定着装置12によって発色が促進さ
れ、画像として出力される。
【0030】また図8のような、開口窓65を形成した
遮光マスク64を((a+a’)2+(b+b’)2
1/2/2だけ画素57の対角線方向に微小移動させ2回
露光にて非露光部を少なくする方法も考えられる。これ
は図9のように、若干の非露光部72が残ってしまう
が、1方向のみの2回露光のため、上記実施例に対して
露光スピードが2/3に短縮される効果がある。
【0031】本発明は以上詳述した実施例に限定される
ものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々
の変更を加えることができる。例えば、本実施例ではマ
イクロカプセル紙10を微小移動させるが、マイクロカ
プセル紙10を固定してLCDを微小移動させてもよ
い。
【0032】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明の画像記録装置は、感光記録媒体を搬送方向のみに
微小移動を行なうため、総露光時間を短くし、駆動装置
を安価にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、液晶露光装置の全体の構成図である。
【図2】図2は、LCDの配置とマイクロカプセル紙の
搬送状態の図ある。
【図3】図3は、本発明の遮光マスクをLCDに取り付
けた断面図である。
【図4】図4は、LCDの画素の拡大図である。
【図5】図5は、本発明の遮光マスクをLCDに取り付
けた状態及び第1回目の露光状態図である。
【図6】図6は、微小移動後の第2回目の露光状態図で
ある。
【図7】図7は、微小移動後の第3回目の露光状態図で
ある。
【図8】図8は、2回露光方式による遮光マスクをLC
Dに取り付けた状態及び第1回目の露光状態図である。
【図9】図9は、図8の遮光マスクによる第2回目の露
光状態図である。
【図10】図10は、従来のLCDの配置とマイクロカ
プセル紙の搬送状態の図ある。
【図11】図11は、従来の遮光マスクをLCDに取り
付けた状態及び第1回目の露光状態図である。
【図12】図12は、従来の遮光マスクを使用した微小
移動後の第2回目の露光状態図である。
【図13】図13は、従来の遮光マスクを使用した微小
移動後の第3回目の露光状態図である。
【図14】図14は、従来の遮光マスクを使用した微小
移動後の第4回目の露光状態図である。
【符号の説明】
1 画像記録装置 3 ハロゲンランプ 7 LCD 10 マイクロカプセル紙 50 直線光 53 1/3開口率の遮光マスク 54 開口窓 55 巻き取りモーター 57 画素

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光記録媒体を露光する光源と、該感光
    記録媒体と該光源との間に配置され、画素周辺に遮光マ
    スクを備えたライトバルブパネルと、該光源からの光を
    該ライトバルブパネルを介して該感光記録媒体を露光す
    る手段と、該感光記録媒体を搬送する手段とを備えた画
    像記録装置において、前記感光記録媒体の搬送方向とラ
    イトバルブパネルの画素の対角線方向が一致するように
    ライトバルブパネルを配置すると共に、感光記録媒体を
    搬送する方向のみに微小移動することにより、上記ライ
    トバルブパネルによる非露光領域全てを露光可能とする
    ことを特徴とする画像記録装置。
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