JPH04191836A - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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JPH04191836A
JPH04191836A JP2324705A JP32470590A JPH04191836A JP H04191836 A JPH04191836 A JP H04191836A JP 2324705 A JP2324705 A JP 2324705A JP 32470590 A JP32470590 A JP 32470590A JP H04191836 A JPH04191836 A JP H04191836A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] 本発明は、ビデオ信号等に基づき画像および文字データ
等をプリントアウトするための画像記録装置に係り、特
に画像露光時に画像を形成する印画周り(枠)も同時に
露光し、−回の露光で白枠付きの画像出力を可能とした
画像記録装置に関する。
C従来の技術〕 近年、液晶における各種の電気光学効果を利用して光透
過−光遮断の切替えを行う種々の液晶表示素子(LCD
)シャッターが開発されている。
ここで、LCDシャッターのなかでツイストネマチック
(T N)型のLCDシャッターについて説明する。こ
のTN型のLCDシャッターは複数の液晶光変調素子が
配列してなり、各液晶光変調素子では、液晶が2枚の透
明電極基板(外側)と、均一な直線状の溝を有する2枚
の配向膜(内側)とに挟まれている。そして、透明電極
間に電圧が印加されていない場合は、液晶分子は配向膜
の溝で規制される力にしたがって特定の配向状態をとる
。この場合、上記の2枚の配向膜の溝方向は相互に90
度ずれているため、液晶分子は分子長軸方向にねじれ構
造を示し、両配向膜間にて液晶分子の配向が90度ねじ
れている。この状態のTN型液晶光変調素子を偏光方向
が直交する2枚の偏光板に挟み、一方の偏光板から光線
を入射すると、その光線は最初の偏光板で直線偏光とな
る。そして、この直線偏光が液晶中を進行する間に、液
晶分子の複屈折性と上述のような90度ねじれ配向構造
とにより、上記の直線偏光の偏光方向が90度回転する
。この結果、直線偏光の偏光方向が他の偏光板の偏光方
向と一致することとなり、直線偏光はそのまま出射する
。ところか、透明電極間に電圧が印加されている場合、
液晶分子は電界方向に向かって強制配向するため、上述
のような液晶分子の90度ねじれ配向構造が形成されて
いない。したがって、一方の偏光板から入射した直線偏
光は偏光方向の回転を生じることなく他の偏光板に達す
ることとなり、出射時に直線偏光の偏光方向と他の偏光
板の偏光方向とが直交して遮光される。このように電圧
印加時に遮光する液晶光変調素子をノーマリ−ホワイト
、逆に2枚の偏光板の偏光方向を同じとした場合の電圧
印加時に透過する液晶光変調素子をノーマリ−ブラック
という。
上述のような光透過−光遮断の切替えは、透明電極間へ
の電圧の印加により行われる。そして、複数の液晶光変
調素子を配列することにより応答速度の速いシャッター
が可能となる。
このようなLCDシャッターの特性に着目して、LCD
シャッターを用いた種々の液晶露光装置が開発されてい
る。通常、このような液晶露光装置を用いた画像記録装
置では、画像を形成する印画周りは非露光部分となって
いた。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上述のような液晶露光装置を用いた画像
記録装置では、印画周りの非露光部分を露光させるため
には、画像露光後にその枠のみをもう一度白色光で再度
露光しなければならない。
このため、画像処理工程が多くなり、また装置も高価な
ものとなってしまうという問題点があった。
本発明は、上述のような事情に鑑みてなされたものであ
り、画像の露光と同時に印画周りの枠も露光することを
可能とすることにより、画像処理工程数を低減した低廉
な画像記録装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
このような目的を達成するために、本発明は画像信号に
基づき、液晶露光装置により感光記録媒体を露光して潜
像を形成し、この潜像を顕色紙に転写して画像を出力す
る画像記録装置であって、前記露光装置は、光源と、電
圧印加時に遮光する複数の液晶光変調素子から成る液晶
パネル部と、該液晶パネル部を挾持するように液晶パネ
ル部の前・後面にそれぞれ密着配設された偏光板とを有
し、前記液晶パネル部は、中央部に画像表示範囲部を備
え、前記偏光板は、前記液晶パネル部よりも小さく且つ
前記画像表示範囲部よりも大きく設定され、偏光板が画
像表示範囲部からはみ出した枠部の範囲内に顕色紙が配
置されるよう設定されて成ると共に、前記感光記録媒体
の幅は、前記顕色紙の幅より大きく且つ偏光板より小さ
く設定されて成るように構成した。
〔作用〕
光源から照射され、LCDシャッターの所定の液晶光変
調素子を透過した光は感光記録媒体上に照射され、ここ
に潜像が形成され、この潜像が顕色紙に転写され、画像
として出力される。ここで、LCDシャッターに密着し
ている偏光板が縦横方向とも当該LCDシャッターの液
晶パネル部(光通過部)よりも小さく設定され、この液
晶パネル部の中央部をなす画像表示範囲部と前記偏光板
とがなす領域内、すなわち、偏光板が画像表示範囲部か
らはみ出した枠部の範囲内に顕色紙の縁辺部が位置する
よう、当該顕色紙の大きさが設定され、給紙位置の調整
がされており、更に、感光記録媒体の紙幅が顕色紙の紙
幅より大きく、かつ偏光板の長さより小さく設定されて
いることにより、画像表示領域周りの枠は露光により白
色露光され、顕色紙には出力印画として画像と同時に白
枠が得られる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図は液晶露光装置を用いた本発明の画像記録装置の
概略構成図である。第1図において画像記録装置1は、
液晶露光装置2を備え、液晶露光装置2の下方の露光領
域17を感光記録媒体としての長尺状のマイクロカプセ
ル紙20が搬送されるように構成されている。
液晶露光装置2は光源としてのハロゲンランプ3、この
ハロゲンランプ3からの出射光を反射するりフレフタ3
 a %ハロゲンランプ3からの出射光及びリフレクタ
3aからの反射光を平行光とするコンデンサレンズ3b
、赤外線をカットする赤外線カットフィルター4、この
コンデンサレンズ3bと赤外線カットフィルター4を通
過した光を赤、緑、青のいずれかの単色に分解するフィ
ルター5R,5G、5Bからなるフィルターユニット5
、収差補正用の変形状曲面をなすLCDシャッター、こ
のLCDシャッター7の前・後面にそれぞれ密着配設さ
れている偏光板7a、7bおよび結像レンズ8を備えて
いる。
マイクロカプセル紙20は長尺状の支持体の表面に複数
のマイクロカプセルが塗布されており、マイクロカプセ
ル内には後述する顕色剤と反応する染料前駆体等が包含
されている。そして、未露光のマイクロカプセル紙20
は、カートリッジ軸22に巻き回された状態で遮光性の
カートリッジ21内に装着されている。また、このカー
トリッジ21の右方にはマイクロカプセル紙20を搬送
するための送りローラ23,23が配設されている。
液晶露光装置2の下方の露光領域17で露光が行われた
マイクロカプセル紙20は、顕色紙35と重ね合わされ
た状態で加圧ローラ30a。
30bにより加圧されて圧力現像される。その後、顕色
紙35と分離されたマイクロカプセル紙20は、カート
リッジ26内に配設されているカートリッジ軸27に巻
き取られる。
加圧ローラ30a、  3obの上方には、複数の顕色
紙35が積み重ねられて収容されているカセット37が
装着されている。そして、カセット37の左上方には半
月ローラ41が配設されており、この半月ローラ41の
回転により顕色紙35が1枚ずつ給紙ローラ42,42
間へ送り出される。送り出された顕色紙35は送りガイ
ド43を経て顕色紙35の先端とマイクロカプセル紙2
0上の潜像の先端との位置が合うようなタイミングで加
圧ローラ30a、30bへの搬送されるようになってい
る。
顕色紙35は支持体の表面に顕色剤が塗布されており、
マイクロカプセル紙20のマイクロカプセルに内包され
る染料前駆体と反応した発色するが、詳細は米国特許策
4.399,209号に記載されており、ここでは説明
を省略する。
加圧ローラ30a、30bの右方には熱定着装置50が
配置されており、この熱定着装置50の内部にはヒータ
51が設けられ、下部には顕色紙35を搬送するための
搬送ベルト52が配設されている。
つぎに、本発明の液晶露光装置2を第2図乃至第3図を
参照して説明する。第2図は東1図に示される液晶露光
装置2におけるLCDシャッター7の画像表示範囲とマ
イクロカプセル紙20、顕色紙35および偏光板7a、
7bとの間の大きさの関係を示すための模式的説明図で
ある。
第2図において、LCDシャッター7の前・後面に密着
されてなる偏光板7a、7bは、縦横方向とも、LCD
シャッター7の液晶パネル部(光通過部)60よりも小
さく設定されている。液晶パネル部60の中央部は画像
表示範囲部61をなし、この画像表示範囲部61と偏光
板7a、7bとがなす領域内、すなわち、偏光板か画像
表示範囲部からはみ出した枠部の範囲内に顕色紙35の
縁辺部が位置するよう、顕色紙35の大きさが設定され
、給紙位置の調整がされている。本実施例の場合、マイ
クロカプセル紙20の紙幅は、顕色紙35の紙幅より大
きく、かつ偏光板7a、7bの長さより小さ(設定され
ている。本発明では、単純マトリックスで透明電極間が
光通過するノーマリ−ホワイトモードのLCDシャッタ
ーを用い、それぞれの大きさの相関関係を上記のように
設定することにより、第2図の斜線で示した部分は常に
光が通過することになり、印画周りの枠部62が露光可
能となり、出力印画は第3図のように白枠62aが得ら
れることになる。
つぎに、本発明の画像記録装置1の動作について説明す
る。
外部より出力されたデータはビデオI/F回路11にて
本画像記録装置1に入力される。そのデータはA/D変
換回路12でデジタル化され、ここで赤色(R)、緑色
(G)、青色(B)に分離されてビデオRAM13に格
納される。モしてLCDコントローラ14にそれぞれの
色の階調データを送ってLCDシャッター7に画像を形
成させることになる。
そこでプリントスタートキー(図示せず)が押し下げら
れると、まず、外部から入力された赤色(R)用画像信
号に応じた像がLCDシャッター7に表示される。次に
光源であるハロゲンランプ3が点灯され、リフレクタ3
aからの反射光とノーロゲンランプ3からの出射光は、
コンデンサレンズ3bにより平行光とされた後、赤外線
カットフィルター4を通過し、赤色フィルター5Rで赤
色光とされLCDシャッター7に入射する。このLCD
シャッター7は、赤色(R)用画像信号に応じてLCD
コントローラ14により制御されている。そして、偏光
板7a、LCDシャッター7の各画素(液晶光変調素子
5a)および偏光板7bを透過した光は、結像レンズ8
により集光されてマイクロカプセル紙20に照射され赤
色露光が終了する。つぎに、緑色(G)用画像信号に応
じて緑色フィルター5Gを用いて緑色露光が行われる。
また、同様に青色(B)用画像信号に応じて青色フィル
ター5Bを用いて青色露光が行われる。これにより、マ
イクロカプセル紙20にはカラー画像の潜像が形成され
る。この間、マイクロカプセル紙20は搬送を中止して
停止状態にある。
ここで第2図のように、マイクロカプセル紙20の画像
表示範囲部61以外の領域はノーマリ−ホワイトモード
であり、無印加のため光は常に透過するので、R,GS
Bの各色にて露光され白色となる。
露光が終了すると、マイクロカプセル紙20は送りロー
ラ23および巻き取りローラ27の駆動力により加圧ロ
ーラ30a、’30b方向に搬送される。一方、顕色紙
35は半月ローラ41により1枚ずつ給紙され、給紙ロ
ーラ42と給紙ガイド43により加圧ローラ30a、3
0bに搬送される。そして、マイクロカプセル紙20の
露光面と顕色紙35の顕色剤塗布面が当接するように重
ね合わされた状態で加圧ローラ30a、30bにより加
圧され、画像が顕色紙35に転写される。顕色紙35は
、更に搬送ベルト52により搬送されながら熱定着装置
50のヒータ51によって発色が促進され、画像として
出力される。
ここで、偏光板が画像表示範囲部61からはみ出した枠
部の範囲内に顕色紙35の縁辺部が納まるように設定さ
れているので、出力印画紙は第3図のように白枠が得ら
れる。
本発明は上述の実施例に限定されるものではなく、その
趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えること
ができる。例えば、本実施例においては光源としてハロ
ゲンランプを用いているが、メタルハライドランプ等他
のランプを用いることも可能である。また色フィルター
の交換順序もR−G−Hに限ったことではない。
また、本実施例では色フィルターを使用してカラーの画
像記録装置としているが、色フィルターを用いずにモノ
クロの画像記録装置としてもよい。
〔発明の効果〕
以上詳述したように、本発明によれば、LCDシャッタ
ーの画像表示範囲と偏光板、感光記録媒体および顕色紙
の大きさの相関関係を設定することにより、出力印画と
して画像と同時に白枠が得られる画像記録装置を提供す
ることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は液晶露光装置を用いた本発明の画像記録装置の
概略構成図、第2図はLCDシャッターの画像表示範囲
と感光記録媒体、顕色紙および偏光板との間の大きさの
関係を示す模式的説明図、第31!lは出力印画紙を示
す図である。 1・・・画像記録装置、 2・・・液晶露光装置、 3・・・ハロゲンランプ、 5R,5G、5B・・・フィルター、 7・・・LCDシャッター、 7a、7b・・・偏光板、 20・・・マイクロカプセル紙(感光記録媒体)、35
・・・顕色紙、 61・・・画像表示範囲部、 62・・・白枠部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 画像信号に基づき、液晶露光装置により感光記録媒体を
    露光して潜像を形成し、この潜像を顕色紙に転写して画
    像を出力する画像記録装置であって、 前記露光装置は、光源と、 電圧印加時に遮光する複数の液晶光変調素子から成る液
    晶パネル部と、 該液晶パネル部を挾持するように液晶パネル部の前・後
    面にそれぞれ密着配設された偏光板とを有し、 前記液晶パネル部は、中央部に画像表示範囲部を備え、 前記偏光板は、前記液晶パネル部よりも小さく且つ前記
    画像表示範囲部よりも大きく設定され、偏光板が画像表
    示範囲部からはみ出した枠部の範囲内に顕色紙が配置さ
    れるよう設定されて成ると共に、 前記感光記録媒体の幅は、前記顕色紙の幅より大きく且
    つ偏光板より小さく設定されて成ることを特徴とする画
    像記録装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07171997A (ja) * 1993-12-17 1995-07-11 Nec Corp 画像形成装置
JPH10114099A (ja) * 1996-10-11 1998-05-06 Fuji Photo Film Co Ltd 画像露光装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07171997A (ja) * 1993-12-17 1995-07-11 Nec Corp 画像形成装置
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