JP2919190B2 - ハードウェア記述自動生成方式 - Google Patents

ハードウェア記述自動生成方式

Info

Publication number
JP2919190B2
JP2919190B2 JP4223696A JP22369692A JP2919190B2 JP 2919190 B2 JP2919190 B2 JP 2919190B2 JP 4223696 A JP4223696 A JP 4223696A JP 22369692 A JP22369692 A JP 22369692A JP 2919190 B2 JP2919190 B2 JP 2919190B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
logic
component
logical
connection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP4223696A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0668198A (ja
Inventor
俊介 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON DENKI TSUSHIN SHISUTEMU KK
Original Assignee
NIPPON DENKI TSUSHIN SHISUTEMU KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NIPPON DENKI TSUSHIN SHISUTEMU KK filed Critical NIPPON DENKI TSUSHIN SHISUTEMU KK
Priority to JP4223696A priority Critical patent/JP2919190B2/ja
Publication of JPH0668198A publication Critical patent/JPH0668198A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2919190B2 publication Critical patent/JP2919190B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子回路のハードウェア
記述を自動生成するハードウェア記述自動生成方式に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のハードウェア記述自動生
成方式では、抵抗やコンデンサ等の論理をもたないアナ
ログ部品を混在しない論理部品だけで構成する回路図か
ら回路の論理機能を表わすハードウェア記述を自動生成
している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のハード
ウェア記述自動生成方式では、回路図の中の論理部品と
その接続からハードウェア記述を自動生成しており、回
路の中に抵抗やコンデンサなどの論理表現できないアナ
ログ部品が存在する回路図の場合には、ハードウェア記
述の自動生成が行えないか、又は自動生成は行うがアナ
ログ部品の削除により論理的な接続が切れてしまい、ハ
ードウェア記述が回路図と論理が異なってしまうという
欠点がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のハードウェア記
述自動生成方式は、電子回路を表現する回路図における
接続状態を抽出する論理接続抽出手段と、論理をもたな
いアナログ部品と論理を有する論理部品とが前記回路図
に混在している場合アナログ部品とこのアナログ部品に
接続する回路構成を認識する回路構成認識手段と、この
回路構成認識手段で認識されたアナログ部品を削除する
アナログ部品削除手段と、アナログ部品の種別とこのア
ナログ部品に接続する回路の接続構成から再構成の可否
を判断し可能なものについて同じ論理の回路を再構築す
る論理再構成手段と、再構築された論理部品と前記論理
接続抽出手段で抽出された論理接続情報とを論理部品に
対応するハードウェア記述に変換するための変換ルール
データから回路の論理機能を表わすハードウェア記述言
語に変換する記述生成手段とを備える構成である。
【0005】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0006】図1は本発明の一実施例のブロック図であ
り、例えば、エンジニアリング・ワークステーションに
より実現される。図1において、10は入出力装置、1
1は演算処理装置、12はデータ記憶装置であり、デー
タ記憶装置12は電子回路を表現する回路図データ13
と、回路の論理機能を表わすハードウェア記述データ1
4と、回路図からハードウェア記述に変換するルールを
記述した変換ルールデータ15とを格納している。16
は本発明を実現するためのハードウェア記述生成手段で
あり、ソフトウェアプログラムによって構成され、論理
接続抽出手段17と、回路構成認識手段18と、アナロ
グ部品削除手段19と、論理再構成手段20と、記述生
成手段21とを含み演算処理装置11の処理により実現
している。この種のハードウェア記述自動生成方式にて
生成したハードウェア記述は論理検証を行うために利用
されている。この論理検証を行う場合に邪魔になるの
が、電子回路内にある論理をもたないアナログ部品の存
在である。本発明は電子回路図からハードウェア記述を
自動生成する過程で回路の接続関係を保持したまま論理
を持たないアナログ部品を電子回路より取り除くことを
特徴とし、この手段を論理再構成手段と呼称しており、
アナログ部品を削除したことにより切れた接続をつなぎ
直す処理を行う。
【0007】図2は本発明の一実施例の処理の流れを示
すフローチャートであり、図3の具体例を用いて説明す
る。
【0008】回路図データAaはアナログ部品R1と論
理部品A1,A2とから構成され、回路図データBaは
アナログ部品R2と論理部品B1とから構成され、回路
図データCaはアナログ部品R3と論理部品C1,C2
および電源VCCとから構成され、回路図データDaは
アナログ部品R4,R5,R6と論理部品D1,D2と
から構成されている。
【0009】始めに、論理接続抽出手段17により、回
路図データ13より回路の接続状態を抽出する。ここで
は、回路図データAaから論理部品A1,A2とアナロ
グ部品R1および接続点a,bを抽出する(ステップ
1;S1)。次に、回路構成認識手段18により、アナ
ログ部品の種別の識別と、回路の構成と、接続とを認識
する(S2〜S4)。回路図データ13にアナログ部品
がある場合には、S3でアナログ部品R1が“スイッ
チ”であると識別し、S4で接続点a,bを得る。
【0010】次にアナログ部品削除手段19によりアナ
ログ部品を回路より削除する(S5)。S5でアナログ
部品R1を回路の接続より削除し、切断点“a−b”を
得る。次に再構成の判断(S6)では、部品種別と回路
の接続構成で判断する。アナログ部品R1“スイッチ”
は削除したまま再構成は行わない。すなわち、この場合
は、つながっているか否かが判断できないスイッチの例
が示されている。
【0011】同様に回路図データBaから、論理部品B
1,アナログ部品R2は“抵抗”で切断点“c−d”を
得る。再構成の判断(S6)では、アナログ部品R2の
“抵抗”の接続が論理接続でないので削除したまま再構
成は行わない。すなわち、この場合は、アナログ部品に
接続する回路の接続構成から判断して論理が異なってし
まう例が示されている。
【0012】回路図データCaでは、論理部品C1,C
2,電源VCCとアナログ部品R3は“抵抗”で切断点
“e−f”を得る。再構成の判断(S6)では、アナロ
グ部品R3の“抵抗”を削除したため論理部品C1,C
2の接続点fと電源VCCの接続点eの接続が切断して
いるので切断点“e−f”について、論理再構成手段2
0により、切断点を再接続する。論理再構成(S7)で
接続点eと接続点fを接続し、接続点fについてワイア
ード・ロジックを発生する。すなわち、この場合は、ア
ナログ部品を削除したことにより切れた接続を、回路図
データCbのようにつなぎ直す処理を行う。
【0013】同様に回路図データDaでは、論理部品D
1,D2,アナログ部品R4,R5,R6は“抵抗”で
切断点“g−h”,“h−i”,“g−i”を得る。再
構成の判断(S6)では、アナログ部品R4,R5,R
6の“抵抗”を削除したため論理部品D1,D2の接続
が切断している切断点“g−h”,“h−i”,“g−
i”について再接続する。論理再構成(S7)で切断点
について接続を認識して切断点を最適化する。切断点
“g−h”,“h−i”は接続点hで接続しているので
切断点を“g−h−i”とする。切断点“g−i”と
“g−h−i”は、始点−終点が同じであるから接続点
gと接続点iを接続する。すなわち、この場合は、回路
図データDbのように接続をつなぎ直し最適化した例が
示されている。
【0014】次に記述生成手段21により、論理部品と
回路接続の論理接続情報をハードウェア記述に変換する
(S8)。ハードウェア記述変換(S8)で変換するル
ールを記述した変換ルールデータ15から回路図データ
Ab,Bb,Cb,Dbをそれぞれの論理情報をハード
ウェア記述に変換する。以下に、論理部品に対応する部
品の論理をハードウェア記述言語で記述した雛形である
変換ルールデータおよびそれを用いた変換の具体的一例
を示す。たとえば、論理部品の部品名がAND2でこの
入力ピンがA,B、出力ピンがYである場合、変換ルー
ルデータとしては、部品名がAND2、雛形がY=A*
Bと定めておく。この場合、論理部品AND2の入出力
ピンと雛形のA,B,Yは名前で対応している。論理部
品の各ピンに接続しているネットをそれぞれAピン=I
N1,Bピン=IN2,Yピン=OUT1とすると、ハ
ードウェア記述に変換を行う処理において、ハードウェ
ア記述の雛形のA,B,Yは、それに接続するネット名
に置き換えることによりハードウェア記述を生成する。
すなわち、この場合生成したハードウェア記述として
は、OUT1=IN1*IN2のように記述される。
【0015】以上の処理を回路図データ13が終了する
まで繰り返して行うことにより、ハードウェア記述デー
タ14を得ることができる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明のハードウェ
ア記述自動生成方式によれば、アナログ部品とこのアナ
ログ部品に接続する回路構成を認識し、この認識された
アナログ部品を削除し、アナログ部品の種別とこのアナ
ログ部品に接続する回路の接続構成から再構成の可否を
判断し可能なものについて同じ論理の回路を再構築する
ことにより、論理部品とアナログ部品とが混在する回路
図から回路図の論理が一致するハードウェア記述が自動
生成できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例の処理の流れを示すフローチ
ャートである。
【図3】図2の手順によるアナログ部品処理の一例を示
す図である。
【符号の説明】
10 入出力装置 11 演算処理装置 12 データ記憶装置 13 回路図データ 14 ハードウェア記述データ 15 変換ルールデータ 16 ハードウェア記述生成手段 17 論理接続抽出手段 18 回路構成認識手段 19 アナログ部品削除手段 20 論理再構成手段 21 記述生成手段

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子回路を表現する回路図における接続
    状態を抽出する論理接続抽出手段と、論理をもたないア
    ナログ部品と論理を有する論理部品とが前記回路図に混
    在している場合アナログ部品とこのアナログ部品に接続
    する回路構成を認識する回路構成認識手段と、この回路
    構成認識手段で認識されたアナログ部品を削除するアナ
    ログ部品削除手段と、アナログ部品の種別とこのアナロ
    グ部品に接続する回路の接続構成から再構成の可否を判
    断し可能なものについて同じ論理の回路を再構築する論
    理再構成手段と、再構築された論理部品と前記論理接続
    抽出手段で抽出された論理接続情報とを論理部品に対応
    するハードウェア記述に変換するための変換ルールデー
    タから回路の論理機能を表わすハードウェア記述言語に
    変換する記述生成手段とを備えることを特徴とするハー
    ドウェア記述自動生成方式。
JP4223696A 1992-08-24 1992-08-24 ハードウェア記述自動生成方式 Expired - Lifetime JP2919190B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4223696A JP2919190B2 (ja) 1992-08-24 1992-08-24 ハードウェア記述自動生成方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4223696A JP2919190B2 (ja) 1992-08-24 1992-08-24 ハードウェア記述自動生成方式

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0668198A JPH0668198A (ja) 1994-03-11
JP2919190B2 true JP2919190B2 (ja) 1999-07-12

Family

ID=16802223

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4223696A Expired - Lifetime JP2919190B2 (ja) 1992-08-24 1992-08-24 ハードウェア記述自動生成方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2919190B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3904238A1 (de) * 1989-02-13 1990-08-16 Wilfried Schraufstetter Schneckenpresse, insbesondere zum zerkleinern von materialien, wie organischen abfaellen od. dgl.
JP2000133986A (ja) 1998-10-27 2000-05-12 Murata Mfg Co Ltd 放射ノイズ抑制部品の取付構造
JP2000311477A (ja) 1999-04-27 2000-11-07 Internatl Business Mach Corp <Ibm> ハードディスク装置およびそれに用いる導電性シート
JP5407335B2 (ja) * 2009-01-05 2014-02-05 株式会社リコー シミュレーション用ネットリスト生成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0668198A (ja) 1994-03-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH04123269A (ja) Plaのシミュレーション方式
JP3885274B2 (ja) シミュレーション用回路変換装置
JP2919190B2 (ja) ハードウェア記述自動生成方式
JP2850837B2 (ja) アナログ部分削除ハードウェア記述生成方式
Morie et al. A system for analog circuit design that stores and re-uses design procedures
JP2752923B2 (ja) 論理シミュレーション装置および論理回路情報作成方法
JP3022433B2 (ja) グループ等長配線システム
JP2872216B1 (ja) マクロの設計方法
JP2606659B2 (ja) 論理回路階層展開装置および方法
JP3265384B2 (ja) 論理シミュレーション方法及びこれに用いる論理シミュレーション装置
JP2000200297A (ja) アナログ部品削除情報付与システム
JP2600572B2 (ja) 順序回路を含む論理検証対象回路の論理検証容易化回路への変換方法とその装置
JP2783709B2 (ja) 論理回路設計装置
JP2817689B2 (ja) 複数のシミュレータにおける高速統合シミュレーション方式
JP2940124B2 (ja) 基板cad装置
JP2900893B2 (ja) モデル変換装置
JPH09251483A (ja) セルライブラリ作成方法
JP2839574B2 (ja) 不定値を含む論理回路の照合方式
JPH07175845A (ja) 論理シミュレーション用回路変換方式
JPH05216949A (ja) 電気系cadデータの検証方法
JP2897539B2 (ja) ハードウェア記述自動生成方法とその装置
JPH10105589A (ja) 仕向を考慮した回路図設計方法及び回路情報作成方法、ならびにcadシステム
JPH07239868A (ja) シミュレーション装置
JPH1185809A (ja) 論理回路の冗長機能部分排除合成方式
JPH0195368A (ja) 論理回路接続情報生成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19990406