JPH10105589A - 仕向を考慮した回路図設計方法及び回路情報作成方法、ならびにcadシステム - Google Patents

仕向を考慮した回路図設計方法及び回路情報作成方法、ならびにcadシステム

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JPH10105589A
JPH10105589A JP8256745A JP25674596A JPH10105589A JP H10105589 A JPH10105589 A JP H10105589A JP 8256745 A JP8256745 A JP 8256745A JP 25674596 A JP25674596 A JP 25674596A JP H10105589 A JPH10105589 A JP H10105589A
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JP
Japan
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circuit
circuit diagram
information
model
parts
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JP8256745A
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Inventor
Norihiko Matsuura
憲彦 松浦
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1つの回路図で複数の機種に対応した回路情
報を統合して一元管理できる回路図設計方法及び回路情
報作成方法、ならびにCADシステムを提供する。 【解決手段】 全ての機種の回路図情報を含むマスター
回路図を作成し、そのマスター回路図中に機種により部
品情報が異なる回路領域を部分回路領域として設定し、
部分回路領域における機種毎に対応した機種別部品情報
を表形式で設定し管理し、さらに、任意の機種毎に対応
する回路情報を抽出し作成する。また、任意の機種の回
路情報を抽出する際に、不必要な部品に接続されている
信号線の接続状態を追跡し、信号線の分岐点または他の
部品の端子まで検索し不必要な信号線を削除する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、1つの回路図で仕
向先の違いおよびオプション回路の有無による複数の機
種に対応した回路図および部品情報を統合して一元管理
する、仕向を考慮した回路図設計方法及び回路情報作成
方法、ならびにそれらの方法のためのCADシステムに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の回路図設計方法においては、ある
製品の回路図は、オプション回路の有無や仕向先の違い
(例えば、日本とアメリカ)などによって機種が違う
と、全く別々の回路図情報として管理されていた。
【0003】これに対して、一つの回路図中に全ての機
種の情報を記入し、一元管理する方法も提案されてい
る。
【0004】例えば、特開平6−4611号公報には、
回路図上の部品に複数の仕向先を表す仕向マークを付与
し、この部品の仕向先別の部品情報を部品情報テーブル
に設定し管理する統合仕向回路図の管理方法が記載され
ている。
【0005】さらに別の方法として、例えば、特開平5
−216960号公報および特開平5−225271号
公報には、図2の例2に示すように、ブロック単位の回
路図を追加、削除することによって仕向先対応や機種対
応する方法が記載されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】回路図上の部品に複数
の仕向先を表す仕向マークを付与し、この部品の仕向先
別の部品情報を部品情報テーブルに設定し管理する従来
の前者の方法においては、図2の例1に示すような、仕
向先によって回路図中に存在する部品の種類や形状が変
化する回路にはその適用が難しいという問題があった。
【0007】また、ブロック単位の回路図を追加、削除
することによって仕向先対応や機種対応する従来の後者
の方法においては、回路図に存在する部品情報(例えば
抵抗値)だけが違う回路の場合でも、同じような回路ブ
ロックを機種数分作画する必要があった。近年の製品設
計では、機種数が数十機種に及ぶこともある。そのよう
な場合、このような従来の後者の方法においては、回路
図に存在する部品の情報だけが違う回路の場合にも、数
十機種分の回路ブロックとして作画してあるので、回路
変更が起こった時の作業負担は膨大な量であり、同時に
変更ミスの増加による設計期間の長期化や設計品質の低
下につながるという問題点があった。
【0008】本発明の目的は、上記従来の技術における
問題点に鑑み、設計効率の向上、回路変更の際の作業負
担を軽減させることのできる、1つの回路図で複数の機
種に対応した回路図および部品情報を統合して一元管理
できる仕向を考慮した回路図設計方法及び回路情報作成
方法と、ならびにそれらの方法のためのCADシステム
とを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1に係わる
発明は、全ての機種の回路図情報を含むマスター回路図
を作成し、マスター回路図に対し機種により部品情報が
異なる部分回路領域を設定し、部分回路領域における機
種毎に対応した部品情報を機種別部品情報表として設定
する仕向を考慮した回路図設計方法である。
【0010】本願の請求項2に係わる発明は、請求項1
に記載の仕向を考慮した回路図設計方法のためのCAD
システムである。
【0011】本願の請求項3に係わる発明は、請求項1
に記載の回路図設計方法によって作成された回路図か
ら、任意の機種の回路情報を機種別部品情報表から抽出
し、機種別回路図および機種別部品表を作成する回路情
報作成方法である。
【0012】本願の請求項4に係わる発明は、任意の機
種の機種別回路図および機種別部品表を出力できる請求
項2に記載のCADシステムである。
【0013】本願の請求項5に係わる発明は、任意の機
種の回路情報を抽出する際に、不必要な部品に接続され
ている信号線の接続状態を追跡し、信号線の分岐点また
は他の部品の端子まで検索し不必要な信号線を削除する
請求項3に記載の回路情報作成方法である。
【0014】本願の請求項6に係わる発明は、任意の機
種の回路情報を抽出する際に、不必要な信号線を削除で
きる請求項4に記載のCADシステムである。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明は、図1の動作フローで示
すように、N1で入力されたマスター回路図に対して、
N2によって機種により回路や部品情報が異なる部分を
部分回路領域として設定し、N3でその部分回路領域に
機種毎の部品情報を付加する。上記のように作成された
回路図から、N4によって機種名をキーにして任意の機
種別回路情報を抽出し、回路図出力N6や部品表出力N
7を行う。回路図出力の際には、N5により不要信号線
の削除処理を行い出力する。
【0016】図3、図4は本発明の一つの実施形態であ
る回路図設計システムの構成図を示す。この回路図設計
システムは、キーボード1、マウス2、表示装置3、記
憶装置11、プロッタ12、プリンタ13および処理装
置4を備えている。
【0017】キーボード1およびマウス2は、回路図作
画情報、部品情報、操作情報などを入力するための入力
装置である。表示装置3は、回路図や各種情報を表示す
るCRTディスプレイなどの装置である。
【0018】マスター回路図データ14は、部品情報1
5と部品形状情報19と信号線接続情報20から構成さ
れ、部品情報15は、共通回路部品情報16と、機種別
部品情報18を機種数分記憶している部品回路情報17
の2種類のデータから構成されている。
【0019】記憶装置11は、マスター回路図データ1
4の情報を記憶しておくメモリやハードディスクなどの
装置である。プロッタ12は、回路図を出力するための
装置であり、プリンタ13は、部品表などの回路情報を
リスト出力する装置である。
【0020】処理回路4は、CPU、メモリなどを内蔵
し、キーボード1、マウス2からの入力によって回路情
報を作成し、マスター回路図データ14として記憶装置
11へ記憶させる回路図作画部6、機種情報設定部7
と、記憶装置11から読み込んだマスター回路図データ
14から各種回路情報をプロッタ12やプリンタ13に
出力するための機種情報抽出部8、部品表出力部9と、
不要信号線を削除して出力する回路図出力部10およ
び、それらの処理を制御する制御部5から構成される装
置である。
【0021】次に、本発明の実施の形態を図5の具体例
に従い、図3と図4を用いて詳細に説明する。
【0022】図5のマスター回路図21は、回路図入力
後に“*1”という名前の部分回路名23のついた部分
回路領域22を設定し、その部分回路領域22に対して
3つの機種(MODEL1,MODEL2,MODEL
3)に対応した部品情報を入力した機種別部品情報表2
4を設定したものであり、この回路図の中に3つの機種
の全ての回路情報が図4のデータ構造で一元管理されて
いる回路図の例である。
【0023】このマスター回路図21から、任意の機種
の回路情報を出力するには、出力する機種の機種名を指
定して行う。機種情報抽出部8は、マスター回路図デー
タ14の中から共通回路部品情報16と指定された機種
名(例えばMODEL2)をキーにして必要な情報を機
種別部品情報18の中から検索し抽出した部分回路情報
17をMODEL2の部品情報として得る。
【0024】ここで得られた部品情報から指定された機
種(MODEL2)の回路図(図5の27)、部品表
(図5の28)を出力することが可能になる。
【0025】任意の機種の回路図を出力する方法を、図
6から図9を用いて説明する。回路図の出力は、まず、
上記で得られたMODEL2の部品情報から、今回指定
されている機種(MODEL2)に不要になった部品を
削除したことにより解放端になった信号線の端点を、信
号線接続情報20から検索し、記憶する(図6のa,
b)。
【0026】そして全ての解放端から、接続を追跡し、
信号線の分岐点もしくは部品の端子まで削除する処理
(図7のc)を行う(図8)ことによって、不要信号線
を手作業で削除することなしに容易に任意の機種の回路
図(図9)を出力することができる。この際、回路図形
状は、上記で得られたMODEL2の部品情報に対応す
る部品形状情報19内の部品形状データを検索し、出力
することにより得る。
【0027】また、任意の機種の部品表を出力するに
は、上記で得られたMODEL2の部品情報から、必要
な部品情報を定型フォーマットに変換することによって
リスト出力できる。(MODEL1、MODEL3につ
いても各々回路図(図5の25、29)、部品表(図5
の26、30)を同様に出力することができる。)
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
全ての機種の回路図情報を含むマスター回路図に対して
部分回路領域を設定し、その部分回路領域内における機
種毎の部品情報を機種別部品情報表として設定できるの
で、部品の種類や形状が変化する場合でも複数の機種の
回路情報を一元管理することができるとともに、任意の
機種の回路図を作成する際に、回路の不要部分の削除作
業を手作業で行わなくて良いため、容易に出力すること
ができる。
【0029】また、全ての機種に共通な回路ブロックは
機種数が膨大な数であろうと、一つのデータとして管理
されているため、回路変更を行う際は最小限の変更を行
えば良く、回路変更の際の作業負担を軽減させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一つ実施の形態の動作フローを示した
図である。
【図2】従来の技術を説明するための図である。
【図3】本発明の一つの実施の形態の構成図である。
【図4】本発明の一つの実施の形態のマスター回路図デ
ータの構成図である。
【図5】本発明の実施の形態の具体例の説明図である。
【図6】図5に示した実施の形態の具体例の説明図にお
ける不要信号線処理による回路図の変化を示すための元
の回路図である。
【図7】図6に示した回路図から不要信号線処理による
回路図の変化を示す図である。
【図8】図6に示した回路図から不要信号線処理による
回路図の変化を示す図である。
【図9】図6に示した回路図から不要信号線処理による
回路図の変化を示す図である。
【符号の説明】
1、 キーボード 2、 マウス 3、 表示装置 4、 処理装置 5、 制御部 6、 回路図作画部 7、 機種情報設定部 8、 機種情報抽出部 9、 部品表出力部 10、 回路図出力部 11、 記憶装置 12、 プロッタ 13、 プリンタ 14、 マスター回路図データ 15、 部品情報 16、 共通回路部品情報 17、 部品回路情報 18、 機種別部品情報 19、 部品形状情報 20、 信号線接続情報 21、 マスター回路図 22、 部分回路領域 23、 部分回路名 24、 機種別部品情報表 25、 機種名MODEL1の回路図 26、 機種名MODEL1の部品表 27、 機種名MODEL2の回路図 28、 機種名MODEL2の部品表 29、 機種名MODEL3の回路図 30、 機種名MODEL3の部品表 a、 信号線の解放端 b、 信号線の解放端 c、 信号線の分岐点 d、 信号線の分岐点

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1つの回路図で仕向先の違いおよびオプ
    ション回路の有無による複数の機種に対応した回路図お
    よび部品情報を統合して一元管理できる仕向を考慮した
    回路図設計方法であって、全ての機種の回路図情報を含
    むマスター回路図を作成し、該マスター回路図に対し機
    種により部品情報が異なる部分回路領域を設定し、該部
    分回路領域における機種毎に対応した部品情報を機種別
    部品情報表として設定することを特徴とする回路図設計
    方法。
  2. 【請求項2】 全ての機種の回路図情報を含むマスター
    回路図の入力手段と、前記マスター回路図に対し機種に
    より部品情報が異なる部分回路領域の設定手段と、前記
    部分回路領域における機種毎に対応した部品情報を入力
    し機種別部品情報表として設定する手段とを有し、1つ
    の回路図で仕向先の違いおよびオプション回路の有無に
    よる複数の機種に対応した回路図および部品情報を統合
    して一元管理できる仕向を考慮した回路図設計のための
    CADシステム。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の回路図設計方法によっ
    て作成された回路図から、任意の機種の回路情報を作成
    する方法であって、任意の機種の回路情報を前記機種別
    部品情報表から抽出し、機種別回路図および機種別部品
    表を作成することを特徴とする回路情報作成方法。
  4. 【請求項4】 任意の機種の回路情報を前記機種別部品
    情報表から抽出する手段と、機種別回路図および機種別
    部品表を出力する回路情報出力手段とを更に有し、任意
    の機種の機種別回路図および機種別部品表を出力するこ
    とのできる請求項2に記載のCADシステム。
  5. 【請求項5】 任意の機種の回路情報を抽出する際に、
    不必要な部品に接続されている信号線の接続状態を追跡
    し、信号線の分岐点または他の部品の端子まで検索し、
    不必要な信号線を削除することを特徴とする請求項3に
    記載の回路情報作成方法。
  6. 【請求項6】 不必要な部品に接続されている信号線の
    接続状態を追跡する手段と、信号線の分岐点または他の
    部品の端子まで検索し不必要な信号線を削除する手段と
    を更に有し、任意の機種の回路情報を抽出する際に不必
    要な信号線を削除することのできる請求項4に記載のC
    ADシステム。
JP8256745A 1996-09-27 1996-09-27 仕向を考慮した回路図設計方法及び回路情報作成方法、ならびにcadシステム Pending JPH10105589A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008097506A (ja) * 2006-10-16 2008-04-24 Fujitsu Ltd 試作組合せ算出装置、そのプログラム、方法及びそれを含むcadシステム
JP2010152610A (ja) * 2008-12-25 2010-07-08 Toshiba Corp Cadシステム、部品実装支援方法および部品実装支援プログラム

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008097506A (ja) * 2006-10-16 2008-04-24 Fujitsu Ltd 試作組合せ算出装置、そのプログラム、方法及びそれを含むcadシステム
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