JP3152769B2 - プログラム解析装置 - Google Patents
プログラム解析装置Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば制御用フローチ
ャートと言えるシーケンシャル・ファンクション・チャ
ート等のごとき図形式で表現されるソフトウェア仕様を
もとにプログラム生成や仕様書の管理を行うソフトウェ
ア・エンジニアリング・システム等に利用されるプログ
ラム解析装置に係わり、特に図形式仕様を解析するため
に必要な情報の表現形式に改良を施したプログラム解析
装置に関する。
ャートと言えるシーケンシャル・ファンクション・チャ
ート等のごとき図形式で表現されるソフトウェア仕様を
もとにプログラム生成や仕様書の管理を行うソフトウェ
ア・エンジニアリング・システム等に利用されるプログ
ラム解析装置に係わり、特に図形式仕様を解析するため
に必要な情報の表現形式に改良を施したプログラム解析
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、シーケンシャル・ファンクション
・チャートのような図形式に表現可能なソフトウェアの
仕様をもとにプログラムを解析する装置では、線分を結
び付けることのできる端子と呼ばれる点を1つ以上もつ
固定形状のシンボルと、複数のシンボルの端子と端子と
の間を結び付ける何本かの線分とを組合わせることによ
り、図形化によって表現された図形式仕様を作成する図
編集手段と、この図形式仕様の図の中の情報に基づいて
コンパイル等による解析を行うコンパイル手段とが設け
られている。
・チャートのような図形式に表現可能なソフトウェアの
仕様をもとにプログラムを解析する装置では、線分を結
び付けることのできる端子と呼ばれる点を1つ以上もつ
固定形状のシンボルと、複数のシンボルの端子と端子と
の間を結び付ける何本かの線分とを組合わせることによ
り、図形化によって表現された図形式仕様を作成する図
編集手段と、この図形式仕様の図の中の情報に基づいて
コンパイル等による解析を行うコンパイル手段とが設け
られている。
【0003】従って、図編集手段から以降の処理系であ
る例えばコンパイル手段では、図形式仕様を解析する必
要があるが、そのために図編集手段からコンパイル手段
に対して図中のシンボル端子間の接続関係を表すシンボ
ル間接続情報が送られている。しかし、このシンボル間
接続情報の表現方法は非常に判別しにくいパターンとな
っていた。以下、従来の装置について図面を参照して具
体的に説明する。
る例えばコンパイル手段では、図形式仕様を解析する必
要があるが、そのために図編集手段からコンパイル手段
に対して図中のシンボル端子間の接続関係を表すシンボ
ル間接続情報が送られている。しかし、このシンボル間
接続情報の表現方法は非常に判別しにくいパターンとな
っていた。以下、従来の装置について図面を参照して具
体的に説明する。
【0004】この装置においては、図7に示すように設
計者が計算機本体となるべき図編集手段1に対して図8
(a),(b)に示すような図形式仕様を入力すると、
ここで、必要な編集を行って図情報ファイル2に格納す
るとともに、この図形式仕様をもとにシンボル間接続情
報3を抽出して後続の処理系,つまり図形式コンパイル
手段4や図整形手段5等に送出している。
計者が計算機本体となるべき図編集手段1に対して図8
(a),(b)に示すような図形式仕様を入力すると、
ここで、必要な編集を行って図情報ファイル2に格納す
るとともに、この図形式仕様をもとにシンボル間接続情
報3を抽出して後続の処理系,つまり図形式コンパイル
手段4や図整形手段5等に送出している。
【0005】このシンボル間接続情報は、シンボルの端
子と端子との間の接続関係を示したもので、途中の線分
の経路や線分の種別などの情報は詳細にもっておらず、
線分を種別するのはそれらの中に1本でも二重線が含ま
れていれば全ての結線の種別を二重線にしてしまう等の
法則に従って結線の情報が定義されている。
子と端子との間の接続関係を示したもので、途中の線分
の経路や線分の種別などの情報は詳細にもっておらず、
線分を種別するのはそれらの中に1本でも二重線が含ま
れていれば全ての結線の種別を二重線にしてしまう等の
法則に従って結線の情報が定義されている。
【0006】因みに、図9(a),(b)は、設計者か
ら入力された図8(a),(b)の図形式仕様をもとに
抽出したシンボル間接続情報を示す図である。但し、図
8(a),(b)中のS0〜S6、T1〜T6は図編集
手段1自体が内部的にもつデータであって、実際には設
計者には提示されない。
ら入力された図8(a),(b)の図形式仕様をもとに
抽出したシンボル間接続情報を示す図である。但し、図
8(a),(b)中のS0〜S6、T1〜T6は図編集
手段1自体が内部的にもつデータであって、実際には設
計者には提示されない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のシー
ケンシャル・ファンクション・チャート等を表現する場
合、横の一重線には条件分岐/条件合流という意味があ
り、横の二重線には並列分岐/並列合流という意味があ
る。その結果、図9(a),(b)に示すような表現形
式の場合には、図8(a)のように条件合流の直後に並
列分岐を行う場合と、図8(b)のように並列合流の直
後に条件分岐を行う場合とがあり、これらを判別するこ
とが非常に難しい問題がある。
ケンシャル・ファンクション・チャート等を表現する場
合、横の一重線には条件分岐/条件合流という意味があ
り、横の二重線には並列分岐/並列合流という意味があ
る。その結果、図9(a),(b)に示すような表現形
式の場合には、図8(a)のように条件合流の直後に並
列分岐を行う場合と、図8(b)のように並列合流の直
後に条件分岐を行う場合とがあり、これらを判別するこ
とが非常に難しい問題がある。
【0008】本発明は上記実情に鑑みてなされたもの
で、図編集手段からそれ以降の処理系に対して、シンボ
ル情報と個々の線分情報とを送出することにより、図の
編集時の負担を軽減化し、正確に図形の解析を行い得る
プログラム解析装置を提供することを目的とする。
で、図編集手段からそれ以降の処理系に対して、シンボ
ル情報と個々の線分情報とを送出することにより、図の
編集時の負担を軽減化し、正確に図形の解析を行い得る
プログラム解析装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項に対応する発明は、端子を有するシンボルと
それらの端子の間を結びつける線分とによってソフトウ
エア仕様を作成するとともに、このソフトウエア仕様か
ら下位の処理系で必要なデータに変換するプログラム解
析装置において、
に、請求項に対応する発明は、端子を有するシンボルと
それらの端子の間を結びつける線分とによってソフトウ
エア仕様を作成するとともに、このソフトウエア仕様か
ら下位の処理系で必要なデータに変換するプログラム解
析装置において、
【0010】線分を結び付けることのできる端子と呼ば
れる点を1つ以上もつ固定形状のシンボルと、複数のシ
ンボルの端子と端子との間を結び付ける何本かの線分と
を組合わせることにより、前記図形式のソフトウエア仕
様を作成するとともに、この図形式ソフトウエア仕様の
もとに、シンボルに関する情報、シンボルの端子にあた
る点と線分の端にあたる点との結線名称及び線分種別を
含んだ結線を構成する個々の線分の情報を含んだシンボ
ル及び線分情報を作成し、送出する図編集手段と、この
図編集手段から送られてくるシンボル及び線分情報を読
み込んで図形式ソフトウエア仕様の解析を行い、前記下
位の処理系から要求されるデータに変換する解析手段と
を設けたプログラム解析装置である。
れる点を1つ以上もつ固定形状のシンボルと、複数のシ
ンボルの端子と端子との間を結び付ける何本かの線分と
を組合わせることにより、前記図形式のソフトウエア仕
様を作成するとともに、この図形式ソフトウエア仕様の
もとに、シンボルに関する情報、シンボルの端子にあた
る点と線分の端にあたる点との結線名称及び線分種別を
含んだ結線を構成する個々の線分の情報を含んだシンボ
ル及び線分情報を作成し、送出する図編集手段と、この
図編集手段から送られてくるシンボル及び線分情報を読
み込んで図形式ソフトウエア仕様の解析を行い、前記下
位の処理系から要求されるデータに変換する解析手段と
を設けたプログラム解析装置である。
【0011】なお、前記結線を構成する線分の種別が1
重線であるか、或いは2重線であるかに応じて、前記シ
ーケンシャル・ファンクション・チャート等のような条
件分岐,条件合流,並列分岐,並列合流の種別を表現す
ることにある。
重線であるか、或いは2重線であるかに応じて、前記シ
ーケンシャル・ファンクション・チャート等のような条
件分岐,条件合流,並列分岐,並列合流の種別を表現す
ることにある。
【0012】
【作用】従って、請求項に対応する発明は以上のような
手段を講じたことにより、図編集手段にて図形式ソフト
ウェア仕様を作成するとともに、この図形式ソフトウェ
ア仕様の中からシンボルに関する情報や結線を構成する
個々の線分の情報を含んだシンボル及び線分情報を送出
するので、解析手段ではこれらシンボル及び線分情報が
中間データの構造をもつことから解析がしやすくなり、
下位の処理系の必要なデータに作成して送出できる。
手段を講じたことにより、図編集手段にて図形式ソフト
ウェア仕様を作成するとともに、この図形式ソフトウェ
ア仕様の中からシンボルに関する情報や結線を構成する
個々の線分の情報を含んだシンボル及び線分情報を送出
するので、解析手段ではこれらシンボル及び線分情報が
中間データの構造をもつことから解析がしやすくなり、
下位の処理系の必要なデータに作成して送出できる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
て説明する。
【0014】図1は本発明に係わるプログラム解析装置
の一実施例を示す構成図である。このプログラム解析装
置は、図編集手段11および図情報ファイル12が設け
られている。この図編集手段11は、プログラム設計者
から入力される図形式の情報に基づいて適宜な編集処理
を行って図形式仕様を作成し、前記図情報ファイル12
に保存したり、或いは図情報ファイル12から図形式仕
様を読み出して再度編集処理を行う機能をもっている。
の一実施例を示す構成図である。このプログラム解析装
置は、図編集手段11および図情報ファイル12が設け
られている。この図編集手段11は、プログラム設計者
から入力される図形式の情報に基づいて適宜な編集処理
を行って図形式仕様を作成し、前記図情報ファイル12
に保存したり、或いは図情報ファイル12から図形式仕
様を読み出して再度編集処理を行う機能をもっている。
【0015】なお、この図編集手段11によって編集可
能な図形式仕様は、シンボルと結線、その他の情報から
なっている。そのうち、シンボルとは線分を結び付ける
ことのできる端子と呼ばれる点を1つ以上もつ定形化さ
れた固定形状であり、結線とは複数のシンボルの端子と
端子との間を結ぶ何本かの線分の組合わせをいう。
能な図形式仕様は、シンボルと結線、その他の情報から
なっている。そのうち、シンボルとは線分を結び付ける
ことのできる端子と呼ばれる点を1つ以上もつ定形化さ
れた固定形状であり、結線とは複数のシンボルの端子と
端子との間を結ぶ何本かの線分の組合わせをいう。
【0016】従って、図編集手段11は、図情報ファイ
ル12に保存されている図形式仕様の中から図形式仕様
表現方式に基づいてシンボルに関する情報や結線を構成
する個々の線分の情報を含んだシンボル及び線分情報1
3を抽出して送出する機能をもっている。
ル12に保存されている図形式仕様の中から図形式仕様
表現方式に基づいてシンボルに関する情報や結線を構成
する個々の線分の情報を含んだシンボル及び線分情報1
3を抽出して送出する機能をもっている。
【0017】14は図編集手段11から送られてくるシ
ンボルおよび線分情報13を読み込んで図形式仕様の解
析を行う解析手段である。つまり、この解析手段14
は、当該解析手段14以降に続く各種の処理系からの問
い合わせを受けたとき、シンボルおよび線分情報13か
ら読み出した情報をもとに図形式仕様の解析を行って各
種の情報を返送するものであり、その他に結線上の余分
な線分の情報を圧縮する機能、線分の方向性を判定する
機能、結線のエラーチェック機能等が含まれている。
ンボルおよび線分情報13を読み込んで図形式仕様の解
析を行う解析手段である。つまり、この解析手段14
は、当該解析手段14以降に続く各種の処理系からの問
い合わせを受けたとき、シンボルおよび線分情報13か
ら読み出した情報をもとに図形式仕様の解析を行って各
種の情報を返送するものであり、その他に結線上の余分
な線分の情報を圧縮する機能、線分の方向性を判定する
機能、結線のエラーチェック機能等が含まれている。
【0018】また、この装置には、前記解析手段14の
以降に続く各種の処理系として、例えば図形式コンパイ
ル手段15と図整形手段16とが設けられている。これ
らの図形式コンパイル手段15および図整形手段16は
解析手段14で解析された情報を利用するものである。
具体的には、図形式コンパイル手段15は、シンボル及
び線分情報から読み出した情報をもとに計算機上で実行
できる形式のコードに生成する機能を有し、一方、図整
形手段16は、図編集手段11で編集した図が編集中に
煩雑になった場合等に整形しなおす機能をもっている。
以降に続く各種の処理系として、例えば図形式コンパイ
ル手段15と図整形手段16とが設けられている。これ
らの図形式コンパイル手段15および図整形手段16は
解析手段14で解析された情報を利用するものである。
具体的には、図形式コンパイル手段15は、シンボル及
び線分情報から読み出した情報をもとに計算機上で実行
できる形式のコードに生成する機能を有し、一方、図整
形手段16は、図編集手段11で編集した図が編集中に
煩雑になった場合等に整形しなおす機能をもっている。
【0019】図2は設計者が図編集手段11にて図形式
仕様に係わる情報の入力や編集を行うときに用いること
のできるシンボルの一例を示す図である。ここでは、シ
ーケンシャル・ファンクション・チャートを入力する場
合のシンボル例を表している。
仕様に係わる情報の入力や編集を行うときに用いること
のできるシンボルの一例を示す図である。ここでは、シ
ーケンシャル・ファンクション・チャートを入力する場
合のシンボル例を表している。
【0020】一方、図3(a),(b)は設計者が図編
集手段11を介して入力できる図形式仕様(図)の例で
ある。この図は、図2で示すシンボルと、それらのシン
ボルの間を結ぶ結線とから構成され、その結線には1重
線と2重線とが用いられている。但し、図中のS0〜S
6、T1〜T6、P1〜P8は図編集手段11自体が内
部データとしてもつものであり、実際には設計者には提
示されない。
集手段11を介して入力できる図形式仕様(図)の例で
ある。この図は、図2で示すシンボルと、それらのシン
ボルの間を結ぶ結線とから構成され、その結線には1重
線と2重線とが用いられている。但し、図中のS0〜S
6、T1〜T6、P1〜P8は図編集手段11自体が内
部データとしてもつものであり、実際には設計者には提
示されない。
【0021】なお、これら図3(a),(b)は、従来
例における図8(a),(b)と同様な内容を示すもの
であり、そのうち図3(a)は条件合流の直後に並列分
岐がある場合の例を示し、図3(b)は並列合流の直後
に条件分岐がある場合の例を示している。
例における図8(a),(b)と同様な内容を示すもの
であり、そのうち図3(a)は条件合流の直後に並列分
岐がある場合の例を示し、図3(b)は並列合流の直後
に条件分岐がある場合の例を示している。
【0022】次に、図4(a),(b)は、図3
(a),(b)のごとく作成された図をもとに、図編集
手段11で抽出するシンボル及び線分情報13の例を示
す図である。このシンボル及び線分情報13の表現形式
は、シンボルの端子にあたる点と、線分の端にあたる点
とに固定の名称を付け、同一座標を共有する点について
は同一名称とすることにより、各点間を結ぶ線分の情報
を表している。また、同図には示していないが、これら
の情報の中には各点の座標位置を示す場合もある。図5
は、解析手段14において図4(a)に示すシンボル及
び線分情報13を読み込んだ後、計算機上に展開可能な
メモリのイメージを示す図である。
(a),(b)のごとく作成された図をもとに、図編集
手段11で抽出するシンボル及び線分情報13の例を示
す図である。このシンボル及び線分情報13の表現形式
は、シンボルの端子にあたる点と、線分の端にあたる点
とに固定の名称を付け、同一座標を共有する点について
は同一名称とすることにより、各点間を結ぶ線分の情報
を表している。また、同図には示していないが、これら
の情報の中には各点の座標位置を示す場合もある。図5
は、解析手段14において図4(a)に示すシンボル及
び線分情報13を読み込んだ後、計算機上に展開可能な
メモリのイメージを示す図である。
【0023】この例では、線分の端と線分の端とが交わ
る部分の点を、端子を1つだけしか持たない1つの部品
として展開している。また、実際には、シンボル及び線
分情報13の情報だけでは、線分の方向性までは判定す
ることは困難であるが、個々のシンボルに付いている個
々の端子が入力専用の端子であるか、或いは出力専用の
端子であるかを予め定義しておくことで、端子間をたど
っていけば、線分の方向性の判定が可能となる。
る部分の点を、端子を1つだけしか持たない1つの部品
として展開している。また、実際には、シンボル及び線
分情報13の情報だけでは、線分の方向性までは判定す
ることは困難であるが、個々のシンボルに付いている個
々の端子が入力専用の端子であるか、或いは出力専用の
端子であるかを予め定義しておくことで、端子間をたど
っていけば、線分の方向性の判定が可能となる。
【0024】このように予め線分の情報を計算機上に展
開しておくことで、解析手段14での解析結果を問い合
わせてくる処理系に対し、高速に応答結果を返送するこ
とができる。
開しておくことで、解析手段14での解析結果を問い合
わせてくる処理系に対し、高速に応答結果を返送するこ
とができる。
【0025】従って、以上のような実施例の構成によれ
ば、設計者がプログラム図の編集をする際に、図の表現
上の制約を考慮しながら図の編集をする必要が無くなる
ために図の入力や編集が容易であり、かつ、入力された
プログラム図を用いる後の各種処理系に対しては図の解
析がしやすい中間構造を持つシンボル及び線分情報で渡
すことができる。
ば、設計者がプログラム図の編集をする際に、図の表現
上の制約を考慮しながら図の編集をする必要が無くなる
ために図の入力や編集が容易であり、かつ、入力された
プログラム図を用いる後の各種処理系に対しては図の解
析がしやすい中間構造を持つシンボル及び線分情報で渡
すことができる。
【0026】また、解析手段14は、計算機内部でのデ
ータの持ち方がリスト構造になっているので、以降の処
理系からの問い合わせに対し、高速に結線の結合状況を
返送することができる。
ータの持ち方がリスト構造になっているので、以降の処
理系からの問い合わせに対し、高速に結線の結合状況を
返送することができる。
【0027】特に、この図のデータを用いる処理系の特
徴は、シンボルの形状や大きさ等の情報はほとんで必要
なく、シンボルの結合状態だけが分かればよいので、図
4(a),(b)で示す表現形式はほぼ必要な情報を満
たしていると言える。
徴は、シンボルの形状や大きさ等の情報はほとんで必要
なく、シンボルの結合状態だけが分かればよいので、図
4(a),(b)で示す表現形式はほぼ必要な情報を満
たしていると言える。
【0028】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではない。上記実施例の図編集手段11で扱えるシン
ボルは、図2に示すだけでなく、図2のシンボルに加え
て図6に示すシンボルも同様に用いることができる。ま
た、このような表現をとった場合の装置の構成は、図7
に示した従来例のもの或いは図1で示した本発明のもの
でも、何れでも解析可能である。但し、設計者が図編集
手段11に図を入力する場合、本願発明の実施例で説明
したものに比べると、交点となる部分のシンボルを配置
する分だけ作業の効率が悪くなる。なお、本発明はその
要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できる。
のではない。上記実施例の図編集手段11で扱えるシン
ボルは、図2に示すだけでなく、図2のシンボルに加え
て図6に示すシンボルも同様に用いることができる。ま
た、このような表現をとった場合の装置の構成は、図7
に示した従来例のもの或いは図1で示した本発明のもの
でも、何れでも解析可能である。但し、設計者が図編集
手段11に図を入力する場合、本願発明の実施例で説明
したものに比べると、交点となる部分のシンボルを配置
する分だけ作業の効率が悪くなる。なお、本発明はその
要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、設
計者にとって図形式仕様に係わる情報の入力や編集が容
易であり、しかも図編集手段からシンボル及び線分情報
を送出するので、図形式仕様の解析がし易くなり、下位
の処理系の要求に対して所要とするデータを迅速に送出
できる。
計者にとって図形式仕様に係わる情報の入力や編集が容
易であり、しかも図編集手段からシンボル及び線分情報
を送出するので、図形式仕様の解析がし易くなり、下位
の処理系の要求に対して所要とするデータを迅速に送出
できる。
【図1】本発明に係わるプログラム解析装置の一実施例
を示すブロック構成図。
を示すブロック構成図。
【図2】図編集手段において設計者が用いることのでき
るシンボルの例を示す図。
るシンボルの例を示す図。
【図3】図編集手段を介して入力できるシンボルの例を
示す図。
示す図。
【図4】図3(a),(b)をもとに図編集手段により
抽出し出力するシンボル及び線分情報を説明する図。
抽出し出力するシンボル及び線分情報を説明する図。
【図5】図4(a),(b)のシンボル及び線分情報が
計算機上に展開したときのメモリのイメージを示す図。
計算機上に展開したときのメモリのイメージを示す図。
【図6】図編集手段で用いることができるシンボルの他
の例を示す図。
の例を示す図。
【図7】従来装置のブロック構成図。
【図8】設計者によって入力できる図形式仕様を示す
図。
図。
【図9】図8(a),(b)に示す図形式仕様をもとに
出力されるシンボル間接続情報を示す図。
出力されるシンボル間接続情報を示す図。
11…図編集手段、12…図情報ファイル、13…シン
ボル及び線分情報、14…解析手段、15…図形式コン
パイル手段、16…図整形手段。
ボル及び線分情報、14…解析手段、15…図形式コン
パイル手段、16…図整形手段。
Claims (2)
- 【請求項1】 端子を有するシンボルとそれらの端子の
間を結びつける線分とによって図形式のソフトウエア仕
様を作成するとともに、このソフトウエア仕様から下位
の処理系で必要なデータに変換するプログラム解析装置
において、 前記線分を結び付けることのできる端子と呼ばれる点を
1つ以上もつ固定形状のシンボルと、複数のシンボルの
端子と端子との間を結び付ける何本かの線分とを組合わ
せることにより、前記図形式のソフトウエア仕様を作成
するとともに、この図形式ソフトウエア仕様のもとに、
シンボルに関する情報、シンボルの端子にあたる点と線
分の端にあたる点との結線名称及び線分種別を含んだ結
線を構成する個々の線分の情報を含んだシンボル及び線
分情報を作成する送出する図編集手段と、 この図編集手段から送られてくるシンボル及び線分情報
を読み込んで前記図形式ソフトウエア仕様の解析を行
い、前記下位の処理系から要求されるデータに変換する
解析手段と、 を備えたことを特徴とするプログラム解析装置。 - 【請求項2】 前記結線を構成する線分の種別が1重線
か、或いは2重線であるかに応じて、前記図形式のソフ
トウエア仕様の条件分岐,条件合流,並列分岐,並列合
流の種別を表現することを特徴とする請求項1記載のプ
ログラム解析装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31994592A JP3152769B2 (ja) | 1992-11-30 | 1992-11-30 | プログラム解析装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31994592A JP3152769B2 (ja) | 1992-11-30 | 1992-11-30 | プログラム解析装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06168108A JPH06168108A (ja) | 1994-06-14 |
JP3152769B2 true JP3152769B2 (ja) | 2001-04-03 |
Family
ID=18115999
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31994592A Expired - Fee Related JP3152769B2 (ja) | 1992-11-30 | 1992-11-30 | プログラム解析装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3152769B2 (ja) |
-
1992
- 1992-11-30 JP JP31994592A patent/JP3152769B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06168108A (ja) | 1994-06-14 |
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