JP3022433B2 - グループ等長配線システム - Google Patents

グループ等長配線システム

Info

Publication number
JP3022433B2
JP3022433B2 JP9235451A JP23545197A JP3022433B2 JP 3022433 B2 JP3022433 B2 JP 3022433B2 JP 9235451 A JP9235451 A JP 9235451A JP 23545197 A JP23545197 A JP 23545197A JP 3022433 B2 JP3022433 B2 JP 3022433B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
net
connection
wiring
group
length
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP9235451A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH1166142A (ja
Inventor
孝志 西山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP9235451A priority Critical patent/JP3022433B2/ja
Publication of JPH1166142A publication Critical patent/JPH1166142A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3022433B2 publication Critical patent/JP3022433B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリント基板CA
Dシステムに関し、特に、プリント基板上の配線をCA
D(計算機支援型設計)技術を用いて設計するプリント
基板CADシステムにおけるグループ等長配線システム
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の等長配線・平衡配線チェックシス
テムは、部品間のネット名単位でチェックだけを行う機
能が具備されているだけであり、複数の部品にまたがる
異なったネット名をもつ等長条件については、対象ネッ
ト名を人手により抽出した後に、配線・チェックを人手
により行っていた。
【0003】例えば特開平4−243486号公報に
は、プリント基板上の配線パターンのうち等長配線が必
要な配線について自動的にこれをチェックすることによ
り、チェック工数を不要とするプリント基板CADシス
テムの構成が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記したように従来の
プリント基板CADシステムは下記記載の問題点を有し
ている。
【0005】第一の問題点は、等長条件を設定する場
合、ネット単位でしか定義することができず、部品間に
またがる複数ネットを包含した等長条件については定義
出来ない、ということである。
【0006】第二の問題点は、部品間にまたがる条件抽
出を人手で行った後、配線・チェック作業も人手により
行っているため、多大な工数を必要とする、ということ
である。
【0007】したがって、本発明は、上記従来技術の問
題点に鑑みてなされたものであって、その目的は、部品
間にまたがる等長条件を自動配線で可能とし、設計品質
及び設計工数の向上を可能にしたプリント基板CADシ
ステムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明のグループ等長配線システムは、等長配線におい
て、部品間にまたがる異なったネット名を持つ接続を同
一内接続とみなす記号と、グループ等長を識別する記号
を付与するネット名付与手段と、前記ネット名に付与さ
れた条件を抽出する条件抽出手段と、抽出された前記
件により同一内接続としたいネット名を結合してネット
結合情報を生成するネット結合手段と、前記ネット結合
情報に基づき等長配線がプリント基板上で任意の配線長
になるように自動配線する自動配線手段と、を有するこ
とを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について以下
に説明する。本発明のプリント基板CADシステムは、
その好ましい実施の形態において、回路ファイル(図1
の10)に、グループ等長としたい範囲について共通な
グループ等長記号をネット名に付与した後、部品間にま
たがる異なるネット名を持つ接続を等長指定としてネッ
ト結合記号を付与し同一内の接続と定義付けを行うネッ
ト名付与手段(図1の11)と、グループ等長条件の設
定されているネット名を抽出し、グループ等長記号、ネ
ット結合記号、ネット名を一単位(図3参照)として整
列させる条件抽出手段(図1の12)と、グループ等長
記号の範囲内で同一記号のネット結合記号をもつネット
名についてネット名を結合してネット結合情報(図4参
照)を生成するネット結合手段(図1の13)と、前記
ネット結合情報に基づきプリント基板上で部品間にまた
がるグループ等長配線が任意の配線長で自動配線する自
動配線手段(図1の14)と、を備える。これらの各手
段は、好ましくは、プリント基板CADシステムを構成
するコンピュータ上で実行されるプログラムによって実
現される。
【0010】本発明の実施の形態においては、等長配線
としたい部品間にまたがる異なったネット名を同一接続
とみなす記号を付与し同一内接続とみなすネット合成を
行った後、グループ等長で配線したいグループ化を行い
自動配線によりグループ等長配線を行う。
【0011】このように、本発明の実施の形態において
は、等長配線としたい部品間にまたがる範囲のネット名
を同一接続として認識出来るので、自動配線の対象とし
て取り扱え、人手による条件抽出、配線、チェックが不
要としている。
【0012】
【実施例】次に、上記した本発明の実施の形態について
更に詳細に説明すべく、本発明の実施例について図面を
参照して説明する。図1は、本発明の一実施例のシステ
ム構成を示すブロック図である。
【0013】図1を参照すると、本実施例において、回
路ファイル10は、論理回路の回路情報をデータ化して
格納したファイルであり、ネット名付与部11に入力さ
れる。ネット名付与部11では、グループ等長配線させ
たい接続に対し他の接続と区別出来る記号を付与した
後、条件抽出部12で条件設定されているデータを抽出
してネット結合部13により同一条件のグループ化を行
い、自動配線部14で自動配線される。
【0014】図2は、回路ファイル10にネット名付与
部11で条件を付与した一例を示す図である。図2に示
すように、部品A−部品B・D−部品C間の接続を、グ
ループ等長配線する場合において、各接続に付与してい
るネット名(NET)1〜8を利用し、部品間にまたが
るグループ等長条件を付加する。
【0015】まず、ネット名付与部11では、従来の等
長配線チェック手法と同様に、グループ等長としたい範
囲について共通なグループ等長記号11a(例えばG
1)をネット名(NET)1〜8に付与した後、本発明
の特徴の一つである、部品間にまたがる等長指定につい
て、ネット結合記号11b(例えばL1)を付与し、同
一内の接続と定義づける。例えばグループ等長記号G1
の部品間(部品A−B−C)にまたがる異なるネットに
関する等長指定について、例えばNET1、NET5に
ついてネット結合記号L1が付与され、NET2、NE
T6についてネット結合記号L2が付与されている。
【0016】図3は、与えられた条件を条件抽出部12
で条件順に出力した結果の一例を模式的に示す図であ
る。図4は、グループ等長条件をネット結合部13で結
合した出力結果の一例を模式的に示す図である。
【0017】条件抽出部12により、グループ等長条件
の設定されているネット名1〜8を抽出し、図3に示す
ように、グループ等長記号11a、ネット結合記号11
b、ネット名等の順序で、設定条件単位に整列させた
後、ネット結合部13により、グループ等長記号11a
の範囲内で、同一記号のネット結合記号11bをもつネ
ット名について、図4に示すように、(G1、L1、N
ET1+NET5)のようにデータを加工する。
【0018】図5は、グループ等長条件を基にプリント
基板上に配線を行った配線結果の一例を示す図である。
自動配線部14により、図5に示すように、プリント基
板上で部品Aと部品C間のグループ等長配線が任意の配
線長で配線収容が行われる。すなわち、図5において、
部品間にまたがる等長配線長、(NET1+NET5)
=(NET2+NET6)=(NET3+NET7)=
(NET4+NET8)として配線される。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
プリント基板上の配線パターンにおいて部品間にまたが
るグループ等長配線が必要な配線について自動配線する
ようにしたことにより、条件抽出、人手配線、チェック
工数が不要となり、このため設計品質も向上するという
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のシステム構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】本発明の一実施例を説明するための図であり、
回路ファイル10にネット名付与部11で条件を付与し
た一例を示す図である。
【図3】本発明の一実施例を説明するための図であり、
与えられた条件を条件抽出部12で条件順に出力した結
果の一例を示す図である。
【図4】本発明の一実施例を説明するための図であり、
グループ等長条件をネット結合部13で結合した出力結
果の一例を示す図である。
【図5】本発明の一実施例を説明するための図であり、
グループ等長条件を基にプリント基板上に配線を行った
配線結果を模式的に示す図である。
【符号の説明】
10 回路ファイル 11 ネット名付与部 12 条件抽出部 13 ネット結合部 14 自動配線部 11a グループ等長記号 11b ネット結合記号 NET1〜8 ネット名
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 17/50 H05K 3/00 H01L 21/82 JICSTファイル(JOIS) WPI(DIALOG)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】等長配線において、部品間にまたがる異な
    ったネット名を持つ接続を同一内接続とみなす記号と、
    グループ等長を識別するための記号と、を付与するネッ
    ト名付与手段と、前記 ネット名に付与された条件を抽出する条件抽出手段
    と、 抽出された前記条件により同一内接続としたいネット名
    を結合してネット結合情報を生成するネット結合手段
    と、 前記ネット結合情報に基づき等長配線がプリント基板上
    で任意の配線長になるように自動配線する自動配線手段
    と、 を有することを特徴とするプリント基板CADシステ
    ム。
  2. 【請求項2】回路接続情報に、グループ等長としたい範
    囲について共通なグループ等長記号をネット名に付与し
    た後、部品間にまたがる異なるネット名を持つ接続を等
    長指定としてネット結合記号を付与し同一内の接続と定
    義付けを行うネット名付与手段と、 グループ等長条件の設定されているネット名を抽出し、
    グループ等長記号、ネット結合記号、ネット名を単位に
    整列させる条件抽出手段と、 グループ等長記号の範囲内で同一記号のネット結合記号
    をもつネット名についてネット名を結合してネット結合
    情報を生成するネット結合手段と、 前記ネット結合情報に基づきプリント基板上で部品間に
    またがるグループ等長配線が任意の配線長で自動配線す
    る自動配線手段と、 を備えたことを特徴とするプリント基板CADシステ
    ム。
  3. 【請求項3】(a)回路接続情報に、グループ等長とし
    たい範囲について共通なグループ等長記号をネット名に
    付与した後、部品間にまたがる異なるネット名を持つ接
    続を等長指定としてネット結合記号を付与し同一内の接
    続と定義付けを行う手段、 (b)グループ等長条件の設定されているネット名を抽
    出し、グループ等長記号、ネット結合記号、ネット名を
    単位に整列させる手段、 (c)グループ等長記号の範囲内で同一記号のネット結
    合記号をもつネット名についてネット名を結合してネッ
    ト結合情報を生成する手段、及び、 (d)前記ネット結合情報に基づきプリント基板上で部
    品間にまたがるグループ等長配線が任意の配線長で自動
    配線する手段、 の上記(a)〜(d)の各手段をコンピュータ上で機能
    させるためのプログラムを記録した記録媒体。
JP9235451A 1997-08-15 1997-08-15 グループ等長配線システム Expired - Fee Related JP3022433B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9235451A JP3022433B2 (ja) 1997-08-15 1997-08-15 グループ等長配線システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9235451A JP3022433B2 (ja) 1997-08-15 1997-08-15 グループ等長配線システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1166142A JPH1166142A (ja) 1999-03-09
JP3022433B2 true JP3022433B2 (ja) 2000-03-21

Family

ID=16986308

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9235451A Expired - Fee Related JP3022433B2 (ja) 1997-08-15 1997-08-15 グループ等長配線システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3022433B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100500512B1 (ko) * 2002-09-19 2005-07-12 미쓰이 긴조꾸 고교 가부시키가이샤 배선패턴작성시스템, 배선패턴작성방법, 그 방법을 컴퓨터에 실행시키기 위한 프로그램을 기록한 컴퓨터로 읽을 수 있는 기록매체
KR100500511B1 (ko) * 2002-09-19 2005-07-12 미쓰이 긴조꾸 고교 가부시키가이샤 배선패턴작성시스템, 배선패턴작성방법, 그 방법을 컴퓨터에 실행시키는 프로그램을 기록한 컴퓨터로 읽을 수 있는 기록매체

Also Published As

Publication number Publication date
JPH1166142A (ja) 1999-03-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS613400A (ja) チツプ上の高密度メモリを試験する方法と装置
JP3022433B2 (ja) グループ等長配線システム
US6701510B2 (en) Computer readable medium with definition of interface recorded thereon, verification method for feasibility to connect given circuit and method of generating signal pattern
JP3229193B2 (ja) 回路シミュレーション支援システム
US6877140B1 (en) Method and system for generating a schematic representing bus structures
JP2919190B2 (ja) ハードウェア記述自動生成方式
JP2872216B1 (ja) マクロの設計方法
JPH1145294A (ja) ノイズ解析方法及びノイズ解析装置
JP2705548B2 (ja) 印刷回路基板設計支援装置
JP3265384B2 (ja) 論理シミュレーション方法及びこれに用いる論理シミュレーション装置
JPH11110430A (ja) 論理シミュレーションにおける波形情報表示方式
JP2625361B2 (ja) 論理回路分割結果照合装置
JPS6297066A (ja) 階層構造を持つ論理図のフラツト論理図出力装置
JP2940124B2 (ja) 基板cad装置
JP2946682B2 (ja) 集積回路設計装置
JP2790172B2 (ja) 論理演算回路の配置装置
JP3531743B2 (ja) テストパターン発生装置
JPH07296027A (ja) プリント基板の自動束配線ルート決定方法
JPH08263543A (ja) 配線レイアウト検証方法および装置
JP2000200297A (ja) アナログ部品削除情報付与システム
JPH04243486A (ja) プリント基板cadシステム
JPH05266126A (ja) テストデータ端子名変換方式
JPH05242179A (ja) 回路図エディタシステム
JPS635473A (ja) 再配線処理方式
JPH04286077A (ja) プリント配線板の部品自動配置設計方式

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19991214

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080114

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090114

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100114

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110114

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees