JP2897539B2 - ハードウェア記述自動生成方法とその装置 - Google Patents
ハードウェア記述自動生成方法とその装置Info
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- JP2897539B2 JP2897539B2 JP4208668A JP20866892A JP2897539B2 JP 2897539 B2 JP2897539 B2 JP 2897539B2 JP 4208668 A JP4208668 A JP 4208668A JP 20866892 A JP20866892 A JP 20866892A JP 2897539 B2 JP2897539 B2 JP 2897539B2
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- Japan
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- conversion
- hardware description
- signal type
- circuit
- signal
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は電子装置を構成する論理
回路の設計自動化技術においてハードウェア記述の信号
タイプを変換生成するハードウェア記述自動生成方法と
その装置に関する。
回路の設計自動化技術においてハードウェア記述の信号
タイプを変換生成するハードウェア記述自動生成方法と
その装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のハードウェア記述生成方式は、電
子装置の論理回路で使用されている部品の信号タイプを
考慮せずに回路全体のハードウェア記述を生成する方式
となっていた。
子装置の論理回路で使用されている部品の信号タイプを
考慮せずに回路全体のハードウェア記述を生成する方式
となっていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】この従来のハードウェ
ア記述生成方式では、単一の信号タイプを対象にしてハ
ードウェア記述を生成しているので、論理回路を構成す
る部品の中で異なる信号タイプを有するものがあると信
号タイプの不一致が生じることとなり、生成したハード
ウェア記述を入力する論理シミュレータにより回路の論
理動作を確認する場合に回路の全体を流れる信号と部品
との間で信号タイプの変換ができないため正しい確認作
業ができないという問題点があった。
ア記述生成方式では、単一の信号タイプを対象にしてハ
ードウェア記述を生成しているので、論理回路を構成す
る部品の中で異なる信号タイプを有するものがあると信
号タイプの不一致が生じることとなり、生成したハード
ウェア記述を入力する論理シミュレータにより回路の論
理動作を確認する場合に回路の全体を流れる信号と部品
との間で信号タイプの変換ができないため正しい確認作
業ができないという問題点があった。
【０００４】ここで、信号のとり得る値や信号値の集合
が異なるものを信号タイプが異なるという。例えば、信
号タイプＡは（０，１），信号タイプＢは（０，１，
Ｘ，Ｚ）とすると、それぞれ信号値の集合が異なるので
信号タイプＡを信号タイプＢに変換するためにはその変
換ルールが必要である。
が異なるものを信号タイプが異なるという。例えば、信
号タイプＡは（０，１），信号タイプＢは（０，１，
Ｘ，Ｚ）とすると、それぞれ信号値の集合が異なるので
信号タイプＡを信号タイプＢに変換するためにはその変
換ルールが必要である。
【０００５】
【課題を解決するための手段】第１の発明のハードウェ
ア記述自動生成方法は、論理回路を表現する回路図から
回路の論理機能，構造を表すハードウェア記述を自動生
成するハードウェア記述自動生成方法であって、前記回
路を構成する部品の内部の信号タイプとその部品に入出
力する信号のタイプが異なるか否かを照合し、前記信号
のタイプが異なるときには変換グラフに基づき前記信号
のタイプの変換ルートを検索して信号タイプが一致する
ように自動変換して前記ハードウェア記述を生成するこ
とを特徴とする。
ア記述自動生成方法は、論理回路を表現する回路図から
回路の論理機能，構造を表すハードウェア記述を自動生
成するハードウェア記述自動生成方法であって、前記回
路を構成する部品の内部の信号タイプとその部品に入出
力する信号のタイプが異なるか否かを照合し、前記信号
のタイプが異なるときには変換グラフに基づき前記信号
のタイプの変換ルートを検索して信号タイプが一致する
ように自動変換して前記ハードウェア記述を生成するこ
とを特徴とする。
【０００６】また、第２の発明のハードウェア記述自動
生成装置は、論理回路を表現する回路図から回路の論理
機能，構造を表すハードウェア記述を自動生成するハー
ドウェア記述自動生成装置であって、信号タイプ変換ル
ールのデータを入力して変換グラフを作成する変換グラ
フ作成部と、前記回路側の信号タイプと部品の信号タイ
プを照合する信号照合部と、前記信号タイプの変換ルー
トを検索する変換ルート検索部と、変換結果を出力する
信号タイプ変換出力部とから構成される信号タイプ変換
装置とを備えている。
生成装置は、論理回路を表現する回路図から回路の論理
機能，構造を表すハードウェア記述を自動生成するハー
ドウェア記述自動生成装置であって、信号タイプ変換ル
ールのデータを入力して変換グラフを作成する変換グラ
フ作成部と、前記回路側の信号タイプと部品の信号タイ
プを照合する信号照合部と、前記信号タイプの変換ルー
トを検索する変換ルート検索部と、変換結果を出力する
信号タイプ変換出力部とから構成される信号タイプ変換
装置とを備えている。
【０００７】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図１は本発明の一実施例を示すハードウェア記述自
動生成装置のブロック図、図２は図１における信号タイ
プ変換装置の処理の流れを示すフローチャート、図３は
図１における変換グラフ作成部の処理例を示す図、図４
は本実施例によるハードウェア記述の生成例を示す図で
ある。
る。図１は本発明の一実施例を示すハードウェア記述自
動生成装置のブロック図、図２は図１における信号タイ
プ変換装置の処理の流れを示すフローチャート、図３は
図１における変換グラフ作成部の処理例を示す図、図４
は本実施例によるハードウェア記述の生成例を示す図で
ある。
【０００８】図１において、本実施例のハードウェア記
述自動生成装置は回路データ４２，部品データ４６を入
力する入力装置１と、ハードウェア記述データ４３を生
成する信号タイプ変換装置３と、入力装置１，信号タイ
プ変換装置３からのデータを演算処理する演算処理装置
２と、信号タイプ変換データ４１，回路データ４２，ハ
ードウェア記述データ４３，部品データ４６を格納する
データ記憶装置４とから構成されている。そして、信号
タイプ変換装置３は変換グラフ作成部３１と、信号照合
部３２と、変換ルート検索部３３と、信号タイプ変換出
力部３４とを備えている。
述自動生成装置は回路データ４２，部品データ４６を入
力する入力装置１と、ハードウェア記述データ４３を生
成する信号タイプ変換装置３と、入力装置１，信号タイ
プ変換装置３からのデータを演算処理する演算処理装置
２と、信号タイプ変換データ４１，回路データ４２，ハ
ードウェア記述データ４３，部品データ４６を格納する
データ記憶装置４とから構成されている。そして、信号
タイプ変換装置３は変換グラフ作成部３１と、信号照合
部３２と、変換ルート検索部３３と、信号タイプ変換出
力部３４とを備えている。
【０００９】次に、信号タイプ変換装置３の処理につい
て図２，図３を参照して説明する。変換グラフ作成部３
１では、複数の信号タイプの変換ルールが定義された信
号タイプ変換データ４１を読み込み（ステップＳ１）、
図３に示す変換グラフ４４を作成する（Ｓ２）。図３に
おいて、信号タイプ変換データ４１は変換前後の信号タ
イプと変換関数からなる。変換グラフ４４のノードは信
号タイプ名を表し、ノード間を結ぶアークはノード間の
変換ルートが存在することを表現する。変換ルートグラ
フ４５は信号タイプのＡ，Ｃのように信号タイプＢを介
して変換ルートが存在すれば破線のアークで関係付けら
れている。これにより２つの信号タイプ間で信号のタイ
プ変換が可能か否かを短時間で検索可能となる。変換グ
ラフ４４から変換ルートグラフ４５を作成するには、例
えば推移的閉包行列を求める方法で作成可能である。
て図２，図３を参照して説明する。変換グラフ作成部３
１では、複数の信号タイプの変換ルールが定義された信
号タイプ変換データ４１を読み込み（ステップＳ１）、
図３に示す変換グラフ４４を作成する（Ｓ２）。図３に
おいて、信号タイプ変換データ４１は変換前後の信号タ
イプと変換関数からなる。変換グラフ４４のノードは信
号タイプ名を表し、ノード間を結ぶアークはノード間の
変換ルートが存在することを表現する。変換ルートグラ
フ４５は信号タイプのＡ，Ｃのように信号タイプＢを介
して変換ルートが存在すれば破線のアークで関係付けら
れている。これにより２つの信号タイプ間で信号のタイ
プ変換が可能か否かを短時間で検索可能となる。変換グ
ラフ４４から変換ルートグラフ４５を作成するには、例
えば推移的閉包行列を求める方法で作成可能である。
【００１０】次に、回路データ４２を入力して信号照合
部３２は使用部品を抽出し（Ｓ３）、部品データ４６か
ら部品の内部で定義された信号のタイプを調べる（Ｓ
４）。回路データ４２中の信号の当該部品に入力／出力
する信号タイプを調べ（Ｓ５）、一致するか否か照合す
る（Ｓ６）。一致しない（Ｓ６でＮＯ）場合は、信号タ
イプの変換を考慮したハードウェア記述を出力する必要
があるので、変換ルート検索部３３は信号タイプ変換方
法を検索し（Ｓ７）、直接変換ができない（Ｓ８でＮ
Ｏ）ときは既に作成済の変換ルートグラフ４５で変換ル
ートを検索し（Ｓ９）、信号タイプの変換ルートの有無
を調べる（Ｓ１０）。そしてルートが有れば（Ｓ１０で
ＹＥＳ）、信号タイプ変換部３４はルートに従って信号
タイプ変換データに定義された変換関数を用いて変換し
た形のハードウェア記述４３を生成する（Ｓ１１）。
部３２は使用部品を抽出し（Ｓ３）、部品データ４６か
ら部品の内部で定義された信号のタイプを調べる（Ｓ
４）。回路データ４２中の信号の当該部品に入力／出力
する信号タイプを調べ（Ｓ５）、一致するか否か照合す
る（Ｓ６）。一致しない（Ｓ６でＮＯ）場合は、信号タ
イプの変換を考慮したハードウェア記述を出力する必要
があるので、変換ルート検索部３３は信号タイプ変換方
法を検索し（Ｓ７）、直接変換ができない（Ｓ８でＮ
Ｏ）ときは既に作成済の変換ルートグラフ４５で変換ル
ートを検索し（Ｓ９）、信号タイプの変換ルートの有無
を調べる（Ｓ１０）。そしてルートが有れば（Ｓ１０で
ＹＥＳ）、信号タイプ変換部３４はルートに従って信号
タイプ変換データに定義された変換関数を用いて変換し
た形のハードウェア記述４３を生成する（Ｓ１１）。
【００１１】なお、Ｓ８で直接変換が可能（ＹＥＳ）で
あればＳ１１に進み変換形を生成する。またＳ６で対応
するピンの信号タイプが一致した（ＹＥＳ）とき、また
Ｓ１０でルートが無い（ＮＯ）ときは終了となる。
あればＳ１１に進み変換形を生成する。またＳ６で対応
するピンの信号タイプが一致した（ＹＥＳ）とき、また
Ｓ１０でルートが無い（ＮＯ）ときは終了となる。
【００１２】信号タイプ変換装置３は図４に示す回路デ
ータ４２を入力して出力ハードウェア記述データ４３を
生成する。図４において４８は回路データ４２内の部分
Ｘの内部信号タイプであり、４７は信号タイプを変換し
ない場合の入力ハードウェア記述データである。
ータ４２を入力して出力ハードウェア記述データ４３を
生成する。図４において４８は回路データ４２内の部分
Ｘの内部信号タイプであり、４７は信号タイプを変換し
ない場合の入力ハードウェア記述データである。
【００１３】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、論理回路
が複数の信号タイプを用いて定義された部品を用いて構
成された場合にも、信号タイプが一致するように変換で
きるので、信号タイプが異なる信号間でタイプ変換を組
込んだハードウェア記述を生成できる。これにより生成
したハードウェア記述を用いて回路の動作を論理シミュ
レータにより検証することが可能となり、論理回路の品
質を著しく向上させ得るという効果を有する。
が複数の信号タイプを用いて定義された部品を用いて構
成された場合にも、信号タイプが一致するように変換で
きるので、信号タイプが異なる信号間でタイプ変換を組
込んだハードウェア記述を生成できる。これにより生成
したハードウェア記述を用いて回路の動作を論理シミュ
レータにより検証することが可能となり、論理回路の品
質を著しく向上させ得るという効果を有する。
【図１】本発明の一実施例を示すハードウェア記述自動
生成装置のブロック図である。
生成装置のブロック図である。
【図２】図１における信号タイプ変換装置の処理の流れ
を示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
【図３】図１における変換グラフ作成部の処理例を示す
図である。
図である。
【図４】本実施例によるハードウェア記述の生成例を示
す図である。
す図である。
【符号の説明】 １ 入力装置 ２ 演算処理装置 ３ 信号タイプ変換装置 ４ データ記憶装置 ３１ 変換グラフ作成部 ３２ 信号照合部 ３３ 変換ルート検索部 ３４ 信号タイプ変換出力部 ４１ 信号タイプ変換データ ４２ 回路データ ４３ 出力ハードウェア記述データ ４４ 変換グラフ ４５ 変換ルートグラフ ４７ 入力ハードウェア記述データ
Claims (2)
- 【請求項１】 論理回路を表現する回路図から回路の論
理機能，構造を表すハードウェア記述を自動生成するハ
ードウェア記述自動生成方法であって、前記回路を構成
する部品の内部の信号タイプとその部品に入出力する信
号のタイプが異なるか否かを照合し、前記信号のタイプ
が異なるときには変換グラフに基づき前記信号のタイプ
の変換ルートを検索して信号タイプが一致するように自
動変換して前記ハードウェア記述を生成することを特徴
とするハードウェア記述自動生成方法。 - 【請求項２】 論理回路を表現する回路図から回路の論
理機能，構造を表すハードウェア記述を自動生成するハ
ードウェア記述自動生成装置であって、信号タイプ変換
ルールのデータを入力して変換グラフを作成する変換グ
ラフ作成部と、前記回路側の信号タイプと部品の信号タ
イプを照合する信号照合部と、前記信号タイプの変換ル
ートを検索する変換ルート検索部と、変換結果を出力す
る信号タイプ変換出力部とから構成される信号タイプ変
換装置とを備えることを特徴とするハードウェア記述自
動生成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4208668A JP2897539B2 (ja) | 1992-08-05 | 1992-08-05 | ハードウェア記述自動生成方法とその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4208668A JP2897539B2 (ja) | 1992-08-05 | 1992-08-05 | ハードウェア記述自動生成方法とその装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0660144A JPH0660144A (ja) | 1994-03-04 |
| JP2897539B2 true JP2897539B2 (ja) | 1999-05-31 |
Family
ID=16560080
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4208668A Expired - Lifetime JP2897539B2 (ja) | 1992-08-05 | 1992-08-05 | ハードウェア記述自動生成方法とその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2897539B2 (ja) |
-
1992
- 1992-08-05 JP JP4208668A patent/JP2897539B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0660144A (ja) | 1994-03-04 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19990209 |