JP2861630B2 - 接続構造解析器 - Google Patents
接続構造解析器Info
- Publication number
- JP2861630B2 JP2861630B2 JP4135556A JP13555692A JP2861630B2 JP 2861630 B2 JP2861630 B2 JP 2861630B2 JP 4135556 A JP4135556 A JP 4135556A JP 13555692 A JP13555692 A JP 13555692A JP 2861630 B2 JP2861630 B2 JP 2861630B2
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- Japan
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- connection
- communication network
- connection structure
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- component
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- Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
- Devices For Executing Special Programs (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信網を構成する
各成分（要素）の接続規則を参照して、通信網の接続構
造を解析する接続構造解析器に関するものである。
各成分（要素）の接続規則を参照して、通信網の接続構
造を解析する接続構造解析器に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】通信網においては、複数の操作対象から
なる操作対象グループを一つの操作対象として取り扱う
ことがある。これは、操作対象グループを、成分である
各操作対象をある接続構造に従い接続した一つの通信網
として捉えることである。この際、そのグループ（通信
網）の接続状態に応じた処理を行うことが望ましく、そ
のための接続構造解析器が必要となる。
なる操作対象グループを一つの操作対象として取り扱う
ことがある。これは、操作対象グループを、成分である
各操作対象をある接続構造に従い接続した一つの通信網
として捉えることである。この際、そのグループ（通信
網）の接続状態に応じた処理を行うことが望ましく、そ
のための接続構造解析器が必要となる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】このような場合、従来
の通信網では、接続規則のみに対応した接続構造解析器
を構成するか、予め全ての接続パタンを列挙しておき、
解析対象となるグループ（通信網）と列記された接続パ
タン群とのパタン・マッチングにより接続構造を解析す
るか、のいずれかを必要とした。
の通信網では、接続規則のみに対応した接続構造解析器
を構成するか、予め全ての接続パタンを列挙しておき、
解析対象となるグループ（通信網）と列記された接続パ
タン群とのパタン・マッチングにより接続構造を解析す
るか、のいずれかを必要とした。
【０００４】このため、接続規則が変更された場合、そ
の接続規則に合致した接続構造解析器を新たに構成し直
すか、新しい接続規則に合致するすべての接続パタンを
列挙し直すか、のいずれかが必要であった。よって、従
来は通信網の成分間の接続規則から対応する接続構造解
析器を自動的に構成することはできなかった。
の接続規則に合致した接続構造解析器を新たに構成し直
すか、新しい接続規則に合致するすべての接続パタンを
列挙し直すか、のいずれかが必要であった。よって、従
来は通信網の成分間の接続規則から対応する接続構造解
析器を自動的に構成することはできなかった。
【０００５】本発明の目的は以上のような問題点を解決
して、通信網の成分間の接続規則を直接記述する記述法
を用いてデータベース化し、接続規則の変更に一対一に
対応するデータベースの記述変更を行うのみで当該接続
規則に対応した接続構造解析器を自動的に得る汎用的な
接続構造解析器を提供することにある。
して、通信網の成分間の接続規則を直接記述する記述法
を用いてデータベース化し、接続規則の変更に一対一に
対応するデータベースの記述変更を行うのみで当該接続
規則に対応した接続構造解析器を自動的に得る汎用的な
接続構造解析器を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は前記問題点を解
決するために、通信網を構成する各成分の接続規則を参
照して、通信網の接続構造を解析する接続構造解析器に
おいて、解析対象となる通信網の各成分の属性情報を成
分の接続順序に従って入力し、各成分ごとに種別判定を
行い、解析対象となる通信網に対応した種別情報列を出
力する種別判定器と、この種別判定器により得られた各
種別情報列を対応する記号に変換し、変換した記号列を
出力する記号化器と、各記号列間の接続規則をある特定
の記述法に従って蓄えた接続規則データベースを蓄積す
る記憶器と、この接続規則データベースを文法とみな
し、かつ前記記号化器の出力を文とみなして構文解析を
自動的に構成する構文解析自動構成器とを備えている。
決するために、通信網を構成する各成分の接続規則を参
照して、通信網の接続構造を解析する接続構造解析器に
おいて、解析対象となる通信網の各成分の属性情報を成
分の接続順序に従って入力し、各成分ごとに種別判定を
行い、解析対象となる通信網に対応した種別情報列を出
力する種別判定器と、この種別判定器により得られた各
種別情報列を対応する記号に変換し、変換した記号列を
出力する記号化器と、各記号列間の接続規則をある特定
の記述法に従って蓄えた接続規則データベースを蓄積す
る記憶器と、この接続規則データベースを文法とみな
し、かつ前記記号化器の出力を文とみなして構文解析を
自動的に構成する構文解析自動構成器とを備えている。
【０００７】以上のような構成を有する本発明によれ
ば、通信網を文、通信網の各成分を単語、各成分間の接
続規則を文法と対比させたアナロジーにより、通信網の
接続構造解析を構文解析手法を用いて実行し、接続規則
（文法）をある特定の記述法に従いデータベース化する
ことにより、この記述法で記述可能な任意の接続規則に
従う通信網の接続構造解析が可能であり、その結果接続
規則（文法）データベースを変更するのみで、この接続
規則似対応した接続構造解析器を自動的に構成すること
が可能である。
ば、通信網を文、通信網の各成分を単語、各成分間の接
続規則を文法と対比させたアナロジーにより、通信網の
接続構造解析を構文解析手法を用いて実行し、接続規則
（文法）をある特定の記述法に従いデータベース化する
ことにより、この記述法で記述可能な任意の接続規則に
従う通信網の接続構造解析が可能であり、その結果接続
規則（文法）データベースを変更するのみで、この接続
規則似対応した接続構造解析器を自動的に構成すること
が可能である。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図１は本発明の一実施形態の構成を
示すブロック図である。同図において、入力情報１１は
解析対象となる通信網の各成分の属性情報を各成分の並
び順に従って並べたものである。この入力情報１１は、
種別判定器１に入力され、各成分毎に属性情報に応じて
分類され、種別情報列１２として出力される。種別情報
列１２は記号化器２に入力され、各成分毎にその種別と
１対１に対応する記号に置換される。これにより、記号
化器２は記号列１３を出力する。記憶器３は本実施形態
の接続構造解析器が解析対象とする成分間の接続規則を
ある特定の記述法に従い記号化された文法の形式で蓄積
する。構文解析器自動構成器４は記憶器３に蓄積された
接続規則データベースを文法、入力記号列１３を文とみ
なし、入力記号列１３を当該文法で解析する構文解析器
５を自動的に構成する。得られた構文解析器５は、入力
記号列１３を入力し、それが文法に合致している文の場
合は構文木、文法に合致しない文の場合は文法誤り箇所
を示す誤り箇所情報１４を出力する。最終的に得られる
誤り箇所情報１４は、解析対象とする通信網の接続構造
解析結果、または接続誤り箇所を表すものである。
基づいて説明する。図１は本発明の一実施形態の構成を
示すブロック図である。同図において、入力情報１１は
解析対象となる通信網の各成分の属性情報を各成分の並
び順に従って並べたものである。この入力情報１１は、
種別判定器１に入力され、各成分毎に属性情報に応じて
分類され、種別情報列１２として出力される。種別情報
列１２は記号化器２に入力され、各成分毎にその種別と
１対１に対応する記号に置換される。これにより、記号
化器２は記号列１３を出力する。記憶器３は本実施形態
の接続構造解析器が解析対象とする成分間の接続規則を
ある特定の記述法に従い記号化された文法の形式で蓄積
する。構文解析器自動構成器４は記憶器３に蓄積された
接続規則データベースを文法、入力記号列１３を文とみ
なし、入力記号列１３を当該文法で解析する構文解析器
５を自動的に構成する。得られた構文解析器５は、入力
記号列１３を入力し、それが文法に合致している文の場
合は構文木、文法に合致しない文の場合は文法誤り箇所
を示す誤り箇所情報１４を出力する。最終的に得られる
誤り箇所情報１４は、解析対象とする通信網の接続構造
解析結果、または接続誤り箇所を表すものである。
【０００９】図２は構文解析器を接続規則データベース
（文法）の内容に応じて変化させる方式の実現例であ
る。同図では、図１の記憶器３と構文解析器自動構成器
４に対応する部分のみを示している。記憶器３に蓄積さ
れた接続規則データベース（文法）６の各接続規則はプ
ログラム言語の文法記述で多用されるＢＮＦ記法を用い
て蓄積される。ソースプログラム生成器７は蓄積された
すべての接続規則１５を入力し、対応する構文解析プロ
グラムのソース・プログラム１６を出力する。なお、こ
のソース・プログラム１６は次の段階で使用するコンパ
イラ・コンパイラ言語で記述される。コンパイラ・コン
パイラ８は、ソースプログラム生成器７のソース・プロ
グラム１６を入力し、構文解析プログラムのオブジェク
ト・プログラム１７を出力する。得られたオブジェクト
・プログラム１７が最終的に使用される構文解析プログ
ラムである。なお、ソース・プログラム生成器７とコン
パイラ・コンパイラ８を合わせたものが図１における構
文解析器自動構成器４である。以上述べた接続規則デー
タベースから構文解析のオブジェクト・プログラムを得
るまでの各プロセスは、接続規則データベースが書き換
えられるごとに起動する。
（文法）の内容に応じて変化させる方式の実現例であ
る。同図では、図１の記憶器３と構文解析器自動構成器
４に対応する部分のみを示している。記憶器３に蓄積さ
れた接続規則データベース（文法）６の各接続規則はプ
ログラム言語の文法記述で多用されるＢＮＦ記法を用い
て蓄積される。ソースプログラム生成器７は蓄積された
すべての接続規則１５を入力し、対応する構文解析プロ
グラムのソース・プログラム１６を出力する。なお、こ
のソース・プログラム１６は次の段階で使用するコンパ
イラ・コンパイラ言語で記述される。コンパイラ・コン
パイラ８は、ソースプログラム生成器７のソース・プロ
グラム１６を入力し、構文解析プログラムのオブジェク
ト・プログラム１７を出力する。得られたオブジェクト
・プログラム１７が最終的に使用される構文解析プログ
ラムである。なお、ソース・プログラム生成器７とコン
パイラ・コンパイラ８を合わせたものが図１における構
文解析器自動構成器４である。以上述べた接続規則デー
タベースから構文解析のオブジェクト・プログラムを得
るまでの各プロセスは、接続規則データベースが書き換
えられるごとに起動する。
【００１０】図３は接続規則データベースを複数用意
し、解析対象とする通信網に応じて接続規則データベー
スを切り替える方式の実施形態を示す構成図である。こ
の実施形態は、接続規則（文法）毎に解析器を設ける必
要がないという利点を有する。同図において、図１の記
憶器３と構文解析器自動構成器４に対応する部分のみを
示している。データベース選択器１０は、記憶器３に蓄
積された複数の接続規則データベース９のいずれを使用
するかを決定する。選択された接続規則データベース９
に基づき、構文解析器自動構成器４は対応する構文解析
器を生成・出力する。
し、解析対象とする通信網に応じて接続規則データベー
スを切り替える方式の実施形態を示す構成図である。こ
の実施形態は、接続規則（文法）毎に解析器を設ける必
要がないという利点を有する。同図において、図１の記
憶器３と構文解析器自動構成器４に対応する部分のみを
示している。データベース選択器１０は、記憶器３に蓄
積された複数の接続規則データベース９のいずれを使用
するかを決定する。選択された接続規則データベース９
に基づき、構文解析器自動構成器４は対応する構文解析
器を生成・出力する。
【００１１】
【表１】 上記に示す表１は、通信網における装置の接続規則例
（説明用に単純化している）である。接続規則はプログ
ラム言語の文法記述で多用されるＢＮＦ記法を用いて表
現している。例えば規則３では、「＜伝送路＞」とは
「（線路）そのもの、または＜伝送路＞の右に（局）
（線路）がこの順序で接続したもの」と解釈する。なお
図４は上記の表１の接続規則を用いて通信網における接
続系の構造解析を行った結果の例である。
（説明用に単純化している）である。接続規則はプログ
ラム言語の文法記述で多用されるＢＮＦ記法を用いて表
現している。例えば規則３では、「＜伝送路＞」とは
「（線路）そのもの、または＜伝送路＞の右に（局）
（線路）がこの順序で接続したもの」と解釈する。なお
図４は上記の表１の接続規則を用いて通信網における接
続系の構造解析を行った結果の例である。
【００１２】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
解析対象とする通信網の接続規則を文法表現し、データ
ベース化することにより、解析対象が変化したなどの理
由により接続規則が変更になった場合でも、対応する接
続規則データベースを書き換えることのみによって、対
応する接続構造解析器が自動的に得られる。
解析対象とする通信網の接続規則を文法表現し、データ
ベース化することにより、解析対象が変化したなどの理
由により接続規則が変更になった場合でも、対応する接
続規則データベースを書き換えることのみによって、対
応する接続構造解析器が自動的に得られる。
【図１】本発明の実施形態の構成を示すブロック図であ
る。
る。
【図２】構文解析器を接続規則データベース（文法）の
内容に応じて変化させる方式の実現例を示すブロック図
である。
内容に応じて変化させる方式の実現例を示すブロック図
である。
【図３】接続規則データベースを複数用意し、解析対象
とする通信網に応じて接続規則データベースを切り替え
る方式の実施形態を示す構成図である。
とする通信網に応じて接続規則データベースを切り替え
る方式の実施形態を示す構成図である。
【図４】通信網における接続系の構造解析を行った結果
の例を示す図である。
の例を示す図である。
１ 種別判定器器 ２ 記号化器 ３ 記憶器 ４ 構文解析器自動構成器 ５ 構文解析器 ６ 接続規則データベース ７ ソース・プログラム生成器 ８ コンパイラ・コンパイラ ９ 接続規則データベース １０ データベース選択器 １１ 入力情報 １２ 種別情報列 １３ 入力記号列 １４ 誤り箇所情報 １５ 接続規則 １６ ソース・プログラム １７ オブジェクト・プログラム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) G06F 17/50 G06F 9/45 ＪＩＣＳＴファイル（ＪＯＩＳ)
Claims (1)
- 【請求項１】 通信網を構成する各成分の接続規則を参
照して、通信網の接続構造を解析する接続構造解析器に
おいて、 解析対象となる通信網の各成分の属性情報を成分の接続
順序に従って入力し、各成分ごとに種別判定を行い、解
析対象となる通信網に対応した種別情報列を出力する種
別判定器と、 該種別判定器により得られた各種別情報列を対応する記
号に変換し、変換した記号列を出力する記号化器と、 各記号列間の接続規則をある特定の記述法に従って蓄え
た接続規則データベースを蓄積する記憶器と、 前記接続規則データベースを文法とみなし、かつ前記記
号化器の出力を文とみなして構文解析を自動的に構成す
る構文解析自動構成器とを備えることを特徴とする接続
構造解析器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4135556A JP2861630B2 (ja) | 1992-04-03 | 1992-04-03 | 接続構造解析器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4135556A JP2861630B2 (ja) | 1992-04-03 | 1992-04-03 | 接続構造解析器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05290124A JPH05290124A (ja) | 1993-11-05 |
| JP2861630B2 true JP2861630B2 (ja) | 1999-02-24 |
Family
ID=15154570
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4135556A Expired - Fee Related JP2861630B2 (ja) | 1992-04-03 | 1992-04-03 | 接続構造解析器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2861630B2 (ja) |
-
1992
- 1992-04-03 JP JP4135556A patent/JP2861630B2/ja not_active Expired - Fee Related
Non-Patent Citations (1)
| Title |
|---|
| 情報処理 第２５巻 第８号 ７６７−７７６頁 原田賢一「構造エディタ」原田賢一編 共立出版刊「構造エディタ」４７−５７頁「２．言語適応型プログラミング環境用構造エディタＰＡＲＳＥ」 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05290124A (ja) | 1993-11-05 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19981110 |
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