JP2919056B2 - 車両用空調装置 - Google Patents

車両用空調装置

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JP2919056B2 JP31455290A JP31455290A JP2919056B2 JP 2919056 B2 JP2919056 B2 JP 2919056B2 JP 31455290 A JP31455290 A JP 31455290A JP 31455290 A JP31455290 A JP 31455290A JP 2919056 B2 JP2919056 B2 JP 2919056B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は車両用空調装置に関し、特にブロアの風量を
極低風量に簡単に調節し得る車両用空調装置に関する。
〔従来技術〕
一般に、車両用空調装置においては、冷気又は暖気は
シロッコファンからなるブロアを介して車室内に送風さ
れ、その風量を調節する場合には、第5図に示すよう
に、インストルメントパネルに設けられた風量切換スイ
ッチ100を操作し、ブロアを駆動するブロアモータ101に
接続される分割抵抗102を切換えることにより、ブロア
モータ101を回転させる印加電圧を切換えてブロアモー
タ100の回転数を段階的に切換えるようになっている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来の空調装置においては、ブロアモータの最小
起動電圧によりブロアモータの最小の回転数が規制され
るため、例えば季節の変わり目などに、冷気又は暖気の
風量をブロアモータの最小の回転数で設定し得る最低風
量より少し風量を落した極低風量に調節したい場合に、
極低風量に調節することができず、よりきめ細かな風量
調節を実現できないという問題がある。
上記最小の回転数よりさらに小さな回転数で回転し得
るブロアモータを用いることも考えられるが、このよう
なブロアモータは高価であり、空調装置の製作コストが
高くなるという問題がある。
本発明の目的は簡単な構成でブロアの風量を極低風量
に調節し得る車両用空調装置を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係る車両用空調装置は、車両用空調装置にお
いて、シロッコファンからなるブロアを駆動するブロア
モータの回転数を段階的に切換える為に、ブロアモータ
を正方向に回転させる印加電圧を複数段に切換える主切
換手段と、上記複数段の印加電圧のうちの最小の印加電
圧を逆極性に切換えてブロアモータに印加する補助切換
手段を設けたものである。
〔作用〕
本発明に係る車両用空調装置においては、ブロアの風
量を極低風量に調節する場合には、主切換手段で設定さ
れたブロアモータを正方向に回転させる最小の印加電圧
を補助切換手段により逆極性に切換えてブロアモータに
印加する。このとき、ブロアモータは最小の回転数で逆
方向に回転し、ブロアは、シロッコファンの性能特性に
より、最小の回転数で正方向に回転しているときの最低
風量よりも低い低風量を吹出す。
このようにブロアの風量を極低風量に調節することが
出来るので、よりきめ細かな風量調節を実現することが
出来る。また、補助切換手段を設けるだけなので、空調
装置の構成を簡単化出来、装置を安価に製作することが
出来る。
〔発明の効果〕
本発明に係る車両用空調装置によれば、以上〔作用〕
の項で説明したようにブロアの風量を極低風量に調節す
ることが出来るので、よりきめ細かな風量調節を実現出
来ること、補助切換手段を設けるだけなので、空調装置
の構成を簡単化出来、装置を安価に製作出来ること、な
どの効果が得られる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例について図面に基いて説明す
る。
本実施例は自動車の空調装置に本発明を適用したもの
である。
第1図に示すように、空調装置ACには、ブロアモータ
1で駆動されるシロッコファンからなるブロア2とエバ
ポレータ3とヒータコア4などをユニット化した空調ユ
ニット5と、空調ユニット5のケーシングとしてのユニ
ットダクト6から延びるメインダクト7と、デフダクト
8などが設けられ、メインダクト7の下流端には複数の
ベント吹出口9が設けられ、デフダクト8の途中部には
インストルメントパネル(図示略)の上面に開口する左
右1対のテフロスタ吹出口10が設けられ、デフダクト8
の下流端には左右1対のサイドデフロスタ吹出口11が設
けられ、ユニットダクト6には暖房時に車室内に温風を
吹出す足元吹出口12が設けられている。
シャッタ13・14・15はアクチュエータ16で開閉駆動さ
れ、シャッタ17・18はアクチュエータ19で開閉駆動さ
れ、ブロア2の上流側の吸入部には外気取入口20と内気
取入口21とが設けられ、外気取入口20と内気取入口21と
を開閉する内外気切換シャッタ22はアクチュエータ23で
開閉駆動するようになっている。
次に、ブロア2の風量を5段階に調節するための風量
調節回路30について説明する。
第2図に示すように、ブロアモータ1の電源31は、ラ
インL1を介してリレー32のコモン端子33に接続され、リ
レー32のノーマルクローズ端子34は、ラインL2とライン
L3を介してブロアモータ1の端子1aとリレー38のノーマ
ルオープン端子39に並列に接続され、リレー32のノーマ
ルオープン端子35は、ラインL4を介してブロアモータ1
の端子1bに接続されている。
リレー38のノーマルクローズ端子40は、ラインL5を介
してブロアモータ1の端子1bに接続され、リレー38のコ
モン端子41は、ラインL6を介して分割抵抗45の第1端子
46に接続され、分割抵抗45の第1〜第3端子46〜48は、
夫々インストルメントパネルに設けられた風量切換スイ
ッチ50の第1端子〜第3端子51〜53に接続され、分割抵
抗45の第4端子49は、切換スイッチ50の第4・第5端子
54・55に接続されている。また、風量切換スイッチ50に
は、第3図に示したように、風量切換スイッチ50の切換
接片60が第5端子55側に切換えられたときに切換接片60
と接触する第6端子56が設けられている。
リレー32・38の駆動電源65は、ラインL7を介してリレ
ー32の駆動コイル36に接続され、駆動コイル36はライン
L8を介してリレー38の駆動コイル42に接続され、駆動コ
イル42は、ラインL9を介して切換スイッチ50の第6端子
56に接続されている。尚、符号37・43は夫々リレー32・
38の切換接片、符号60は切換スイッチ50の切換接片、符
号57はブロアモータ1の回転を停止させるための第7端
子である。
このように構成された空調装置ACの作用について説明
する。
第2図に示すように、切換スイッチ50の切換接片60を
第1端子51側に切換えると、ラインL1、リレー32、ライ
ンL2、ラインL5、リレー38、ラインL6及び切換スイッチ
50を介してブロアモータ1に略電源電圧に等しい印加電
圧が正極性に印加され、ブロアモータ1は最大の回転数
で正方向に回転し、ブロア2が正方向に回転して最大風
量を吹出す。
切換スイッチ50の切換接片60を第2端子52及び第3端
子53側に順次切換えると、ブロアモータ1に印加される
印加電圧が分割抵抗45により段階的に低減されるため、
ブロアモータ1の回転数が最大回転数より段階的に低下
してブロア2の風量は段階的に低減し、切換接片60を第
4端子54側に切換えると、ブロアモータ1に最小の印加
電圧が印加され、ブロアモータ1が最小の回転数で回転
し、ブロア2は正方向の最低風量を吹出す。尚、上記最
小の印加電圧は、ブロアモータ1の最小起動電圧に略等
しく設定されている。
第3図に示すように、切換スイッチ50の切換接片60を
第5端子55側に切換えると、ラインL7〜L9及び切換スイ
ッチ50を介してリレー32・38の駆動コイル36・42に駆動
電流が供給され、リレー32・38の切換接片37・43が夫々
ノーマルオープン端子35・39側に切換えられ、ブロアモ
ータ1には、ラインL1・リレー32、ラインL4、ラインL2
・L3、リレー38、ラインL6、分割抵抗45及び切換スイッ
チ50を介して最小の印加電圧が逆極性に印加され、ブロ
アモータ1が逆方向に回転する。このとき、ブロアモー
タ1は、この最小の印加電圧を正極性に印加されたとき
と同じ最小回転数で回転するが、シロッコファンからな
るブロア2の性能特性により、ブロア2は、最低風量の
例えば約70%の極低風量を吹出す。
このように、ブロアモータ50の最小の印加電圧を逆極
性に切換えてブロアモータ50に印加するようにしたの
で、ブロア2の風量を極低風量に調節することが出来、
きめ細かな風量調節を実現することが出来る。
加えて、風量調節回路30は、リレー32・38などを追加
的に設けた簡単な構成なので、空調装置ACを安価に製作
することが出来る。
〔変形例〕
本変形例の空調装置は、上記切換スイッチ50の第5端
子55を省略し、ブロア2の風量を4段階に調節するよう
に風量調節回路30Aを構成したものである。尚、上記風
量調節回路30と同様な部材には同一符号を付して説明を
省略する。
第4図に示すように、切換スイッチ50Aの切換接片60
を第4端子54側に切換えると、上記同様に、リレー32・
38の切換接片37・43が夫々ノーマルオープン端子35・39
側に切換えられ、ブロアモータ1には、ラインL1、リレ
ー32、ラインL4、ラインL2・L3、リレー38、ラインL6、
分割抵抗45及び切換スイッチ50Aを介して最小の印加電
圧が逆極性に印加され、ブロア2は、ブロアモータ1に
最小の印加電圧が正極性に印加されたときの最低風量よ
りも低い極低風量を吹出す。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本発明の実施例を示すもので、第1図
は空調装置の構成図、第2図は風量調節回路の構成図、
第3図は切換スイッチの切換接片を第5端子側に切換え
た状態を示す第2図相当図、第4図は変形例に係る風量
調節回路の構成図、第5図は従来技術に係る風量調節回
路の構成図である。 1……ブロアモータ、2……ブロア、30・30A……風量
調節回路、32・38……リレー、45……分割抵抗、50・50
A……切換スイッチ、AC……空調装置。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両用空調装置において、 シロッコファンからなるブロアを駆動するブロアモータ
    の回転数を段階的に切換える為に、ブロアモータを正方
    向に回転させる印加電圧を複数段に切換える主切換手段
    と、 上記複数段の印加電圧のうちの最小の印加電圧を逆極性
    に切換えてブロアモータに印加する補助切換手段を設け
    たことを特徴とする車両用空調装置。
JP31455290A 1990-11-19 1990-11-19 車両用空調装置 Expired - Lifetime JP2919056B2 (ja)

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CN103338005A (zh) * 2013-06-26 2013-10-02 宁波奥克斯空调有限公司 一种用于空调电机风速控制的电路、装置及风速控制方法

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