JP2000186846A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JP2000186846A
JP2000186846A JP10363313A JP36331398A JP2000186846A JP 2000186846 A JP2000186846 A JP 2000186846A JP 10363313 A JP10363313 A JP 10363313A JP 36331398 A JP36331398 A JP 36331398A JP 2000186846 A JP2000186846 A JP 2000186846A
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air
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compressor
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正一 細谷
Minoru Kato
稔 加藤
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    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F11/00Control or safety arrangements
    • F24F11/62Control or safety arrangements characterised by the type of control or by internal processing, e.g. using fuzzy logic, adaptive control or estimation of values
    • F24F11/63Electronic processing
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    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F11/00Control or safety arrangements
    • F24F11/70Control systems characterised by their outputs; Constructional details thereof
    • F24F11/72Control systems characterised by their outputs; Constructional details thereof for controlling the supply of treated air, e.g. its pressure
    • F24F11/74Control systems characterised by their outputs; Constructional details thereof for controlling the supply of treated air, e.g. its pressure for controlling air flow rate or air velocity

Abstract

(57)【要約】 【課題】 一つのロータリースイッチを用いた簡単な操
作で、冷房運転と除湿運転を明確にする。 【解決手段】 エアコン10に設けられているロータリ
ースイッチ52によって弱冷モードないし強冷モードを
選択した時には、コンプレッサ14のオン/オフにかか
わらずファンモータ46が一定速度で回転駆動する。こ
れに対して、ドライモードを選択すると、ファンモータ
は、最も低い回転数でコンプレッサと共にサーモスイッ
チ56によってオン/オフされる。これにより、一つの
ロータリースイッチの簡単な操作によって冷房モードと
ドライモードの相違を明確に感じることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和機に係
り、詳細には、本体に設けたロータリースイッチの操作
によって運転モード及び風量の切替えが行なわれる空気
調和機に関する。
【0002】
【従来の技術】室内の空気調和を図る空気調和機(以下
「エアコン」と言う)には、コンプレッサを一定の回転
数で回転駆動しながら冷媒を循環させる所謂定速形があ
る。このようなエアコンには、コンプレッサや熱交換器
を含む冷凍サイクルが同一のケーシング内に収容され、
窓枠等に取り付けられるいわゆるウインドタイプがあ
る。
【0003】一般に、エアコンは、マイコンによって制
御されて冷暖房を行なうようになっているが、ウインド
タイプのエアコンでは、低コストを目的として冷房専用
で、マイコンを使用せずに、定速運転されるコンプレッ
サのオン/オフのみを行ないながら設定された風量で運
転されるクーラーと呼ばれるものがある。
【0004】ところで、このような所謂クーラーと呼ば
れるエアコンにおいても、ドライモード(除湿運転)の
必要が望まれている。
【0005】しかしながら、このようなエアコンでは、
温度設定用のロータリースイッチに加え、送風運転/冷
房運転及び停止を切替えるロータリースイッチと、風量
切替え用のロータリースイッチが設けられており、冷房
感が生じないようにしながら除湿運転ができるようにす
るためには、スイッチ回路の構成が複雑となると共に、
所望の運転状態とするために複数のロータリースイッチ
を操作しなければならないと言う煩わしさがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事実に鑑
みてなされたものであり、スイッチ操作の簡略化と共
に、除湿運転時に必要以上の冷房感を感じさせることの
ない空気調和機を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、回転数を複数段階に変えることができるフ
ァンモータで送風ファンを駆動すると共に、設定温度と
検出温度との大小に基づいてオン/オフするサーモスイ
ッチを有する空気調和機であって、コンプレッサを前記
サーモスイッチのオン/オフに応じて駆動すると共に前
記ファンモータを最低回転数以外の何れかの回転数に設
定する第1のモードと、前記コンプレッサを前記サーモ
スイッチのオン/オフに応じて駆動すると共に前記ファ
ンモータを前記最低回転数で前記サーモスイッチのオン
/オフに連動させて駆動する第2のモードと、を選択可
能とすることを特徴とする。
【0008】この発明によれば、サーモスイッチのオン
/オフに応じてコンプレッサを駆動する第1及び第2の
モードを選択可能としている。第1のモードでは、送風
ファンを最低風量以外の風量で駆動するようにしている
が、第2のモードでは送風ファンを最低風量でかつサー
モスイッチのオン/オフに応じて駆動する。
【0009】これにより、第1のモードでは、コンプレ
ッサのオン/オフにかかわらずファンモータが最低回転
数より高い回転数で回転し続けるが、第2のモードで
は、送風量が少なくかつコンプレッサのオン/オフに合
わせて送風/停止するため、第1のモードより冷房感が
抑えられる。第1のモードを冷房モードにし、第2のモ
ードをドライモードとすることにより、冷房モードとド
ライモードの相違を明確にできると共に、ドライモード
で大きな冷房感が生じてしまうのを防止できる。
【0010】また、本発明は、前記ファンモータ及び前
記コンプレッサを停止する停止ポジションと、前記ファ
ンモータのみを前記最低回転数以外の回転数で駆動する
送風ポジションと、前記第1のモードを選択する冷房ポ
ジションと、前記第2のモードを選択するドライポジシ
ョンと、を含むポジションを切替えて何れかのポジショ
ンを選択する切替え手段を備えたことを特徴とする。
【0011】この発明によれば、例えば一つのロータリ
ースイッチを切替え手段として、停止、送風、冷房及び
ドライモードの切替えを行なう。すなわち、複数のロー
タリースイッチを用いずに、冷房モードとドライモード
の相違を明確にして、運転モードと風量の切替えを行な
うことができる。
【0012】これにより、複数のロータリースイッチを
用いる必要がないので、部品数の削減と共にロータリー
スイッチの周囲の電気配線の簡略化が可能となり、製造
コストの低減を図ることができる。
【0013】このような本発明では、前記送風ポジショ
ンないし前記冷房ポジションとして、前記送風手段の風
量が異なる複数段階のポジションが設けられていること
が好ましく、これによって、好みの風量での送風ないし
冷房が可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態の一例を説明する。
【0015】図1及び図2には、本実施の形態に適用し
た空気調和機(以下「エアコン10」と言う)を示して
いる。このエアコン10は、以下に説明する冷凍サイク
ルの構成部品及び電気部品が、略矩形箱体形状のケーシ
ング12に一体で収容されており、このケーシング12
が、窓枠等に取り付けられる所謂ウインドタイプとなっ
ている。
【0016】図2には、エアコン10に設けられている
冷凍サイクルの概略構成を示している。ケーシング12
内には、コンプレッサ14及びキャピラリチューブ24
と共に蒸発器となる熱交換器16と、凝縮器となる熱交
換器(コンデンサ)18とを備えている。
【0017】熱交換器16は、マフラー20A及びアキ
ュムレータ22を介してコンプレッサ14の冷媒吸引側
に接続され、コンプレッサ14の吐出側は、マフラー2
0Bを介して熱交換器18に接続されている。また、熱
交換器18と熱交換器16は、キャピラリーチューブ2
4、ストレーナ26及びモジュレータ28を介して接続
されている。これにより、コンプレッサ14と熱交換器
16との間で冷媒を循環させる冷凍サイクルが形成され
ている。
【0018】コンプレッサ14は、一定の運転周波数
(接続される商用交流電源の周波数)で回転駆動される
ことにより、冷媒を圧縮して吐出する。この冷媒が熱交
換器18、キャピラリチューブ24を経て熱交換器16
で蒸発し、熱交換器16を通過する空気との間で熱交換
を行なう。これにより、熱交換器16を通過する空気
は、冷却されると共に飽和水蒸気圧が下がり空気中の水
分が凝縮する。
【0019】図1に示されるように、エアコン10のケ
ーシング12には、室内側(図1の紙面手前側)の面に
吸込みグリル30と吹出しグリル32が左右に並設され
ている。また、図1に示されるように、熱交換器16の
近傍には、シロッコファンを用いた送風ファン34が設
けられている。エアコン10では、送風ファン34が回
転駆動されることにより、吸込みグリル30から室内の
空気を吸込み、熱交換器16へ送り出す。熱交換器16
を通過した空気は、吹出しグリル32から室内へ向けて
吹出される。このとき、熱交換器16内を冷媒が循環さ
れていると、室内へ吹出される空気が冷却される。
【0020】なお、ケーシング12内には、熱交換器1
8の近傍に、プロペラファンを用いた熱交換器18の冷
却用の冷却ファン36が設けられており、この冷却ファ
ン36によってケーシング12内に外気を導入しながら
この外気を熱交換器18へ向けて吹き付けて排出する。
これにより、ケーシング12内の熱を排出すると共に熱
交換器18を冷却するようになっている。なお、送風フ
ァン34及び冷却ファン36は、両持のファンモータ4
6で同時駆動されるようになっている。
【0021】図1に示されるように、吹出しグリル32
は、上下フラップ38と左右フラップ40によって形成
されており、この上下フラップ38と左右フラップ40
によって吹出しグリル32から吹出す空調風(冷風)の
向きを調整可能となっている。
【0022】図3には、ケーシング12内に設けられて
いるエアコン10の電気回路の概略を示している。エア
コン10には、コンプレッサ14を駆動するコンプレッ
サモータ42と共にフラップモータ44及び送風ファン
34を駆動するファンモータ46を備えている。なお、
コンプレッサモータ42及びファンモータ46には、コ
ンデンサ型の単相誘導機を用いている。
【0023】コンプレッサモータ40は、所定電圧の交
流電力が供給されることにより、コンプレッサ14を交
流電力の周波数に同期した回転数で回転駆動する。ま
た、フラップモータ44は、左右フラップ40に連結さ
れており、駆動されることにより左右フラップ40を揺
動操作する。これにより、吹出しグリル32から吹出さ
れる空調風が、左右方向に偏向される。なお、エアコン
10では、上下フラップ38を手動操作するようになっ
ている。
【0024】一方、ファンモータ46は、両持モータと
なっており、一方の駆動軸側に送風ファン34が連結さ
れ、他方の駆動軸側に冷却ファン36が連結されてい
る。これにより、ファンモータ46が駆動されると、送
風ファン34と冷却ファン36が同時に作動する。
【0025】エアコン10には、電源ターミナル48が
設けられており、この電源ターミナル48にコンセント
プラグ50等を介して運転用の交流電力が供給されるよ
うになっている。
【0026】また、エアコン10には、ロータリースイ
ッチ52と共に、ルーバースイッチ54及びサーモスイ
ッチ56が設けられている。
【0027】コンプレッサモータ42は、ロータリース
イッチ52及び、設定温度と検出温度とに基づいてオン
/オフするサーモスイッチ56を介して電力が供給され
るようになっており、フラップモータ44は、ロータリ
ースイッチ52とルーバースイッチ54を介して電力が
供給されるようになっている。また、ファンモータ46
は、ロータリースイッチ52又はロータリースイッチ5
2とサーモスイッチ56を介して電力が供給されるよう
になっている。
【0028】図1に示されるように、エアコン10に
は、ケーシング12の前面にコントロールパネル58が
設けられている。図4に示されるように、コントロール
パネル58には、ロータリースイッチ52の操作つまみ
60、サーモスイッチ56の操作つまみ62と共にルー
バースイッチ54及び換気スイッチ64が設けられてい
る。
【0029】図3及び図4に示されるように、ロータリ
ースイッチ52は、「停止」ポジション、「送風」ポジ
ション、第1のモードである「冷房−強」ポジション及
び「冷房−弱」ポジション、第2のモードである「除
湿」ポジションが設定されており、操作つまみ60を回
動操作することにより「停止」ポジションから「除湿」
ポジションの間を順に切替えられる。
【0030】図3に示されるように、エアコン10で
は、ロータリースイッチ52が「停止」ポジションにあ
るときには、コンプレッサモータ42、フラップモータ
44及びファンモータ46のいずれにも電力が供給され
ない停止状態となっている。
【0031】また、ロータリースイッチ52の操作つま
み60を「停止」ポジションから「送風」ポジションに
回動操作することにより、ロータリースイッチ52を介
してファンモータ46へ電力が供給される。これによ
り、エアコン10では、ファンモータ46のみを作動さ
せて送風ファン34によって吹出しグリル32から送風
する送風モードで運転する。
【0032】一方、ロータリースイッチ52を「冷房−
強」または「冷房−弱」ポジションとなるように操作つ
まみ60を操作することにより、エアコン10では、フ
ァンモータ46へ電力が供給されると共に、サーモスイ
ッチ56を介してコンプレッサモータ42へ電力が供給
される。これにより、エアコン10では、送風ファン3
4と共にコンプレッサ14を作動させて、熱交換器16
によって冷却した空気を吹出しグリル32から吹出し
て、室内を冷房する。このとき、ルーバスイッチ54を
オンすることにより、フラップモータ44が作動して、
吹出しグリル32からの吹出し風を左右方向へ偏向する
所謂スイングが行われる。
【0033】サーモスイッチ56は、操作つまみ62を
回動操作することにより設定温度が変更され、室内温度
が操作つまみ62によって設定された温度に達すると、
接点を開放(オフ)する。これにより、エアコン10
は、室内温度が設定温度に達するまでサーモスイッチ5
6の接点が閉じられ(オフ)てコンプレッサ14が駆動
され、室内温度が設定温度より下がり、サーモスイッチ
56の接点が開かれることによりコンプレッサ14が停
止する。
【0034】なお、図3に示されるように、エアコン1
0には、接点のオン/オフに温度デファレンシャルが設
定されている過負荷検出器66が設けられており、例え
ばコンプレッサ14の負荷上昇や駆動電流が上昇するな
どして、コンプレッサ14の温度が予め設定している所
定の温度を越えると、過負荷検出器66が接点を開放
(オフ)してコンプレッサ14への電力の供給を強制的
に遮断する。このようにコンプレッサ14を停止して、
コンプレッサ14を過負荷等から保護するようにしてい
る。
【0035】ところで、前記した如く、ファンモータ4
6は、回転数がH、M、Lの3段階に切り替えられるよ
うになっており、ロータリースイッチ52が「送風」ポ
ジションでは、回転数が「M」となるように電力が供給
される。また、「冷房−強」ポジションでは、回転数が
「H」となるように電力が供給され、「冷房−弱」ポジ
ションでは、回転数が「M」となるように電力が供給さ
れる。
【0036】エアコン10では、例えば、ロータリース
イッチ52の「冷房−強」ポジションを「強冷モード」
としており、ロータリースイッチ52の「冷房−弱」ポ
ジションを「弱冷モード」としており、強冷モードでは
吹出しグリル32から強風で吹出す冷風によって室内を
冷房するようにし、弱冷モードでは吹出しグリル32か
らの冷風の風量を抑えて室内を冷房するようにしてい
る。
【0037】一方、エアコン10では、ロータリースイ
ッチ52が「除湿」ポジションとなると、コンプレッサ
モータ42とファンモータ46にサーモスイッチ56を
介して電力が供給される。これにより、コンプレッサ1
4は、サーモスイッチ56のオン/オフに応じて駆動さ
れ、送風ファン34もサーモスイッチ56のオン/オ
フ、すなわちコンプレッサ14のオン/オフに合わせて
電力が供給される。
【0038】また、ロータリースイッチ52が「除湿」
ポジションでは、ファンモータ46に回転数が最も低く
なるように電力が供給される。したがって、エアコン1
0は、ロータリースイッチ52が「除湿」ポジションに
設定されると、サーモスイッチ56によってオン/オフ
されるコンプレッサ14の運転に合わせて、弱冷モード
よりもさらに抑えた風量となるように作動する。
【0039】これにより、エアコン10では、吹出しグ
リル32から吹出す冷風によって冷房感を生じさせるこ
となく、熱交換器16を通過するときに空気中の水分を
除去するようにしている。すなわち、エアコン10で
は、弱冷モード時よりもさらに風量を抑え、かつ、コン
プレッサ14のオン/オフに応じて送風を行なう運転状
態をドライモードに設定している。
【0040】なお、図4に示されるように、コントロー
ルパネル58には、換気スイッチ64が設けられてい
る。換気スイッチ64は、ケーシング12内に設けてい
る図示しないダンパの操作用となっており、換気スイッ
チ64が、開方向へ操作されることにより、このダンパ
が開放される。エアコン10では、このダンパが開放さ
れている状態でファンモータ46が作動すると、吸込み
グリル30から吸込んだ室内の空気を室外に排出すると
共に、室外の空気が熱交換器16を通過して吹出しグリ
ル32から吹出されるようになっている。
【0041】以下に本実施の形態の作用を説明する。本
実施の形態に適用したエアコン10は、ケーシング12
の前面に配置しているコントロールパネル58の操作つ
まみ60を「停止」ポジションにすることにより、停止
状態となっている。
【0042】ここで、この操作つまみ60を操作してロ
ータリースイッチ52を「送風」ポジションとして送風
モードが選択されることにより、ファンモータ46が回
転駆動される。これにより、エアコン10では、吹出し
グリル32から風量を大きくして送風を行なう。
【0043】一方、ロータリースイッチ52を「冷房−
強」または「冷房−弱」ポジションとされて、強冷モー
ドまたは弱冷モードが選択されることにより、ファンモ
ータ46と共にコンプレッサモータ42へ電力が供給さ
れる。
【0044】これにより、エアコン10では、コンプレ
ッサ14が駆動されると共に、吹出しグリル32から吹
出される冷風が強風又は弱風となるように送風ファン4
6が作動する。このとき、コンプレッサ14は、サーモ
スイッチ56によってオン/オフされることにより、室
内温度が略サーモスイッチ56で設定されている設定温
度となるように空調され、このコンプレッサ14のオン
/オフにかかわらず、所定量の送風が行なわれる。
【0045】これに対してエアコン10では、ロータリ
ースイッチ52を「除湿」ポジションとしてドライモー
ドが選択されると、サーモスイッチ56を介してコンプ
レッサモータ42とファンモータ46へ電力を供給す
る。このとき、ファンモータ46は、回転数が「送風」
ポジションや「冷房−強」ポジションより低いことは勿
論、「冷房−弱」ポジションの送風量よりも低くなる回
転数で作動される。
【0046】これにより、エアコン10では、コンプレ
ッサ14のオン/オフに応じて弱い冷風を吹出し、冷房
感を生じさせることなく室内の除湿を図る。
【0047】このように、エアコン10では、強冷モー
ドや弱冷モードなどの冷房モードよりもさらに風量を抑
えると共に、コンプレッサ14のオン/オフに合わせて
送風/送風停止を行なうことにより、ドライモードと冷
房モードの相違を明確にし、冷房モードでの冷房感を大
きくすると共に、ドライモードでの冷房感を抑えること
ができる。
【0048】また、エアコン10では、送風モード、冷
房モード及びドライモードの間での運転モードの切替え
と、吹出しグリル52から吹出される風量の切替えを一
つのロータリースイッチ52によって行なうことができ
るので、操作が簡略化される。
【0049】すなわち、ロータリースイッチ52にサー
モスイッチ56に接続される接点を設け、この接点を介
して回転数が複数段階に選択できるファンモータ46を
接続することにより、一つのロータリースイッチ52に
よって直接ファンモータ46を動作させたり、サーモス
イッチ56を介してファンモータ46を動作するように
できる。
【0050】また、エアコン10では、送風モード、冷
房モード及びドライモードの切替えを一つのロータリー
スイッチ52によって行なうことができる。これによ
り、部品数の削減によるコストダウンとと共に、部品を
削減することにより少スペース化と共に組み付けコスト
の低減を図ることができ、エアコン10のより低コスト
化が可能となる。
【0051】すなわち、運転モードの切替えと風量の切
替えを別々のロータリースイッチによって行なう場合に
比べて、エアコン10では、操作が簡略化されると共
に、より一層の低コスト化が可能となる。
【0052】なお、以上説明した本実施の形態は、本発
明の構成を限定するものではない。本実施の形態では、
冷房専用のエアコン10を例に説明したが、エアコン1
0としては、暖房運転が可能なものであってもよい。こ
の場合、ロータリースイッチ52にヒータ等の暖房用の
加熱手段とそのときの風量を選択するポジションを設定
し、このポジションが選択されたときに、加熱手段とフ
ァンモータ46へ電力が供給されるようにすればよい。
【0053】また、本実施の形態では、送風モードでの
風量を一定にしているが、風量を複数段階に設定するこ
とができるようにしてもよい。例えば、「送風−強」と
「送風−弱」のポジションを設定すると共に、「送風−
強」ポジションで回転数が高くなり、「送風−弱」で回
転数が低くなるようにファンモータ46を接続すればよ
い。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、冷
房モードとドライモードの相違を明確にすることができ
るので、冷房モードでの快適な冷房感が得られるととも
に、ドライモードでは冷房感を抑えることができる。ま
た、ロータリースイッチ等の一つの切替え手段によって
運転モードと風量の切替えを行なうことができる、より
低コスト化が可能となるという優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に適用したエアコンの概略概観図
である。
【図2】エアコンの冷凍サイクルの一例を示す概略構成
図である。
【図3】エアコンの電気回路を示す概略図である。
【図4】コントロールパネルのスイッチの配列を示す概
略図である。
【符号の説明】
10 エアコン(空気調和機) 12 ケーシング 14 コンプレッサ 16 熱交換器 34 送風ファン 42 コンプレッサモータ 46 ファンモータ 52 ロータリースイッチ(切替え手段) 56 サーモスイッチ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転数を複数段階に変えることができる
    ファンモータで送風ファンを駆動すると共に、設定温度
    と検出温度との大小に基づいてオン/オフするサーモス
    イッチを有する空気調和機であって、 コンプレッサを前記サーモスイッチのオン/オフに応じ
    て駆動すると共に前記ファンモータを最低回転数以外の
    何れかの回転数に設定する第1のモードと、 前記コンプレッサを前記サーモスイッチのオン/オフに
    応じて駆動すると共に前記ファンモータを前記最低回転
    数で前記サーモスイッチのオン/オフに連動させて駆動
    する第2のモードと、を選択可能とすることを特徴とす
    る空気調和機。
  2. 【請求項2】 前記ファンモータ及び前記コンプレッサ
    を停止する停止ポジションと、 前記ファンモータのみを前記最低回転数以外の回転数で
    駆動する送風ポジションと、 前記第1のモードを選択する冷房ポジションと、 前記第2のモードを選択するドライポジションと、 を含むポジションを切替えて何れかのポジションを選択
    する切替え手段を備えたことを特徴とする請求項1に記
    載の空気調和機。
  3. 【請求項3】 前記送風ポジションないし前記冷房ポジ
    ションとして、前記送風手段の風量が異なる複数段階の
    ポジションが設けられていることを特徴とする請求項2
    に記載の空気調和機。
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