JP2658290B2 - 車両用空気調和制御装置 - Google Patents

車両用空気調和制御装置

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JP2658290B2 JP27842088A JP27842088A JP2658290B2 JP 2658290 B2 JP2658290 B2 JP 2658290B2 JP 27842088 A JP27842088 A JP 27842088A JP 27842088 A JP27842088 A JP 27842088A JP 2658290 B2 JP2658290 B2 JP 2658290B2
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    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/00642Control systems or circuits; Control members or indication devices for heating, cooling or ventilating devices
    • B60H1/00814Control systems or circuits characterised by their output, for controlling particular components of the heating, cooling or ventilating installation
    • B60H1/00821Control systems or circuits characterised by their output, for controlling particular components of the heating, cooling or ventilating installation the components being ventilating, air admitting or air distributing devices
    • B60H1/00864Ventilators and damper doors

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は空気調和制御装置に係り、特に、スイングル
ーバを備えた車両用空気調和制御装置に関する。
(従来技術) 従来、この種の車両用空気調和制御装置においては、
通常、スイングルーバの作動は、ブロワから車室内に供
給される空気流の量とは無関係にある。例えば、空気調
和制御装置が自動モード下で制御されている場合、車室
内の現実の温度が設定温度に達すると、ブロワからの空
気流の量がその低速モードに対応する量になるように減
少されるようになっているが、このような減少制御はス
イングルーバの作動とは関係なくもたらされる。
(発明が解決しようとする課題) 従って、このような構成においては、上述のような空
調状態が安定した低速モード時に、スイングルーバーが
乗員の方向に向け揺動していても、乗員は殆ど空気流を
感じず快適感を得ることができない。
また、スイングルーバは、乗員に対し間欠的に空気流
を当てて、乗員の緊張低下或いは注意の散漫時に刺激を
与える役割をもっているが、このような役割も、上述の
ような空調状態が安定した低速モードでは達成され得な
い。
そこで、本発明は、以上のようなことに対処するた
め、空調状態が安定した状態においてもスイングルーバ
ーによって乗員に快適感や刺激を与えることができる車
両用空気調和制御装置を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記課題の解決にあたり、請求項1に記載の発明によ
れば、第1A図にて実線により示すごとく、 車両の車室内に吹出すべき空気流の量を制御する空気
流量制御手段1と、 前記空気流の車室内への吹出方向を調整する吹出方向
調整手段2とを備えた空気調和制御装置において、 吹出方向調整手段2の作動時にこの吹出方向調整手段
からの空気流の吹出量を所定量以上に維持するように制
御する維持制御手段3を有することを特徴とする車両用
空気調和制御装置が提供される。
また、請求項2に記載の発明によれば、第1B図にて示
すごとく、 車両の車室内に吹出すべき空気流の量を制御する空気
流量制御手段1と、 前記空気流の車室内への吹出方向を調整する吹出方向
調整手段2とを備えた空気調和制御装置において、 吹出方向調整手段2からの空気流の吹出方向が所定吹
出方向範囲内に入ったときこの吹出方向調整手段の作動
を一時的に停止させるように制御する一時的停止制御手
段4を有することを特徴とする車両用空気調和制御装置
が提供される。
また、請求項3に記載の発明によれば、請求項1に記
載の発明が、第1A図にて二点鎖線により示す如く、吹出
方向調整手段2からの空気流の吹出方向が所定吹出方向
範囲内に入ったときこの吹出方向調整手段の作動を一時
的に停止させるように制御する一時的停止制御手段4を
有する。
(作用) これにより、請求項1に記載の発明では、吹出方向調
整手段2作動時に空気流量制御手段1からの車室内に吹
出すべき空気流の量が不足していても、維持制御手段3
が車室内に吹出すべき空気流を所定値以上に維持する。
また、請求項2に記載の発明では、吹出方向調整手段
2の空気流が吹出方向が所定吹出方向範囲内に入ったと
き吐出方向調整手段2の作動を一時的停止制御手段4が
一時的に停止制御する。
また、請求項3に記載の発明では、請求項1に記載の
発明において、さらに、一時的停止制御手段4が、吐出
方向調整手段2の空気流の吹出方向が所定吹出方向範囲
内に入ったとき吹出方向調整手段2の作動を一時的に停
止制御する。
(効果) 従って、請求項1に記載の発明によれば、吐出方向調
整手段2の作動時には、常に所定量以上の空気流が吹出
方向調整手段2による吹出方向調整下にて維持される。
その結果、乗員に対し常に適正量の空気流を当てて快
適感を感じさせることができる。
また、請求項2に記載の発明によれば、吹出方向調整
手段2の間欠的な一時的停止作動のもとに、空調安定時
においても乗員に対し適度な空気流を当てて緊張感や刺
激感を生じさせ得る。
また、請求項3に記載の発明によれば、請求項1、2
に記載の発明の効果を達成できる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を図面により説明すると、第
2図の本発明に係る車両用空気調和制御装置を示してい
る。この空気調和制御装置は、エアダクト10を備えてお
り、このエアダクト10内には、その上流から下流にかけ
て、両内外気切換ダンパ20a,20b、ブロワ30、エバポレ
ータ40、エアミックスダンパ50、ヒータコア60、各吹出
口切換ダンパ70a,70b,80及びスイングルーバ90がそれぞ
れ適所に配設されている。ブロワ30はその直流モータMb
の作動に応じエアダクト10内にその外気導入口11a,11b
或いは内気導入口12a,12bから外気或いは内気を各内外
気切換ダンパ20a,20bを介し空気流として導入エバポレ
ータ40に送る。エアミックスダンパ50は、サーボモータ
100aとの協働により、その現実の開度に応じ、エバポレ
ータ40により冷却された空気流の一部をヒータコア60内
に流入させる一方、残余の冷却空気流を、ヒータコア60
を迂回させて下流側へ流入させ、ヒータコア60により加
熱された空気流と混合させる。
両吹出口切換ダンパ70a,70bは、その各選択的切換状
態にて、エアミックスダパ50及びヒータコア60からの混
合空気流をエアダクト10のセンター吹出口13からスイン
グルーバ90を介し当該車両の車室内中央に向けて吹出さ
せ、或いは同混合空気流をエアダクト10の両サイド吹出
口14a,14bから車室内両側に向け吹出させる。また、吐
出口切換ダンパ80は、その選択的切換状態にて、エアミ
ックスダンパ50及びヒータコア60からの混合空気流を吹
出口15から車室内下部に吹出させ、或いは同混合空気流
を車室のフロントシールドに向け吹出させる。但し、各
吹出口切換ダンパ70a,70b,80は、ベントモード、ハイレ
ベルモード、ヒートモード或いはデフロストモードに合
わせてそれぞれ各サーボモータ100b,100cにより切換位
置を制御される。スイングルーバ90は、センター吹出口
13内に車室の左右方向に揺動可能に支持されており、こ
のスイングルーバ90は、直流モータMsの回転に応じ減速
機及びリンク機構(図示せず)により左右方向に往復揺
動し得るようになっている。
次に、本発明装置の電気回路構成について説明する
と、直流モータMbはその一端にて始動スイッチSWaおよ
びヒューズFを介しバッテリBの正側端子に接続されて
おり、この直流モータMbの他端はブロワレジスタRbを介
し接地されている。ブロワレジスタRbの両端子には、ト
ランジスタTR1がそのコレクタ及びエミッタにて接続さ
れており、このトランジスタTR1はその選択的導通によ
りブロワレジスタRbを短絡する。このことは、始動スイ
ッチSWaの閉成下にて、直流モータMbが、トランジスタT
R1の非導通のもとにバッテリBからの直流電圧+Vcとブ
ロワレジスタRbの電圧降下分との差(以下、低速電圧と
いう)を受けて低速回転し、また、トランジスタTR1
導通のもとにバッテリBからの直流電圧Vcを受けて中速
回転することを意味する。かかる場合、ブロワモータMb
の低速回転はブロワ30の低速モードLoに相当し、また、
ブロワモータMbの中速回転はブロワ30の中速モードMeに
相当する。なお、始動スイッチSWaは、本発明装置の始
動時に閉成される。
マイクロコンピュータ110は、その電源端子111にて、
始動スイッチSWaおよびヒューズFを介してバッテリB
から直流電圧+Vcを受けて作動状態となるもので、この
マイクロコンピュータ110は、第3図に示すフローチャ
ートに従い、始動スイッチSWa、ルーバスイッチSWb、自
動モードスイッチSWc及びA−D変換器115との協働によ
り、コンピュータプログラムを実行し、その実行中にお
いて、トランジスタTR1、各サーボモータ100a〜100c及
びルーバコントローラ120の制御のための演算処理をす
る。但し、コンピュータプログラムはマイクロコンピュ
ータ110のROMに予め記憶されている。
ルーバスイッチSWbはスイングルーバ90の作動時に閉
成されてバッテリBから始動スイッチSWaを介し直流電
圧+Vcを受けマイクロコンピュータ110の入力端子112に
付与する。自動モードスイッチSWcは本発明装置を自動
モードにおくとき操作されて自動モード信号を発生す
る。A−D変換器115は、内気温センサ113による車室内
の現実の温度および温度設定器114による設定温度をそ
れぞれディジタル変換しディジタル内気温およびディジ
タル設定温とする。
ルーバコントローラ120は、第4図に示すごとく、ポ
テンシヨメータ120aを有しており、このポテンショメー
タ120aは、直流モータMsの出力軸に前記減速機を介し作
動的に連結すべく同減速機内に組込まれている。ポテン
ショメータ120aは、図示しない基板上に同心的に配設し
た円環状固定接点121および両円弧状固定接点122,123を
有しており、固定接点122は固定接点121と固定接点123
との間に位置している。かかる場合、固定接点122は半
円弧状となっており、この固定接点122の中央部が固定
接点123の両端部123a,123b間の位置に対向している。ま
た、ポテンショメータ120aは、摺動子124を有してお
り、この摺動子124は、固定接点121の中心を軸として前
記減速機の出力軸に連動して回転し各固定接点121〜123
上を摺動する。但し、摺動子124が第4図にて図示位置
にあるとき、スイングルーバ90が真正面方向(即ち、左
右方向に摺動していない方向)に向いているものとす
る。
ルーバコントローラ120は、パルス電圧発生器120bを
有しており、このパルス電圧発生器120bは、第2図及び
第4図に示すごとく、バッテリBから始動スイッチSWa
を介し直流電圧+Vcを受けて作動し所定周波数にてパル
ス電圧を順次発生して固定接点122に付与する。かかる
場合、パルス電圧発生器120bからの各パルス電圧がハイ
レベルにある時間は、摺動子124が固定接点123上に沿い
一端123aから他端123bまで摺動するに要する時間よりも
長くしておく。
抵抗120cは、第2図及び第4図に示すごとく、バッテ
リBから始動スイッチSWaを介し直流電圧+Vcを受けて
固定接点123に付与する。トランジスタTR2は、そのベー
スにて、マイクロコンピュータ110の出力端子に接続さ
れており、このトランジスタTR2のコレクタはトランジ
スタTR3のエミッタに接続されている。トランジスタTR3
は、そのベースにて、ポテンショメータ120aの固定接点
121に接続されるとともにバイアス抵抗120dを介し接地
されており、このトランジスタTR3のコレクタは、直流
モータMs、始動スイッチSWaおよびヒューズFを介しバ
ッテリBの正側端子に接続されている。
しかし、トランジスタTR2は、マイクロコンピュータ1
10の制御のもとに選択的に導通する。トランジスタTR3
は、トランジスタTR2の導通下にて、抵抗120cを介しポ
テンショメータ120aの固定接点123に生じる直流電圧+V
cを、摺動子124及び固定接点121を通し付与されて導通
する。また、トランジスタTR3は、トランジスタTR2の導
通下にて、摺動子124の固定接点123からの解離下におい
てパルス電圧発生器120bからの各パルス電圧を固定接点
122、摺動子124及び固定接点121を通し付与されて間欠
的に導通する。
以上のように構成した本実施例において、当該車両の
エンジンの作動下にて始動スイッチSWaを閉成すれば、
マイクロコンピュータ110が第3図のフローチャートに
従いステップ200aにてコンピュータプログラムを実行開
始して空調制御ルーティン210に進める。この空調制御
ルーティン210においては、自動モードスイッチSWcから
の自動モード信号の発生下、車室内の現実の温度を設定
温度に維持すべく車室内へのブロワ30からの空気流の吹
出温度を目標吹出温度Taoに向けて調整するよう、トラ
ンジスタTR1、各サーボモータ100a〜100cを介し直流モ
ータMb、エアミックスダンパ50及び各吹出口切換ダンパ
70a,70b,80がA−D変換器115のディジタル出力に応じ
てマイクロコンピュータ110によって制御される。この
とき、ブロワ30の作動モードが第3図の空調制御ルーテ
ィン210に示すパターンPに従い高速モードHiから低速
モードLoに向けて変化してゆく。
かかる状態にて、ルーバスイッチSWbが閉成されれ
ば、マイクロコンピュータ110が、その入力端112に生じ
るバッテリBからの直流電圧+Vcに基づき、ステップ22
0にて「YES」と判別し、ステップ220aにて、スイングル
ーバ90を揺動させるための揺動出力信号をローレベルに
て発生し、これに応答してルーバコントローラ120のト
ランジスタTR2が非導通に維持されて直流モータMsの停
止を維持する。現段階において、各サーボモータ100a〜
100cの作動状態から空気調和制御装置の吹出モードがベ
ントモード或いはバイレベルモードにないと判断すれ
ば、マイクロコンピュータ110が、ステップ230にて「N
O」と判別し、ステップ230aにて、ベントモード出力信
号或いはバイレべルモード出力信号を発生し、これに応
答して各サーボモータ100a〜100cが各吹出口切換ダンパ
70a,70b,80を切換制御してベントモード或いはバイレベ
ルモードにする。一方、既にバイレベルモード或いはベ
ントモードにあれば、マイクロコンピュータ110がステ
ップ230にて「YES」と判別する。
然る後、マイクロコンピュータ110が、自動モードス
イッチSWcからの自動モード信号の発生に基きステップ2
40にて「YES」と判別し、コンピュータプログラムをス
テップ250に進める。現段階において、直流モータMbを
駆動するために空調制御ルーティン210で決定されてい
るブロワ出力信号のレベルVoが、中速モードMeに相当す
る所定レベルVme(マイクロコンピュータ110のROMに予
め記憶済み)より低ければ、マイクロコンピュータ110
が、ステップ250にて、「YES」と判別し、ステップ270
にてブロワ出力信号を所定レベルVmeに上昇させて発生
する。一方、Vo≧Vmeならば、ステップ250における判別
が「NO」となる。
しかして、上述のようにマイクロコンピュータ110か
ら所定レベルVmeのブロワ出力信号が発生すると、トラ
ンジスタTR1が導通してブロワレジスタRbを短絡しバッ
テリBからの直流電圧+Vcをそのまま直流モータMbに印
加する。このため、ブロワ30が、直流モータMbの所定レ
ベルVmeに相当する速度への増速に応じ、車室内への空
気流の吹出量を中速モードMeに相当する量に増大させ
る。ついで、マイクロコンピュータ110からステップ280
にて揺動出力信号がハイレベルにて生じると、ルーバコ
ントローラ120のトランジスタTR2が導通してトランジス
タTR3のエミッタを接地する。
現段階において、ポテンショメータ120aの振動子124
が第4図にて図示位置にあれば、パルス電圧発生器120b
から固定接点122、摺動子124及び固定接点121をトラン
ジスタTR3のベースに入力されるパルス電圧の立上りに
よりトランジスタTR3がトランジスタTR2の導通下にて導
通し直流モータMsを駆動する。すると、スイングルーバ
90が直流モータMsの回転に応じ左右に揺動する。かかる
場合、この揺動は、揺動子124の固定接点123の一端123a
への接触後も同固定接点123との揺動に応じ連続的にも
たらされる。ついて、摺動子124が固定接点123の他端12
3bから解離すると、パルス電圧発生期120bからのパルス
電圧の立下りのもとにトランジスタTR3が非導通となり
直流モータMsを停止させる。このことは、スイングルー
バ90がその真正面方向を起点とし左右方向に一往復揺動
して再び真正面方向で一時的に停止することを意味す
る。
以上説明したように、空気調和制御装置の自動制御状
態において、ルーバスイッチSWbの閉成時に、ブロワ30
が低速モードLoになっていても、ブロワ30が、ルーバス
イッチSWbの閉成後に、バイレベルモード又はベントモ
ード下にて中速モードMeで駆動され、スイングルーバ90
が、ポテンショメータ120aの摺動子124の固定接点123と
の摺接下では連続的に揺動し摺動子124の固定接点123か
らの解離により停止するので、温度調整終了時にも適正
な量の空気流を揺動させて乗員に当て快適感を与え得る
とともに、スイングルーバ90の一往復毎の真正面方向で
の停止で乗員に対し適度な空気流を当てて緊張感、刺激
感を与え得る。
また、上述のようにステップ240における演算処理に
あたり、「NO」との判別がなされた場合には、マイクロ
コンピュータ110が、ステップ260にて、ブロワ30が低速
モードLoにあれば、「YES」と判別し、コンピュータプ
ログラムをステップ270以後に進めて、上述と同様の作
用効果を達成する。
なお、本発明の実施にあたっては、ステップ250又は2
60における「YES」との判別後、ステップ270にてVo=Vm
eとする代わりに、第5図に示すフローチャートのステ
ップ2706Aにて、両サイド吹出口14a,14bを両吹出口切換
ダンパ70a,70bによりそれぞれ閉成するための各切換信
号を発生するようにすれば、エアミックスダンパ50及び
ヒータコア60からの全空気流がセンター吐出口13のみを
スイングルーバ90から吹出すこととなり、その結果、ブ
ロワ30の低速モードLoにあっても、適正量の空気流を乗
員に当て得る。
また、本発明の実施にあたり、第6図に示すようにエ
アダクト10の周壁の一部に補助ダクト16を設け、この補
助ダクト16内の補助ブロワ140を収容し、ステップ270
(第3図参照)における演算処理に代えて、第7図に示
す如く、ステップ270Bにて、補助ブロワ140の直流モー
タ140aを駆動するための補助ブロワ出力信号を発生させ
るようにして、補助ブロワ140により直流モータ140aの
作動に応じ補助ダクト16内にその開口16aから空気流を
中速モードMeに相当する量だけ導入しエアミックスダン
パ50及びヒータコア60に向け供給すれば、前記実施例と
実質的に同様の作用効果を達成できる。
また、本発明の実施にあたっては、スイングルーバ90
に設けたアームの揺動位置を、例えば第8図に示すよう
に、反射型ホトインタラプ150により検出し、この検出
結果に応答して増幅回路160によりパルス電圧(パルス
電圧発生器120bからのパルス電圧に相当)を発生させて
前記実施例で述べたスイングルーバ90の間欠的揺動運動
を確保するようにしてもよい。
また、本発明の実施にあたっては、ポテンショメータ
120aに代えてパルスモータを採用し、このパルスモータ
からのパルス数に応じてトランジスタTR3の制御を行う
ようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1A図は、請求項1及び3の記載に対する対応図、第1B
図は、請求項2の記載に対する対応図、第2図は本発明
の一実施例を示すブロック図、第3図は第2図における
マイクロコンピュータの作用を示すフローチャート、第
4図は第2図におけるルーバコントローラの電気回路
図、第5図は第3図のフローチャートの変形例を示す要
部フローチャート、第6図は前記実施例の変形例を示す
要部ブロック図、第7図は第6図のマイクロコンピュー
タの作用を示す要部フローチャート、及び第8図はルー
バコントローラの部分的変形例を示す要部電気回路図で
ある。 符号の説明 10……エアダクト、16……補助ダクト、30……ブロワ、
70a,70b……吹出口切換ダンパ、90……スイングルー
バ、100b……サーボモータ、110……マイクロコンピュ
ータ、120……ルーバコントローラ、120a……ポテンシ
ョメータ、120b……パルス電圧発生器、140……補助ブ
ロワ、140a,Mb,Ms……直流モータ、160……増幅回路、S
Wb……ルーバスイッチ、Rb……ブロワレジスタ、TR1,TR
2,TR3……トランジスタ。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両の車室内に吹出すべき空気流の量を制
    御する空気流量制御手段と、 前記空気流の車室内への吹出方向を調整する吹出方向調
    整手段とを備えた空気調和制御装置において、 前記吹出方向調整手段の作動時にこの吹出方向調整手段
    からの空気流の吹出量を所定量以上に維持するように制
    御する維持制御手段を有することを特徴とする車両用空
    気調和制御装置。
  2. 【請求項2】車両の車室内に吹出すべき空気流の量を制
    御する空気流量制御手段と、 前記空気流の車室内への吹出方向を調整する吹出方向調
    整手段とを備えた空気調和制御装置において、 前記吹出方向調整手段からの空気流の吹出方向が所定吹
    出方向範囲内に入ったときこの吹出方向調整手段の作動
    を一時的に停止させるように制御する一時的停止制御手
    段を有することを特徴とする車両用空気調和制御装置。
  3. 【請求項3】前記吹出方向調整手段からの空気流の吹出
    方向が所定吹出方向範囲内に入ったときこの吹出方向調
    整手段の作動を一時的に停止させるように制御する一時
    的停止制御手段を有することを特徴とする請求項1に記
    載の車両用空気調和制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20190027785A (ko) * 2016-07-14 2019-03-15 베스텔 일렉트로닉 사나이 베 티카레트 에이에스 공기 흐름의 편향 수단을 구비한 디스플레이 유닛

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KR20190027785A (ko) * 2016-07-14 2019-03-15 베스텔 일렉트로닉 사나이 베 티카레트 에이에스 공기 흐름의 편향 수단을 구비한 디스플레이 유닛
KR102446007B1 (ko) * 2016-07-14 2022-09-21 베스텔 일렉트로닉 사나이 베 티카레트 에이에스 공기 흐름의 편향 수단을 구비한 디스플레이 유닛

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