JPH0684127B2

JPH0684127B2 - 空調用モ−ドコントロ−ル装置

Info

Publication number: JPH0684127B2
Application number: JP62202570A
Authority: JP
Inventors: 秀夫山口; 勉藤記
Original assignee: Mazda Motor Corp
Current assignee: Mazda Motor Corp
Priority date: 1987-08-12
Filing date: 1987-08-12
Publication date: 1994-10-26
Anticipated expiration: 2009-10-26
Also published as: US4858518A; JPS6444315A

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、例えば自動車に装備される空気調和装置にお
いて予め設定された各送風モードに応じて自動的に送風
状態をコントロールするようにした空調用モードコント
ロール装置の改良に関する。

（従来の技術）一般に自動車に備えられる空気調和装置は、内気もしく
は外気のブロアによりメインダクト内に導入すると共
に、該ダクト内に装備されたエバポレータおよびヒータ
コアを通過させることにより温度調整した後、メインダ
クトの下流側に接続されたベントダクト、デフロスタダ
クトおよびヒータダクトの各ダクト内に導入し、これら
各ダクトに設けられた夫々の吹出し口、即ち、ベント吹
出し口、デフロスタ吹出し口およびヒート吹出し口より
車室内側に向けて送風するようになっている。そして、
上記各ダクトにはこれら各ダクトを開閉するためのベン
トダンパ、デフロスタダンパおよびヒートダンパといっ
た各モードダンパが夫々設けられていることにより、各
送風モード、即ち周知のごとくベントモード、バイレベ
ルモード、ヒートモード、デフ＆ヒートモードおよびデ
フロスタモードの各送風モードに応じて上記各モードダ
ンパを選択的に開閉させることにより、選択された所定
の送風モードに応じて車室内側に向けて送風するように
構成されている。

そして、例えば実開昭61−203113号公報によれば、上記
各送風モードごとに設けられた送風モード切換えスイッ
チを操作して所定の送風モードに瞬時に切換えることに
より、この送風モードコントロールを迅速に行い得るよ
うになっている。

（発明が解決しようとする問題点）ところで、上記各送風モードのうちバイレベルモードお
よびデフ＆ヒートモードは一般に中間送風モードと称せ
られており、例えばバイレベルモードにおいては、デフ
ロスタダンパを閉じた状態でベントダンパおよびヒート
ダンパを開いて、ベント吹出し口およびヒート吹出し口
の両方より送風するようになっており、また、デフ＆ヒ
ートモードにあっては、ベントダンパを閉じた状態でデ
フロスタダンパおよびヒートダンパを開くことにより、
デフロスタ吹出し口とヒート吹出し口より同時に送風す
るようになっている。そして、例えば上記バイレベルモ
ードにおいては、ベント吹出し口とヒート吹出し口より
同時に送風されるのであるが、この場合に、ベント吹出
し口より上半身部位に対して送風される風量が多過ぎて
上半身が冷ぎみとなったり、あるいはまた逆に、ヒート
吹出し口よりの送風量が多過ぎて足もとが暖められ過ぎ
るといったことが起こり得る。その為、例えばバイレベ
ルモードやデフ＆ヒートモードにおける各吹出し口から
送風される風量を微調整することにより快適性を向上さ
せたいという要望がある。

然し乍ら、上記従来例においては各送風モードごとに設
けられた送風モード切換えスイットを操作することによ
り所定の送風モードに瞬時に切換え得るけれども、例え
ば選択された所定送風モードにおける送風状態を乗員の
要望に応じて微調整することができなかった。

そこで本発明は、空気調和装置の送風状態を各送風モー
ドに応じて自動的にコントロールするようにした空調用
モードコントロール装置において、送風モードの切換え
を迅速に行うことができ、しかも所定の送風モード、特
にバイレベルモードやデフ＆ヒートモードの所謂中間送
風モードにおける送風状態を微調整し得るようにするこ
とを目的とする。

（問題点を解決するための手段）上記の目的を達成するために本発明は、次のように構成
したことを特徴とする。

すなわち、空調装置における複数の吹出し口を各送風モ
ードに応じて選択的に開閉すべく各吹出し口ごとに設け
られたモードダンパと、該モードダンパを開閉する駆動
機構と、上記各送風モードにおける所定の送風モードを
選択するためのモード切換えスイッチと、該モード切換
えスイッチの操作により上記各モードダンパを選択され
た所定の送風モードに応じて開閉すべく上記駆動機構の
作動を制御する制御機構とが備えられた空調用モードコ
ントロール装置において、上記モード切換えスイッチ
を、各送風モードごとに備えられてプッシュ操作により
対応するモードを選択する複数のスイッチで構成すると
共に、上記各送風モードのうちのバイレベルモードとデ
フ＆ヒートモードの少なくとも一方の所定送風モードに
おいて送風状態を微調整するための微調整機構を上記モ
ード切換えスイッチとは別に設け、且つ上記制御機構が
該微調整機構の操作に応じて所定送風モードにおける各
モードダンパの開度を微調整すべく上記駆動機構を作動
させるように構成したことを特徴とする。

（作用）上記の構成によれば、モード切換えスイッチを操作する
ことにより駆動機構が制御機構により制御されて各モー
ドダンパを所定の送風モードに応じて開閉することにな
って、該モード切換えスイッチにより選択された所定の
送風モードに応じて各吹出し口より送風されることにな
る。その場合に、上記モード切換えスイッチは、各送風
モードごとに備えられてプッシュ操作により対応するモ
ードを選択する複数のスイッチで構成されているので、
希望する送風モードに対応するスイッチをプッシュ操作
することにより、そのモードへの切換えが迅速に行われ
ることになる。そして、バイレベルモードとデフ＆ヒー
トモードの少なくとも一方の所定送風モードについては
送風状態を微調整するための微調整機構が設けられてい
るので、該微調整機構を操作することにより駆動機構が
制御機構により制御されて所定送風モードにおける各モ
ードダンパの開度が微調整されることになる。これによ
り、所定の送風モードにおける送風状態を微妙にコント
ロールすることができ細かな空調操作が可能となって、
快適性が一段と向上することになる。

（実施例）以下、本発明の実施例を説明する。

まず、第１図により本実施例の空調用モードコントロー
ル装置が適用される例えば自動車の空気調和装置（以
下、空調装置と称する。）の全体システムについて説明
する。

この空調装置１は、内気取入口２および外気取入口３が
夫々開設されたメインダクト４を有し、該メインダクト
４には、上記内気取入口２からの内気と外気取入口３か
らの外気との取入れを切換えるためのエアインテークド
ア５と、上記内気取入口２あるいは外気取入口３から取
入れられた内気もしくは外気を強制的にメインダクト４
内に給送すべくモータ６により駆動されるブロア6aと、
該ブロア6aから給送されるエアを冷却するためのエバポ
レータ７と、該エバポレータ７を通過したエアを加熱す
べく内部にエンジン冷却水が導入されるヒータコア８
と、上記エバポレータ７を通過したエアをヒータコア８
側への導入量を調整するエアミックスドア9a,9bとが備
えられており、該エバポレータ７およびヒータコア８の
作動と上記エアミックスドア9a,9bの開度を調整するこ
とにより所望温度の空調エア（冷風ないし温風）が生成
されるように構成されている。

そして、上記メインダクト４の下流側端部には、ベント
ダクト10、デフロスタダクト11およびヒータダクト12が
夫々接続されており、該ベントダクト10には車室内の中
央部に開口されたセンタベント吹出し口10aおよびロア
ベント吹出し口10bあるいはサイドベント吹出し口10cが
夫々開設されていると共に、上記デフロスタダクト11に
はデフロスタ吹出し口11a,11aおよびサイドデフロスタ
吹出し口11b,11bが開設されており、更に、上記ヒータ
ダクト12には複数のヒータ吹出し口12a…12aが開設され
ている。また、上記メインダクト４と各ダクト10,11,12
との接続部には各ダクト10,11,12を開閉するためのベン
トダンパ13、デフロダンパ14およびヒートダンパ15が開
閉自在に支持されている。

そして、これら各ダンパ13,14,15が夫々ロッド13a,14a,
15aを介して例えばリンク部材16に連結されていると共
に、該リンク部材16が駆動モータ20により作動されるこ
とにより上記各ダンパ13,14,15が夫々開閉されるように
構成されている。これにより、各送風モード、即ち、周
知のごとくベントモード、バイレベルモード、ヒートモ
ード、デフ＆ヒートモードおよびデフロスタモードの各
送風モードに応じて上記リンク機構16が駆動モータ20に
より作動されて上記各ダンパ13,14,15が夫々選択的に開
閉されることにより、上記各吹出し口より車室内側に向
けて送風されるようになっている。

尚、第１図に示す送風モードはバイレベルモードであっ
て、該バイレベルモード状態においては、図示のごとく
デフロスタダンパ14が閉じられていると共に、ベントダ
ンパ13およびヒートダンパ15が夫々開かれており、これ
により、各ベント吹出し口10a,10b,10cより比較的冷た
いエアが送風されると共に、複数のヒート吹出し口12a
…12aからはヒータコア８を通過した比較的暖かいエア
が夫々車室内側に送風されることになる。

次に、第２図は本実施例の空調装置１の操作部21を示す
ものであって、この操作部21は車室内側のインストルメ
ントパネル（図示せず）の所定位置に組込まれると共
に、該操作部21には、上記メインダクト４内に導入され
る内外気を切換えるべくエアインテークドア５を作動さ
せる内外気切換え用スイッチ22,23と、上記ブロア6aの
駆動用モータ６を作動させてメインダクト４内に導入さ
れるエアの風量を可変するためのファンスイッチ24と、
上記エバポレータ７を作動させるためのエアコンスイッ
チ25と、上記エアミックスダンパ9a,9bの開度を可変す
ることによりエアの温度調整を行うために温度コントロ
ールレバー26と、上記各送風モードごとに設けられて所
定の送風モードを選択するためのプッシュ操作式の各モ
ード切換えスイッチ27〜31が備えられた送風モード切換
え操作部32とが設けられていると共に、上記各送風モー
ドのうちバイレベルモードにおける送風状態を微調整す
るための微調整スイッチ33（微調整機構）が設けられて
いる。これにより、上記各モード切換えスイッチ27〜31
を操作することにより、上記駆動モータ20により作動さ
れるリンク部材（第１図参照）を介して各ダンパ13,14,
15が開閉されて所定の送風モードに応じて車室内側に送
風されると共に、微調整スイッチ33を操作することによ
りバイレベルモードにおける送風状態を微調整し得るよ
うになっている。

然して、本実施例の空調用モードコントロール装置は、
第３図に示す制御回路40により作動されるようになって
いる。この制御回路40は制御ユニット41と駆動ユニット
42とを有し、該制御ユニット41は、一端がイグニッショ
ンスイッチ43を介して電源44に接続され且つ他端がアー
スＥに接続された駆動モータ20を駆動するための駆動回
路45および一端がアースＥに接続された各送風モードご
とに設けられたモード回路27a〜31aとを有する。また、
上記駆動ユニット42は、上記駆動回路45より出力される
電流により駆動される駆動モータ20および該モータ20に
連動して所定の方向（図面上左右方向）に移動すること
により上記リンク機構16がいずれの送風モード位置にあ
るかを検出するモード位置検出器46とを有し、このモー
ド位置検出器46は中央部における絶縁部材46₁を介して
左右の導電部材46₂,46₃が一体的に取付けられている。

そして、上記各モード回路27a〜31aの一端には夫々接点
27b〜31bが設けられていると共に、これら各接点27b〜3
1bが上記モード位置検出器46に接続され且つ該検出器46
における各導電部材46₂,46₃の移動方向に沿って配設さ
れている。また、各モード回路27a〜31aには夫々モード
切換えスイッチ27〜31が設けられ、これら各モード回路
27a〜31aを断接するようになっている。更に、バイレベ
ルモード回路28aの接点28bの両側には夫々微調整回路28
a₁,28a₂の接点28b₁,28b₂が夫々設けられていると共に、
該バイレベルモード回路28aの途中には微調整用スイッ
チ33が設けられており、該スイッチ33を切換えることに
より各微調整回路28a₁,28a₂をバイレベルモード切換え
スイッチ28を介してアースＥ側に導通させるようになっ
ている。これにより、例えば図示のごとくヒートモード
スイッチ29が投入されている状態より鎖線で示すように
バイレベルモードスイッチ28が投入された場合には、上
記ヒートモードスイッチ29がOFF状態となると共に、バ
イレベルモード回路28aに駆動回路45と位置検出器46と
に接続された一対の回路45a,45bにおける一方の回路45a
を介して電源44より電流が供給され、且つ駆動回路45よ
り給電線45cを介して上記モータ20に電流が供給されて
該モータ20が所定の方向に回転されることになる。これ
により、該モータ20を介して上記リンク部材16が所定の
方向に所定量だけ作動させることにより各モードダンパ
13,14,15（第１図参照）が開閉されると共に、該モータ
20に連動して上記位置検出器46が矢印（イ）方向に鎖線
まで示す状態で移動することにより該検出器46における
絶縁部材46₁がバイレベル回路28aの接点28bに位置する
ことになり、これにより該回路28aへの通電が遮断され
て駆動モータ20が停止されるように構成されている。

上記の構成によれば、各モード切換えスイッチ27〜31の
うちの希望する送風モードに対応するスイッチをプッシ
ュ操作すれば、各モードダンパ13,14,15が開閉されて、
そのモードでの送風状態が得られることになる。そし
て、第３図に鎖線で示すごとくバイレベルモードスイッ
チ28がON状態とされ送風モードがバイレベルモード（第
１図参照）にあるとき、微調整スイッチ33を操作するこ
とにより例えば微調整回路28a₁を電源44に導通させた場
合には、駆動回路45により駆動モータ20が、上記位置検
出器46における絶縁部46₁が微調整回路28a₁の接点28b₁
に位置するまで駆動されることになる。これにより、駆
動モータ20を介してリンク部材16（第１図参照）が作動
されてバイレベルモード状態にある上記各ダンパ13,14,
15の開度が微調整されることになって、該バイレベルモ
ードにおける送風状態を微調整し得ることが可能とな
る。

尚、この実施例においては、バイレベルモードにおける
送風状態を微調整するための微調整スイッチ33のみが設
けられているけれども、例えば第２図に鎖線で示すよう
に、デフ＆ヒートモードにおける送風状態を微調整する
ため微調整スイッチ34をデフ＆ヒートモード回路30aの
途中に設けると共に、該スイッチ34の操作により送風状
態を微調整するための微調整用回路をデフ＆ヒートモー
ド回路30aの両側に設けることにより、デフ＆ヒートモ
ードにおける送風状態を微調整することが可能となるこ
とは言うまでもない。

また、第４図は本実施例の空調用モードコントロール装
置の制御回路の他の実施例示すもので、該制御回路40′
は制御ユニット41′と駆動ユニット42′とを有し、該制
御ユニット41′は、イグニッションスイッチ43′を介し
て一端が電源44′に接続され且つ他端がアースＥに接続
されて駆動用モータ20′を作動させる駆動回路部45′
と、該駆動回路の作動を制御する比較回路部46′と、該
比較回路部46′に接続された各送風モードごとにモード
回路27a′〜31a′とを有する。また、上記駆動ユニット
42′は、上記制御ユニット41′により駆動される駆動用
モータ20′と、該モータ20′に連動して各送風モード回
路27a′〜31a′に応じた抵抗値を設定して、その抵抗値
を上記制御回路46′に出力する可変抵抗部47′とを有す
る。

そして、上記各モード回路27a′〜31a′の途中には夫々
各モード切換え用スイッチ27′〜28′が設けられている
と共に、バイレベルモード回路28a′およびデフ＆ヒー
トモード回路30′には、これら回路の抵抗値を可変する
ため可変抵抗からなる微調整用スイッチ33′,34′（微
調整機構）が夫々設けられている。これにより、例えば
図示のごとくヒートモードスイッチ29′を投入すること
により該モード回路29a′の電圧値が比較回路部46′に
入力されると共に、これに基いて駆動回路45′と駆動モ
ータ20′とに接続された一対の回路45c′,45d′のいず
れか一方の回路を介して電流が駆動モータ20に供給され
て該駆動用モータ20′を所定方向に所定量だけ回転させ
ることになる。この場合、該モータ20′に連動して上記
可変抵抗部47′が駆動されて上記ヒートモード回路29
a′における電圧値に対応するまで上記比較回路46′に
より制御される駆動回路45′を介して駆動用モータ20′
が駆動されることになる。これにより、例えば上記ハイ
レベルモード回路28a′あるいはデフ＆ヒートモード回
路30a′における各モード切換えスイッチ28′,30′およ
び微調整用スイッチ33′,34′を操作することにより夫
々の回路における抵抗値を可変すると共に、これに伴っ
て駆動用モータ20′を駆動させて上記各送風モードにお
ける送風状態を微調整するようになっている。これによ
れば、上記各微調整スイッチ33′,34′が可変抵抗によ
り構成されているので、各送風モードにおける送風状態
を無段階にきめ細かく微調整し得ることになる。

尚、上記駆動ユニット42′における駆動用モータ20′を
駆動させるための回路45c′の途中には、リミッタ機構6
0′が設けられている。このリミッタ機構は、３つの端
子61a′,61b′,61c′とこれら各端子に接続されて上記
駆動用モータ20′に連動し所定方向（図面上においては
上下方向）に移動されるブラシ62′および上記各端子61
b′,61c′に夫々接続されたダイオード63b′,63c′とか
ら構成されている。そして例えばベントモード位置にお
いてはブラシ62′が下方に移動されて端子61a′および6
1c′に接続されると共に、デフロスタモード位置におい
ては該ブラシ62′が上方に移動させて端子61a′および6
1b′に接続されることになる。これにより、例えば可変
抵抗部47′より比較回路46′に導入される電圧値とベン
トモード回路27a′あるいはデフロスタモード回路31a′
における電圧値に誤差が生じた場合におけるモータ20′
の過動作を防止して、上記両モード位置において駆動モ
ータ20によりリンク部材16が必要以上に作動されること
のないように構成されている。

（発明の効果）以上のごとく本発明によれば、例えば自動車に装備され
る空気調和装値の送風状態を各送風モードに応じて自動
的にコントロールするようにした空調用モードコントロ
ール装置において、モード切換えスイッチを各送風モー
ドごとに備えられてプッシュ操作により対応するモード
を選択する複数のスイッチで構成したので、いずれの送
風モードへの切換えも迅速に行うことができると共に、
所定の送風モード、特にバイレベルモードあるいはデフ
＆ヒートモードの所謂中間送風モードにおける送風状態
を微妙にコントロールすることができ乗員の要望に応じ
た細やかな空調操作を行うことが可能となり、これによ
り、快適性が一段と向上されることになる。

【図面の簡単な説明】図面は本発明の実施例を示すもので、第１図は本実施例
の空調用モードコントロール装置が適用される例えば自
動車の空気調和装置の全体システム図、第２図は該空調
装置の操作部を示す正面図、第３図は本実施例の空調用
モードコントロール装置を作動させるための制御回路
図、第４図は該空調用モードコントロール装置を作動さ
せるための他の実施例の制御回路図である。１……空調装置、10……ベントダクト、11……デフロス
タダクト、12……ヒートダクト、10a,10b,10c……ベン
ト吹出し口、11a,11b……デフロスタ吹出し口、12a,12a
……ヒート吹出し口、27〜31……各モード切換えスイッ
チ、33,34……微調整スイッチ（微調整機構）、41……
制御ユニット（制御機構）、42……駆動ユニット（駆動
機構）。

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】空調装置における複数の吹出し口を各送風
モードに応じて選択的に開閉すべく各吹出し口ごとに設
けられたモードダンパと、該モードダンパを開閉する駆
動機構と、上記各送風モードにおける所定の送風モード
を選択するためのモード切換えスイッチと、該モード切
換えスイッチの操作により上記各モードダンパを選択さ
れた所定の送風モードに応じて開閉すべく上記駆動機構
の作動を制御する制御機構とが備えられた空調用モード
コントロール装置であって、上記モード切換えスイッチ
が各送風モードごとに備えられてプッシュ操作により対
応するモードを選択する複数のスイッチで構成されてい
ると共に、上記各送風モードのうちのバイレベルモード
とデフ＆ヒートモードの少なくとも一方の所定送風モー
ドにおいて送風状態を微調整するための微調整機構が上
記モード切換えスイッチとは別に設けられており、且つ
上記制御機構が該微調整機構の操作に応じて所定送風モ
ードにおけるモードダンパの開度を微調整すべく上記駆
動機構を作動させるように構成されていることを特徴と
する空調用モードコントロール装置。