JP4277392B2 - 車両用空調装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車室内前席及び後席へ空気を吹出すように構成された車両用空調装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
上記のような車両用空調装置としては、例えば図10に示すようなものが知られている。
【0003】
以下、図10の構成について簡単に説明すると、所望温度にエアミックスされた空調風を、デフロスタ開口部18、前席フット開口部25、後席フット開口部26、およびフェイス開口部200から吹出すようになっている。そして、このうちフェイス開口部200に流入した空調風は、前席乗員の上半身のうち車両中央側に対応した部位へ空調風を導く前席センタフェイス空気通路210と、後席乗員の上半身に対応した部位へ空調風を導く後席フェイス空気通路220とを通過するようなっている。
【0004】
更に、フェイス開口部200はフェイスドア230によって開閉され、このフェイスドア230は、図中Jの位置とKの位置との間で切替操作されるようになっている。
【0005】
また、図面作成の都合上図示していないが、フェイス開口部200に対して紙面表側部位および裏側部位には、前席乗員の上半身のうち車両サイドガラス側へ空調風を導く前席サイドフェイス開口部が設けられており、この前席サイドフェイス開口部は、フェイスドア230の位置に係わらず常時開放される。ここで、上記前席サイドフェイス開口部からの空調風は、前席乗員の上半身側方のみに導かれるようになっており、後席乗員の上半身には導かれない。
【0006】
このような構成において、例えばフットモード時には、フットドア31がLの位置に操作されるとともに、フェイスドア230がKの位置に操作される。このとき、上記前席サイドフェイス開口部は開口しているため、前席乗員の上半身側方に対しては空調風が吹出される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の従来装置においては、フェイスドア230をKの位置として前席センタフェイス空気通路210を閉じる吹出モード(例えばフットモード)のときにおいて、車室内への日射によって前後各席乗員が暑さを感じるようなことがあった場合、前席乗員に対しては、前席サイドフェイス開口部から風が吹き出されるため、前席乗員の日射に対する不快感を解消することができる。
【0008】
それに対して、後席乗員へは空調風が吹出されないため、後席乗員の日射に対する不快感を解消することができないという問題があった。
【0009】
本発明は、上記問題点に鑑み、前席センタフェイス空気通路を閉じる吹出モード(例えばフットモード)のときにも、必要に応じて後席乗員へ空調風を吹出すことのできる車両用空調装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決する手段】
本発明は、上記目的を達成するために、以下の技術的手段を用いる。
【0011】
すなわち、請求項1〜記載の発明は、前席センタフェイス開口部(16、103a)及び後席フェイス開口部(17、104a)の上流側に設けられた前後フェイス開口部(52、105)を全開にする第1作動モード、および前後フェイス開口部(52、105)を全閉にする第2作動モードを有するフェイス開閉手段(29)と、フェイス開閉手段(29)が前後フェイス開口部(52、105)を全閉したときにも開放される位置に設けられた前席サイドフェイス開口部(23)と、前席フット開口部(25)及び後席フット開口部(26)を開閉するフット開閉手段(30)とを備えた車両用空調装置において、フェイス開閉手段(29)が前席センタフェイス開口部(16、103a)を全閉にするとともに、後席フェイス開口部(17、104a)を全開にする第3作動モードを有し、フェイス開閉手段(29)が第2作動モードの状態に操作され、フット開閉手段(30)により前席フット開口部(25)及び後席フット開口部(26)が全開されたフットモードの状態で、所定条件を満たす時には、フェイス開閉手段は第3作動モードの状態に操作されることを特徴としている。
ここで、請求項1に係る発明の所定条件を満たす時とは、後席フェイス開口部(17、104a)を開くことを乗員が指示する指示手段(39)により後席フェイス開口部(17、104a)を開くことが指示されたときであって、請求項2に係る発明の所定条件を満たす時とは、車室内後席への日射量を検出する日射量検出手段により検出された日射量が所定以上になったときである。
【0012】
上記技術的手段によると、前後フェイス開口部(52、105)をフェイス開閉手段(29)にて閉じ(第2作動モード)、フット開閉手段(30)により、前席フット開口部(25)及び後席フット開口部(26)が全開されたフットモードにおいて、車室内への日射によって前後各席乗員が暑さを感じるようなとき(所定条件を満たすとき)があった場合、フェイス開閉手段(29)にて第3作動モードを設定することによって、前席乗員に対しては、前席サイドフェイス開口部(23)を介して空調風を吹出すことが、後席乗員に対しては、後席フェイス開口部(17、104a)を介して空調風を吹出すことができるので、前後各席乗員の日射による不快感を解消できる。また、後席フット開口部(26)を備えるものにおいては、後席乗員の足元から空調風が吹出されているときには、後席フット開口部(26)を備えず後席乗員の足元に空調風を吹出さないものと比べて、日射による後席乗員の不快感がより大きい。これに対し、上記技術的手段によると、第3作動モードを設定して、日射による後席乗員の不快感を解消する効果がより大きい。
【0013】
特に、請求項に記載の発明では、フェイス開閉手段(29)は回転軸(29a)を中心として空気流れ遮蔽部(29b)が円弧運動をするようになっており、第2作動モードが第1作動モードの位置に対して、回転軸(29a)を中心として空気流れ遮蔽部(29b)を所定の方向へ移動させた位置に設定され、第3作動モードが第2作動モードの位置に対して、回転軸(29a)を中心として空気流れ遮蔽部(29a)を上記所定の方向へ移動させた位置に設定されたことを特徴としているので、第1〜第3作動モードの切換を簡単な構成にて実現できる。
【0014】
また、請求項記載の発明では、前席サイドフェイス開口部(23)から吹出された空気を車室内前席乗員上半身の車両サイドガラス側に対応した位置へ導く前席サイドフェイス空気通路(23a)と、前席サイドフェイス空気通路(23a)下流端に設けられた前席サイドフェイス吹出口(24)と、前席サイドフェイス吹出口(24)を開閉するサイドフェイス開閉手段(24a)とを備えたことを特徴としている。
【0015】
これにより、前席乗員は、風が欲しいときには前席サイドフェイス吹出口(24)を開いて空調風を吹出し、風が欲しくないときには前席サイドフェイス吹出口(24)を閉じて空調風を遮断することができるので、前席乗員の快適性をさらに向上できる。
【0020】
【発明の実施形態】
(第1実施形態)
以下、本発明を自動車用空調装置に適用した第1実施形態について、図1〜8、10を用いて説明する。なお、図1は本実施形態におけるフェイスドア29の作動状態の説明図、図2は本実施形態における空調ユニット1の斜視図、図3は本実施形態における制御系のブロック図、図4は本実施形態における車室内インストルメントパネル19の斜視図、図5は前席サイドフェイス吹出口24の開時における図4のX−X断面図、図6は前席サイドフェイス吹出口24の閉時における図4のX−X断面図、図7は図4のY−Y断面図、図8は図1のa−a断面図、図10は従来技術における空調ユニット1の側面図である。
【0021】
まず、空調ユニット1の構成について説明するが、本実施形態における空調ユニット1の構成は、図10においてフェイス開口部200、前席センタフェイス空気通路210、および後席フェイス空気通路220、フェイスドア230の構成が異なるのみであるので、図10と同様の構成については図10を用いて説明し、異なる構成については図1を用いて説明する。
【0022】
図10に示すように、空調ユニット1は車室内への空気通路をなす空調ケース2を備える。なお、本実施形態では、この空調ケース2と後述する各ダクトにて請求項1における空気通路を構成している。
【0023】
3はブロアユニット4(図2参照)との接続開口部である。なお、ブロアユニット4には、図2に示すように、車室内空気を導入する内気吸込口5、車室外空気を導入する外気吸込口6、両吸込口5、6を選択的に開閉する内外気切替ドア(図示しない)、空気流を発生する送風手段としてのファン7、およびファン7の駆動手段であるブロアモータ8がそれぞれ設けられている。
【0024】
空調ケース2内において、接続開口部3の空気下流側部位には、空調ケース2内を通過する空気を冷却する冷却用熱交換器としてのエバポレータ9、空調ケース2内を通過する空気を加熱する加熱用熱交換器としてのヒータコア10、温度調節手段としてのエアミックスドア11が設けられている。
【0025】
エバポレータ9は、図示しないコンプレッサ、コンデンサ、レシーバ、膨張弁とともに周知の冷凍サイクルをなす冷却用熱交換器である。
【0026】
ヒータコア10は、図示しないエンジンの冷却水(以下、温水という)を熱源とする加熱用熱交換器である。
【0027】
エアミックスドア11は、エバポレータ9を通過した冷風のうち、ヒータコア10をバイパスした冷風が流れる冷風通路12への風量と、ヒータコア10を通過した温風が流れる温風通路13への風量との割合を可変することにより、車室内への吹出温度を調節するように構成されている。なお、エアミックスドア11は、その駆動手段であるサーボモータ14(図3参照)により駆動される。
【0028】
また、エアミックスドア11の板面には、その平面に対して略垂直方向へと強制的に空気を導くリブ11aが一体に形成されている。
【0029】
ヒータコア10下流側のうち空調ケース2の上方部位には、車室内前席乗員の上半身のうち、車室内中央部に設けられたセンタコンソール15(図4参照)側に対応した位置に向かって空気を吹出す前席センタフェイス開口部16(図1参照)、車室内後席乗員の上半身に対応した位置に向かって空気を吹出す後席フェイス開口部17(図1参照)、車両フロントガラス内面に向かって空気を吹出すデフロスタ開口部18(図10参照)がそれぞれ設けられている。
【0030】
前席センタフェイス開口部16は、前席センタフェイスダクト(図示しない)を介して、車両インストルメントパネル19(図4参照)上のうち中央部に設けられた前席センタフェイス吹出口20(図4参照)から空気を吹出すようになっている。
【0031】
後席フェイス開口部17は、後席フェイスダクト(図示しない)を介して、後席乗員の上半身に対応した位置(本実施形態では図4に示すようにセンタコンソール15上のうち後席に面した部位)に設けられた後席フェイス吹出口21(図4参照)から空気を吹出すようになっている。
【0032】
後席フェイス吹出口21には、この後席フェイス吹出口21を開閉する後席フェイス吹出口フィン21a(図4参照)が設けられており、この後席フェイス吹出口フィン21aを後述するように後席乗員が操作することによって、後席フェイス吹出口21からの空気流れを許容及び遮断できるようになっている。
【0033】
デフロスタ開口部18は、デフロスタダクト(図示しない)を介して車両フロントガラスに対応した位置に設けられたデフロスタ吹出口22(図4参照)から空気を吹出すようになっている。
【0034】
また、図2に示すように、前席センタフェイス開口部16の車両左側部位及び車両右側部位には、車室内前席乗員の上半身のうち車両サイドガラス側に対応した位置に向かって空気を吹出す前席サイドフェイス開口部23が設けられている。前席サイドフェイス開口部23は、前席サイドフェイスダクト23a(図5、6参照)を介して車両インストルメントパネル19上のうち車両サイドガラス側部位に設けられた前席サイドフェイス吹出口24(図4参照)から空気を吹出すようになっている。なお、本実施形態では、この前席サイドフェイスダクト23aにて請求項3における前席サイドフェイス空気通路を構成している。
【0035】
また、本実施形態では、前席サイドフェイス開口部23は開閉機構を持たず、常開となっている(これについては後述する)が、前席サイドフェイス吹出口24に、この前席サイドフェイス吹出口24を開閉するサイドフェイス吹出口フィン24a(図5、6参照)が設けられており、このサイドフェイス吹出口フィン24aを乗員が操作することによって、前席サイドフェイス吹出口24からの空気流れを許容及び遮断できるようになっている。従って、本実施形態では、請求項3におけるサイドフェイス開閉手段をこのサイドフェイス吹出口フィン24aにて構成している。
【0036】
ここで、このサイドフェイス吹出口フィン24aの開閉状態について具体的に説明すると、図5に示すように、サイドフェイス吹出口フィン24aを空気流れに対し略水平となる状態に操作すると、サイドフェイス吹出口フィン24aの間に前席サイドフェイス吹出口24が開口して空気が吹出される。
【0037】
また、図6に示すように、サイドフェイス吹出口フィン24aを空気流れに対し略垂直となる状態に操作すると、サイドフェイス吹出口フィン24aが前席サイドフェイス吹出口24が閉口して空気が遮断される。
【0038】
なお、上述した後席フェイス吹出口フィン21aは、このサイドフェイス吹出口フィン24aと同様の構成を備えており、サイドフェイス吹出口フィン24aと同様の開閉状態にて後席フェイス吹出口24からの空気流れを許容及び遮断するようになっている。
【0039】
また、ヒータコア10下流側のうち後席フェイス開口部17の下方部位には、車室内前席乗員の足元に向かって空気を吹出す前席フット開口部25と、車室内後席乗員の足元に向かって空気を吹出す後席フット開口部26とが設けられている。
【0040】
前席フット開口部25は、前席フットダクト(図示しない)を介して前席乗員の足元に設けられた前席フット吹出口(図示しない)から空気を吹出すようになっており、後席フット開口部26は、後席フットダクト27を介して後席乗員の足元(本実施形態では前席シート下の床50)に設けられた後席フット吹出口28(図4参照)から空気を吹出すようになっている。
【0041】
また、後席フットダクト27の設置状態を具体的に説明すると、図7に示すように後席フットダクト27は、前席シート(図示しない)下の床50と略U字状の鉄製部材51とにより上下から挿込まれるとともに、後席フット吹出口28を床50から出した状態で床50に埋設されている。
【0042】
また、前席センタフェイス開口部16及び後席フェイス開口部17の上流側には両開口部16、17へ空気を吹出す前後フェイス開口部52(図1参照)が設けられており、フェイスドア29(図1参照)にて開閉されるようになっている。このフェイスドア29の構成及び作動については、後述する。
【0043】
また、図10に示すように、デフロスタ開口部18はデフロスタドア30により開閉されるようになっており、また、前席フット開口部25と後席フット開口部26はフットドア31により同時に開閉されるようになっている。
【0044】
なお、フェイスドア29、デフロスタドア30、フットドア31は、それぞれの駆動軸29a、30a、31aに図示しないリンク機構を介してサーボモータ32(図3参照)の作動力が伝わることにより作動するように構成されている。なお、各ドア29〜31の作動状態については後述する。
【0045】
次に、フェイスドア29の構成について図1を用いて説明する。
【0046】
図1に示すように、フェイスドア29は、回転軸29aと回転軸29aに固定された四角形状の板状部材29bとを有し、この板状部材29bの4辺のうち、回転軸29aを除く3辺に、弾性をもったシール部材33(本実施形態ではゴム部材)が設けられている。なお、本実施形態では請求項2における空気流れ遮蔽部を板状部材29bとシール部材33にて構成している。
【0047】
フェイスドア29は、板状部材29bが図中A及びB位置(第1作動モード)に操作されたときには、前後フェイス開口部52を開くようになっている。板状部材29bが、この第1作動モードから図中矢印b方向に作動して図中Cの位置(第2作動モード)に操作されたときには、前後フェイス開口部52を閉じるようになっている。
【0048】
更に、板状部材29bが、第2作動モードから上記矢印b方向に作動して図中Dの位置(第3作動モード)に操作されたときには、前席センタフェイス開口部16を閉じて後席フェイス開口部17を開くようになっている。
【0049】
また、図8に示すように、前後フェイス開口部52の車両左側部位及び右側部位には、フェイス開口部52と前席サイドフェイス開口部23とを仕切る仕切壁53が形成されており、前後フェイス開口部52の車両左右方向の大きさとフェイスドア29の車両左右方向の大きさとが略同等になっており、上述したようにフェイスドア29が第2作動モードのときには前後フェイス開口部52を閉じるようになっており、この第2作動モードのときでも、前席サイドフェイス開口部23は開口するようになっている。
【0050】
次に、本実施形態の制御系の構成について図3を用いて説明する。
【0051】
制御装置34の内部には、図示しないCPU、ROM、RAM等からなる周知のマイクロコンピュータや、A/D変換回路等が設けられている。
【0052】
制御装置34は、イグニッションスイッチ35がオンになると、バッテリー36から電力が供給されて作動状態となる。
【0053】
そして、制御装置34の入力端子には、車室内外の環境因子を検出する各種センサ37、コントロールパネル38に設けられた空調指示部材(例えば温度設定器)、センタコンソール15のうち後席フェイス吹出口21の上部に設けられた冷風スイッチ39(図4参照)等からの各信号が入力されるようになっている。
【0054】
ここで、冷風39スイッチは、図示しない点灯部材(本実施形態ではLED)を有し、OFF状態から押圧されるとON状態となり、この状態からもう一回押圧されるとOFF状態になるように構成されている。また、ON状態では上記点灯部材が点灯し、OFF状態では上記点灯部材が消灯するようになっている。
【0055】
そして、後述するフットモード時に、この冷風スイッチ39がONされると、フェイスドア29が第3作動モードに設定されるようになっている。従って、本実施形態では、この冷風スイッチ39にて請求項5における指示手段を構成している。
【0056】
各種センサ37、コントロールパネル38、および冷風スイッチ39からの信号は、上記A/D変換回路にてA/D変換された後、上記マイクロコンピュータに入力されるように構成されている。このマイクロコンピュータは、所定のプログラムに基づいて上記各信号に対する演算処理を行うように構成されている。
【0057】
そして、制御装置34の出力端子からは、この演算処理結果に対応したブロアモータ8、サーボモータ14、32等への各制御信号が出力されるように構成されている。
【0058】
次に、本実施形態の作動について吹出モード別に説明する。ここで、本実施形態では、吹出モードを制御装置34により自動的に切替えることができ、この場合には、後述するフェイスモード、バイレベルモード、フットモードを上記演算処理結果に応じて切替えるようになっている。また、吹出モードは、コントロールパネル38にて乗員が指示することによっても制御でき、この場合には、上記3つのモードに加えて後述するフットデフロスタモード、デフロスタモードを指示できるようになっている。
【0059】
(1)フットモード
冬期の車両始動時等において、制御装置34が最大暖房状態を判定すると、エアミックスドア11がエバポレータ9を通過した冷風のうち、温風通路13へ導入される風量割合を100%とする(図10中Eの位置)ように制御される。
【0060】
このとき、フェイスドア29が第2作動モードに制御され、フットドア30により前席フット開口部25と後席フット開口部26が全開され、デフロスタドア31によりデフロスタ開口部18が少量開口される。
【0061】
次に、車室内温度が上昇して、暖房負荷が減少すると、制御装置34は、吹出空気の温度制御のため、エアミックスドア11を全開(最大暖房状態)から中間開度(温度調整領域)に制御し、温風通路13を流れる風量割合を減少させる。
【0062】
ここで、後席乗員が冷風スイッチ39をONしたときには、フェイスドア29が第3作動モードに制御される。
【0063】
また、温風通路13からの温風のうち、リブ11aに衝突した空気はリブ11aの形状に沿ってエアミックスドア11の平面に対して略垂直方向へと導かれる。また、冷風通路12からの冷風のうち、リブ11aに衝突した空気も、リブ11aの形状に沿ってエアミックスドア11の平面に対して略垂直方向へと導かれる。
【0064】
これにより、冷風通路12からの冷風は、各フェイス開口部16、17、23へ流れやすくなり、温風通路13からの温風は各フット開口部25、26へ流れやすくなるため、各フット開口部25、26へ流れる空気温度は、各フェイス開口部16、17、23へ流れる空気温度より比較的高くなる。
【0065】
従って、比較的温度の低い空気(以下、冷風という)が後席フェイス開口部17に流れ、後席乗員が後席フェイス吹出口フィン21aにて後席フェイス吹出口21を開いているときには、後席フェイス吹出口21から冷風が後席乗員の上半身に吹出される。
【0066】
また、前席乗員がサイドフェイス吹出口フィン24aにて前席サイドフェイス吹出口24を開いているときには、冷風が前席乗員の上半身側方に吹出される。
【0067】
(2)フェイスモード
フェイスモードでは、フェイスドア29が第1作動モード(図1中Aの位置)に制御され、フットドア30により前席フット開口部25と後席フット開口部26が全閉され、デフロスタドア31によりデフロスタ開口部18が全閉される。
【0068】
このとき、最大冷房状態では、エアミックスドア11がエバポレータ9を通過した冷風のうち、冷風通路12へと導入される風量割合を100%にする(図10中Fの位置)ように制御され、前席センタフェイス開口部16、後席フェイス開口部17からの吹出温度が最大冷房状態に制御される。
【0069】
温度制御領域では、エアミックスドア11を中間開度として、前席センタフェイス開口部16、後席フェイス開口部17からの吹出温度が所望の温度に制御される。
【0070】
(3)バイレベルモード
バイレベルモードでは、フェイスドア29が第1作動モード(図1中B位置)に制御されることにより、前席センタフェイス開口部16と後席フェイス開口部17とが所定開度開き、フットドア30により前席フット開口部25と後席フット開口部26が全開され、デフロスタドア31によりデフロスタ開口部18が全閉される。
【0071】
最大暖房状態では、温風がフェイス開口部16、17とフット開口部25、26とに吹出されるが、温度調整領域では、上記フットモードにて述べたように、フェイス開口部16、17に流れる空気温度は、フット開口部25、26に流れる空気温度よりも比較的低くなり、上下温度差がつくようになっている。
【0072】
(4)フットデフロスタモード
フットデフロスタモードでは、フェイスドア29が第2作動モードに制御され、フットドア30により前席フット開口部25と後席フット開口部26が全開され、デフロスタドア31によりデフロスタ開口部18が全開される。なお、本実施形態では、フットデフロスタモード時に冷風スイッチ39がONされても、フェイスドア29が第3作動モードにならないようになっている。
【0073】
(5)デフロスタモード
デフロスタモードでは、フェイスドア29が第2作動モードに制御され、フットドア30により前席フット開口部25と後席フット開口部26が全閉され、デフロスタドア31によりデフロスタ開口部18が全開される。なお、本実施形態では、デフロスタモード時に冷風スイッチ39がONされても、フェイスドア29が第3作動モードにならないようになっている。
【0074】
以上説明した本実施形態によると、フットモード時において、前席乗員はサイドフェイス吹出口フィン24aを操作することによって、前席サイドフェイス吹出口24を開き、冷風を前席乗員の上半身に吹出すことができる。一方、後席乗員は冷風スイッチ39をONすることによって、フェイスドア29を第3作動モードに制御し、冷風を後席乗員の上半身に吹出すことができる。これにより、日射による乗員の不快感を前席だけでなく後席も解消できる。
【0075】
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態を説明する。なお、本実施形態は、請求項1における前席センタフェイス開口部と後席フェイス開口部との構成、フェイスドア29の設置位置が第1実施形態と異なるものであり、その相違点について図9を用いて説明する。
【0076】
図9に示すように、空調ケース2には、前席及び後席乗員の上半身に向かって空気を吹出すフェイス開口部101が設けられている。このフェイス開口部101には、フェイスダクト102が接続されており、このフェイスダクト102は、前席センタフェイス吹出口20に空気を導く前席センタフェイスダクト103と、後席フェイス吹出口21に空気を導く後席フェイスダクト104とに分岐している。なお、前席センタフェイスダクト103と後席フェイスダクト104とは、上記各ダクトとともに請求項1における空気通路を構成する。
【0077】
また、本実施形態におけるフェイスドア29は、前席センタフェイスダクト103と後席フェイスダクト104との分岐部105に設けられ、前席センタフェイスダクト103の入口103aと後席フェイスダクト104の入口104aとを開閉するようになっている。
【0078】
なお、本実施形態では、請求項1における前席センタフェイス開口部、後席フェイス開口部、前後フェイス開口部をそれぞれ前席センタフェイスダクト103の入口103a、後席フェイスダクト104の入口104a、分岐部105にて構成している。
【0079】
また、フェイスドア29は、Gの位置(請求項1における第1作動モード)、Hの位置(請求項1における第2作動モード)、Iの位置(請求項1における第3作動モード)に操作できるように設定されており、Gの位置では前席センタフェイスダクト103の入口103aと後席フェイスダクト104の入口104aとを全開、Hの位置では前席センタフェイスダクト103の入口103aと後席フェイスダクト104の入口104aとを全閉、Iの位置では前席センタフェイスダクト103の入口103aを全閉にして後席フェイスダクト104の入口104aを全開にするようになっている。
【0080】
本実施形態によると、後席乗員は日射があるときには冷風スイッチ39をONにして、フェイスドア29を第3作動モードに制御でき、第1実施形態と同様の効果を奏する。
【0081】
(他の実施形態)
上記第1、2実施形態では、上記第1、2実施形態では、フットモード時でかつ冷風スイッチ39がONされたときのみに、フェイスドア29が第3作動モードになるように説明したが、これに限らない。要は、前席センタフェイス開口部16を閉じたまま後席フェイス開口部17を開ける必要のあるときであれば良い。
【0082】
また、請求項5における指示手段を冷風スイッチ39にて構成したが、これに限らず、例えば、車室内後席への日射量を検出する手段(例えば日射センサ)を設け、これにより検出された日射量が所定以上となったときに、フェイスドア29を第3作動モードに操作するようにしても良い。
【0083】
また、上記第1、2実施形態では、請求項1におけるフェイス開閉手段を板状のフェイスドア29にて構成したが、これに限らず、例えば、ロータリドアやフィルムドアにて構成しても良い。
【0084】
また、上記第1、2実施形態では、請求項3におけるサイドフェイス開閉手段をサイドフェイス吹出口フィン24aとして説明したが、これに限らない。要は前席サイドフェイス吹出口24からの空気流れを許容及び遮断できれば良い。
【0085】
また、前席サイドフェイス吹出口24の開閉手段を設けずに、前席サイドフェイス吹出口24を全ての吹出モードにおいて開放するようにしても良い。
【0086】
また、上記第1、2実施形態では、フェイスドア29のシール部材33をゴム部材としたが、これに限らず、例えば、ウレタンフォームとしても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態におけるフェイスドア29の作動状態の説明図である。
【図2】本発明の第1、2実施形態の空調ユニット1の斜視図である。
【図3】上記第1、2実施形態の制御系の構成を示すブロック図である。
【図4】上記第1、2実施形態の車室内インストルメントパネル19の斜視図である。
【図5】前席サイドフェイス吹出口24の開時における図4のX−X断面図である。
【図6】前席サイドフェイス吹出口24の閉時における図4のX−X断面図である。
【図7】図4のY−Y断面図である。
【図8】図1のa−a断面図である。
【図9】上記第2実施形態における図1相当図である。
【図10】従来技術における空調ユニット1の側面図である。
【符号の説明】
2…空調ケース(空気通路)、
7…ファン(送風手段)、
16…前席センタフェイス開口部、
17…後席フェイス開口部、
23…前席サイドフェイス開口部、
23a…前席サイドフェイスダクト(空気通路、前席サイドフェイス空気通路)、
24…前席サイドフェイス吹出口、
24a…サイドフェイス吹出口フィン(サイドフェイス開閉手段)
26…後席フット開口部、
29…フェイスドア(フェイス開閉手段)、
29a…回転軸、
29b…板状部材(空気流れ遮蔽部)、
33…シール部材(空気流れ遮蔽部)、
39…冷風スイッチ(指示部材)、
52…前後フェイス開口部。

Claims (4)

  1. 車室内への空気通路(2、23a、27、103、104)と、
    前記空気通路(2、23a、27、103、104)内に空気流を発生させる送風手段(7)と、
    前記空気通路(2、23a、27、103、104)内に設けられ、車室内前席乗員の上半身のうち車室内中央側に対応した位置に向かって前記空気を吹出す前席センタフェイス開口部(16、103a)と、
    前記空気通路(2、23a、27、103、104)内に設けられ、車室内前席乗員の上半身のうち車両サイドガラス側に対応した位置に向かって前記空気を吹出す前席サイドフェイス開口部(23)と、
    前記空気通路(2、23a、27、103、104)内に設けられ、車室内後席乗員の上半身に対応した位置に向かって前記空気を吹出す後席フェイス開口部(17、104a)と、
    前記前席センタフェイス開口部(16、103a)及び前記後席フェイス開口部(17、104a)の上流側に設けられた前後フェイス開口部(52、105)と、
    前記空気通路(2、23a、27、103、104)内に設けられ、車室内前席乗員の足元に向かって前記空気を吹出す前席フット開口部(25)と、
    前記空気通路(2、23a、27、103、104)内に設けられ、車室内後席乗員の足元に向かって前記空気を吹出す後席フット開口部(26)と、
    前記前後フェイス開口部(52、105)を全開にする第1作動モード、前記前後フェイス開口部(52、105)を全閉にする第2作動モードを有したフェイス開閉手段(29)と
    前記前席フット開口部(25)及び前記後席フット開口部(26)を開閉するフット開閉手段(30)と、
    前記後席フェイス開口部(17、104a)を開くことを乗員が指示する指示手段(39)とを備え、
    前記サイドフェイス開口部(23)は、前記フェイス開閉手段(29)が前記前後フェイス開口部(52、105)を全閉したときにも開放される位置に設けられた車両用空調装置において、
    前記フェイス開閉手段(29)は、前記前席センタフェイス開口部(16、103a)を全閉にするとともに、前記後席フェイス開口部(17、104a)を全開にする第3作動モードを有し、
    前記フェイス開閉手段(29)が前記第2作動モードの状態に操作され、前記フット開閉手段(30)により前記前席フット開口部(25)及び前記後席フット開口部(26)が全開されたフットモードの状態で、前記指示手段(39)により前記後席フェイス開口部(17、104a)を開くことが指示されたときには、前記フェイス開閉手段(29)は前記第3作動モードの状態に操作されることを特徴とする車両用空調装置。
  2. 車室内への空気通路(2、23a、27、103、104)と、
    前記空気通路(2、23a、27、103、104)内に空気流を発生させる送風手段(7)と、
    前記空気通路(2、23a、27、103、104)内に設けられ、車室内前席乗員の上半身のうち車室内中央側に対応した位置に向かって前記空気を吹出す前席センタフェイス開口部(16、103a)と、
    前記空気通路(2、23a、27、103、104)内に設けられ、車室内前席乗員の上半身のうち車両サイドガラス側に対応した位置に向かって前記空気を吹出す前席サイドフェイス開口部(23)と、
    前記空気通路(2、23a、27、103、104)内に設けられ、車室内後席乗員の上半身に対応した位置に向かって前記空気を吹出す後席フェイス開口部(17、104a )と、
    前記前席センタフェイス開口部(16、103a)及び前記後席フェイス開口部(17、104a)の上流側に設けられた前後フェイス開口部(52、105)と、
    前記空気通路(2、23a、27、103、104)内に設けられ、車室内前席乗員の足元に向かって前記空気を吹出す前席フット開口部(25)と、
    前記空気通路(2、23a、27、103、104)内に設けられ、車室内後席乗員の足元に向かって前記空気を吹出す後席フット開口部(26)と、
    前記前後フェイス開口部(52、105)を全開にする第1作動モード、前記前後フェイス開口部(52、105)を全閉にする第2作動モードを有したフェイス開閉手段(29)と、
    前記前席フット開口部(25)及び前記後席フット開口部(26)を開閉するフット開閉手段(30)と、
    車室内後席への日射量を検出する日射量検出手段とを備え、
    前記サイドフェイス開口部(23)は、前記フェイス開閉手段(29)が前記前後フェイス開口部(52、105)を全閉したときにも開放される位置に設けられた車両用空調装置において、
    前記フェイス開閉手段(29)は、前記前席センタフェイス開口部(16、103a)を全閉にするとともに、前記後席フェイス開口部(17、104a)を全開にする第3作動モードを有し、
    前記フェイス開閉手段(29)が前記第2作動モードの状態に操作され、前記フット開閉手段(30)により前記前席フット開口部(25)及び前記後席フット開口部(26)が全開されたフットモードの状態で、前記日射量検出手段により検出された日射量が所定以上になったときに、前記フェイス開閉手段(29)は前記第3作動モードの状態に操作されることを特徴とする車両用空調装置。
  3. 前記フェイス開閉手段(29)は、回転軸(29a)と、この回転軸を中心とした円弧運動をする空気流れ遮蔽部(29b)とを備え、
    前記第2作動モードは、前記第1作動モードの位置に対して、前記回転軸(29a)を中心として前記空気流れ遮蔽部(29b)を所定の方向へ移動させた位置に設定され、前記第3作動モードは、前記第2作動モードの位置に対して、前記回転軸(29a)を中心として前記空気流れ遮蔽部(29a)を前記所定の方向へ移動させた位置に設定されたことを特徴とする請求項1又は2に記載の車両用空調装置。
  4. 前記空気通路(2、23a、27、103、104)内に設けられ、前記前席サイドフェイス開口部(23)を通過した空気を、車室内前席乗員の上半身のうち車両サイドガラス側に対応した位置へ導く前席サイドフェイス空気通路(23a)と、
    前記前席サイドフェイス空気通路(23a)の下流端に設けられた前席サイドフェイス吹出口(24)と、
    前記前席サイドフェイス吹出口(24)を開閉するサイドフェイス開閉手段(24a)とを備えたことを特徴とする請求項1から3のいずれか1つに記載の車両用空調装置。
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