JP2918078B2 - 空間光通信におけるキャリアパルスの判定回路 - Google Patents

空間光通信におけるキャリアパルスの判定回路

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JP2918078B2 JP3342409A JP34240991A JP2918078B2 JP 2918078 B2 JP2918078 B2 JP 2918078B2 JP 3342409 A JP3342409 A JP 3342409A JP 34240991 A JP34240991 A JP 34240991A JP 2918078 B2 JP2918078 B2 JP 2918078B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は空間光通信において受信
側でキャリアパルスの正偽を判定するキャリアパルスの
判定回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ディジタル信号を空間光通信する場合、
一般に送信側で変調された信号を受信側でアナログ的に
復調している。そして、その復調回路に入力される信号
が正しいキャリアパルスによるものか、ノイズ等の擬似
信号によるものかの判定を行なう判定回路も設けられる
が、この判定回路は復調出力を用いて行なうようになっ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の判定
回路による判定はアナログ的処理により行なわれ、しか
も例えばキャリアパルスの一群全部を判定に利用するよ
うな構成となるので、処理スピ−ドが遅く、そのため通
信スピ−ドが遅くなるという欠点があった。特にその通
信スピ−ドは変調時に使用されるキャリアパルスの周期
によって決定されてしまう。判定速度を上げるべく通信
スピ−ドを上げるためには周期を短くすればよいが、こ
れでは送信側の発光素子及び発光回路と、受信側の受光
素子及び受光回路の性能を上げなければならず、コスト
高となってしまう。そこで本発明はキャリアパルス判定
の処理スピ−ドがキャリアパルスの周期にかかわりなく
早く行い得るようにしたキャリアパルス判定回路を提供
することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本発明の判定回路は、複数個のキャリアパルスからな
パルスブロックの最初の2個のキャリアパルスの幅と
周期を検出する検出手段と、検出された値に基いて入力
信号の正偽を判定する判定手段とから成り、前記検出手
段及び判定手段はコンピュ−タのプログラム上でソフト
的に形成されている。
【0005】具体的には、入力信号の一方向への立ち上
がりを検出する第1検出手段と、入力信号が前記一方向
に立ち上がった時点からカウントを開始する第1カウン
タと、前記一方向へ立ち上がった入力信号が立ち下がる
のを検出する第2検出手段と、 前記入力信号の立ち上
がりから立ち下がりまでの前記第1カウンタのカウント
値に基いてパルスの正偽を判定する第1判定手段と、
記立ち下がりから次に前記一方向へ立ち上がる(第2の
立ち上がり)までのカウント値を出力する第2カウンタ
と、前記第2カウンタの出力が所定の範囲内か否かを判
定する第2判定回路と、前記第2の立ち上がりから立ち
下がりまでをカウントする第3カウンタと、前記第3カ
ウンタの出力に基いて入力信号の正偽を判定する第3判
定手段と、から構成できる。
【0006】
【作用】このような構成によると、キャリアパルスの最
初の2つに関して、その幅と周期をチェックするだけで
入力信号の正偽が判別できる。
【0007】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に従って説明す
る。図1において、空間光通信システムの送信側は、ホ
ストシステム1と、インタ−フェイス2と、発光回路3
とから成っており、ホストシステム1は通信すべきデ−
タを表わすコ−ド信号を発生する。インタ−フェ−ス2
はホストシステム1から出力されるコ−ド信号を通信用
信号へ変調する。発光回路3は変調後の信号を光信号に
変換する。
【0008】図2において、(a)はインタ−フェイス
2から出力される変調信号の一例を示しており、ここで
B1〜B5はパルスブロックであり、それらの隣接間隔
によってコ−ド信号が表わされている。即ち、パルスブ
ロック間の間隔がwである時は”0”、2wであるとき
は”1”となっている。従って、図2の場合は、010
1なる信号が送信されることになる。ここで、各パルス
ブロックは図2(b)に示す如き11個のキャリアパル
スから成っている。
【0009】図1に戻って、受信側は送信側から送られ
てきた光信号を受信して電気信号に変換する受光回路4
と、その電気信号をインタ−フェイスに対応できるレベ
ルまで増幅する増幅回路5と、増幅された電気信号を復
調しデ−タコ−ド信号として出力するインタ−フェ−ス
6と、インタ−フェ−ス6の出力に基いて各種の制御を
行なうホストシステム7とから成っている。尚、インタ
−フェ−ス6は単に復調を行なうだけでなく、後述する
ように入力信号が送信側から送られてきた正規の信号で
あるかノイズ等の擬似信号であるかの判定も行なう。
【0010】図3において、(a)は受光回路4から増
幅回路5を通してインタ−フェ−ス6へ与えられる信号
を示している。これらは送信側での変調信号(図2
(a))と同じようにパルスブロックB1〜B5から成
っている。(b)はパルスブロックB1のキャリアパル
スを示している。インタ−フェ−ス6はマイクロコンピ
ュ−タを有しており、そのマイクロコンピュ−タによっ
て入力信号の復調処理を行なう以外に、入力信号の適否
を判定する機能も有する。この機能により入力信号をノ
イズ等と区別し、ホストシステム7が誤制御を行なうの
を防止する。
【0011】次に、インタ−フェ−ス6におけるマイク
ロコンピュ−タによる信号の適否判定(キャリアパルス
の適否判定)の動作を図4のフロチャ−ト及び図3
(b)のキャリアパルス波形図を参照して説明する。図
4において、キャリアパルス判定のル−チンが呼び出さ
れると、マイクロコンピュ−タは、まずステップ#5で
入力信号からハイレベル(Hレベル)が確認されたか否
かをル−ププログラム(繰り返しプログラム)により判
定し、Hレベル(図3のイ)が確認されると、ステップ
#10へ進んでマイクロコンピュ−タ内にソフト的に構
成された第1カウンタをスタ−トさせるとともに、ステ
ップ#15でHレベルから立ち下がる(図3のロ)のを
検出する。Hレベルからの立ち下がりが検出されると、
第1カウンタによる立ち下がりまでのカウント値(イか
らロまでのカウント値)をn1とし(ステップ#2
0)、且つ第1カウンタをリセットする(ステップ#2
5)。
【0012】しかる後、ステップ#30で、その立ち下
がりまでのカウント値n1が所定の範囲P1〜P2内に
あるか否か判定する。これはキャリアパルス群のうちの
最初のパルスの幅が所定範囲のものか否か判定すること
である。そして、n1が所定範囲になければ、それはノ
イズ等の擬似信号であったとみなし、ステップ#5へ戻
る。所定範囲にあれば、ステップ#35で第2カウンタ
(マイクロコンピュ−タ内に構成される)をスタ−トさ
せ、そのカウント値n2(図3のロからのカウント値)
が予め設定した値Qに達するのを待ち(ステップ#4
0)、Qに達した後、ステップ#45でそのQまでの間
に入力信号にHレベルが確認されたか否か判定する。
【0013】これはキャリアパルスは所定の繰り返し周
期があり、その周期よりも早くハイレベルになるのはノ
イズであるので、n2がQに達する前にHレベルが検出
されると、ステップ#50で第2カウンタをリセットし
てからステップ#5へ戻る。これに対しn2=Qになる
までの間、Lレベルのままであれば、ステップ#55で
入力がHレベルになる(図3のハ)のを待ち、Hレベル
になったら、ステップ#60で第2カウンタをリセット
した後、ステップ#65でHレベルまでのカウンタ値n
2(即ち、Lレベル期間のカウンタ値)が所定の範囲K
1〜K2内であるか否か判定する。
【0014】これが所定の範囲内になければ擬似信号と
みなしてステップ#5へ戻り、所定範囲内にあればステ
ップ#70で第3カウンタ(この第3カウンタもソフト
的に構成される)をスタ−トさせ、パルスが立ち下がる
(図3のニ)のを待つ。そして、立ち下がりまでの第3
カウンタによるカウント値n3が所定の範囲P1〜P2
内であるか否か判定し、所定範囲内になければステップ
#5へ戻り、所定範囲内であればステップ#90へ進ん
でデコ−ド出力を許可する。即ち、インタ−フェ−ス6
は別途復調回路を有していて入力信号の復調(デコ−
ド)を行なうが、上記判定回路の判定結果により、その
出力の許可が支配されるようになっている。
【0015】このように本実施例ではパルスブロックB
1のキャリアパルスのうち第1パルスA1と第2パルス
A2のパルス幅と周期をチェックすることによって入力
信号の正偽を判定している。尚、このような判定を引き
続くパルスブロックB2、B3、B4、B5について行
なってもよい。ただし、その場合はパルスブロックから
次のパルスブロックまでのロ−レベル期間が一定値以上
であるとともにステップ#5が開始するように手当す
る。
【0016】また上記実施例では、図3(b)に示すよ
うに通信中に第1、第2パルスA1、A2よりも後で破
損パルスDが生じた場合も、その破損が本来の送信情報
(コ−ド信号)を損なわない範囲内であれば、有効とな
る。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、キ
ャリアパルスの最初の2つに関して、その幅と周期をチ
ェックするだけで入力信号の正偽が判別できる。したが
って、少ないキャリアパルスでの通信が可能となり、高
速通信を実現できる。また、コンピュータのソフト処理
では間に合わない判定処理を、2個のパルスの観測のみ
で行うことによりソフト上で検出・判定を行うことがで
きる。また、キャリアパルスの周期は長くてもよいの
で、送信側及び受信側の回路に高性能は要求されず、空
間光通信のシステムのコストを低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の判定回路を用いた光通信システムの
ブロック図。
【図2】 その送信側から送られる信号を示す図。
【図3】 その受信側で受信される信号を示す図。
【図4】 キャリアパルス判定の動作手順を示すフロ−
チャ−ト。
【符号の説明】
6 受信側のインタ−フェ−ス B1〜B5 パルスブロック A1 第1パルス A2 第2パルス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04L 29/02

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数個のキャリアパルスからなるパルスブ
    ロックの最初の2個のキャリアパルスの幅と周期を検出
    する検出手段と、検出された値に基いて入力信号の正偽
    を判定する判定手段とから成り、前記検出手段及び判定
    手段はコンピュ−タのプログラム上でソフト的に形成さ
    れているものであることを特徴とするキャリアパルスの
    判定回路。
  2. 【請求項2】入力信号の一方向への立ち上がりを検出す
    る第1検出手段と、 入力信号が前記一方向に立ち上がった時点からカウント
    を開始する第1カウンタと、 前記一方向へ立ち上がった入力信号が立ち下がるのを検
    出する第2検出手段と、 前記入力信号の立ち上がりから立ち下がりまでの前記第
    1カウンタのカウント値に基いてパルスの正偽を判定す
    る第1判定手段と、前記立ち下がりから次に前記一方向へ立ち上がる(第2
    の立ち上がり)までのカウント値を出力する第2カウン
    タと、 前記第2カウンタの出力が所定の範囲内か否かを判定す
    る第2判定回路と、前記第2の立ち上がりから立ち下がりまでをカウントす
    る第3カウンタと、 前記第3カウンタの出力に基いて入力信号の正偽を判定
    する第3判定手段と、 から成るキャリアパルスの判定回路。
  3. 【請求項3】前記各手段はコンピュ−タのプログラム上
    にソフト的に形成されていることを特徴とする請求項2
    に記載のキャリアパルスの判定回路。
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JPH01272398A (ja) * 1988-04-25 1989-10-31 Toshiba Corp リモコン信号デコーダ装置
JP3048237B2 (ja) * 1990-01-23 2000-06-05 松下電器産業株式会社 光通信の受信回路

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