JP2914964B1 - 天井点検口の外枠吊り下げ用ハンガー金具 - Google Patents
天井点検口の外枠吊り下げ用ハンガー金具Info
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Abstract
【要約】
【課題】外枠の上端のフランジ部に外枠吊り下げ用ハン
ガー金具の下端の係合片を係合させた状態で締付用ボル
トの下端を取付用野縁の上面に圧接させる作業を短時間
で簡単に行なえるようにする。 【解決手段】天井点検口の外枠吊り下げ用ハンガー金具
であって、外枠1の上端のフランジ部2に内側より係合
する下端の上下方向に向く係合片21と、この係合片2
1から上下方向に立ち上がるように係合片21と一体に
形成された板部22と、雌ねじ孔23が形成された上端
の板部24と、この板部24と一体に形成され前記板部
22を嵌入させるべく板部22の厚みより一回り大きな
孔部25が形成された板部26と、前記雌ねじ孔23に
螺入する雄ねじ部27を備えた締付用ボルト28とから
なり、前記板部22と嵌合する孔部25を備えた板部2
6は前記上端の板部24と一体に板部22に沿って上下
動するように構成されている。
ガー金具の下端の係合片を係合させた状態で締付用ボル
トの下端を取付用野縁の上面に圧接させる作業を短時間
で簡単に行なえるようにする。 【解決手段】天井点検口の外枠吊り下げ用ハンガー金具
であって、外枠1の上端のフランジ部2に内側より係合
する下端の上下方向に向く係合片21と、この係合片2
1から上下方向に立ち上がるように係合片21と一体に
形成された板部22と、雌ねじ孔23が形成された上端
の板部24と、この板部24と一体に形成され前記板部
22を嵌入させるべく板部22の厚みより一回り大きな
孔部25が形成された板部26と、前記雌ねじ孔23に
螺入する雄ねじ部27を備えた締付用ボルト28とから
なり、前記板部22と嵌合する孔部25を備えた板部2
6は前記上端の板部24と一体に板部22に沿って上下
動するように構成されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、天井点検口の外枠
吊り下げ用ハンガー金具に関するものである。
吊り下げ用ハンガー金具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から天井点検口の外枠吊り下げ用ハ
ンガー金具としては、図8および図9に示すように、外
枠1の上端のフランジ部2に内側より係合する下端の上
下方向に向く係合片3と、雌ねじ孔4が形成された上端
の水平な板部5と、前記係合片3と上端の水平な板部5
との間を一体につなぐ板部6と、前記雌ねじ孔4に螺入
する雄ねじ部7を備えた締付用ボルト8とから構成され
たものが知られている。
ンガー金具としては、図8および図9に示すように、外
枠1の上端のフランジ部2に内側より係合する下端の上
下方向に向く係合片3と、雌ねじ孔4が形成された上端
の水平な板部5と、前記係合片3と上端の水平な板部5
との間を一体につなぐ板部6と、前記雌ねじ孔4に螺入
する雄ねじ部7を備えた締付用ボルト8とから構成され
たものが知られている。
【0003】そして、この外枠吊り下げ用ハンガー金具
9を用いて外枠1を吊り下げるに際し、天井上方のコン
クリート面から垂下する吊り下げ金具(図示せず)の下
端に支持された野縁10の上に天井点検口の形成部の両
側位置で一対の取付用野縁11を載せて設け、また前記
野縁10の下側に天井材12をビス13止めなどにより
取り付け、天井点検口配設位置において前記野縁10お
よび天井材12を切り欠くことにより形成された開口部
に前記外枠1を嵌め込み、外枠1の下端において外側に
張り出すフランジ部14の外周を前記天井材12の下端
に当てがった状態を保持すべく外枠1の上端のフランジ
部2に内側より外枠吊り下げ用ハンガー金具9の前記係
合片3を係合させるとともに前記上端の水平な板部5の
雌ねじ孔4に雄ねじ部7が螺入する締付用ボルト8を締
め付けて雄ねじ部7の下端を前記取付用野縁11の上面
に圧接させることにより外枠1の取り付けが行なわれて
いた。なお、外枠1は平面形状が矩形であり、前記一対
の取付用野縁11と平行に位置する外枠1の一対の対向
部において外枠1に外枠吊り下げ用ハンガー金具9の前
記係合片3を係合させるのである。15は前記外枠1の
内側に外枠1に対して回動自在に設けられる内枠で、こ
の内枠15の下端において外側に張り出すフランジ部1
6を外枠1の下端において内側に張り出すフランジ部1
7に下側から近接するように構成されている。18は内
枠15の下端において内側に張り出すフランジ部19上
に載るように設けられる天井材で、前記天井材12と同
じ材料からなるものが使用される。
9を用いて外枠1を吊り下げるに際し、天井上方のコン
クリート面から垂下する吊り下げ金具(図示せず)の下
端に支持された野縁10の上に天井点検口の形成部の両
側位置で一対の取付用野縁11を載せて設け、また前記
野縁10の下側に天井材12をビス13止めなどにより
取り付け、天井点検口配設位置において前記野縁10お
よび天井材12を切り欠くことにより形成された開口部
に前記外枠1を嵌め込み、外枠1の下端において外側に
張り出すフランジ部14の外周を前記天井材12の下端
に当てがった状態を保持すべく外枠1の上端のフランジ
部2に内側より外枠吊り下げ用ハンガー金具9の前記係
合片3を係合させるとともに前記上端の水平な板部5の
雌ねじ孔4に雄ねじ部7が螺入する締付用ボルト8を締
め付けて雄ねじ部7の下端を前記取付用野縁11の上面
に圧接させることにより外枠1の取り付けが行なわれて
いた。なお、外枠1は平面形状が矩形であり、前記一対
の取付用野縁11と平行に位置する外枠1の一対の対向
部において外枠1に外枠吊り下げ用ハンガー金具9の前
記係合片3を係合させるのである。15は前記外枠1の
内側に外枠1に対して回動自在に設けられる内枠で、こ
の内枠15の下端において外側に張り出すフランジ部1
6を外枠1の下端において内側に張り出すフランジ部1
7に下側から近接するように構成されている。18は内
枠15の下端において内側に張り出すフランジ部19上
に載るように設けられる天井材で、前記天井材12と同
じ材料からなるものが使用される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の天井点検口
の外枠吊り下げ用ハンガー金具9に設けられる締付用ボ
ルト8は外枠吊り下げ用ハンガー金具9の上端の水平な
板部5に形成された雌ねじ孔4に螺入しており、前記外
枠1の上端のフランジ部2に内側より前記係合片3を係
合させるとき締付用ボルト8の下端と係合片3との間に
距離をおいて係合片3が外枠1の上端のフランジ部2に
係合しやすくしていた。このように締付用ボルト8の下
端と係合片3との間に距離をおく、即ち締付用ボルト8
の雄ねじ部7の下端が前記雌ねじ孔4のすぐ下側近くに
位置するように締付用ボルト8を持ち上げた状態から雄
ねじ部7の下端を前記取付用野縁11の上面に圧接させ
るまで締付用ボルト8を締め込まなければならず、締付
用ボルト8の締め込み量が多くなって、締め付けに時間
がかかるという問題があった。
の外枠吊り下げ用ハンガー金具9に設けられる締付用ボ
ルト8は外枠吊り下げ用ハンガー金具9の上端の水平な
板部5に形成された雌ねじ孔4に螺入しており、前記外
枠1の上端のフランジ部2に内側より前記係合片3を係
合させるとき締付用ボルト8の下端と係合片3との間に
距離をおいて係合片3が外枠1の上端のフランジ部2に
係合しやすくしていた。このように締付用ボルト8の下
端と係合片3との間に距離をおく、即ち締付用ボルト8
の雄ねじ部7の下端が前記雌ねじ孔4のすぐ下側近くに
位置するように締付用ボルト8を持ち上げた状態から雄
ねじ部7の下端を前記取付用野縁11の上面に圧接させ
るまで締付用ボルト8を締め込まなければならず、締付
用ボルト8の締め込み量が多くなって、締め付けに時間
がかかるという問題があった。
【0005】本発明はこのような課題を解決するもの
で、外枠の上端のフランジ部に外枠吊り下げ用ハンガー
金具の下端の係合片を係合させた状態で締付用ボルトを
締め付けて締付用ボルトの下端を取付用野縁の上面に圧
接させる作業を短時間で簡単に行なえ、作業効率の向上
を図ることを目的とするものである。
で、外枠の上端のフランジ部に外枠吊り下げ用ハンガー
金具の下端の係合片を係合させた状態で締付用ボルトを
締め付けて締付用ボルトの下端を取付用野縁の上面に圧
接させる作業を短時間で簡単に行なえ、作業効率の向上
を図ることを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、天井点検口の外枠を吊り下げるためのハン
ガー金具であって、外枠の上端のフランジ部に内側より
係合する下端の上下方向に向く係合片と、この係合片か
ら上下方向に立ち上がるように係合片と一体に形成され
た板部と、雌ねじ孔が形成された上端の板部と、この板
部と一体に形成され前記係合片と一体に形成された板部
を嵌入させるべくこの係合片と一体に形成された板部の
厚みより一回り大きな孔部が形成された板部と、前記雌
ねじ孔に螺入する雄ねじ部を備えた締付用ボルトとから
なり、前記孔部を備えた板部は前記上端の板部と一体に
前記係合片と一体に形成された板部に沿って上下動する
ように構成されてなることを要旨とするものである。ま
た本発明は、係合片と一体に形成された板部の外面の少
なくとも片面に上下方向に多数もしくは無数の凸部を形
成してなることを要旨とするものである。
に本発明は、天井点検口の外枠を吊り下げるためのハン
ガー金具であって、外枠の上端のフランジ部に内側より
係合する下端の上下方向に向く係合片と、この係合片か
ら上下方向に立ち上がるように係合片と一体に形成され
た板部と、雌ねじ孔が形成された上端の板部と、この板
部と一体に形成され前記係合片と一体に形成された板部
を嵌入させるべくこの係合片と一体に形成された板部の
厚みより一回り大きな孔部が形成された板部と、前記雌
ねじ孔に螺入する雄ねじ部を備えた締付用ボルトとから
なり、前記孔部を備えた板部は前記上端の板部と一体に
前記係合片と一体に形成された板部に沿って上下動する
ように構成されてなることを要旨とするものである。ま
た本発明は、係合片と一体に形成された板部の外面の少
なくとも片面に上下方向に多数もしくは無数の凸部を形
成してなることを要旨とするものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面に基づいて説明する。なお図中、前記従来例と
同一符号は同一部材を示し、その詳細説明は省略する。
て、図面に基づいて説明する。なお図中、前記従来例と
同一符号は同一部材を示し、その詳細説明は省略する。
【0008】先ず、図1〜図3に示す第1の実施の形態
について説明すると、本実施の形態の天井点検口の外枠
吊り下げ用ハンガー金具20は、外枠1の上端のフラン
ジ部2に内側より係合する下端の上下方向に向く係合片
21と、この係合片21から上下方向に立ち上がるよう
に係合片21と一体に形成された板部22と、雌ねじ孔
23が形成された上端の板部24と、この板部24と一
体に形成され前記板部22を嵌入させるべく板部22の
厚みより一回り大きな孔部25が形成された板部26
と、前記雌ねじ孔23に螺入する雄ねじ部27を備えた
締付用ボルト28とからなり、前記板部22と嵌合する
孔部25を備えた板部26は前記上端の板部24と一体
に板部22に沿って上下動するように構成されている。
さらに詳しくは、前記上端の板部24と板部26とは上
端の板部24から下向きに傾斜する板部29を介して一
体に形成され、この板部29の下端に連設される前記板
部26は、前記上端の板部24を水平にした状態におい
て板部29からやや下向きに傾斜するように構成されて
おり、また前記上端の板部24を水平にした状態におい
て前記孔部25は上下方向に向くように構成されてい
る。
について説明すると、本実施の形態の天井点検口の外枠
吊り下げ用ハンガー金具20は、外枠1の上端のフラン
ジ部2に内側より係合する下端の上下方向に向く係合片
21と、この係合片21から上下方向に立ち上がるよう
に係合片21と一体に形成された板部22と、雌ねじ孔
23が形成された上端の板部24と、この板部24と一
体に形成され前記板部22を嵌入させるべく板部22の
厚みより一回り大きな孔部25が形成された板部26
と、前記雌ねじ孔23に螺入する雄ねじ部27を備えた
締付用ボルト28とからなり、前記板部22と嵌合する
孔部25を備えた板部26は前記上端の板部24と一体
に板部22に沿って上下動するように構成されている。
さらに詳しくは、前記上端の板部24と板部26とは上
端の板部24から下向きに傾斜する板部29を介して一
体に形成され、この板部29の下端に連設される前記板
部26は、前記上端の板部24を水平にした状態におい
て板部29からやや下向きに傾斜するように構成されて
おり、また前記上端の板部24を水平にした状態におい
て前記孔部25は上下方向に向くように構成されてい
る。
【0009】上記構成において、この外枠吊り下げ用ハ
ンガー金具20を用いて外枠1を吊り下げるに際し、天
井点検口配設位置において前記野縁10および天井材1
2を切り欠くことにより形成された開口部に前記外枠1
を嵌め込み、外枠1の下端において外側に張り出すフラ
ンジ部14の外周を前記天井材12の下端に当てがった
状態を保持すべく外枠1の上端のフランジ部2に内側よ
り外枠吊り下げ用ハンガー金具20の前記係合片21を
係合させる。そのとき、締付用ボルト28は前記上端の
板部24および板部26とともに図2(a)に示すよう
に外枠1の上端のフランジ部2に係合片21が係合しや
すいように前記板部22に沿って上昇した位置にあり、
この状態から図2(b)に示すように締付用ボルト28
を前記上端の板部24および板部26とともに前記板部
22に沿って下降させて、締付用ボルト28の雄ねじ部
27の下端を取付用野縁11の上面に近づけた状態とす
る。このとき、前記板部26はほぼ水平状態にあるが、
前記上端の板部24および締付用ボルト28は傾斜し、
その後、図2(c)に示すように、雌ねじ孔23に螺入
する締付用ボルト28を締め付ければ雄ねじ部27の下
端が取付用野縁11の上面に圧接して外枠1の取り付け
が行なわれる。図2(c)は締付用ボルト28を締め付
けることによって、前記上端の板部24はほぼ水平にな
るとともに締付用ボルト28はほぼ鉛直方向に向き、且
つ前記板部26が傾いた状態を示し、このとき図3に示
すように前記孔部25の内面と板部22の外面とが強く
接触して両者間で摩擦抵抗が生じ、板部22に対して前
記上端の板部24とともに板部26および締付用ボルト
28が浮き上がることがない。
ンガー金具20を用いて外枠1を吊り下げるに際し、天
井点検口配設位置において前記野縁10および天井材1
2を切り欠くことにより形成された開口部に前記外枠1
を嵌め込み、外枠1の下端において外側に張り出すフラ
ンジ部14の外周を前記天井材12の下端に当てがった
状態を保持すべく外枠1の上端のフランジ部2に内側よ
り外枠吊り下げ用ハンガー金具20の前記係合片21を
係合させる。そのとき、締付用ボルト28は前記上端の
板部24および板部26とともに図2(a)に示すよう
に外枠1の上端のフランジ部2に係合片21が係合しや
すいように前記板部22に沿って上昇した位置にあり、
この状態から図2(b)に示すように締付用ボルト28
を前記上端の板部24および板部26とともに前記板部
22に沿って下降させて、締付用ボルト28の雄ねじ部
27の下端を取付用野縁11の上面に近づけた状態とす
る。このとき、前記板部26はほぼ水平状態にあるが、
前記上端の板部24および締付用ボルト28は傾斜し、
その後、図2(c)に示すように、雌ねじ孔23に螺入
する締付用ボルト28を締め付ければ雄ねじ部27の下
端が取付用野縁11の上面に圧接して外枠1の取り付け
が行なわれる。図2(c)は締付用ボルト28を締め付
けることによって、前記上端の板部24はほぼ水平にな
るとともに締付用ボルト28はほぼ鉛直方向に向き、且
つ前記板部26が傾いた状態を示し、このとき図3に示
すように前記孔部25の内面と板部22の外面とが強く
接触して両者間で摩擦抵抗が生じ、板部22に対して前
記上端の板部24とともに板部26および締付用ボルト
28が浮き上がることがない。
【0010】以上、本発明の第1の実施の形態について
述べたが、図4に示す第2の実施の形態および図5に示
す第3の実施の形態のような外枠吊り下げ用ハンガー金
具20を用いることも可能である。
述べたが、図4に示す第2の実施の形態および図5に示
す第3の実施の形態のような外枠吊り下げ用ハンガー金
具20を用いることも可能である。
【0011】前記第1の実施の形態の外枠吊り下げ用ハ
ンガー金具20は前記板部22の外面がフラットな状態
であるが、図4に示す第2の実施の形態の外枠吊り下げ
用ハンガー金具20は板部22の外面の片面に上下方向
に凹凸部30を形成し、孔部25の内面と板部22の外
面との間で強い摩擦抵抗が生じるようにしてある。ま
た、図5に示す第3の実施の形態の外枠吊り下げ用ハン
ガー金具20は板部22の外面の両面に上下方向に凹凸
部30,30を形成し、第2の実施の形態の外枠吊り下
げ用ハンガー金具20よりも一層強い摩擦抵抗が生じる
ようにしてある。
ンガー金具20は前記板部22の外面がフラットな状態
であるが、図4に示す第2の実施の形態の外枠吊り下げ
用ハンガー金具20は板部22の外面の片面に上下方向
に凹凸部30を形成し、孔部25の内面と板部22の外
面との間で強い摩擦抵抗が生じるようにしてある。ま
た、図5に示す第3の実施の形態の外枠吊り下げ用ハン
ガー金具20は板部22の外面の両面に上下方向に凹凸
部30,30を形成し、第2の実施の形態の外枠吊り下
げ用ハンガー金具20よりも一層強い摩擦抵抗が生じる
ようにしてある。
【0012】また、図6に示す第4の実施の形態および
図7に示す第5の実施の形態のような外枠吊り下げ用ハ
ンガー金具20を用いることも可能である。図6に示す
第4の実施の形態の外枠吊り下げ用ハンガー金具20は
板部22の幅方向中央部において板部22の外面の片面
に上下方向に多数の凸部31を形成し、孔部25の内面
と板部22の外面の凸部31との間で強い摩擦抵抗が生
じるようにしてある。また、図7に示す第5の実施の形
態の外枠吊り下げ用ハンガー金具20は板部22の幅方
向両側部における端縁部に上下方向に多数の凹凸部32
を形成し、孔部25の内面と凹凸部32との間で強い摩
擦抵抗が生じるようにしてある。
図7に示す第5の実施の形態のような外枠吊り下げ用ハ
ンガー金具20を用いることも可能である。図6に示す
第4の実施の形態の外枠吊り下げ用ハンガー金具20は
板部22の幅方向中央部において板部22の外面の片面
に上下方向に多数の凸部31を形成し、孔部25の内面
と板部22の外面の凸部31との間で強い摩擦抵抗が生
じるようにしてある。また、図7に示す第5の実施の形
態の外枠吊り下げ用ハンガー金具20は板部22の幅方
向両側部における端縁部に上下方向に多数の凹凸部32
を形成し、孔部25の内面と凹凸部32との間で強い摩
擦抵抗が生じるようにしてある。
【0013】さらに、図面では示されていないが、板部
22の外面の少なくとも片面にローレット加工などによ
る無数の凸部を板部22の上下方向に形成するようにし
ても同様の効果が得られる。
22の外面の少なくとも片面にローレット加工などによ
る無数の凸部を板部22の上下方向に形成するようにし
ても同様の効果が得られる。
【0014】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、締付用ボ
ルトの締め込み量が少なくて済み、外枠の上端のフラン
ジ部に外枠吊り下げ用ハンガー金具の下端の係合片を係
合させた状態で締付用ボルトを締め付けて締付用ボルト
の下端を取付用野縁の上面に圧接させる作業を短時間で
簡単に行なえ、作業効率の向上を図ることができる。
ルトの締め込み量が少なくて済み、外枠の上端のフラン
ジ部に外枠吊り下げ用ハンガー金具の下端の係合片を係
合させた状態で締付用ボルトを締め付けて締付用ボルト
の下端を取付用野縁の上面に圧接させる作業を短時間で
簡単に行なえ、作業効率の向上を図ることができる。
【図1】本発明の第1の実施の形態における外枠吊り下
げ用ハンガー金具の斜視図である。
げ用ハンガー金具の斜視図である。
【図2】(a)〜(c)は同外枠吊り下げ用ハンガー金
具による外枠の吊り下げ手順を示す断面図である。
具による外枠の吊り下げ手順を示す断面図である。
【図3】図2(c)の要部拡大断面図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態における外枠吊り下
げ用ハンガー金具の斜視図である。
げ用ハンガー金具の斜視図である。
【図5】本発明の第3の実施の形態における外枠吊り下
げ用ハンガー金具の斜視図である。
げ用ハンガー金具の斜視図である。
【図6】本発明の第4の実施の形態における外枠吊り下
げ用ハンガー金具の斜視図である。
げ用ハンガー金具の斜視図である。
【図7】本発明の第5の実施の形態における外枠吊り下
げ用ハンガー金具の斜視図である。
げ用ハンガー金具の斜視図である。
【図8】従来例における外枠吊り下げ用ハンガー金具の
斜視図である。
斜視図である。
【図9】同外枠吊り下げ用ハンガー金具による外枠の吊
り下げ状態を示す断面図である。
り下げ状態を示す断面図である。
1 外枠 2 フランジ部 10 野縁 11 取付用野縁 12 天井材 14 フランジ部 20 外枠吊り下げ用ハンガー金具 21 係合片 22 板部 23 雌ねじ孔 24 板部 25 孔部 26 板部 27 雄ねじ部 28 締付用ボルト 29 板部 30 凹凸部 31 凸部 32 凹凸部
Claims (2)
- 【請求項1】 天井点検口の外枠を吊り下げるためのハ
ンガー金具であって、外枠の上端のフランジ部に内側よ
り係合する下端の上下方向に向く係合片と、この係合片
から上下方向に立ち上がるように係合片と一体に形成さ
れた板部と、雌ねじ孔が形成された上端の板部と、この
板部と一体に形成され前記係合片と一体に形成された板
部を嵌入させるべくこの係合片と一体に形成された板部
の厚みより一回り大きな孔部が形成された板部と、前記
雌ねじ孔に螺入する雄ねじ部を備えた締付用ボルトとか
らなり、前記孔部を備えた板部は前記上端の板部と一体
に前記係合片と一体に形成された板部に沿って上下動す
るように構成されてなることを特徴とする天井点検口の
外枠吊り下げ用ハンガー金具。 - 【請求項2】 係合片と一体に形成された板部の外面の
少なくとも片面に上下方向に多数もしくは無数の凸部を
形成してなることを特徴とする請求項1記載の天井点検
口の外枠吊り下げ用ハンガー金具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20239998A JP2914964B1 (ja) | 1998-07-17 | 1998-07-17 | 天井点検口の外枠吊り下げ用ハンガー金具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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