JPH0241367Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0241367Y2 JPH0241367Y2 JP1984141440U JP14144084U JPH0241367Y2 JP H0241367 Y2 JPH0241367 Y2 JP H0241367Y2 JP 1984141440 U JP1984141440 U JP 1984141440U JP 14144084 U JP14144084 U JP 14144084U JP H0241367 Y2 JPH0241367 Y2 JP H0241367Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nut
- mounting
- groove
- latching
- mounting member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 6
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 claims description 5
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 3
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 3
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 206010048744 Fear of falling Diseases 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Connection Of Plates (AREA)
- Mirrors, Picture Frames, Photograph Stands, And Related Fastening Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この考案は、レールその他取付部材の溝部へ電
気器具などを取付ける際に使用する取付けナツト
に関するものである。
気器具などを取付ける際に使用する取付けナツト
に関するものである。
(従来の技術)
従来この種の取付けナツトとしては、金属製ナ
ツトを埋設した合成樹脂製筒体の両側に、取付部
材の溝の対向縁部と掛止する溝を設けたものが知
られている(実公昭52−6017号)。
ツトを埋設した合成樹脂製筒体の両側に、取付部
材の溝の対向縁部と掛止する溝を設けたものが知
られている(実公昭52−6017号)。
(考案が解決すべき問題点)
従来の取付けナツトにおいては、筒体に設けら
れる溝の幅および深さが取付部材の溝の対向縁部
の厚さおよび溝幅に適合していなければ、溝への
取付が不可能であつたり、あるいは取付部材を縦
方向にした場合に取付けナツトが自重によつて下
方へ摺動し、溝から脱け落ちるおそれもあつた。
その為に、溝の規格に対応して多種類のナツトを
用意しなければならなず、しかも取付部材を水平
以外の姿勢で使用する場合には、ナツトが自動摺
動して作業性が悪いという問題点があつた。
れる溝の幅および深さが取付部材の溝の対向縁部
の厚さおよび溝幅に適合していなければ、溝への
取付が不可能であつたり、あるいは取付部材を縦
方向にした場合に取付けナツトが自重によつて下
方へ摺動し、溝から脱け落ちるおそれもあつた。
その為に、溝の規格に対応して多種類のナツトを
用意しなければならなず、しかも取付部材を水平
以外の姿勢で使用する場合には、ナツトが自動摺
動して作業性が悪いという問題点があつた。
(問題点を解決する為の手段)
この考案の取付けナツトは、C型レール等の取
付部材の溝縁の下面と掛止できる鍔を有する鍔付
きナツトの胴部へ、上部に前記取付部材の溝縁の
上面との掛止片を有する弾性枠体を嵌着掛止して
構成してある。
付部材の溝縁の下面と掛止できる鍔を有する鍔付
きナツトの胴部へ、上部に前記取付部材の溝縁の
上面との掛止片を有する弾性枠体を嵌着掛止して
構成してある。
前記枠体は、金属製とすれば電導性があり、ア
ースに便利であるが、合成樹脂製としてもよい。
またナツトは六角ナツトその他多角形とし、透孔
もまた同様の多角形とすれば、ナツトが自由に回
転するおそれがなく、取付作業が容易である。
ースに便利であるが、合成樹脂製としてもよい。
またナツトは六角ナツトその他多角形とし、透孔
もまた同様の多角形とすれば、ナツトが自由に回
転するおそれがなく、取付作業が容易である。
即ちこの考案は、上部に取付部材の溝縁下面と
掛止できる鍔を有する鍔付きナツトの胴部へ、前
記取付部材の溝縁上面との掛止片と、前記鍔付ナ
ツトの鍔と掛止し、かつナツトの嵌入掛止孔を設
けた底板を立上り片で連結した弾性枠を上下可能
に嵌着掛止してなる取付けナツトである。前記取
付部材は、例えばC型レールとする。また、掛止
片は、弾性枠の左右上縁をほぼ直角に外側へ屈曲
して形成したものである。次に、弾性枠は、弾性
金属薄板よりなり、ナツトとの掛止孔を有する底
板の左右に立上り片を介して掛止片を対向設置し
たものである。
掛止できる鍔を有する鍔付きナツトの胴部へ、前
記取付部材の溝縁上面との掛止片と、前記鍔付ナ
ツトの鍔と掛止し、かつナツトの嵌入掛止孔を設
けた底板を立上り片で連結した弾性枠を上下可能
に嵌着掛止してなる取付けナツトである。前記取
付部材は、例えばC型レールとする。また、掛止
片は、弾性枠の左右上縁をほぼ直角に外側へ屈曲
して形成したものである。次に、弾性枠は、弾性
金属薄板よりなり、ナツトとの掛止孔を有する底
板の左右に立上り片を介して掛止片を対向設置し
たものである。
前記における弾性枠の上下可能とは、鍔付きナ
ツトに対し上下に移動できることをいう。即ち、
取付ナツトの使用に際し、第2図の状態になる
が、鍔付きナツトの鍔の上面と、掛止片の下面と
の間隔はレール縁の厚みによつて任意に調節でき
なければならない。そこで、鍔付きナツトに対し
弾性枠は上下方向に移動できるようにしてある。
また、前記掛止片と底板とは上下関係位置を保つ
ていなければならないので、立上り片が必要とな
る。実際製造に際しては、平板から打抜き屈曲成
形することになるので一体の弾性枠となる。
ツトに対し上下に移動できることをいう。即ち、
取付ナツトの使用に際し、第2図の状態になる
が、鍔付きナツトの鍔の上面と、掛止片の下面と
の間隔はレール縁の厚みによつて任意に調節でき
なければならない。そこで、鍔付きナツトに対し
弾性枠は上下方向に移動できるようにしてある。
また、前記掛止片と底板とは上下関係位置を保つ
ていなければならないので、立上り片が必要とな
る。実際製造に際しては、平板から打抜き屈曲成
形することになるので一体の弾性枠となる。
(作用)
この考案の取付けナツトは、枠体の掛止片とナ
ツトの鍔との間に取付部材の溝縁対向部を嵌挿し
て使用するものである。そして枠体の両側壁は取
付部材の溝縁上面に圧接し、レールを縦位置にし
た場合にもナツトが自重で下方へ摺動するおそれ
もない。また枠体の圧接(ナツトの鍔と枠体の掛
止片との挟着)によつて、取付けナツトは取付部
材の溝に固定されるので、掛止片と鍔との間隔は
溝の上縁対向部の厚さ以上であればよく、単一規
格で複数種の規格の溝に対応することができる。
ツトの鍔との間に取付部材の溝縁対向部を嵌挿し
て使用するものである。そして枠体の両側壁は取
付部材の溝縁上面に圧接し、レールを縦位置にし
た場合にもナツトが自重で下方へ摺動するおそれ
もない。また枠体の圧接(ナツトの鍔と枠体の掛
止片との挟着)によつて、取付けナツトは取付部
材の溝に固定されるので、掛止片と鍔との間隔は
溝の上縁対向部の厚さ以上であればよく、単一規
格で複数種の規格の溝に対応することができる。
(実施例)
以下この考案の実施例を図面に基いて説明す
る。
る。
C型レール1の溝2に嵌挿される断面U状の弾
性体3の上縁外側に、前記レール1の対向縁部
4,4の上面に当接掛止する掛止片5,5を連設
して枠体6が構成してあり、該枠体6の底板7に
六角形の透孔8が穿設してあり、該透孔8に六角
ナツト9の胴部が遊嵌してあり、該六角ナツト9
の上部には環状の鍔10が突設してある。
性体3の上縁外側に、前記レール1の対向縁部
4,4の上面に当接掛止する掛止片5,5を連設
して枠体6が構成してあり、該枠体6の底板7に
六角形の透孔8が穿設してあり、該透孔8に六角
ナツト9の胴部が遊嵌してあり、該六角ナツト9
の上部には環状の鍔10が突設してある。
前記枠体6は金属薄板を折曲して形成してあ
り、図中11は鍔10を逃げる為の窓である。
り、図中11は鍔10を逃げる為の窓である。
上記実施例に示す取付けナツトAは、レールの
溝2の対向縁部4,4を掛止片5,5と鍔10と
で挾むようにし、かつ枠体6の両側壁を矢示1
2,12a方向へ弾性変形させて、レール1の一
端から装着する。ここで、枠体6の両側壁は弾性
によりレール1の対向縁部4,4の端縁に圧接す
る。したがつて掛止片5と鍔10との間隔がレー
ル1の対向縁部4の厚さよりも大きくとも、取付
けナツトAには溝方向の移動に対して大きな摩擦
が働くこととなるので、レール1を縦にしても取
付けナツトが自重で下方へ移動することはない。
溝2の対向縁部4,4を掛止片5,5と鍔10と
で挾むようにし、かつ枠体6の両側壁を矢示1
2,12a方向へ弾性変形させて、レール1の一
端から装着する。ここで、枠体6の両側壁は弾性
によりレール1の対向縁部4,4の端縁に圧接す
る。したがつて掛止片5と鍔10との間隔がレー
ル1の対向縁部4の厚さよりも大きくとも、取付
けナツトAには溝方向の移動に対して大きな摩擦
が働くこととなるので、レール1を縦にしても取
付けナツトが自重で下方へ移動することはない。
またこの実施例では枠体を金属製としたので、
従来の合成樹脂製の取付けナツトと異なり、電導
性があり、アース等に便利である。
従来の合成樹脂製の取付けナツトと異なり、電導
性があり、アース等に便利である。
第4図は使用状態を示し、13は電気器具、1
4はボルトである。
4はボルトである。
(考案の効果)
この考案によれば、弾性枠を介して取付けナツ
トをレール等の溝に固定するものであるから、溝
を縦にして取付けた場合にも、弾性枠と溝との弾
接により取付けナツトが自重で落下するおそれな
く所望の位置を維持するので、作業が容易であ
る。また同一規格で異種の複数の溝に適合し得る
こととなり、在庫管理も簡易となる等の効果があ
る。
トをレール等の溝に固定するものであるから、溝
を縦にして取付けた場合にも、弾性枠と溝との弾
接により取付けナツトが自重で落下するおそれな
く所望の位置を維持するので、作業が容易であ
る。また同一規格で異種の複数の溝に適合し得る
こととなり、在庫管理も簡易となる等の効果があ
る。
第1図はこの考案実施例の斜視図、第2図は同
じく断面図、第3図は同じく枠体の斜視図、第4
図は同じく使用状態の説明図である。 1……レール、2……溝、3……弾性体、4…
…対向縁部、5……掛止片、6……枠体、7……
底板、9……ナツト、10……鍔。
じく断面図、第3図は同じく枠体の斜視図、第4
図は同じく使用状態の説明図である。 1……レール、2……溝、3……弾性体、4…
…対向縁部、5……掛止片、6……枠体、7……
底板、9……ナツト、10……鍔。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 上部に取付部材1の溝縁下面と掛止できる鍔
10を有する鍔付きナツトの胴部へ、前記取付
部材1の溝縁上面との掛止片5と、前記鍔付ナ
ツト9の鍔10と掛止し、かつナツトの嵌入掛
止孔を設けた底板7を立上り片で連結した弾性
枠を上下可能に嵌着掛止してなる取付けナツ
ト。 2 取付部材は、C型レールとした実用新案登録
請求の範囲第1項記載の取付けナツト。 3 掛止片は、弾性枠の左右上縁をほぼ直角に外
側へ屈曲して形成した実用新案登録請求の範囲
第1項記載の取付けナツト。 4 弾性枠は、弾性金属薄板よりなり、ナツトと
の掛止孔を有する底板の左右に立上り片を介し
て掛止片を対向設置した実用新案登録請求の範
囲第1項記載の取付けナツト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984141440U JPH0241367Y2 (ja) | 1984-09-18 | 1984-09-18 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984141440U JPH0241367Y2 (ja) | 1984-09-18 | 1984-09-18 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6155508U JPS6155508U (ja) | 1986-04-14 |
JPH0241367Y2 true JPH0241367Y2 (ja) | 1990-11-05 |
Family
ID=30699781
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1984141440U Expired JPH0241367Y2 (ja) | 1984-09-18 | 1984-09-18 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0241367Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2576188Y2 (ja) * | 1992-07-28 | 1998-07-09 | 黒田精工株式会社 | 移動位置検出センサの取付け装置 |
JP6995662B2 (ja) * | 2018-02-24 | 2022-01-14 | 積水樹脂株式会社 | 固定用部材及びそれが用いられている簡易構造物 |
JP7335604B2 (ja) * | 2019-10-28 | 2023-08-30 | タイガー産業株式会社 | 工事用締付具 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5129160B2 (ja) * | 1971-10-06 | 1976-08-24 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5129160U (ja) * | 1974-08-26 | 1976-03-02 | ||
JPS5571813U (ja) * | 1978-11-14 | 1980-05-17 |
-
1984
- 1984-09-18 JP JP1984141440U patent/JPH0241367Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5129160B2 (ja) * | 1971-10-06 | 1976-08-24 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6155508U (ja) | 1986-04-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7789606B2 (en) | Push-in nut | |
JPH0351855Y2 (ja) | ||
JPH0241367Y2 (ja) | ||
US3189076A (en) | Sheet metal cage nut | |
EP3842707A1 (en) | A mounting device for mounting solar panels to a structure | |
JPS6113604Y2 (ja) | ||
JPH0740827U (ja) | ローパーティションのスタッドとパネルの連結構造 | |
JPH0357062Y2 (ja) | ||
JPS6342554Y2 (ja) | ||
CN219733051U (zh) | 一种门锁快速安装结构及门锁 | |
CN220014937U (zh) | 一种调节活动卡扣结构及纱窗 | |
KR200300960Y1 (ko) | 케이블 트레이 고정구 | |
JPS6236439Y2 (ja) | ||
JP2914964B1 (ja) | 天井点検口の外枠吊り下げ用ハンガー金具 | |
CN219506108U (zh) | 翼子板连接支架及翼子板安装结构 | |
JPH042242Y2 (ja) | ||
JPH0714646Y2 (ja) | 二部材の連結装置 | |
JPS5915314Y2 (ja) | 構造物に使用するパラペット笠木 | |
JPH0614000Y2 (ja) | 建材取付装置 | |
JPH0125918Y2 (ja) | ||
JPH0210929Y2 (ja) | ||
JPH0120423Y2 (ja) | ||
JP2510755Y2 (ja) | 帯パネル取付装置 | |
JPS626979Y2 (ja) | ||
JPH0453139Y2 (ja) |