JPH0433303Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0433303Y2 JPH0433303Y2 JP16331487U JP16331487U JPH0433303Y2 JP H0433303 Y2 JPH0433303 Y2 JP H0433303Y2 JP 16331487 U JP16331487 U JP 16331487U JP 16331487 U JP16331487 U JP 16331487U JP H0433303 Y2 JPH0433303 Y2 JP H0433303Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- engagement
- panel
- plate
- receiving member
- panels
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 11
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000005553 drilling Methods 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本考案は、屋根パネルや壁パネル等、パネル類
の取付け装置に関するものである。
の取付け装置に関するものである。
（従来の技術）
一般に、組立家屋における屋根パネルの取付け
は、例えば実開昭52−169914号公報に示されてい
るように、屋根パネルに多くの孔を設け、これに
ボルト類を挿通してナツトで締付け固定してい
る。また、近頃では、屋根パネルに孔を開けずに
固定する方法のものも考えられてきている。
は、例えば実開昭52−169914号公報に示されてい
るように、屋根パネルに多くの孔を設け、これに
ボルト類を挿通してナツトで締付け固定してい
る。また、近頃では、屋根パネルに孔を開けずに
固定する方法のものも考えられてきている。
（考案が解決しようとする問題点）
このような従来の装置においては、前者では、
ボルトが屋根パネルを貫通するために、ボルトと
孔との隙間から雨水が浸入して雨漏りの原因にな
るというばかりでなく、ボルト−ナツトの締付け
個所が非常に多くなり、組立てに多くの時間を要
し、孔の位置の狂いが生じやすく、組立て作業が
面倒になる、という欠点があつた。また後者で
は、構造が複雑化して製品コストが高くなるばか
りでなく、組立て作業も面倒である、という欠点
があつた。
ボルトが屋根パネルを貫通するために、ボルトと
孔との隙間から雨水が浸入して雨漏りの原因にな
るというばかりでなく、ボルト−ナツトの締付け
個所が非常に多くなり、組立てに多くの時間を要
し、孔の位置の狂いが生じやすく、組立て作業が
面倒になる、という欠点があつた。また後者で
は、構造が複雑化して製品コストが高くなるばか
りでなく、組立て作業も面倒である、という欠点
があつた。
本考案は、このような従来の欠点を解消するた
めになされたもので、パネル類に孔を開けること
なく、簡易にしかも強固にパネル類を固定するこ
とのできる取付け構造を提供しようとするもので
ある。
めになされたもので、パネル類に孔を開けること
なく、簡易にしかも強固にパネル類を固定するこ
とのできる取付け構造を提供しようとするもので
ある。
（問題点を解決するための手段）
次に、本考案装置の構成について、実施例に対
応する図面を参照して説明すると、本考案は、梁
材等の受部材１に、開口部に係着板部５，５を突
設した係着凹溝部３を形成したパネル２を載置
し、他方、横長に形成しその両端に押え片９，９
を、中間部に下端に鉤片１１を有する掛止板１０
を垂設すると共に中央部にネジ孔１２を設けて固
定金具７を形成し、該固定金具７を、その上部を
係着凹溝部３内に挿入して、押え片９，９を係着
板部５，５の内面に当て、受部材１を貫通させた
ボルト１３により緊締したことを特徴とするもの
である。
応する図面を参照して説明すると、本考案は、梁
材等の受部材１に、開口部に係着板部５，５を突
設した係着凹溝部３を形成したパネル２を載置
し、他方、横長に形成しその両端に押え片９，９
を、中間部に下端に鉤片１１を有する掛止板１０
を垂設すると共に中央部にネジ孔１２を設けて固
定金具７を形成し、該固定金具７を、その上部を
係着凹溝部３内に挿入して、押え片９，９を係着
板部５，５の内面に当て、受部材１を貫通させた
ボルト１３により緊締したことを特徴とするもの
である。
（実施例）
以下、本考案装置の実施例を、屋根パネルの取
り付け例を示した図面を参照して説明する。
り付け例を示した図面を参照して説明する。
図において、１は屋根パネルを支持する梁材等
の受部材で、断面Ｃ形に形成されている。屋根パ
ネル２は、一端縁部に、Ｃ形に折曲形成した係着
凹溝部３とそれに隣接した係合凹溝部４とが形成
されており、係着凹溝部３の開口部には、その両
側より内方に斜めに対向して突出する係着板部
５，５が設けられている。また、屋根パネル２の
他端縁部は、上方にＬ形に折曲されて、前記係合
凹溝部４内に係入する係合条部６が突設されてい
る。そして、屋根パネル２は、その係合条部６を
隣接した他の屋根パネル２の係合凹溝部４内に係
入して、互に接続されるようになつている。
の受部材で、断面Ｃ形に形成されている。屋根パ
ネル２は、一端縁部に、Ｃ形に折曲形成した係着
凹溝部３とそれに隣接した係合凹溝部４とが形成
されており、係着凹溝部３の開口部には、その両
側より内方に斜めに対向して突出する係着板部
５，５が設けられている。また、屋根パネル２の
他端縁部は、上方にＬ形に折曲されて、前記係合
凹溝部４内に係入する係合条部６が突設されてい
る。そして、屋根パネル２は、その係合条部６を
隣接した他の屋根パネル２の係合凹溝部４内に係
入して、互に接続されるようになつている。
７は屋根パネル２を受部材１に係着するための
固定金具で、横長の菱形状とした平板８の短辺側
を下方に折曲して押え片９，９を突設すると共
に、長辺の一方の中間部に、下端に鉤片１１を有
する、押え片９より長く形成した掛止板１０が垂
設され、また、平板８の中央部にネジ孔１２が設
けられた構造となつている。そして、この固定金
具７の長さは、両係着板部５，５の中間部間に跨
架できる長さを有すると共に、固定金具７の横巾
は両係着板部５，５の端縁間に十分遊挿できる長
さに形成されている。
固定金具で、横長の菱形状とした平板８の短辺側
を下方に折曲して押え片９，９を突設すると共
に、長辺の一方の中間部に、下端に鉤片１１を有
する、押え片９より長く形成した掛止板１０が垂
設され、また、平板８の中央部にネジ孔１２が設
けられた構造となつている。そして、この固定金
具７の長さは、両係着板部５，５の中間部間に跨
架できる長さを有すると共に、固定金具７の横巾
は両係着板部５，５の端縁間に十分遊挿できる長
さに形成されている。
前記の固定金具７を用いて屋根パネル２を受部
材１に取り付けるには、まず、屋根パネル２，２
を受部材１上に載置して、互に係合凹溝部４と係
合条部とにより組み合せ、その状態で、第４図及
び第５図の鎖線で示した７イのように、固定金具
７を、その長さ方向が両係着板部５，５間にその
長手方向に沿うようにして、平板８を上にして係
着凹溝部３内に上部を挿入した後、第４図の鎖線
７ロに示すように、固定金具７をほぼ90°水平方
向に回転させて、受部材１に向けて移動させ、鉤
片１１を受部材１の一方の端縁１ａに係合し、受
部材１に設けられたボルト挿通孔１４よりボルト
１３を通して固定金具７のネジ孔１２に螺合して
締め付け押え片９，９を係着板部５，５の内面に
圧接し、緊締されることになるのである。
材１に取り付けるには、まず、屋根パネル２，２
を受部材１上に載置して、互に係合凹溝部４と係
合条部とにより組み合せ、その状態で、第４図及
び第５図の鎖線で示した７イのように、固定金具
７を、その長さ方向が両係着板部５，５間にその
長手方向に沿うようにして、平板８を上にして係
着凹溝部３内に上部を挿入した後、第４図の鎖線
７ロに示すように、固定金具７をほぼ90°水平方
向に回転させて、受部材１に向けて移動させ、鉤
片１１を受部材１の一方の端縁１ａに係合し、受
部材１に設けられたボルト挿通孔１４よりボルト
１３を通して固定金具７のネジ孔１２に螺合して
締め付け押え片９，９を係着板部５，５の内面に
圧接し、緊締されることになるのである。
なお、上述の実施例は、屋根パネルの取り付け
についてのものであるが、本考案はこれに限定さ
れるものではなく、壁パネル等、他のパネル類の
取り付けにも広く適用できるものである。
についてのものであるが、本考案はこれに限定さ
れるものではなく、壁パネル等、他のパネル類の
取り付けにも広く適用できるものである。
（考案の効果）
以上説明したように、本考案の装置は、
梁材等の受部材に、開口部に係着板部を突設し
た係着凹溝部を形成したパネルを載置し、他方、
横長に形成しその両端に押え片を、中間部に下端
に鉤片を有する掛止板を垂設すると共に中央部に
ネジ孔を設けて固定金具を形成し、該固定金具
を、その上部を係着凹溝部内に挿入して、押え片
を係着板部の内面に当て、受部材を貫通させたボ
ルトにより緊締した構造としたので、取り付ける
パネル類には、取付け用のボルト孔を設けること
なく、固定金具をパネルの係着板部に挿入して、
固定金具を受部材に緊締するだけで、パネルの固
定が強固にでき、雨水等の侵入のおそれが解消さ
れることになる。また、固定金具は横長に形成さ
れているので、係着凹溝部への挿入が自在にで
き、しかも、係着凹溝中を適宜移動させて必要個
所で固定させることができ、パネルの組み付け作
業が簡易で能率よく行い得られると共に、構造は
簡単であるから安価に提供することができる等、
多くの利点を有するものである。
た係着凹溝部を形成したパネルを載置し、他方、
横長に形成しその両端に押え片を、中間部に下端
に鉤片を有する掛止板を垂設すると共に中央部に
ネジ孔を設けて固定金具を形成し、該固定金具
を、その上部を係着凹溝部内に挿入して、押え片
を係着板部の内面に当て、受部材を貫通させたボ
ルトにより緊締した構造としたので、取り付ける
パネル類には、取付け用のボルト孔を設けること
なく、固定金具をパネルの係着板部に挿入して、
固定金具を受部材に緊締するだけで、パネルの固
定が強固にでき、雨水等の侵入のおそれが解消さ
れることになる。また、固定金具は横長に形成さ
れているので、係着凹溝部への挿入が自在にで
き、しかも、係着凹溝中を適宜移動させて必要個
所で固定させることができ、パネルの組み付け作
業が簡易で能率よく行い得られると共に、構造は
簡単であるから安価に提供することができる等、
多くの利点を有するものである。
第１図は本考案装置の一実施例を示す縦断斜面
図、第２図は同正断面図、第３図は固定金具の斜
面図、第４図は固定金具の係入状態を説明する側
断面図、第５図は同平断面図である。 １……受部材、２……パネル、３……係着凹溝
部、４……係合凹溝部、５……係着板部、６……
係合条部、７……固定金具、９……押え片、１０
……掛止板、１１……鉤片、１２……ネジ孔、１
３……ボルト。
図、第２図は同正断面図、第３図は固定金具の斜
面図、第４図は固定金具の係入状態を説明する側
断面図、第５図は同平断面図である。 １……受部材、２……パネル、３……係着凹溝
部、４……係合凹溝部、５……係着板部、６……
係合条部、７……固定金具、９……押え片、１０
……掛止板、１１……鉤片、１２……ネジ孔、１
３……ボルト。
Claims (1)
- 梁材等の受部材に、開口部に係着板部を突設し
た係着凹溝部を形成したパネルを載置し、他方、
横長に形成しその両端に押え片を、中間部に下端
に鉤片を有する掛止板を垂設すると共に中央部に
ネジ孔を設けて固定金具を形成し、該固定金具
を、その上部を係着凹溝部内に挿入して、押え片
を係着板部の内面に当て、受部材を貫通させたボ
ルトにより緊締したことを特徴とする、パネル類
の取付装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16331487U JPH0433303Y2 (ja) | 1987-10-26 | 1987-10-26 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16331487U JPH0433303Y2 (ja) | 1987-10-26 | 1987-10-26 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0168436U JPH0168436U (ja) | 1989-05-02 |
| JPH0433303Y2 true JPH0433303Y2 (ja) | 1992-08-10 |
Family
ID=31447932
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16331487U Expired JPH0433303Y2 (ja) | 1987-10-26 | 1987-10-26 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0433303Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-10-26 JP JP16331487U patent/JPH0433303Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0168436U (ja) | 1989-05-02 |
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