JPS643404Y2 - - Google Patents

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JPS643404Y2
JPS643404Y2 JP1983198294U JP19829483U JPS643404Y2 JP S643404 Y2 JPS643404 Y2 JP S643404Y2 JP 1983198294 U JP1983198294 U JP 1983198294U JP 19829483 U JP19829483 U JP 19829483U JP S643404 Y2 JPS643404 Y2 JP S643404Y2
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JP1983198294U
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JPS60103350U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、コーナー部に取付けられるコーナー
用棚構造に関する。
(従来の技術) 従来、コーナーを形成する各壁面に亘つて取付
けられるコーナー用棚の各取付面は互いに、通常
90度の角度を有して形成されていた。しかしなが
ら、壁施工の誤差により、各壁面のコーナー部の
角度が90度より大きな場合や小さな場合が生じる
おそれがあり、これらの場合には各壁面と棚の各
取付面との間に間隙が生じ、良好な取付け状態が
得難い欠点がある。また、風呂場や洗面所等のタ
イル張りされた壁面のコーナー部に棚を取付ける
場合、ビスによる取付け産業は一般家庭において
比較的困難な作業であるため、主に両面接着テー
プ等によつて棚を貼着する方法が採られている。
しかしながら、両面接着テープ等による接着力の
みでは、重い物品を載置した場合、不用意に外れ
るおそれが大であつた。
そこで、例えば実開昭54−59922号公報の記載
された考案のようにコーナーを形成する各壁面に
取付けられる1対の棚板の各壁面に対向する外側
面には夫々すべり止めを施し、該両棚枠をコーナ
ー部側においてちようつがいによる連結部材で連
結すると共に、両棚枠間に押圧部材を架設して、
各壁面方向に押圧させるようにしたものが知られ
ている。
(考案が解決しようとする問題点) しかし、このような従来例によれば、押圧部材
を操作してコーナー部に取付けた場合、棚枠は押
圧部材を架設した箇所においてのみ各壁面を押圧
するため取付面の押圧力が不均一となり、特にコ
ーナー部近傍における押圧力が極めて弱く良好な
取付け状態が得難い欠点がある。
そこで、この欠点を解決するには、更にもう一
つの押圧部材をコーナー部近傍に設けることも考
えられるが、それでは部材が多くなり、又狭いコ
ーナー部での押圧部材の操作が困難であるという
問題点がある。
(問題点を解決するための手段) そこで、本考案は上記問題点に鑑み、コーナー
部の各壁面に良好に取付けることができるととも
に、その取付け状態を強固に保持するものであ
り、その特徴とするところは、コーナーを形成す
る各壁面2,3に夫々取付けられる1対の棚枠
4,5と、該両棚枠4,5をコーナー部側におい
て連結する連結部材11と、両棚枠4,5を各壁
面2,3方向に押圧すべく両棚枠4,5間に架設
される押圧部材21と、両棚枠4,5間に亘つて
取付けられる棚板6とを備えたコーナー用棚にお
いて、前記1対の棚枠4,5はコーナー部交差部
において連結されておらず、前記連結部材11は
前記両棚枠4,5の相対角度を調整自在に連結す
べく、その一端部が、前記棚枠4の下部に突設さ
れた支持部9に回動自在に枢支され、他端部には
長孔13が形成されると共に、前記棚枠5の下部
に突設された支持部10に遊挿ピン14により遊
挿され、さらに連結部材11の他端部の端縁には
鋸刃状の係止段部15が形成されており、対向す
る棚枠5内面側には係止段部15が係脱自在に係
止する係止部16が突設されてなる点にある。
(作用) 壁面2,3コーナー部に取付けるには、まず最
初に各棚枠4,5の外側面を両面接着テープ等を
利用して各壁面2,3に押圧して貼着する。
次に連結部材11を回動操作してコーナー部方
向に押圧すれば、係止部16と各係止段部15と
の係脱を介して両棚枠4,5のコーナー部側は互
いに離反する方向、即ち各壁面2,3方向に強く
押圧される。
次に押圧部材21の伸長操作すれば各棚枠4,
5の外方側が各壁面2,3方向に強く押圧され
る。その後、棚板6を各棚枠4,5間に亘つて取
付ける。
以上のことから各棚枠4,5のコーナー部側及
び他方の外方側で夫々、各壁面2,3方向に強く
押圧されるため、両面接着テープ等が全面に亘つ
て密着され、より強固な接着力が得られ、より重
量物を棚板6上に載置することが可能となる。ま
た、各棚枠4,5を取付けるに際し、連結部材1
1の回動操作と、押圧部材21の伸長操作を交互
に繰返すことにより、より強固な押圧状態が得ら
れ、より強固な取付け状態が得られる。
(実施例) 以下、本考案の1実施例を図面に基づいて説明
すると、第1図乃至第3図において、1はコーナ
ー用棚で、コーナーを形成する各壁面2,3に
夫々取付けられる1対の棚枠4,5と、両棚枠
4,5間に亘つて取付けられる棚板6とを備えて
いる。前記各棚枠4,5は略対称に形成されてお
り、互いに対向する内側面側上部に各棚枠4,5
の長手方向に、棚板6の側縁部6a,6aが挿脱
自在に差込まれる差込み溝7,8が夫々形成され
ている。また各棚枠4,5のコーナー部側には、
前記内側面側の下部に夫々、上下1対の支持部
9,9、10,10が突設されている。11は両
棚枠4,5をコーナー部側で連結する連結部材
で、薄板状に形成されており、一端部が前記一方
の支持部9,9間に挿入されると共に、上下方向
の枢支ピン12挿通により、回動自在に枢支され
ている。また連結部材11の他端部には長孔13
が形成されると共に、他方の支持部10,10間
に挿入され、上下方向の遊挿ピン14が前記長孔
13を通つて遊挿され、ここに両棚枠4,5は相
対角度を調整自在に互いに連結される。さらに連
結部材11の他端部の端縁には鋸刃状の係止段部
15が形成されており、対向する棚枠5内面側に
は係止段部15が係脱自在に係止する係止部16
が突設されている。尚、係止段部15はコーナー
部から遠ざかるに従つて、枢支ピン12からの距
離が長くなるよう構成されている。また両棚枠
4,5の各壁面2,3に対向する外側面17,1
8には夫々両面接着テープ19,20が貼着され
ている。21は押圧部材で、1対の杆材22,2
3と、各杆材22,23の一端に夫々形成された
右ネジ24及び左ネジ25に螺合された操作筒2
6とを備え、所謂ターンバツクル構造とされ、伸
縮調整自在とされている。また各杆材22,23
の他端部には座金27,28が夫々抜止め係止さ
れると共に、他端が偏平状とされ、該偏平部2
9,30が各棚枠4,5のコーナー部側と反対側
に形成されたボス部31,32の偏平状の嵌合孔
33,34に夫々挿脱自在に嵌合されている。前
記各棚枠4,5には夫々長手方向に適宜離隔し
て、取付け孔35が形成されており、ビスやネジ
或いは釘等によつても取付け可能に構成されてい
る。また前記各差込み溝7,8の下面側には係合
段部36が適宜形成されており、該係合段部36
と対応する棚板6の下面には係合突部37が突設
されている。前記棚板6は扇状に形成されてお
り、外周部に周壁38が設けられている。
本考案の1実施例は以上のように構成されてお
り、壁面2,3コーナー部に取付ける場合には、
まず最初に各棚枠4,5の外側面17,18に備
えられた両面接着テープ19,20を利用して各
壁面2,3に押圧して貼着する。次に連結部材1
1を枢支ピン12回りにコーナー部方向に押圧す
れば、係止部16と各係止段部15との係脱を介
して、連結部材11が回動操作される。この際、
係止段部15がコーナー部から遠ざかるに従つ
て、枢支ピン12からの距離が長くなるよう構成
されているので、両棚枠4,5のコーナー部側は
連結部材11によつて互いに離反する方向、即
ち、各壁面2,3方向に強く押圧され、両面接着
テープ19,20による接着力がより強固に得ら
れる。次に、押圧部材21の操作筒26を所定方
向に回動すれば、各杆材22,23が互いに離反
する方向に伸長してゆき、各座金27,28を介
して各ボス部31,32を互いに離反する方向に
押圧し、ここに各棚枠4,5の外方側が各壁面
2,3方向に強く押圧され、両面接着テープ1
9,20による接着力がより強固に得られる。以
上のことから、各棚枠4,5のコーナー部側及び
他方の外方側で夫々、各壁面2,3方向に強く押
圧されるため、両面接着テープ19,20が全面
に亘つて密着され、より強固な接着力が得られ
る。その後、各棚枠4,5の差込み溝7,8に棚
板6の各側縁部6a,6bが挿脱自在に差込ま
れ、棚板6の係合突部37が係合段部36に抜止
め係合される。この取付け状態において、各棚枠
4,5が連結部材11及び押圧部材21によつて
常に壁面2,3方向に押圧されているので、両面
接着テープ19,20の剥れを防止するだけでな
く、両面接着テープ19,20の接着力を連結部
材11及び押圧部材21で補強した構成であり、
より強固な取付け状態が得られ、従つて、より重
量物を棚板6上に載置することが可能となる。ま
た各棚枠4,5を取付けるに際し、連結部材11
の回動操作と、押圧部材21の伸長操作を交互に
繰返すことにより、より強固な押圧状態が得ら
れ、より強固な取付け状態が得られる。
第4図は90度の壁面2,3のコーナー部に棚1
を取付けた状態、第5図は90度より大きな場合の
壁面2,3のコーナー部に棚1を取付けた状態、
第6図は90度より小さな場合の壁面2,3のコー
ナー部に棚1を取付けた状態を夫々示している。
(考案の効果) 以上のように、本考案はコーナー部近傍に設け
られた連結部材が両棚枠を相対角度調整自在に連
結すると共に、コーナー部において各棚枠を容易
に各壁面方向に押圧することを可能とし、コーナ
ー部の各壁面に対し良好に、かつ、強固に取付け
ることができ、また両棚枠を各壁面方向に押圧す
る押圧部材と相まつて、より強固な取付け状態を
得ることができるという利点を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の1実施例を示す平面図、第2
図は第1図−線断面矢視図、第3図は第1図
−線矢視図、第4図乃至第6図は取付け状態
を示す平面図、第7図は本考案の従来例で、第1
図と同符号は同一部分を示す。 1……棚、2……壁面、3……壁面、4……棚
枠、5……棚枠、6……棚板、11……連結部
材、21……押圧部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コーナーを形成する各壁面2,3に夫々取付け
    られる1対の棚枠4,5と、該両棚枠4,5をコ
    ーナー部側において連結する連結部材11と、両
    棚枠4,5を各壁面2,3方向に押圧すべく両棚
    枠4,5間に架設される押圧部材21と、両棚枠
    4,5間に亘つて取付けられる棚板6とを備えた
    コーナー用棚において、前記1対の棚枠4,5は
    コーナー部交差部において連結されておらず、前
    記連結部材11は前記両棚枠4,5の相対角度を
    調整自在に連結すべく、その一端部が、前記棚枠
    4の下部に突設された支持部9に回動自在に枢支
    され、他端部には長孔13が形成されると共に、
    前記棚枠5の下部に突設された支持部10に遊挿
    ピン14により遊挿され、さらに連結部材11の
    他端部の端縁には鋸刃状の係止段部15が形成さ
    れており、対向する棚枠5内面側には係止段部1
    5が係脱自在に係止する係止部16が突設されて
    なることを特徴とするコーナー用棚構造。
JP19829483U 1983-12-22 1983-12-22 コ−ナ−用棚構造 Granted JPS60103350U (ja)

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JP19829483U JPS60103350U (ja) 1983-12-22 1983-12-22 コ−ナ−用棚構造

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JP19829483U JPS60103350U (ja) 1983-12-22 1983-12-22 コ−ナ−用棚構造

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JPS60103350U JPS60103350U (ja) 1985-07-15
JPS643404Y2 true JPS643404Y2 (ja) 1989-01-30

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5844938B2 (ja) * 1978-01-20 1983-10-06 松下電器産業株式会社 熱媒循環式暖房装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5459922U (ja) * 1977-09-26 1979-04-25
JPS5844938U (ja) * 1981-09-19 1983-03-25 糸屋 博司 電話帳置台

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