JPH0754451Y2 - 化粧板取付構造 - Google Patents

化粧板取付構造

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JPH0754451Y2
JPH0754451Y2 JP6325792U JP6325792U JPH0754451Y2 JP H0754451 Y2 JPH0754451 Y2 JP H0754451Y2 JP 6325792 U JP6325792 U JP 6325792U JP 6325792 U JP6325792 U JP 6325792U JP H0754451 Y2 JPH0754451 Y2 JP H0754451Y2
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JP
Japan
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decorative plate
groove
mounting structure
adhesive
wall
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Application number
JP6325792U
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JPH0628082U (ja
Inventor
恵一 池永
Original Assignee
ナショナル住宅産業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、建築物等の外壁面に
化粧板を取付ける化粧板取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4に示した従来例の化粧板取付構造
は、外壁1に複数枚の化粧板2を取付具103aを介し
て取付けたものである。外壁1の入隅部および出隅部に
は、直交する一対の化粧板2を入隅用取付具103bお
よび出隅用取付具103cを介して各々取付けていた。
図5に示すように、化粧板2は、外壁1を構成する上階
の外壁パネル1aと下階の外壁パネル1bとの間に配置
されて胴差し105を隠蔽するものである。化粧板2の
上下縁部は、それぞれ一対のボーダー104と共に外壁
パネル1a,1bにねじ止めされていた。
【0003】図6に示すように、取付具103aは、外
壁1に固定する固定部131と、化粧板2の端部を嵌入
する一対の溝部132とを有する。図7(b)に示すよ
うに出隅用取付具103cは、外壁1の出隅部に固定す
る固定部135と化粧板2の端部を嵌入する一対の溝部
136とを有する。図7(c)に示すように入隅用取付
具103bは、外壁1の入隅部に固定する固定部133
と化粧板2の端部を嵌入する一対の溝部134とを有す
る。なお、図7(a)に示すように、外壁1に設けた複
数枚の化粧板2の内、外側に位置する化粧板2の外端部
には、外壁1に固定する固定部137と化粧板2の端部
を嵌入する溝部138を有した端部用取付具103dが
用いられた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】従来例の化粧板取付構
造では、施工するに際して図6(a)に示すように溝部
132に接着剤4を塗布した後、溝部132に化粧板2
の端部を嵌入していた。しかしながら、接着剤4の塗布
量が多過ぎた場合、図6(b)に示すように接着剤4が
化粧板2の端部で押し出され化粧板2の表面側へはみ出
すことがあった。したがって接着剤4のはみ出しを防止
するために、適量の接着剤を均一に塗布しなければなら
ず、施工が容易ではなかった。また、取付具103d、
入隅用取付具103bおよび出隅用取付具103cにつ
いても同様の問題点があった。
【0005】この考案の目的は、容易に施工することが
できる化粧板取付構造を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の化粧板取
付構造は、化粧板の端部を嵌入する溝部の内側面に溝部
に沿って延びる接着剤溜め用の凹条を形成したものであ
る。請求項2記載の化粧板取付構造は、さらに溝部の外
壁側の内側面を溝部の奥行側に向けて外方向へ傾斜した
傾斜面としたものである。
【0007】
【作用】請求項1記載の化粧板取付構造は、化粧板の端
部を嵌入する溝部の内側面に溝部に沿って延びる接着剤
溜め用の凹条を形成しているため、溝部に接着剤等を塗
布した状態で溝部に化粧板の端部を嵌入すると、接着剤
等は化粧板の端部によって凹条へ押し込まれる。
【0008】請求項2記載の化粧板取付構造は、さらに
溝部の外壁側の内側面を溝部の奥行側に向けて外方向へ
傾斜した傾斜面としているため、溝部に接着剤等を塗布
した状態で溝部に化粧板の端部を嵌入すると、化粧板の
端部によって接着剤の一部は凹条に押し込まれ、残りは
傾斜面と化粧板の裏面との間の隙間に溜まることにな
る。
【0009】
【実施例】この考案の第1の実施例の化粧板取付構造
は、図1(a)に示すように、外壁1に沿って配置され
た化粧板2と、外壁1に固定する固定部31および固定
部31の表面側に形成され化粧板2の端部を嵌入する一
対の溝部32を有した取付具3aとからなる。各溝部3
2の内側面には、溝部32に沿って延びる接着剤溜め用
の凹条5,6を形成している。
【0010】施工する際には、先ず固定部31を外壁1
にビス等(図示せず)で固定し溝部32に接着剤4を塗
布する。さらに、溝部32に化粧板2の端部を嵌入する
と、図6(b)に示すように化粧板2の端部によって接
着剤4は凹条5,6へ押し込まれることになる。このた
め、接着剤4の塗布量が多過ぎた場合でも接着剤4が化
粧板2の表面側へはみ出すことがなく、したがって接着
剤4のはみ出しを防止するために適量の接着剤を均一に
塗布するといった手間を省き、施工を容易に行なうこと
ができる。
【0011】なお、凹条5,6は、それぞれ図2に示す
ように固定部35および溝部36を有する端部用取付具
3d、固定部37および一対の溝部38を有する出隅用
取付具3c、または固定部39および一対の溝部40を
有する入隅用取付具3bの何れに設けても、取付具3a
と同様の効果が得られる。この他の構成については従来
例と同様である。
【0012】次ぎに、この考案の第2の実施例の化粧板
取付構造は、図3(a)に示すように、化粧板2の端部
を嵌入する溝部34の外壁1側の内側面を溝部34の奥
行側に向けて外方向へ傾斜した傾斜面7としたものであ
る。このため、施工するに際して溝部32に化粧板2の
端部を嵌入すると、図3(b)に示すように化粧板2の
端部によって接着剤4の一部は凹条5に押し込まれ、残
りは傾斜面7と化粧板2の裏面との間の隙間に溜まるこ
とになる。また、化粧板2の端部を傾斜面7に沿わせて
溝部34に押し込むことにより、化粧板2を外壁1に対
して外方向に位置決めすることが容易である。
【0013】なお、この他の構成および効果について
は、第1の実施例と同様である。
【0014】
【考案の効果】請求項1記載の化粧板取付構造は、化粧
板の端部を嵌入する溝部の内側面に溝部に沿って延びる
接着剤溜め用の凹条を形成しているため、溝部に接着剤
等を塗布した状態で溝部に化粧板の端部を嵌入すると、
接着剤等は化粧板の端部によって凹条へ押し込まれる。
したがって、化粧板の表面側への接着剤のはみ出しを防
止するために適量の接着剤を均一に塗布するといった手
間を省き、施工を容易に行なうことができる。
【0015】請求項2記載の化粧板取付構造は、さらに
溝部の外壁側の内側面を溝部の奥行側に向けて外方向へ
傾斜した傾斜面としているため、溝部に接着剤等を塗布
した状態で溝部に化粧板の端部を嵌入すると、化粧板の
端部によって接着剤の一部は凹条に押し込まれ、残りは
傾斜面と化粧板の裏面との間の隙間に溜まることにな
る。したがって、化粧板の表面側への接着剤のはみ出し
を防止するために適量の接着剤を均一に塗布するといっ
た手間を省き、施工を容易に行なうことができる。ま
た、化粧板の端部を傾斜面に沿わせて溝部に押し込むこ
とにより、化粧板を外壁に対して外方向に位置決めする
ことが容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の第1の実施例の化粧板取付構造の施
工手順を示す断面図。
【図2】取付具の他の例の示す断面図。
【図3】この考案の第2の実施例の化粧板取付構造の施
工手順を示す断面図。
【図4】(a)は従来例の化粧板取付構造を示す水平断
面図、(b)はその正面図。
【図5】従来例の化粧板取付構造を示す縦断面図。
【図6】従来例の化粧板取付構造の施工手順を示す断面
図。
【図7】(a)は端部用取付具の使用状態を示す断面
図、(b)は出隅用取付具の使用状態を示す断面図、
(c)は入隅用取付具の使用状態を示す断面図。
【符号の説明】
1 外壁 2 化粧板 3a 取付具 5 凹条 6 凹条

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外壁に沿って配置された化粧板と、前記
    外壁に固定する固定部およびこの固定部の表面側に形成
    され前記化粧板の端部を嵌入する溝部を有した取付具と
    からなる化粧板取付構造において、前記溝部の内側面に
    前記溝部に沿って延びる接着剤溜め用の凹条を形成した
    ことを特徴とする化粧板取付構造。
  2. 【請求項2】 溝部の外壁側の内側面を前記溝部の奥行
    きに向けて外方向へ傾斜した傾斜面とした請求項1記載
    の化粧板取付構造。
JP6325792U 1992-09-10 1992-09-10 化粧板取付構造 Expired - Lifetime JPH0754451Y2 (ja)

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JP6325792U JPH0754451Y2 (ja) 1992-09-10 1992-09-10 化粧板取付構造

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JP6325792U JPH0754451Y2 (ja) 1992-09-10 1992-09-10 化粧板取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0628082U JPH0628082U (ja) 1994-04-15
JPH0754451Y2 true JPH0754451Y2 (ja) 1995-12-18

Family

ID=13224034

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JP6325792U Expired - Lifetime JPH0754451Y2 (ja) 1992-09-10 1992-09-10 化粧板取付構造

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JP5624407B2 (ja) * 2010-08-26 2014-11-12 パナソニック株式会社 金属板の屋内への取付構造

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JPH0628082U (ja) 1994-04-15

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Effective date: 19960611