JPH0546687Y2 - - Google Patents

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JPH0546687Y2
JPH0546687Y2 JP12502590U JP12502590U JPH0546687Y2 JP H0546687 Y2 JPH0546687 Y2 JP H0546687Y2 JP 12502590 U JP12502590 U JP 12502590U JP 12502590 U JP12502590 U JP 12502590U JP H0546687 Y2 JPH0546687 Y2 JP H0546687Y2
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JP
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side plate
filler
reinforcing member
cabinet body
plate filler
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、流し台や洗面台などのキヤビネツ
ト本体の奥行寸法を、側板フイラーを用いて拡張
した場合の側板フイラーの補強構造に関する。
〔従来技術〕
第6図に示すように、流し台や洗面台などにお
いては、既存のキヤビネツト本体1を利用して、
側板の後端部に側板フイラーを取り付け、該キヤ
ビネツト本体1の奥行寸法を拡張し、これに大型
の天板2を取り付けて奥行寸法の広いものを製造
することが従来より行われている。
この側板フイラー3を用いるメリツトは、第1
に、キヤビネツト本体の奥行寸法が変化しても、
キヤビネツト本体を共用することができること、
第2に、側板フイラー3によつて拡張された背板
の後方スペースを配管スペースとして利用できる
こと、第3に、現場において側板フイラー3の取
り付けを容易に行うことができること、等が挙げ
られる。
ところで、この側板フイラー3の取り付けは、
従来、第7図に示すような連結部材5を用いて行
われている。
即ち、上記連結部材5は、側板フイラー3の裏
面側に両面接着テープ4を介して貼着される当接
片部6と、キヤビネツト本体1の後端桟部にビス
7を介して取り付けられる支持片部8と、この支
持片部8と当接片部6とを連結する連結片部9
と、から構成されている。
そして、上記連結部材5を用いて側板フイラー
3を取り付ける場合には、上記側板フイラー3の
キヤビネツト本体側片部3aをビスBを介してキ
ヤビネツト本体1の両側後端部に固着した後、上
記当接片部6の両面接着テープ4の剥離紙を剥が
して側板フイラー3の裏面側に貼着し、この後、
支持片部8をビス7を介してキヤビネツト本体1
の後端桟部に固着するという4工程の取り付け作
業を、左右両側の上下2箇所で行つていた。
〔従来技術の課題〕 しかしながら、上記従来の連結部材5を用いた
側板フイラー3の取り付けにあつては、上記4工
程の取り付け作業を、左右両側の上下2箇所で行
う必要があるため、この取り付け作業が非常に煩
雑であり、しかも、上記連結部材5の構造では、
第7図に示すような外力Fが作用した場合、側板
フイラー3が簡単に内側へ変形してしまい易く、
取付強度が弱い、という問題を有していた。
この考案は、かかる現状に鑑み創案されたもの
であつて、その目的とするところは、側板フイラ
ーの取り付けを大幅に簡略化することができ、し
かも、外力に対する取付強度も大幅に向上するこ
とができる側板フイラーの補強構造を提供しよう
とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、この考案にあつて
は、キヤビネツト本体の両側後端部にその端部を
当接させて取り付けられ、補強部材によつて補強
支持されてなる側板フイラーの補強構造におい
て、上記補強部材は、略直角三角形状の水平板部
と、この水平板部の直角を挟む2辺部から上方に
夫々起立する当接面部と、上記水平板部の直角部
から夫々起立する取付面部と、から構成し、上記
当接面部をキヤビネツト本体の背板及び側板フイ
ラーに当接させると共に、上記取付面部に開設さ
れたビス孔にビスを螺挿して補強部材と側板フイ
ラーとをキヤビネツト本体の両側板後端部に取り
付けたことを特徴とするものである。
〔実施例〕
以下、添付図面に示す一実施例に基き、この考
案を詳細に説明する。
第1図に示すように、この実施例に係る補強部
材10は、略直角三角形状に形成された水平板部
11と、この水平板部11の直角を挟む2辺部1
1a,11bから上方に夫々起立する当接面部1
2A,12Bと、上記水平板部11の直角部から
夫々起立するビス孔13A,13Bを有する取付
面部14A,14Bと、から構成されている。
上記当接面部12A,12Bは、その幅寸法が
水平断面略凹状に形成された側板フイラー3の裏
面側幅寸法よりも若干短く形成されており、ま
た、上記取付面部14A,14Bの底辺長は、側
板フイラー3のキヤビネツト本体側片部3aの幅
寸法及びキヤビネツト本体1の後端桟部1aの幅
寸法と同寸法となるように形成されている。
次に、上記のように構成されてなる補強部材1
0を用いて側板フイラー3をキヤビネツト本体1
の両側後端部に取り付ける工程を、第2図乃至第
5図に基き説明する。
先ず、キヤビネツト本体1の後端桟部1aに側
板フイラー3を衝合させ、該側板フイラー3のキ
ヤビネツト本体側片部3aに開設されたビス孔3
bとキヤビネツト本体1の後端桟部1aに開設さ
れたビス孔1bとの軸心を合致させる。
次に、補強部材10の当接面部12Aを側板フ
イラー3の裏面側に当接させ、かつ、上記取付面
部14Aを側板フイラー3のキヤビネツト本体側
片部3aに当接させ、上記ビス孔13Aの軸心を
上記ビス孔1b,3bと合致させると共に、他方
の当接面部12Bをキヤビネツト本体1の背板部
15に当接させ、かつ、上記取付面部14Bをキ
ヤビネツト本体1の後端桟部1aの内側部に当接
させた後、ビスBを上記補強部材10のビス孔1
3A及び上記ビス孔1b,3bに螺装し、これを
緊締するだけで、補強部材10と側板フイラー3
とをキヤビネツト本体1の両側後端桟部1aに取
り付けることができる。
このように構成された補強部材10で側板フイ
ラー3を支持補強した場合、該側板フイラー3に
第4図に示すような外力Fが作用したとしても、
この外力Fは、第4図ベクトルで示すように、分
力f1,f2に分解され、この結果、これら各分力f1
f2は、当接面部12Bが当接する背板部15に支
承されるため、側板フイラー3の内側への変形を
有効に阻止することができる。
また、この実施例にあつては、上記補強部材1
0を左右対称に形成し、キヤビネツト本体1の右
側に側板フイラー3を取り付ける場合には、取付
面部14Aに開設されたビス孔13Aを利用して
取り付け、反対に、キヤビネツト本体1の左側に
側板フイラー3を取り付ける場合には、取付面部
14Bに開設されたビス孔13Bを利用して取り
付けることができるように構成されているので、
補強部材10を2種類用意する必要がなく、作業
能率を簡略化することができる。
〔考案の効果〕
この考案に係る側板フイラーの補強構造は、以
上説明したように、1本のビスで側板フイラーと
補強部材とをキヤビネツト本体に連結することが
できるので、この種の側板フイラーの取り付けを
大幅に簡略化することができ、しかも、三角形状
に形成された水平板部と背板部に当接する当接面
部によつて側板フイラーに作用する外力を分力化
して背板部で強固に支承することができるので取
付強度も大幅に向上することができる等の優れた
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例に係る補強部材の
斜視図、第2図は同補強部材の取り付け状態を示
す分解斜視図、第3図は同補強部材の取り付け状
態を示す斜視図、第4図は同補強部材の取り付け
状態を示す水平断面図、第5図は同補強部材の取
り付け状態を示す縦断面図、第6図は従来の側板
フイラーの取り付け状態を示す分解斜視図、第7
図は従来の側板フイラーの取り付け状態の要部を
拡大して示す斜視図である。 符号の説明、1……キヤビネツト本体、1a…
…キヤビネツト本体の後端桟部、3……側板フイ
ラー、10……補強部材、11……水平板部、1
1a,11b……水平板部の2等辺部、12A,
12B……当接面部、13A,13B……ビス
孔、14A,14B……取付面部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. キヤビネツト本体の両側後端部にその端部を当
    接させて取り付けられ、補強部材によつて補強支
    持されてなる側板フイラーの補強構造において、
    上記補強部材は、略直角三角形状の水平板部と、
    この水平板部の直角を挟む2辺部から上方に夫々
    起立する当接面部と、上記水平板部の直角部から
    夫々起立する取付面部と、から構成し、上記当接
    面部をキヤビネツト本体の背板及び側板フイラー
    に当接させると共に、上記取付面部に開設された
    ビス孔にビスを螺挿して補強部材と側板フイラー
    とをキヤビネツト本体の両側板後端部に取り付け
    たことを特徴とする側板フイラーの補強構造。
JP12502590U 1990-11-27 1990-11-27 Expired - Lifetime JPH0546687Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP12502590U JPH0546687Y2 (ja) 1990-11-27 1990-11-27

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JP12502590U JPH0546687Y2 (ja) 1990-11-27 1990-11-27

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Publication Number Publication Date
JPH0481549U JPH0481549U (ja) 1992-07-15
JPH0546687Y2 true JPH0546687Y2 (ja) 1993-12-07

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