JPH09268674A - 間仕切り壁取付構造 - Google Patents

間仕切り壁取付構造

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Publication number
JPH09268674A
JPH09268674A JP7450396A JP7450396A JPH09268674A JP H09268674 A JPH09268674 A JP H09268674A JP 7450396 A JP7450396 A JP 7450396A JP 7450396 A JP7450396 A JP 7450396A JP H09268674 A JPH09268674 A JP H09268674A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
partition wall
foundation
connecting piece
floor panel
sill
Prior art date
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Pending
Application number
JP7450396A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuro Ikeda
達郎 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
National House Industrial Co Ltd
Original Assignee
National House Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by National House Industrial Co Ltd filed Critical National House Industrial Co Ltd
Priority to JP7450396A priority Critical patent/JPH09268674A/ja
Publication of JPH09268674A publication Critical patent/JPH09268674A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】対向する床パネル体の端部間の間隔が狭くてス
ペースに余裕がない箇所でも間仕切り壁を基礎上に設置
できるようにする。 【解決手段】端部が対向するように配された床パネル体
1間の基礎2上に土台3を設ける。土台3上に間仕切り
壁4を取付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、土台を介して基礎
の上方に間仕切り壁を設置するための間仕切り壁取付構
造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、布基礎2aのような基礎2の上部
に間仕切り壁4を設置するにあたっては、図7に示され
るように布基礎2より突設されたアンカーボルト6に対
して間仕切り壁4の下部の連結部材40を直接載置固定
するようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、布基礎2a
上に端部を載置するようにして床パネル体が間仕切り壁
4よりも先に設置されるようなことがあるが、上述のよ
うな従来例にあっては、各床パネル体を布基礎2a上に
配置して対向する床パネル体の端部間の間隔が狭くなる
と連結部材40をアンカーボルト6に対して固定するた
めの固着具を閉め込むための工具を使用する作業スペー
スが確保できなくなり、布基礎2aのアンカーボルト6
に間仕切り壁4の下部の連結部材40をボルト固定する
ことはスペース的に困難であり、布基礎2a上に端部を
載置するようにして床パネル体が設置されているような
場合には間仕切り壁4を取付け施工することができなく
なるという問題があった。
【0004】本発明は上記問題点の解決を目的とするも
のであり、対向する床パネル体の端部間の間隔が狭くて
スペースに余裕がない箇所でも間仕切り壁を基礎上に設
置することができる間仕切り壁取付構造を提供しようと
するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明では、端部が対向するように配され
た床パネル体1間の基礎2上に土台3を設け、この土台
3上に間仕切り壁4を取付けたことを特徴とするもので
ある。請求項2の発明では、請求項1において間仕切り
壁4は耐力壁5であり、土台3は下面をアンカーボルト
6に接合すると共に上面を間仕切り壁4に接合する一対
の脚金物7を連結金物8で連結して構成されていること
を特徴とするものである。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明における間仕切り壁取付構
造は、基礎2の上部に土台3を介して間仕切り壁4を設
置するものであり、基礎2としては図示したものにあっ
ては布基礎2aである場合を示している。基礎2の上部
には基礎2を挟むようにして床パネル体1が設置される
ものであり、この床パネル体1は端部を基礎2の上部に
設置するようにして取付けられるようになっている。
【0007】上記各床パネル体1の端部間の空間におい
て基礎2の上部に土台3が設置されており、この土台3
に間仕切り壁4が取付けられるようになっている。土台
3は図4に示されるように一対の脚金物7を連結金物8
にて相互に連結して主体が構成されており、脚金物7は
下部を基礎2の上面より突設されたアンカーボルト6に
連結することで基礎2の上面に取付けられるものであ
り、脚金物7の上部に間仕切り壁4の下部が固着具にて
連結固定されるようになっている。
【0008】土台3を構成する脚金物7は平面視U字状
に形成された支持片9の上端部に上連結片10を設ける
と共に、支持片9の下端部に下連結片11を設けて主体
が構成されており、上連結片10には間仕切り壁4の下
部を連結する場合に用いられる固着具が挿着される連結
孔12が設けられ、下連結片11にはアンカーボルト6
が挿着される連結孔13が設けられている。ここで、支
持片9の側部開口は脚金物7を布基礎2a上に載置した
状態で布基礎2aの長手方向に沿うように配置されるも
のであり、つまり、床パネル体1と直交するように布基
礎2aの長手方向に沿って配置されるものであり、床パ
ネル体1が予め設置されていても床パネル体1が邪魔に
なったりするようなことなく側方よりアンカーボルト6
にナットを螺着して脚金物7の固定作業を行うことがで
きるようになっている。
【0009】各脚金物7を構成する上連結片10は下連
結片11よりも長さ寸法が長いものとされており、上連
結片10に設けられる連結孔12は下連結片11に設け
られる連結孔13よりも外側に配置されている。一対の
脚金物7を所定間隔で連結保持する連結金物8は角パイ
プのような断面ロ字状の筒状体8aにて構成されてお
り、端部を各脚金物7を構成する支持片9の外面に固着
することによって一対の脚金物7間に取付けられてい
る。
【0010】ここで、一対の脚金物7を相互に連結する
連結金物8の長さ寸法を所定の長さ寸法とすることによ
って各脚金物7の下連結片11間の寸法と、各脚金物7
の上連結片10間の寸法を正確に出すことができるもの
であり、各上連結片10に設けられる連結孔12間の寸
法と、各下連結片11に設けられる連結孔13間の寸法
を正確に出すことができるようになっている。
【0011】間仕切り壁4としては耐力壁5であり、こ
の耐力壁5は荷重を支持することができるように枠組み
された枠材14の外面に面板15を取付けて主体が構成
されている。枠材14は図5に示されるように一対の縦
枠16の上部間に上横枠17を架設し、一対の縦枠16
の下部間に下横枠18を架設し、縦枠16及び横枠1
7,18の長手方向の中間部にそれぞれ設けられた連結
片19間に補強枠20を架設して各縦枠16と横枠1
7,18とを相互に連結することによって主体が構成さ
れている。
【0012】21は縦枠16の下部と下横枠18との間
に設けられた連結体であり、図6に示されるように下部
には略水平となった連結片22を備えている。22aは
連結片22に設けられた連結孔である。また、23は縦
枠16の上部と上横枠17との間に設けられた連結体で
あり、上部には上方に向けて突出された連結片24を備
えている。ここで、縦枠16と下横枠18は端部が連結
片22に設けられた連結孔22aと離れるようにそれぞ
れ連結体21に連結されており、この連結孔22aに挿
合されたボルト体にナットを螺着して工具で締め込むよ
うな場合に縦枠16や下横片18が邪魔になったりする
ことなく工具を用いてナットの締め込み作業を行うこと
ができるようになっている。
【0013】しかして、2個の箱形の脚金物7を連結金
物8にて連結した構成の土台3を基礎2のアンカーボル
ト6に固定し、この土台3上に間仕切り壁4を配置して
連結固定するものである。つまり、土台3を構成する各
脚金物7の下連結片11を基礎2より突設されたアンカ
ーボルト6に連結固定して下連結片11を基礎2に連結
し、これによって土台3が対向する床パネル体1の端部
間の空間において基礎2の上面に取付けられるものであ
る。次いで、土台3を構成する各脚金物7の上連結片1
0に間仕切り壁4の連結片22を載置して連結片22と
上連結片10とを固着具にて相互に連結固定するもので
ある。間仕切り壁4の上部は連結片24を2階の床梁2
5に連結することによって固定される。1aは2階の床
梁25に対して端部が連結固定された2階の床パネル体
である。ここで、土台3は両端の脚金物7を連結金物8
にて連結することでアンカーボルト6、間仕切り壁4の
接合用の連結孔12,13を正確に位置決めするもので
あり、つまり、一対の脚金物7の間隔が連結金物8で決
まるので、アンカーボルト6への接合、間仕切り壁4へ
の接合の際の位置決めが一方の脚金物7を接合すること
によって容易に行うことができるものであり、施工を迅
速に行うことができるようになっている。
【0014】また、間仕切り壁4にせん断力が作用して
も各脚金物7は連結金物8にて連結されているために一
方の脚金物7が回転したり、倒れたりするようなことが
ないものであり、間仕切り壁4は耐力壁5として確実に
取付けることができるようになっている。
【0015】
【発明の効果】請求項1の発明は、端部が対向するよう
に配された床パネル体間の基礎上に土台を設け、この土
台上に間仕切り壁を取付けるようになっているので、隣
合う床パネル体の端部間の間隔が狭くて作業性の悪い箇
所であっても土台を介して基礎の上部に確実に間仕切り
壁を取付けることができるものである。
【0016】請求項2の発明は、請求項1において間仕
切り壁は耐力壁であり、土台は下面をアンカーボルトに
接合すると共に上面を間仕切り壁に接合する一対の脚金
物を連結金物で連結して構成されているので、請求項1
の効果に加えて一対の脚金物の間隔が連結金物で決まる
ので、アンカーボルトへの接合、間仕切り壁への接合の
際の位置決めが一方の脚金物を接合することによって容
易に行うことができるものであり、施工性が良いもので
ある。また、間仕切り壁にせん断力が作用しても脚金物
が回転したり、倒れたりするようなことがなく、間仕切
り壁は耐力壁として確実に取付けることができるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一例を示すものであり、(a)は面板
を省略した状態の正面図、(b)は側断面図である。
【図2】(a)は図1(a)における下部の部分拡大
図、(b)は図1(b)における下部の部分拡大図であ
る。
【図3】(a)は図1(a)における上部の部分拡大
図、(b)は図1(b)における上部の部分拡大図であ
る。
【図4】土台を示すものであり、(a)は一部省略した
正面図、(b)は側面図、(c)は一部省略した上面
図、(d)は一部省略した下面図である。
【図5】間仕切り壁を示すものであり、(a)は正面
図、(b)は面板を省略した状態の正面図、(c)は
(a)におけるA−A線断面図、(d)は(a)におけ
るB−B線断面図である。
【図6】図5(b)におけるC部の部分拡大斜視図であ
る。
【図7】従来例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 床パネル体 2 基礎 3 土台 4 間仕切り壁 5 耐力壁 6 アンカーボルト 7 脚金物 8 連結金物
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 E04B 2/56 632 E04B 2/56 632D 632J 1/24 1/24 F

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端部が対向するように配された床パネル
    体間の基礎上に土台を設け、この土台上に間仕切り壁を
    取付けて成ることを特徴とする間仕切り壁取付構造。
  2. 【請求項2】 間仕切り壁は耐力壁であり、土台は下面
    をアンカーボルトに接合すると共に上面を間仕切り壁に
    接合する一対の脚金物を連結金物で連結して構成されて
    いることを特徴とする請求項1記載の間仕切り壁取付構
    造。
JP7450396A 1996-03-28 1996-03-28 間仕切り壁取付構造 Pending JPH09268674A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7450396A JPH09268674A (ja) 1996-03-28 1996-03-28 間仕切り壁取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7450396A JPH09268674A (ja) 1996-03-28 1996-03-28 間仕切り壁取付構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09268674A true JPH09268674A (ja) 1997-10-14

Family

ID=13549195

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7450396A Pending JPH09268674A (ja) 1996-03-28 1996-03-28 間仕切り壁取付構造

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JP (1) JPH09268674A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010209610A (ja) * 2009-03-11 2010-09-24 Panahome Corp 鉄骨柱の固定構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19990406