JP2910741B2 - ファクシミリ通信装置 - Google Patents

ファクシミリ通信装置

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JP2910741B2
JP2910741B2 JP9227723A JP22772397A JP2910741B2 JP 2910741 B2 JP2910741 B2 JP 2910741B2 JP 9227723 A JP9227723 A JP 9227723A JP 22772397 A JP22772397 A JP 22772397A JP 2910741 B2 JP2910741 B2 JP 2910741B2
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英樹 室矢
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ通信装置
に関し、特に送信画像情報を一旦メモリに蓄積し、受信
側の受信能力に応じて送信するファクシミリ通信装置に
関する。 【0002】 【従来の技術】この種の装置として、同報通信装置があ
るが、従来の装置では、読取った送信画像情報を情報圧
縮した上でメモリに蓄積し、それを読出して、逐次電送
するのが一般的である。勿論、別の方法として情報圧縮
しないでメモリに蓄積することも考えられるが、その場
合は圧縮した場合に比べ約10倍程度のメモリ容量が必
要であり、非現実的なため採用できない。 【0003】このような同報機能を備えたファクシミリ
装置は、特開昭59−204377号、特開昭57−9
5742号および特開昭60−32473号公報等に記
載されている。 【0004】従来技術による同報通信ファクシミリ装置
の問題点は現在使用されている様々なタイプのファクシ
ミリ装置のどれをも同報受信端末として使用できる訳で
はないという点にある。 【0005】すなわち、現在使用されているファクシミ
リ装置の機種は、G3機,G2機,FM6モード機など
多種あり、また、G3機でも記録紙幅(A4,B4),
符号化モード(MH,MR),線密度(3.85ライン
/mm,7.7ライン/mm,最小伝送時間(5mm
秒,10mm秒,20mm秒,40mm秒)など様々で
ある。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】従来技術では、冗長度
を除いて情報圧縮された上でメモリに蓄積された画像情
報を読出し、これを電送するため、上述の現在使用され
ているもののうちG3機しか同報受信端末となり得な
い。また、送信時の各種モード(記録紙幅、符号化モー
ド、綿密度、最小伝送時間)の決め方によってはG3機
の中でも同報受信端末として使用できないものがでてく
る。 【0007】特開昭60−32473号公報に開示され
た装置のように、同報通信を行なおうとする原稿幅に関
する情報を出力する原稿幅検知部と各同報受信端末の圧
縮モード等を相手先ごとに記憶をしておく端末機能記憶
部を設け、これらからの信号情報に基づき、同報選択さ
れた相手先の機能が異なる場合でも、相手先すべてに共
通するモード(最低機能)で蓄積、送信されるように構
成したものであり、これによれば、G3機であればいず
れも同報受信端末として使用することができる。しか
し、その場合でも、例えば送信原稿がB4幅で同報相手
先にB4記録機とA4機が混在する場合は、線密度変換
部でB4幅→A4幅の縮小(または原寸でA4幅分の
み)を行った後、情報圧縮部で冗長度を除去し、メモリ
装置に蓄積され、この蓄積された画像情報が繰返し読み
出され、モデムを介して通信回線に送り出される。この
ため、同報受信端末ではB4記録機にも拘らず、A4幅
に縮小(あるいはA4幅分のみ)されて記録されてしま
う。 【0008】すなわち、1対1通信(同報送信でない)
の場合のように、原稿がB4幅で相手先がB4記録機の
ときはB4幅分を原寸で電送し、記録するといったこと
は望むことができない。 【0009】本発明の目的は、いずれのタイプのファク
シミリ装置に対しても通信ができ、かつ原稿がA4幅で
受信側ファクシミリ装置の受信能力に応じた線密度記録
幅つまり受信相手先がA4記録機のときはA4幅分の原
寸で電送し、原稿がB4幅で相手先がB4記録機のとき
はB4幅分を原寸で電送することが可能なファクシミリ
装置を提供することにある。 【0010】 【課題を解決するための手段】本発明では、前記目的を
達成するために、原稿を読み取って画像信号を出力する
読取処理手段と、画像信号を圧縮して符号化する符号化
手段と、該符号化手段からの圧縮画像信号を蓄積するメ
モリ手段と、該メモリ手段に蓄積された圧縮画像信号を
伸長して圧縮前の画像信号に再生する再生手段と、前記
読取処理処理手段と前記再生手段の何れかからの画像信
号の線密度変換を行う線密度変換手段と、前記読取処理
手段と前記再生手段の何れかからの画像信号を前記線密
度変換手段を介して前記符号化手段に供給可能とする信
号切替手段と、前記符号化手段の出力画像信号を通信回
線に送り出すモデム手段と、前記原稿の読み取りのとき
には、前記原稿読取手段からの画像信号を前記線密度変
換手段を介して前記符号化手段に供給し、該符号化手段
にて前記線密度変換手段の出力画像信号を符号化して圧
縮し、該圧縮画像信号を前記メモリ手段に蓄積するよう
に制御し、同報送信のときには、前記メモリ手段の圧縮
画像信号を前記再生手段にて伸長再生し、該再生画像信
号の線密度を前記線密度変換手段にて相手先の受信機能
に合わせて変換し、該再生画像信号を前記符号化手段に
て相手先に合わせた圧縮モードで送信可能に制御する制
御手段とを具えた。 【0011】 【作用】メモリ通信のときには、前記原稿読取部からの
画像信号を前記符号化部にて符号化して情報圧縮し、該
圧縮画像情報を前記メモリ部に蓄積し、該蓄積画像情報
を前記再生部にて伸長再生し、前記線密度変換部、前記
符号化部及び前記モデム部を介して前記通信回線に導き
電送する。 【0012】 【実施例】図1において、同報通信を行なおうとする原
稿は読取処理部11で読取られる。読取りは例えば2.
6kビットCCDセンサ等で行われる。読取処理部11
より出力される画像情報12は切替部34を経て線密度
変換部26に入力される。 【0013】原稿の読取り時、線密度変換部26では画
像情報12を原稿幅検知部22からの原稿情報を受け線
密度変換処理を行なう。すなわち、原稿幅検知部22
は、原稿幅のA4、B4、A3の区別を、例えばセット
された原稿ガイドの幅をフォトセンサ等で検知するなど
して行ない、線密度変換部26は、原稿幅情報を受けて
該原稿幅を有する読取原稿の線密度変換を行ない、所定
の画像情報とする。この線密度変換部26は、例えば記
録紙幅がA4で、線密度が3.85ライン/mmのと
き、送信原稿がA4の場合は、原寸で3.85ライン/
mmの線密度変換を行ない送信する。また例えば、記録
紙幅がA4で、線密度が7.7ライン/mmのとき、送
信原稿がB4の場合は、7ビット毎に1ビットを省略す
る等のB4−A4縮小の線密度変換を行ない送信する。
また例えばA3原稿をB4に縮小する場合には、読取処
理部11からの画像情報12のうち、8ビット毎に1ビ
ットを省略するといった方法で線密度の変換を行なうも
のでもよい。 【0014】線密度変換部26で必要な変換が行なわれ
た画像情報は、符号化部13で符号化され、冗長度を除
去され圧縮される。符号化部13での情報圧縮は例え
ば、画像情報の白から黒、黒から白への変化点検出回路
により白あるいは黒のビット長を検出しこの出力ビット
数に応じて符号化する。この符号化の方法はCCITT
勧告T4(G3)によるものの他蓄積効率を上げうる方
法であれば何でもよい。 【0015】符号化後の画像情報15は、メモリ部14
に蓄積される。メモリ部14は1Mビット程度の容量を
持つDRAMで構成し、それに圧縮情報を順番に蓄積す
れば良い。ここで、前記画像情報15の書き込みや読出
しは、図面では明確でないが、制御回路16の出力する
制御信号17によって行なわれる。 【0016】同報送信のときは、メモリ部14に蓄積さ
れている画像情報(画像信号)を伸長再生部32に読出
し、符号化部13で行なわれたときと全く逆の手順つま
り符号化(圧縮)前の画像情報(画像信号)33を再生
する。すなわち、画像信号33は、元となる原稿が読取
処理部11で読取られ、線密度変換部26で所望の線密
度例えば7.7ライン/mmから3.85ライン/mm
(副走査線密度)に変換された場合、線密度変換部26
の出力の線密度と同じになるように再生される。このと
き、線密度変換部26が例えば原稿と原寸幅の走査線変
換機能を有する場合には、画像信号33と読取処理部1
1の出力(画像信号)12と線密度変換26の出力(画
像信号)の各線密度とは同じになり、例えば原稿幅B4
を原稿幅A4に縮小するような変換機能を有する場合に
は、画像信号33と線密度変換部26の出力(画像信
号)の線密度とは同じであるが、読取処理部11の出力
信号12の線密度とは異なるように再生される。切替部
34は、原稿読み取りのとき、読取処理部11からの画
像信号12が線密度変換部26を介して符号化部13に
供給されるように構成されている。つまり、切替部34
の切替機能をもって、読取処理部11からの画像信号が
線密度変換部26、符号化部13を介してメモリ部14
に供給可能に構成されている。また、切替部34は、同
報送信のときには、再生部32からの画像信号が線密度
変換部26を介して符号化部13に供給されるように構
成されている。従って、画像信号33は、送信相手先の
機能(受信能力)つまりA4記録機かB4記録礎その記
録機の記録機能に合わせて例えばA4記録機ならば、A
4幅分となるように線密度変換部26で再度処理され
る。送信相手先の機能は交信制御手段により、端末機能
記憶部がなくても容易に知り得ることから、同報送信の
ときには個々の受信端末の機能に合わせて、最適の線密
度変換が行なわれることになる。このとき、符号化部1
3が複数の符号化モード例えばMHとMRの2つの符号
化モードを有する場合には、符号化部13での信号圧縮
についても同様に送信相手先の機能に合わせてMHまた
はMRの符号化モード(圧縮モード)での送信が可能で
ある。この場合には冗長が除去され(但し、G2機、F
Mモード機の場合は冗長度除去は行われない。)、送信
画像信号(画像情報)18となってモデム部19を介し
て通信回線21へ送り出される。しかし、符号化部13
の符号化モードが例えばMHのモードであり、受信側が
MHの符号化モードのほかMRの符号化モードを満たす
ものである場合、受信側がMRのモードでの信号の受信
が可能であっても、送信側は、当然ながら受信側のMR
のモードに合わせて送信することができないので、この
場合にはMHのモードで送信することになる。このよう
な場合であっても、送信側の符号化モード(MH)は、
受信側の符号化モード(MH,MR)の送信側と共通の
符号化モード(MH)に合わせて送信されることには違
いない。そして、同報送信が開始されると、メモリ部1
6から画像信号18が相手先の数だけ繰り返し読み出さ
れ、モデム部19を介して通信回線21に送り出され
る。これらの一連の動作は、装置の制御回路16から各
部11、13、14、19、22、26、32、34へ
の指令により順次行なわれ、かつ相手先の数だけ繰り返
して行なわれる。 【0017】 【発明の効果】本発明によれば、いずれのタイプのファ
クシミリ装置に対しても同報通信ができ、かつ受信側フ
ァクシミリ装置の受信能力に応じた線密度記録紙幅で通
信することも可能である。また、本発明によれば、受信
能力に応じた線密度記録紙幅で通信するものであるの
で、画質の低下のない鮮明な画像で通信が可能である。
また更に同報通信時相手先に合った圧縮モードで送信可
能とすることにより、より効率的な電送を期待すること
ができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施例であるファクシミリ通信装置
の構成図である。 【符号の説明】 11…読取り処理部、 13…情報圧縮部、 1
4…メモリ部、16…制御部、 19…モデム
(変復調部)、21…通信回線、22…原稿幅検知部、
26…線密度変換部、 24…端末機能記憶部、3
2…情報再生部、 34…切替部。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.原稿を読み取って画像信号を出力する読取処理手段
    と、画像信号を圧縮して符号化する符号化手段と、該符
    号化手段からの圧縮画像信号を蓄積するメモリ手段と、
    該メモリ手段に蓄積された圧縮画像信号を伸長して圧縮
    前の画像信号に再生する再生手段と、前記読取処理手段
    と前記再生手段の何れかからの画像信号の線密度変換を
    行う線密度変換手段と、前記読取処理手段と前記再生手
    段の何れかからの画像信号を前記線密度変換手段を介し
    て前記符号化手段に供給可能とする回路手段と、前記符
    号化手段の出力画像信号を通信回線に送り出すモデム手
    段と、前記原稿の読み取りのときには、前記原稿読取手
    段からの画像信号を前記線密度変換手段を介して前記符
    号化手段に供給し、該符号化手段にて前記線密度変換手
    段の出力画像信号を符号化して圧縮し、該圧縮画像信号
    を前記メモリ手段に蓄積するように制御し、同報送信の
    ときには、前記メモリ手段の圧縮画像信号を前記再生手
    段にて伸長再生し、該再生画像信号の線密度を前記線密
    度変換手段にて相手先の受信機能に合わせて変換し、該
    再生画像信号を前記符号化手段にて相手先に合った圧縮
    モードで送信可能に制御する制御手段とを具えたことを
    特徴とするファクシミリ通信装置。 2.前記線密度変換手段が、前記読取処理手段または前
    記再生手段の画像信号の線密度を7.7ライン/mmか
    ら3.85ライン/mmに変換する線密度変換部を有し
    ている請求項1記載のファクシミリ通信装置。
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