JP2906463B2 - Catv受信用コンバータ - Google Patents

Catv受信用コンバータ

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JP2906463B2
JP2906463B2 JP1197712A JP19771289A JP2906463B2 JP 2906463 B2 JP2906463 B2 JP 2906463B2 JP 1197712 A JP1197712 A JP 1197712A JP 19771289 A JP19771289 A JP 19771289A JP 2906463 B2 JP2906463 B2 JP 2906463B2
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雅明 近藤
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、CATV受信用コンバータのコントロール用の
データ信号を入力するデータ出力端子を有するCATV受信
用コンバータに関するものである。
従来の技術 従来のCATV受信用コンバータ(以下、CATVコンバータ
という)の入力回路は第4図又は第5図に示すような構
造であった。第4図は単方向CATVコンバータのデータ回
路であり、2,3下り信号用共振回路を構成するコンデン
サ及びコイル、4,5は低域フィルタを形成するコイル及
びコンデンサ、1は下り信号出力に要求される減衰量を
決定するための結合コンデンサである。第5図は双方向
CATVコンバータのデータ回路であり、4,5は低域フィル
タ回路を形成するコイル及びコンデンサである。10,11,
12,13は2つのトラップ回路を形成するコンデンサ及び
コイルであって、その2つのトラップ回路にトラップさ
れない領域の周波数で下りのデータ信号を取り出してい
る。
第6図にデータ回路を有するCATVコンバータ全体のブ
ロック図を示す。第6図において、14は、CATV放送の映
像信号とデータ信号とが入力される入力端子、15はデー
タ回路、16はデータ出力端子、18は映像信号が入力され
る入力フィルタ回路、19は同調トラップ回路、20は第1
混合器、21は第1局部発振増幅器、22は第1局部発振
器、23は映像信号出力端子である。なお、ここで映像信
号には音声信号も含まれているものとする。
発明が解決しようとする課題 CATV放送においては映像信号及び音声信号は50MHz〜5
50MHzの帯域の中に割り当てられたチャンネル(以後映
像信号系と略す)によって各視聴者に送られてくるが、
付加機能として単方向あるいは双方向のデータ回路によ
りデータ信号のやり取りを行なっている。本来データ回
路と映像信号系とは完全に分離され影響がないことが望
まれる。しかし実際においてはデータ信号と映像信号と
が同一ケーブルで伝送されてくるところから完全にお互
いの影響をなくす事ができない。
例えば第6図のブロック図において第1局部発振回路
22の発振出力により希望する受信チャンネルを選局する
が、特定の選局チャンネルではデータ信号の周波数が影
響して第1混合器20のインピーダンスが変動する。さら
に入力部の入力トラップ回路19の選局に伴う同調点の変
化により入力フィルタ回路18のインピーダンスが変動す
る。このため、データ信号の周波数における映像信号系
のインピーダンスが一定とならない。そのため特にデー
タ信号の周波数が50MHz〜550MHzの帯域内に設定されて
いる場合、映像信号系のインピーダンス変動によりデー
タ出力レベルが変動することになる。
そこで本発明はデータ信号の周波数が映像信号系の帯
域内・帯域外いずれにおいてもデータ出力端子からの出
力レベルが変動しないCATV受信用コンバータを提供する
ことを目的とするものである。
課題を解決するための手段 この課題を解決するために本発明のCATV用コンバータ
は、入力端子と前記入力フィルタ回路との間に直並列回
路を挿入するとともにその直並列回路は、第1のコイル
と第1のコンデンサが直列接続された第1の直列接続体
と、この第1の直列接続体に並列接続されるとともに第
2のコイルと第2のコンデンサが直列接続された第2の
直列接続体との並列接続体とから成り、前記第1の直列
接続体と前記第2の直列接続体の夫々の共振周波数は、
前記CATV放送の映像信号の隣接チャンネルに設定すると
ともに、前記第1の直列接続体と前記第2の直列接続体
とで形成される反共振周波数はCATV放送のデータ信号の
周波数に略等しくしたものである。
作用 この構成により、第1の直列接続体と第2の直列接続
体の反共振周波数をCATV放送のデータ信号の周波数に設
定しているので、データ信号の周波数に対しては映像信
号系のインピーダンスは高くなって影響を及ぼさなくな
り、データ出力端子からの出力レベルの変動はなくな
る。
実施例 以下本発明の実施例を第1図及び第2図を用いて説明
する。
第1図は単方向CATVコンバータのデータ回路であり、
第2図は双方向CATVコンバータのデータ回路である。い
ずれも先の従来例(第6図参照)においても示した入力
端子14と入力フィルタ回路18との間に、本発明の直並列
回路17を挿入している。
まず第1図により第1の実施例のデータ回路と本発明
の直並列回路の詳細を述べる。
すなわち、CATVケーブルはCATVコンバータの入力端子
14に接続され、映像信号系とデータ信号に信号成分が分
離される。コンデンサ1,2,5及びコイル3,4は、データ信
号を取り出すために周波数を分離するデータ回路を構成
している。コンデンサ1は映像信号系への結合用(容
量)コンデンサ、コンデンサ2、コイル3はデータ信号
の周波数に同調したフィルタ回路、コイル4、コンデン
サ5はデータ信号系後段回路からの妨害信号阻止用の低
域フィルタである。
また、映像信号系には入力端子14と入力フィルタ回路
18との間にコンデンサ7とコイル6の第1の直列接続体
と、コンデンサ9とコイル8の第2の直列接続体とを並
列に接続した直並列回路17(第6図参照)を挿入する。
コンデンサ7、コイル6及びコンデンサ9、コイル8で
の特性インピーダンスは第3図のように設定する。すな
わち、f1及びf2はコイル6、コンデンサ7で形成された
第1の直列接続体及びコイル8、コンデンサ9で形成さ
れた第2の直列接続体による共振点、f0は第1の直列接
続体上第2の直列接続体のインピーダンス特性にて合成
された反共振点である。ここで反共振点f0をデータ信号
の周波数に同調させるとともにf1及びf2を隣接テレビチ
ャンネルに同調させる。f0は反共振点であるので、映像
信号系のインピーダンスにかかわらず直並列回路17は高
インピーダンスとなる。このため映像信号系のインピー
ダンスとはほぼ無関係に結合容量コンデンサ1により取
り出すデータ信号成分は一定となり、かつ映像信号系で
データ信号成分を阻止しているため結合容量コンデンサ
1は低容量で必要レベルの取り出しが可能となる。ま
た、映像信号系への影響を極力小さくすることも可能と
なる。更にf1及びf2を隣接テレビチャンネルに同調させ
た直並列回路17を付加することによりデータ回路15の付
加による映像信号系の信号損失を低減している。このこ
とにより、CATVチャンネル全域にわたり、データ回路15
による影響を非常に小さくする事も可能となる。
第2図は第2の実施例の双方向CATVコンバータのデー
タ回路と本発明の直並列回路の回路図で第5図に対応し
ている。ここで本発明の直並列回路の構成は第1の実施
例と同様であるので詳細な説明は省略するが、第1の実
施例と同様の効果をもたらす。
発明の効果 以上のように本発明によれば、第1の直列接続体と第
2の直列接続体の反共振周波数をCATV放送のデータ信号
の周波数に設定しているので、データ信号の周波数に対
しては映像信号系のインピーダンスは高くなって影響を
及ぼさなくなり、データ出力端子からの出力レベルの変
動はなくなる。
従って、映像信号系の影響を受けないデータ信号の分
離が可能となる。
また、第1の直列接続体と第2の直列接続体の共振周
波数を夫々CATV放送の映像信号の隣接チャンネルに設定
しているので、データ回路の付加により、データ信号の
取り出しによる映像信号系の信号レベル、特にデータ信
号の周波数の隣接チャンネルの信号レベルの低下を防ぐ
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はそれぞれ本発明の実施例のCATVコン
バータにおける要部回路図、第3図は同実施例の共振回
路の周波数特性図、第4図、第5図は従来例のCATVコン
バータの要部回路図、第6図は一般的なCATVコンバータ
のブロック図である。 6,8……コイル、7,9……コンデンサ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】CATV放送の映像信号とデータ信号とが入力
    される入力端子と、この入力端子に入力された映像信号
    が供給される入力フィルタ回路と、この入力フィルタ回
    路の出力が一方の入力に供給されるとともに他方の入力
    には局部発振器の出力が供給される混合器と、この混合
    器の出力が供給される映像信号出力端子と、前記入力端
    子に接続されるとともに前記CATV放送のデータ信号を通
    過させるデータ回路と、このデータ回路の出力が接続さ
    れたデータ出力端子とを備え、前記入力端子と前記入力
    フィルタ回路との間に直並列回路を挿入するとともにこ
    の直並列回路は、第1のコイルと第1のコンデンサが直
    列接続された第1の直列接続体と、この第1の直列接続
    体に並列接続されるとともに第2のコイルと第2のコン
    デンサが直列接続された第2の直列接続体との並列接続
    体とから成り、前記第1の直列接続体と前記第2の直列
    接続体の夫々の共振周波数は、前記CATV放送の映像信号
    の隣接チャンネルに設定するとともに、前記第1の直列
    接続体と前記第2の直列接続体とで形成される反共振周
    波数は前記CATV放送のデータ信号の周波数に略等しくし
    たCATV受信用コンバータ。
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