JPH0127339Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0127339Y2
JPH0127339Y2 JP19515783U JP19515783U JPH0127339Y2 JP H0127339 Y2 JPH0127339 Y2 JP H0127339Y2 JP 19515783 U JP19515783 U JP 19515783U JP 19515783 U JP19515783 U JP 19515783U JP H0127339 Y2 JPH0127339 Y2 JP H0127339Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
coil
frequency signal
intermediate frequency
pass filter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP19515783U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60101879U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP19515783U priority Critical patent/JPS60101879U/ja
Publication of JPS60101879U publication Critical patent/JPS60101879U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0127339Y2 publication Critical patent/JPH0127339Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はアツプダウンコンバータに係り、中間
周波増幅回路と低域フイルタ回路と、増幅回路
と、帯域フイルタ回路で構成することにより、増
幅器に供給されるまでの信号の損失が少なく雑音
指数が改善され、調整工数が少ないアツプダウン
コンバータを提供することを目的とする。
一般にケーブルテレビジヨンにおいては、種々
のプログラムのテレビジヨン映像信号は夫々異な
る周波数の搬送波を用いて50〜450MHzの帯域に
周波数分割多重されて伝送される。このようにケ
ーブルテレビジヨン信号は広帯域に亘つており、
混変調及び相互変調の影響を受けることなく所望
のチヤンネルの映像信号を受信するためにアツプ
ダウンコンバータが用いられる。
従来のアツプダウンコンバータは第1図に示す
如く、入力端子1より入来するケーブルテレビジ
ヨン信号を入力フイルタ回路2で帯域制限した
後、第1混合器3において第1の局部発振周波数
と混合して中間周波信号とし、この中間周波信号
を複数のコイル及びコンデンサで構成した帯域フ
イルタ4で帯域制限して増幅器5で増幅し、更に
複数のコイル及びコンデンサで構成した帯域フイ
ルタ6で帯域制限し、この後第2混合器7で第2
の局部発振周波信号と混合してテレビジヨン信号
とし、このテレビジヨン信号を出力フイルタ8で
帯域制限して出力端子9より出力する。
ここで、入力端子1より増幅器5に入来するま
での信号の損失は、入力フイルタ回路2の挿入損
失が略1dB、第1混合器3の変換損失が略6.5dB、
帯域フイルタ4のマツチング損失、挿入損失夫々
が略1dB、略1.5dBであり、合計略10dBとなる。
この損失は第1図示のアツプダウンコンバータ全
体の雑音指数を劣化させる。このため、上記損失
を少なくすることが要望されている。
本考案は上記の要望を満足するものであり、第
2図以下と共に、その一実施例につき説明する。
第2図は本考案になるアツプダウンコンバータ
の一実施例のブロツク系統図を示す。第2図中、
10は入力端子であり、この入力端子10に入来
した例えば周波数50〜450MHzの帯域のケーブル
テレビジヨン信号は入力フイルタ回路11に供給
され、ここで周波数50〜450MHzの帯域の成分が
取り出されて第1混合器12に供給される。ま
た、第1混合器12には第1局部発振器13の出
力する局部発振周波信号を増幅器14で増幅した
信号が供給されている。
ここで、第1局部発振器13は電圧制御発振器
により構成されており、その局部発振周波信号は
増幅された後分周器15に誘導され、ここで1/64
分周されて位相比較器16に供給されている。こ
の位相比較器16には発振器17の出力する一定
周波数の信号を端子18より選局信号に応じてそ
の分周比を可変する可変分周器19によつて分周
した基準信号が供給されており、位相比較器16
は局部発振周波信号を分周した信号と基準信号と
の位相比較を行ない、得られた誤差信号を低域フ
イルタ20を介して第1局部発振器13に供給す
る。つまり第1局部発振器13、分周器15、位
相比較器16、低域フイルタ20によつてフエー
ズ・ロツクドループ(PLL)が構成されており、
第1局部発振器13の出力する局部発振周波信号
は基準信号に同期した正確な周波数とされる。
第1混合器12は入力フイルタ回路11よりの
信号を局部発振周波信号と混合して中間周波信号
を生成し低域フイルタ21に供給する。低域フイ
ルタ21は次段の増幅器22及び帯域フイルタ2
3と共に中間周波増幅回路を構成しており、この
中間周波増幅回路において周波数608〜614MHzの
中間周波信号が同調選択され更に増幅される。こ
の中間周波信号は第2混合器24に供給され、こ
こで第2局部発振器25よりの局部発振周波信号
と混合されて通常のテレビジヨン放送と略同一周
波数帯域である例えば60〜66MHzのテレビジヨン
信号とされ出力フイルタ回路26に供給される。
出力フイルタ回路26はその通過帯域が60〜66M
Hzのものであり、上記のテレビジヨン信号だけを
取り出して出力端子27より出力する。
第3図は帯域フイルタ23の一実施例の断面図
を示す。同図中、30aはコイルボビンであり、
非磁性体の樹脂により略中空円筒状に形成されて
いる。このコイルボビン30aはプリント基板3
1上に立設される。コイルボビン30aにはコイ
ル32aが巻回されており、コイル32aの一端
はプリント基板31を挿通されたリード線33a
によつてプリント基板31の配線面にある接地端
子に接続され、コイル32aの他端は開放されて
いる。また、コイル32aのタツプ端子に接続さ
れたリード線34aはプリント基板31を挿通し
て中間周波信号の入来する端子に接続されてい
る。
コイルケース35aは金属薄板を有底箱形状に
形成したものであり、天井部にはネジ孔を穿設さ
れ、側壁には結合窓36aが開けられている。こ
のコイルケース35aはコイルボビン30aを収
納するようプリント基板31に立設され、その天
井部をコイルボビン30aの端部に当接させてい
る。コイルケース35aのプリント基板31配線
面に突出した端部はプリント基板31の接地端子
に接続される。ケース35aの天井部のネジ孔に
はネジコア37aが螺合され、このネジコア37
aはコイルボビン30aの中心筒部内に挿入自在
とされており、上記のコイルボビン30a、コイ
ル32a〜ネジコア37aによつてヘリカルコイ
ル38aが構成されている。
同様にしてコイルボビン30b〜30d、一端
をリード線33b〜33d夫々に接地されたコイ
ル32b〜32d、コイルケース35b〜35
d、ネジコア37b〜37d夫々によつてヘリカ
ルコイル38b〜38d夫々が構成されている。
コイルケース35bはその結合窓36b1を結合窓
36aと合わせた状態でコイルケース35aと連
結され、同様に結合窓36b2と36c1,36c2
36dとを合わせた状態でコイルケース35b,
35c,35dが互いに連結されており、コイル
32aと32b、32bと32c、32cと32
d夫々はM結合されている。またコイル32dの
タツプ端子に接続されたリード線34dはプリン
ト基板31を挿通して出力端子に接続されてい
る。
第4図は低域フイルタ21、増幅器22、帯域
フイルタ23の一実施例の回路図を示す。同図
中、入力端子40には第1混合器12よりの中間
周波信号が入来する。低域フイルタ21はコイル
L1とコンデンサC1とで構成した定K形フイルタ
であり、その遮断周波数は614MHzとされている。
この低域フイルタ21のマツチング損失は略
0.5dB、挿入損失は略0.5dBである。この低域フ
イルタ21で帯域制限された中間周波信号は増幅
器22で増幅された後帯域フイルタ23を構成す
るヘリカルコイル38aに供給される。
ヘリカルコイル38aはコイル32a及びネジ
コア37aのコイルボビン30aへの挿入位置に
応じたインダクタンスL2を有し、かつコイル3
2aとコイルケース35aとの間にストレー容量
C2を有し、これによつて共振回路を構成してい
る。ヘリカルコイル38b〜38d夫々もこれと
同様にインダクタンスL3〜L5、ストレー容量C3
〜C5夫々によつて共振回路を構成している。こ
のヘリカルコイル38a〜38dのインダクタン
スL2とL3、L3とL4、L4とL5夫々はM結合してお
り、これらのヘリカルコイル38a〜38dによ
つて通過帯域908〜614MHzの帯域フイルタ23が
構成されている。帯域フイルタ23は増幅器22
よりの中間周波信号の帯域制限を行ない、得られ
た中間周波信号は出力端子41より第2混合器2
4に供給される。
ヘリカルコイル38a〜38dで構成した帯域
フイルタ23は、従来の複数のコイル及びコンデ
ンサで構成した帯域フイルタ4,6夫々よりQが
高く遮断周波数特性が急峻であり、増幅器22の
前段のフイルタを従来の帯域フイルタ4から低域
フイルタ21に変更することが可能となる。
上記の低域フイルタ21は殆んどマツチング用
として機能し、挿入損失は略0.5dBと小さいもの
である。また、入力フイルタ回路11、第1混合
器12夫々の挿入損失、変換損失は従来回路と同
じであるので第2図示の回路の入力端子10より
増幅器22に入来するまでの信号の損失は小さく
なり雑音指数が改善される。また、低域フイルタ
21は殆んどマツチング用のものでその遮断周波
数の調整の必要がなく、ヘリカルコイル38a〜
38dよりなる帯域フイルタ23の遮断周波数の
調整だけで済み、更に調整済のヘリカルコイル3
8a〜38dを用いれば組立て後調整がいらず工
数が少なくなる。
上述の如く、本考案になるアツプダウンコンバ
ータは、入来するケーブルテレビジヨン信号を第
1の局部発振周波信号と混合してケーブルテレビ
ジヨン信号の周波数帯域より高い一定周波数帯域
の中間周波信号とし、中間周波信号を同調選択及
び増幅した後第2の局部発振周波信号と混合して
中間周波信号の周波数帯域より低い一定周波数帯
域のテレビジヨン信号とするアツプダウンコンバ
ータにおいて、中間周波信号の同調選択及び増幅
を行なう中間周波増幅回路を、低域フイルタ回路
と、低域フイルタ回路に縦続接続された増幅回路
と、コイルを巻回されたコイルボビンに金属のコ
イルケースをかぶせた複数のヘリカルコイルで形
成され増幅回路に縦続接続された帯域フイルタ回
路とより構成してなるため、信号の入来後増幅器
に供給されるまでの損失が少なくなり、その雑音
指数が改善され、また、従来に比して遮断周波数
の調整が簡単又は不必要となり、工数が少なくな
る等の特長を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のアツプダウンコンバータの一例
のブロツク系統図、第2図は本考案のアツプダウ
ンコンバータの一実施例のブロツク系統図、第3
図は第2図示の帯域フイルタの一実施例の断面
図、第4図は第2図示のアツプダウンコンバータ
の一部の一実施例の回路図である。 10,40……入力端子、11……入力フイル
タ回路、12……第1混合器、13……第1局部
発振器、14,22……増幅器、15……分周
器、16……位相比較器、17……発振器、19
……可変分周器、20,21……低域フイルタ、
23……帯域フイルタ、24……第2混合器、2
5……第2局部発振器、26……出力フイルタ回
路、27,41……出力端子、30a〜30d…
…コイルボビン、31……プリント基板、32a
〜32d……コイル、35a〜35d……コイル
ケース、36a,36b1,36b2,36c1,36
c2,36d……結合窓、37a〜37d……ネジ
コア、38a〜38d……ヘリカルコイル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 入来するケーブルテレビジヨン信号を第1の局
    部発振周波信号と混合して該ケーブルテレビジヨ
    ン信号の周波数帯域より高い一定周波数帯域の中
    間周波信号とし、該中間周波信号を同調選択及び
    増幅した後第2の局部発振周波信号と混合して該
    中間周波信号の周波数帯域より低い一定周波数帯
    域のテレビジヨン信号とするアツプダウンコンバ
    ータにおいて、該中間周波信号の同調選択及び増
    幅を行なう中間周波増幅回路を、低域フイルタ回
    路と、該低域フイルタ回路に縦続接続された増幅
    回路と、コイルを巻回されたコイルボビンに金属
    のコイルケースをかぶせた複数のヘリカルコイル
    で形成され該増幅回路に縦続接続された帯域フイ
    ルタ回路とより構成してなるアツプダウンコンバ
    ータ。
JP19515783U 1983-12-19 1983-12-19 アツプダウンコンバ−タ Granted JPS60101879U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19515783U JPS60101879U (ja) 1983-12-19 1983-12-19 アツプダウンコンバ−タ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19515783U JPS60101879U (ja) 1983-12-19 1983-12-19 アツプダウンコンバ−タ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60101879U JPS60101879U (ja) 1985-07-11
JPH0127339Y2 true JPH0127339Y2 (ja) 1989-08-15

Family

ID=30419245

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19515783U Granted JPS60101879U (ja) 1983-12-19 1983-12-19 アツプダウンコンバ−タ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60101879U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60101879U (ja) 1985-07-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0346827A (ja) テレビジョンチューナ
US5742897A (en) Matching transformer for dual-band radio receiver
US5963842A (en) Satellite broadcasting receiving tuner
JPH0127339Y2 (ja)
JP3529644B2 (ja) デジタル放送受信装置のチューナ回路
US6768398B2 (en) Method and apparatus for creating a radio frequency filter
US3487339A (en) Intermediate frequency coupling network having a sharply tuned sound carrier cancellation trap inductively coupled to the input circuit
JPH0112434Y2 (ja)
JPH062379Y2 (ja) アツプダウンコンバ−タ
JP2906463B2 (ja) Catv受信用コンバータ
CA1206281A (en) Tuner/converter for television signals by cable
JPS631474Y2 (ja)
JP2540462Y2 (ja) 混合器
JPH08107326A (ja) 混合器および分波器
JPH1169245A (ja) テレビジョン信号の中間周波回路
JPS6334357Y2 (ja)
JPH10173563A (ja) U/dチューナ
KR900006075Y1 (ko) 튜우너의 복동조를 이용한 if증폭기
JPH0362707A (ja) 衛星放送受信用周波数変換装置
JPH1117574A (ja) ダブルコンバ−ジョンチュ−ナ
KR900001337Y1 (ko) 다중채널 화면 텔레비젼의 rf 분배기
JPS6246327Y2 (ja)
JPS6127217Y2 (ja)
JPS5934183Y2 (ja) タ−レツト式vhfチユ−ナ
KR940005333Y1 (ko) 헤리컬 코일 이용의 동조회로