JPH02214336A

JPH02214336A - Ｕｈｆ／ｖｈｆセパレータ回路

Info

Publication number: JPH02214336A
Application number: JP3558289A
Authority: JP
Inventors: Masakazu Ikeda; 雅和池田
Original assignee: Sharp Corp
Current assignee: Sharp Corp
Priority date: 1989-02-15
Filing date: 1989-02-15
Publication date: 1990-08-27

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】１来よΩ珂■分立本発明はテレビジョン受像機やビデオテープレコーダ等
のチューナに設けられるＵＨＦ／ＶＨＦセパレータ回路
に関するものである。

従来二技否このようなセパレータ回路は共通の信号線路を通して伝
送されてくるＵＨＦ信号とＶＨＦ信号をそれぞれチュー
ナのＵＨＦ入力回路とＶＨＦ入力回路へ振り分ける機能
を果す。第５図は従来の斯種セパレータ回路（１）をＶ
ＨＦ入力回路（２）と共に示している。ここで、ＵＨＦ
／ＶＨＦセパレータ回路（１）は線路（３）を通して与
えられる無線周波信号からコイＪＬ／（Ｌ＠Ｉ）とコン
デンサ（Ｃａｔ）（Ｃｏｚ）より成るバイパスフィルタ
（４）でＵＨＦ信号を抽出してＵＨＦ入力回路（図示せ
ず）へ与えると共に、コイル（Ｌ＋）（Ｌｘ）とコンデ
ンサ（Ｃｔ）よりなる℃−パスフィルタ（５）によりＶ
ＨＦ信号を抽出してＶＨＦ入力回路（２）へ与えるよう
になっている。尚、図中（６）はｌＦフィルタであり、
（７）は後述する妨害波除去回路である。ＶＨＦ入力回
路（２）はコイル（ＬＳ）　（Ｌ６）　（Ｌｔ）（Ｌ、
）と、これらのコイルをローバンドとハイバンドとで切
換えるスイッチングダイオード（Ｄｚ）　（０３）と、
同調用の可変容量ダイオード（ＤＳ）等から構成されて
いるが、このＶＨＦ入力回路の構成は周知であるので、
この部分についての詳しい説明は省略する。（８）は高
周波増幅器であり、（９）（１０）はスイッチング電圧
供給端子、（１０は同調電圧供給端子である。

が　゛しよ゛と　る上記のように従来のＵＨＦ／ＶＨＦセパレータ回路（１
）はＶＨＦ信号抽出手段を成すローパスフィルタ（５）
に注目してみると、そのカットオフ周波数はコイル（Ｌ
　ｌ）　（Ｌオ）とコンデンサ（Ｃ＋）の値により固定
されており、そのカットオフ周波数は全ＶＨＦ帯をカバ
ーできるように第６図（イ）の如く高いところ（Ａ１）
に選ばれている。しかしながら、ＶＨＦ帯においては受
信チャンネルよりも高いチャンネルの信号が妨害波とな
る場合があり、更にこれらの妨害となる信号を除去しな
ければならない。

このため、コイル（Ｌ３）　（Ｌ４）　、コンデンサ（
Ｃｚ）、可変容量ダイオード（Ｄ、）、コイル切換え用
スイッチングダイオード（Ｄ、）から成る妨害波除去回
路（７）が設けられているが、この回路は直列共振によ
り妨害信号を落す構成となっており、その周波数はｆＯ
＝１／２πＩ　ＬｌｌＬ４　　・Ｃ！・Ｄ、　　Ｃ２＋
ＤＪで決まり、第６図（ロ）に示すように、この周波数
ｆ０の妨害信号だけしか除去できない。従って、例えば
日本国内の第１チヤンネル受信においては、良く知られ
ているように第３チヤンネルと第６チヤンネル及び第１
０チヤンネルの信号がいずれも妨害信号となるが、上記
妨害波除去回路（７）で第３チヤンネル、第６チヤンネ
ル、第１０チヤンネルの信号を全てカットすることはで
きなかった。そのため、従来回路では第１チャンネル受
信時は共振周波数ｆ、を第６図（ハ）の如（第１０チヤ
ンネルに合せ、第３チヤンネル及び第６チヤンネル妨害
に対しては別途何らかの対策を施さなければならなかっ
た。しかし、これでは回路上の構成が極めて複雑になり
、コストも高くなるという問題を招来するので好ましく
なかった。

本発明はこのような点に鑑みなされたものであって、後
続回路に対して上記の如き妨害信号の除去構成を不要に
させることができるＵＨＦ／ＶＨＦセパレータ回路を提
供することを目的とする。

量　　　°　るための上記の目的を達成するため本発明では、共通の信号線路
を通して伝送されてくるＵＨＦ信号と■ＨＦ信号を分け
てそれぞれＵＨＦ入力回路部と■ＨＦ入力回路部へ与え
るためのＵＨＦ／ＶＨＦセパレータ回路において、ＶＨ
Ｆ信号抽出手段としてカットオフ周波数が同調電圧に応
じてＶＨＦ受信チャンネルのすぐ上になるように変わる
ローパスフィルタを設けた構成としている。

作−■ このような構成によると、ＶＨＦ受信時において受信チ
ャンネルよりも高いチャンネルの信号はＵＨＦ／ＶＨＦ
セパレータ回路からＶＨＦ入力回路へ伝送されないので
、高いチャンネルの信号が妨害信号となって影響するこ
とはない。

夫」Ｌ班本発明を実施した第１図において、第４図に示す従来例
と同一部分には同一の符号を付して重複説明を省略する
０本実施例では、（Ｇ）点にＩＦフィルタ（６）を接続
し、このＩＦフィルタ（６）の後にカットオフ周波数可
変型のローパスフィルタ０２）を設けている。該ローパ
スフィルタＱ２）は図示のように接続された第１．第２
．第３．第４コイル（Ｌｌｌ）（Ｌ＋　ｚ）　（Ｌ＋　
ｓ）　（Ｌ＋　４）と、共振容量（Ｃ＋□）、可変容量
ダイオード（Ｄ＋＋）　、第１．第２スイツチングダイ
オード（Ｄ＋　ｇ）　（Ｄ＋　３）　、直流カット用コ
ンデンサ（Ｃ。

り並びにチョークコイル（Ｌｉｓ）とから構成されてお
り、端子０３）にはＶＨＦのローバンド受信時にローレ
ベル、ハイバンド受信時にハイレベルの電圧が与えられ
る。

従って、ハイバンド受信時には第１．第２スイチングダ
イオードＣＤ＋　ｚ）　（Ｄ＋　３）がいずれもＯＮす
るので、その等価回路は第２図に示す如くなり、コイル
としては第２．第３コイル（Ｌｌｌ）（Ｌｔｓ）が除か
れ、第１．第４コイル（Ｌ＋　＋）　（Ｌ＋　４）のみ
が働く形になる。尚、ハイバンド受信時に第１．第２ス
イツチングダイオード（Ｄ＋　１）　（Ｄ＋　３）を流
れるスイッチング電流は更にＶＨＦ入力回路（２）のコ
イル（Ｌ、）→スイッチングダイオード（Ｄ２）→チョ
ークコイル（Ｌ、）→高周波増幅器（８）の経路で流れ
、この高周波増幅器（８）ではトランジスタのバイアス
抵抗（図示せず）を通して接地点へ流れる。

ローバンド受信時には第１．第２スイッチングダイオー
ド（Ｄ＋１）（Ｄ＋３）はいずれもＯＦＦであるので、
ローパスフィルタ０２）の等価回路は第３図の如く第１
〜第４コイル（Ｌｅ＋）〜（Ｌ１２）が全て働く形とな
る。

このローパスフィルタ０のは先にも一言したように、そ
のカットオフ周波数（Ａ）が受信チャンネルに応じて変
わるようになっている０例えば、第８チャンネル受信時
は第４図（ａ）のようにカットオフ周波数（Ａ）は第８
チヤンネル（８ｃｈ）のすぐ上にあり、第１チャンネル
受信時には第１チヤンネル（１ｃｈ）のすぐ上にある。

この場合、“すぐ上にある”とは、例えば第１チヤンネ
ル受信の場合、第２チャンネル以上をカットするように
なっていてもよく、又は第１チヤンネルに対し妨害とな
る１番低いチャンネル（即ち第３チヤンネル）以上をカ
ットするようになっていてもよいことを意味している。

尚、各バンドにおけるカットオフ周波数の可変は端子θ
０から可変容量ダイオード（Ｄ、）へ与えられる同調電
圧（Ｖア）によって行われる。

上述した本実施例によれば、例えば第１チャンネル受信
時に妨害となる周波数関係にある第３゜第６．第１０チ
ヤンネルの信号はいずれもカットされる。

光Ｗ１栗以上の通り本発明によれば、ＵＨＦ／ＶＨＦセパレータ
回路においてＶＨＦ信号抽出手段をカットオフ周波数可
変型のローパスフィルタで構成し、そのカットオフ周波
数が受信チャンネルのすぐ上になるようにしているので
、受信チャンネルに対し妨害信号となる高いチャンネル
の信号を良好に阻止することができるという効果がある
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を実施したＵＨＦ／ＶＨＦセパレータ回
路を有するチューナの一部の回路図であり、第２図はそ
のＶＨＦハイバンド受信時における要部の等価回路図、
第３図は同じ＜　ＶＨＦローバンド受信時における要部
の等価回路図、そして第４図は説明図である。第５図は
従来のＵＨＦ／ＶＨＦセパレータ回路を有するチューナ
の一部の回路図であり、第６図はその説明図である。（１）・・・・ＵＨＦ／ＶＨＦセパレータ回路。（２）・・・ＶＨＦ入力回路、（３）・・・信号線路。０り−・・ローパスフィルタ。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）共通の信号線路を通して伝送されてくるＵＨＦ信
号とＶＨＦ信号を分けてそれぞれＵＨＦ入力回路部とＶ
ＨＦ入力回路部へ与えるためのＵＨＦ／ＶＨＦセパレー
タ回路において、ＶＨＦ信号抽出手段としてカットオフ
周波数が同調電圧に応じてＶＨＦ受信チャンネルのすぐ
上になるように変わるローパスフィルタを設けたことを
特徴とするＵＨＦ／ＶＨＦセパレータ回路。