JP3562952B2 - 中間周波出力回路 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、隣接チャンネルの映像中間周波信号及び音声中間周波信号を減衰するようにしたテレビジョンチューナーの中間周波出力回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の中間周波出力回路(以下、IF出力回路という)を図5によって説明する。図5において、中間周波増幅回路(以下、IF増幅回路という)31にはテレビジョンチューナの混合器(図示せず)で中間周波信号に周波数変換されたテレビジョン信号が入力される。
ここで、IF増幅回路31は、差動増幅回路等によって、平衡型増幅回路として構成されている。
そして、IF増幅回路31の一方の出力端31aには、直列共振回路で構成された第一の中間周波同調回路(以下、第一のIF同調回路という)32の一端が接続され、この第一のIF同調回路32の他端にはさらにブリッジT型の第一のトラップ回路33とブリッジT型の第二のトラップ回路34とが並列に接続されている。
同様に、IF増幅回路31の他方の出力端31bにも、直列共振回路で構成された第二の中間周波同調回路(以下、第二のIF同調回路という)35の一端が接続され、この第二のIF同調回路35の他端にはさらにブリッジT型の第三のトラップ回路36とブリッジT型の第四のトラップ回路37とが並列に接続されている。
そして、第一のトラップ回路33及び第二のトラップ回路34の出力端38及び第三のトラップ回路36及び第四のトラップ回路37の出力端39がテレビジョン受信機側の中間周波増幅回路(図示せず)に接続されている。
【0003】
第一のIF同調回路32は、コイル32aとコンデンサ32bとで構成され、同様に、第二のIF同調回路35は、コイル35aとコンデンサ35bとで構成されている。
そして、第一のIF同調回路32及び第二のIF同調回路35の共振周波数は、中間周波数帯のほぼ中心の周波数(例えば、欧州仕様(ドイツ)のテレビジョンチューナーにおいては、ほぼ36.15MHz)に設定されている。
次に、第一のトラップ回路33は、信号伝送路に直列に設けられた抵抗40と、この抵抗40の両端にそれぞれ一端が接続された二つのコンデンサ33a及び33bと、この二つのコンデンサ33a、33bの他端同士の接続点とグランドとの間に接続されたコイル33cとで構成されている。
同様に、第二のトラップ回路34は、抵抗40と、抵抗40の両端にそれぞれ一端が接続された二つのコンデンサ34a及び34bと、この二つのコンデンサ34a、34bの他端同士の接続点とグランドとの間に接続されたコイル34cとで構成されている。
【0004】
次に、第三のトラップ回路36は、信号伝送路に直列に設けられた抵抗41と、この抵抗41の両端にそれぞれ一端が接続された二つのコンデンサ36a及び36bと、この二つのコンデンサ36a、36bの他端同士の接続点とグランドとの間に接続されたコイル36cとで構成されている。
同様に、第四のトラップ回路37は、抵抗41と、抵抗41の両端にそれぞれ一端が接続された二つのコンデンサ37a及び37bと、この二つのコンデンサ37a、37bの他端同士の接続点とグランドとの間に接続されたコイル37cとで構成されている。
また、第一のトラップ回路33及び第二のトラップ回路34の出力端38とグランドとの間に、コンデンサ42が設けられている。同様に、第三のトラップ回路36及び第四のトラップ回路37の出力端39とグランドとの間にコンデンサ43が設けられている。
【0005】
ところで、欧州仕様(例えばドイツ)のテレビジョンシステムでは、1チャンネルのテレビジョン信号の帯域が、VHF帯とUHF帯とでは異なっており、VHF帯では7MHz、UHF帯では8MHzとなっている。
この結果、VHF帯の特定チャンネルのテレビジョン信号を受信した場合は、映像中間周波信号(周波数:38.9MHz)及び音声中間周波信号(周波数:33.4MHz)の近くに、一方の隣接チャンネルの音声中間周波信号(周波数:40.4MHz)及び他方の隣接チャンネルの映像中間周波信号(周波数:31.9MHz)がそれぞれ位置することになる。
また、UHF帯の特定チャンネルのテレビジョン信号を受信した場合は、一方の隣接チャンネルの音声中間周波信号(周波数:41.4MHz)及び他方の隣接チャンネルの映像中間周波信号(周波数:30.9MHz)がそれぞれ位置することになる。
そのため、VHF帯のテレビジョン信号又はUHF帯のテレビジョン信号のいずれを受信した場合においても、これらの隣接チャンネルの映像中間周波信号及び音声中間周波信号によって、受信したい特定チャンネルのテレビジョン信号が妨害されてしまうおそれがある。
【0006】
そこで、例えば、第一のトラップ回路33のトラップ周波数を、VHF帯における一方の隣接チャンネルの音声中間周波信号の周波数(f=40.4MHz)に、第二のトラップ回路34のトラップ周波数をVHF帯における他方の隣接チャンネルの映像中間周波信号の周波数(f=31.9MHz)になるようにあらかじめ設定する。
また、同様に、第三のトラップ回路36のトラップ周波数を、UHF帯における一方の隣接チャンネルの音声中間周波信号の周波数(f=41.4MHz)に、第四のトラップ回路37のトラップ周波数を、UHF帯における他方の隣接チャンネルの映像中間周波信号の周波数(f=30.9MHz)になるようにあらかじめ設定する。
この結果、隣接チャンネルの音声中間周波信号及び映像中間周波信号を減衰させ、図6に示す伝送特性を得ていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、VHF帯の特定チャンネルの映像中間周波信号に隣接する音声中間周波信号f、VHF帯の特定チャンネルの音声中間周波信号に隣接する映像中間周波信号f、UHF帯の特定チャンネルの映像中間周波信号に隣接する音声中間周波信号f及びUHF帯の特定チャンネルの音声信号に隣接する映像中間周波信号fを減衰するためだけに、ブリッジT型トラップ回路を設けていたため使用する素子が多くなり、コスト高になっていた。
また、ブリッジT型トラップ回路の構成上、信号伝送路上に抵抗が備えられているため、中間周波信号のレベルを下げていた。
本発明はこの問題を解決するためのもので、その目的は、ブリッジT型トラップ回路より簡単な構成で従来と同等の減衰ができ、レベルの減少の少ない、IF出力回路を低コストで構成することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は、コンデンサとコイルとを直列に接続した第一の中間周波同調回路を設け、第一の中間周波同調回路と並列に第一のコイルと、第一のコンデンサとをそれぞれ接続し、第一の中間周波同調回路の一端を中間周波増幅回路の第一の出力端に接続し、コンデンサとコイルとを直列に接続した第二の中間周波同調回路を設け、第二の中間周波同調回路と並列に第二のコイルと、第二のコンデンサとをそれぞれ接続し、第二の中間周波同調回路の一端を中間周波増幅回路の第二の出力端に接続し、第一の中間周波同調回路及び第二の中間周波同調回路のそれぞれの他端から中間周波信号を取り出すようにし、第一の中間周波同調回路と第一のコイルとで第一のトラップ回路を構成し、第一の中間周波同調回路と第一のコンデンサとで第二のトラップ回路を構成し、第二の中間周波同調回路と第二のコイルとで第三のトラップ回路を構成し、第二の中間周波同調回路と第二のコンデンサとで第四のトラップ回路を構成し、第一のトラップ回路及び第三のトラップ回路とで、第一の隣接チャンネルの映像中間周波信号及び第二の映像中間周波信号をトラップし、第二のトラップ回路及び第四のトラップ回路で第一の隣接チャンネルの音声中間周波信号及び第二の音声中間周波信号をトラップするようにした。
【0009】
また、本発明は、第一のトラップ回路のトラップ周波数と第三のトラップ回路のトラップ周波数とを同じ周波数にし、第二のトラップ回路のトラップ周波数と第四のトラップ回路のトラップ周波数とを同じ周波数にし、第一のトラップ回路と第三のトラップ回路によって隣接チャンネルの映像中間周波信号をトラップし、第二のトラップ回路と第四のトラップ回路とで隣接チャンネルの音声中間周波信号をトラップするようにした。
【0010】
また、本発明は、コンデンサとコイルとを直列に接続した第一の中間周波同調回路を設け、第一の中間周波同調回路と並列にインダクタを接続し、第一の中間周波同調回路の一端を中間周波増幅回路の第一の出力端に接続し、コンデンサとコイルとを直列に接続した第二の中間周波同調回路を設け、第二の中間周波同調回路と並列に容量手段を接続し、第二の中間周波同調回路の一端を中間周波増幅回路の第二の出力端に接続し、第一の中間周波同調回路及び第二の中間周波同調回路のそれぞれの他端から中間周波信号を取り出すようにし、第一の中間周波同調回路とインダクタとで隣接チャンネルの映像中間周波信号をトラップし、第二の中間周波同調回路と容量手段とで隣接チャンネルの音声中間周波信号をトラップするようにした。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の中間周波出力回路(以下、IF出力回路という)を図1に従って説明する。図1において、中間周波増幅回路(以下、IF増幅回路という)1には、テレビジョンチューナーの混合器(図示せず)で中間周波信号に周波数変換されたテレビジョン信号が入力される。
ここで、IF増幅回路1は、差動増幅回路等によって、平衡型増幅回路として構成されている。
そして、IF増幅回路1の第一の出力端1aには、第一の中間周波同調回路(以下、第一のIF同調回路という)2が接続され、同様に第二の出力端1bには、第二の中間周波同調回路(以下、第二のIF同調回路という)3が接続されている。また、それぞれのIF同調回路2、3の出力端2a及び3aは、テレビジョン受信機側の中間周波増幅回路(図示せず)に接続されている。
まず、第一のIF同調回路2は、一端同士で直列に接続されたコンデンサ4とコイル5とで構成され、この第一のIF同調回路2には、インダクタ手段である第一のコイル6及び容量手段である第一のコンデンサ7が並列に接続されている。
この結果、第一のIF同調回路2と第一のコイル6とによって、第一のトラップ回路8が構成され、又、第一のIF同調回路2と第一のコンデンサ7とによって、第二のトラップ回路9が構成されている。
また、第一のIF同調回路2の出力端2aとグランドとの間にコンデンサ10が接続されている。
【0012】
同様に、第二のIF同調回路3は、一端同士で直列に接続されたコンデンサ11とコイル12とで構成され、この第二のIF同調回路3には、インダクタ手段である第二のコイル13及び容量手段である第二のコンデンサ14が並列に接続されている。
この結果、第二のIF同調回路3と第二のコイル13とによって、第三のトラップ回路15が構成され、又、第二のIF同調回路3と第二のコンデンサ14とによって、第四のトラップ回路16が構成されている。
また、第二のIF同調回路3の出力端3aとグランドとの間にコンデンサ17が接続されている。
【0013】
ここで、第一のIF同調回路2の同調周波数と第二のIF同調回路3の同調周波数は中間周波帯の中心周波数、例えば欧州(ドイツ)のテレビジョンシステムでは、ほぼ36.15MHzに設定されている。
従って、第一のトラップ回路8と第三のトラップ回路15とは、中間周波帯の中心周波数よりも低い周波数をトラップし、第二のトラップ回路9と第四のトラップ回路16とは中間周波帯の中心周波数より高い周波数をトラップすることになる。
ところで、例えば、欧州(ドイツ)のテレビジョンシステムを考えた場合、VHF帯のテレビジョン信号の1チャンネルあたりの帯域は7MHzとなっており、又、UHF帯のテレビジョン信号の1チャンネルあたりの帯域は、8MHzとなっている。
この結果、VHF帯の特定チャンネルのテレビジョン信号を受信した場合は、映像中間周波信号(周波数:38.9MHz)及び音声中間周波信号(周波数:33.4MHz)の近くに、一方の隣接チャンネルの音声中間周波信号(周波数:40.4MHz)及び他方の隣接チャンネルの映像中間周波信号(周波数:31.9MHz)が、それぞれ位置することになる。
また、UHF帯の特定チャンネルのテレビジョン信号を受信した場合には、映像中間周波信号及び音声中間周波信号の近くに、一方の隣接チャンネルの音声中間周波信号(周波数:41.4MHz)及び他方の隣接チャンネルの映像中間周波信号(周波数:30.9MHz)が、それぞれ位置することになる。
【0014】
そこで、第一のトラップ回路8のトラップ周波数を、VHF帯における一方の隣接チャンネルの映像中間周波信号(第一の隣接チャンネルの映像中間周波信号という)の周波数(f=31.9MHz)に、第二のトラップ回路9のトラップ周波数をVHF帯における他方の隣接チャンネルの音声中間周波信号(第二の隣接チャンネルの音声中間周波信号という)の周波数(f=40.4MHz)になるようにあらかじめ設定する。
また、同様に、第三のトラップ回路15のトラップ周波数を、UHF帯における一方の隣接チャンネルの映像中間周波信号(第二の隣接チャンネルの映像中間周波信号という)の周波数(f=30.9MHz)に、第四のトラップ回路16のトラップ周波数を、UHF帯における他方の隣接チャンネルの音声中間周波信号(第二の隣接チャンネルの音声中間周波信号という)の周波数(f=41.4MHz)になるようにあらかじめ設定する。
従って、このIF出力回路は、図2に示すような伝送特性を得ることができ、簡単な回路構成でVHF帯又はUHF帯のいずれのテレビジョン信号を受信した場合でも、隣接チャンネルの映像中間周波信号及び音声中間周波信号による妨害を少なくすることができる。
【0015】
また、例えば、VHF帯における隣接チャンネルの映像中間周波数及び音声中間周波数のみを特に大きく減衰したい場合や、ドイツ以外の欧州のテレビジョンシステムのように、VHF帯のテレビジョン信号だけを使用する場合、VHF帯及びUHF帯のテレビジョン信号の1チャンネル当たりの帯域が同じ場合は、あらかじめ、第一のトラップ回路8のトラップ周波数と第三のトラップ回路15のトラップ周波数とが等しくなるようにし、また、第二のトラップ回路9と第四のトラップ回路16のトラップ周波数とが等しくなるように設計することで、隣接チャンネルの映像中間周波信号及び音声中間周波信号をより大きく減衰することができる。
この結果、このIF出力回路は、図3に示すような伝送特性を得る。
なお、この場合は、隣接チャンネルの映像中間周波数及び音声中間周波数に対応して、第一ないし第四のトラップ回路8、9、15、16のトラップ周波数を適宜に設定すれば良い。
【0016】
さらに図4は、図1に示す中間周波出力回路における第一のコンデンサ7及び第二のコイル13を削除したもので、例えば、VHF帯及びUHF帯のテレビジョン信号の1チャンネル当たりの帯域が同じ場合(例えば、日本の場合、6MHz)のテレビジョンシステムに好適なIF出力回路を示している。
そして、第一のトラップ回路8のトラップ周波数を、一方の隣接チャンネルの映像中間周波信号の周波数に、第四のトラップ回路16を他方の隣接チャンネルの音声中間周波信号の周波数になるようにあらかじめ設定しておけば良い。
従って、このIF出力回路は、図3に示すような伝送特性となり、より簡単な回路構成で隣接するチャンネルの映像中間周波信号及び音声中間周波信号を減衰できる。
【0017】
【発明の効果】
以上のように、本発明の中間周波出力回路は、第一の中間周波同調回路と並列に第一のコイルと第一のコンデンサとを設け、第二の中間周波同調回路と並列に第二のコイルと第二のコンデンサとを設け、第一の中間周波同調回路と第一のコイルとで第一のトラップ回路を構成し、同様に第一の中間周波同調回路と第一のコンデンサとで第二のトラップ回路を構成し、第二の中間周波同調回路と第二のコイルとで第三のトラップ回路を構成し、同様に第二の中間周波同調回路と第二のコンデンサとで第四のトラップ回路を構成し、第一のトラップ回路及び第三のトラップ回路とで、第一の隣接チャンネルの映像中間周波信号及び第二の隣接チャンネルの映像中間周波信号をトラップし、第二のトラップ回路及び第四のトラップ回路で第一の隣接チャンネルの音声中間周波信号及び第二の隣接チャンネルの音声中間周波信号をトラップすることで、部品数が少なくて簡単な中間周波出力回路が実現でき、低コストで同等の減衰を得ることができる。また、ブリッジT型トラップ回路を使用していないのでが中間周波信号のレベルの減少がない。
【0018】
また、本発明の中間周波出力回路は、第一のトラップ回路のトラップ周波数と第三のトラップ回路のトラップ周波数とを同じ周波数にし、第二のトラップ回路のトラップ周波数と第四のトラップ回路のトラップ周波数とを同じ周波数にし、第一のトラップ回路と第三のトラップ回路によって隣接チャンネルの映像中間周波信号をトラップし、第二のトラップ回路と第四のトラップ回路とで隣接チャンネルの音声中間周波信号をトラップすることで、妨害となる隣接する映像中間周波信号及び音声中間周波信号をより大きく減衰することができる。
【0019】
また、本発明の中間周波出力回路は、コンデンサとコイルとを直列に接続した第一の中間周波同調回路を設け、第一の中間周波同調回路と並列にインダクタを接続し、第一の中間周波同調回路の一端を中間周波増幅回路の第一の出力端に接続し、コンデンサとコイルとを直列に接続した第二の中間周波同調回路を設け、第二の中間周波同調回路と並列に容量手段を接続し、第二の中間周波同調回路の一端を中間周波増幅回路の第二の出力端に接続し、第一の中間周波同調回路及び第二の中間周波同調回路のそれぞれの他端から中間周波信号を取り出すようにし、第一の中間周波同調回路とインダクタとで隣接チャンネルの映像中間周波信号をトラップし、第二の中間周波同調回路と容量手段とで隣接チャンネルの音声中間周波信号をトラップすることによって、VHF帯及びUHF帯のテレビジョン信号の1チャンネル当たりの帯域が同じ場合には、より簡単な回路で同様な減衰特性を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の中間周波出力回路である。
【図2】本発明の中間周波出力回路における伝送特性図である。
【図3】本発明の他の実施例における伝送特性図である。
【図4】本発明の中間周波出力回路の他の実施例である。
【図5】従来の中間周波出力回路を説明する回路図である。
【図6】従来の中間周波出力回路におけるの伝送特性図である。
【符号の説明】
1 中間周波増幅回路
1a 中間周波増幅回路の第一の出力端
1b 中間周波増幅回路の第二の出力端
2 第一の中間周波同調回路
2a 第一の中間周波同調回路の出力端
3 第二の中間周波同調回路
3a 第二の中間周波同調回路の出力端
4,10,11,17 コンデンサ
5,12 コイル
6 第一のコイル
7 第一のコンデンサ
8 第一のトラップ回路
9 第二のトラップ回路
13 第二のコイル
14 第二のコンデンサ
15 第三のトラップ
16 第四のトラップ

Claims (3)

  1. コンデンサとコイルとを直列に接続した第一の中間周波同調回路を設け、前記第一の中間周波同調回路と並列に第一のコイルと、第一のコンデンサとをそれぞれ接続し、前記第一の中間周波同調回路の一端を中間周波増幅回路の第一の出力端に接続し、コンデンサとコイルとを直列に接続した第二の中間周波同調回路を設け、前記第二の中間周波同調回路と並列に第二のコイルと、第二のコンデンサとをそれぞれ接続し、前記第二の中間周波同調回路の一端を前記中間周波増幅回路の第二の出力端に接続し、前記第一の中間周波同調回路及び前記第二の中間周波同調回路のそれぞれの他端から中間周波信号を取り出すようにし、前記第一の中間周波同調回路と前記第一のコイルとで第一のトラップ回路を構成し、前記第一の中間周波同調回路と前記第一のコンデンサとで第二のトラップ回路を構成し、前記第二の中間周波同調回路と前記第二のコイルとで第三のトラップ回路を構成し、前記第二の中間周波同調回路と前記第二のコンデンサとで第四のトラップ回路を構成し、前記第一のトラップ回路及び前記第三のトラップ回路とで、第一の隣接チャンネルの映像中間周波信号及び第二の隣接チャンネルの映像中間周波信号をトラップし、前記第二のトラップ回路及び前記第四のトラップ回路で第一の隣接チャンネルの音声中間周波信号及び第二の隣接チャンネルの音声中間周波信号をトラップすることを特徴とする中間周波出力回路。
  2. 前記第一のトラップ回路のトラップ周波数と前記第三のトラップ回路のトラップ周波数とを同じ周波数にし、前記第二のトラップ回路のトラップ周波数と前記第四のトラップ回路のトラップ周波数とを同じ周波数にし、前記第一のトラップ回路と前記第三のトラップ回路によって隣接チャンネルの映像中間周波信号をトラップし、前記第二のトラップ回路と前記第四のトラップ回路とで隣接チャンネルの音声中間周波信号をトラップすることを特徴とする請求項1記載の中間周波出力回路。
  3. コンデンサとコイルとを直列に接続した第一の中間周波同調回路を設け、前記第一の中間周波同調回路と並列にインダクタを接続し、前記第一の中間周波同調回路の一端を中間周波増幅回路の第一の出力端に接続し、コンデンサとコイルとを直列に接続した第二の中間周波同調回路を設け、前記第二の中間周波同調回路と並列に容量手段を接続し、前記第二の中間周波同調回路の一端を前記中間周波増幅回路の第二の出力端に接続し、前記第一の中間周波同調回路及び前記第二の中間周波同調回路のそれぞれの他端から中間周波信号を取り出すようにし、前記第一の中間周波同調回路と前記インダクタとで隣接チャンネルの映像中間周波信号をトラップし、前記第二の中間周波同調回路と前記容量手段とで隣接チャンネルの音声中間周波信号をトラップすることを特徴とする中間周波出力回路。
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