JPH0448061Y2 - - Google Patents

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JPH0448061Y2
JPH0448061Y2 JP612987U JP612987U JPH0448061Y2 JP H0448061 Y2 JPH0448061 Y2 JP H0448061Y2 JP 612987 U JP612987 U JP 612987U JP 612987 U JP612987 U JP 612987U JP H0448061 Y2 JPH0448061 Y2 JP H0448061Y2
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JP
Japan
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circuit
filter
sif
audio intermediate
intermediate frequency
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JP612987U
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案はタンターキヤリアの音声中間周波数の
異なる数種のテレビジヨン信号を受信し得るテレ
ビジヨン受像機のための音声中間周波数回路に関
する。
(ロ) 従来の技術 一般にテレビジヨン方式には種々のものがあり
各国で採用している方式は異なつている。従つて
隣接する国々で異なるテレビジヨン方式を採用し
ている場合もあるので、このような地域では自国
の放送だけでなく、隣接国の放送も受信可能なテ
レビジヨン受像機が望まれる。特に、映像キヤリ
ア周波数との周波数差によるインタキヤリアの
SIF(音声中間周波数)信号は各方式により4.5M
Hz、5.5MHz、6.0MHz、6.5MHzと種々のものがあ
り、これらの信号を復調するようにしたテレビジ
ヨン受像機は、例えば実開昭60−77166号公報
(H04N5/46)に記載されているが、その概略構
成は第3図の如くなつている。
即ち、第3図において、1はチユーナ、2は
CIF(映像中間周波数)回路、3はインタキヤリ
ア検波回路、5はSIFフイルタ回路、4は前記イ
ンタキヤリア検波回路3の出力を前記SIFフイル
タ回路5の入力端子5a,5b,5c,5dの一
つに択一的に接続供給するスイツチング回路、6
はリミツタアンプ回路、7はクオドラチヤ型の
SIF検波回路、8は音声信号増幅回路、9はスピ
ーカである。尚、前記インタキヤリア検波回路3
はVIF回路2に含まれる場合もある。
ここで、上記SIFフイルタ回路5は、入力端子
5a,5b,5c,5dに夫々入力端が接続され
他端が共通接続されたセラミツクフイルタF1
F2,F3,F4から構成されており、F1は4.5MHz帯、
F2は5.5MHz帯、F3は6.0MHz帯、F4は6.5MHz帯の
SIF信号をそれぞれ通過させるものである。
次にこの従来例の動作を説明する。
まず、チユーナ1によつて受信されたテレビジ
ヨン信号はVIF回路2に入力され、このVIF回路
2から出力された信号はインタキヤリア検波回路
3に入力され、ここでインタキヤリア検波されて
SIF信号が導出されるが、このSIF信号は各テレ
ビジヨン方式によつて4.5MHz、5.5MHz、6.0M
Hz、6.5MHzの4通りのうちの何れかである。そ
して、このSIF信号はスイツチング回路4を介し
てSIFフイルタ回路5に入力されるが、このと
き、例えば視聴者が4.5MHzのSIF信号を受信した
い場合には、スイツチング回路4によつて入力端
子5aが選択され従つて、4.5MHzのSIF信号だけ
が4.5MHz帯のフイルタF1を通過できる。また、
その他のSIF信号の受信時の場合も同様である。
そして、このようにしてSIFフイルタ回路5を通
過したSIF信号はリミツタアンプ回路6で振幅制
限後、SIF検波回路7に入力されてFM検波され
る。そして、これによりFM検波されて導出され
た音声信号は、音声信号増幅回路8で増幅された
後、スピーカ9に出力される訳である。
ところで、いま、4.5MHz帯のセラミツクフイ
ルタF1を選択している場合におけるセラミツク
フイルタF1の周波数特性は、第4図に示す如く
中心周波数f0が、4.5MHzよりも低い方へ約60KHz
偏移することが確認されており、これが耐過変調
バズ特性(映像信号が過変調に近い状態になつた
ときに生じるバズ音)の劣化を招来する結果とな
つていた。この原因はセラミツクフイルタを複数
個接続する場合、第5図のように他のセラミツク
フイルタの出力容量Cxが等価的にセラミツクフ
イルタF1の出力端とアース間に接続されること
による。実際、一個のセラミツクフイルタの出力
端とアース間に出力容量Cxとして50〜100PF程度
の容量素子を接続したときの中心周波数のずれは
第6図のようになり、第4図の場合と略同じ特性
を示す。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 本考案は、複数個のセラミツクフイルタの出力
端が接続されたことによるフイルタ特性の中心周
波数の偏移を抑え、耐過変調バズ特性を簡単な構
成で改善しようとするものである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は、複数個のセラミツクフイルタの各出
力端と該出力端と接続される後段回路との間には
前記セラミツクフイルタの出力容量よりも小さい
容量の容量素子を直列に接続した構成である。
(ホ) 作用 上記のように、セラミツクフイルタの出力容量
よりも小さい容量の容量素子を接続すれば、該容
量素子によつてセラミツクフイルタの出力容量は
互いに等価的に小さくなる。
(ヘ) 実施例 以下、本考案の実施例を第1図及び第2図を参
照しつつ説明する。
第1図は本考案を実施したテレビジヨン受像機
の音声中間周波数回路を示す概略ブロツク図であ
つて、第3図と同一部分には同一符号を付して、
その説明は省略する。
すなわち、本考案では、第1図に示す如くSIF
フイルタ回路5を構成する4個のセラミツクフイ
ルタF1,F2,F3,F4の各出力端と、リミツタア
ンプ6の入力端が接続される共通接続点との間
に、セラミツクフイルタの出力容量よりも小さい
容量のコンデンサC1,C2,C3,C4を夫々直列に
接続している。
斯る構成にすればコンデンサC1,C2,C3,C4
によつてセラミツクフイルタF1,F2,F3,F4
出力容量は等価的に互いに減少し、この結果例え
ばセラミツクフイルタF1が選択された場合のそ
の周波数特性は第2図の如く、中心周波数の偏移
が無視し得る程度に抑えられ、耐過変調バズ特性
が向上する。
上記実施例においては、SIFフイルタを構成す
るセラミツクフイルタは4個接続されているが任
意の個数のセラミツクフイルタからなるSIFフイ
ルタにおいても同様の効果が得られる。
(ト) 考案の効果 以上のように、本考案のテレビジヨン受像機の
音声中間周波数回路に依れば、インタキヤリアの
音声中間周波数が互いに異なる種々のテレビジヨ
ン信号を受信すべく、SIFフイルタ回路を複数個
のセラミツクフイルタで構成した場合に従来生じ
た中心周波数の不所望な偏移を簡単な構成で可及
的に小さくすることができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を実施したテレビジヨン受像機
の音声中間周波数回路を示す概略ブロツク図、第
2図はそれによるセラミツクフイルタの特性図、
第3図は従来のテレビジヨン受像機の音声中間周
波数回路を示す概略ブロツク図、第4図はそれに
よるセラミツクフイルタの特性図、第5図及び第
6図は従来の欠点を説明するための図である。 5……音声中間周波数フイルタ回路、6……リ
ミツタアンプ、7……音声中間周波数検波回路、
F1,F2,F3,F4……セラミツクフイルタ、C1
C2,C3,C4……コンデンサ(容量素子)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. インタキヤリアの音声中間周波数が互いに異な
    る種々のテレビジヨン信号を受信できるようにし
    たテレビジヨン受像機において、インタキヤリア
    検波段の後段に設けられた音声中間周波数フイル
    タ回路は各音声中間周波数信号に対応する複数個
    のセラミツクフイルタが接続されており、前記各
    セラミツクフイルタの出力端と該出力端と接続さ
    れる後段回路との間には、前記セラミツクフイル
    タの出力容量よりも小さい容量の容量素子が直列
    に接続されていることを特徴とするテレビジヨン
    受像機の音声中間周波数回路。
JP612987U 1987-01-20 1987-01-20 Expired JPH0448061Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP612987U JPH0448061Y2 (ja) 1987-01-20 1987-01-20

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JP612987U JPH0448061Y2 (ja) 1987-01-20 1987-01-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63114573U JPS63114573U (ja) 1988-07-23
JPH0448061Y2 true JPH0448061Y2 (ja) 1992-11-12

Family

ID=30788355

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JP (1) JPH0448061Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9168332B2 (en) 2009-10-23 2015-10-27 Asahi Kasei Medical Co., Ltd. Hemodialysis apparatus, method of operating hemodialysis apparatus, and water content removal system

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9168332B2 (en) 2009-10-23 2015-10-27 Asahi Kasei Medical Co., Ltd. Hemodialysis apparatus, method of operating hemodialysis apparatus, and water content removal system

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JPS63114573U (ja) 1988-07-23

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