JPS6335084A

JPS6335084A - 多方式カラ−テレビジヨン信号処理回路

Info

Publication number: JPS6335084A
Application number: JP17910186A
Authority: JP
Inventors: Takeshi Adachi; 武志安達
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1986-07-30
Filing date: 1986-07-30
Publication date: 1988-02-15

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の目的〕（産業上の第１」用分野）この発明は、多方式カラーテレビジョン信号処理回路に
関する。

（従来の技術）テレビジョン方式としては世界に各種の方式がある。別
表１は、各種方式を示すもので、これらのテレビジョン
方式による信号を１台で受信し処理可能な受像機が望ま
れている。例えば、フランス及び過去フランスの主権が
及んでいた国ではＬ方式が採用されている。また、西欧
諸国においては、Ｂ方式、Ｇ方式、１方式、Ｂ方式、Ｋ
方式を採用するものもちる。このように各種方式が混在
した地域にあっては、方式の異なる信号’？１１−１台
で受信し再生できるようなテレビジョン受像機が望まれ
ている。

第４図は、Ｌ方式の信号と、Ｂ及びＧ方式の信号を受信
できる従来のテレビジョン受像機である。

チューナ１は、Ｌ方式受信用のものが用いられ、その中
間周波出力は、第１、第２の表面波フィルタ（ＰＳＦＪ
）、（ＰＳＦＺ）に供給される。第１、第２の表面波フ
ィルタ（ＰＳＦＪ）、（ＰＳＦ、’）の出力は、それぞ
れ映像中間周波処理回路（ＰＩＦＪ）。

（ＰＩＦ２）に供給される。そして、ここで映像検波さ
れ良信号Ｖｌ、Ｖ２は、スインｔ２の端子２＊、２ｂに
供給され、何れか一方の信号が出力端３に導出される。

ことで、Ｂ、Ｇ方式とＬ方式の映像キャリアＰと音声キ
ャリアＳの関係を対比してみると、第６図に示すような
関係にある。つｔシ、Ｂ、Ｇ方式のＶＨＦローバンドの
みが、音声キャリアと映像キャリアの周波数位置関係が
反転しておシ、Ｂ。

Ｇ方式のハイバンド、ＵＨＦ帯、Ｌ方式ノ各バンドはす
べて映像キャリアの方が音声キャリアよりも低い周波数
である。

従って、第４図のテレビジ曹ン受像機では、第１の表面
波フィルタ（ＰＳＦＪ）、第１の映像中間周波処理回路
（Ｐ”ｌＦ？）の系統で、Ｂ、Ｇ方式のローバンドを受
信し、第２の表面波フィルタ（ＰＳＦＪ）、第２の映像
中間周波処理回路（ＰＩＦ２　）の系統で、Ｂ、Ｇ方式
のハイバンド、Ｌ方式のすべてのバンドを受信し処理す
るようにしている。

第５図（−）は、Ｂ、Ｇ方式Ｖ　ＨＦｃｙ−ハンＰ　Ｏ
信号に周波数特性を合わせた第１の表面波フィルタ（Ｐ
ＳＦＪ　）の帯域特性であシ、同図（ｂ）は、Ｂ、Ｇ方
式Ｖ　Ｅ（Ｆバイパンｌ’、ＵＨＦ％Ｌ方式の各バンド
に周波数特性を合わせた第２の表面波フィルタＣＰＳＦ
Ｘ）の帯域特性である。

また、第１の映像中間周波処理回路（ＰＩＦＪ）におい
て、映像検波器の同調点は、ｆｏ　＝３８．９ＭＨｚ　
、一方、第２の映像中間周波処理回路（ＰＩＦ’　）に
おける映像検波器の同調点は、ｆ。

＝　３２．７　ＭＨｚに設定されている。

（発明が解決しようとする問題点）上記従来の多方式のテレビジョン受像機でちると、チュ
ーナは１個であるが、中間周波処理系統として２系統が
必要である。このため、全体回路構成の大形化を避けら
れず、また価格の面でも不利である。

そこでこの発明は、中間周波処理系統を一系統とするこ
このできる多方式カラーテレビジ、ン信号処理回路を提
供することを目的とする。

〔発明の構成〕

（問題点を解決するための手段）この発明は、１個のチューナの出力を、約３１．７５　
ＭＨ＊と約３８．２ＭＨ１で約−１５ｄＢ程度の減衰特
性を有し、約３２．７ＭＩ（ｚ　、３７．２５ＭＨｚ付
近で０ｄＢの減衰特性を有する表面波フィルタに供給し
、この表面波フィルタの出力を、映像中間周波処理回路
に供給し、この処理回路における検波器の同調点を３２
．７ＭＨｚ　、　３７．２Ｍｆ（ｚに切換えられるよう
にするものである。

（作　用）上記の手段により、映像キャリアと音声キャリアの周波
数位置の異なる信号が入力としても、３２．７５ＭＨｚ
　、　３７．２５Ｆｌ／ＩＨＳ　　の何れの映像キャリ
アをも引き込むことができ、一系統の回路で多方式のカ
ラーテレビジョン信号を受信し処理することができる。

（実施例）以下この発明の一実施例を図面を参照して説明する。

第１図はこの発明の一実施例であシ、アンテナからの信
号は、Ｌ方式のチューナ１１で受信され、その出力中間
周波信号は、表面波フィルタＣＰＳＦ）に供給される。

この表面波フィルタ（ＰＳＦ）は、第２図に示すような
周波数帯域特性が設定されている。即ち、３１．７５Ｍ
Ｈｚ、３８．２ＭＨｚ付近では、−１５ｄＢ程度の減衰
特性を有し、３２．７ＭＨｚ　。

３７．２５ＭＨｚ　　付近では０ｄＢ　の減衰特性であ
る。

次にこの表面波フィルタ（ｐｓＦ）の出力は、映像中間
周波処理回路（Ｔ）ＩＰ）に供給される。この回路では
、中間周波の増幅及び映像検波が行なわれる。ことで、
この回路における映像検波器の同調点け、スイッチＳＷ
によって３２．７ＭＨｚ　又は、３７．２ＭＨ１に切換
えることができる。映像中間周波処理回路（ＰＩＦ）の
映像検波器における同調回路を形成するコンデンサＣ１
，Ｃ２及びＬｌと、同調周波数ｆｌ、ｆｔの関係は、次
のように定められている。

この発明の一実施例は、上記の如く構成され、Ｂ、Ｇ方
式のＶＨＦのローバンドの信号全受信し処理する場合に
はスイッチＳＷがオンされる。

このときは、映像検波器は、３７．２　ＭＨｚに中間周
波全列き込み検波する。表面波フィルタ（ＰＳＦ）では
、第２図に示すように、この中間周波数を通過帯域内に
設定しているので問題はない。

次に、Ｂ、Ｇ方式ノＶ　Ｈｐ　ハイパｙ　）、ｅ、ＵＨ
ＦおよびＬ方式の全帯域を受信する場合には、スイッチ
ＳＷがオフされる。これによって、中間周波処理回路（
ＰＩＦ）の映像検波器は、３２．７　ＭＨｚに中間周波
を引き込み検波することができる。

上記の回路構成によシ受信できるＬ　（ＳＥＣＡＭ）方
式、Ｂ　、Ｇ（ＰＡＬ）方式は、総合的には、第３図に
示すような特性によシ受信できることになる。

更にまた、方式の判別を行なう場合、例えばＢ、Ｇ方式
の・・イテヤンネル又は、Ｌ方式を受信中に、Ｂ又はＧ
方式のローチャ／ネル信号が入力した場合に上記フィル
タ特性のために、３１．７５ＭＨ１の音声キャリア検出
は容品である。従って、入力信号の方式に応じて自動的
にシステムを切換える切換回路全付加するのにも有効で
ある。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明は、中間周波処理系統を一
系統とし、低価格、小形の受像機を得るのに寄与し得る
。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示す回路図、第２囚は第
１図の表面波フィルタの周波数帯域特性を示す図、第３
図は本発明回路の総合特性図、第４図は従来の多方式カ
ラーテレビジョン受像機の説明図、第５図は第４図の表
面フィルタの特性説明図、第６図はＢ、Ｇ方式とＬ方式
のキャリア位置関係を示す説明図である。１１・・・Ｌ方式チューナ、ＰＳＦ・・・表面波フィル
タ、ＰＩＦ・・・映像中間周波処理回路。出願人代理人　弁理士　鈴　江　武　彦第１図第２図カラーキャリア第３図

Claims

【特許請求の範囲】

１個のチューナ出力を入力とし、３１．７５ＭＨｚと３
８．２ＭＨｚ付近で−１５ｄＢ程度の減衰特性を有し、
３２．７ＭＨｚと３７．２５ＭＨｚ付近では０ｄＢ程度
の減衰特性を有する表面波フィルタと、この表面波フィ
ルタの出力を入力とし、映像検波器の同調点が３２．７
ＭＨｚと３７．２ＭＨｚに切換え可能な中間周波処理回
路とを具備したことを特徴とする多方式カラーテレビジ
ョン信号処理回路。