JPH04318780A - Fm検波回路 - Google Patents
Fm検波回路Info
- Publication number
- JPH04318780A JPH04318780A JP3086806A JP8680691A JPH04318780A JP H04318780 A JPH04318780 A JP H04318780A JP 3086806 A JP3086806 A JP 3086806A JP 8680691 A JP8680691 A JP 8680691A JP H04318780 A JPH04318780 A JP H04318780A
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- JP
- Japan
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- circuit
- discriminator
- audio
- detection
- frequencies
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- Pending
Links
- 238000001514 detection method Methods 0.000 title claims abstract description 23
- 230000005236 sound signal Effects 0.000 claims abstract description 17
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば複数の放送方式
のテレビジョン信号を受信する受像機の音声回路に用い
られるFM検波回路に関するものである。
のテレビジョン信号を受信する受像機の音声回路に用い
られるFM検波回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えばテレビジョン受像機の音声回路は
、特開昭53−114309号公報や特開昭58−10
4579号公報等に示すように構成されている。
、特開昭53−114309号公報や特開昭58−10
4579号公報等に示すように構成されている。
【0003】ところでテレビジョン信号の放送方式は世
界各国で種々採用されている。例えば欧州においては、
ドイツ、オランダなど主に西欧圏で採用されているB・
G方式(音声副搬送周波数+5.5MHz)と、ソ連な
ど主に東欧圏で採用されているD・K方式(音声副搬送
周波数+6.5MHz)が混在している。そこでこのよ
うな地域では両方の方式を受信できるテレビジョン受像
機が求められている。
界各国で種々採用されている。例えば欧州においては、
ドイツ、オランダなど主に西欧圏で採用されているB・
G方式(音声副搬送周波数+5.5MHz)と、ソ連な
ど主に東欧圏で採用されているD・K方式(音声副搬送
周波数+6.5MHz)が混在している。そこでこのよ
うな地域では両方の方式を受信できるテレビジョン受像
機が求められている。
【0004】ところがこのような複数の放送方式を受信
する場合に、これらの放送方式では上述のように音声副
搬送周波数が異なっている。このため従来の装置では、
それぞれの音声副搬送周波数ごとにFM検波回路を設け
て、これらの音声信号の検波を行っている。しかしなが
らこの方法では部品が2倍必要で、回路規模が極めて大
きくなってしまう。
する場合に、これらの放送方式では上述のように音声副
搬送周波数が異なっている。このため従来の装置では、
それぞれの音声副搬送周波数ごとにFM検波回路を設け
て、これらの音声信号の検波を行っている。しかしなが
らこの方法では部品が2倍必要で、回路規模が極めて大
きくなってしまう。
【0005】これに対して図4に示すように、LC共振
回路の共振コイルに並列に補助コイルを設けて、この補
助コイルをスイッチで断続して共振周波数をシフトする
回路が提案されている。しかしながらこの回路では、切
り換えスイッチを設ける必要が生じると共に、充分安定
な回路の特性を得ることが困難である。なおこの場合の
切り換えスイッチには、共振周波数等の特性への影響が
生じないようにするために、特別な構成のものが要求さ
れる。
回路の共振コイルに並列に補助コイルを設けて、この補
助コイルをスイッチで断続して共振周波数をシフトする
回路が提案されている。しかしながらこの回路では、切
り換えスイッチを設ける必要が生じると共に、充分安定
な回路の特性を得ることが困難である。なおこの場合の
切り換えスイッチには、共振周波数等の特性への影響が
生じないようにするために、特別な構成のものが要求さ
れる。
【0006】さらに図5に示すように、1つの音声中間
周波回路に対して5.5MHz用と6.5MHz用の2
個のディスクリミネータをスイッチで切り換えて接続し
て、これらの音声信号を検波する回路も提案されている
。しかしながらこの場合も、切り換えスイッチを設ける
必要が生じると共に、ディスクリミネータはFM検波回
路の中でその価格の大半を占める高価な部品であり、こ
のようなディスクリミネータを2個用いることは製品価
格の上昇を招いてしまう。
周波回路に対して5.5MHz用と6.5MHz用の2
個のディスクリミネータをスイッチで切り換えて接続し
て、これらの音声信号を検波する回路も提案されている
。しかしながらこの場合も、切り換えスイッチを設ける
必要が生じると共に、ディスクリミネータはFM検波回
路の中でその価格の大半を占める高価な部品であり、こ
のようなディスクリミネータを2個用いることは製品価
格の上昇を招いてしまう。
【0007】また図6に示すように、1つの音声中間周
波回路に対して5.5MHz用と6.5MHz用の2個
のディスクリミネータを並列に接続し、図7に示すよう
に検波出力電圧のSカーブを2つ形成してこれらの音声
信号を検波する回路も提案されている。この場合は切り
換えスイッチを設ける必要は生じない。しかしこの場合
もディスクリミネータを2個用いることで製品価格の上
昇を招いてしまうと共に、2個のディスクリミネータが
並列に接続されていることからこれらが干渉し合い、良
好な特性を得ることが出来ない恐れが生じるものであっ
た。
波回路に対して5.5MHz用と6.5MHz用の2個
のディスクリミネータを並列に接続し、図7に示すよう
に検波出力電圧のSカーブを2つ形成してこれらの音声
信号を検波する回路も提案されている。この場合は切り
換えスイッチを設ける必要は生じない。しかしこの場合
もディスクリミネータを2個用いることで製品価格の上
昇を招いてしまうと共に、2個のディスクリミネータが
並列に接続されていることからこれらが干渉し合い、良
好な特性を得ることが出来ない恐れが生じるものであっ
た。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、ディスクリミネータを2個用いることで製品価格
が上昇したり、良好な特性を得ることが出来ないという
ものである。
点は、ディスクリミネータを2個用いることで製品価格
が上昇したり、良好な特性を得ることが出来ないという
ものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、第1の放送方
式で第1の副搬送周波数(+5.5MHz)の第1の音
声信号と、第2の放送方式で第2の副搬送周波数(+6
.5MHz)の第2の音声信号とが供給されるFM検波
回路において、上記第1及び第2の副搬送周波数の中間
にピークを有し、上記第1及び第2の副搬送周波数がそ
れぞれ下側及び上側の傾斜部に位置される1個のディス
クリミネータ7を用いて、上記第1及び第2の音声信号
の検波を行うようにしたFM検波回路である。
式で第1の副搬送周波数(+5.5MHz)の第1の音
声信号と、第2の放送方式で第2の副搬送周波数(+6
.5MHz)の第2の音声信号とが供給されるFM検波
回路において、上記第1及び第2の副搬送周波数の中間
にピークを有し、上記第1及び第2の副搬送周波数がそ
れぞれ下側及び上側の傾斜部に位置される1個のディス
クリミネータ7を用いて、上記第1及び第2の音声信号
の検波を行うようにしたFM検波回路である。
【0010】
【作用】これによれば、1個のディスクリミネータの下
側及び上側の傾斜部を用いて検波が行われるので、簡単
な構成で良好な特性の複数の放送方式の音声信号のFM
検波を行うことができる。
側及び上側の傾斜部を用いて検波が行われるので、簡単
な構成で良好な特性の複数の放送方式の音声信号のFM
検波を行うことができる。
【0011】
【実施例】図1において、入力端子1には、例えば映像
中間周波回路(図示せず)からの音声中間周波信号が供
給される。この入力端子1が、5.5MHz及び6.5
MHzのバンドパスフィルタ2、3の並列回路を通じて
音声中間周波回路4に接続される。またこの音声中間周
波回路4には、抵抗器5と、コイル6及びディスクリミ
ネータ7の直列回路が並列に接続される。
中間周波回路(図示せず)からの音声中間周波信号が供
給される。この入力端子1が、5.5MHz及び6.5
MHzのバンドパスフィルタ2、3の並列回路を通じて
音声中間周波回路4に接続される。またこの音声中間周
波回路4には、抵抗器5と、コイル6及びディスクリミ
ネータ7の直列回路が並列に接続される。
【0012】それと共に、このディスクリミネータ7の
検波出力電圧が、例えば図2に示すように、5.5MH
zと6.5MHzの中間にピークを有し、5.5MHz
と6.5MHzがそれぞれ下側及び上側の傾斜部に位置
される特性とされる。
検波出力電圧が、例えば図2に示すように、5.5MH
zと6.5MHzの中間にピークを有し、5.5MHz
と6.5MHzがそれぞれ下側及び上側の傾斜部に位置
される特性とされる。
【0013】従ってこの回路において、ディスクリミネ
ータ7を1個だけ用いて、その検波出力電圧の特性のピ
ークの下側と上側の逆極性の傾斜部を用いて2種類の周
波数の音声信号の検波を行うことが出来る。
ータ7を1個だけ用いて、その検波出力電圧の特性のピ
ークの下側と上側の逆極性の傾斜部を用いて2種類の周
波数の音声信号の検波を行うことが出来る。
【0014】すなわち従来は、1個のディスクリミネー
タの検波出力電圧の特性の片側の傾斜部だけしか利用し
ていないため、2つの周波数の音声信号の検波を行うに
は2個のディスクリミネータを用いるか、共振点を切り
換えによってシフトさせて使う必要があったが、上述の
回路を用いることで、1個のディスクリミネータですみ
、切り換えを行う必要もない。
タの検波出力電圧の特性の片側の傾斜部だけしか利用し
ていないため、2つの周波数の音声信号の検波を行うに
は2個のディスクリミネータを用いるか、共振点を切り
換えによってシフトさせて使う必要があったが、上述の
回路を用いることで、1個のディスクリミネータですみ
、切り換えを行う必要もない。
【0015】こうして上述の装置によれば、1個のディ
スクリミネータ7の下側及び上側の傾斜部を用いて検波
が行われるので、簡単な構成で良好な特性の複数の放送
方式の音声信号のFM検波を行うことがものである。
スクリミネータ7の下側及び上側の傾斜部を用いて検波
が行われるので、簡単な構成で良好な特性の複数の放送
方式の音声信号のFM検波を行うことがものである。
【0016】なお、上述の回路でバンドパスフィルタ2
、3の選択特性が充分でない場合には、図3に示すよう
にバンドパスフィルタ2、3の入力側にそれぞれスイッ
チ8、9を設けてもよい。この場合に、これらのスイッ
チ8、9は信号の断続を行うだけで、ディスクリミネー
タ7の特性等に影響を与えるものではないので、簡単な
構成のものを用いることが出来る。
、3の選択特性が充分でない場合には、図3に示すよう
にバンドパスフィルタ2、3の入力側にそれぞれスイッ
チ8、9を設けてもよい。この場合に、これらのスイッ
チ8、9は信号の断続を行うだけで、ディスクリミネー
タ7の特性等に影響を与えるものではないので、簡単な
構成のものを用いることが出来る。
【0017】
【発明の効果】この発明によれば、1個のディスクリミ
ネータの下側及び上側の傾斜部を用いて検波が行われる
ので、簡単な構成で良好な特性の複数の放送方式の音声
信号のFM検波を行うことがようになった。
ネータの下側及び上側の傾斜部を用いて検波が行われる
ので、簡単な構成で良好な特性の複数の放送方式の音声
信号のFM検波を行うことがようになった。
【図1】本発明によるFM検波回路の一例の構成図であ
る。
る。
【図2】その説明のための図である。
【図3】他の例の構成図である。
【図4】従来のFM検波回路の構成図である。
【図5】従来のFM検波回路の構成図である。
【図6】従来のFM検波回路の構成図である。
【図7】その説明のための図である。
1 入力端子
2、3 バンドパスフィルタ
4 音声中間周波回路
5 抵抗器
6 コイル
7 ディスクリミネータ
Claims (1)
- 【請求項1】 第1の放送方式で第1の副搬送周波数
の第1の音声信号と、第2の放送方式で第2の副搬送周
波数の第2の音声信号とが供給されるFM検波回路にお
いて、上記第1及び第2の副搬送周波数の中間にピーク
を有し、上記第1及び第2の副搬送周波数がそれぞれ下
側及び上側の傾斜部に位置される1個のディスクリミネ
ータを用いて、上記第1及び第2の音声信号の検波を行
うようにしたFM検波回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3086806A JPH04318780A (ja) | 1991-04-18 | 1991-04-18 | Fm検波回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3086806A JPH04318780A (ja) | 1991-04-18 | 1991-04-18 | Fm検波回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04318780A true JPH04318780A (ja) | 1992-11-10 |
Family
ID=13897050
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3086806A Pending JPH04318780A (ja) | 1991-04-18 | 1991-04-18 | Fm検波回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04318780A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4861883A (en) * | 1980-08-05 | 1989-08-29 | Kohjin Co., Ltd. | Process for preparing adenine |
-
1991
- 1991-04-18 JP JP3086806A patent/JPH04318780A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4861883A (en) * | 1980-08-05 | 1989-08-29 | Kohjin Co., Ltd. | Process for preparing adenine |
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