JPH09200068A - テレビ信号切換出力回路 - Google Patents

テレビ信号切換出力回路

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JPH09200068A
JPH09200068A JP2865396A JP2865396A JPH09200068A JP H09200068 A JPH09200068 A JP H09200068A JP 2865396 A JP2865396 A JP 2865396A JP 2865396 A JP2865396 A JP 2865396A JP H09200068 A JPH09200068 A JP H09200068A
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JP2865396A
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Inventor
Yasuo Yamamoto
保男 山本
Suketsugu Fujimoto
祐嗣 藤本
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DX Antenna Co Ltd
Original Assignee
DX Antenna Co Ltd
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  • Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 挿入損失を減少させると共にコストを低減さ
せる。 【解決手段】 入力端子22からBS-IF 信号が、入力端子
24から地上波放送信号が、信号選択手段30に入力され
る。信号選択手段30から出力端子46、48に信号が供給さ
れる。信号選択手段30は、2分配器40を有し、切換スイ
ッチ32、34、36、38を切り換えて、BS-IF 信号を出力端
子46に供給し、地上波放送信号を出力端子48に供給す
る。信号選択手段30は、切換スイッチ32、34、36、38を
切り換えて、BS-IF 信号と地上波放送信号とを2分配器
40に供給し、分配器40の一方の分配出力を出力端子46
に、他方の分配出力を出力端子48に、供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばUHF及び
VHFの地上波テレビジョン放送信号や、衛星放送信号
の第1中間周波信号(以下、BS−IF信号と称す
る。)等を増幅して、テレビジョン受像機等に供給する
ブースタにおいて、その増幅された信号を出力する回路
に関する。
【0002】
【従来の技術】上述したようなブースタでは、増幅され
た地上波テレビジョン放送信号やBS−IF信号を、2
つの出力端子に出力することがある。使用するテレビジ
ョン受像機等との関係から、一方の出力端子に地上波テ
レビジョン放送信号を出力し、他方の出力端子にBS−
IF信号を出力する場合と、いずれの出力端子にも、地
上波テレビジョン放送信号とBS−IF信号との混合信
号を出力する場合とがある。いずれの場合にも対応でき
るようにしたテレビ信号切換出力回路として、例えば図
5に示すようなものがある。
【0003】このブースタの出力回路では、入力端子2
に供給されたBS−IF信号と、入力端子4に供給され
たUHF及びVHFの地上波テレビジョン放送信号と
は、混合回路6によって混合されて、切換スイッチ8の
接触子8aに供給される。この切換スイッチ8は、接点
8b、8cも有している。図に示すように、接点8bに
接触子8aが接触しているとき、混合回路6からの混合
出力は、2分配器10に供給されて2分配される。
【0004】その一方の分配出力は、切換スイッチ12
の接点12bに供給される。この切換スイッチ12は、
接点12cと接触子12aも有している。切換スイッチ
8の接触子8aが接点8bに接触しているとき、切換ス
イッチ12の接点12bに接触子12aが接触してい
る。従って、2分配器10の一方の分配出力は、接点1
2b、接触子12aを介して接触子12aが接続されて
いる出力端子14に供給される。
【0005】また、2分配器10の他方の分配出力は、
切換スイッチ16の接点16bに供給されている。切換
スイッチ16は、接点16cと接触子16aも有してい
る。切換スイッチ8の接触子8aが接点8bに接触して
いるとき、切換スイッチ16の接触子16bに接触子1
6aが接触している。従って、2分配器10の他方の分
配出力は、接点16b、接触子16aを介して接触子1
6aが接続されている出力端子18に供給される。
【0006】切換スイッチ8の接触子8aを接点8cに
切り換えると、切換スイッチ12、16の接触子12
a、16aがそれぞれ接点12c、16cに切り換えら
れる。従って、混合回路6からの混合出力は切換スイッ
チ8の接触子8a、接点8cを介して分波回路20に供
給され、BS−IF信号とVHF及びUHFの地上波テ
レビジョン放送信号に分波される。分波されたBS−I
F信号は、切換スイッチ12の接点12cに供給され
る。従って、切換スイッチ12の接点12c、接触子1
2aを介して出力端子14に供給される。分波された地
上波テレビジョン放送信号は、切換スイッチ16の接点
16cに供給される。従って、切換スイッチ16の接点
16c、接触子16aを介して出力端子18に供給され
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
ブースタのテレビ信号切換出力回路では、BS−IF信
号及び地上波テレビジョン放送信号は、必ず混合回路6
を通過しなければならない。この混合回路6の混合出力
は、2分配器10または分波回路20を通過しなければ
ならない。そのため、出力端子14に生じるBS−IF
信号または混合信号や、出力端子18に生じる地上波信
号または混合信号は、大きな挿入損失をこうむるという
問題点があった。また、上記のように混合回路や分波回
路を使用しているので、コストが高くなるという問題点
もあった。
【0008】本発明は、挿入損失が少なく、安価なブー
スタのテレビ信号切換出力回路を提供することを目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1記載の発明は、第1の高周波信号が供給
される第1の入力端子と、第1の高周波信号とは異なる
周波数の第2の高周波信号が供給される第2の入力端子
と、第1の出力端子と、第2の出力端子とを、有してい
る。さらに、請求項1記載の発明は、第1及び第2の入
力端子から第1及び第2の高周波信号が入力され、第1
及び第2の出力端子に信号をそれぞれ供給する信号選択
手段も有している。この信号選択手段は、第1及び第2
の高周波信号が入力される分配手段を有している。上記
信号選択手段は、入力された第1の高周波信号を第1の
出力端子に供給すると共に入力された第2の高周波信号
を第2の出力端子に供給する第1の状態と、上記分配手
段の分配出力を第1及び第2の出力端子にそれぞれ供給
する第2の状態とに、切換可能に構成されている。第1
の入力端子と上記信号選択手段との間に、第1の高周波
信号を通過させる第1のフィルタ手段を設け、第2の入
力端子と上記信号選択手段との間に、第2の高周波信号
を通過させる第2のフィルタ手段を設けることもでき
る。
【0010】請求項1記載の発明によれば、信号選択手
段が第1の状態に切り換えられたとき、第1の入力端子
の第1の高周波信号は、信号選択手段を介して第1の出
力端子に供給される。同時に、第2の入力端子の第2の
高周波信号は、信号選択手段を介して第2の出力端子に
供給される。信号選択手段が第2の状態に切り換えられ
たとき、第1の入力端子の第1の高周波信号及び第2の
入力端子の第2の高周波信号は、分配手段に供給され、
混合される。この分配手段の分配出力は、第1及び第2
の出力端子にそれぞれ供給される。
【0011】請求項2記載の発明は、請求項1記載のテ
レビ信号切換出力回路において、上記信号選択手段が、
それぞれ第1または第2の状態に切換可能な第1乃至第
4のスイッチング手段を有しているものである。第1の
スイッチング手段は、第1の状態では第1の高周波信号
を第2のスイッチング手段に供給し、第2の状態では第
1の高周波信号を上記分配手段に供給するように構成さ
れ、第2のスイッチング手段は、第1の状態では第1の
スイッチング手段から供給された第1の高周波信号を第
1の出力端子に供給し、第2の状態では上記分配手段か
らの分配出力信号を第1の出力端子に供給するように構
成されている。第3のスイッチング手段は、第1の状態
では第2の高周波信号を第4のスイッチング手段に供給
し、第2の状態では第2の高周波信号を上記分配手段に
供給するように構成されている。第4のスイッチング手
段は、第1の状態では第3のスイッチング手段から供給
された第2の高周波信号を第2の出力端子に供給し、第
2の状態では上記分配手段の分配出力信号を第2の出力
端子に供給するように構成されている。
【0012】請求項3記載の発明は、請求項2記載のテ
レビ信号切換出力回路において、上記分配手段の入力側
と第1のスイッチング手段との間及び上記分配手段の入
力側と第3のスイッチング手段との間に、それぞれイン
ピーダンス補正用手段を設けたものである。
【0013】請求項3記載の発明によれば、第1及び第
2の入力端子から第1及び第2の高周波信号が入力され
るので、インピーダンスの不整合を生じる可能性がある
ので、これを防止するために、インピーダンス補正用手
段を設けてある。
【0014】
【発明の実施の形態】第1の実施の形態を図1及び図2
に示す。この実施の形態は、図1に示すように、第1の
入力端子22を有している。第1の入力端子22には、
例えば衛星放送受信用アンテナに付属しているコンバー
タから、例えば1GHz帯のBS−IF信号が供給され
ている。この実施の形態は、第2の入力端子24も有し
ている。第2の入力端子24には、BS−IF信号より
も周波数が低いUHF及びVHFアンテナによって受信
されたUHF及びVHF地上波テレビジョン放送信号
(以下、地上波放送信号と称する。)が供給されてい
る。
【0015】第1の入力端子22からのBS−IF信号
は、このBS−IF信号を通過可能に構成した第1のフ
ィルタ、例えばハイパスフィルタ26に供給され、不要
な雑音成分が除去される。同様に第2の入力端子24か
らの地上波放送信号は、この地上波放送信号を通過可能
に構成した第2のフィルタ、例えばローパスフィルタ2
8に供給され、不要な雑音成分が除去される。
【0016】図示していないが、第1の入力端子22と
ハイパスフィルタ26との間には、BS−IF信号を増
幅する高周波増幅器が設けられている。同様に、第2の
入力端子24とローパスフィルタ28との間にも、地上
波放送信号を増幅する高周波増幅器が設けられている。
【0017】ハイパスフィルタ26には、例えば図2
(a)に示すように、コンデンサ26a乃至26cと、
高周波阻止コイル26d、26eとからなるπ型のもの
が使用されている。ローパスフィルタ28には、例えば
図2(b)に示すように、高周波阻止コイル28a乃至
28cと、コンデンサ28d、28eとからなるπ型の
ものが使用されている。ハイパスフィルタ26、ローパ
スフィルタ28としては、これら以外の公知のものを使
用することもできる。また、ハイパスフィルタ26、ロ
ーパスフィルタ28に限ったものではなく、例えばBS
−IF信号が通過可能な通過帯域を有するバンドパスフ
ィルタと、地上波放送信号が通過可能な通過帯域を有す
るバンドパスフィルタとを、使用することもできる。
【0018】ハイパスフィルタ26、ローパスフィルタ
28の出力信号は、信号選択手段30に入力される。信
号選択手段は、第1乃至第4の切換スイッチ32、3
4、36、38を含み、さらに、分配手段、例えば2分
配器40も含んでいる。
【0019】第1の切換スイッチ32は、接触子32
a、接点32b、32cを有し、第2の切換スイッチ3
4は、接触子34a、接点34b、34cを有し、第3
の切換スイッチ36は、接触子36a、接点36b、3
6cを有し、第4の切換スイッチ38は、接触子38
a、接点38b、38cを有している。これら切換スイ
ッチ32、34、36、38は、例えば4回路2接点の
機械スイッチによって構成されている。従って、第1の
切換スイッチ32の接触子32aが接点32bに接触し
たとき、第2乃至第4の切換スイッチ34、36、38
の接触子34a、36a、38aは、接点34b、36
b、38bにそれぞれ接触し、接触子32aが接点32
cに接触したとき、第2乃至第4の切換スイッチ34、
36、38の接触子34a、36a、38aは、接点3
4c、36c、38cにそれぞれ接触する。
【0020】ハイパスフィルタ26の出力側は、第1の
切換スイッチ32の接触子32aに接続されている。第
1の切換スイッチ32の接点32bは、第2の切換スイ
ッチ34の接点34bに接続されている。また、第1の
切換スイッチ32の接点32cは、インピーダンス補正
手段、例えばキャパシタ42を介して2分配器40の入
力側に接続されている。
【0021】ローパスフィルタ28の出力側は、第3の
切換スイッチ36の接触子36aに接続されている。第
3の切換スイッチ36の接点36bは、第4の切換スイ
ッチ38の接点38bに接続されている。第3の切換ス
イッチ36の接点36cは、インピーダンス補正手段、
例えばリアクタ44を介して2分配器40の入力側に接
続されている。
【0022】2分配器40の一方の分配出力端子は、第
2の切換スイッチ34の接点34cに接続されている。
2分配器40の他方の分配出力端子は、第4の切換スイ
ッチ38の接点38cに接続されている。
【0023】第2の切換スイッチ34の接触子34a
は、第1の出力端子46に接続されている。同様に、第
4の切換スイッチ38の接触子38aは、第2の出力端
子48に接続されている。
【0024】第1の入力端子22にBS−IF信号が供
給され、第2の入力端子24に地上波放送信号が供給さ
れている。このとき、第1乃至第4のスイッチ32、3
4、36、38の接触子32a、34a、36a、38
aが、それぞれ接触子32b、34b、36b、38b
に接続されている第1の状態と仮定する。第1の入力端
子22のBS−IF信号は、ハイパスフィルタ26、第
1の切換スイッチ32の接触子32a、接点32b、第
2の切換スイッチ34の接点34b、接触子34aを介
して出力端子46に供給される。同時に、第2の入力端
子24の地上波放送信号は、ローパスフィルタ28、第
3の切換スイッチ36の接触子36a、接点36b、第
4の切換スイッチ38の接点38b、接触子38aを介
して出力端子48に供給される。
【0025】従って、テレビジョン受像機に接続された
衛星放送受信用チューナを第1の出力端子46に接続
し、上記テレビジョン受信機を第2の出力端子48に接
続することによって、上記テレビジョン受像機によって
衛星放送及びテレビジョン放送をそれぞれ視聴すること
ができる。
【0026】また、第1乃至第4のスイッチ32、3
4、36、38の接触子32a、34a、36a、38
aが、それぞれ接触子32c、34c、36c、38c
に接続されている第2の状態と仮定する。第1の入力端
子22からのBS−IF信号は、ハイパスフィルタ2
6、第1の切換スイッチ32の接触子32a、接点32
c、キャパシタ42を介して2分配器40に供給され
る。また、第2の入力端子からの地上波放送信号は、ロ
ーパスフィルタ28、第3の切換スイッチ36の接触子
36a、接点36c、リアクタ44を介して2分配器4
0に供給される。従って、2分配器40は、BS−IF
信号と地上波放送信号とが混合されたものを2分配した
分配出力信号を発生する。
【0027】一方の分配出力信号は、第2の切換スイッ
チ34の接点34c、接触子34aを介して第1の出力
端子46に供給される。他方の分配出力信号は、第4の
切換スイッチ38の接点38c、接触子38aを介して
第2の出力端子48に供給される。従って、第1の出力
端子46に分波器を介してテレビジョン受像機と衛星放
送受信用チューナとを接続し、第2の出力端子48に別
の分波器を介して別のテレビジョン受像機と別の衛星放
送受信用チューナとを接続すれば、2台のテレビジョン
受像機において、それぞれ衛星放送と地上波放送とを視
聴できる。無論、上述した両衛星放送受信用チューナ
は、上記テレビジョン受像機にそれぞれ接続されてい
る。
【0028】ところで、キャパシタ42とリアクタ44
とを設けなかった場合、2分配器40の入力側には、ハ
イパスフィルタ26とローパスフィルタ28とが接続さ
れるので、インピーダンスの不整合が生じる。その結
果、図3に一点鎖線で示すように周波数特性に乱れが生
じる。この周波数の乱れの原因となるインピーダンス不
整合を補償するために、キャパシタ42、リアクタ44
が設けられている。これらを設けることによって、図5
に実線で示すように、周波数特性の乱れが解消される。
【0029】図4に第2の実施形態を示す。この実施の
形態は、切換スイッチとして、PINダイオードを使用
したものである。第1の実施の形態と同様な構成要素に
は、同一の符号を付して、その説明を省略する。
【0030】第2の実施形態は、直流電源(図示せず)
の正の電極に接触子50aが接続されている切換スイッ
チ50を有している。なお、直流電源の負の電極は接地
されている。切換スイッチ50の接触子50aが接点5
0bに接続されているとき、直流電流が高周波阻止コイ
ル52に流れ、これからPINダイオード54、抵抗器
56に分流し、PINダイオード54が導通する。ま
た、高周波阻止コイル52から、PINダイオード5
8、抵抗器60に分流し、PINダイオード58が導通
する。
【0031】これによって、ハイパスフィルタ26から
のBS−IF信号は、直流阻止コンデンサ61、PIN
ダイオード54、58、直流阻止コンデンサ62を介し
て第1の出力端子46に供給される。
【0032】また、切換スイッチ50からの電流は高周
波阻止コイル63に流れ、これからPINダイオード6
4、抵抗器66に分流し、PINダイオード64が導通
する。また、高周波阻止コイル63に流れた電流は、P
INダイオード68、抵抗器70に流れ、PINダイオ
ード68が導通する。これによって、ローパスフィルタ
28からの地上波放送信号は、直流阻止コンデンサ7
2、PINダイオード64、68、直流阻止コンデンサ
74を介して第2の出力端子48に供給される。
【0033】このような状態は、第1の実施の形態にお
ける第1の状態に相当する。
【0034】切換スイッチ50の接触子50aが接点5
0cに接触しているとき、直流電源からの電流は、切換
スイッチ50の接触子50a、接点50cから高周波阻
止コイル76、PINダイオード78、抵抗器56に分
流し、PINダイオード78が導通する。また、直流電
源からの電流は、切換スイッチ50の接触子50a、接
点50cから高周波阻止コイル80、PINダイオード
82、抵抗器66に分流し、PINダイオード82が導
通する。
【0035】これによって、ハイパスフィルタ26から
のBS−IF信号は、直流阻止コンデンサ61、PIN
ダイオード78、直流阻止コンデンサ84、インピーダ
ンス補正用キャパシタ42を介して分配器40に供給さ
れる。同様にローパスフィルタ28からの地上波放送信
号は、直流阻止コンデンサ72、PINダイオード8
2、直流阻止コンデンサ86、インピーダンス補正用リ
アクタ44を介して2分配器40に供給される。
【0036】また、直流電源からの直流電流は、切換ス
イッチ50の接触子50a、接点50c、高周波阻止コ
イル88、PINダイオード90、抵抗器60に流れ
る。その結果、PINダイオード90が導通する。ま
た、直流電源からの直流電流は、切換スイッチ50の接
触子50a、接点50c、高周波阻止コイル92、PI
Nダイオード94、抵抗器70に流れる。その結果、P
INダイオード94が導通する。
【0037】これによって、分配器40の一方の分配出
力は、直流阻止コンデンサ96、PINダイオード9
0、直流阻止コンデンサ62を介して第1の出力端子4
6に供給される。また分配器40の他方の分配出力は、
直流阻止コンデンサ98、PINダイオード94、直流
阻止コンデンサ74を介して第2の出力端子48に供給
される。
【0038】この状態が、第1の実施の形態の第2の状
態に対応する。
【0039】そして、PINダイオード54、78が、
第1の実施の形態における第1の切換スイッチ32に相
当し、PINダイオード58、90が、第1の実施の形
態における第2の切換スイッチ34に相当し、PINダ
イオード64、82が、第1の実施の形態における第3
の切換スイッチ36に相当し、PINダイオード68、
94が、第1の実施の形態における第4の切換スイッチ
38に相当する。
【0040】なお、符号100、102でそれぞれ示す
コンデンサは、バイパスコンデンサである。同じく符号
104で示す増幅器は、BS−IF信号を増幅する高周
波増幅器、同じく符号106で示す増幅器は、地上波放
送信号を増幅する高周波増幅器である。
【0041】第2の実施形態で使用する直流電源は、例
えばブースタ内に設けることもできる。また、この直流
電源は、例えば第1及び第2の出力端子46、48の一
方または双方に同軸ケーブルを介して接続されるテレビ
ジョン受像機または衛星放送受信用チューナ内に設け、
この直流電源から上記同軸ケーブルを介して切換スイッ
チ50に直流電流を供給するようにしてもよい。
【0042】また、第1及び第2の実施の形態では、B
S−IF信号を第1の入力端子22に供給したが、これ
に代えて、通信衛星から送信されている衛星通信信号
を、これの受信アンテナに付属するコンバータによって
第1中間周波信号に変換したCS−IF信号を使用して
もよい。
【0043】
【発明の効果】以上のように、請求項1または2記載の
発明によれば、分配手段の入力側に、第1及び第2の高
周波信号を供給することによって、これら両信号の混合
を行っているので、特別に混合回路を設ける必要がな
い。また、第1及び第2の出力端子にそれぞれ第1及び
第2の高周波信号を供給する際も、混合回路を設けてい
ないので、分波回路は不要である。従って、挿入損失が
増加することなく、またコストの低減を図ることもでき
る。
【0044】請求項3記載の発明によれば、インピーダ
ンス補正用手段を設けているので、第1及び第2の入力
端子が分配手段の入力側に接続されていることにより発
生するインピーダンスの不整合を解消することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるテレビ信号切換出力回路の第1の
実施の形態のブロック図である。
【図2】同第1の実施の形態において使用するハイパス
フィルタ及びローパスフィルタの回路図である。
【図3】同第1の実施の形態における周波数特性を示す
図である。
【図4】同第2の実施の形態を示すブースタを使用した
回路図である。
【図5】従来のブースタのテレビ信号切換出力回路のブ
ロック図である。
【符号の説明】
22 第1の入力端子 24 第2の入力端子 30 信号選択手段 32 第1の切換スイッチ 34 第2の切換スイッチ 36 第3の切換スイッチ 38 第4の切換スイッチ 40 2分配器(分配手段) 42 キャパシタ(インピーダンス補正用素子) 44 リアクタ(インピーダンス補正用素子) 46 第1の出力端子 48 第2の出力端子 54 78 PINダイオード(第1の切換スイッチ) 58 90 PINダイオード(第2の切換スイッチ) 64 82 PINダイオード(第3の切換スイッチ) 68 94 PINダイオード(第4の切換スイッチ)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の高周波信号が供給される第1の入
    力端子と、 第1の高周波信号とは異なる周波数の第2の高周波信号
    が供給される第2の入力端子と、 第1の出力端子と、 第2の出力端子と、 第1及び第2の入力端子から第1及び第2の高周波信号
    が入力され、第1及び第2の出力端子に信号をそれぞれ
    供給する信号選択手段とを、具備し、上記信号選択手段
    は、第1及び第2の高周波信号が入力される分配手段を
    有し、上記信号選択手段は、入力された第1の高周波信
    号を第1の出力端子に供給すると共に入力された第2の
    高周波信号を第2の出力端子に供給する状態と、上記分
    配手段の分配出力を第1及び第2の出力端子にそれぞれ
    供給する状態とに、切換可能に構成されているテレビ信
    号切換出力回路。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のテレビ信号切換出力回路
    において、上記信号選択手段は、それぞれ第1または第
    2の状態に切換可能な第1乃至第4のスイッチング手段
    を有し、第1のスイッチング手段は、第1の状態では第
    1の高周波信号を第2のスイッチング手段に供給し、第
    2の状態では第1の高周波信号を上記分配手段に供給す
    るように構成され、第2のスイッチング手段は、第1の
    状態では第1のスイッチング手段から供給された第1の
    高周波信号を第1の出力端子に供給し、第2の状態では
    上記分配手段からの分配出力信号を第1の出力端子に供
    給するように構成され、第3のスイッチング手段は、第
    1の状態では第2の高周波信号を第4のスイッチング手
    段に供給し、第2の状態では第2の高周波信号を上記分
    配手段に供給するように構成され、第4のスイッチング
    手段は、第1の状態では第3のスイッチング手段から供
    給された第2の高周波信号を第2の出力端子に供給し、
    第2の状態では上記分配手段の分配出力信号を第2の出
    力端子に供給するように構成されたテレビ信号切換出力
    回路。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のテレビ信号切換出力回路
    において、上記分配手段の入力側と第1のスイッチング
    手段との間及び上記分配手段の入力側と第3のスイッチ
    ング手段との間に、それぞれインピーダンス補正用手段
    を設けたことを特徴とするテレビ信号切換出力回路。
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