JPH0523030Y2 - - Google Patents

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JPH0523030Y2
JPH0523030Y2 JP1985045074U JP4507485U JPH0523030Y2 JP H0523030 Y2 JPH0523030 Y2 JP H0523030Y2 JP 1985045074 U JP1985045074 U JP 1985045074U JP 4507485 U JP4507485 U JP 4507485U JP H0523030 Y2 JPH0523030 Y2 JP H0523030Y2
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circuit
trap
video
audio
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は、通常のTV放送とCATV(ケーブル
TV)放送の両方を受信することのできるテレビ
ジヨン受像機の映像中間周波(IF)回路に関す
るものである。
〔考案の技術的背景及びその問題点〕
受像機の選択度特性は高周波回路と映像IF回
路との選択度の総合されたものできまるが、高周
波回路の特性は一般に映像IF回路の特性に比べ
て広帯域になつているので、受像機の総合特性は
ほぼ映像IF回路の特性に近いものになる。
映像IF回路の帯域としては、映像信号の帯域
である約4MHzに相当した帯域が必要であるが、
上下隣接チヤンネルの映像及び音声搬送波、それ
に受信している音声搬送波が映像回路に混入する
と、映像信号と干渉して画質をそこねる。
受信しているチヤンネルの音声搬送波は、色副
搬送波と音声搬送波との差(920KHz)によるビ
ート妨害を生じるので、これを防ぐため、第3図
にSで示すように該音声搬送波を減衰している。
なお、第3図中Pは受信チヤンネルの映像IF
信号である。
また、隣接チヤンネルの影響についても、上側
チヤンネルの映像搬送波妨害はウインドワイパー
妨害として画面にあらわれるので、第3図にP′で
示すように受信している映像搬送波レベルに対し
て減衰を与えている。
従来この種の回路として第4図a,bに示すも
のがあつた。図において、1は希望信号中の音声
IF信号を減衰させる音声トラツプ回路、2は隣
接妨害信号中の映像IF信号を減衰させる隣接ト
ラツプ回路であり、いずれの回路もコンデンサ及
びインダクタンスなどのリアクタンス素子によつ
て形成されている。
上記音声トラツプ回路1は映像検波出力に発生
する音声ビート(NTSC方式、M方式における
920KHz)を防ぐためにIF段で音声IF信号を十分
に減衰させ、隣接トラツプ回路2はCATV放送
時の隣接チヤンネル信号からの混変調妨害を防ぐ
ために隣接の映像信号を減衰させ、これらのトラ
ツプ回路の特性を合成して第3図のような特性が
得られる。
上述した従来のIF回路は、並列又は直列に接
続した複数のトラツプ回路を有するため、部品点
数が多く、また調整も別々に行わなければならな
いという欠点があつた。
〔考案の目的〕
本考案は上述した従来の欠点を除去するために
なされたもので、通常のTV放送時は映像信号P
対音声信号Sの比が6dBで音声トラツプを必要と
するが、隣接チヤンネル伝送はされないため、隣
接トラツプは不要であり、一方CATV放送時は
普通P/Sは14〜15dBで音声トラツプは必要な
いが、隣接チヤンネル伝送がされるので隣接トラ
ツプが必要となるという事情に鑑み、単一のトラ
ツプ回路を切換えにより音声トラツプ又は隣接ト
ラツプとして選択的に使用することにより、部品
点数と調整工数の削減を図つたテレビジヨン受像
機の映像IF回路を提供することを目的としてい
る。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を図に基づいて説明す
る。
第1図は本考案の一実施例を示す回路図であ
り、図において、3はトラツプ回路で、コンデン
サC1〜C3、インダクタンスL、抵抗R1からなる
第4図の音声トラツプ回路1と同等の回路にスイ
ツチングダイオードDとコンデンサCを追加して
構成され、ダイオードDのカソードはコンデンサ
C3とインダクタンスLとの接続点に、アノード
は抵抗Rを介して切換信号入力端4にそれぞれ接
続されている。コンデンサCはダイオードDのア
ノードとアース間に接続されている。
以上の構成において、スイツチングダイオード
Dをオン・オフすることによつてトラツプ回路3
の周波数が変えられる。
すなわち、切換信号入力端4の電位がロー
(OV)でダイオードDがオフしているときのト
ラツプ回路の周波数特性が第2図に実線で示すよ
うになるように予め調整し、トラツプ回路3が音
声IF信号Sを減衰する音声トラツプ回路として
動作するようにする。
次に、切換信号入力端子4の電位をダイオード
Dがオンするに十分な高さに上げることで、トラ
ツプ回路3においてコンデンサC2にコンデンサ
Cが並列に接続され、トラツプ周波数の下がつた
新たな共振回路が形成されるようにする。
今、コンデンサC,C2の容量比を適当に設定
しておくことにより、ダイオードDがオンしたと
きの特性を第2図に点線で示すようにすることが
できる。このときのトラツプ周波数が上側チヤン
ネルの映像IF信号P′の周波数と一致するように
すれば、トラツプ回路3は隣接トラツプ回路とし
て動作するようになる。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案によれば、通常の
TV放送とCATV放送の両方が受信可能なテレビ
ジヨン受信機の映像IF回路であつて、1つのト
ラツプ回路を切換えて、通常のTV放送受信時に
音声トラツプとして、CATV放送受信時は隣接
チヤンネルの隣接トラツプとしてそれぞれ働らか
せているため、調整工数、コスト・スペースが削
減できて合理的で、安価に良好な性能を得ること
ができる。
しかも、一般に隣接チヤンネルが伝送されず隣
接チヤンネルの音声信号を除去する必要のない
TV放送では、自己のチヤンネルの音声信号のレ
ベルだけを抑えるトラツプだけで済み、別個に隣
接トラツプを挿入した場合に比べトラツプ挿入ロ
スがなく、また本映像の位相回りもなくなつて、
高品質の映像画像が得られるようにもなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す回路図、第2
図は第1図の回路の動作特性を示すグラフ、第3
図は従来の回路の特性を示すグラフ、及び第4図
は第3図の特性を得る回路例を示す回路図であ
る。 3……トラツプ回路、D……スイツチングダイ
オード、C……コンデンサ、C1〜C3……コンデ
ンサ、L……インダクタンス、R1……抵抗。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 通常のTV放送とCATV放送の両放送を受信す
    ることができるテレビジヨン受像機の映像IF回
    路であつて、 通常のTV放送受信時に音声トラツプとして動
    作するトラツプ回路と、CATV放送受信時にオ
    ンされるスイツチング手段と、該スイツチング手
    段のオンにより前記トラツプ回路に付加されるリ
    アクタンス素子とを備え、前記スイツチング手段
    のオンにより前記CATV放送受信時に前記トラ
    ツプ回路が隣接チヤンネルの隣接トラツプとして
    動作するトラツプ回路を形成することを特徴とす
    るテレビジヨン受像機の映像IF回路。
JP1985045074U 1985-03-29 1985-03-29 Expired - Lifetime JPH0523030Y2 (ja)

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JPS61162186U JPS61162186U (ja) 1986-10-07
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5025449U (ja) * 1973-06-28 1975-03-24
JPS57163849U (ja) * 1981-04-07 1982-10-15
JPS59149774U (ja) * 1983-03-24 1984-10-06 日本電気ホームエレクトロニクス株式会社 Rfモジユレ−タ

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JPS61162186U (ja) 1986-10-07

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