JP2893266B2 - 基礎構築鉄筋枠組立方法及び基礎構築鉄筋枠 - Google Patents

基礎構築鉄筋枠組立方法及び基礎構築鉄筋枠

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JP2893266B2 JP1042891A JP4289189A JP2893266B2 JP 2893266 B2 JP2893266 B2 JP 2893266B2 JP 1042891 A JP1042891 A JP 1042891A JP 4289189 A JP4289189 A JP 4289189A JP 2893266 B2 JP2893266 B2 JP 2893266B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の属する技術分野] この発明は、作業現場において施工サイズに応じて容
易に組立てることができる基礎構築鉄筋枠組立方法及び
基礎構築鉄筋枠に関する。
[従来の技術] 例えば、木造住宅基礎建築鉄筋枠は鉄筋を適宜寸法に
切断し、これらの切断された鉄筋を縦横に組み合わせて
ベースと立上がりの骨格に組み上げ、その交点を針金等
によって固定するものがある。
しかし、このものは現場作業が大変であるから、例え
ば実公昭60−33158号公報に開示されるように、予めベ
ースネット鉄筋の中央部に立上がりネット鉄筋を回動可
能に組み付けておき、作業現場で立上がりネット鉄筋を
回動して立上げ、この回動部を固定して、簡単な作業
で、しかも強度を向上させるものがある。
[発明が解決しようとする課題] ところが、このような基礎構築鉄筋枠は、予めベース
ネット鉄筋と立上がりネット鉄筋とが組み付けられてい
るため、折り畳んた状態でも嵩ばり、かつ重量があり、
現場へ運搬するのに手数を要し、取扱いが不便である。
さらに、基礎構築鉄筋枠は住宅の施工サイズに応じて
ベースネット鉄筋の幅やベースネット鉄筋の高さが異な
ることがあるが、この場合ベースネット鉄筋の幅を合せ
ると、立上がりネット鉄筋の高さが合わなかったり、反
対に立上がりネット鉄筋を合わせるとベースネット鉄筋
の幅が合わないことがある。このため、サイズの異なる
規格の基礎構築鉄筋枠を予め多数製作する必要があり、
生産コストが嵩む等の問題がある。
この発明は、このような実情に鑑みてなされたもの
で、運搬が容易で、作業現場において施工に応じて組み
立て、取扱いが容易で、しかも強固である基礎構築鉄筋
枠組立方法及び基礎構築鉄筋枠を提供することを目的と
している。
[課題を解決するための手段] 前記課題を解決し、かつ目的を達成するために、この
発明は、以下のように構成した。
請求項1記載の発明は、『中央部にはめ込み金具を固
定したネット鉄筋をサイズ別に数種類用意しておき、施
工に応じてこのネット鉄筋を選択して、一方をベースネ
ット鉄筋に、他方を立上がりネット鉄筋とし、一方のベ
ースネット鉄筋の中央部のはめ込み金具に、他方の立上
がりネット鉄筋の下部をはめ込み、このはめ込み金具を
変形してベースネット鉄筋と立上がりネット鉄筋とを固
定し、さらに支持金具の一対の取付部をベースネット鉄
筋の幅鉄筋に嵌合すると共に、前記支持金具の支持部を
立上がりネット鉄筋の幅鉄筋に嵌合して組立てることを
特徴とする基礎構築鉄筋枠組立方法。』である。
この請求項1記載の発明によれば、中央部にはめ込み
金具を固定した同じ構成のネット鉄筋をサイズ別に数種
類用意しておき、施工に応じて所定サイズのネット鉄筋
を選択して、作業現場において一方のベースネット鉄筋
のはめ込み金具に、他方の立上がりネット鉄筋の側筋を
はめ込み、はめ込み金具を変形してベースネット鉄筋に
立上がりネット鉄筋を固定し、さらに支持金具の一対の
取付部をベースネット鉄筋の幅鉄筋に嵌合すると共に、
支持金具の支持部を立上がりネット鉄筋の幅鉄筋に嵌合
して基礎構築鉄筋枠を組立てることができる。
請求項2記載の発明は、『サイズ別に数種類用意され
た中央部にはめ込み金具を固定したネット鉄筋を選択し
て、ベースネット鉄筋と立上がりネット鉄筋とし、一方
のベースネット鉄筋の中央部のはめ込み金具に、他方の
立上がりネット鉄筋の下部をはめ込み、このはめ込み金
具を変形してベースネット鉄筋と立上がりネット鉄筋と
を固定し、さらに支持金具の一対の取付部をベースネッ
ト鉄筋の幅鉄筋に嵌合すると共に、前記支持金具の支持
部を立上がりネット鉄筋の幅鉄筋に嵌合して組立てて構
成したことを特徴とする基礎構築鉄筋枠。』である。
この請求項2記載の発明によれば、中央部にはめ込み
金具を固定した同じ構成の一方のベースネット鉄筋のは
め込み金具に、他方の立上がりネット鉄筋の側筋をはめ
込み、はめ込み金具を変形してベースネット鉄筋に立上
がりネット鉄筋を固定し、さらに支持金具の一対の取付
部をベースネット鉄筋の幅鉄筋に嵌合すると共に、支持
金具の支持部を立上がりネット鉄筋の幅鉄筋に嵌合して
基礎構築鉄筋枠を組立てることができる。
請求項3記載の発明は、『中央部にはめ込み金具を固
定したネット鉄筋をサイズ別に数種類用意しておき、施
工に応じてこのネット鉄筋を選択して、一方をベースネ
ット鉄筋に、他方を立上がりネット鉄筋とし、棒状部材
を折り曲げてその中央に鉄筋保持部を有する連結具の一
端部をベースネット鉄筋のはめ込み金具に挿通すると共
に、前記連結具の鉄筋保持部に立上がりネット鉄筋の下
部を係合保持し、さらに前記連結具の他端部を前記立上
がりネット鉄筋のはめ込み金具に挿通又ははめ込み金具
以外の部分に係止して、立上がりネット鉄筋の倒れを規
制してベースネット鉄筋に固定して組立てることを特徴
とする基礎構築鉄筋枠組立方法。』である。
この請求項3記載の発明によれば、中央部にはめ込み
金具を固定した同じ構成のネット鉄筋をサイズ別に数種
類用意しておき、施工に応じて所定サイズのネット鉄筋
を選択して、作業現場において棒状部材を折り曲げてそ
の中央に鉄筋保持部を有する連結具の一端部をベースネ
ット鉄筋のはめ込み金具に挿通すると共に、連結具の鉄
筋保持部に立上がりネット鉄筋の下部を係合保持し、さ
らに連結具の他端部を立上がりネット鉄筋のはめ込み金
具に挿通又ははめ込み金具以外の部分に係止して、立上
がりネット鉄筋の倒れを規制してベースネット鉄筋に固
定して組立てることができる。
請求項4記載の発明は、『サイズ別に数種類用意され
た中央部にはめ込み金具を固定したネット鉄筋を選択し
て、ベースネット鉄筋と立上がりネット鉄筋とし、一方
のベースネット鉄筋に、他方を立上がりネット鉄筋と
し、棒状部材を折り曲げてその中央に鉄筋保持部を有す
る連結具の一端部をベースネット鉄筋のはめ込み金具に
挿通すると共に、前記連結具の鉄筋保持部に立上がりネ
ット鉄筋の下部を係合保持し、さらに前記連結具の他端
部を前記立上がりネット鉄筋のはめ込み金具に挿通又は
はめ込み金具以外の部分に係止して、立上がりネット鉄
筋の倒れを規制してベースネット鉄筋に固定して組立て
て構成したことを特徴とする基礎構築鉄筋枠。』であ
る。
この請求項4記載の発明によれば、中央部にはめ込み
金具を固定した同じ構成の一方のベースネット鉄筋のは
め込み金具に、棒状部材を折り曲げてその中央に鉄筋保
持部を有する連結具の一端部を挿通すると共に、連結具
の鉄筋保持部に立上がりネット鉄筋の下部を係合保持
し、さらに連結具の他端部を立上がりネット鉄筋のはめ
込み金具に挿通又ははめ込み金具以外の部分に係止し
て、立上がりネット鉄筋の倒れを規制してベースネット
鉄筋に固定して組立てることができる。
[発明の実施の形態] 次に、この発明の実施例を添付図面に基づいて詳細に
説明する。
まず、第1図乃至第10図に基づいて、第1項及び第2
項記載の発明について説明する。第1図乃至第3図は基
礎構築鉄筋の斜視図、第4図は基礎構築鉄筋枠の斜視
図、第5図及び第6図は基礎構築鉄筋枠の組立状態を示
す図、第7図は他の実施例を示す基礎構築鉄筋枠の組立
状態を示す図、第8図乃至第10図は住宅の基礎の施工を
示す図である。
第1図乃至第3図において、図中符号A,B,Cは基礎構
築鉄筋であり、それぞれ同様に構成されているが、この
基礎構築鉄筋A,B,Cはその幅D1,D2,D3が異なっている。
例えば、基礎構築鉄筋Aの幅D1は300mm、基礎構築鉄筋
Bの幅D2は400mm、基礎構築鉄筋Cの幅D3は500mmに形成
され、それぞれの長さL1,L2,L3は同じになっている。さ
らに、この基礎構築鉄筋は幅の異なるものが必要に応じ
て準備される。
この基礎構築鉄筋A,B,Cはネット鉄筋で構成されてお
り、横方向へ平行に配置した3本の横鉄筋1に、縦方向
へ平行に配置した幅鉄筋2を所定間隔で配置して、両者
の交差部を溶接して固定し、予めネット状になってお
り、これにより強度が向上する。
この基礎構築鉄筋A,B,Cのそれぞれの幅鉄筋2は、そ
の中央部にはめ込み金具3が溶接で固定されている。
従って、第4図乃至第6図に示すように、施工サイズ
に応じて、例えば基礎構築鉄筋A,Bのネット鉄筋を選択
し、基礎構築鉄筋Bのベースネット鉄筋のはめ込み金具
3に、基礎構築鉄筋Aの立上がりネット熱賃の横鉄筋1
を、第5図に示すようにはめ込む。
そして、第6図に示すようには基礎構築鉄筋Bのはめ
込み金具3をハンマ等で打って変形させ、基礎構築鉄筋
Aの横鉄筋1に圧着して固定すると、第4図に示すよう
に、基礎構築鉄筋枠が組み立てられる。
この基礎構築鉄筋枠は組み立てられた状態で、第7図
に示すように、ベースネット鉄筋にはめ込み金具3で固
定した立上がりネットの倒れを、支持金具4を取付けて
防止するようにしてもよい。
この支持金具4はその一対の取付部4aをベースネット
鉄筋の幅鉄筋2に嵌合し、その支持部4bを立上がりネッ
ト鉄筋の幅鉄筋2に嵌合する。
これにより、ベースネット鉄筋にはめ込み金具3で固
定された立上がりネット鉄筋に、倒れるような力が作用
しても、この支持金具4で支持し倒れることが防止され
るため、作業が容易である。
この支持金具4は鉄筋で形成されるが、これに限定さ
れず、樹脂等で形成したものでもよく、この場合ベース
ネット鉄筋及び立上がりネット鉄筋の幅鉄筋2に、側方
から同時に係合して取付けるようにすると取扱いが容易
になる。
なお、この倒れ防止の支持金具4は必要に応じて使用
され、はめ込み金具3での固定が強固なら用いなくても
よい。
これを使用するには、第8図に示すように土に溝5を
掘る。この溝5の幅に応じて、例えば基礎構築鉄筋A,B,
Cから所定のサイズのものを選択して、作業現場へ運搬
し前記ようにして基礎構築鉄筋枠を組立てる。そして、
第9図に示すように溝5の底に砂利6を敷いてコンクリ
ート7を打ち、その上に第6図に示すように組立てられ
た基礎構築鉄筋枠を載置する。そして、第10図に示すよ
うに、溝5の両側に型枠8を組み、この型枠8の中にコ
ンクリートを流し込んで硬化させると、木造住宅用の基
礎を構築することができる。
次に、第11図乃至第22図に基づいて、第3項及び第4
項記載の発明について説明する。第11図乃至第13図は基
礎構築鉄筋の斜視図、第14図乃至第17図は連結具の斜視
図、第18図は基礎構築鉄筋枠の組立状態を示す図、第19
図はその側面図、第20図乃至第22図は他の実施例の基礎
構築鉄筋枠の斜視図である。
第11図乃至第13図は基礎構築鉄筋の斜視図である。
図中符号A,B,Cは基礎構築鉄筋であり、それぞれ第1
図乃至第3図の実施例と同様に構成されているが、この
基礎構築鉄筋A,B,Cのそれぞれの幅鉄筋2には、その中
央部にはパイプ状のはめ込み金具13が溶接で固定されて
いる。
第14図乃至第17図はベースネット鉄筋と立上がりネッ
ト鉄筋を連結する連結具を示しており、この連結具14〜
17はベースネット鉄筋のはめ込み金具13に挿通すると共
に、立上がりネット鉄筋のはめ込み金具13に挿通し又は
はめ込み金具以外の部分に係止するものであり、これに
より立上がりネット鉄筋の倒れを規制してベースネット
鉄筋に固定して組立てる。
第14図の連結具14は、ベースネット鉄筋のはめ込み金
具13に挿通される横挿通部14aと、立上がりネット鉄筋
のはめ込み金具13に挿通される縦挿通部14bと、立上が
りネット鉄筋の横鉄筋1を保持する保持部14cとを有し
ている。この連結具14の横挿通部14aはベースネット鉄
筋の中央部に固定されたはめ込み金具13に挿通するよう
に短く形成され、また縦挿通部14bは立上がりネット鉄
筋の中央部に固定されたはめ込み金具13に挿通するよう
に長く形成され、さらに保持部14cは縦挿通部14bより内
側に位置しており、この両者の間に立上がりネット鉄筋
の横鉄筋1を係合して保持される。
第15図の連結具15は、第14図に示す連結具14と同様に
形成され、横挿通部15a、縦挿通部15b及び保持部15cと
を有しているが、保持部15cが外側に、縦挿通部15bが内
側に位置している。
第16図の連結具16は、ベースネット鉄筋のはめ込み金
具13に挿通される横挿通部16aと、立上がりネット鉄筋
の横鉄筋1に係止される縦係止部16bと、立上がりネッ
ト鉄筋の横鉄筋1を保持する保持部16cとを有してい
る。この連結具16の横挿通部16aは前記と同様にベース
ネット鉄筋の中央部に固定されたはめ込み金具13に挿通
するように短く形成され、また縦係止部16bは立上がり
ネット鉄筋の中央部の横鉄筋1に係止するように長く
し、さらにその先端部16dを内側に屈曲している。ま
た、保持部16cは縦係止部16bより内側に位置しており、
この両者の間に立上がりネット鉄筋の横鉄筋1が係合し
て保持される。
第17図の連結具17は、第16図に示す連結具16と同様に
形成され、横挿通部17a、縦係止部17b及び保持部17cを
有しているが、保持部17cが外側に、縦係止部17bが内側
に位置しており、この縦係止部17bの先端部17dが外側に
屈曲されている。
この第14図乃至第17図に示す連結具14〜17は第11図乃
至第13図に示す基礎構築鉄筋A〜Cの選択や組立て情況
等に応じて、適当なものが選択されて使用される。以
下、第18図乃至第22図にその一例を示す。
第18図は第14図に示す連結具14で連結した基礎構築鉄
筋枠の斜視図、第19図はその連結状態を示す側面図であ
る。
施工サイズに応じて、例えば基礎構築鉄筋のネット鉄
筋を選択し、第14図に示す連結具14の横挿通部14aを、
基礎構築鉄筋のベースネット鉄筋のはめ込み金具13に挿
通し、縦挿通部14bを基礎構築鉄筋の立上がりネット鉄
筋のはめ込み金具13に挿通し、横鉄筋1を縦挿通部14b
と保持部14cとの間に位置させて組立てる。
このように、ベースネット鉄筋と立上がりネット鉄筋
とは連結具14に挿着して組立てられ、組立て作業が簡単
で、かつ立上がりネット鉄筋が倒れないように確実に連
結できる。
第20図は第15図に示す連結具で連結した基礎構築鉄筋
枠の斜視図である。
基礎構築鉄筋のネット鉄筋を選択し、第5図の連結具
15の横挿通部15aを、基礎構築鉄筋のベースネット鉄筋
のはめ込み金具13に挿通し、縦挿通部15bを基礎構築鉄
筋の立上がりネット鉄筋のはめ込み金具13に挿通し、横
鉄筋1を縦挿通部15bと保持部15cとの間に位置させて組
立てる。
第21図は第14図に示す連結具14で基礎構築鉄筋同士を
連結すると共に、第16図に示す連結具16を、その横挿入
部16aを基礎構築鉄筋のベースネット筋にはめ込み金具1
3に挿通し、縦係止筋16bの先端部16dを基礎構築鉄筋の
立上がりネット筋の横鉄筋1に係止している。
この連結具16を用いることによって、その縦係止部16
bの先端部16dが立上がりネット鉄筋の横鉄筋1に係止さ
れるため、立上がりネット鉄筋の倒れ防止になると共
に、組立てられた基礎構築鉄筋枠を運搬する際に、立上
がりネット鉄筋とベースネット鉄筋とが外れることがな
い。さらに、ベースネット鉄筋と立上がりネット鉄筋と
のはめ込み金具13の位置がずれることがあっても、この
連結部16を用いることで連結できる。
第22図は第14図に示す連結具14で基礎構築鉄筋同士を
連結すると共に、第17図に示す連結具17を用いて連結し
ており、連結具17の横挿入部17aを基礎構築鉄筋のベー
スネット筋にはめ込み金具13に挿通し、この縦係止筋17
bを基礎構築鉄筋の立上がりネット筋の横鉄筋1に係止
している。
[発明の効果] 以上説明したように、請求項1及び請求項2記載の発
明では、中央部にはめ込み金具を固定した同じ構成のネ
ット鉄筋をサイズ別に数種類用意しておき、施工に応じ
て所定サイズのネット鉄筋を選択して、作業現場におい
て一方のベースネット鉄筋のはめ込み金具に、他方の立
上がりネット鉄筋の側筋をはめ込み、はめ込み金具を変
形してベースネット鉄筋に立上がりネット鉄筋を固定
し、さらに支持金具の一対の取付部をベースネット鉄筋
の幅鉄筋に嵌合すると共に、支持金具の支持部を立上が
りネット鉄筋の幅鉄筋に嵌合して基礎構築鉄筋枠を組立
てるから、施工サイズに合ったネット鉄筋を選択するこ
とで、安価で、種々の施工に対応した基礎構築鉄筋枠組
立てることができる。また、ネット鉄筋のままで運搬す
るから、嵩ばらず、しかも軽量であり、運搬が容易であ
る。しかも、一方のベースネット鉄筋のはめ込み金具
に、他方の立上がりネット鉄筋をはめ込み、このはめ込
み金具を変形してベースネット鉄筋に立上がりネット鉄
筋を固定し、さらに支持金具で固定するから、現場にお
いて施工に応じて簡単に組み立てることができ、しかも
基礎構築鉄筋枠は強固である。
請求項3及び請求項4記載の発明では、中央部にはめ
込み金具を固定した同じ構成のネット鉄筋をサイズ別に
数種類用意しておき、施工に応じて所定サイズのネット
鉄筋を選択して、作業現場において棒状部材を折り曲げ
てその中央に鉄筋保持部を有する連結具の一端部をベー
スネット鉄筋のはめ込み金具に挿通すると共に、連結具
の鉄筋保持部に立上がりネット鉄筋の下部を係合保持
し、さらに連結具の他端部を立上がりネット鉄筋のはめ
込み金具に挿通又ははめ込み金具以外の部分に係止し
て、立上がりネット鉄筋の倒れを規制してベースネット
鉄筋に固定して組立てるから、施工サイズに合ったネッ
ト鉄筋を選択することで、安価で、種々の施工に対応し
た基礎構築鉄筋枠組立てることができる。また、ネット
鉄筋のままで運搬するから、嵩ばらず、しかも軽量であ
り、運搬が容易である。しかも、一方のベースネット鉄
筋のはめ込み金具に、他方の立上がりネット鉄筋をはめ
込み、このはめ込み金具を変形してベースネット鉄筋に
立上がりネット鉄筋を固定し、ベースネット鉄筋と立上
がりネット鉄筋に応じて、或いは連結状態に応じて連結
具を選択し、簡単な作業で確実に連結できる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第10図は第1項及び第2項記載の発明を示
し、第1図乃至第3図は基礎構築鉄筋の斜視図、第4図
は基礎構築鉄筋枠の斜視図、第5図及び第6図は基礎構
築鉄筋枠の組立状態を示す図、第7図は他の実施例を示
す基礎構築鉄筋枠の組立状態を示す図、第8図乃至第10
図は住宅の基礎の施工を示す図、第11図乃至第22図は第
3項及び第4項記載の発明を示し、第11図乃至第13図は
基礎構築鉄筋の斜視図、第14図乃至第17図は連結具の斜
視図、第18図は基礎構築鉄筋枠の組立状態を示す図、第
19図はその側面図、第20図乃至第22図は他の実施例の基
礎構築鉄筋枠の斜視図である。 図中符号A,B,Cは基礎構築鉄筋、1は横筋、2は縦鉄
筋、3,13ははめ込み金具、14〜17は連結具である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭63−129017(JP,U) 実開 昭56−51916(JP,U) 実開 昭53−36822(JP,U) 特公 昭50−16885(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E02D 27/08

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中央部にはめ込み金具を固定したネット鉄
    筋をサイズ別に数種類用意しておき、施工に応じてこの
    ネット鉄筋を選択して、一方をベースネット鉄筋に、他
    方を立上がりネット鉄筋とし、一方のベースネット鉄筋
    の中央部のはめ込み金具に、他方の立上がりネット鉄筋
    の下部をはめ込み、このはめ込み金具を変形してベース
    ネット鉄筋と立上がりネット鉄筋とを固定し、さらに支
    持金具の一対の取付部をベースネット鉄筋の横鉄筋に嵌
    合すると共に、前記支持金具の支持部を立上がりネット
    鉄筋の幅鉄筋に嵌合して組立てることを特徴とする基礎
    構築鉄筋枠組立方法。
  2. 【請求項2】サイズ別に数種類用意された中央部にはめ
    込み金具を固定したネット鉄筋を選択して、ベースネッ
    ト鉄筋と立上がりネット鉄筋とし、一方のベースネット
    鉄筋の中央部のはめ込み金具に、他方の立上がりネット
    鉄筋の下部をはめ込み、このはめ込み金具を変形してベ
    ースネット鉄筋と立上がりネット鉄筋とを固定し、さら
    に支持金具の一対の取付部をベースネット鉄筋の横鉄筋
    に嵌合すると共に、前記支持金具の支持部を立上がりネ
    ット鉄筋の幅鉄筋に嵌合して組立てて構成したことを特
    徴とする基礎構築鉄筋枠。
  3. 【請求項3】中央部にはめ込み金具を固定したネット鉄
    筋をサイズ別に数種類用意しておき、施工に応じてこの
    ネット鉄筋を選択して、一方をベースネット鉄筋に、他
    方を立上がりネット鉄筋とし、棒状部材を折り曲げてそ
    の中央に鉄筋保持部を有する連結具の一端部をベースネ
    ット鉄筋のはめ込み金具に挿通すると共に、前記連結具
    の鉄筋保持部に立上がりネット鉄筋の下部を係合保持
    し、さらに前記連結具の他端部を前記立上がりネット鉄
    筋のはめ込み金具に挿通又ははめ込み金具以外の部分に
    係止して、立上がりネット鉄筋の倒れを規制してベース
    ネット鉄筋に固定して組立てることを特徴とする基礎構
    築鉄筋枠組立方法。
  4. 【請求項4】サイズ別に数種類用意された中央部にはめ
    込み金具を固定したネット鉄筋を選択して、ベースネッ
    ト鉄筋と立上がりネット鉄筋とし、一方のベースネット
    鉄筋に、他方を立上がりネット鉄筋とし、棒状部材を折
    り曲げてその中央に鉄筋保持部を有する連結具の一端部
    をベースネット鉄筋のはめ込み金具に挿通すると共に、
    前記連結具の鉄筋保持部に立上がりネット鉄筋の下部を
    係合保持し、さらに前記連結具の他端部を前記立上がり
    ネット鉄筋のはめ込み金具に挿通又ははめ込み金具以外
    の部分に係止して、立上がりネット鉄筋の倒れを規制し
    てベースネット鉄筋に固定して組立てて構成したことを
    特徴とする基礎構築鉄筋枠。
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