JPS5833154Y2 - 基礎アンカ−部材插入位置決め用器具 - Google Patents
基礎アンカ−部材插入位置決め用器具Info
- Publication number
- JPS5833154Y2 JPS5833154Y2 JP7301878U JP7301878U JPS5833154Y2 JP S5833154 Y2 JPS5833154 Y2 JP S5833154Y2 JP 7301878 U JP7301878 U JP 7301878U JP 7301878 U JP7301878 U JP 7301878U JP S5833154 Y2 JPS5833154 Y2 JP S5833154Y2
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- JP
- Japan
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- anchor
- center
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- Foundations (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
コンクリート基礎にアンカ一部材を埋設するに当って、
従来問題となっていたことは、(イ)アンカ一部材が力
学的に最も理想的な埋設位置であるところの、コンクリ
ート基礎幅の中心相当位置に対して偏位埋設されること
、(ロ)基礎長手方向でのアンカ一部材埋設ピッチに狂
いを生じること、(ハ)アンカ一部材を鉛直姿勢で埋設
することが困難で、とかく傾斜姿勢になること、(ニ)
アンカ一部材の基礎上面からの突出長さに狂いを生じ、
かつ、部材間においてバラツキを生し易いことなどであ
り、これらは全て爾後の構築作業を困難にし、かつ、構
築された建物に欠陥部を発生する要因となる。
従来問題となっていたことは、(イ)アンカ一部材が力
学的に最も理想的な埋設位置であるところの、コンクリ
ート基礎幅の中心相当位置に対して偏位埋設されること
、(ロ)基礎長手方向でのアンカ一部材埋設ピッチに狂
いを生じること、(ハ)アンカ一部材を鉛直姿勢で埋設
することが困難で、とかく傾斜姿勢になること、(ニ)
アンカ一部材の基礎上面からの突出長さに狂いを生じ、
かつ、部材間においてバラツキを生し易いことなどであ
り、これらは全て爾後の構築作業を困難にし、かつ、構
築された建物に欠陥部を発生する要因となる。
本考案は、これらアンカ一部材埋設工事に纏る諸問題を
一挙に解決できる基礎アンカ一部材挿入位置決め用器具
を提供することを目的とするものである。
一挙に解決できる基礎アンカ一部材挿入位置決め用器具
を提供することを目的とするものである。
先ず、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
1は、ユニット式建物におけるコンクリート基礎作成用
の対向型枠6,6の上端部間に互って架設できるように
下向き開ロコの字形に形成された対型枠取付は部材で、
矛の左右両側片に形成した孔1a・・・・・・部分で釘
などを対向型枠6.6に仮打ちして固定される。
の対向型枠6,6の上端部間に互って架設できるように
下向き開ロコの字形に形成された対型枠取付は部材で、
矛の左右両側片に形成した孔1a・・・・・・部分で釘
などを対向型枠6.6に仮打ちして固定される。
2は、前記取付は部材1の上面のコンクリート基礎幅中
心相当位置に溶接など適宜手段をもって、この上面に対
し垂直姿勢で固着した所要高さHのアンカ一部材挿入用
筒状体である。
心相当位置に溶接など適宜手段をもって、この上面に対
し垂直姿勢で固着した所要高さHのアンカ一部材挿入用
筒状体である。
前記取付は部材1の前後両端縁近傍であって、基礎幅中
心相当位置には、夫々、後述紐状体4の端部を係止する
ための係止部3,3が孔として形成されているとともに
、この取付は部材1の上面の左右両側縁近傍で、前後幅
の中心位置には、夫々、対向型枠6,6上面に引いた基
準線を透視確認するための長孔1b、lbが形成されて
いる。
心相当位置には、夫々、後述紐状体4の端部を係止する
ための係止部3,3が孔として形成されているとともに
、この取付は部材1の上面の左右両側縁近傍で、前後幅
の中心位置には、夫々、対向型枠6,6上面に引いた基
準線を透視確認するための長孔1b、lbが形成されて
いる。
両長孔1b、1bを結ぶ仮想直線上に、前記筒状体2の
中心が合致する。
中心が合致する。
以上の如く構成された治具には二種類あって、対向型枠
6,6の直線部に架設されるタイプの治具A1と、角隅
部に架設されるタイプの治具A2とで、後者の取付は部
材1の左右両側片は夫々平面視りの字形に形成される。
6,6の直線部に架設されるタイプの治具A1と、角隅
部に架設されるタイプの治具A2とで、後者の取付は部
材1の左右両側片は夫々平面視りの字形に形成される。
4・・・・・・は、所要のアンカーピツチL工、L2・
・・・・・に相当する長さ、つまり、この所要アンカー
ピッチL1.L2・・・・・・から、筒状体2中心と前
記係止部3との距離aの2倍を減算した長さl 1.
l 2・・・・” l z=L12 a 、 l 2=
L2−2a・・・・・・を有するところの複数長さ種類
用意された紐状体で、伸縮性のない糸又はピアノ線など
4a・・・・・・の両端に係止フック4b、4b・・・
・・・を連結して構成しである。
・・・・・に相当する長さ、つまり、この所要アンカー
ピッチL1.L2・・・・・・から、筒状体2中心と前
記係止部3との距離aの2倍を減算した長さl 1.
l 2・・・・” l z=L12 a 、 l 2=
L2−2a・・・・・・を有するところの複数長さ種類
用意された紐状体で、伸縮性のない糸又はピアノ線など
4a・・・・・・の両端に係止フック4b、4b・・・
・・・を連結して構成しである。
従って、角隅部用治具A2を対向型枠6,6に架設固定
したのち、この治具A2の係止部3に紐状体の一端フツ
ク4bを係止し、他端フック4bを、この治具A2に隣
る直線部用治具A1の係止部3に係止した状態で、紐状
体4を直線状にピンと張りつつこの治具A□を対向型枠
6,6に架設固定すると、隣接面治具A□、A2の筒状
体2,2中心間距離は前述の所要アンカーピッチL1と
等しくなる。
したのち、この治具A2の係止部3に紐状体の一端フツ
ク4bを係止し、他端フック4bを、この治具A2に隣
る直線部用治具A1の係止部3に係止した状態で、紐状
体4を直線状にピンと張りつつこの治具A□を対向型枠
6,6に架設固定すると、隣接面治具A□、A2の筒状
体2,2中心間距離は前述の所要アンカーピッチL1と
等しくなる。
この治具A1を基準にしてこれに隣る別の治具A1も同
様に対向型枠6,6に架設固定すると隣接筒状体2,2
中心間距離は前述の所要アンカーピッチL2と等しくな
る。
様に対向型枠6,6に架設固定すると隣接筒状体2,2
中心間距離は前述の所要アンカーピッチL2と等しくな
る。
このようにして架設固定された治具A1゜A2・・・・
・・の筒状体2・・・・・・に対し夫々アンカ一部材5
・・・・・・を、筒状体2・・・・・・の所要高さHを
目視確認用の基準として、所要深さだけ挿入する。
・・の筒状体2・・・・・・に対し夫々アンカ一部材5
・・・・・・を、筒状体2・・・・・・の所要高さHを
目視確認用の基準として、所要深さだけ挿入する。
これによって、アンカ一部材5・・・・・・は、コンク
リート基礎幅の中心相当位置に正確に、しかも鉛直姿勢
で位置し、基礎上面からのアンカ一部材5・・・・・・
突出長さも設定値通りとなり、かつ隣接アンカ一部材5
,5・・・・・・間ピッチも設定値通りとなる。
リート基礎幅の中心相当位置に正確に、しかも鉛直姿勢
で位置し、基礎上面からのアンカ一部材5・・・・・・
突出長さも設定値通りとなり、かつ隣接アンカ一部材5
,5・・・・・・間ピッチも設定値通りとなる。
尚、コンクリート基礎に補強鉄筋を埋設する場合は、ア
ンカ一部材5・・・・・・を、基礎幅の正確な中心から
一側方にや・偏位して配置しなければならないことがあ
るが、本案はこのような場合にも適用できるもので、こ
のことを基礎幅の中心相当位置という表現で表わしてい
る。
ンカ一部材5・・・・・・を、基礎幅の正確な中心から
一側方にや・偏位して配置しなければならないことがあ
るが、本案はこのような場合にも適用できるもので、こ
のことを基礎幅の中心相当位置という表現で表わしてい
る。
前記係止部3,3は取付は部材1に設ける以外に、第3
図の如く、筒状体2外周部の、基礎幅中心相当位置に、
半割リングを溶接することをもって設けても良い。
図の如く、筒状体2外周部の、基礎幅中心相当位置に、
半割リングを溶接することをもって設けても良い。
又、第4図の如く、筒状体2を、内外二重に上下スライ
ド可能に嵌合させた筒体2a、2bから構成し、長孔、
ボルト、ナラ)2Cにて位置固定すべくなすことによっ
て、その高さHを調節し得る伸縮固定式のものに構成す
るも良い。
ド可能に嵌合させた筒体2a、2bから構成し、長孔、
ボルト、ナラ)2Cにて位置固定すべくなすことによっ
て、その高さHを調節し得る伸縮固定式のものに構成す
るも良い。
これによって、現場毎によってアンカ一部材5・・・・
・・の長さが異なる場合に有効に対処し得る。
・・の長さが異なる場合に有効に対処し得る。
更に、取付は部材1を、第5図の如く、筒状体2を固着
する中間部1Aに対して、左右両側部IB。
する中間部1Aに対して、左右両側部IB。
1Bを、中間部1Aに形成した左右方向の長孔1A1.
I At、両側部IB、IBに夫々立設したボルトI
B、、I B、、ならびにボルトI B、、I B、
に螺合したナツト1C21Cを介して、左右対称的に左
右横幅方向に伸縮固定自在に構成することにより、対向
型枠6,6の対向距離の変化に適切に対処できる。
I At、両側部IB、IBに夫々立設したボルトI
B、、I B、、ならびにボルトI B、、I B、
に螺合したナツト1C21Cを介して、左右対称的に左
右横幅方向に伸縮固定自在に構成することにより、対向
型枠6,6の対向距離の変化に適切に対処できる。
又、第4図と第5図の構成を組合わせて実施するも良い
。
。
尚、何れの実施例にあっても、紐状体4に代えて、両端
に、係止部3,3に対する係止フックを有する棒状体を
使用しても良い。
に、係止部3,3に対する係止フックを有する棒状体を
使用しても良い。
以上、実施例について述べたが、本考案による基礎アン
カ一部材挿入位置決め器具の要旨は、コンクリート基礎
作成用の対向型枠6,6の上端部間に亙って架設可能な
取付は部材1で、コンクリート基礎幅の中心相当位置に
アンカ一部材5挿入案内用の筒状体2を固着しであると
ともに、前記取付は部材1又は筒状体2の、コンクリー
ト基礎幅中心相当個所には、所要のアンカーピッチに相
当する長さをもつ紐状体又は棒状体4の端部を係止可能
な係止部3を設けであることを特徴とする点にあり、こ
れによって、頭記したアンカ一部材の埋設工事にまつわ
る従来欠点(イ)〜(ニ)を−挙に解消でき作業性なら
びに作業能率の大幅改善に寄与するに至った。
カ一部材挿入位置決め器具の要旨は、コンクリート基礎
作成用の対向型枠6,6の上端部間に亙って架設可能な
取付は部材1で、コンクリート基礎幅の中心相当位置に
アンカ一部材5挿入案内用の筒状体2を固着しであると
ともに、前記取付は部材1又は筒状体2の、コンクリー
ト基礎幅中心相当個所には、所要のアンカーピッチに相
当する長さをもつ紐状体又は棒状体4の端部を係止可能
な係止部3を設けであることを特徴とする点にあり、こ
れによって、頭記したアンカ一部材の埋設工事にまつわ
る従来欠点(イ)〜(ニ)を−挙に解消でき作業性なら
びに作業能率の大幅改善に寄与するに至った。
図面は本考案に係る基礎アンカ一部材挿入位置決め用器
具の実施例を例示し、第1図は使用状態を示す斜視図、
第2図は斜視図、第3図は別実施例に係る斜視図、第4
図は更に別の実施例に係る斜視図、第5図はもう一つの
実施例に係る縦断面図である。 1・・・・・・取付は部材、2・・・・・・筒状体、3
・・・・・・係止部、4・・・・・・紐状体(棒状体)
、5・・・・・・アンカ一部材、6・・・・・・型枠。
具の実施例を例示し、第1図は使用状態を示す斜視図、
第2図は斜視図、第3図は別実施例に係る斜視図、第4
図は更に別の実施例に係る斜視図、第5図はもう一つの
実施例に係る縦断面図である。 1・・・・・・取付は部材、2・・・・・・筒状体、3
・・・・・・係止部、4・・・・・・紐状体(棒状体)
、5・・・・・・アンカ一部材、6・・・・・・型枠。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 ■ コンクリート基礎作成用の対向型枠6,6の上端部
間に亙って架設可能な取付は部材1で、コンクリート基
礎幅の中心相当位置にアンカ一部材5挿入案内用の筒状
体2を固着しであるとともに、前記取付は部材1又は筒
状体2のコンクリート基礎幅中心相当個所には、所要の
アンカーピッチに相当する長さをもつ紐状体又は棒状体
4の端部を係止可能な係止部3を設けであることを特徴
とする基礎アンカ一部材挿入位置決め用器具。 ■ 前記筒状体2は、伸縮固定自在に構成されている実
用新案登録請求の範囲第■項記載の基礎アンカ一部材挿
入位置決め用器具。 ■ 前記取付は部材1は、前記筒状体2を中心にして左
右対称的に横幅方向に伸縮固定自在に構成されている実
用新案登録請求の範囲第■項又は第■項記載の基礎アン
カ一部材挿入位置決め用器具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7301878U JPS5833154Y2 (ja) | 1978-05-29 | 1978-05-29 | 基礎アンカ−部材插入位置決め用器具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7301878U JPS5833154Y2 (ja) | 1978-05-29 | 1978-05-29 | 基礎アンカ−部材插入位置決め用器具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54174204U JPS54174204U (ja) | 1979-12-08 |
JPS5833154Y2 true JPS5833154Y2 (ja) | 1983-07-23 |
Family
ID=28985258
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7301878U Expired JPS5833154Y2 (ja) | 1978-05-29 | 1978-05-29 | 基礎アンカ−部材插入位置決め用器具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5833154Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111851780A (zh) * | 2020-07-30 | 2020-10-30 | 青岛腾远设计事务所有限公司 | 一种预制剪力墙构件转换层钢筋固定装置及其使用方法 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5811008U (ja) * | 1981-07-06 | 1983-01-24 | ナショナル住宅産業株式会社 | アンカ−ボルト支持金具 |
-
1978
- 1978-05-29 JP JP7301878U patent/JPS5833154Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111851780A (zh) * | 2020-07-30 | 2020-10-30 | 青岛腾远设计事务所有限公司 | 一种预制剪力墙构件转换层钢筋固定装置及其使用方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54174204U (ja) | 1979-12-08 |
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