JP2889921B2 - 梅干し、醤油およびたんぽぽ乾燥根を原料とする粒状食品の製造法 - Google Patents

梅干し、醤油およびたんぽぽ乾燥根を原料とする粒状食品の製造法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、梅干し、醤油およ
びたんぽぽ乾燥根を原料とする粒状食品の製造法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、梅干し、醤油およびたんぽぽ乾燥
根を原料とする粒状食品は製造されていなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】第2次大戦後の日本人
の食生活の欧風化と共に、飲酒の機会が多くなり、その
ため肝機能が低下し、それによって肝硬変、脂肪肝、肝
臓がん等の肝臓の病気が増加している。これら肝臓の病
気に対しては多くの化学薬品が投与されているが、これ
ら化学薬品は副作用が多いという問題点があった。
【0004】肝臓は血液の臓器であり、血液の質が悪く
なれば肝臓に大きな負担がかかると同時に、肝臓自体の
回復力までおちる。すなわち、肝臓機能低下の原因は血
液の汚れにあるため、これを浄化する必要がある。
【0005】本発明は前記問題点を解決すべくなされた
もので、自然食品である梅干し、醤油およびたんぽぽ乾
燥根を原料として粒状の食品を製造し、該食品を飲用す
ることにより副作用の虞れが全くなく、血液を浄化し、
肝臓の機能の強化を図ることができる梅干し、醤油およ
びたんぽぽ乾燥根を原料とする粒状食品の製造法を提供
しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、主原料である
梅干しパウダー50〜70重量%および粉末醤油30〜
50重量%に対して、添加材としてたんぽぽ乾燥根エキ
ス末1〜3重量%を配合混入して、混合機により均一に
なるまで混合し、然る後造粒機により造粒するという手
段を採用することによって問題点を解決した。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明は梅干し、醤油およびたん
ぽぽ乾燥根を原料とする粒状食品の製造法に関するもの
である。本発明の原材料である梅干し、醤油およびたん
ぽぽ乾燥根は、それぞれ体を温める力に優れているため
血行を良くする作用があると共に、アルカリ食品である
ため血液を浄化する作用がある。
【0008】本発明製造法の原材料の1つである梅干し
は、血液を浄化すると共に、肝臓の機能を強化する働き
がある。また、梅干しは、クエン酸、ピクリン酸が含ま
れており、クエン酸は血液中の老廃物である乳酸を取り
除き、浄血して血行を促進する作用があり、ピクリン酸
は肝臓そのものの機能を活発にすると共に、脂肪分を分
解する胆汁の分泌を促進する作用がある。
【0009】また、本発明製造法の原材料の1つである
醤油にはメチオニンが含まれており、これは必須アミノ
酸の一種で、アルコール等の異物を処理するための肝臓
内酵素の合成に必要な原料となるだけでなく、肝臓の脂
肪代謝を助け、脂肪肝を防ぐ作用を有する。
【0010】更に、本発明製造法の原材料の1つである
たんぽぽ乾燥根は、血行促進、浄血、ホルモン分泌促
進、消炎、解熱等の作用がある。成分としては、カルシ
ウム、リン酸、ビタミンA、B1 、C等である。
【0011】本発明製造法は、前記各作用を有する梅干
し、醤油およびたんぽぽ乾燥根を原材料として粒状の食
品とすることにより、前記各原材料が有する各作用の相
乗効果により、更に優れた効果を期待できるとして、本
発明をなしたものである。
【0012】本発明製造法について説明すると、本発明
は梅干しを梅干しパウダーに、醤油を粉末醤油に、そし
てたんぽぽ乾燥根をたんぽぽ乾燥根エキス末にそれぞれ
加工して、粉粒状とし、その後前記粉粒状とした各材料
を所定割合で混合攪拌して造粒して製造するものであ
る。なお、前記各原材料となる梅干し、醤油は農薬や化
学調味料、着色料、保存料等の添加物の入っていないも
のを使用する。前記化学調味料等の添加物は酸性の強い
食品であるため体を冷やしてしまうことになるからであ
る。
【0013】以下各材料ごとに加工工程を図1〜図3に
示すフローチャートに従って説明する。 (1)梅干しパウダーの加工(図1のフローチャート) 原料となる梅干しの種や異物を除去してペースト状にす
る。そして、前記ペースト状にした梅干しを乾燥機に投
入し、60〜65℃に昇温し、その後徐々に温度を下
げ、約20時間位かけて乾燥する。前記乾燥機で乾燥さ
れた梅干しは粉砕機で粉砕され、100メッシュにて篩
過して梅干しパウダーを製造する。
【0014】(2)粉末醤油の加工(図2のフローチャ
ート) 原料となる醤油は無添加醤油を使用する。その他原料と
して前記無添加醤油を粉末状にするため必要なデキスト
リンを使用する。前記無添加醤油にデキストリンを添加
して、温度をかけることなく常温で攪拌し溶解して混合
液とする。前記混合割合は、特に限定する必要はない
が、好ましくは無添加醤油10lに対してデキストリン
1Kgとするのが推奨される。前記攪拌して溶解された
混合液は瞬間殺菌機に投入し、105℃まで加熱して間
接滅菌する。その後前記間接滅菌された混合液はBri
x 39±1になるよう濃度調整してペースト状にし、
50メッシュを通して不純物を除去する。そして、前記
ペースト状の混合液をスプレードライ(流動層内蔵ノズ
ル式噴霧乾燥機)により霧状にして熱風をかけて水分を
飛ばして造粒し、16メッシュにて篩過して粉末醤油を
製造する。
【0015】(3)たんぽぽ乾燥根エキス末の加工(図
3のフローチャート) 原料となるたんぽぽ乾燥根の12.5倍量の水で90
℃、2時間加熱でエキス分を抽出し、且つ該抽出したエ
キス分を熱風噴射して水分を飛ばす滴下脱水を行いペー
スト状とする。前記ペースト状となったエキス分は振動
篩濾過によって200メッシュをパスさせ、且つ前記2
00メッシュをパスしたエキス分は60℃減圧下にて濃
縮し、更に80℃にて加熱滅菌する。そして、前記加熱
滅菌されたエキス分はフリーズドライにて乾燥してたん
ぽぽ乾燥根エキス末を製造する。前記たんぽぽ乾燥根1
00gからたんぽぽ乾燥根エキス末が2g程度製造され
る。
【0016】次に、前記加工法により製造された梅干し
パウダー、粉末醤油およびたんぽぽ乾燥根エキス末を用
いて本発明粒状食品を製造する製造法につき、図4に示
すフローチャートに従って説明する。主原料である前記
加工された梅干しパウダー50〜70重量%、好ましく
は60重量%、および粉末醤油30〜50重量%、好ま
しくは40重量%に対して、添加材としてたんぽぽ乾燥
根エキス末1〜3重量%、好ましくは2.5重量%を配
合混入して、混合機により均一になるまで混合して混合
粉末を形成する。そして、前記均一になるまで混合され
た混合粉末を、フローコーター(造粒機)により造粒
し、1.2mm径(12〜13メッシュ)にて篩過して
本発明粒状食品を製造する。そして、最後に前記製造さ
れた粒状食品を小分けにして包装する。
【0017】本発明梅干し、醤油およびたんぽぽ乾燥根
を原料とする粒状食品を下記の症状の患者に1日に3〜
5回、小さじで1杯ずつ、白湯に溶かして飲用させたと
ころ、いずれも著効が認められた。 (1)62才女性 薬剤性肝障害、不整脈、高血圧 (2)41才女性 慢性C型肝炎 (3)58才男性 脂肪肝 (4)53才男性 C型肝炎 (5)42才女性 C型肝炎 (6)63才男性 C型肝炎、高血圧
【0018】
【発明の効果】本発明製造法により製造された粒状食品
は、特に肝臓の機能を強化する作用のある梅干しパウダ
ーと、肝臓内酵素の合成に必要な原料であると共に、脂
肪代謝を助けるメチオニンを含む粉末醤油とが主成分
で、更に、血行促進、浄血、ホルモン分泌促進、消炎、
解熱等の作用があるたんぽぽ乾燥根エキス末が添加され
ているので、各材料の相乗効果により、本発明粒状食品
を飲用した場合、特に肝臓の機能強化を図ると共に、体
を温め、血行促進を図ることができるという優れた効果
を奏する。更に、本発明製造法により得られた粒状食品
は、副作用が全くなく、極めて安全な食品である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明製造法の原料となる梅干しパウダーの加
工法を示すフローチャートである。
【図2】本発明製造法の原料となる粉末醤油の加工法を
示すフローチャートである。
【図3】本発明製造法の原料となるたんぽぽ乾燥根エキ
ス末の加工法を示すフローチャートである。
【図4】本発明製造法を示すフローチャートである。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】主原料である梅干しパウダー50〜70重
    量%および粉末醤油30〜50重量%に対して、添加材
    としてたんぽぽ乾燥根エキス末1〜3重量%を添加混入
    して、混合機により均一になるまで混合し、然る後造粒
    機により造粒することを特徴とする梅干し、醤油および
    たんぽぽ乾燥根を原料とする粒状食品の製造法。
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