JP2885833B2 - 嵩高加工糸の製造方法 - Google Patents

嵩高加工糸の製造方法

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【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は,ポリアミドマルチフィラメント糸条に流体
撹乱処理を施し,糸条表面にループ毛羽を有する芯鞘構
造の嵩高加工糸を製造する方法に関するものである。
(従来技術) 従来,2種のマルチフイラメント糸条を異なるフィード
量で供給して流体撹乱処理を行い,糸条にループ毛羽を
形成させた嵩高加工糸を製造する方法は,所謂タスラン
加工法としてよく知られており,フイラメント糸の嵩高
加工法として広く用いられている。
このような流体撹乱処理においては,鞘糸のオーバー
フィード率を過大にして,2糸条間のフィード差を大きく
する程,より嵩高な加工糸が得られる反面,オーバーフ
ィード率の増大とともに,流体処理ゾーンでの糸条の自
由度が大きくなり過ぎることによってネップ状の欠点
(結び目状の欠点)が発生しやすくなる。この傾向は繊
維特性(ヤング率等)の相違からポリエステル糸よりも
ポリアミド糸の方に強く現れ,特に単糸繊度が1デニー
ル以下の極細フイラメント糸条を用いた場合に,その傾
向が著しい。
また,加工速度が速くなると,上記ネップ発生の他
に,糸条の形態堅牢性の低下や,ループ毛羽の粗大化に
伴う糸解舒性の低下等,実用上多くの問題があった。
本発明者らは,上記の欠点を解消するために,特開昭
63−159540号公報において,未延伸糸の延伸直後の放縮
作用を利用して芯鞘状の嵩高加工糸を製造する方法を提
案した。
この方法では,交絡性や糸条形態の堅牢性に優れた嵩
高加工糸が得られ,ネップ状の欠点の発生を防止するこ
とができるが,単糸繊度が1デニールを超える糸条を供
給糸とするものであり,しかも,得られる糸条を製編織
した布帛は,染色工程の熱によって表面のループ毛羽が
収縮し,スパンタッチな表面効果が損なわれるという欠
点があった。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は,上述した欠点を解消し,少なくとも一方が
単糸繊度1デニール以下の糸条を供給糸とする場合に,
フイラメント相互の交絡性を高め,糸条の形態堅牢性,
ループ毛羽保持性に優れた芯鞘構造の嵩高加工糸を高速
で製造できる方法を提供することを技術的課題とするも
のである。
(課題を解決するための手段) 本発明者らは,前記課題を解決するために,流体撹乱
処理における供給糸条の物性と糸条形態との関係につい
て鋭意研究を行った結果,流体処理ゾーンでの流体の撹
拌作用に供給糸条の物性変化を同調させることによっ
て,芯鞘構造を強調し,しかも糸条の形態堅牢性を高め
ることができるとともにループ毛羽保持性に優れた糸条
が得られることを知見して本発明に到達した。
すなわち,本発明は,瞬間放縮率が3%以上のポリア
ミドマルチフィラメント糸条と,瞬間放縮率が3%未
満,熱水収縮率が8%以下で,かつ,単糸繊度が1デニ
ール以下のポリアミドマルチフィラメント糸条とを同一
の流体噴射ノズルに供給し,前記瞬間放縮率が3%以上
である糸条の瞬間放縮率以上のオーバーフィード率で流
体撹乱処理を施すことを特徴とする嵩高加工糸の製造方
法を要旨とするものである。
以下,本発明を詳細に説明する。
本発明において,瞬間放縮とは,常温でフリーの状態
にした時,繊維の内部構造変化や,糸の形態変化などに
よって瞬時に生ずる糸条の収縮を意味する瞬間放縮率
は,具体的には第1図に示したような工程によって,糸
条を第2ローラ4から供給し,流体噴射ノズル5を使用
せずに第3ローラ6で引取るようにして,第3ローラ6
の速度を徐々に低下させたとき,第2ローラ4と第3ロ
ーラ6間の張力が0gとなる時点(糸条に弛みが生じる時
点)のオーバーフィード率で表わし,次式によって算出
する。
本発明の特徴の一つは,上述した瞬間放縮率の異なる
糸条を合せて流体撹乱処理を施すことによって,処理後
の糸条に糸長差を付与することにあるが,特に供給糸条
に機械的条件設定によってフィード差を付与することな
く,糸条に実質的な糸長差を与えることができる。すな
わち,芯糸と鞘糸を同一ローラから供給して加工して
も,芯鞘構造を形成できる点にある。
したがって,本発明は,芯糸用および鞘糸用として,
個々にフィードローラあるいはデリベリローラを余分に
設置する必要がないので設備費が安くつく,装置が簡素
化されるなど実用化する上でのメリットが極めて大き
い。
本発明において,上記効果を得るためには,芯側とな
る糸条として瞬間放縮率が3%以上,好ましくは5%以
上のポリアミドマルチフィラメント糸条,また,鞘側と
なる糸条として瞬間放縮率が3%未満のポリアミドマル
チフィラメント糸条を用いることが必要である。この芯
側糸条と鞘側糸条の瞬間放縮率差が流体撹乱処理後の両
糸条間に糸長差を付与し,芯鞘構造の形成を可能にする
のである。
なお,本発明においては,供給糸条間にフィード率差
を与えてもよい。この場合は,フィード率差に見合う量
の糸長差に加えて,芯側糸条と鞘側糸条の瞬間放縮率差
に見合う量の糸長差が付加される。このため,従来法に
比べ,鞘側糸条のオーバーフィード率を小さくして,実
質的な糸長差を大きくすることができるため,加工操業
性が極めてよい。
したがって,本発明のように,鞘側糸条に単糸繊度1
デニール以下の極細糸を用いても,上述したように鞘側
オーバーフィード率が小さくても糸長差大なる芯鞘構造
糸が得られることから,ネップが発生することなく,安
定した操業が可能となる。
また,本発明は,瞬間放縮率が3%以上である芯側糸
条の瞬間放縮率以上のオーバーフィード率で流体撹乱処
理を施す必要があり,これによりループを効率よく形成
し,その形態堅牢性を向上させることができる。
一方,オーバーフィード率が芯側糸条の瞬間放縮率を
下回る場合には,芯糸と鞘糸の糸長差が充分に得られ
ず,また,芯側糸条が緊張されるため,芯側糸条と鞘側
糸条のフイラメント間の絡まり具合が悪く,ループ堅牢
性も低下するので好ましくない。
さらに,本発明では,鞘側糸条として,瞬間放縮特性
以外に,熱水収縮率が8%以下の低収縮糸を用いること
が必要である。鞘側糸条を低収縮糸とすることによっ
て,得られる嵩高加工糸は,布帛にした後も,主に鞘側
糸条のフイラメントで形成されているループ毛羽の形態
変化が少なく,ループ毛羽保持性に優れたものとなる。
一方,熱水収縮率が8%を超えると,染色時の熱収縮に
よってループ毛羽が縮小し,布帛の毛羽感が損なわれる
ので好ましくない。
また,芯側糸条の熱水収縮率は,特に限定されるもの
ではないが,得られる加工糸の嵩高性を強調させるに
は,鞘側糸条より高収縮性の方が好ましい。
次に,本発明で特に重要な瞬間放縮率を高める具体的
実施手段について説明する。
(1)ポリアミド未延伸糸を延伸後連続して,流体処理
ゾーンに供給する。
この場合は,延伸時に生ずる糸条の内部構造変化に基
づく収縮特性を利用するものであり,延伸条件を適宜選
定することによって瞬間放縮率を3%以上となし得る。
延伸倍率は,糸条の複屈折率によって適宜選択される
が,例えば,複屈折率が15×10-3〜30×10-3程度のポリ
アミド未延伸糸の場合,2.0〜3.5倍が好ましく採用され
る。
(2)ナイロン仮撚糸を使用する。この場合は,捲縮と
トルクによる縮みを活用するものであり,この特性を効
率よく活用するためには,仮撚加工後,連続して流体撹
乱処理に供するのが望ましい。また,条件的には仮撚数
を高くするなどして捲縮性を高めるとより好ましい結果
が得られる。
一方,瞬間放縮率が小さく,低熱水収縮率の糸条とし
ては,高速紡糸して得られたポリアミドの高配向未延伸
糸を使用するか,あるいはポリアミド延伸糸を低収縮化
処理(弛緩熱処理)したものを使用すればよい。
次に,本発明を図面に基づいて説明する。
第1図は,本発明の一実施態様を示す概略工程図であ
り,ポリアミド未延伸糸を延伸して瞬間放縮率の大なる
糸条となし,本発明を実施する工程として好ましく用い
られる。
第1図において,ポリアミドからなる未延伸糸Y1は,
第1ローラ1より供給され,第1ローラ1と第2ローラ
4の間で延伸される。この場合,必要に応じて延伸ピン
やヒータ(いずれも図示せず。)を使用してもよい。
一方,瞬間放縮率の小なる低収縮糸Y2は,第2ローラ
4から供給され,糸条Y1と合流して流体噴射ノズル5で
流体撹乱処理が施され,交絡とループ毛羽を有する嵩高
加工糸となり,第3ローラ6を経て,捲取ローラ7でボ
ビン8に捲取られる。
上記流体撹乱処理時のオーバーフィード率は,糸条Y1
の瞬間放縮率以上の値に設定される。
このように,糸条Y1とY2は同一の第2ローラ4を共用
して供給され,しかも同じオーバーフィード率で流体撹
乱処理が施されるにもかかわらず,処理時に糸条Y1が収
縮するために糸条Y2との間に糸長差が付与され,糸条Y1
が芯側,糸条Y2が鞘側に配列した芯鞘構造糸となる。
上記流体撹乱処理時に使用する流体噴射ノズルとして
は,例えば特公昭35−1673号公報に記載のものなど,ル
ープ形成用の流体処理ノズルが好ましく用いられる。
なお,糸条Y2は,第2ローラー4を使用せずに別に設
けたローラから供給してもよい。
また,第2図は,本発明の他の実施態様を示す概略工
程図であり,仮撚捲縮糸を瞬間放縮率大なる芯側糸条と
して用い,本発明を実施する工程として好ましく用いら
れる。この工程においては,糸条Y1として,高速紡糸し
て得られたポリアミドからなる高配向未延伸糸あるいは
延伸糸を使用し,第1ローラ1と第2ローラ4との間で
撚掛装置3及びヒータ2により仮撚捲縮加工が施され,
連続して,流体処理ゾーンへ供給される。次いで,第1
図の工程と同様にして,瞬間放縮率の小なる低収縮糸条
Y2と合わせて流体撹乱処理が施される。
(作 用) 本発明は,2種のポリアミドマルチフィラメント糸を流
体撹乱処理して,交絡とループ毛羽を形成するに際し,
延伸や仮撚捲縮加工などの直後に生ずる内部構造変化や
形態変化に基づく瞬間放縮特性を巧みに活用したもので
あり,瞬間放縮率の異なる糸条を合せて流体撹乱処理を
施すことにより,両糸条間に糸長差を付与して芯鞘構造
を形成するとともに,交絡や糸条形態堅牢性の向上を図
ることが可能となる。
したがって,本発明のように,鞘側糸条に単糸繊度1
デニール以下の,流体撹乱処理時にネップが発生しやす
い極細糸を用いた場合,鞘側糸条のオーバーフィード率
が小さくても糸長差大なる芯鞘構造糸が得られることか
ら,ネップが発生することなく,安定した操業が可能と
なる。
また,本発明では,鞘側糸条として,熱水収縮率が8
%以下の低収縮糸を用いるので,得られる嵩高加工糸を
布帛にした後も,主に鞘側糸条のフイラメントで形成さ
れているループ毛羽の形態変化が少なく,ループ毛羽保
持性に優れたものとなる。
(実施例) 次に,本発明を実施例により具体的に説明する。
なお,ループ毛羽数は,毛羽測定器F−インデックス
(敷島紡績株式会社製)によって測定したものであり,
高さ0.5mm以上のループ毛羽の数は,上記毛羽測定器の
ゲージを0.5mmに測定してカウントした。
また,ループ毛羽数変化率は,ループ毛羽を有する嵩
高加工糸の熱水処理前のループ毛羽数と,熱水処理後の
ループ毛羽数から次式より求めた。
ループ毛羽数変化率(%)=(A−B/A)×100 ただし, Aは熱水処理前の高さ0.5mm以上のループ毛羽数(個/
m)。
Bは98℃で30分間熱水処理した後の高さ0.5mm以上の
ループ毛羽数(個/m)。
ここで熱水処理は,枠周1.125mの検尺機を用いて,試
料に0.1g/dの張力を掛けながら巻数10の小綛を作り,こ
の小綛を自由状態で98℃の沸騰水中に30分間浸漬するこ
とによって行い,その後水平な台上において無緊張状態
で自然乾燥させた。
また,熱水収縮率は,JIS L−1090に準拠して測定し
た。
実施例1 糸条Y1として,ポリアミド延伸糸70d/34fを使用し,
第2図に示した工程で,第1ローラ1の表面速度500m/m
in,第2ローラ4の表面速度525m/min,延伸倍率1.05,仮
撚数3200T/M,ヒーター温度190℃で仮撚加工を行い,連
続して流体噴射ノズル5へ供給した。これと同時に糸条
Y2として,熱水収縮率4%のポリアミド延伸糸70d/96f
を第2ローラー4から上記流体噴射ノズル5へ供給し,
第3ローラー6の表面速度420m/min(オーバーフィード
率25%),エアー圧力6kg/cm2の条件で流体撹乱処理を
行った。
なお,糸条Y2は,前もって弛緩熱処理を施し,低収縮
糸としたものを使用した。
得られた加工糸は,仮撚糸が芯糸,なま糸が鞘糸を構
成した芯鞘構造を呈し,糸条全体に主として鞘糸フイラ
メントからなるループ毛羽が形成された嵩高加工糸であ
り,製織工程に於ける張力やしごきによって鞘糸がずれ
ることもなく,良好な形態堅牢性を示した。
上記工程に於いて,流体噴射ノズルを使用せずに,両
糸条の瞬間放縮率を個々に測定したところ,仮撚直後の
糸条Y1は18%,糸条Y2は1%であった。
得られた嵩高加工糸のループ毛羽数は150個/m,ループ
毛羽数変化率8%であり,熱処理に対しても収縮変化の
少ない,ループ毛羽保持性に優れたものであった。
この嵩高加工糸を経糸及び緯糸に用いて,経糸密度70
本/2.54cm,緯糸密度65本/2.54cmで平織物に製織し,常
法によって染色仕上加工した。得られた織物は,その表
面にスパン糸様のループ毛羽が緻密に浮出ており,ソフ
トな感触とふくらみのあるスパンタッチな風合いを有す
るものであった。
実施例2 糸条Y1として,ポリアミド未延伸糸210d/34f(△n=
20×10-3)を使用し,第1図に示した工程で,第1ロー
ラ1の表面速度200m/min,第2ローラ4の表面速度500m/
min,延伸倍率2.5倍で延伸し,連続して,流体撹乱ノズ
ル5へ供給した。
これと同時に,糸条Y2として熱水収縮率6%のポリア
ミド高配向未延伸糸70d/96fを第2のローラ4から上記
流体噴射ノズル5へ供給し,第3ローラ6の表面速度41
5m/min(オーバーフィード率20%),エアー圧力6kg/cm
2の条件で流体撹乱処理を行い,嵩高加工糸を得た。こ
の嵩高加工糸は,糸条Y1が芯糸を,糸条Y2の極細糸が鞘
糸を構成した芯鞘構造を呈し,糸条表面に多数の微細ル
ープが形成されていた。
なお,瞬間放縮率は,糸条Y1が13%,糸条Y2が1%で
あり,嵩高加工糸のループ毛羽数は150個/m,ループ毛羽
数変化率は12%であった。
この嵩高加工糸を実施例1と同様の製織,染色条件で
加工した。得られた織物は,表面に極細フイラメントの
ループ毛羽が緻密に浮き出て,ピーチスキン調の外観,
風合いを有するものであった。
(発明の効果) 本発明は,上記のような構成を有するので,鞘側糸条
に単糸繊度1デニール以下の,流体撹乱処理時にネップ
が発生しやすい極細糸を用いた場合にも,糸条形態堅牢
性,ループ毛羽保持性に優れた交絡とループ毛羽を有
し,極細混繊の芯鞘構造からなる嵩高加工糸を安価に製
造することができる。
また,本発明では,鞘側糸条として,熱水収縮率が8
%以下の低収縮糸を用いるので,得られる嵩高加工糸を
布帛にした後も,主に鞘側糸条のフイラメントで形成さ
れているループ毛羽の形態変化が少なく,ループ毛羽保
持性に優れたものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は,本発明の一実施態様を示す概略工程図,第2
図は,本発明の他の実施態様を示す概略工程図である。 Y1:瞬間放縮率の大なる芯側糸条 Y2:瞬間放縮率の小なる鞘側糸条 1:第1ローラ 4:第2ローラ 5:流体噴射ノズル 6:第3ローラ 7:捲取ローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI D02G 3/04 D02G 3/04 D02J 1/00 D02J 1/00 F R (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) D02G 1/00 - 3/38 D02J 1/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】瞬間放縮率が3%以上のポリアミドマルチ
    フィラメント糸条と,瞬間放縮率が3%未満,熱水収縮
    率が8%以下で,かつ,単糸繊度が1デニール以下のポ
    リアミドマルチフィラメント糸条とを同一の流体噴射ノ
    ズルに供給し,前記瞬間放縮率が3%以上である糸条の
    瞬間放縮率以上のオーバーフィード率で流体撹乱処理を
    施すことを特徴とする嵩高加工糸の製造方法。
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