JP2880778B2 - 水中環境に施用する殺菌剤組成物、その製造法及びそれを使用するカビ菌防除方法 - Google Patents
水中環境に施用する殺菌剤組成物、その製造法及びそれを使用するカビ菌防除方法Info
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- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01N—PRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
- A01N25/00—Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators, characterised by their forms, or by their non-active ingredients or by their methods of application, e.g. seed treatment or sequential application; Substances for reducing the noxious effect of the active ingredients to organisms other than pests
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- A01N25/12—Powders or granules
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Description
【発明の詳細な説明】 本発明は水中環境(aquatic environments)に施用す
る殺菌剤組成物、その製造方法及びそれを使用するカビ
菌防除方法に関する。
る殺菌剤組成物、その製造方法及びそれを使用するカビ
菌防除方法に関する。
殺虫剤を水田に施用することに関しては、油放出型粒
剤(oil releasing granules)が知られている(例えば
特開昭62−198602号公報及び特開昭63−17802号公報参
照)。
剤(oil releasing granules)が知られている(例えば
特開昭62−198602号公報及び特開昭63−17802号公報参
照)。
しかしながら、これ迄は殺菌剤、除草剤及び植物生長
調節剤は、有効成分を水中に放出する可溶性、分散性又
は吸着性の粒剤の形で水田に散布されるか、あるいは有
効成分を水田の水面に分散させる灌注型液剤(pour−on
liquids)特に乳剤の形で水田に散布されている(欧州
特許出願公開第206987A号明細書参照)。
調節剤は、有効成分を水中に放出する可溶性、分散性又
は吸着性の粒剤の形で水田に散布されるか、あるいは有
効成分を水田の水面に分散させる灌注型液剤(pour−on
liquids)特に乳剤の形で水田に散布されている(欧州
特許出願公開第206987A号明細書参照)。
本発明によれば、水中環境に施用する殺菌剤組成物に
おいて、固体担体と、殺菌剤有効成分として(E)−2
−{2−[6−(2−シアノフェノキシ)ピリミジン−
4−イルオキシ]フェニル}−3−メトキシアクリル酸
メチルと、油とを含有してなるものであり、しかも前記
の油が前記有効成分と混和性であるか又は該油中に前記
有効成分を分散させることができる油であり、さらに前
記の油は水非混和性であり且つ1よりも小さい比重と大
気圧下で、150℃よりも高い沸点とを有する油であるこ
とを特徴とする殺菌剤組成物が提供される。
おいて、固体担体と、殺菌剤有効成分として(E)−2
−{2−[6−(2−シアノフェノキシ)ピリミジン−
4−イルオキシ]フェニル}−3−メトキシアクリル酸
メチルと、油とを含有してなるものであり、しかも前記
の油が前記有効成分と混和性であるか又は該油中に前記
有効成分を分散させることができる油であり、さらに前
記の油は水非混和性であり且つ1よりも小さい比重と大
気圧下で、150℃よりも高い沸点とを有する油であるこ
とを特徴とする殺菌剤組成物が提供される。
本発明の組成物は、水中環境例えば水田、水路例えば
小川(streams)、川(rivers)及び運河、並びに貯水
池に施用された場合には、油中溶液又は油中分散物の状
態で有効成分を放出する。この油はその比重が小さいの
で水面に油膜を形成する。この油膜はその後に、存在す
る植物の茎や葉一面に広がり得、そしてこれが生じる場
合には植物の有効成分の吸収が促進され得る。油膜を水
面上に浮かばせることによって油膜、従って油膜中に含
まれる有効成分を土壌部分や植物の根に実質的に触れさ
せないようにし得る。有効成分を土壌部分に実質的に触
れさせないということは、例えば有効成分化合物が土壌
中に或る程度の残留性を示す場合には特に有用であり得
る。
小川(streams)、川(rivers)及び運河、並びに貯水
池に施用された場合には、油中溶液又は油中分散物の状
態で有効成分を放出する。この油はその比重が小さいの
で水面に油膜を形成する。この油膜はその後に、存在す
る植物の茎や葉一面に広がり得、そしてこれが生じる場
合には植物の有効成分の吸収が促進され得る。油膜を水
面上に浮かばせることによって油膜、従って油膜中に含
まれる有効成分を土壌部分や植物の根に実質的に触れさ
せないようにし得る。有効成分を土壌部分に実質的に触
れさせないということは、例えば有効成分化合物が土壌
中に或る程度の残留性を示す場合には特に有用であり得
る。
従って、本発明の別の態様によれば、本発明の組成物
の有効量を水中環境に施用することを特徴とする、水中
環境において植物が生長する際のカビ菌の生長(fungal
growth)を防除する方法が提供される。
の有効量を水中環境に施用することを特徴とする、水中
環境において植物が生長する際のカビ菌の生長(fungal
growth)を防除する方法が提供される。
水中環境は水田であるのが最も好ましく、そこでは用
いられる有効成分に基づいて稲におけるカビ菌の生長を
防除するのに本発明の組成物が使用できる。
いられる有効成分に基づいて稲におけるカビ菌の生長を
防除するのに本発明の組成物が使用できる。
好ましい態様においては、本発明の組成物は粒剤の形
態である。粒状組成物は取扱い、貯蔵及び施用が容易で
あり、かつその有効成分を散布の時点で放出することに
よって望ましくない薬剤の飛散(ドリフト)を回避する
制御された有効成分の分布を可能にする。
態である。粒状組成物は取扱い、貯蔵及び施用が容易で
あり、かつその有効成分を散布の時点で放出することに
よって望ましくない薬剤の飛散(ドリフト)を回避する
制御された有効成分の分布を可能にする。
適当な固体担体は水に可溶性、不溶性又は分散性であ
ってもよく、あるいは水に施用された場合に水中に有効
西部の溶液又は分散物の放出を可能にするという条件で
数種の該固体担体の混合物であってもよい。有効成分の
溶液又は分散物の放出は通常は、固体担体が崩壊又は溶
解することによって行われる。
ってもよく、あるいは水に施用された場合に水中に有効
西部の溶液又は分散物の放出を可能にするという条件で
数種の該固体担体の混合物であってもよい。有効成分の
溶液又は分散物の放出は通常は、固体担体が崩壊又は溶
解することによって行われる。
可溶性担体の例としては、無機酸及び有機酸のアルカ
リ金属塩、マグネシウム塩又はアンモニウム塩、例えば
塩酸、硫酸、硝酸又は酢酸のナトリウム塩、カリウム
塩、マグネシウム塩又はアンモニウム塩、炭酸ナトリウ
ム、セスキ炭酸ナトリウム、糖類、並びに単糖類及び二
糖類例えば乳糖又は蔗糖、あるいは水溶性の重合体類が
挙げられる。適当な水分散性担体又は水不溶性の担体と
しては、粘土、タルク、炭酸カルシウム、珪藻土、ホワ
イトカーボン、カオリン、ベントナイト、デンプン、板
状珪藻土(Kieselguhr)、ガラス粉、軽石、砂及びれが
破片が挙げられる。
リ金属塩、マグネシウム塩又はアンモニウム塩、例えば
塩酸、硫酸、硝酸又は酢酸のナトリウム塩、カリウム
塩、マグネシウム塩又はアンモニウム塩、炭酸ナトリウ
ム、セスキ炭酸ナトリウム、糖類、並びに単糖類及び二
糖類例えば乳糖又は蔗糖、あるいは水溶性の重合体類が
挙げられる。適当な水分散性担体又は水不溶性の担体と
しては、粘土、タルク、炭酸カルシウム、珪藻土、ホワ
イトカーボン、カオリン、ベントナイト、デンプン、板
状珪藻土(Kieselguhr)、ガラス粉、軽石、砂及びれが
破片が挙げられる。
粒剤は、該粒剤から有効成分溶液の迅速な放出を確実
にするために、発泡誘起性の(effervesenceinitiatin
g)成分を追加的に含有してもよい。発泡誘起性の成分
の具体例は、英国特許出願公開第2,184,946A号明細書に
記載されている。発泡誘起性の成分としては慣用の発泡
対(effervesentcouples)例えば固体酸と炭酸塩又は炭
酸水素塩例えば炭酸水素ナトリウムとの対が挙げられ
る。適当な酸の例としてはクエン酸、リンゴ酸、アルギ
ン酸、アジピン酸、安息香酸、フタル酸、コハク酸、o
−トルイル酸、サリチル酸及びo−クロロ安息香酸が挙
げられる。適当な炭酸塩又は炭酸水素酸の例としては炭
酸水素ナトリウム及びセスキ炭酸ナトリウムが挙げられ
る。例えば適当な発泡対としては、炭酸水素ナトリウム
と組み合わせたクエン酸又はリンゴ酸あるいはセスキ炭
酸ナトリウムと組み合せたアジピン酸が挙げられる。発
泡対は酸:炭酸塩又は炭酸水素塩が3:1〜1:1の比率で、
好ましくは2:1の比率で存在するのが好ましい。
にするために、発泡誘起性の(effervesenceinitiatin
g)成分を追加的に含有してもよい。発泡誘起性の成分
の具体例は、英国特許出願公開第2,184,946A号明細書に
記載されている。発泡誘起性の成分としては慣用の発泡
対(effervesentcouples)例えば固体酸と炭酸塩又は炭
酸水素塩例えば炭酸水素ナトリウムとの対が挙げられ
る。適当な酸の例としてはクエン酸、リンゴ酸、アルギ
ン酸、アジピン酸、安息香酸、フタル酸、コハク酸、o
−トルイル酸、サリチル酸及びo−クロロ安息香酸が挙
げられる。適当な炭酸塩又は炭酸水素酸の例としては炭
酸水素ナトリウム及びセスキ炭酸ナトリウムが挙げられ
る。例えば適当な発泡対としては、炭酸水素ナトリウム
と組み合わせたクエン酸又はリンゴ酸あるいはセスキ炭
酸ナトリウムと組み合せたアジピン酸が挙げられる。発
泡対は酸:炭酸塩又は炭酸水素塩が3:1〜1:1の比率で、
好ましくは2:1の比率で存在するのが好ましい。
本発明の組成物中に配合される有効成分の量は、有効
成分及び該組成物の他の成分の性質に応じて変化する。
しかしながら、一般的には製剤は有効成分(aiと略記す
る)を0.01〜200g/kg好ましくは0.1〜50g/kg含有する。
成分及び該組成物の他の成分の性質に応じて変化する。
しかしながら、一般的には製剤は有効成分(aiと略記す
る)を0.01〜200g/kg好ましくは0.1〜50g/kg含有する。
他の慣用の配合例えば浮揚助剤(buoyancyaids)崩壊
剤、分散剤、結合剤特に水溶性結合剤及び界面活性剤並
びに必要な場合には追加の溶剤又は希釈剤を粒剤中に配
合し得る。
剤、分散剤、結合剤特に水溶性結合剤及び界面活性剤並
びに必要な場合には追加の溶剤又は希釈剤を粒剤中に配
合し得る。
適当な分散剤としては、リグノスルホン酸塩系分散剤
例えばリグノスルホン酸ナトリウム〔例えば“POLYFON
H"(商品名)〕又はナフタレンスルホネート/ホルムア
ルデヒド縮合物〔例えば“DISPERSOL T"(商品名)〕が
挙げられる。
例えばリグノスルホン酸ナトリウム〔例えば“POLYFON
H"(商品名)〕又はナフタレンスルホネート/ホルムア
ルデヒド縮合物〔例えば“DISPERSOL T"(商品名)〕が
挙げられる。
適当な結合剤としては、ポリビニルピロリドン又はセ
ルロース例えばヒドロキシプロピルセルロース誘導体
〔例えば“KLUCEL L"(商品名)〕が挙げられる。
ルロース例えばヒドロキシプロピルセルロース誘導体
〔例えば“KLUCEL L"(商品名)〕が挙げられる。
適当な界面活性剤としては陰イオン系界面活性剤例え
ばジアルキルスルホサクシネート類〔例えば“AEROSOL
OT/B"(商品名)〕又はラウリル硫酸ナトリウム、及び
非イオン系界面活性剤例えばアルキルフェノール又は脂
肪アルコールのエトキシ化物例えば“SYNPERONIC NX"
(商品名)が挙げられる。
ばジアルキルスルホサクシネート類〔例えば“AEROSOL
OT/B"(商品名)〕又はラウリル硫酸ナトリウム、及び
非イオン系界面活性剤例えばアルキルフェノール又は脂
肪アルコールのエトキシ化物例えば“SYNPERONIC NX"
(商品名)が挙げられる。
追加の溶剤又は液状希釈剤例えば芳香族炭化水素類例
えば“SOLVESSO 220"(商品名)アルキルエステル類、
又はトリグリセリド類を、有効成分の溶解又は分散を促
進させるために含有させてもよい。
えば“SOLVESSO 220"(商品名)アルキルエステル類、
又はトリグリセリド類を、有効成分の溶解又は分散を促
進させるために含有させてもよい。
本発明の組成物は水田に施用するのに特に有用であ
り、それに使用される有効成分はイネ作物用に使用する
のに適したものである。
り、それに使用される有効成分はイネ作物用に使用する
のに適したものである。
水田において使用するための本発明の組成物は、稲に
悪影響を及ぼす病害例えば白葉枯病〔Xanthomonas cam
pestris vp.oryzae (Xanthomonas oryzae)〕、いもち
病(Pyricularia oryzae)、ごま葉枯病〔Cochliobolu
s Miyabeanus(Drechslera oryzae)〕、馬鹿苗病及び
株枯病〔(Gibberella fujikuroi)、(Fusarium mon
ilforme)〕、紋枯病〔(Thanatephorus cucumeri
s)、(Rhizoctonia solani)〕並びに苗立枯病及び白
絹病〔Corticium(Sclerotium)rolfsii〕に対して殺菌効
果を有する。
悪影響を及ぼす病害例えば白葉枯病〔Xanthomonas cam
pestris vp.oryzae (Xanthomonas oryzae)〕、いもち
病(Pyricularia oryzae)、ごま葉枯病〔Cochliobolu
s Miyabeanus(Drechslera oryzae)〕、馬鹿苗病及び
株枯病〔(Gibberella fujikuroi)、(Fusarium mon
ilforme)〕、紋枯病〔(Thanatephorus cucumeri
s)、(Rhizoctonia solani)〕並びに苗立枯病及び白
絹病〔Corticium(Sclerotium)rolfsii〕に対して殺菌効
果を有する。
本明細書中で使用する用語“殺菌効果”とは、有効成
分が100ppmの濃度で、更に好ましくは10ppmの濃度でカ
ビ菌による病害(fungal disease)に対して活性を示す
ことを意味する。
分が100ppmの濃度で、更に好ましくは10ppmの濃度でカ
ビ菌による病害(fungal disease)に対して活性を示す
ことを意味する。
本発明の組成物に用いられる油は、所定の有効成分と
混和性であるか又は該油中に有効成分が分散できるよう
な性質を有するかいずれかであることが重要であり、こ
のことは簡単な日常的試験により容易に決定できる。ま
た、有効成分が水の表面に留っていることを確実にする
ためには、上記の油の比重は小さいものすなわち1より
も小さい(好ましくは0.9未満)ものであらねばならな
い。しかしながら、有効成分が水面上に存在する場合で
あっても、上記の油があまりにも揮発性である場合には
有効成分が沈降し得る。従って、油あるいは殺菌性有効
成分を存在させることによって改質された油は、150℃
よりも高い沸点、好ましくは200℃よりも高い沸点更に
好ましくは250℃よりも高い沸点により示されるような
低い揮発性を有さねばならない。
混和性であるか又は該油中に有効成分が分散できるよう
な性質を有するかいずれかであることが重要であり、こ
のことは簡単な日常的試験により容易に決定できる。ま
た、有効成分が水の表面に留っていることを確実にする
ためには、上記の油の比重は小さいものすなわち1より
も小さい(好ましくは0.9未満)ものであらねばならな
い。しかしながら、有効成分が水面上に存在する場合で
あっても、上記の油があまりにも揮発性である場合には
有効成分が沈降し得る。従って、油あるいは殺菌性有効
成分を存在させることによって改質された油は、150℃
よりも高い沸点、好ましくは200℃よりも高い沸点更に
好ましくは250℃よりも高い沸点により示されるような
低い揮発性を有さねばならない。
前記の油は、直鎖状又は分岐鎖状の飽和又は不飽和
(C8〜18)アルコール、あるいは直鎖状又は分岐鎖状の
飽和又は不飽和(C8〜18)モノカルボン酸の低級アルキ
ルエステルのうち1種又はそれ以上からなるものである
のが適当である。特に上記のアルコールは12〜18個の炭
酸原子を含有するものが好ましい。
(C8〜18)アルコール、あるいは直鎖状又は分岐鎖状の
飽和又は不飽和(C8〜18)モノカルボン酸の低級アルキ
ルエステルのうち1種又はそれ以上からなるものである
のが適当である。特に上記のアルコールは12〜18個の炭
酸原子を含有するものが好ましい。
適当な油は、オレイルアルコール、デシルアルコー
ル、トリデシルアルコール、及びSynprol〔Synprol(シ
ンプロール) 主として直鎖(C13〜15)アルコール類
からなる合成混合物の登録商標である〕である。別の適
当な油としては、大豆油、あるいはオレイン酸、ラウリ
ン酸又は天然産の混合脂肪酸例えばココナッツ油脂肪酸
の低級アルキルエステル類が挙げられる。本明細書中で
使用される「低級アルキル」という)という用語は、1
〜4個の炭素原子を有する直鎖又は分岐鎖アルキル基を
いう。
ル、トリデシルアルコール、及びSynprol〔Synprol(シ
ンプロール) 主として直鎖(C13〜15)アルコール類
からなる合成混合物の登録商標である〕である。別の適
当な油としては、大豆油、あるいはオレイン酸、ラウリ
ン酸又は天然産の混合脂肪酸例えばココナッツ油脂肪酸
の低級アルキルエステル類が挙げられる。本明細書中で
使用される「低級アルキル」という)という用語は、1
〜4個の炭素原子を有する直鎖又は分岐鎖アルキル基を
いう。
本発明の組成物は慣用の造粒法例えば押出し法、凝集
(agglomeration)法、含浸法、造球(spheronisatio
n)法、又は被覆法例えば軽石又は砂の表面上の被覆法
を使用して粒剤の形態に調製するのが最も適当である。
(agglomeration)法、含浸法、造球(spheronisatio
n)法、又は被覆法例えば軽石又は砂の表面上の被覆法
を使用して粒剤の形態に調製するのが最も適当である。
本発明の組成物が有効成分の適当な油中分散物を含有
してなる場合には、該組成物は例えば有効成分と界面活
性剤又は分散剤とを、有効成分を溶解しない適当な低粘
度プロセス液〔例えば“Isopar L"(商品名)〕と混合
することによって調製できる。この混合物に適当なビー
ズ(beads)(例えば酸化ジルコニウムビーズ又はガラ
スビーズ)が加えられ、得られた混合物は、その平均粒
度が例えば5×10-7m〜4×10-6mの範囲内になるまで適当
な方法で攪拌される。次いで、ビーズを分離し、得られ
た懸濁物を適当な低揮発性油(例えば大豆油)と混合す
る。この低揮発性油もまた有効成分を溶解しないもので
ある。得られた混合物は、あらかじめ成形しておいた適
当な顆粒{セスキ炭酸ナトリウム〔“CREX"(商品
名)〕又は他の水溶性の塩から作られたものが適当であ
る}の表面上に被覆される。
してなる場合には、該組成物は例えば有効成分と界面活
性剤又は分散剤とを、有効成分を溶解しない適当な低粘
度プロセス液〔例えば“Isopar L"(商品名)〕と混合
することによって調製できる。この混合物に適当なビー
ズ(beads)(例えば酸化ジルコニウムビーズ又はガラ
スビーズ)が加えられ、得られた混合物は、その平均粒
度が例えば5×10-7m〜4×10-6mの範囲内になるまで適当
な方法で攪拌される。次いで、ビーズを分離し、得られ
た懸濁物を適当な低揮発性油(例えば大豆油)と混合す
る。この低揮発性油もまた有効成分を溶解しないもので
ある。得られた混合物は、あらかじめ成形しておいた適
当な顆粒{セスキ炭酸ナトリウム〔“CREX"(商品
名)〕又は他の水溶性の塩から作られたものが適当であ
る}の表面上に被覆される。
本発明の組成物が有効成分の油中溶液を含有してなる
場合には、種々の方法で調節できる。例えば、有効成分
を、必要な場合には溶解を促進させる揮発性溶剤{例え
ば、1,1,1−トリクロロエタン〔GENKLENE(商品名)〕
の存在下で上記の油中に溶解することによって有効成分
の油中溶液を調製できる。必要な場合には更に界面活性
剤を存在させてもよい。
場合には、種々の方法で調節できる。例えば、有効成分
を、必要な場合には溶解を促進させる揮発性溶剤{例え
ば、1,1,1−トリクロロエタン〔GENKLENE(商品名)〕
の存在下で上記の油中に溶解することによって有効成分
の油中溶液を調製できる。必要な場合には更に界面活性
剤を存在させてもよい。
次いで、得られた有効成分の油中溶液を、あらかじめ
成形した適当な顆粒に含浸させ、次いで該顆粒を乾燥し
得る。あらかじめ成形した顆粒は適当な基剤例えばセス
キ炭酸ナトリウムからなっていてもよく、あるいは該顆
粒は例えば適当な固形基剤に非水押出し法により調製し
てもよい。
成形した適当な顆粒に含浸させ、次いで該顆粒を乾燥し
得る。あらかじめ成形した顆粒は適当な基剤例えばセス
キ炭酸ナトリウムからなっていてもよく、あるいは該顆
粒は例えば適当な固形基剤に非水押出し法により調製し
てもよい。
別法として、場合によっては水の存在下で有効成分の
油中溶液を、上記の顆粒の所定の固形成分と混合してペ
ーストを形成させ、次いで該ペーストを慣用の押出し造
粒機(例えば富士パウダル造粒機)を使用して押出して
もよい。次いで、得られた粒剤を乾燥して任意の揮発性
成分を除去し、篩分けにより分級して規定寸法よりも過
大又は過小な粒を除去する。
油中溶液を、上記の顆粒の所定の固形成分と混合してペ
ーストを形成させ、次いで該ペーストを慣用の押出し造
粒機(例えば富士パウダル造粒機)を使用して押出して
もよい。次いで、得られた粒剤を乾燥して任意の揮発性
成分を除去し、篩分けにより分級して規定寸法よりも過
大又は過小な粒を除去する。
若干の場合には、粒剤の全成分を一緒に混合すること
により直接に押出し可能なペーストを調製することも可
能である。
により直接に押出し可能なペーストを調製することも可
能である。
本発明の代表的な製剤の製造を以下の実施例により説
明する。実施例中の有効成分は以下に示す化合物であ
る。
明する。実施例中の有効成分は以下に示す化合物であ
る。
化合物A:(E)−2−{2−[6−(2−シアノフェノ
キシ)ピリミジン−4−イルオキシ]フェニル}−3−
メトキシアクリル酸メチル 実施例1粒剤の成分組成 %W/W 有効成分(化合物A) 1.0 芳香族炭化水素溶剤 2.0 〔“SOLVESSO 200"(商品名)〕 オレイン酸メチル 2.0 セスキ炭酸ナトリウム 全体を100.0にするのに必要な量 1,1,1−トリクロロエタン〔GENKLENE(商品名)〕に
有効成分とオレイン酸メチルと芳香族炭化水素溶剤とを
溶解した溶液を使用して、あらかじめ成形した粒剤基剤
に溶剤含浸させることにより粒剤を調製した。次いで、
得られた粒剤を乾燥して揮発性の1,1,1−トリクロロエ
タンを除去した。
キシ)ピリミジン−4−イルオキシ]フェニル}−3−
メトキシアクリル酸メチル 実施例1粒剤の成分組成 %W/W 有効成分(化合物A) 1.0 芳香族炭化水素溶剤 2.0 〔“SOLVESSO 200"(商品名)〕 オレイン酸メチル 2.0 セスキ炭酸ナトリウム 全体を100.0にするのに必要な量 1,1,1−トリクロロエタン〔GENKLENE(商品名)〕に
有効成分とオレイン酸メチルと芳香族炭化水素溶剤とを
溶解した溶液を使用して、あらかじめ成形した粒剤基剤
に溶剤含浸させることにより粒剤を調製した。次いで、
得られた粒剤を乾燥して揮発性の1,1,1−トリクロロエ
タンを除去した。
実施例2粒剤の成分組成 %W/W 有効成分(化合物A) 1.0 界面活性剤B246 0.05 大豆油 7.5 セスキ炭酸ナトリウム 全体を100.0にするのに必要な量 〔“CREX"(商品名)〕 上記の有効成分と界面活性剤をIsopar L(低粘度のプ
ロセス液の商品名)と混合した。得られた混合物に酸化
ジルコニウム・ビーズを加えた後、該混合物を平均粒度
が約3×10-6mになる迄振盪した。酸化ジルコニウム・ビ
ーズを分離し、得られた懸濁物を大豆油と混合した。こ
れを、あらかじめ成形した“CREX"セスキ炭酸ナトリウ
ムの商品名)顆粒の表面上に被覆した。
ロセス液の商品名)と混合した。得られた混合物に酸化
ジルコニウム・ビーズを加えた後、該混合物を平均粒度
が約3×10-6mになる迄振盪した。酸化ジルコニウム・ビ
ーズを分離し、得られた懸濁物を大豆油と混合した。こ
れを、あらかじめ成形した“CREX"セスキ炭酸ナトリウ
ムの商品名)顆粒の表面上に被覆した。
実施例3 本実施例は水溶性の基剤を用いて押出し造粒した粒剤
の製造を説明する。粒剤の成分組成 g/W 化合物A x オレイルアルコール 50 セスキ炭酸ナトリウム 全体を1kgにするのに必要な量 上記の化合物A(有効成分)の量xは0.1〜20g/kg特
に0.5g/kg、1.0g/kg、2.1g/kg、4.2g/kg及び8.3g/kgで
ある。
の製造を説明する。粒剤の成分組成 g/W 化合物A x オレイルアルコール 50 セスキ炭酸ナトリウム 全体を1kgにするのに必要な量 上記の化合物A(有効成分)の量xは0.1〜20g/kg特
に0.5g/kg、1.0g/kg、2.1g/kg、4.2g/kg及び8.3g/kgで
ある。
オレイルアルコールに有効成分を溶解した溶液又は懸
濁した懸濁液を使用して上記の各成分を混合して押出し
可能なペーストを形成し、次いで該ペーストを所定の寸
法の孔篩の中の押し通して円筒形顆粒を形作った。次い
で円筒形顆粒を所定の寸法範囲に篩分けした。
濁した懸濁液を使用して上記の各成分を混合して押出し
可能なペーストを形成し、次いで該ペーストを所定の寸
法の孔篩の中の押し通して円筒形顆粒を形作った。次い
で円筒形顆粒を所定の寸法範囲に篩分けした。
実施例4 本発明は凝集造粒した発泡型粒剤の製造を説明する。発泡型粒剤の成分組成 g/kg 化合物A x オレイルアルコール 50 ヒドロキシプロピルセルロース(結合剤) 15 リグノスルホン酸ナトリウム(結合剤) 26 セスキ炭酸ナトリウム(発泡誘起性成分) 210 アジピン酸(発泡誘起性成分) 290 硫酸マグネシウム 全体を1kgにするのに必要な量 上記の化合物A(有効成分)の量xは0.1〜20g/kgで
ある。造粒用回転皿(pan)の中で上記の各成分を、本
質的に球状の顆粒を形成する迄混合することによって上
記の発泡型粒剤を調製した。
ある。造粒用回転皿(pan)の中で上記の各成分を、本
質的に球状の顆粒を形成する迄混合することによって上
記の発泡型粒剤を調製した。
実施例5 実施例4に記載の方法を用いて以下の凝集造粒した粒
剤を調製した。粒剤の成分組成 g/kg 化合物A x オレイル酸メチル 50 硫酸マグネシウム 全量を1kgにするのに必要な量 凝集造粒した粒剤の化合物(有効成分)の量xは0.1
〜20g/kgの範囲である 実施例6 実施例4に記載のようにして以下の発泡型粒剤を調製
した。発泡型粒剤の成分組成 g/kg 化合物A x オレイルアルコール 50 Polyfon H 25 (リグノスルホン酸ナトリウムの商品名) AEROSOL OT/B 25 (陰イオン系界面活性剤の商品名) ヒドロキシプロピルセルロース(結合剤) 15 アジピン酸 275 セスキ炭酸ナトリウム 197 硫酸マグネシウム(無水) 全量を1kgにするのに必要な
量 上記の化合物A(有効成分)の量xは0.8〜6.7g/kgで
ある。
剤を調製した。粒剤の成分組成 g/kg 化合物A x オレイル酸メチル 50 硫酸マグネシウム 全量を1kgにするのに必要な量 凝集造粒した粒剤の化合物(有効成分)の量xは0.1
〜20g/kgの範囲である 実施例6 実施例4に記載のようにして以下の発泡型粒剤を調製
した。発泡型粒剤の成分組成 g/kg 化合物A x オレイルアルコール 50 Polyfon H 25 (リグノスルホン酸ナトリウムの商品名) AEROSOL OT/B 25 (陰イオン系界面活性剤の商品名) ヒドロキシプロピルセルロース(結合剤) 15 アジピン酸 275 セスキ炭酸ナトリウム 197 硫酸マグネシウム(無水) 全量を1kgにするのに必要な
量 上記の化合物A(有効成分)の量xは0.8〜6.7g/kgで
ある。
実施例7 “Minster"JIP(ジョンインネス鉢植用堆肥)No.1を
入れた大きなグラーベルトレー(gravel trays)(約60
×32cm)に稲の品種“Koshi"の種子を密に播いた。苗が
苗齢12日になった時に、“Minster"JIPNo.1を入れた直
径12cmの密閉した鉢に移植し、各鉢当り4本の苗を一定
の間隔で植えた。苗の頂部に水をやり、24度の温室に入
れた。苗を12日間温室に入れたままにし、根が定着する
ことができるようにした。薬剤処理の48時間前に、各々
の鉢に水道水を水深2cm迄満たした。
入れた大きなグラーベルトレー(gravel trays)(約60
×32cm)に稲の品種“Koshi"の種子を密に播いた。苗が
苗齢12日になった時に、“Minster"JIPNo.1を入れた直
径12cmの密閉した鉢に移植し、各鉢当り4本の苗を一定
の間隔で植えた。苗の頂部に水をやり、24度の温室に入
れた。苗を12日間温室に入れたままにし、根が定着する
ことができるようにした。薬剤処理の48時間前に、各々
の鉢に水道水を水深2cm迄満たした。
各々の鉢に無差別にラベルを貼り、有効成分量300g/h
aに相当する有効量を与える粒剤(実施例2に従って調
製したもの)を水面並びに鉢及び苗の周囲に注意深く散
布した。薬剤処理後48時間で水位を鉢いっぱいにし、試
験期間中一定に保った。
aに相当する有効量を与える粒剤(実施例2に従って調
製したもの)を水面並びに鉢及び苗の周囲に注意深く散
布した。薬剤処理後48時間で水位を鉢いっぱいにし、試
験期間中一定に保った。
薬剤処理後14日目に、0.05% Tween 20(非イオン系
界面活性剤の商品名)溶液にいもち病(Pyricularia o
ryzae)菌の胞子を200,000sp(胞子)/mlで懸濁させた
胞子懸濁液を苗に噴霧した。苗を湿潤室内で24℃で保持
した(incubated)後に、温室に返し病害防除の評価を
行なった。
界面活性剤の商品名)溶液にいもち病(Pyricularia o
ryzae)菌の胞子を200,000sp(胞子)/mlで懸濁させた
胞子懸濁液を苗に噴霧した。苗を湿潤室内で24℃で保持
した(incubated)後に、温室に返し病害防除の評価を
行なった。
病害防除結果を第II表に示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ガイ・ラムセイ イギリス国.アールジイ12・6イーワ イ.バークシヤー.ブラツクネル.ジヤ ロツツ・ヒル・リサーチ・ステーション (番地その他表示なし) (72)発明者 エヌ.アール.バード アメリカ合衆国.カリフオルニア・ 94804.リツチモンド.ボツクス・ナン バー.4023.サウス・フオーテイセブン ス・ストリート.1200.アイシイアイ・ アメリカズ.インコーポレイテツド内 (56)参考文献 特開 昭63−23806(JP,A) 特開 昭64−25701(JP,A) 特開 昭56−169601(JP,A) 特開 平1−254604(JP,A) 欧州公開248554(EP,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A01N 43/88 WPI(DIALOG) CA(STN)
Claims (10)
- 【請求項1】水中環境に施用する殺菌剤組成物におい
て、固体担体と、殺菌剤有効成分として(E)−2−
{2−[6−(2−シアノフェノキシ)ピリミジン−4
−イルオキシ]フェニル}−3−メトキシアクリル酸メ
チルと、油とを含有してなるものであり、しかも前記の
油が前記有効成分と混和性であるか又は該油中に前記有
効成分を分散させることができる油であり、さらに前記
の油は水非混和性であり且つ1よりも小さい比重と大気
圧下で、150℃よりも高い沸点とを有する油であること
を特徴とする殺菌剤組成物。 - 【請求項2】前記の油が200℃よりも高い沸点を有する
ものである請求項1記載の殺菌剤組成物。 - 【請求項3】前記の油が直鎖状又は分岐鎖状の飽和又は
不飽和(C8〜18)アルコール及び直鎖状又は分岐鎖状の
飽和又は不飽和(C8〜18)モノカルボン酸の低級アルキ
ルエステルのうちの1種又はそれ以上からなるものであ
る請求項1又は請求項2に記載の殺菌剤組成物。 - 【請求項4】前記の油がオレイルアルコール、デシルア
ルコール、トリデシルアルコール、シンプロール(Synp
rol)並びにオレイン酸、ラウリン酸又は天然産の混合
脂肪類のメチルエステル、エチルエステル、プロピルエ
ステル及びイソプロピルエステルのうちの1種又はそれ
以上からなるものである請求項1〜3のいずれか1項に
記載の殺菌剤組成物。 - 【請求項5】粒剤の形態である請求項1〜4のいずれか
1項に記載の殺菌剤組成物。 - 【請求項6】前記の粒剤がさらに発泡誘起性の化合物を
含有するものである請求項5記載の殺菌剤組成物。 - 【請求項7】白葉枯病〔Xanthomonas campestris vp.
oryzae (Xanthomonas oryzae)〕、いもち病(Pyricular
ia oryzae)、ごま葉枯病〔Cochliobolus Miyabeanus
(Drechslera oryzae)〕、馬鹿苗病及び株枯病〔(Gib
berella fujikuroi)、(Fusarium monilforme)〕、
紋枯病〔(Thanatephorus cucumeris)、(Rhizoctoni
a solani)〕並びに苗立枯病及び白絹病〔Corticium(S
clerotium)rolfsii〕のうちの1種又はそれ以上に対し
て殺菌効果を有するものである請求項1〜6のいずれか
1項に記載の殺菌剤組成物。 - 【請求項8】請求項1〜7のいずれか1項に記載の殺菌
剤組成物の殺菌有効量を、植物を栽培する水中環境に施
用することを特徴とする。水中環境において植物が生長
する際のカビ菌の生長を防除する方法。 - 【請求項9】前記の水中環境が水田である請求項8記載
の方法。 - 【請求項10】押出し法、凝集法、含浸法、造球法又は
被覆法により造粒することを特徴とする請求項5記載の
殺菌剤組成物の製造法。
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