JPH1025202A - 稲病害虫の防除方法 - Google Patents

稲病害虫の防除方法

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JPH1025202A
JPH1025202A JP19525796A JP19525796A JPH1025202A JP H1025202 A JPH1025202 A JP H1025202A JP 19525796 A JP19525796 A JP 19525796A JP 19525796 A JP19525796 A JP 19525796A JP H1025202 A JPH1025202 A JP H1025202A
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JP
Japan
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active ingredient
rice
paddy
granules
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JP19525796A
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English (en)
Inventor
Norihide Yagyu
憲秀 柳生
Tomoyuki Kunitachi
朋之 国立
Shinji Yonemura
伸二 米村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hokko Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Hokko Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 省力的で、かつ稲病害虫に対してすぐれた防
除効果を発揮する稲病害の防除方法を提供すること。 【解決手段】 水稲用殺菌活性成分、殺虫活性成分の単
独又はこれらの混合物を含有する徐放性農薬を水田の代
かきから水稲の移植までの期間に処理することを特徴と
する、稲病害虫の防除方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水稲用の殺菌活性
成分、殺虫活性成分を含有する徐放性農薬を水田の代か
きから水稲の稚苗の移植までの期間に処理する稲病害虫
の防除方法に関する。
【0002】
【従来の技術】水稲の病害虫を防除する方法としては、
殺菌・殺虫活性成分を含有する粒剤を、水稲田の田面
水に散布する水面施用方法、同様な粒剤を移植前の稲
育苗箱の上から散布して稲を本田に移植後、病害虫防除
効果を発揮させる育苗箱施用方法、あるいは本田に稲
の稚苗を移植後に稲の茎葉に粉剤、ゾル剤などを均一に
散布する方法などが知られている。
【0003】しかしながら、粉剤、粒剤、ゾル剤などを
水稲の移植後に水稲田に散布する方法では、散布時期が
遅れると防除効果が低くなったり、散布に多大な労力を
要したりする。また、粉剤、ゾル剤では、飛散による周
辺への悪影響も懸念される。さらに、粒剤を育苗箱に施
用する方法は作業が簡便であるが、散布ムラにより、十
分な防除効果が得られなかったり、稲の茎葉に付着する
と、本田に移植後の水稲に薬害を与えたりする。
【0004】また、稲いもち病の防除活性成分を含有す
る通常の粒剤を田植と同時に稲株の側面の穴又は側条に
施用し、覆土する稲いもち病の防除方法が知られている
(特開平5−124906号公報)。さらに、農薬成分
を防除が必要な時期にその有効量を放出するようにした
徐放性農薬が知られている(特開平6−9303号公
報、特開平6−9304号公報、特開平6−72805
号公報、特開平6−80514号公報、特開平6−14
5004号公報)。また、特開平6−9304号公報、
特開平6−145004号公報には、田植時期のよう
な、通常の農作業の時期に施用することにより、病害虫
を防除しうる徐放性農薬が記載されている。
【0005】しかしながら、これらの公報には徐放性農
薬の具体的な使用方法及びその方法による防除効果につ
いて記載されていない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記した従
来の防除方法に代わり、省力的であり、かつ的確な稲病
害虫の防除方法の開発を目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、これらの
課題を解決すべく鋭意研究した。その結果、水稲用の殺
菌活性成分、殺虫活性成分の単独またはこれらの混合物
を含有する徐放性農薬を稲栽培の特定の時期に処理する
ことにより、病害虫の発生時期に、殺菌活性成分、殺虫
活性成分が徐放性農薬から徐々に溶出し、省力的で、す
ぐれた防除効果を発揮することを見いだした。
【0008】また、浸透移行性の水稲用の殺菌活性成
分、殺虫活性成分の単独又はこれらの混合物を使用する
こと、並びに水田の代かき又は水稲の稚苗の移植と同時
に処理することにより、稲病害虫の防除方法として特に
有効であることが分かった。
【0009】したがって、本発明の要旨とするところ
は、水稲用の殺菌活性成分、殺虫活性成分の単独又はこ
れらの混合物を含有する徐放性農薬を水田の代かきから
水稲の稚苗の移植までの期間に処理することを特徴とす
る稲病害虫の防除方法にある。
【0010】次に、本発明の稲病害虫の防除方法につい
て詳説する。
【0011】本発明の方法で用いる徐放性農薬は、水田
の代かきから水稲の稚苗の移植までの期間に処理して長
期間にわたって水稲用の殺菌活性成分、殺虫活性成分が
徐々に溶出するようにした製剤であればよい。
【0012】本発明の方法で使用する徐放性農薬の組成
は特に限定されないが、水稲用殺菌活性成分、殺虫活性
成分、界面活性剤、徐放化材(フィルム形成物質、疎水
性物質、吸着性物質)、該活性成分の安定化剤、物理性
改良剤、結合剤、担体などからなる。
【0013】このような徐放性農薬の剤形としては、通
常の粒剤、丸薬、錠剤などが挙げられるが、固形であれ
ばよく、その大きさも限定されない。
【0014】本発明の方法で使用する水稲用の殺菌活性
成分、殺虫活性成分としては、次に例示するものが有用
であるが、特に稲体内を浸透移行する性質を有するもの
が好ましい。
【0015】また、殺菌活性成分、殺虫活性成分を2種
以上併用してもよい。
【0016】殺菌剤 IBP、フルトラニル、プロベナゾール、イソプロチオ
ラン、トリシクラゾール、ピロキロン及びフラメトピル
など。
【0017】殺虫剤 MPP、ダイアジノン、イソキサチオン、ピリダフェン
チオン、クロルピリホスメチル、モノクロトホス、ジメ
チルビンホス、プロパホス、アセフェート、DEP、N
AC、MIPC、BPMC、PHC、XMC、エチオフ
ェンカルブ、ベンダイオカルブ、カルボスルファン、ベ
ンフラカルブ、メソミル、オキサミル、チオジカルブ、
カルタップ、ベンスルタップ、ブプロフェジン及びイミ
ダクロプリド、など。
【0018】なお、これらの殺菌、殺虫活性成分名は、
「農薬ハンドブック 1994年版(社団法人 日本植
物防疫協会発行)」に記載の一般名である。
【0019】これらの殺菌活性成分、殺虫活性成分の単
独又はこれらの混合物の製剤中への添加量は、特に限定
されるものではないが、一般的には全量の0.05〜5
0%(重量%)であり、殺菌活性成分、殺虫活性成分の
種類により、10アール当たりの必要な処理量となるよ
うに添加すればよい。
【0020】本発明の方法に使用する製剤の徐放化材と
しては、次に示すフィルム形成物質、疎水性物質、吸着
性物質などが挙げられる。
【0021】フィルム形成物質としては、例えば、ポリ
ビニルアルコール、澱粉、酸化澱粉、エーテル化澱粉、
デキストリン、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキ
シプロピルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、
ヒドロキシプロピルメチルセルロース、アルギン酸ナト
リウム、及びアクリル系、酢酸ビニル系、塩化ビニル
系、エポキシ系などの樹脂類として、酢酸ビニルエマル
ジョン、酢酸ビニル−エチレン−共重合体エマルジョ
ン、酢酸ビニル−エチレン−アクリル共重合体エマルジ
ョン、酢酸ビニル−エチレン−塩化ビニル共重合体エマ
ルジョン、エチレン−塩化ビニル共重合体エマルジョン
などが挙げられ、特に好適には、ポリビニルアルコー
ル、ヒドロキシプロピルセルロース、アルギン酸ナトリ
ウム、アクリル系樹脂、酢酸ビニル系樹脂類、酢酸ビニ
ル−エチレン−アクリル共重合体エマルジョン、酢酸ビ
ニル−エチレン−塩化ビニル共重合体エマルジョンであ
る。
【0022】また、これらのフィルム形成物質は、2種
以上を併用することができる。
【0023】疎水性物質としては、ワックス、シリコ
ン、疎水性シリカ、及び高級脂肪酸として、ステアリン
酸、オレイン酸、パルミチン酸、ラウリン酸、ミリスチ
ン酸、金属石鹸として、ステアリン酸カルシウム、ステ
アリン酸マグネシウム、ステアリン酸亜鉛など、高沸点
溶剤として、オレイン酸イソブチル、オレイン酸ラウリ
ル、オレイン酸オレイル、アジピン酸ジメチル、アジピ
ン酸ジオレイル、アジピン酸ジイソブチル、アジピン酸
ジイソデシル、フタル酸ジエチル、フタル酸ジブチル、
フタル酸ジ−2−エチルヘキシル、フタル酸ジデシル、
フタル酸ジトリデシル、トリメット酸トリ−2−エチル
ヘキシル、トリメット酸トリイソデシル、3−メトキシ
ブチルアセタート、2−エチルブチルアセタート、2−
エチルヘキシルアセタート、シクロヘキシルアセタート
など、パラフィン類として、ノルマルパラフィン、イソ
パラフィン、メチルナフタレン、キシリルジフェニルブ
タン、フェニルキシリルエタンなどが挙げられ、特に好
適には、疎水性シリカ、ステアリン酸カルシウムであ
る。
【0024】また、これらの疎水性物質は、2種以上併
用することができる。
【0025】吸着性物質としては、活性炭、ゼオライ
ト、ラジオライト、パーライト、バーミキュライト、シ
リカゲル、コロイダル・シリカ、非晶質含水珪酸、酸性
白土、活性白土などが挙げられ、特に好適には、活性
炭、ゼオライト、パーライト、非晶質含水珪酸である。
【0026】また、これらの吸着物質は、2種以上併用
することができる。
【0027】本発明の方法の製剤に配合される界面活性
剤としては、農薬製剤に通常使用される非イオン性界面
活性剤、陰イオン性界面活性剤、陽イオン性界面活性剤
および両性界面活性剤などが挙げられる。
【0028】たとえば、非イオン性界面活性剤として
は、アルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルア
リールエーテル、ポリオキシエチレンスチリルフェニル
エーテル、ポリオキシエチレンアルキルエステル、ポリ
オキシエチレンソルビタンアルキレート、ポリオキシエ
チレンフェニルエーテルポリマー、ポリオキシエチレン
アルキレンアリールフェニルエーテル、ポリオキシエチ
レンアルキレングリコール、ポリオキシエチレンポリオ
キシプロピレンブロックポリマーなどがある。陰イオン
界面活性剤としては、リグニンスルホン酸塩、アルキル
アリールスルホン酸塩、ジアルキルスルホサクシネー
ト、ポリオキシエチレンアルキルアリールエーテルサル
フェート、アルキルナフタレンスルホン酸塩、ポリオキ
シエチレンスチリルフェニルエーテルサルフェートなど
がある。陽イオン界面活性剤および両性界面活性剤とし
ては、アルキルアミン塩、第四級アンモニウム塩アルキ
ルベタイン、アミンオキサイドなどが挙げられ、これら
を2種以上を併用することができる。
【0029】本発明の方法で使用する徐放性農薬に配合
される結合剤、担体は特に限定されず、次のものが挙げ
られる。
【0030】結合剤としては、ポリビニルアルコール、
澱粉、デキストリン、カルボキシメチルセルロース、ポ
リビニルピロリドン、アルギン酸ナトリウム、リグニン
スルホン酸ナトリウム、リグニンスルホン酸カルシウム
などが挙げられ、これらを2種以上を併用することがで
きる。
【0031】また、担体としては、クレー、珪石、タル
ク、ベントナイト、炭酸カルシウム、軽石、ケイソウ
土、バーミキュライト、パーライト、アタパルジャイト
及び非晶質含水珪酸などの通常、農薬の粉剤、粒剤、水
和剤などに使用される担体を2種以上を併用することが
できる。
【0032】
【発明の実施の態様】本発明の水稲用病害虫の防除方法
で使用する徐放性農薬の調製方法は特に限定されず、農
薬粒剤を調製する従来より知られた、転動造粒方法又は
押し出し造粒方法により調製できる。例えば、次の方法
(A)〜(D)の工程〜によって調製できる。
【0033】なお、該活性成分は、固体では、そのまま
組成物中に添加すればよいが、液体では、有機溶媒など
に溶かして組成物に吹き付ければよい。
【0034】方法(A) 工程:殺菌活性成分、殺虫活性成分の単独又はこれら
の混合物、徐放化材(フィルム形成物質、疎水性物質、
吸着性物質のいずれか1種)、界面活性剤及び担体なら
びに必要ならばその他の補助剤を一緒に転動造粒機に投
入し、転動混合するか、又はハンマーミルで粉砕混合し
て固体粉末状の各原料を得る。
【0035】工程:転動造粒の場合、工程で得た粉
末状の各原料に適当量の水に溶解した結合剤を加え、転
動造粒機にて目標の粒度分布をもつ粒子となるように転
動造粒を行い、各粒状物を得る。
【0036】また、押し出し造粒の場合、工程で得た
粉末状の各原料に適当量の水に溶解した結合剤を加え、
双腕ニーダーにてよく混練後、バスケット型押し出し造
粒機にて造粒を行い、各粒状物を得る。
【0037】工程:この各粒状物を乾燥させ、必要な
らばさらに目標の粒度分布をもつ粒を得るように篩別
し、各粒剤を得る。
【0038】方法(A′) 方法(A)の工程の徐放化剤として吸着物質と疎水性
物質の混合物を使用した以外は方法(A)と同様に粒剤
を得る。
【0039】方法(B) 工程:殺菌活性成分、殺虫活性成分の単独又はこれら
の混合物、界面活性剤及び担体ならびに必要ならばその
他の補助剤を一緒に転動造粒機に投入し、転動混合する
かハンマーミルで粉砕混合して粉末状の各原料を得る。
【0040】工程:転動造粒の場合、工程で得た粉
末状の各原料に適当量の水に溶解した結合剤を加え、転
動造粒機にて目標の粒度分布をもつ粒子となるように転
動造粒を行い、各粒状物を得る。
【0041】また、押し出し造粒の場合、工程で得た
粉末状の各原料に適当量の水に溶解した結合剤を加え、
双腕ニーダーにてよく混練後、バスケット型押し出し造
粒機にて造粒を行い、各粒状物を得る。
【0042】工程:この各粒状物を乾燥させ、その表
面にフィルム形成物質、又は疎水性物質をコーティング
し、乾燥後、目標の粒度分布をもつ粒を得るように篩別
し、各粒剤を得る。
【0043】工程でコーティングに使用するフィルム
形成物質又は疎水性物質は、工程より省き、工程の
担体などの混合物に添加して使用してもよい。
【0044】方法(C) 工程:殺菌活性成分、殺虫活性成分の単独又はこれら
の混合物、吸着性物質、界面活性剤及び担体ならびに必
要ならばその他の補助剤を一緒に転動造粒機に投入し、
転動混合するか、又はハンマーミルで粉砕混合して粉末
状の各原料を得る。
【0045】工程:転動造粒の場合、工程で得た粉
末状の各原料に適当量の水に溶解した結合剤を加え、転
動造粒機にて目標の粒度分布をもつ粒子となるように転
動造粒を行い、各粒状物を得る。
【0046】また、押し出し造粒の場合、工程で得た
粉末状の各原料に適当量の水に溶解した結合剤を加え、
双腕ニーダーにてよく混練後、バスケット型押し出し造
粒機にて造粒を行い、各粒状物を得る。
【0047】工程:この各粒状物を乾燥させ、目標の
粒度分布をもつ粒を得るように篩別し、必要ならばさら
に粒の表面にフィルム形成物質、又は疎水性物質をコー
ティングし、各粒剤を得る。
【0048】工程でコーティングに使用するフィルム
形成物質又は疎水性物質は、工程より省き、工程の
担体などの混合物に添加して使用してもよい。
【0049】方法(D) 工程:殺菌活性成分、殺虫活性成分の単独又はこれら
の混合物、吸着性物質、界面活性剤、結合剤及び担体な
らびに必要ならばその他の補助剤を一緒に転動造粒機で
転動混合するか、ハンマーミルで粉砕混合し、粉末状の
各原料を得る。
【0050】工程:転動造粒の場合、工程で得た粉
末状各原料にフィルム形成物質と適当量の水を混合した
混合物をスプレーしながら目標の粒度分布をもつ粒子と
なるように転動造粒を行う。又は押し出し造粒の場合、
工程で得た粉末状各原料にフィルム形成物質と適当量
の水を加え、双腕ニーダーにてよく混練後、バスケット
型押し出し造粒機にて造粒する。
【0051】工程:造粒後、整粒、乾燥を行い、篩別
し、各粒剤を得る。
【0052】このようにして得た徐放性農薬の散布は次
のように行えばよい。
【0053】散布時期は、代かき〜水稲の稚苗の移植の
期間であり、特に好適には、代かき又は水稲の稚苗の移
植と同時である。散布薬量は、10アール当たり0.5
kg〜4kgでよい。
【0054】代かき〜水稲の稚苗の移植前の期間では、
手まきするか、背負式動力散粒機又はトラクターに取付
けた散粒機により散布すればよい。
【0055】稚苗の移植と同時では、自走式田植機に取
付けた散粒機により散布すればよい。
【0056】
【実施例】次に、実施例により本発明の稲病害虫の防除
方法に使用する徐放性農薬について具体的に説明する
が、本発明はこれらの例示のみに限定されるものではな
い。
【0057】なお、以下に「部」とあるのはすべて重量
部を意味する。
【0058】実施例1 方法(A) プロベナゾール原末 8部、非晶質含水珪酸 15部、
ラウリル硫酸ナトリウム 0.2部及びクレー 74.
8部を一緒に転動造粒機[奈良式LMA−10型、
(株)奈良機械製作所製]に投入し、転動混合して粉末
状原料を得る。この粉末状原料に、27部の水に溶解し
たポリビニルアルコール 2部を加え、転動造粒機にて
粒径φ0.8〜1.2mmの粒度分布をもつ粒を得るよ
うに転動造粒を行い、粒状物を得、これを乾燥させて粒
剤100部を得た。
【0059】実施例2 方法(B) プロベナゾール原末 8部、ラウリル硫酸ナトリウム
0.2部及びクレー87.8部を一緒に転動造粒機に投
入し、転動混合して粉末状の原料物を得る。この粉末状
原料に、10部の水に溶解したポリビニルアルコール
2部を加え、転動造粒機にて粒径φ0.8〜1.2mm
の粒度分布をもつ粒を得るように転動造粒を行い、粒状
物を得、乾燥させた後、酢酸ビニル−エチレン−アクリ
ル共重合体エマルジョンを有効成分量で2部スプレーし
て粒剤100部を得た。
【0060】実施例3 方法(A) プロベナゾール原末 8部、ラウリル硫酸ナトリウム
0.2部、非晶質含水珪酸 15部及びクレー 74.
8部を一緒にハンマーミルで混合し、粉末状原料を得
る。この固体粉末状原料を双腕ニーダーに投入し、27
部の水に溶解したポリビニルアルコール 2部を加え、
双腕ニーダーにてよく混練後、粒径1.2mmとなる粒
状物を造粒するバスケット型押し出し造粒機にて造粒、
整粒後、乾燥させて粒剤100部を得た。
【0061】実施例4 方法(B) プロベナゾール原末 8部、ラウリル硫酸ナトリウム
0.2部及びクレー81.8部を一緒に転動造粒機に投
入し、転動混合して粉末状原料を得る。この粉末状原料
に、10部の水に溶解したポリビニルアルコール 2部
を加え、転動造粒機にて粒径φ0.8〜1.2mmの粒
度分布をもつ粒を得るように転動造粒を行い、乾燥前に
疎水性シリカ 5部と、12部の水に溶解したポリビニ
ルアルコール 3部を交互に添加し、乾燥しながら、内
核粒の表面に疎水性シリカをコーティングすることによ
り、粒剤100部を得た。
【0062】実施例5 方法(A) プロベナゾール原末 8部、ラウリル硫酸ナトリウム
0.2部、活性炭 15部及びクレー 74.8部を一
緒に転動造粒機に投入し、転動混合して粉末状の原料を
得る。この粉末状原料に、20部の水に溶解したポリビ
ニルアルコール2部を加え、転動造粒機にて粒径φ0.
8〜1.2mmの粒度分布をもつ粒を得るように転動造
粒を行い、これを乾燥させて粒剤100部を得た。
【0063】実施例6 方法(A′) プロベナゾール原末 8部、ラウリル硫酸ナトリウム
0.2部、非晶質含水珪酸 10部、アジピン酸ジイソ
デシル 3部及びクレー 76.8部を一緒に転動造粒
機に投入し、転動混合して粉末状原料を得る。この粉末
状原料に、13部の水に溶解したポリビニルアルコール
2部を加えて行き、転動造粒機にて粒径φ0.8〜
1.2mmの粒度分布をもつ粒を得るように転動造粒を
行い、粒状物を得、これを乾燥させて粒剤100部を得
た。
【0064】実施例7 方法(C) プロベナゾール原末 8部、ラウリル硫酸ナトリウム
0.2部、非晶質含水珪酸 10部及びクレー 78.
8部を一緒に転動造粒機に投入し、転動混合して粉末状
原料を得る。この粉末状原料に、17部の水に溶解した
ポリビニルアルコール 2部を加え、転動造粒機にて粒
径φ0.8〜1.2mmの粒度分布をもつ粒を得るよう
に転動造粒を行い粒状物を得、乾燥させた。そして、こ
れに酢酸ビニル−エチレン共重合体エマルジョンを有効
成分量で1部スプレーして、乾燥することにより、粒剤
100部を得た。
【0065】実施例8 方法(B) 実施例2に準じて調製するが、酢酸ビニル−エチレン−
アクリル共重合体エマルジョンを有効成分量で2部スプ
レーするところを、酢酸ビニル−エチレン−塩化ビニル
共重合体エマルジョンを有効成分量で2部スプレーして
粒剤100部を得た。
【0066】実施例9 方法(B) 実施例2に準じて調製するが、酢酸ビニル−エチレン−
アクリル共重合体エマルジョンを有効成分量で2部スプ
レーするところを、酢酸ビニルエマルジョンを有効成分
量で2部スプレーして、粒剤100部を得た。
【0067】実施例10 方法(A) 実施例1に準じて調製するが、非晶質含水珪酸 15部
を、ヒドロキシプロピルメチルセルロース 5部に、ク
レー 74.8部を84.8部に変更して粒剤100部
を得た。
【0068】実施例11 方法(A) 実施例1に準じて調製するが、非晶質含水珪酸 15部
をステアリン酸カルシウム 10部に、クレー 74.
8部を79.8部に変更して粒剤100部を得た。
【0069】実施例12 方法(D) 実施例3に準じて調製するが、非晶質含水珪酸 15部
を、ゼオライト 50部に、クレー 74.8部を3
9.8部に変更して粒剤100部を得た。
【0070】実施例13 方法(A) 実施例1に準じて調製するが、非晶質含水珪酸 15部
を、ステアリン酸カルシウム 10部、アルギン酸ナト
リウム 2部に、クレー 74.8部を77.8部に変
更して粒剤100部を得た。
【0071】実施例14 方法(A) 実施例3に準じて調製するが、非晶質含水珪酸 15部
を、アルギン酸ナトリウム 2部とステアリン酸カルシ
ウム 5部に、クレー 74.8部を82.8部にそれ
ぞれ変更して粒剤100部を得た
【0072】実施例15 方法(C) 実施例7に準じて調製するが、非晶質含水珪酸 10部
を、パーライト 20部に、クレー 78.8部を6
7.8部にそれぞれ変更し、酢酸ビニル−エチレン共重
合体エマルジョンを有効成分量で1部を、2部に変更し
てスプレーして粒剤100部を得た。
【0073】実施例16 方法(B) アセフェート原末 10部、ステアリン酸カルシウム
10部、アルギン酸ナトリウム 2部、ラウリル硫酸ナ
トリウム 0.2部、クレー 75.8部をハンマーミ
ルで粉砕混合して粉末状原料を得る。この粉末状原料を
双腕ニーダーに投入し、8部の水に溶解したポリビニル
アルコール 2部を加え、双腕ニーダーにてよく混練
後、粒径1.2mmの粒状物を造粒するバスケット型押
し出し造粒機にて造粒、整粒後、乾燥させて粒剤100
部を得た。
【0074】実施例17 方法(D) アセフェート原末 10部、ゼオライト 5部、ラウリ
ル硫酸ナトリウム 0.2部及びクレー 79.8部を
一緒にハンマーミルで混合し、粉末状原料を得る。この
粉末状原料を双腕ニーダーに投入し、酢酸ビニル−エチ
レン−塩化ビニル共重合体エマルジョン 3部と9部の
水に溶解したポリビニルアルコール 2部を加えて、双
腕ニーダーにてよく混練後、φ1.0mmのバスケット
型押し出し造粒機にて造粒、整粒後、乾燥させて粒剤1
00部を得た。
【0075】実施例18 方法(C) アセフェート原末 10部、非晶質含水珪酸 10部、
ラウリル硫酸ナトリウム 0.2部及びクレー 74.
8部を一緒に転動造粒機に投入し、転動混合して粉末状
原料を得る。この粉末状原料に、12部の水に溶解した
ポリビニルアルコール 2部を加え、転動造粒機にてφ
0.8〜1.2mmの粒度分布をもつ粒を得るように転
動造粒を行い、粒状物を得、乾燥させた後、これを酢酸
ビニル−エチレン−アクリル共重合体エマルジョンを有
効成分量で3部スプレーして、乾燥させ、粒剤100部
を得た。
【0076】比較例1 実施例1に準じて調製した。すなわち、プロベナゾール
原末 8部、ラウリル硫酸ナトリウム 0.2部及びク
レー 89.8部を一緒に転動造粒機に投入し、転動混
合して粉末状原料を得る。この粉末状原料に、10部の
水に溶解したポリビニルアルコール 2部を加えて、転
動造粒機にて粒径φ0.8〜1.2mmの粒度分布をも
つ粒を得るように転動造粒を行い、粒状物を得、乾燥さ
せて粒剤100部を得た。
【0077】比較例2 実施例18に準じて調製した。すなわち、アセフェート
原末 10部、ラウリル硫酸ナトリウム 0.2部及び
クレー 87.8部を一緒に転動造粒機に投入し、転動
混合して粉末状原料を得る。この粉末状原料に、7部の
水に溶解したポリビニルアルコール 2部を加え、転動
造粒機にてφ0.8〜1.2mmの粒度分布をもつ粒を
得るように転動造粒を行い、乾燥させ、粒剤100部を
得た。
【0078】次に、本発明の防除方法で使用する徐放性
農薬中の活性成分の溶出性について例証する。
【0079】試験例1(殺菌活性成分、殺虫活性成分の
水中溶出試験) 1000mlの大きさのビーカーに3度硬水 500m
lを入れ(水深 6cm)、これに実施例に準じて調製
した粒剤(活性成分として20ppm相当の量)を均一
に散粒する。次いでビーカーを20℃の暗室に放置し、
一定期間ごとに水深5cmの深さの3か所より採水し、
この試料中の濃度を液体クロマトグラフで測定してビー
カー中の水に溶出した全体の活性成分の溶出量を算定し
た。粒剤中の活性成分の全量がビーカー中の水500m
lに溶出し終わったときの活性成分の濃度は理論上20
ppmであるから、その都度測定した溶出量から、下記
式により粒剤中の活性成分の初期含有量に基づく溶出率
(%)を算出した。
【0080】
【数1】
【0081】また、徐放化技術を施していない市販のプ
ロベナゾール粒剤(含有量8%)を比較例1とし、市販
のアセフェート粒剤(含有量10%)を比較例2とし
て、実施例1〜15と同様に処理し、水中溶出試験をし
た。
【0082】その結果を表1、2に示す。
【0083】
【表1】
【0084】
【表2】
【0085】次に、本発明の稲の病害虫の防除方法につ
いて、試験例によりその有効性を例証する。
【0086】試験例2(代かきと同時処理試験:殺菌効
果) 実施例に準じて調製したプロベナゾール粒剤を代かきと
同時に10アール当たり3Kgを水田(いもち病の常発
地)の田面に均一に散粒し、更に元肥として化成肥料を
必要量施肥し、代かきを行った。代かき3日後に、水稲
(品種:コシヒカリ、第3〜第4葉期)を自走式田植機
により移植した。
【0087】発病調査は、水稲の移植後60日後に葉い
もち病を対象に、また水稲の移植110日後に穂いもち
病を対象に行った。
【0088】発病調査は、各試験区とも3か所から任意
に50株(1区あたり合計150株)を選び、下記の調
査基準で発病程度を調査して発病度を求め、下記式によ
り処理区と無処理区との対比から防除価(%)を求め
た。
【0089】なお、本試験は2連制で行った。
【0090】
【0091】
【数2】
【0092】
【0093】
【数3】
【0094】
【数4】
【0095】また、比較のため、前記の比較例1に準じ
て調製した粒剤を、同様に代かき時に処理した。
【0096】なお、プロベナゾール粒剤を施用しない区
を無処理区とした。そして、慣行処理区として、市販の
プロベナゾール粒剤(含有量8%)を10アールあたり
3kgを従来の水面施用方法に従い、水稲の移植30日
後(いもち病初発生の約10日前)と水稲の移植90日
後に散布機を用い均一に散布した。
【0097】その結果を表3に示す。
【0098】
【表3】
【0099】試験例3(水稲の稚苗移植と同時処理試
験:殺菌効果) 水稲(品種:コシヒカリ、第3〜第4葉期)を自走式田
植機により稚苗移植と同時に、実施例1〜3に準じて調
製したプロベナゾール粒剤を、10アール当たり3kg
ずつを均一に水田(いもち病の常発地)の田面に散粒し
た。
【0100】発病調査は、水稲移植60日後に葉いもち
病を対象に、また水稲移植110日後に穂いもち病を対
象に行った。
【0101】発病調査は、試験例2と同様に行った。
【0102】なお、本試験は2連制で行った。
【0103】また、比較のため、前記の比較例1に準じ
て調製した粒剤を、同様に水稲の移植時散布した。
【0104】なお、プロベナゾールを含む粒剤を施用し
ない区を無処理区とした。そして、慣行処理区として、
市販のプロベナゾール粒剤(含有量8%)を10アール
あたり3kg、従来の水面施用方法に従い、移植30日
後(いもち病初発生の約10日前)及び移植90日後の
2回散布機を用い均一に散布した。
【0105】その結果を表4に示す。
【0106】
【表4】
【0107】試験例4(代かきと同時処理試験:殺虫効
果) 5000分の1アールの大きさのワグネルポットに水田
土壌3kgを入れ湛水した。実施例16〜18に準じて
調製したアセフェート粒剤を、10アール当たり4kg
相当量ずつ各ポット内に散粒した後、十分に撹拌し、代
かきを行った。代かき3日後に、水稲(品種:日本晴、
第3〜第4葉期)の稚苗を各ポット中央部に5本ずつ移
植した。表5に示す処理後日数ごとに各ポットにヒメト
ビウンカ雌成虫を10頭ずつ放飼し、放飼2日後に生死
虫数を調査して死虫率を算出した。
【0108】試験は、1区1ポット、3連制で行った。
【0109】また、比較のため、比較例2により調製し
たアセフェート粒剤(含有量10%)を、同時処理し
た。
【0110】その結果を表5に示す。
【0111】
【表5】
【0112】試験例5(水稲の稚苗移植と同時処理試
験:殺虫効果) 実施例16〜18に準じて調製された粒剤を、水稲(品
種:日本晴、第3〜第4葉期)を自走式田植機による水
稲の稚苗の移植と同時に、10アール当たり4kgを均
一に田面に散粒した。
【0113】表6に示す処理後日数ごとに、水稲の10
0株当たりに寄生するツマグロヨコバイ数を調査し、次
式により防除価を求めた。
【0114】
【数5】
【0115】試験は、1区5アール、2連制で行った。
【0116】また、比較のため、比較例2により調製し
たアセフェート粒剤(含有量10%)を同時に処理し
た。
【0117】その結果を表6に示す。
【0118】
【表6】
【0119】
【発明の効果】本発明の水稲の病害虫の防除方法は、次
のような効果を有する。 代かきや水稲の稚苗移植などの農作業と同時に行える
防除方法であるため、新たに防除作業をする必要がな
く、省力的である。 徐放性農薬の使用により殺菌活性成分、殺虫活性成分
が徐々に放出するため、病害虫の発生時期が不規則でも
的確に防除できる。 徐放性農薬の調製方法や散布方法は特別な装置を必要
とすることなく、従来の技術をそのまま利用できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A01N 25/26 A01N 25/26 25/30 25/30 25/34 25/34 C 43/80 103 43/80 103 57/28 57/28 F

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水稲用の殺菌活性成分、殺虫活性成分の単
    独又はこれらの混合物を含有する徐放性農薬を水田の代
    かきから水稲の稚苗の移植までの期間に処理することを
    特徴とする、稲病害虫の防除方法。
  2. 【請求項2】水稲用の殺菌活性成分、殺虫活性成分の単
    独又はこれらの混合物を含有する徐放性農薬を水田の代
    かき又は水稲の稚苗の移植と同時に処理することを特徴
    とする、稲病害虫の防除方法。
  3. 【請求項3】稲体内を浸透移行する性質を有する水稲用
    の殺菌活性成分、殺虫活性成分の単独又はこれらの混合
    物を用いることを特徴とする、請求項1又は請求項2記
    載の稲病害虫の防除方法。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007176920A (ja) * 2005-06-23 2007-07-12 Bayer Cropscience Kk 混合粒状農薬組成物
JP2012111752A (ja) * 2010-11-05 2012-06-14 Toho Chem Ind Co Ltd 放出制御された農薬粒剤
JP2014037392A (ja) * 2012-08-20 2014-02-27 Kumiai Chemical Industry Co Ltd 農薬粒状組成物、その製造方法およびこれを使用する農薬処理方法
WO2015115476A1 (ja) * 2014-01-29 2015-08-06 日本農薬株式会社 害虫の防除方法及び防除剤
KR20220090524A (ko) 2019-10-28 2022-06-29 구미아이 가가쿠 고교 가부시키가이샤 농약조성물 및 그 제조방법

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