JP2879960B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2879960B2
JP2879960B2 JP24743690A JP24743690A JP2879960B2 JP 2879960 B2 JP2879960 B2 JP 2879960B2 JP 24743690 A JP24743690 A JP 24743690A JP 24743690 A JP24743690 A JP 24743690A JP 2879960 B2 JP2879960 B2 JP 2879960B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、原稿を光学走査して得られるアナログ画
像に所望のディジタル画像を同時に形成して複合画像を
得ることが可能な画像形成装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、この種の画像形成装置では、アナログ走査系に
よる画像に所定のディジタル情報、例えばスタンプ情報
(回覧,重要,至急等)や日付,英数字,記号(日付,
英数字,記号に対応するフォントデータがあらかじめ記
憶される)等を同時に露光または多重転写ループを介し
て形成可能に構成されている。
第11図はこの種の画像形成装置の複合画像原理を示す
模式図であり、(a)はアナログ画像を示し、図示しな
いアナログ走査系の原稿走査により得られる画像に対応
し、(b)はディジタル画像を示し、図示しないディジ
タル走査系による、例えばレーザビーム照射により得ら
れる画像に対応し、図中の黒部分はレーザOFF領域に対
応する。(c)は最終的に形成される複合画像を示し、
アナログ画像(a)とディジタル画像(b)との同時露
光により形成される。なお、アナログ画像(a)の斜線
領域は、後述するアドオンシャッタによりマスクされる
(非アナログ露光領域となる)。
〔発明が解決しようとする課題〕
第12図は、第11図に示した非アナログ露光領域設定機
構を示す斜視図であり、501はシャッタで、ソレノイド5
00によりアナログ光路中に介入され、アナログ画像の一
部を遮断することが可能となっている。503は感光ドラ
ムである。
この図から分かるように、シャッタ501はアナログ光
路中またはその近傍に配設する必要があり、光路に不要
な埃等を発生させたり、ソレノイド500の通電時の発熱
による画像のゆらぎ,シャッタ部へ付着した埃等よるフ
レアや画像へのスジ等が発生し易く、画質が劣化を誘発
する問題点があった。
この発明は、上記の問題点を解決するためになされた
もので、給送される記録媒体の搬送位置を搬送方向に対
して直交する方向に対して自在に移動配置可能とするこ
とにより、アナログ画像光路を遮断することなくディジ
タル画像露光とアナログ画像露光とを同時に行いながら
鮮明な複合画像を得ることができる画像形成装置を得る
ことを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係る画像形成装置は、転写材を所定方向に
搬送する搬送手段と、転写材の搬送位置を所定方向とは
直交する方向の所定位置に自在に位置決めする位置決め
手段とを設けたものである。
また、所定のディジタル情報に基づいて光ビームを照
射して感光体にディジタル画像を形成する第2の露光手
段と、この第2の露光手段の露光手段による画像形成位
置に基づいて位置決め手段による位置決め位置を制御す
る位置決め制御手段とを設けたものである。
更に、位置決め制御手段による位置決め位置に基づい
て第1の露光手段によるアナログ画像の変倍率を自動設
定する自動変倍手段を設けたものである。
また、所定のディジタル情報に基づいて光ビームを照
射して感光体にディジタル画像を形成する第2の露光手
段と、位置決め制御手段による位置決め位置に基づいて
第1の露光手段によるアナログ画像の変倍率を自動設定
する自動変倍手段と、自動変倍手段により自動設定され
た変倍率に基づいて感光体に対する第1の露光手段のア
ナログ画像先端位置と第2の露光手段によるディジタル
画像先端位置とを独立して設定する位置設定手段を設け
たものである。
更に、第2の露光手段は、位置設定手段が設定するア
ナログ画像先端位置により発生する所定の余白領域をデ
ィジタル画像露光に並行して露光するように構成したも
のである。
〔作用〕
この発明においては、位置決め手段により転写材の搬
送位置が所定方向とは直交する方向の所定位置に決定さ
れると、搬送手段が転写材を所定方向に搬送し、転写紙
を通常の搬送位置とは異なる方向に自在にシフトした状
態で搬送させることを可能とする。
また、所定のディジタル情報に基づいて光ビームを照
射可能な第2の露光手段が形成する画像形成位置に基づ
いて位置決め制御手段が位置決め手段による位置決め位
置を制御し、第1の露光手段と第2の露光手段の同時露
光時に、転写材の搬送位置を所定方向とは直交する方向
に所定量シフトさせることを可能とする。
更に、第1の露光手段と第2の露光手段の同時露光時
に、位置決め制御手段による位置決め位置に基づいて自
動変倍手段が第1の露光手段によるアナログ画像の変倍
率を自動設定し、転写材にアナログ画像を過不足なく転
写することを可能とする。
更に、第1の露光手段と第2の露光手段の同時露光時
に、自動変倍手段により自動設定された変倍率に基づい
て位置設定手段が感光体に対する第1の露光手段のアナ
ログ画像先端位置と第2の露光手段によるディジタル画
像先端位置とを独立して設定し、転写材の最適位置に片
寄りなくアナログ画像を転写することを可能とする。
更に、第2の露光手段は、位置設定手段が設定するア
ナログ画像先端位置により発生する所定の余白領域をデ
ィジタル画像露光に並行して露光して、アナログ画像領
域とデジタル画像領域の境界を枠消しすることを可能と
する。
〔実施例〕
第1図はこの発明の一実施例を示す画像形成装置に構
成を説明する断面図であり、以下、構成ならびに動作に
ついて説明する。
図において、原稿載置ガラス101上に載置された原稿1
02はランプ103により照明され、その光像は反射ミラー1
04〜109およびズームレンズ110から構成される光学系に
より感光ドラム3へ導かれる。ランプ103およびミラー1
04とミラー105,106はそれぞれ矢印方向へ所定の速度で
移動して原稿102を走査する。
一方、感光ドラム3も一次帯電器112によりその表面
に均一な帯電を施された後矢印方向へ回転しているの
で、感光ドラム3表面には順次原稿像と対応する静電潜
像が形成される。感光ドラム3の周囲には色トナー(例
えば緑)を収容した色現像器113cと、黒トナーを収容し
た黒現像器27が配設されている。これらの色現像器113
c,黒現像器27はそれぞれ矢印方向に移動可能となってお
り、所望の色画像に応じて感光ドラム3へ近接して感光
ドラム3上の静電潜像を顕像化する。この実施例では、
色現像器113cが離れ、黒現像器27が近接しているので、
感光ドラム3上には黒画像が形成される。この像は転写
帯電器115によりシートとしての転写紙Aへ転写され
る。その後、感光ドラム3はクリーナ116へ至り、感光
ドラム3表面の残留トナーが除去され、再び次の複写工
程へ移る。
転写紙Aは次のように給送された原稿像が複写され
る。転写紙Aの複写装置内部への給送には、以下の3つ
の方式がある。
第1の方式はカセット118に積載されて給紙ローラ119
によりローラ対120へ送り込まれる。ローラ対120は転写
紙Aが重なって複数枚送り込まれた時、一番上の紙だけ
を分離して装置内へ給送するようになっており、このロ
ーラ対120を通過後、転写紙Aはガイド板121,122,給紙
ローラ対150,ガイド板152,153,151,6a,6bを介してレジ
ストローラ(ローラ)1に至る。
第2の方式は、カセット124に積載されて給紙ローラ1
25によりローラ対126へ送り込まれる。ローラ対120は先
のローラ対120と同じ機能を持っており、転写紙Aはロ
ーラ対126を通過後、ガイド板127,給紙ローラ対150,ガ
イド板152,153,151,6a,6bを介してローラ1に至る。ロ
ーラ1は感光ドラム3上の顕画像と転写紙Aが一致する
ようタイミングをとって回転を始め、転写上ガイド131,
転写下ガイド132を介して転写紙Aを感光ドラム3表面
へ送り込む。
先に述べたように、転写紙は転写帯電器115により感
光ドラム3表面上の像を転写され、分離帯電器133によ
りドラム表面から分離され、搬送部134を介して加熱ロ
ーラ135aと加圧ローラ135bとを有する定着器135へ送り
込まれる。定着器135で加熱及び加圧され転写紙上の像
は永久画像として定着され、転写紙Aは第1排出ローラ
136へ送られ、その後フラッパ137,138を介して第2排出
ローラ139へ到着し、その後複写装置外へ排出される。
図では、このフラッパ138が軽い材料から作られてお
り、矢印方向に回動自在になっているので、転写紙が通
過する時には転写紙先端により押し上げられ、転写紙に
対して退避した位置をとるため、転写紙の通過には何ら
支障は生じない。
また、手指し口150cから挿入されたシートをローラ15
0bによりローラ(ローラ対)1に搬送することも可能で
ある。
さらに、この複写装置では、両面及び多重複写が行え
るように、多重転写ループを備えているが詳細は省略す
る。
なお、CONTはコントローラ部で、CPU,ROM,RAM等を備
え、第1光学系と第2光学系との同時露光を後述するフ
ローチャートに従って総括的に制御する。
このように構成された画像形成装置において、位置決
め手段(この実施例では後述するステッピングモータ10
を制御回路300が制御することにより行う)により転写
材の搬送位置が所定方向とは直交する方向の所定位置に
決定されると、搬送手段(レジストローラ1)が転写材
を所定方向に搬送し、転写紙を通常の搬送位置とは異な
る方向に自在にシフトした状態で搬送させることを可能
とする。
また、所定のディジタル情報に基づいて光ビームを照
射可能な第2の露光手段(第2光学系)が形成する画像
形成位置に基づいて位置決め制御手段(制御回路300)
が位置決め手段による位置決め位置を制御し、第1の露
光手段(第1光学系)と第2の露光手段の同時露光時
に、転写材の搬送位置を所定方向とは直交する方向に所
定量シフトさせることを可能とする。
更に、第1の露光手段と第2の露光手段の同時露光時
に、位置決め制御手段による位置決め位置に基づいて自
動変倍手段(この実施例ではコントローラ部CONTがズー
ムレンズ110を駆動するステッピングモータ10の駆動制
御による)が第1の露光手段によるアナログ画像の変倍
率を自動設定し、転写材にアナログ画像を過不足なく転
写することを可能とする。
更に、第1の露光手段と第2の露光手段の同時露光時
に、自動変倍手段により自動設定された変倍率に基づい
て位置設定手段(この実施例ではコントローラ部CONTが
レジストローラ1の駆動タイミング制御による)が感光
体に対する第1の露光手段のアナログ画像先端位置と第
2の露光手段によるディジタル画像先端位置とを独立し
て設定し、転写材の最適位置に片寄りなくアナログ画像
を転写することを可能とする。
更に、第2の露光手段は、位置設定手段が設定するア
ナログ画像先端位置により発生する所定の余白領域をデ
ィジタル画像露光に並行して露光して、アナログ画像領
域とデジタル画像領域の境界を枠消しすることを可能と
する。
第2図は、第1図に示したレジストローラの移動機構
を示す要部斜視図であり、第1図と同一のものには同じ
符号を付してある。
第3図は、第2図に示したローラ1の移動機構の要部
断面図であり、第2図と同一のものには同じ符号を付し
てある。
これらの図において、300は制御回路で、ローラ1の
移動機構に回転力を0達するステッピングモータ2,10の
駆動をフォトインタラプタ7の出力に基づいて制御す
る。
画像形成時にシートとしての転写紙Aは矢印イ方向に
進み、画像形成部(感光ドラム3周辺)へ搬送されて行
く。その際、ローラ対1において、矢印ロ方向の画像位
置を転写材上の位置と合せるためにステッピングモータ
10,ギア11,12,14およびラック15により、ローラ対1を
矢印ロ方向(転写紙Aの搬送方向と直交する方向)に動
かすことができるように構成されており、これが横レジ
スト合せ機構として機能する。
なお、横レジスト合せは、フォトインタラプタ7で行
う場合には、転写材Aがローラ対1に入り、ローラ対1
の回転で送られている時に、フォトインタラプタ7の検
知部7aに、すなわち第4図に示すように転写紙Aが検知
されていない場合は、第2図に示すラック15をステッピ
ングモータ10を回転させることによって、ギア11,12,14
を通じて、ラック15が移動し、ラック15に対して回転可
能に取り付けられているローラ対1を転写材(転写紙)
Aを挟んだまま、第4図の矢印ワ方向へ所定量移動させ
る。そして、フォトインタラプタ7で検知した時点で、
ステッピングモータ10を停止させることで転写材Aの、
第2図の矢印ニ方向への位置合せを行うことができる。
また、もし最初からフォトインタラプタ7に検知され
るような位置に転写材Aがある場合には、ギア12を回転
させ矢印ワと反対方向へ転写材を動かし、一度第4図の
ように紙端を検知位置から外した後に、前記のような動
作を行うようにする。
以下、第5図を参照しながらこの発明に係る画像形成
装置における複合画像形成処理動作について説明する。
第5図はこの発明に係る画像形成装置における第1光
学系と第2光学系による第1の同時露光処理状態を示す
模式図であり、(a)はアナログ画像を示し、図示しな
いアナログ走査系(第1光学系による)の原稿走査によ
り得られる画像に対応し、(b)はディジタル画像を示
し、図示しないディジタル走査系(第2光学系による)
よる、例えばレーザビーム照射装置により得られる画像
に対応し、図中の斑点部分は従来のレーザ照射領域に対
応し、この実施例ではこのレーザ照射領域の外側にディ
ジタル画像形成領域が設定される。なお、(a)の斜線
領域のアナログ画像は形成されない。
(c)は最終的に形成される複合画像を示し、アナロ
グ画像(a)とディジタル画像(b)との同時露光によ
り形成される。
第1の光学系と第2の光学系による同時露光が指示さ
れると、制御回路300がステッピングモータ2にフォト
インタラプタ7を矢印ニ方向に進めるステップ信号を出
力する。これにより、転写材Aが第2図の2点鎖線の位
置を通過することを検知可能な位置に位置決めする。そ
して、ステッピングモータ10を駆動して、転写紙Aがフ
ォトインタラプタ7に検出されるまで、ローラ1を矢印
ニ方向に移動させる横レジスト調整を行う。
次いで、同時露光を開始するが、第2の光学系(ディ
ジタル露光系)は、第5図(b)に示すように、従来の
画像域(斑点部)の外側を露光するが、ローラ1がシフ
トした分、転写材Aは従来の搬送位置よりも、第2図の
矢印ニ方向に外側にシフトされるので、従来とは異なる
位置を転写材Aが通過することとなる。このため、ディ
ジタル露光系に際して、従来のようにアナログ光路中
に、シャッタを介入することなく、アナログ画像とディ
ジタル画像を同時露光することが可能となり、シャッタ
介入によるホコリ等に起因する画像汚損およびシャッタ
駆動用のソレノイドの発熱による画像ゆらぎをなくすこ
とができる。
第6図はこの発明に係る画像形成装置における第1光
学系と第2光学系による第1の同時露光処理手順の一例
を示すフローチャートである。なお、(1)〜(5)は
各ステップを示す。
先ず、制御回路300は第1光学系と第2光学系による
同時露光が指示されているかどうかを判定し(1)、NO
ならばステッピング(3)以降に進み、YESならばステ
ッピングモータ2を所定回転させ、フォトインタラプタ
7を矢印ニ方向(第2図参照)に移動させる(2)。
次いで、フォトインタラプタ7が転写紙Aを検出に基
づいてステッピングモータ10の駆動を制御して、ローラ
1の横レジスト調整を行う(3)。
次いで、画像形成処理を行い(4)、画像形成処理終
了後、ステッピングモータ2により、フォトインタラプ
タ7を通常の位置へ戻する帰還処理を実行し(5)、処
理を終了する。
なお、上記実施例ではディジタル露光のため、転写紙
Aを通常の搬送位置よりも外側にシフトして、ディジタ
ル露光による画像形成領域を確保する場合について説明
したが、これによりアナログ画像の下部にシフト分に対
応して非画像形成領域が発生する恐れがある。そこで、
同時露光の際に、第1の光学系による画像を過不足なく
転写紙Aに形成するため、第1の光学系によるアナログ
画像を変倍して同時露光するように、例えば第7図に示
すように第1の光学系によるアナログ画像を縮小して同
時露光するように構成しても良い。
第7図はこの発明に係る画像形成装置における第1光
学系と第2光学系による第2の同時露光処理状態を示す
模式図であり、(a)はアナログ画像を示し、図示しな
いアナログ走査系(第1光学系による)の原稿走査によ
り得られる画像に対応し、第1図に示したズームレンズ
110の位置を調整して縮小露光される。(b)はディジ
タル画像を示し、図示しないディジタル走査系(第2光
学系による)による、例えばレーザビーム照射により得
られる画像に対応し、図中の黒部分は縮小アナログ画像
領域に対応し、この実施例ではこの縮小アナログ画像領
域とディジタル露光領域の間(図中の破線部)を枠消し
領域としてレーザ照射領域に設定されている。
第1の光学系と第2の光学系による同時露光が指示さ
れると、制御回路300がステッピングモータ2にフォト
インタラプタ7を矢印ニ方向に進めるステップ信号を出
力する。これにより、転写紙Aが第2図の2点鎖線の位
置を通過することを検知可能な位置に位置決めする。そ
して、ステッピングモータ10を駆動して、転写紙Aがフ
ォトインタラプタ7に検出されるまで、ローラ1を矢印
ニ方向に移動させる横レジスト調整を行う。
次いで、上記横レジスト調整により発生するアナログ
画像の下部消失を防止するため、第7図(a)に示した
破線下部側の画像を転写紙Aに過不足なく転写するため
の倍率を演算し、ズームレンズ110を移動して、倍率位
置に位置決めする。
次いで、同時露光を開始するが、第2の光学系(ディ
ジタル露光系)は、第7図(b)に示すように、従来の
画像域の外側を露光するが、ローラ1がシフトした分、
転写材Aは従来の搬送位置よりも、第2図の矢印ニ方向
に外側にシフトされるので、従来とは異なる位置を転写
材Aが通過することとなる。そして、縮小アナログ露光
により、アナログ画像(a)は、同図(c)に示すよう
に転写紙Aの破線領域内に形成される。
第8図はこの発明に係る画像形成装置における第1光
学系と第2光学系による第2の同時露光処理手順の一例
を示すフローチャートである。なお、(1)〜(10)は
各ステップを示す。
先ず、制御回路300は第1光学系と第2光学系による
同時露光が指示されているかどうかを判定し(1)、NO
ならばステップ(4)以降に進み、YESならばステッピ
ングモータ2を所定回転させ、フォトインタラプタ7を
矢印ニ方向(第2図参照)に移動させる(2)。
次いで、第7図(c)に示すシフト量mに対して設定
される、搬送幅nに第7図(a)に示したアナログ画像
を納めるための縮小倍率を制御回路300が演算し、コン
トローラ部CONTに通知する。これにより、コントローラ
部CONTが図示しないステッピングモータを駆動して、ズ
ームレンズ110を演算された縮小倍率位置に位置決めす
る(3)。
次いで、第2の露光系(ディジタル露光系)による露
光を開始し(4)、さらに、第7図(c)に示した破線
内に画像が左右に方寄りなく形成されるように、転写紙
Aの余白分(左右方向での縮小割合によりできる)の半
分の長さlだけ第1の露光系の露光開始タイミングを待
機し(5)、長さlだけ遅延させたら、第1の露光系の
露光を開始する(6)。第2の露光系画像先端に会うよ
うにレジストローラ1を回転させ(7)、フォトインタ
ラプタ7が転写紙Aを検出に基づいてステッピングモー
タ10の駆動を制御して、レジストローラ1の横レジスト
調整を行う(8)。次いで、画像形成処理を行い
(9)、画像形成処理終了後、ステッピングモータ2に
より、フォトインタラプタ7を通常の位置へ戻する帰還
処理を実行し(10)、処理を終了する。
なお、上記ステップ(9)の画像形成時に、第2の露
光系により、第1の露光系による縮小露光によってで形
成される余白部(第7図(b)の破線部)を露光して、
枠消し処理を行う。
これにより、ディジタル露光系に際して、従来のよう
にアナログ光路中に、シャッタを介入することなく、ア
ナログ画像とディジタル画像を同時露光することが可能
となり、シャッタ介入によるホコリ等に起因する画像汚
染およびシャッタ駆動用のソレノイドの発熱による画像
ゆらぎをなくすことができるとともに、横レジスト調整
によるアナログ画像の消失を避けながら、過不足なく転
写紙Aにアナログ画像とデジタル画像とを同時に露光す
ることができる。
なお、上記実施例では第1の露光系による縮小露光に
よってで形成される余白部を考慮して、アナログ画像の
露光タイミングを調整して、アナログ画像を転写紙Aの
中央に割付け出力する場合について説明したが、ユーザ
の指示により左右に寄せて出力させるように構成しても
良い。
また、同時露光指示以外のタイミングで指示された横
レジスト調整処理で、レジストローラ1を移動配置(転
写紙Aの搬送方向に対して直交する方向)することによ
り、レンズ系を移動することなくアナログ画像をイメー
ジシフトすることが可能となる。
更に、上記実施例ではレジストローラ1をステッピン
グモータ10により転写紙Aの搬送方向と直交する方向に
移動配置して横レジスト調整を行う場合について説明し
たが、第9図に示すように斜送ローラ20と突当て板21
(ソレノイド22により図中の矢印ア方向に移動可能)等
から横レジスト調整機構を構成しても良い。
第9図はこの発明の他の実施例を示す画像形成装置の
要部構成を示す平面図で、第1図の破線部Bに配置され
る。
以下、第10図を参照しながら第9図に示した横レジス
ト調整機構による同時露光処理動作について説明する。
第10図は、第9図に示した横レジスト調整機構による
同時露光処理手順の一例を示すフローチャートである。
なお、(1)〜(5)は各ステップを示す。
先ず、同時露光が指示されると(1)、ソレノイド22
がオンし、突当て板21を矢印方向へ移動させる(2)。
次いで、転写材Aが送られてくると、斜送ローラ20によ
り転写材Aは突当て板21に当接する位置まで矢印イ方向
に送られて横レジストが調整される(3)。
次いで、上述同様に画像形成処理を実行して(4)、
画像形成終了後、ソレノイド22をOFFし、突当て板21を
元の位置に帰還配置し(5)、処理を終了する。
これにより、同時露光が指示されると、第9図に示し
た2点鎖線位置で横レジストが合わされ、指示されない
場合は1点鎖線位置に合うように横レジストが合わさ
れ、上記同様の横レジスト調整が可能となり、ディジタ
ル露光系に際して、従来のようにアナログ光路中に、シ
ャッタを介入することなく、アナログ画像とディジタル
画像を同時露光することが可能となり、シャッタ介入に
よるホコリ等に起因する画像汚損およびシャッタ駆動用
のソレノイドの発熱による画像ゆらぎをなくすことがで
きる。また、上記の横レジスト機構のように高価なステ
ッピングモータを2つ使用することなく、ソレノイド22
等で横レジスト調整が可能となり、装置コストを安価に
できる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明は転写材を所定方向に
搬送する搬送手段と、転写材の搬送位置を所定方向とは
直交する方向の所定位置に自在に位置決めする位置決め
手段とを設けたので、転写材の搬送位置を転写材搬送方
向と直交する方向へ自在にシフトできる。従って、光学
系の移動を伴わずに画像のシフト処理が可能となる。
また、所定のディジタル情報に基づいて光ビームを照
射して感光体にディジタル画像を形成する第2の露光手
段と、この第2の露光手段の露光手段による画像形成位
置に基づいて位置決め手段による位置決め位置を制御す
る位置決め制御手段とを設けたので、転写材の搬送位置
を転写材搬送方向と直交する方向に対して第2の露光手
段の露光手段による画像形成位置に基づいて決定するこ
とができ、第1の露光手段の光路を遮断することなく、
第2の露光手段のディジタル露光が可能となる。
更に、位置決め制御手段による位置決め位置に基づい
て第1の露光手段によるアナログ画像の変倍率を自動設
定する自動変倍手段を設けたので、転写紙に過不足なく
第1の露光手段によるアナログ画像および第2の露光手
段によるディジタル画像を形成することができる。
また、所定のディジタル情報に基づいて光ビームを照
射して感光体にディジタル画像を形成する第2の露光手
段と、位置決め制御手段による位置決め位置に基づいて
第1の露光手段によるアナログ画像の変倍率を自動設定
する自動変倍手段と、自動変倍手段により自動設定され
た変倍率に基づいて感光体に対する第1の露光手段のア
ナログ画像先端位置と第2の露光手段によるディジタル
画像先端位置とを独立して設定する位置設定手段を設け
たので、転写紙に過不足なく、かつ最適な位置に第1の
露光手段によるアナログ画像および第2の露光手段によ
るディジタル画像を形成することができる。
更に、第2の露光手段は、位置設定手段が設定するア
ナログ画像先端位置により発生する所定の余白領域をデ
ィジタル画像露光に並行して露光するように構成したの
で、アナログ画像および第2の露光手段によるディジタ
ル画像との境界を明確に識別可能が画像を形成できる。
従って、第1の露光手段の光路に介入する遮断機構が
不要となり、遮断機構の駆動による、ホコリまたは温度
上昇がなくなり、鮮明な合成画像を常時形成できる等の
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す画像形成装置に構成
を説明する断面図、第2図は、第1図に示したレジスト
ローラの移動機構を示す要部斜視図、第3図は、第2図
に示したレジストローラの移動機構の要部断面図、第4
図は、第2図に示したレジストローラの要部拡大平面
図、第5図はこの発明に係る画像形成装置における第1
光学系と第2光学系による第1の同時露光処理状態を示
す模式図、第6図はこの発明に係る画像形成装置におけ
る第1光学系と第2光学系による第1の同時露光処理手
順の一例を示すフローチャート、第7図はこの発明に係
る画像形成装置における第1光学系と第2光学系による
第2の同時露光処理状態を示す模式図、第8図はこの発
明に係る画像形成装置における第1光学系と第2光学系
による第2の同時露光処理手順の一例を示すフローチャ
ート、第9図はこの発明の他の実施例を示す画像形成装
置の要部構成を示す平面図、第10図は、第9図に示した
横レジスト調整機構による同時露光処理手順の一例を示
すフローチャート、第11図はこの種の画像形成装置の複
合画像原理を示す模式図、第12図は、第11図に示した非
アナログ露光領域設定機構を示す斜視図である。 図中、1はレジストローラ、2,10はステッピングモー
タ、7はフォトインタラプタ、12はカム、110はズーム
レンズ、CONTはコントローラ部である。

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿を走査してアナログ画像を感光体に形
    成する第1の露光手段を備えた画像形成装置において、
    転写材を所定方向に搬送する搬送手段と、前記転写材の
    搬送位置を前記所定方向とは直交する方向の所定位置に
    自在に位置決めする位置決め手段とを具備したことを特
    徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】所定のディジタル情報に基づいて光ビーム
    を照射して感光体にディジタル画像を形成する第2の露
    光手段と、この第2の露光手段の露光手段による画像形
    成位置に基づいて位置決め手段による位置決め位置を制
    御する位置決め制御手段とを具備したことを特徴とする
    請求項(1)記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】位置決め制御手段による位置決め位置に基
    づいて第1の露光手段によるアナログ画像の変倍率を自
    動設定する自動変倍手段を具備したことを特徴とする請
    求項(1)記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】所定のディジタル情報に基づいて光ビーム
    を照射して感光体にディジタル画像を形成する第2の露
    光手段と、位置決め制御手段による位置決め位置に基づ
    いて第1の露光手段によるアナログ画像の変倍率を自動
    設定する自動変倍手段と、自動変倍手段により自動設定
    された変倍率に基づいて前記感光体に対する第1の露光
    手段のアナログ画像先端位置と第2の露光手段によるデ
    ィジタル画像先端位置とを独立して設定する位置設定手
    段とを具備したことを特徴とする請求項(1)記載の画
    像形成装置。
  5. 【請求項5】第2の露光手段は、位置設定手段が設定す
    るアナログ画像先端位置により発生する所定の余白領域
    をディジタル画像露光に並行して露光することを特徴と
    する請求項(4)記載の画像形成装置。
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