JPS6244729A - 複写装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の技術分野］ 本発明は、転写される記録部材に綴代を確保して転写す
る複写装置に関する。

［発明の技術的背景とその問題点コ 一般に複写装置は、第５図に示すように、原稿１が置か
れる原稿台２と、この原稿１を露光光学走査をするキャ
リジ３と、露光光学走査をされた原稿１からの反射光の
光路を所定の光路とするミラ一群４と、この反射光を所
定の位置に結像させるレンズ系５と、電荷が一様に分布
された面に露光部で結像光を入光して潜像を形成しこの
潜像にトナーを付着してトナー像を形成し転写部で記録
用紙にこのトナー像を付着ざ往る感光ドラム６と、原稿
１の転写像が形成される記録用紙７と、この記録用紙７
を所定のタイミングで感光ドラム６の転写部に搬送する
レジストローラ８とを備えている。

このように構成された複写装置の動作は、以下のように
して行われる。

原稿台２に置かれた原稿１をキャリジ３により露光光学
走査を行い、ミラ一群４およびレンズ系５を介して感光
ドラム６の露光部に結像が入光される。

そして電荷が一様に分布された感光ドラム６上に潜像が
形成されこの潜像にトナーが付着され、トナー像が形成
される。一方レジストローラ８により記録用紙７は所定
のタイミングで感光ドラム６の転写部に搬送される。そ
のタイミングは第６図に示すように、感光ドラム６上に
形成されたトナー像９の先端部９ａとレジストローラ８
により搬送される記録用紙７の先端部７ａとが一致する
ようにされ、ざらに感光ドラム６の回転とレジストロー
ラ８の搬送のタイミングは、トナー像９の後端部９ｂと
記録用紙７の後端部７ｂとが一致するようにされている
。

このような複写装置において、記録用紙７に綴代を確保
する機能を持たせたとき、感光ドラム６上のトナー像９
の先端部９ａが記録用紙７の先端部より遅いタイミング
で記録用紙７に接するよう）　　　　　　　にすること
により行われる・しかしながらこのような方法により原
稿１と記録用ｆｆａ７とが同一のサイズで記録用紙７に
所定の幅の綴代を確保したとき、第７図に示すように、
感光ドラム６上のトナー像９の後端部９ｂが前述した記
録用紙７の綴代１０の所定の幅だけ記録用紙７の後端部
７ｂよりざらに後端にずれ、記録用紙７にトナー９像が
付着されない部分が生じる。

つまり第８図に示すように、原稿１が記録用紙７に転写
されるとき、綴代１０の幅だけ原稿１の後端部１ａが転
写されてない部分が生じている。

［発明の目的］ 本発明はかかる事情に対処してなされたもので、記録部
材のサイズの綴代を除いた残りの領域のほぼ全面に所定
の転写倍率の原稿が誤りなく容易に転写される複写装置
を提供することを目的としている。

［発明の概要］ すなわち本発明の複写装置は、任意のサイズの原稿を所
定の幅の綴代を確保して記録部材に転写する複写装置に
おいて、前記原稿を転写倍率を変えて前記記録部材に転
写する変倍転写手段と、前記記録部材のサイズを検出す
るサイズ検出手段と、前記原稿のサイズを設定する丈イ
ズ設定手段と、前記サイズ検出手段により検出された前
記記録部材のサイズの綴代を除いた残りの部分と前記サ
イズ設定手段により設定された前記原稿のサイズとを比
較して前記記録部材のサイズの綴代を除いた残りの領域
のほぼ全面に転写されるよう前記原稿の転写倍率を設定
する倍率設定手段とを備えてなることにより、記録部材
のサイズの綴代を除いた残りの領域のほぼ全面に所定の
転写倍率の原稿が、誤りなく容易に転写されるようにし
たものでおる。

［発明の実施例］ 以下、本発明の実施例の詳細を図面に基づいて説明する
。

第１図は本発明の一実施例の複写装置の概略的縦断側面
図である。

なおこの実施例の複写装置の従来例と同一の部品には同
一の符号が付しである。

この実施例の複写装置の従来例と異なる部分は、まず変
倍転写機能を有することである。　′この変倍転写機能
は、第１図において、感光ドラム６上に結像される結像
光の感光ドラム６の軸方向の倍率を変えるレンズ系５′
と、感光ドラム６を任意の回転速度で回転駆動させる駆
動部（図示せず）とを備え、記録用紙７の搬送方向に対
しては感光ドラム６の回転速度を変えることにより転写
倍率を変え、記録用紙７の搬送方向と直交する方向に対
してはレンズ系５−を変倍することにより転写倍率を変
えて、これら転写倍率を同一にし記録用紙７に転写する
ようにされている。

ざらにこの実施例の複写装置は、記録用紙７が格納され
る給紙カセット１１を備え、この給紙カセット１１は記
録用紙７のサイズによりそれぞれ別のものが使用されて
いる。そして、それぞれのサイズに応じて複写装置に装
着されたこれらサイズを検出する所定のサイズ検出スイ
ッチを０Ｎ−ＯＦＦすることにより、記録用紙７のサイ
ズが検出されるようになされている。

さらにまたこの複写装置は、原稿のサイズの設定値が入
力されるサイズ設定値入力部（図示せず）がこの装置の
パネルに設けられている。

ざらに各種データにより転写倍率を設定する中央制御装
置（図示せず）が設けられている。

このように構成された複写装置において、記録用紙７に
所定の幅の綴代を確保して転写する動作は以下のように
して行われる。

まず原＠１を原稿台２に置き、原稿１のナイスをサイズ
設定値入力部で設定し、綴代を確保する複写動作をさせ
る。その際、サイズ検出スイッチにより記録用紙７のサ
イズが検出され、中央制御装置に入力される。

これら信号を入力した中央制御装置において、記録用紙
７のサイズの綴代を除いた残りの部分と原＠１のサイズ
とを比較して記録用紙７のサイズの綴代を除いた残りの
領域のほぼ全面に転写されるように原稿１の転写倍率を
設定して、レンズ系５′の倍率および感光ドラム６の回
転速度を転写倍率に応じたものとし、この設定倍率によ
り記録用紙７のサイズの綴代を除いた残りの部分に原稿
１が転写される。

第２図および第３図は上述した動作を詳細に説明するた
めの図である。

すなわち、第２図に示すように、感光ドラム６上のトナ
ー像９の先端部９ａがレジストローラ８により搬送され
る記録用紙７の所定の幅の綴代だけ経過した後、記録用
紙７に接するようにし、綴代１０を確保し、その後感光
ドラム６上のトナー像９の後端部９ｂとレジストローラ
８により搬送される記録用紙７の後端部７ｂとが一致す
るタイミングでレジストローラ８による搬送速度および
感光ドラム６の回転速度とされている。つまり第３図に
示すように、転写倍率を所定の値に設定することにより
、記録用紙７のサイズの綴代１０を除いた残りの領域の
ほぼ全面に誤りなく容易に原稿１を転写することができ
る。

なお上述した実施例において縦と横の転写倍率の比率が
等しい倍率で転写されていたが、本発明はこれに限定さ
れることなく、転写倍率の縦と横をそれぞれ所定の倍率
に設定することにより、第４図に示すように、記録用紙
７のサイズの綴代１０を除いた残りの領域の全面に転写
させることもできる。

［発明の効果］ 以上説明したように本発明の複写装置によれば、記録部
材のサイズの綴代を除いた残りの領域のほぼ全面に転写
されるよう原稿の転写倍率を設定し、その設定倍率によ
り記録部材に原稿を転写することにより、綴代を確保し
た複写が誤りなく容易に行われる。

【図面の簡単な説明】 第１図は本発明の一実施例の複写装置の概略的縦断側面
図、第２図および第３図はこの実施例の動作を説明する
ための図、第４図は他の実施例を説明するための図、第
５図〜第８図は従来例を説明するための図である。 ５−・・・・・・レンズ系 ６・・・・・・・・・感光ドラム ７・・・・・・・・・記録用紙 ８・・・・・・・・・レジストローラ ９・・・・・・・・・トナー像 １０・・・・・・・・・綴　代 第１図 第２図 第３図 第４図 第６図 第７図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）任意のサイズの原稿を所定の幅の綴代を確保して
   記録部材に転写する複写装置において、前記原稿を転写
   倍率を変えて前記記録部材に転写する変倍転写手段と、
   前記記録部材のサイズを検出するサイズ検出手段と、前
   記原稿のサイズを設定するサイズ設定手段と、前記サイ
   ズ検出手段により検出された前記記録部材のサイズの綴
   代を除いた残りの部分と前記サイズ設定手段により設定
   された前記原稿のサイズとを比較して前記記録部材のサ
   イズの綴代を除いた残りの領域のほぼ全面に転写される
   よう前記原稿の転写倍率を設定する倍率設定手段とを備
   えてなることを特徴とする複写装置。