JPS63116174A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPS63116174A
JPS63116174A JP61262462A JP26246286A JPS63116174A JP S63116174 A JPS63116174 A JP S63116174A JP 61262462 A JP61262462 A JP 61262462A JP 26246286 A JP26246286 A JP 26246286A JP S63116174 A JPS63116174 A JP S63116174A
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JP61262462A
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English (en)
Inventor
Takashi Ozawa
隆志 小澤
Nobukazu Sasaki
佐々木 信和
Akiyoshi Kimura
木村 彰良
Yasuyoshi Yamamoto
山本 康義
Toshiro Kasamura
笠村 敏郎
Michiro Koike
道郎 小池
Hidetoshi Tanaka
秀俊 田中
Masashi Ohashi
大橋 将志
Takeshi Tanabe
健 田辺
Toshihiko Kusumoto
楠元 俊彦
Atsushi Kubota
篤 久保田
Tatsuya Shiratori
達哉 白鳥
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は複写機やプリンター等の画像形成装置に関する
ものであり、特に同一の転写材に対して複数回の画像形
成動作を行う画像形成装置に関するものである。
〔従来の技術と問題点〕
従来、この種画像形成装置は、第6図に示すように、ま
ず1回目の画像形成を行う原稿87の画像を感光体(図
示せず)上に露光し、これを現像して感光体上にトナー
像を形成する。このトナー像を転写紙17に転写した後
、定着器(図示せず)を通して熱及び圧力の両方又は一
方により、トナー像を転写紙上に定着する。次に、1回
目の画像が形成された転写紙17を搬送手段によって再
び画像形成行路内に導くと共に、2回目の画像形成を行
う原稿88の画像を感光体上に露光し、これを現像して
感光体上にトナー像を形成する。このトナー像を転写紙
17の1回目画像形成面又は反対の面(図示例では1回
目画像形成面)に転写した後、定着器によって定着を行
うように構成されている。その際、画像の形成は、1回
目及び2回目とも同一の倍率で行っている。
しかし、斯かる従来技術の場合には、同一の転写紙に対
して複数回の画像形成が行われるため、画像形成に伴う
転写紙の変形が問題となる。すなわち、転写紙は、定着
や搬送といった画像形成工程によって、その縦及び横方
向の寸法に変化を生じる。この現象は、特にトナー像を
転写紙上へ定着させる定着工程において生じ易く、転写
紙に熱や圧力を加えることにより、転写紙の含水率等に
変化を生じさせ、転写紙の縦及び横方向の寸法が一定量
だけ変化する。
この変化量は、画像定着の方式によって伸びであったり
、縮みであったりする。今、第11図に示すように、転
写紙100の縦の長さく搬送方向)を互、横の長さく幅
方向)をd、搬送方向をZとすると、1回目の画像形成
によって例えば転写紙100の縦及び横方向の寸法にΔ
l及びΔdだけの縮みが生じる。図中、破線は縮みが生
じない時の状態を示している。従って、同一の転写紙1
00上に2回目の画像を形成する場合、Δ1.Δdだけ
縮んだ転写紙100上へ2回目も1回目と同一の倍率で
画像が形成されるため、同図に示すように、転写紙10
0上の画像が互いにズしたり、場合によっては転写紙1
0oから画像がはみ出して欠けたりするという問題点が
あった。また、この問題点は、第12図に示すように、
同一の画像を異なった色のトナー像101.102を重
ね合せて形成する場合に顕著となる。さらに、両面複写
時にも同様の問題点が生じる。
〔問題点を解決するための構成〕
本発明は前述の問題点を解決すべく成されたもので、以
下のような構成を持つ。
即ち、転写材上に画像を転写する転写手段と、転写材上
に転写される画像の倍率を変換する倍率変換手段と、画
像形成動作による転写材の変形量に応じて上記倍率変換
手段を制御する制御手段とを有し、同一の転写材に対し
て複数回の画像を行う画像形成装置である。
〔実施例〕
第1図は本発明に係る画像形成装置の一実施例としての
異なった色による両面及び多重複写可能な複写装置を示
す断面図である。原稿載置ガラス1上に載置された原稿
2はランプ3により照明され、その光像は反射ミラー4
,5,6,7,8゜9及びズームレンズ1oから構成さ
れる光学系により感光ドラム11上へ導かれる。ランプ
3及びミラー4とミラー5.6はそれぞれ矢印A1方向
へ所定の速度で移動して原稿2を走査する。
一方、感光ドラム11も一次帯電器12によりその表面
に均一な帯電を施された後矢印A2方向へ回転している
ので、感光ドラム11表面には順次原稿像と対応する静
電潜像が形成される。
感光ドラム11の周囲には色トナー(例えば赤や青等)
を収容した色現像器13と、黒トナーを収容した黒現像
器14が配設されている。これらの現像器13.14は
それぞれ矢印A、、A。
方向に8勤可能となっており、所望の色画像に応じて感
光ドラム11へ近接して感光ドラム11上の静電潜像を
顕像化する。本図の場合には色現像器13が離れ、黒現
像器14が近接しているので、感光ドラム11上には黒
画像が形成される。この像は転写帯電器15により転写
材としての転写紙17へ転写される。その後、感光ドラ
ム11はクリーナ16へ到りドラム表面の残留トナーが
除去され、再び次の複写工程へ穆る。
転写紙17には、次のように給゛送され原稿像が複写さ
れる。転写紙17の複写装置内部への給送には以下の3
つの方式がある。第1の方式はカセット18に積載され
て給紙ローラ19によりローラ対20へ送り込まれる。
ローラ対2oは転写紙17が重なって複数枚送り込まれ
た時、一番上の紙だけを分離して装置内へ給送するよう
になっており、二〇ローラ対2oを通過後転写紙17は
ガイド板21の22を介してレジストローラ23に到る
。第2の方式はカセット24に積載されて給紙ローラ2
5によりローラ対26へ送り込まれる。ローラ対26は
先のローラ釦2゜と同じ機能を持っており、転写紙17
はローラ対26を通過後ガイド板27.28を介してレ
ジストローラ23に到る。第3の方式はいわゆる手差し
給紙といわれる方式であり、この場合、手差しトレイ2
9を矢印As方向に回転させると、手差し中板30がこ
の動きに連動して給紙ローラ25の下にもぐり込む。こ
の時、カセット24内の転写紙17は手差し中板3oに
干渉しないよう下方へ押し下げられている。
この状態で手差し中板30及び手差しトレイ29上に載
置され挿入された転写紙は、第2の方式と同様にしてレ
ジストローラ23に送り込まれる。
レジストローラ23は感光ドラム11上の顕画像と転写
紙17が一致するようタイミングをとって回転を始め、
上転写ガイド31.下転写ガイド32を介して転写紙を
感光ドラム11表面へ送り込む。先に述べたように転写
紙は転写帯電器15により感光ドラム11表面上の像を
転写され、分離、帯電器33によりドラム表面から分離
され搬送部34を介して加熱ローラ35aと加圧ローラ
35bとを有する定着器35へ送り込まれる。定着器3
5で加熱及び加圧され転写紙上の像は永久画像として定
着され、転写紙17は第1排出ローラ対36へ送られ、
その後フラッパ37、フラッパ38を介して第2排出ロ
ーラ対39へ到達し、その後複写装置外へ排出される。
図ではフラッパ38が転写紙通路を遮った状態に描かれ
ているが、このフラッパ38は軽い材料から作られてお
り、矢印A6方向に回動自在になっているので、転写紙
が通過する時には転写紙先端により押し上げられ、転写
紙に対して退避した位置をとるため転写紙の通過には何
ら支障は生じない。
さらに、この複写装置では両面及、び多重複写が可能と
なっている。
複写装置に両面複写動作が指示されると、転写紙は先に
述べた基本動作と同様にして片面に原稿画像が転写定着
されて、第2排出ローラ対39へ送られトレイ103上
へ排出されていく。
そして転写紙の後端が検知レバー40及び光センサ−4
1からなる紙検知機構により検知され、その後一定時間
(すなわち転写紙後端がフラッパ38を通過するまでの
時間)を経過すると、第2排出ローラ対39は逆転を始
め転写紙を再び転写装置内へ送り込んでいく。そして転
写紙17は今度は後端を先にしてフラッパ38及びフラ
ッパ37の左下側斜面、及びガイド板42を介し、更に
はガイド板43.44を介してローラ対45へ送られる
。その後、転写紙17はローラ対46を経て横レジスト
ローラ対47に到る。この時点で、横レジストローラ対
47は停止しており、転写紙がこのローラ対47に完全
に突き当った後ローラ対45.46も停止する。そして
転写紙は先程とは反対側の面への複写動作のために待機
して、次の複写信号が発せられると、横レジストローラ
対47は回転を始めガイド板48.49を介してレジス
トローラ23へ転写紙を送り込む。
レジストローラ23へ転写紙が到着する前に、転写紙の
側端は不図示の光センサーにより検知され、側端が1回
目の時と同位置になるように横レジストローラ対47が
搬送方向と直角の方向、すなわち図面に対し垂直の方向
に移動して転写紙の横方向位置を修正する。転写紙がレ
ジストローラ23へ到達した後の動作は先の基本動作の
場合と同様であり、第2面へも画像を複写された転写紙
は最終的には第2排出ローラ対39により装置外のトレ
イ103上へ排出される。
一方、複写装置に多重複写動作が指示された場合の一回
目の複写動作は、前記の基本動作と同様に転写紙に原稿
画像が転写定着される。
多重複写の場合にはフラッパ37は破線で示される状態
に位置する。従って、転写紙17は前端を先にして第1
排出ローラ対36により送り出されフラッパ37の右下
側斜面に沿ってガイド42゜43に送られ、更にガイド
43,44を介しローラ対45へ送られる。その後、転
写紙17はローラ対46を経て横レジストローラ対47
に到る。転写紙17の後端が検知レバー4o、光センサ
−41により検知され、所定時間経過した後、フラッパ
37は実線の位置へ復帰する。
そして2回目の複写信号が発せられると横レジストロー
ラ対47は回転を始めるが、この時の転写紙の動きは前
記の両面複写の場合と同様である。
そして同一面側に2回目の画像複写を施された転写紙1
7は最終的に第2排出ローラ対39によりトレイ上へ排
出される。なお、本説明では2回の多重複写について説
明を行ったが、更に回数の多い多重複写の場合も転写紙
の動きは基本的に同じである。ただ、フラッパ37の破
線位置から実線の位置への復帰が最終複写の前に行われ
ることだけが異なる。
また、本実施例では一枚ずつ両面あるいは多重複写を行
う装置について説明を行ったが、この装置にいわゆる中
間トレイを設けて、まとめて複数枚の両面、多重複写を
行えるようにしても良い。
この複写装置は、ズームレンズ10の位置及び焦点距離
を変化させることにより、光路長を変えることなく無段
階変倍が可能となっている。
第2図は可変倍光学系の移動機構を示すものである。5
0はミラー移動用のモータであり、該モータ50の軸に
固定されたプーリ51にはワイヤ52が巻き付けられて
いる。、このワイヤ52は複写機本体に回転自在に支持
されたプーリ53.54に巻回され、さらに第2ミラー
5の支持体55に回転自在に支持された2連プーリ56
に折り返すように巻回されて、その両端は本体に固定さ
れている。一方、第1ミラー4及び照明ランプ3の支持
体57は、取付金具58によりワイヤ52に固定されて
いる。この支持体57には凸部57aが設けられており
、該凸部57aの通過を検知するセンサー59によって
機械動作の制御を行うものである。上記の機構により第
1ミラー4を移動速度Vで6勤させるのに対して、第2
.第3ミラー5を移動速度V/2で゛移動させるもので
ある。なおモータ50は、光学系の走査速度を感光体の
周速に対して正確に所定の比率で対応させるため、速度
制御の可能なりCモータ又はパルスモータを用いるもの
である。
次にズームレンズの移動機構について説明する。ズーム
レンズ10はレンズホルダ60に支持されており、該レ
ンズホルダ60はレール軸61及びコロ62によって移
動可能となっている。また、レンズホルダ60は取付金
具63によりてワイヤ64に連結されており、該ワイヤ
64をモータ65にて回転駆動されるプーリ66によっ
て8勅させることにより、ズームレンズ10を移動させ
るものである。なお、図ではワイヤ64の他端のブーり
は図示されていない。
また、ズームレンズ10はホルダ60に設けられた位置
検知部67がセンサー68を通過した位置からの計算に
よって停止位置が決定される。
さらに、ズームレンズ10の焦点距離の変更は、ズーム
リング(図示せず)に取り付けられたギヤ69がラック
70と噛み合されており、ズームレンズ10の移動に伴
ってズームリングを回転させることにより行われる。こ
こで、モータ65は、ズームレンズ10の停止精度が画
像に与える影響が大きいため、制動制御の可能なもので
ある必要があり、一般にはパルスモータが用いられる。
第3図は転写紙の縦横の寸法を検知するための機構を示
すものである。
まず、画像形成工程前後での転写紙の横方向、即ち搬送
方向2に直交する方向における寸法の変化量の測定手段
について説明する。転写紙17を定着器35へ移動させ
る搬送部34を構成するプレート71、及び定着を受け
た転写紙17を再び画像形成工程へ6勤させる搬送路を
構成するプレート72.73には、搬送方向と直交する
方向のスリット74,75.76が上下に対応して設け
られている。上記プレート71と72の間には、スリッ
ト74,75.76を通過する転写紙17を照明可能な
ように、反射笠77を備えた光源78と反射ミラー79
.80とが配設されていると共に、スリット74.76
の背面側にはスリット74,75.76を通過した光を
受光するための、横方向に受光素子を密に並べた受光ユ
ニット(例えばCODユニット)81゜82が設けられ
ている。転写紙17が定着器35へ8勤する際にスリッ
ト74上を通過すると、転写紙17の側端部を境にして
、受光ユニット81内に並べられた受光素子は光を受け
る側と、転写紙17にさえぎられて光を受けない側に分
かれる。この境界の位置は定着器35に至る前の転写紙
17の横方向の寸法に対応するもので、これを電気信号
に変換しマイクロプロセッサーユニット(以下MPUと
称する)85に送る。
一方定着器35を通過した転写紙17が、再び画像形成
工程へ戻る際にスリット75.76の間を通過すると、
前記と同様な原理で受光ユニット82により転写紙17
の側端部の位置が検出されて、電気信号となりMPU8
5に送られる。
そして受光ユニット81.82からの上記検知結果に基
づいて転写紙17の横方向の寸法変化量が演算される。
次に、画像形成工程前後での転写紙17の縦方向、即ち
転写紙の搬送方向に沿った方向の寸法の変化量を測定す
る手段について述べる。
トナー像が転写された転写紙17を定着器35へ搬送す
る搬送部34には、通過する転写紙17によって傾動状
態となる検知レバー83と、該検知レバー83の傾動状
態を光学的に検知する光センサ−84が設けられており
、これら検知レバー83と光センサ−84により転写紙
17の搬送方向の先端と後端を検知する。しかして、転
写紙17が定着器35へ移動する際に検知レバー83を
押し下げて傾動状態とするため、該検知レバー83の傾
動状態を光センサ−84が検知し、転写紙17の先端を
検出する。転写紙17の後端が検知レバー83を通過す
ると、該検知レバー83の傾動状態が解除されるため、
光センサ−84によって転写紙17の後端が検知される
。この光センサ−84から出力される転写紙先端検知信
号と後端検知信号との時間差が、転写紙17の搬送方向
に沿った方向における寸法に対応した量としてMPU8
5に入力される。
一方、第1図に示すように定着を受けた転写紙17は、
排紙部に設けられた検知レバー40と光センサ−41に
より、先端と後端が検、知される。上記光センサ−41
からの転写紙先端検知信号と後端検知信号はMPU85
に入力され、該MPU85からは、既にメモリーされて
いる光センサ−84からの転写紙先端と後端の検知信号
の時間差と、光センサ−41からの転写紙先端と後端の
検知信号の時間差をもとに、1回目の画像定着による転
写紙17の搬送方向に沿った方向における寸法の変化量
を演算する。
第4図は制御系を示すブロック図である。
85はMPUであり、該MPU85には受光ユニット8
1.82及び光センサー41.84が接続されている。
86はモータ50,65を駆動するドライバである。
以上の構成において、本実施例に係る画像形成装置では
次のようにして複数回の画像の形成が行われる。ここで
は、第5図に示すような、搬送方向2に対して縦2、横
dの寸法を有する転写紙17の片面に、第6図に示すよ
うな原稿87.88の2つの画像を多重複写する場合に
ついて説明する。転写紙17をカセット18に収納し、
−回目の複写を行う原稿87を原稿載置ガラス1上に載
置する。しかして、操作部(図示せず)により所定の複
写倍率M、及び所望の色を選択してコピーボタン(図示
せず)を押すと、前述した画像形成工程を経て、第6図
に示すように転写紙17上に画像89が複写される。転
写紙17は、定着や搬送工程によって同図に示すように
縦がΔ11横がΔdだけ収縮している。この収縮量Δ℃
、Δdは前記の如く受光ユニット81.82及び光セン
サー41.84によって検出されてMPU85にて演算
され、該MPU85は、収縮量Δに、Δd及び転写紙1
7の初期の縦横の寸法JIL、 dにより、2回目の複
写倍率間つぎに、2回目の画像形成をおこなう原稿88
を原稿載置ガラス1上に載せ、所望の色を選択してコピ
ーボタンを押すと、MPU85はドライバ86へ信号を
送り、複写倍率が縦となるように、縦方向はモータ50
を制御して光学系の穆勤速度を変化させ、横方向はモー
タ65を制御してズームレンズ10の位置及び焦点距離
を変化させて、前記の如き画像形成工程を経て、第5図
に示すように、転写紙17上に画像90が先に形成され
た画像89とズレることなく多重複写される。
第7図は上記動作のフローチャートを示すものである。
次に、本発明の第二実施例について説明する。
この実施例では前記第一実施例のように画像形成に伴う
転写紙の変形量を実際に検出して2回目の画像形成倍率
を変化させるのではなく、予め2回目の画像形成倍率を
転写紙の変形量に応じて設定しておき、2回目の画像形
成をこの予め設定された倍率にて行うようにしたもので
ある。
すなわち、画像形成に伴う転写紙の変形量は、使用され
る定着器の種類や定着条件によって決まり略一定である
次に、各種サイズの転写紙の画像形成に伴う変形量を実
際に測定した値を示す。
このように、転写紙のサイズや坪量、砂目等によって縦
方向及び横方向の収縮量が異なるものの、収縮量で0.
15〜0.95mm。
収縮率で99.55〜99.97%の範囲内にあり、平
均して収縮量で0.45mm、収縮率で99.81%と
なっている。
そこで、本実施例では、転写紙の収縮係数をαとし、1
回目の複写倍率をM1%としたときに、2回目の複写倍
率M2がM、=M、xαとなるように制御するものであ
る。転写紙の収縮量の実測よりα=0.9997〜0.
9955の範囲で設定されている。ここでは、αを平均
の0.9981とする。
例えば、1回目の複写倍率を等倍(M、=100%)に
したとき、2回目の複写倍率M2=100x0.998
1%となるように画像形成を行う。また、1回目の複写
倍率を70%(Ml冨70%)にしたときは、2回目の
複写倍率M2=70x0.9981=69.87%とな
るように画像形成を行う。
第8図は本実施例装置の制御系を示すブロック図である
。91は操作部、92は制御回路、86はモータ50,
65を駆動するドライバである。
しかして、操作部91によって複写モード。
コピー枚数、複写倍率M!をキー人力する。
制御回路92は人力された情報に従ってドライバ86へ
信号を送り、モータ50,65を駆動して複写倍率がM
lとなるように1回目の複写を指定されたモードで指定
された枚数だけ行う。
次に、操作部91より2回目の複写信号が制御回路92
に入力されると、該制御回路92は2回目の複写倍率M
、=M、xαを算出する。
その後、制御回路92はドライバ86へ信号を送り、モ
ータ50,65を駆動して複写倍率がM2となるように
、1回目の複写が行われた転写紙に2回目の複写を指定
されたモード(多重又は両面)で行う。
第9図aは上記動作のフローチャートを示すものである
。その他の構成及び作用については第一実施例と同一で
あるので、その説明を省略する。
なお、上記第二実施例では、2回目の複写倍率M2とし
て縦方向と横方向とも等しい倍率で複写する場合につい
て説明したが、表1から明らかなように縦方向と横方向
とも収縮率に差があるため、2回目の複写倍率を縦方向
と横方向で変化させてもよい。すなわち、2回目の複写
倍率のうち縦方向をMt、横方向をMlとし、この値は
Mt ”MXβ、MJL冨Mxγで与えられる。
ここで、Mは1回目の複写倍率、β、γは縦方向及び横
方向の転写紙の収縮係数であり、このβ9γの値は表1
の実測データよりβ−0,9957〜0.9997、γ
=0.9955〜o、9991で、平均値をとりβ=0
.99887、γ=0.9975とする。この場合、2
回目の複写倍率を前記第1実施例と同様にモータ50゜
65の駆動を制御することで行っても良いが、2回目の
縦方向及び横方向の複写倍率Mt。
M、が予め設定可能なため、縦方向と横方向の複写倍率
が設定値Mt、M、に等しくなるよう投影するシリンド
リカルレンズを、画像露光光路中に介在させるようにし
てもよい。この場合のフローチャートを第9図すに示す
また、上記第二実施例では、2回目の複写倍率M2を表
1に示す実測データより収縮係数αの平均値によって決
定した場合について説明したが、複写に使用される転写
紙のサイズに応じて2回目の複写倍率を変化させるよう
にしてもよい。この場合、操作部91からの転写紙サイ
ズ指定信号あるいは転写紙を収納したカセット18によ
って転写紙サイズを検知することにより、制御回路92
に予め記憶された転写紙サイズに応じた収縮計数に従っ
て2回目の複写倍率を制御するようにすればよい。これ
を示すフローチャートが第9図Cである。
ところで、前記第一、第二実施例では、MPU85ある
いは制御回路92からドライバ86に信号を送り、モー
タ50,65を制御することにより縦方向は光学系の移
動速度を、横方向はズームレンズ10の焦点距離及び位
置を変化させて、2回目の複写倍率を変化させる場合に
ついて説明した。しかし、これに限定されるわけではな
く、縦方向は感光ドラムの回転数及び転写紙送り速度を
、横方向はズームレンズの替わりに所謂固定焦点レンズ
を用いてその位置及び光路長をそれぞれ変化させること
などにより、2回目の複写倍率を変化させても良いこと
は勿論である。
また、前記第一実施例では、原稿、転写紙ともに片側を
基準として配置する片側基準のため、第6図に示すよう
に、転写紙及び画像が変化したが、第10a図のように
、原稿、転写紙ともに中央Cを基準として配置する中央
基準でも第一実施例と同様のことが行え、°この場合に
は、転写紙17及び画像90は第10b図に示すように
変化する。
さらに、前記第一実施例では、転写紙の幅をスリットを
通過する光量の変化によって検出する場合について説明
したが、これに限定されるわけではなく、転写紙の像を
一次元のイメージセンサ−に投影し、該イメージセンサ
−によって転写紙の幅を検出するなど種々の変更が可能
なことは勿論である。また、転写紙の長さを上記イメー
ジセンサ−によって検出するようにしてもよい。転写紙
の幅や長さを検出する位置も、図示の実施例に限定され
るわけではなく、画像形成に伴って転写紙の寸法が変化
する工程の前後であれば任意の位置で良い。
一方、前記第一、第二の実施例の場合には、画像形成に
よって転写紙が収縮する場合について説明したが、逆に
転写紙が伸長する場合にも同様に実施できることは勿論
である。
また、同一の転写紙に画像を形成する回数は2回に限定
されるものではなく、3回以上でも勿論よい。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明の構成を用いることにより、
同一の転写材に対して複数回の画像形成を行って転写材
の大きさが変った場合でも、各画像間のズレを防止して
良好な画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用し得る画像形成装置の側面図、第
2図は光学系の6勤機構を示す斜視図、第3図は転写紙
のサイズを検知する検知機構の斜視図、第4図は第1実
施例の・制御系を示すブロック図、第5図は転写紙への
画像形成の様子を示す説明図、第6図は原稿と転写紙上
の画像の関係を示す説明図、第7図は第1実施例の動作
を示すフローチャート、第8図は第2実施例の制御系を
示すブロック図、第9図aは第2実施例の動作を示すフ
ローチャート、第9図すは第3実施例の動作を示すフロ
ーチャート、第9図Cは第4実施例の動作を示すフロー
チャート、第10図a、bは中央を基準とした場合の原
稿と転写紙上の画像の関係を示す説明図、第11図は従
来技術における画像のズレを示す説明図、第12図は従
来技術における画像のズレな示す説明図。 第11図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 転写材上に画像を転写する転写手段と、 転写材上に転写される画像の倍率を変換する倍率変換手
    段と、 画像形成動作による転写材の変形量に応じて上記倍率変
    換手段を制御する制御手段とを有し、同一の転写材に対
    して複数回の画像形成を行う画像形成装置。
JP61262462A 1986-11-04 1986-11-04 画像形成装置 Pending JPS63116174A (ja)

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JP61262462A JPS63116174A (ja) 1986-11-04 1986-11-04 画像形成装置

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JPS63116174A true JPS63116174A (ja) 1988-05-20

Family

ID=17376119

Family Applications (1)

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JP (1) JPS63116174A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5285247A (en) * 1988-11-09 1994-02-08 Minolta Camera Kabushiki Kaisha Linear print head image forming apparatus with magnification adjustment

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5285247A (en) * 1988-11-09 1994-02-08 Minolta Camera Kabushiki Kaisha Linear print head image forming apparatus with magnification adjustment

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