JP2879886B2 - 昇降用足掛装置 - Google Patents
昇降用足掛装置Info
- Publication number
- JP2879886B2 JP2879886B2 JP8095922A JP9592296A JP2879886B2 JP 2879886 B2 JP2879886 B2 JP 2879886B2 JP 8095922 A JP8095922 A JP 8095922A JP 9592296 A JP9592296 A JP 9592296A JP 2879886 B2 JP2879886 B2 JP 2879886B2
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- Japan
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- view
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- Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、道路側壁または護
岸壁に設置される昇降用足掛装置に関するものである。
岸壁に設置される昇降用足掛装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来,道路側壁または護岸壁を昇降する
のには、壁面そのものに階段を形成し、その一側または
両側に手摺を設けるようにしたものが普通に使用されて
いた。
のには、壁面そのものに階段を形成し、その一側または
両側に手摺を設けるようにしたものが普通に使用されて
いた。
【0003】ところで、道路側壁または護岸壁の壁面そ
のものに階段を形成するには、その形成作業が面倒であ
るとともに、一旦壁面に階段を形成すると該階段に位置
や方向を変更する設計変更が困難であり、昇降者の要望
に沿った所望の位置で所望の方向に階段を設けることが
できない虞がある。
のものに階段を形成するには、その形成作業が面倒であ
るとともに、一旦壁面に階段を形成すると該階段に位置
や方向を変更する設計変更が困難であり、昇降者の要望
に沿った所望の位置で所望の方向に階段を設けることが
できない虞がある。
【0004】本発明は、従来の技術の有するこのような
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、壁面に直接に階段を形成することなく、簡単な
構成で施工が容易で、所望の位置で所望の方向に取り付
け取り外しが容易な昇降用足掛装置を提供しようとする
ものである。
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、壁面に直接に階段を形成することなく、簡単な
構成で施工が容易で、所望の位置で所望の方向に取り付
け取り外しが容易な昇降用足掛装置を提供しようとする
ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明における昇降用足掛装置は、上面に滑べり止
め凹凸を形成した水平な足踏部と、その一端に壁面に埋
設される脚部とを有し、前記足踏部の他端から斜め上方
に手摺支持杆を延伸させ、該手摺支持杆の上端に足踏部
と直交方向に手摺を接続し、該手摺の軸線方向に波形の
握り部を形成するとともに、該手摺を複数の手摺支持杆
に接続したことを特徴とするものである。
に、本発明における昇降用足掛装置は、上面に滑べり止
め凹凸を形成した水平な足踏部と、その一端に壁面に埋
設される脚部とを有し、前記足踏部の他端から斜め上方
に手摺支持杆を延伸させ、該手摺支持杆の上端に足踏部
と直交方向に手摺を接続し、該手摺の軸線方向に波形の
握り部を形成するとともに、該手摺を複数の手摺支持杆
に接続したことを特徴とするものである。
【0006】また、前記足踏部の断面形状を歯車状に凹
凸させ、該足踏部を上下2個の箱体で覆い、該箱体で足
踏部に係止する両端面に前記足踏部の歯車状の凹凸と係
合する凹凸を形成したことを特徴とするものである。
凸させ、該足踏部を上下2個の箱体で覆い、該箱体で足
踏部に係止する両端面に前記足踏部の歯車状の凹凸と係
合する凹凸を形成したことを特徴とするものである。
【0007】
【発明の実施の形態】図1ないし図5は本発明の一実施
例に関するものであり、図1は昇降用足掛装置の正面
図、図2はその平面図、図3はその側面図、図4は昇降
用足掛装置を組立てたものの側面図、図5はその平面図
である。
例に関するものであり、図1は昇降用足掛装置の正面
図、図2はその平面図、図3はその側面図、図4は昇降
用足掛装置を組立てたものの側面図、図5はその平面図
である。
【0008】図において、1は足掛装置の全体を示すも
のであり、該足掛装置1は表面をポリプロピレン等の合
成樹脂で被覆した鋼製の棒状体からなり、水平に配置さ
れた足踏部2の上面には滑べり止め3用の凹凸模様が形
成されている。また、該足踏部2の一端には壁面4に埋
設される先端が鈎状に湾曲した脚部5が接続されてい
る。
のであり、該足掛装置1は表面をポリプロピレン等の合
成樹脂で被覆した鋼製の棒状体からなり、水平に配置さ
れた足踏部2の上面には滑べり止め3用の凹凸模様が形
成されている。また、該足踏部2の一端には壁面4に埋
設される先端が鈎状に湾曲した脚部5が接続されてい
る。
【0009】また、足踏部2の他端からは斜め上方に向
けて手摺支持杆6が延伸され、該手摺支持杆6の上端に
は前記足踏部2の軸線と直交する方向に手摺7が接続さ
れている。
けて手摺支持杆6が延伸され、該手摺支持杆6の上端に
は前記足踏部2の軸線と直交する方向に手摺7が接続さ
れている。
【0010】そして、該手摺7の表面にはその軸線方向
に波形模様が形成されて握り部8となっている。また、
該手摺7は複数の例えば2つの足踏部2,2の各手摺支
持杆6,6にそれぞれ接続され、2つの足踏部2,2を
有するユニットとして形成されている。
に波形模様が形成されて握り部8となっている。また、
該手摺7は複数の例えば2つの足踏部2,2の各手摺支
持杆6,6にそれぞれ接続され、2つの足踏部2,2を
有するユニットとして形成されている。
【0011】以上のような構成からなる昇降用足掛装置
において、道路側壁または護岸壁面4の傾斜面に沿って
ユニットの各脚部5,5が埋設され、且つ手摺7が相互
に接続されて図4,図5の示すように昇降用足掛装置が
設置される。従って、昇降者9は、手摺7の握り部8を
片手で握りながら足踏部2に足を掛けて前記壁面4に沿
って自由に昇降することができる。
において、道路側壁または護岸壁面4の傾斜面に沿って
ユニットの各脚部5,5が埋設され、且つ手摺7が相互
に接続されて図4,図5の示すように昇降用足掛装置が
設置される。従って、昇降者9は、手摺7の握り部8を
片手で握りながら足踏部2に足を掛けて前記壁面4に沿
って自由に昇降することができる。
【0012】そして、該昇降用足掛装置は、道路側壁ま
たは護岸壁面4の傾斜面に沿って各脚部5,5を埋設し
各手摺7を相互に接続するのみで施工が完成するので、
その施工がきわめて容易にできるのみならず、如何なる
傾斜面にも適用でき、さらには足掛装置の位置や方向も
自由に選択できるとともにその変更の簡単にできるもの
である。
たは護岸壁面4の傾斜面に沿って各脚部5,5を埋設し
各手摺7を相互に接続するのみで施工が完成するので、
その施工がきわめて容易にできるのみならず、如何なる
傾斜面にも適用でき、さらには足掛装置の位置や方向も
自由に選択できるとともにその変更の簡単にできるもの
である。
【0013】図6ないし図14は本発明の他の実施例に
関するものであり、図6は昇降用足掛装置の正面図、図
7はその平面図、図8はその側面図、図9は昇降用足掛
装置を組立てたものの側面図、図10はその平面図、図
11は足踏用箱体の平面図、図12はその底面図、図1
3は図12のA―A断面図、図14は足踏部に2つの箱
体を係止した状態を示す説明図である。
関するものであり、図6は昇降用足掛装置の正面図、図
7はその平面図、図8はその側面図、図9は昇降用足掛
装置を組立てたものの側面図、図10はその平面図、図
11は足踏用箱体の平面図、図12はその底面図、図1
3は図12のA―A断面図、図14は足踏部に2つの箱
体を係止した状態を示す説明図である。
【0014】そして、この実施例では、足踏部の構成で
前記実施例と相違し、その余の構成は前記実施例と実質
的に同一であるので、同一部材には同一符号を付してそ
の説明を省略する。
前記実施例と相違し、その余の構成は前記実施例と実質
的に同一であるので、同一部材には同一符号を付してそ
の説明を省略する。
【0015】11は足掛装置の全体を示すものであり、
該足掛装置11の足踏部2には、その断面形状が歯車状
に凹凸12となるように軸線方向に突条及び溝が形成さ
れている。そして、該足踏部2は2つの箱体13,14
によってカバ―されており、上部箱体13の上面には滑
べり止め15用の凹凸模様が形成されている。
該足掛装置11の足踏部2には、その断面形状が歯車状
に凹凸12となるように軸線方向に突条及び溝が形成さ
れている。そして、該足踏部2は2つの箱体13,14
によってカバ―されており、上部箱体13の上面には滑
べり止め15用の凹凸模様が形成されている。
【0016】また、両箱体13,14の両端面には前記
足踏部2の歯車状の凹凸12と係合するための凹凸16
が形成されている。そして、該両箱体13,14は、そ
の四隅に設けられたボルト孔17,17…にボルトを挿
通することにより一体化されるようになっている。
足踏部2の歯車状の凹凸12と係合するための凹凸16
が形成されている。そして、該両箱体13,14は、そ
の四隅に設けられたボルト孔17,17…にボルトを挿
通することにより一体化されるようになっている。
【0017】以上のような構成からなる昇降用足掛装置
において、道路側壁または護岸壁面4の傾斜面に沿って
昇降用足掛装置が設置された後、両箱体13,14を足
踏部2に仮止めし、壁面4の傾斜角度に対応して上部箱
体13の上面が水平になるように足踏部2に対して両箱
体13,14を回動させ(例えば図14における点線の
位置から実線の位置への回動)、上部箱体13の上面が
水平になった位置で足踏部2の歯車状の凹凸12と両箱
体13,14の凹凸16を係合させてから両箱体13,
14を前記ボルトによって一体化固定を行う。このよう
にすると、壁面4の傾斜面が如何なる傾斜であっても、
足踏部2を覆う上部箱体13の上面は確実に水平に維持
される。
において、道路側壁または護岸壁面4の傾斜面に沿って
昇降用足掛装置が設置された後、両箱体13,14を足
踏部2に仮止めし、壁面4の傾斜角度に対応して上部箱
体13の上面が水平になるように足踏部2に対して両箱
体13,14を回動させ(例えば図14における点線の
位置から実線の位置への回動)、上部箱体13の上面が
水平になった位置で足踏部2の歯車状の凹凸12と両箱
体13,14の凹凸16を係合させてから両箱体13,
14を前記ボルトによって一体化固定を行う。このよう
にすると、壁面4の傾斜面が如何なる傾斜であっても、
足踏部2を覆う上部箱体13の上面は確実に水平に維持
される。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、上面に滑べり止め凹凸
を形成した水平な足踏部と、その一端に壁面に埋設され
る脚部とを有し、前記足踏部の他端から斜め上方に手摺
支持杆を延伸させ、該手摺支持杆の上端に足踏部と直交
方向に手摺を接続し、該手摺の軸線方向に波形の握り部
を形成するとともに、該手摺を複数の手摺支持杆に接続
したので、道路側壁または護岸壁面の傾斜面に沿って各
脚部を埋設し各手摺を相互に接続するのみで昇降用足掛
装置の施工が完成することから、その施工がきわめて容
易にできるのみならず、如何なる傾斜面にも適用でき、
さらには足掛装置の位置や方向も自由に選択できるとと
もにその変更の簡単にできる昇降用足掛装置となる。
を形成した水平な足踏部と、その一端に壁面に埋設され
る脚部とを有し、前記足踏部の他端から斜め上方に手摺
支持杆を延伸させ、該手摺支持杆の上端に足踏部と直交
方向に手摺を接続し、該手摺の軸線方向に波形の握り部
を形成するとともに、該手摺を複数の手摺支持杆に接続
したので、道路側壁または護岸壁面の傾斜面に沿って各
脚部を埋設し各手摺を相互に接続するのみで昇降用足掛
装置の施工が完成することから、その施工がきわめて容
易にできるのみならず、如何なる傾斜面にも適用でき、
さらには足掛装置の位置や方向も自由に選択できるとと
もにその変更の簡単にできる昇降用足掛装置となる。
【0019】また、前記足踏部の断面形状を歯車状に凹
凸させ、該足踏部を上下2個の箱体で覆い、該箱体で足
踏部に係止する両端面に前記足踏部の歯車状の凹凸と係
合する凹凸を形成したものでは、上記の効果に加えて、
壁面の傾斜面が如何なる傾斜であっても、足踏部を覆う
箱体の上面が確実に水平に維持されてさらに使用し易い
昇降用足掛装置となる。
凸させ、該足踏部を上下2個の箱体で覆い、該箱体で足
踏部に係止する両端面に前記足踏部の歯車状の凹凸と係
合する凹凸を形成したものでは、上記の効果に加えて、
壁面の傾斜面が如何なる傾斜であっても、足踏部を覆う
箱体の上面が確実に水平に維持されてさらに使用し易い
昇降用足掛装置となる。
【図1】図1は本発明の一実施例に係る昇降用足掛装置
の正面図である。
の正面図である。
【図2】図2はその平面図である。
【図3】図3はその側面図である。
【図4】図4は昇降用足掛装置を組立てたものの側面図
である。
である。
【図5】図5はその平面図である。
【図6】図6は本発明の他の実施例に係る昇降用足掛装
置の正面図である。
置の正面図である。
【図7】図7はその平面図である。
【図8】図8はその側面図である。
【図9】図9は昇降用足掛装置を組立てたものの側面図
である。
である。
【図10】図10はその平面図である。
【図11】図11は足踏用箱体の平面図である。
【図12】図12はその底面図である。
【図13】図13は図12のA―A断面図である。
【図14】図14は足踏部に2つの箱体を係止した状態
を示す説明図である。
を示す説明図である。
1,11 足掛装置 2 足踏部 3,15 滑べり止め 4 壁面 5 脚部 6 手摺支持杆 7 手摺 8 握り部 12,16 凹凸 13,14 箱体
Claims (2)
- 【請求項1】道路側壁または護岸壁に設置される昇降用
足掛装置において、上面に滑べり止め凹凸を形成した水
平な足踏部と、その一端に壁面に埋設される脚部とを有
し、前記足踏部の他端から斜め上方に手摺支持杆を延伸
させ、該手摺支持杆の上端に足踏部と直交方向に手摺を
接続し、該手摺の軸線方向に波形の握り部を形成すると
ともに、該手摺を複数の手摺支持杆に接続したことを特
徴とする昇降用足掛具装置。 - 【請求項2】前記足踏部の断面形状を歯車状に凹凸さ
せ、該足踏部を上下2個の箱体で覆い、該箱体で足踏部
に係止する両端面に前記足踏部の歯車状の凹凸と係合す
る凹凸を形成したことを特徴とする請求項1記載の昇降
用足掛装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8095922A JP2879886B2 (ja) | 1996-03-27 | 1996-03-27 | 昇降用足掛装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8095922A JP2879886B2 (ja) | 1996-03-27 | 1996-03-27 | 昇降用足掛装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09268870A JPH09268870A (ja) | 1997-10-14 |
JP2879886B2 true JP2879886B2 (ja) | 1999-04-05 |
Family
ID=14150780
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8095922A Expired - Fee Related JP2879886B2 (ja) | 1996-03-27 | 1996-03-27 | 昇降用足掛装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2879886B2 (ja) |
-
1996
- 1996-03-27 JP JP8095922A patent/JP2879886B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09268870A (ja) | 1997-10-14 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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