JP2668662B2 - マンホ―ル等用足掛具 - Google Patents

マンホ―ル等用足掛具

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JP2668662B2
JP2668662B2 JP7145126A JP14512695A JP2668662B2 JP 2668662 B2 JP2668662 B2 JP 2668662B2 JP 7145126 A JP7145126 A JP 7145126A JP 14512695 A JP14512695 A JP 14512695A JP 2668662 B2 JP2668662 B2 JP 2668662B2
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英三 高橋
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三山工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、足踏部とその両側に位
置する側部とを有するマンホ―ル等用の足掛具に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】この種,従来のマンホ―ル等用の足掛具
は、例えば実公平4ー4040号公報に示すように足踏
部とその両側に位置する側部とが側面視で同一面上に位
置していて、その足踏部のみに握り部が形成されてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記公知の
ものは、足踏部とその両側に位置する側部とが側面視で
同一面上に位置していて、その足踏部のみに握り部が形
成されているため、該足掛具を利用してマンホ―ル内等
を昇降する際に昇降者の姿勢によっては足踏部を握りに
くく昇降に支障を来す虞があると共に、足掛具が変形し
易い、という問題がある。
【0004】本発明は、従来の技術の有するこのような
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、握り部の形状に工夫をして、足掛具を利用して
昇降する際に昇降者の手が自然体で数段上方の足掛具を
握り易くして、昇降の容易な且つ変形しにくいマンホー
ル等用足掛具を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明におけるマンホール等用足掛具は、両側部を
足踏部の端から上方に向けて後方に傾斜して形成し、該
両側部の端に水平に取付け用脚部を形成し、前記両側部
の軸線方向に表面が大きな波形であり裏側が小さな波形
を形成して該両側部を握り部としたことを特徴とするも
のである。
【0006】また、前記両側部の握り部の形状は、リン
グ状の凹凸で形成したり或はねじ状の突起で形成したり
することもできる
【0007】
【作用】上記のように構成されたマンホ―ル等用足掛具
であるので、該足掛具をマンホ―ル等に上下方向に多数
設置して、この足掛具を利用して昇降する際に、昇降者
は1つの足掛具の足踏部に足を乗せ、その数段(例えば
3段)上の足掛具の両側部に手を掛けてこれを握り、順
次昇降する。この場合に昇降者の姿勢は自然体を保つこ
とができる。また、足踏部と握り部が別箇所となること
から握り部が泥等で汚されることがなく握り易い。更
に、水平な取付け用脚部に対して両側部が鈍角で下方に
向けて接続されるようになることから、前記従来例に比
して足掛具の剛性が増して変形しにくいものである。
【0008】しかも、両側部の握り部を、表面が大きな
波形であり裏側が小さな波形で形成した場合には握り部
に手指がフィットして手が滑べるにくく更に握り易くな
り、また、リング状の凹凸で形成したり或はねじ状の突
起で形成したりすると手が滑べりにくく成形も容易とな
る。
【0009】
【実施例】図1ないし図3は本発明の一実施例に関する
ものであり、図1は足掛具の平面図、図2はその側面
図、図3は前記足掛具をマンホ―ルに適用した場合の説
明図である。
【0010】図において、1は足掛具の全体を示すもの
であり、該足掛具1は、平面視略コ字状をした鉄製の芯
金2に対してその脚部3の一部を除いてポリプロピレン
等の合成樹脂4を防錆被覆してなるものである。そし
て、該足掛具1は、前記脚部3の合成樹脂4の被覆を施
されていない部分5が図3に示すようにマンホ―ルのコ
ンクリ―ト6内に埋め込まれた状態でナット7によって
マンホ―ルに固定されるものである。
【0011】8は足掛具1に形成された足踏部であり、
該足踏部8の上面には、昇降者の足9が滑べらないよう
に多数の滑り止め模様10がその軸線方向に形成されて
おり、また該足踏部8を昇降者が手で握れるような波形
の握り部11もその軸線方向に形成されており、さら
に、両端部には反射体12が設置されている。
【0012】図1,2に示すように前記足踏部8の両端
には、側部13,13が前記脚部3,3に接続するよう
に足踏部8から上方に向けて後方に傾斜して形成されて
おり、該側部13の他端に接続される取付け用脚部3は
水平方向に延びてその端部に前記ナット7が螺着される
ようになっている。したがって、水平な取付け用脚部3
に対して両側部13が鈍角で下方に向けて接続されるよ
うになる。
【0013】そして、該側部13には、その軸線方向に
表面が大きな波形14であり裏面が小さな波形15であ
るところの複数の凹凸が形成されており、これによって
該両側部13を握り部としている。
【0014】以上のような構成からなるマンホ―ル等用
足掛具であるので、この足掛具1をマンホ―ル等に上下
方向に多数設置して、この足掛具1を利用して昇降する
際に、昇降者は1つの足掛具の足踏部8に足9を乗せ、
その数段(例えば3段)上の足掛具1の両側部13,1
3に手を掛けてこれを握り、順次昇降する。この場合に
昇降者の姿勢は自然体を保つことができる。また、足踏
部8と握り部14,15が別箇所となることから握り部
14,15が泥等で汚されることがなく握り易い。更
に、水平な取付け用脚部3に対して両側部13が鈍角で
下方に向けて接続されるようになることから、前記従来
例に比して足掛具1の剛性が増して変形しにくいもので
ある。
【0015】図4,5は本発明の他の実施例に関するも
のであり、図4は足掛具の平面図、図5はその側面図で
ある。この場合、両側部13,13に形成される凹凸状
の握り部がリング状の凹凸16からなる以外は前記第1
の実施例と実質的に同一であるので、図面に同一符号を
付してその説明を省略する。
【0016】図6,7は本発明の更に他の実施例に関す
るものであり、図6は足掛具の平面図、図7はその側面
図である。この場合、両側部13,13に形成される凹
凸状の握り部がねじ状の突起17からなる以外は前記第
1の実施例と実質的に同一であるので、図面に同一符号
を付してその説明を省略する。
【0017】そして、上記第2或は第3の実施例におい
ては、第1実施例と同様に握り部から手が滑べりにく
く、しかも成形が容易なものとなる。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、両側部を足踏部の端か
ら上方に向けて後方に傾斜して形成し、該両側部の端に
水平に取付け用脚部を形成し、前記両側部の軸線方向に
表面が大きな波形であり裏側が小さな波形を形成して該
両側部を握り部としたので、該足掛具を利用して昇降す
る際に、昇降者の姿勢は自然体を保つことができ、また
足踏部と握り部が別箇所となることから握り部が泥等で
汚されることがなく握り易く容易に昇降可能な、更に水
平な取付け用脚部に対して両側部が鈍角で下方に向けて
接続されるようになることから、従来例のものに比して
剛性が増して変形しにくいマンホール等用足掛具とな
る。
【0019】しかも、前記両側部の握り部を、表面が大
きな波形であり裏側が小さな波形で形成した場合には握
り部に手指がフィットして手が滑べるにくく更に握り易
くなり、また、リング状の凹凸で形成したり或はねじ状
の突起で形成したりする場合にも手が滑べりにくく、し
かも成形が容易なマンホール等用足掛具となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例に係るマンホール等用
足掛具の平面図である。
【図2】図2はその側面図である。
【図3】図3は図1の足掛具をマンホールに適用した場
合の説明図である。
【図4】図4は本発明の他の実施例に係るマンホール等
用足掛具の平面図である。
【図5】図5はその側面図である。
【図6】図6は本発明の更に他の実施例に係るマンホー
ル等用足掛具の平面図である。
【図7】図7はその側面図である。
【符号の説明】
1 足掛具 3 脚部 8 足踏部 13 側部 14,15 握り部 16 握り部 17 握り部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】足踏部とその両側に位置する側部とを有す
    る足掛具において、前記両側部を足踏部の端から上方に
    向けて後方に傾斜して形成し、該両側部の端に水平に取
    付け用脚部を形成し、前記両側部の軸線方向に表面が大
    きな波形であり裏側が小さな波形を形成して該両側部を
    握り部としたことを特徴とするマンホール等用足掛具。
  2. 【請求項2】足踏部とその両側に位置する側部とを有す
    る足掛具において、前記両側部を足踏部の端から上方に
    向けて後方に傾斜して形成し、該両側部の端に水平に取
    付け用脚部を形成し、前記両側部の軸線方向にリング状
    の凹凸を形成して該両側部を握り部としたことを特徴と
    するマンホール等用足掛具。
  3. 【請求項3】足踏部とその両側に位置する側部とを有す
    る足掛具において、前記両側部を足踏部の端から上方に
    向けて後方に傾斜して形成し、該両側部の端に水平に取
    付け用脚部を形成し、前記両側部の軸線方向にねじ状の
    突起を形成して該両側部を握り部としたことを特徴とす
    マンホール等用足掛具。
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JPH03430Y2 (ja) * 1985-07-25 1991-01-09

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