JPH03430Y2 - - Google Patents

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JPH03430Y2
JPH03430Y2 JP11411885U JP11411885U JPH03430Y2 JP H03430 Y2 JPH03430 Y2 JP H03430Y2 JP 11411885 U JP11411885 U JP 11411885U JP 11411885 U JP11411885 U JP 11411885U JP H03430 Y2 JPH03430 Y2 JP H03430Y2
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manhole
legs
foot
footrest
wall
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、マンホール内壁に取り付けられる昇
降用足掛具の形状に関するものである。
(従来の技術) 従来、マンホールに取り付けられる足掛具は、
第6図に示すように、マンホール内壁に埋設され
る互いに平行な二本の脚部70,70、該二本の
脚部70,70間に連設された棒状の足踏部81
とからなる略コの字状のものが一般である。そし
て足踏部71に両足を同時に掛けられるようにし
た幅広タイプの足掛具72は、マンホール内壁7
3に上下に間隔をあけて一列に取り付けて使用さ
れている。
(考案が解決しようとする問題点) この昇降用足掛具72は、マンホール昇降時の
安全性向上の面から足踏部71の寸法Lをできる
だけ長くするのが好ましいが、足踏部71を長く
すると二本の脚部間70,70の寸法lも長くな
り、その結果、所定位置に足掛具取付用孔74を
有する規格製品のマンホール壁体73に取り付け
ることができなくなる。また、足踏部71が長い
コ字形状の足掛具72をマンホールに取り付ける
と、該マンホール内の限られた空間において、足
掛具72が障害物として存在するため、マンホー
ル内の作業スペースを著しく縮小させる。このよ
うなことから、足踏部71を長くすることは、マ
ンホール内の有効スペース確保の面から制約され
ている。
本考案は、上記問題点に鑑みてなされたもの
で、ユニツト製品のマンホール壁体に対応でき、
かつマンホール内スペースをを確保し昇降安全性
が向上する足掛具を提案するものである。
(問題点を解決するための手段) かかる目的を達成するため、本考案の手段は、
二本の脚部間の寸法を長くすることなく足踏部の
有効長さを大にし、マンホール内において足踏部
が障害物として極力存在しないように構成したも
のである。すなわち、本考案の足掛具は、互いに
平行な二本の脚部にそれぞれ、該二本の脚部が互
いに離反する外方向に折れ曲がる折曲部を連接
し、この二本の外方折曲部の間には足踏部を連接
し、足踏部の形状を、その中央部分が前記脚部側
に突出するような湾曲形状に形成したことを特徴
とするものである。
二本の脚部間の寸法は、マンホール壁体(ユニ
ツト製品)の一対の足掛具取付用孔間の離間寸法
に応じて設定する。この脚部の先端に連接した外
方折曲部は、一対の脚部の外側に適当角度で曲が
るように構成する。二本の外方折曲部間に連接さ
れた湾曲形状の足踏部は、足場としての機能に加
えて昇降時における握持部ともなる。その意味で
は、足踏部はその両端まで容易に握れるような構
造にする必要があるが、これについては、外方折
曲部を略L字形とし、該外方折曲部と足踏部の両
端とで形成されるコーナ部内側に手指が入り足踏
部の両端をグリツプできるように設計すればよ
い。
(作用) 以上のように本考案では、二本の脚部に連接し
た外方折曲部の間に足踏部を設けているため、二
本の脚部間の寸法とは無関係に足踏部の長さを決
定することができる。したがつて、二本の脚部間
の寸法を所定値に設定したまま足踏部を長くし
て、マンホールの昇降安全性を高めることができ
る。
また、本考案の足踏部は、その中央部分が足掛
具の取付箇所側に湾曲するよう形成されているた
め、その分だけ足踏部は両端から中央部分にかけ
て、マンホールの内壁面に次第に接近した状態で
取り付けられる。その結果、足踏部の寸法が長く
なつても、これによるマンホール内スペースの縮
少分は最小になる。見方を変えれば、足踏部の長
さ寸法が一定であれば、足踏部がマンホール内壁
側に湾曲している分だけ、マンホール内の有効ス
ペースが増大する。
(実施例) 以下に、本考案の一実施例を図面に基づいて説
明する。
第1図ないし第4図に示すように、鉄筋1に合
成樹脂2を被覆して成る足掛具3は、互いに平行
な二本の脚部4,4を有し、該二本の脚部4,4
の一端外周にはネジ4a,4aが形成されてい
る。脚部4,4の他端には、該二本の脚部4,4
が互いに離反する外方向に折り曲がる折曲部5,
5が連接して形成され、該外方折曲部5,5の前
記脚部4,4に対する角度θは、ここでは130〜
140度に設定されている。この二本の外方折曲部
5,5の間には足踏部6が連接され、足踏部6の
形状はマンホール内壁7と見合う円弧形状に形成
されている。なお、足踏部6の形状の設計変更例
としては、第1図の二点鎖線6′で示すように、
中央部分が脚部4,4側に突出る「く」の字状に
形成することが考えられる。
足踏部6の上下両面には滑り止め用の模様7が
形成され、また該足踏部6の脚部4,4側の側面
全域には、多数の指掛け用凹部8が連続して設け
られている。足踏部6の両端にはダイヤモンドプ
リズム型のリフレクタ9,9が上下両面に固着さ
れ、足掛具3の足踏可能な限界位置をうす暗いマ
ンホール内で明示できるようになつている。10
はサイドポール取付用孔で、足踏部6と外方折曲
部5,5との連接部分の外側に設けられている。
以上の構成において、脚部4,4に連接した折
曲部5,5が互いに離反するように延び、該二本
の折曲部5,5間に円弧状の足踏部6が連接され
ているため、足踏部6の長さが実質的に大になつ
ている。特に、孔10,10に図示しないサイド
ポールを差し込んで使用する場合は、足踏部6の
両端における足の踏外しが防止され、足踏部6と
折曲部5,5との連接部分も足場として有効に利
用できる。また、足踏部6がマンホール内壁7に
沿う円弧状に形成されているため、足踏部6とマ
ンホール内壁7との間の寸法を足踏部6の長さ方
向に沿つた全域にて必要最小値に設定しうる。し
たがつて、足踏部6の有効長さが長くなつても、
マンホール内の作業スペースを十分確保できる。
第5図は本考案の他の実施例を示すもので、第
1図と同一の構成要素はそれと同一の符号を付し
ている。第5図のものは、足掛具3の外方折曲部
5,5と足踏部6との連接部分の内側にサイドポ
ール取付用孔10,10を設けたものである。こ
の構成では、サイドポールを使用しない場合、外
方折曲部5,5と足踏部6との間の三角形領域が
足場部分として実質的に機能することになり、昇
降作業の安全性向上が一層期待できる。
なお、本考案の足掛具3は、脚部4,4の取付
端側をL字状又はT字状に形成し、該脚部4,4
をマンホール壁体7に埋込み方式により取り付け
るように構成してもよい。
(考案の効果) 以上のように本考案によれば、一対の取付用脚
部間の寸法を一定にしたまま屈曲形状の足踏部の
有効長さを増大させることができる。したがつ
て、本考案の足掛具は、マンホール内の作業スペ
ースを充分確保しつつ昇降動作をより安全に行う
ことができ、かつ規格製品のマンホール壁体に対
し容易に取り付けることができるという実用的価
値の大きい効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す平面図、第2
図はその背面図、第3図は第1図のA−A′線に
沿つた断面図、第4図は第1図の側面図、第5図
は本考案の他の実施例を示す平面図、第6図は従
来の足掛具を示す平面図である。 3……足掛具、4……脚部、5……外方折曲
部、6……足踏部、7……マンホール内壁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. マンホール内壁に取り付けられる互いに平行な
    二本の脚部と、その先端に連接され該二本の脚部
    が互いに離反する側に折れ曲がる外方折曲部と、
    該二本の外方折曲部間に連接され前記脚部が取り
    付けられる前記マンホール内壁側に湾曲する足踏
    部とからなるマンホール用足掛具。
JP11411885U 1985-07-25 1985-07-25 Expired JPH03430Y2 (ja)

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JP11411885U JPH03430Y2 (ja) 1985-07-25 1985-07-25

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JP11411885U JPH03430Y2 (ja) 1985-07-25 1985-07-25

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2743315B2 (ja) * 1995-05-22 1998-04-22 三山工業株式会社 マンホール用梯子
JP2668662B2 (ja) * 1995-05-22 1997-10-27 三山工業株式会社 マンホ―ル等用足掛具
JP5427548B2 (ja) * 2009-10-23 2014-02-26 積水化学工業株式会社 螺旋案内路付き縦管

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JPS6226452U (ja) 1987-02-18

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