JPH0648028Y2 - 階 段 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】

本考案は階段に関する。

【従来の技術】

従来の階段として以下の如きものは知られている。即
ち、複数の踏板と、踏板の上方に位置する手摺と、踏板
と手摺とに渡された、上下方向に長い棒状の手摺子とを
有しているものは知られている。

【従来技術の欠点】

前記従来の階段には以下の如き欠点があった。即ち、従
来の階段は、手摺子が単なる棒状であったため、意匠的
に面白くなく、また、強度の点においてもやや問題があ
った。

【前記欠点を解消するための手段】

本考案は前記欠点を解消するために以下の如き手段を採
用した。 本考案は、複数の踏板と、踏板の上方に位置する手摺
と、踏板と手摺とに渡された手摺子とを有しており、前
記手摺子が、踏板と手摺とに渡る上下方向に長い棒状の
本体と、この本体の高さの途中に連結された、手摺の真
下に位置する装飾補助部材とを有しており、前記装飾補
助部材が、棒状の水平部と、この棒状の水平部の端に本
体と平行となるようにして垂下状に設けられていて本体
が取り付けられた踏板の下側の踏板に取り付けられた棒
状の垂下部とを有しているものである。

【考案の作用】

本考案は以下の如き作用をなすものである。 装飾補助部材が手摺子の本体に設けられているので、階
段を意匠的に面白く、且つ強度の点においても優れたも
のとすることが出来る。

【実施例】

以下に本考案を図面に示す実施例に基づいて説明する。 階段は、複数の踏板５と、踏板５の上方に位置する手摺
４と、踏板５と手摺４とに渡された手摺子３とを有して
おり、前記手摺子３が、踏板５と手摺４とに渡る上下方
向に長い棒状の本体１と、この本体１の高さの途中に連
結された、手摺４の真下に位置する装飾補助部材２とを
有しており、前記装飾補助部材２が、棒状の水平部2a
と、この棒状の水平部ａの端に本体１と平行となるよう
にして垂下状に設けられていて本体１が取り付けられた
踏板５の下側の踏板５に取り付けられた棒状の垂下部2b
とを有している。 なお、手摺子３の本体１の上下端及び垂下部2bの下端に
ダボが形成されており、これらダボが踏板５の凹所・手
摺４の凹所に嵌め入れられている。

【考案の効果】

本考案は前記した如き構成によって以下の如き効果を奏
するものである。 水平部と垂下部と有する装飾補助部材が手摺子の本体
に設けられているので、階段を意匠的に面白く、且つ、
強度の点においても優れたものとすることが出来る。 水平部と垂下部と有する装飾補助部材が手摺の真下に
位置するものであるから、即ち、装飾補助部材が歩行空
間側にはみ出さないので、装飾補助部材が歩行の邪魔と
なることもない。

【図面の簡単な説明】

図面は本考案の実施例を示すものであって、第１図は手
摺子の斜視図、第２図は実施例の側面略図である。 １…手摺子３の本体、２…装飾補助部材、2a…棒状の水
平部、2b…棒状の垂下部、３…手摺子、４…手摺、５…
踏板

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】複数の踏板と、踏板の上方に位置する手摺
   と、踏板と手摺とに渡された手摺子とを有しており、前
   記手摺子が、踏板と手摺とに渡る上下方向に長い棒状の
   本体と、この本体の高さの途中に連結された、手摺の真
   下に位置する装飾補助部材とを有しており、前記装飾補
   助部材が、棒状の水平部と、この棒状の水平部の端に本
   体と平行となるようにして垂下状に設けられていて本体
   が取り付けられた踏板の下側の踏板に取り付けられた棒
   状の垂下部とを有している階段。